JP2016085145A - 地表変化推定装置及び地表変化推定プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】地表変化推定部は、数値標高モデルDEMと数値表層モデルDSMとを測定間隔をあけてそれぞれ測定したときに、数値標高モデルDEMの差分値と数値表層モデルDSMの差分値とに基づいて地表の変化を推定する。地表変化推定部は、数値標高モデルDEMの差分値及び数値表層モデルDSMの差分値が判定基準Th11〜Th14の範囲内であるか否かを判定する。地表変化推定部は、数値標高モデルDEMの差分値及び数値表層モデルDSMの差分値が、判定基準Th11の範囲内であるときには堆積状態に変化したと推定し、判定基準Th12の範囲内であるときには斜面崩壊状態に変化したと推定し、判定基準Th13の範囲内であるときには植生成長状態に変化したと推定し、判定基準Th14の範囲内であるときには植生伐採状態に変化したと推定する。
【選択図】図6
Description
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図3、図4、図6及び図8に示すように、地表(G)の変化を推定する地表変化推定装置であって、前記地表の標高を数値によって示す数値標高モデル(DEM)の複数の測定時期(T1,…,TN)における測定値(DE1,…,DEN)と、前記地表上の被覆物(M)の高さを含む標高を数値によって示す数値表層モデル(DSM)の複数の測定時期(T1,…,TN)における測定値(DS1,…,DSN)とに基づいて、この地表の変化を推定する地表変化推定部(2g)を備えることを特徴とする地表変化推定装置(2)である。
以下、図面を参照して、この発明の第1実施形態について詳しく説明する。
図1に示す地表Gは、地球の表面である。地表Gは、例えば、図1に示すような斜面の地盤面である。被覆物Mは、地表G上を覆う物体であり、この地表G上の構造物又は樹木などの土地被覆物である。図1及び図2に示す測量装置1は、地表Gの座標を測定する装置である。測量装置1は、例えば、図1に示すように、航空機Aに搭載したレーザ測距装置であり、航空レーザ測量によって地表G上の各測定点の座標(緯度x、経度y及び高度z)を三次元で計測する。測量装置1は、図2に示すように、距離測定部1aと、位置検出部1bと、測量データ演算部1cと、測量データ記憶部1dと、測量データ出力部1eと、制御部1fなどを備えている。
以下では、図3に示す制御部2kの動作を中心に説明する。
図7に示すステップ(以下、Sという)100において、プログラム記憶部2jから地表変化推定プログラムを制御部2kが読み込む。図3に示す地表変化推定装置2の電源がONするとプログラム記憶部2jから地表変化推定プログラムを制御部2kが読み出して、一連の地表変化推定処理を制御部2kが実行する。
(1) この第1実施形態では、数値標高モデルDEMの複数の測定時期T1,…,TNにおける測定値DE1,…,DENと、数値表層モデルDSMの複数の測定時期T1,…,TNにおける測定値DS1,…,DSNとに基づいて、この地表Gの変化を地表変化推定部2gが推定する。このため、例えば、複数の測定時期T1,…,TNに広域的に取得された航空レーザ測量による測量データなどの地形情報を用いて、広域的に地表面の変化を推定することができる。また、推定される地表面の変化を踏まえて、既存の方法により斜面崩壊などに関する危険度を評価することによって、より精度よく危険斜面などを抽出することができる。
以下では、図1〜図6に示す部分と同一の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図17に示す地表変化推定装置2は、図3に示す地表変化推定装置2とは異なり、数値表層モデル差分演算部2dを備えていないが、数値樹冠モデル演算部2mと数値樹冠モデル差分演算部2nなどを備えている。
以下では、図7に示すステップと対応するステップについては、同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
図22に示すS131において、数値樹冠モデルDCMの測定値DCiの演算を数値樹冠モデル演算部2mに制御部2kが指令する。数値標高モデルデータ及び数値表層モデルデータを測量データ記憶部2bから読み出して、数値標高モデルデータ及び数値表層モデルデータを数値樹冠モデル演算部2mに制御部2kが出力する。その結果、数値表層モデルDSMの測定値DSiから数値標高モデルDEMの測定値DEiを数値樹冠モデル演算部2mが減算して、数値樹冠モデルDCMの測定値DCiを数値樹冠モデル演算部2mが演算する。数値樹冠モデルDCMの測定値DCiを数値樹冠モデルデータとして数値樹冠モデル演算部2mが制御部2kに出力する。
(1) この第2実施形態では、数値標高モデルDEMの複数の測定時期T1,…,TNにおける測定値DE1,…,DENと数値樹冠モデルDCMの複数の測定時期T1,…,TNにおける測定値DC1,…,DCNとに基づいて、地表Gの変化を地表変化推定部2gが推定する。このため、例えば、複数の測定時期T1,…,TNに広域的に取得された航空レーザ測量による測量データなどの地形情報を用いて、広域的に地表面の変化を推定することができる。また、推定される地表面の変化を踏まえて、既存の方法により斜面崩壊などに関する危険度を評価することによって、より精度よく危険斜面などを抽出することができる。
図23に示す地表変化推定装置2は、図3に示す地表変化推定装置2とは異なり、数値標高モデル差分演算部2cを備えていないが、数値樹冠モデル演算部2mと、数値樹冠モデル差分演算部2nなどを備えている。
図26に示すS140において、差分データ記憶部2eに差分データの記憶を制御部2kが指令する。数値表層モデル差分データ及び数値樹冠モデル差分データを差分データ記憶部2eに制御部2kが出力すると、図24に示すように数値表層モデルDSMの差分値ΔDS1,…,ΔDSN-1及び数値樹冠モデルDCMの差分値ΔDC1,…,ΔDCN-1を測定間隔ΔT1,…,ΔTN-1毎に差分データ記憶部2eが記憶する。
(1) この第3実施形態では、数値表層モデルDSMの複数の測定時期T1,…,TNにおける測定値DS1,…,DSNと数値樹冠モデルDCMの複数の測定時期T1,…,TNにおける測定値DC1,…,DCNとに基づいて、地表Gの変化を地表変化推定部2gが推定する。このため、例えば、複数の測定時期T1,…,TNに広域的に取得された航空レーザ測量による測量データなどの地形情報を用いて、広域的に地表面の変化を推定することができる。また、推定される地表面の変化を踏まえて、既存の方法により斜面崩壊などに関する危険度を評価することによって、より精度よく危険斜面などを抽出することができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、地表Gが斜面の地盤面であり、この斜面の崩壊、堆積、植生成長及び植生伐採を推定する場合を例に挙げて説明したが、このような地表面の変化を推定する場合に限定するものではない。例えば、都市開発による地表の変化、震災又は戦災による地表の変化などを推定する場合についても、この発明を適用することができる。また、この実施形態では、数値標高モデルDEMと数値表層モデルDSMとの組み合わせ、数値標高モデルDEMと数値樹冠モデルDCMとの組み合わせ、及び数値表層モデルDSMと数値樹冠モデルDCMとの組み合わせによって、地表Gの変化を推定する場合を例に挙げて説明したが、このような組み合わせに限定するものではない。例えば、数値標高モデルDEMと数値表層モデルDSMと数値樹冠モデルDCMとの組み合わせによって、地表Gの変化を推定する場合についても、この発明を適用することができる。さらに、この実施形態では、航空レーザ測量データを使用して地表Gの変化を推定する場合を例に挙げて説明したが、人工衛星による測量データを使用して地表Gの変化を推定する場合についても、この発明を適用することができる。
