JP2016085069A - 用紙位置検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】検出パターンの形状的特徴等を利用した手法で動作速度の遅いセンサの検出信号を処理し、用紙の搬送方向位置を精密に検出する用紙位置検出装置を提供する。【解決手段】用紙Pには、主走査方向Mに関する長さが用紙搬送方向Fの上流から下流に向けて短くなる検出パターン10aがある。イメージセンサがこれを検出し、主走査方向のデータ(長さy)を含む検出信号を出力する。制御手段は、検出信号と、搬送速度vと、パターンの頂角の半分θと、撮像時間tを用いて検出パターンの頂点Vの位置xを算出し、裏面の画像形成位置を修正して表面の画像に適合させる。【選択図】図4
Description
本発明は、搬送される用紙に形成された検出パターンを検出することにより、当該用紙の位置を特定する用紙位置検出装置に係り、特に、検出パターンの形状等を工夫することにより、比較的動作速度の遅いセンサを用いても検出パターンの位置を高分解能で特定して用紙の位置を精密に検出できる用紙位置検出装置に関するものである。
下記特許文献1には、ロール紙の余白に位置合わせ用のマークを印刷し、これを基にして表裏の印刷位置合わせを行う両面印刷装置等の発明が開示されている。この文献によれば、一般に2台のプリンタを用いて長尺用紙の両面に各々印刷を行なう両面印刷装置では、長い間印刷を継続すると両プリンタの紙送り精度の誤差が蓄積され、表側の面に印刷されたイメージと裏面に印刷すべきイメージとの間で位置のズレが生じる場合があると説明されている。このような課題を解決するため、この発明では、同文献の図4(a)に示すように、第1のプリンタでは、肉眼で視認することが不可能なマーク93を一定間隔で印刷用紙の表側の面に付し、また同図4(b)に示すように、第2のプリンタでは、このマーク93を読み取り、その位置を基準として印刷開始位置の頭出しを行ない、用紙の裏面に印刷を実行することにより、第1及び第2のプリンタの紙送り精度の誤差の累積によるズレを解消させることができるものとされている。ここで、第2のプリンタでは、センサ100がマーク93を読み取ることになっているが、このセンサ100に替えて紙端検出手段としてのフォトリフレクタ等のセンサを設け、用紙の先端を検出するようにしてもよいとの記載もある。
例えば、画像形成手段としてインクジェットヘッドを備えたインクジェット印刷装置(IJ印刷装置)のような従来の通常の画像形成装置では、用紙搬送方向に直交する用紙の幅方向(主走査方向と称する。)に関する用紙の位置ずれを検出する手段として、主走査方向の全体をカバーしうるサイズのイメージセンサを備えている場合がある。一般に、このように主走査方向の画像形成位置合わせに用いられているイメージセンサは、例えば数千個といった多数のCCDやCMOS等の撮像素子を主走査方向に平行に並べた構成を有しており、所定の用紙搬送速度で搬送されている用紙に対して全撮像素子を一度に作動させることにより、その間に搬送されている用紙の所定範囲ごとに画像情報を取得することができるというものである。
この種のイメージセンサは、多数の撮像素子からそれぞれ送られてくる画像信号をシリアルに出力する簡単な構成とされており、画像形成装置において広く採用されているが、同時に画像情報の処理に時間がかかるという課題も抱えている。多数の撮像素子ごとに出力信号を並列に出力できるように外部装置と接続して動作速度を向上させることも考えられるが、これでは低価格というメリットがなくなってしまうため、搬送中に用紙の主走査方向の画像形成位置合わせに用いるセンサとしては、係る高コストの構造を採用することは考えられない。
ところで、前述した上記特許文献1の発明のような両面印刷装置において、この種のイメージセンサが主走査方向の検出用として既に設けられており、このセンサを印刷用紙に付したマークを読み取る第2のプリンタのセンサとしても流用できれば、新たに専用のセンサを別途に設ける必要がなくなり、システムの簡素化、低価格化が期待できる。