1a 距離測定部
1b 位置検出部
1c 測量データ演算部
1d 測量データ記憶部
1e 測量データ出力部
1f 制御部
2 地表変化推定装置
2a 測量データ入力部
2b 測量データ記憶部
2c 数値標高モデル差分演算部
2d 数値表層モデル差分演算部
2e 差分データ記憶部
2f 判定基準データ記憶部
2g 地表変化推定部
2h 地表変化推定データ記憶部
2i 表示部
2j プログラム記憶部
2k 制御部
2m 数値樹冠モデル演算部
2n 数値樹冠モデル差分演算部
G 地表
M 被覆物
A 航空機
L1 レーザ光
L2 反射レーザ光
DEM 数値標高モデル
DSM 擦値表層モデル
DCM 数値樹冠モデル
P1,…,PM 測定点
T1,…,TN 測定時期
ΔT1,…,ΔTN-1 測定間隔
DE1,…,DEN 数値標高モデルの測定値
DS1,…,DSN 数値表層モデルの測定値
DC1,…,DCN 数値樹冠モデルの測定値
ΔDE1,…,ΔDEN-1 数値標高モデルの差分値
ΔDS1,…,ΔDSN-1 数値表層モデルの差分値
ΔDC1,…,ΔDCN-1 数値樹冠モデルの差分値
Th11〜Th14,Th21〜Th24,Th31〜Th34 判定基準
Claims (36)
- 地表の変化を推定する地表変化推定装置であって、
前記地表の標高を数値によって示す数値標高モデルの複数の測定時期における測定値と、前記地表上の被覆物の高さを含む標高を数値によって示す数値表層モデルの複数の測定時期における測定値とに基づいて、この地表の変化を推定する地表変化推定部を備えること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項1に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値標高モデルと前記数値表層モデルとを所定の測定間隔をあけてそれぞれ測定したときに、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値表層モデルの測定値の差分値とに基づいて前記地表の変化を推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項2に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値表層モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が堆積状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値表層モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が斜面崩壊状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値表層モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生成長状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値表層モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生伐採状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 地表の変化を推定する地表変化推定装置であって、
前記地表の標高を数値によって示す数値標高モデルの複数の測定時期における測定値と、前記地表上の被覆物の高さを数値によって示す数値樹冠モデルの複数の測定時期における測定値とに基づいて、この地表の変化を推定する地表変化推定部を備えること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項7に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値標高モデルと前記数値樹冠モデルとを所定の測定間隔をあけてそれぞれ測定したときに、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とに基づいて前記地表の変化を推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項8に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が堆積状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項8又は請求項9に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が斜面崩壊状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項8から請求項10までのいずれか1項に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生成長状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項8から請求項11までのいずれか1項に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生伐採状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 地表の変化を推定する地表変化推定装置であって、
前記地表上の被覆物の高さを含む標高を数値によって示す数値表層モデルの複数の測定時期における測定値と、前記地表上の被覆物の高さを数値によって示す数値樹冠モデルの複数の測定時期における測定値とに基づいて、この地表の変化を推定する地表変化推定部を備えること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項13に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値表層モデルと前記数値樹冠モデルとを所定の測定間隔をあけてそれぞれ測定したときに、前記数値表層モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とに基づいて前記地表の変化を推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項14に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値表層モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が堆積状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項14又は請求項15に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値表層モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が斜面崩壊状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項14から請求項16までのいずれか1項に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値表層モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生成長状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 請求項14から請求項17までのいずれか1項に記載の地表変化推定装置において、