しかしながら、上記特許文献1に開示された両面印刷装置の発明によれば、印刷用紙の搬送が高速である場合には、第1のプリンタで印刷用紙に付したマークを読み取る第2のプリンタのセンサには高速の読取動作が必要となる。ところが、前述したイメージセンサは、先に述べたように、多数の撮像素子が出力する画像信号をシリアルに出力する構成であるため、用紙搬送方向に関する用紙の位置を高精度で検出する高速動作可能なセンサとしては使用することが困難である。
本発明は、このような従来の技術及びその課題に鑑みてなされたものであり、搬送される用紙に形成された検出パターンを検出することにより、当該用紙の位置を特定する用紙位置検出装置において、比較的動作速度の遅いセンサを用いても、検出パターンの形状的特徴等を利用したアルゴリズムで当該センサの検出信号を処理することにより、用紙の位置を精密に検出することができる用紙位置検出装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載された用紙位置検出装置は、
所定の用紙搬送方向に沿って搬送される用紙の位置を検出する用紙位置検出装置において、
用紙搬送方向に直交する主走査方向に関する長さが前記用紙搬送方向の上流から下流に向けて短くなるような図形を含む検出パターンを用紙の上に検出して少なくとも主走査方向のデータを含む検出信号を出力する検出手段と、
少なくとも前記検出手段が出力した前記検出信号を用いて、用紙搬送方向に関して最も下流にある前記検出パターンの一部分の位置を算出する制御手段と、
を具備することを特徴としている。
所定の用紙搬送方向に沿って搬送される用紙の位置を検出する用紙位置検出装置において、
用紙搬送方向に直交する主走査方向に関する長さが前記用紙搬送方向の上流から下流に向けて短くなるような図形を含む検出パターンを用紙の上に検出して少なくとも主走査方向のデータを含む検出信号を出力する検出手段と、
少なくとも前記検出手段が出力した前記検出信号を用いて、用紙搬送方向に関して最も下流にある前記検出パターンの一部分の位置を算出する制御手段と、
を具備することを特徴としている。
請求項2に記載された用紙位置検出装置は、請求項1記載の用紙位置検出装置において、
前記制御手段が、
前記検出手段が出力した前記検出信号に含まれる主走査方向のデータと、
用紙の搬送速度と、
前記検出手段が前記検出パターンを検出する時間と、
前記検出パターンの形状に関するデータとを用いて、
前記検出パターンの一部分の位置を算出することを特徴としている。
前記制御手段が、
前記検出手段が出力した前記検出信号に含まれる主走査方向のデータと、
用紙の搬送速度と、
前記検出手段が前記検出パターンを検出する時間と、
前記検出パターンの形状に関するデータとを用いて、
前記検出パターンの一部分の位置を算出することを特徴としている。
請求項1に記載された用紙位置検出装置によれば、検出手段は、所定の搬送速度で搬送されている用紙の検出パターンを検出して検出信号を出力する。この検出パターンは、用紙の幅方向に関する長さ、すなわち用紙の主走査方向に関する長さが、用紙搬送方向の上流から下流に向けて短くなるような図形であるか、又は係る図形を含むような図形とされている。そして、検出手段が当該検知パターンを検出している間、用紙は所定の搬送速度で搬送されている。このため、検出手段が出力する検出信号は、検出パターンの主走査方向の長さの変化に関する情報(主走査方向のデータ)を含んでいる。従って、制御手段は、この検出信号を利用することにより、用紙搬送方向に関して最も下流にある検出パターンの一部分の位置を高分解能で特定し、用紙の位置を精密に検出することができる。
請求項2に記載された用紙位置検出装置によれば、制御手段は、検出手段が出力した検出信号に含まれる主走査方向のデータを利用するとともに、用紙の搬送速度と、検出手段が検出パターンを検出している時間と、検出パターンの形状に関するデータを併せ利用すれば、検出パターンの一部分の位置を精密に算出することができる。
1.実施形態の画像形成装置の構成について(図1〜図3)
図1に示す本実施形態の画像形成装置1は、連続帯状の用紙を巻回してなるロール紙を展開、搬送し、その両面に画像を形成する両面印刷装置である。そして、その一構成部分として用紙搬送方向Fに関する用紙Pの位置を精密に検出する用紙位置検出装置を備えており、この用紙位置検出装置が検出した用紙Pの位置に基づいて画像形成位置を制御することにより、表裏面にそれぞれ形成される画像の位置合わせを精密に行うことを特徴とするものである。
図1に示す本実施形態の画像形成装置1は、連続帯状の用紙を巻回してなるロール紙を展開、搬送し、その両面に画像を形成する両面印刷装置である。そして、その一構成部分として用紙搬送方向Fに関する用紙Pの位置を精密に検出する用紙位置検出装置を備えており、この用紙位置検出装置が検出した用紙Pの位置に基づいて画像形成位置を制御することにより、表裏面にそれぞれ形成される画像の位置合わせを精密に行うことを特徴とするものである。
図1には示さないロール紙から展開された連続帯状の用紙Pの下面には、図示しない第1の画像形成手段である第1インクジェットヘッド(第1IJヘッド)により、必要な画像が形成されるとともに、その印面外の部分に後述する所定形状の検出パターンも印刷される。
図1に示すように、下面側に必要な画像と検出パターンが印刷された用紙Pは、搬送手段である複数個の搬送ローラ2により、所定の用紙搬送方向Fに沿って、所定の搬送速度vで搬送される。搬送ローラ2の一部は駆動手段であるモータMTに連動連結された駆動ローラであり、その他の搬送ローラ2は従動ローラである。
図1中、上側に位置する用紙Pの上面に対面するように、第2の画像形成手段としての第2インクジェットヘッド3(第2IJヘッド3)が下向きで配置されており、搬送されてきた用紙の上面に任意の画像を形成できるようになっている。
図1に示すように、用紙搬送方向Fについて、第2IJヘッド3の上流側には、用紙Pの下面に対面するように、検出手段としてのイメージセンサ4が上向きで配置されており、その上流において第1IJヘッドで用紙の下面に印刷された検出パターンを検出し、第2IJヘッド3による画像形成位置を制御するための検出信号を出力できるようになっている。
このイメージセンサ4は、例えば数千個といった多数のCCDやCMOS等の撮像素子を、用紙搬送方向Fと直交する用紙の幅方向に平行な主走査方向Mに沿って並べたものである。そして、用紙搬送速度vで搬送されている用紙Pに対して所定の撮像時間tで全撮像素子を一度に作動させることにより、その間に搬送されている用紙Pの所定範囲の面積について画像情報を取得することができる。なお、この1回の撮像による所定範囲の面積は、詳細は後述するが、用紙搬送方向Fの長さvtと用紙の幅W(図2参照)の積によって求められる。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、制御手段5を備えている。この制御手段5は、少なくとも第1IJヘッド及び第2IJヘッド3と、イメージセンサ4を含む各種センサ類と、搬送ローラ2のモータMT、さらに入力手段及び表示手段を兼ねた図示しない操作パネル等に接続されている。制御手段5は、予め格納された画像形成プログラムや駆動データ、さらに操作パネルから入力された画像形成指令や外部PC等から入力された画像データ等に応じ、イメージセンサ4を含む各種センサからの信号を利用しつつ、接続されている装置各部を統括的に制御して画像の形成を実行させることができる。
なお、前記イメージセンサ4は、多数の撮像素子からそれぞれ送られてくる画像信号をシリアルに出力する簡単な構成とされており、そのために価格も安く、従来の画像形成装置では用紙の幅方向の位置検出用として広く採用されている。しかし、同時に画像情報のシリアル処理に時間がかかるという課題も抱えているが、後述するように、本実施形態では、特殊な形状等の検出パターンを検出したイメージセンサ4の検出信号等に基づき、特殊なデータ処理手法により、用紙搬送方向Fについての用紙Pの位置を精密に検出するセンサとして応用している。すなわち、用紙Pの幅方向の位置検出用である既設のイメージセンサを、本実施形態では、用紙搬送方向Fの精密な位置検出に応用している。