前記地表変化推定部は、前記数値表層モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生伐採状態に変化したと推定すること、
を特徴とする地表変化推定装置。 - 地表の変化を推定する地表変化推定プログラムであって、
前記地表の標高を数値によって示す数値標高モデルの複数の測定時期における測定値と、前記地表上の被覆物の高さを含む標高を数値によって示す数値表層モデルの複数の測定時期における測定値とに基づいて、この地表の変化を推定する地表変化推定手順をコンピュータに実行させること、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項19に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値標高モデルと前記数値表層モデルとを所定の測定間隔をあけてそれぞれ測定したときに、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値表層モデルの測定値の差分値とに基づいて前記地表の変化を推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項20に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値表層モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が堆積状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項20又は請求項21に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値表層モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が斜面崩壊状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項20から請求項22までのいずれか1項に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値表層モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生成長状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項20から請求項23までのいずれか1項に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値表層モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生伐採状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 地表の変化を推定する地表変化推定プログラムであって、
前記地表の標高を数値によって示す数値標高モデルの複数の測定時期における測定値と、前記地表上の被覆物の高さを数値によって示す数値樹冠モデルの複数の測定時期における測定値とに基づいて、この地表の変化を推定する地表変化推定手順をコンピュータに実行させること、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項25に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値標高モデルと前記数値樹冠モデルとを所定の測定間隔をあけてそれぞれ測定したときに、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とに基づいて前記地表の変化を推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項26に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が堆積状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項26又は請求項27に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が斜面崩壊状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項26から請求項28までのいずれか1項に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生成長状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項26から請求項29までのいずれか1項に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値標高モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生伐採状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 地表の変化を推定する地表変化推定プログラムであって、
前記地表上の被覆物の高さを含む標高を数値によって示す数値表層モデルの複数の測定時期における測定値と、前記地表上の被覆物の高さを数値によって示す数値樹冠モデルの複数の測定時期における測定値とに基づいて、この地表の変化を推定する地表変化推定手順をコンピュータに実行させること、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項31に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値表層モデルと前記数値樹冠モデルとを所定の測定間隔をあけてそれぞれ測定したときに、前記数値表層モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とに基づいて前記地表の変化を推定すること、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項32に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値表層モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が堆積状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項32又は請求項33に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値表層モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が斜面崩壊状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項32から請求項34までのいずれか1項に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値表層モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生成長状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。 - 請求項32から請求項35までのいずれか1項に記載の地表変化推定プログラムにおいて、
前記地表変化推定手順は、前記数値表層モデルの測定値の差分値と前記数値樹冠モデルの測定値の差分値とが所定の判定基準の範囲内であるときには、前記複数の測定時期の間に前記地表が植生伐採状態に変化したと推定する手順を含むこと、
を特徴とする地表変化推定プログラム。
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