なお、以上の説明から分かるように、用紙Pについて上面、下面という表現は相対的なものであり、実施形態では先に画像を形成される側の面を下面と称しており、後に画像を形成される側の面を上面と称している。また、第2IJヘッド3で画像形成された用紙Pは、図1には示さないが、搬送ローラ2の駆動により下流に送られ、図示しない用紙排出部や用紙後処理装置等に送り込まれる。
図2は、実施形態の画像形成装置1において、画像と検出パターンが形成されて所定の用紙搬送方向Fに搬送されていく用紙Pの下面側を見た底面図である。用紙搬送方向Fに移動していく用紙Pの下面には、所定間隔で設けられた画像形成領域(印面)に必要な画像Aが第1IJヘッドにより形成されており、また隣接する画像形成領域Eと画像形成領域の間の余白領域Bには、検出パターンが第1IJヘッドにより形成されている。
図2に示すように、本実施形態において用紙Pに形成される検出パターン10は、用紙搬送方向Fに直交する主走査方向Mに関する長さが、用紙搬送方向Fの上流から下流に向けて短くなるような図形を含む検出パターンである。図2では、このような形状の一例として、用紙搬送方向Fの上流側に底辺があり、下流側に頂点Vを向けた三角形(二等辺三角形)の検出パターン10aを示した。
図3は、本実施形態の画像形成装置1において、用紙Pに形成される検出パターン10の形状例を用紙搬送方向F及び主走査方向Mとともに例示した図である。図中左側の三角形(検出パターン10a)は、図2と同様の二等辺三角形である。その他、図中中央に示すような直角三角形(検出パターン10b)や、図中右側の平行四辺形(検出パターン10c)も、本実施形態において検出パターン10として利用できる。
このような形状の検出パターン10をイメージセンサ4によって検出することにより、用紙搬送方向Fについての用紙Pの位置を精密に検出する手法について、以下に説明する。
このような形状の検出パターン10をイメージセンサ4によって検出することにより、用紙搬送方向Fについての用紙Pの位置を精密に検出する手法について、以下に説明する。
2.二等辺三角形の検出パターン10aによる用紙P位置検出について(図4)
二等辺三角形の検出パターン10aをイメージセンサ4で読み取って用紙Pの位置を検出する手法について、図4を参照して説明する。以下の手法において、イメージセンサ4の制御、イメージセンサ4から得られた検出信号を用いた演算処理、演算結果を用いた各部の制御は、制御手段5により行われる。
二等辺三角形の検出パターン10aをイメージセンサ4で読み取って用紙Pの位置を検出する手法について、図4を参照して説明する。以下の手法において、イメージセンサ4の制御、イメージセンサ4から得られた検出信号を用いた演算処理、演算結果を用いた各部の制御は、制御手段5により行われる。
図4(a)に示すように、用紙Pは用紙搬送方向Fに沿って用紙搬送速度vで搬送されている。イメージセンサ4は、この用紙搬送速度vで搬送されている用紙Pを撮像時間tで連続的に撮像する。その結果、例えば図4(a)に示すように、検出パターン10aの付近では、用紙搬送方向Fに関する長さvtの各撮像範囲(1)〜(4)にある検出パターン10aを、それぞれ1回の操作で撮像し、各撮像範囲(1)〜(4)について画像情報をそれぞれ取得することができる。なお、この図4(a)では、検出パターン10a付近のみを図示している。
図4(b)は、イメージセンサ4が各撮像範囲(1)〜(4)について取得した画像情報を示す。図4(b)の各グラフにおいて、横軸は主走査方向Mに並んだイメージセンサ4の各撮像素子(ピクセル)の位置を示しており、縦軸は黒を示す0から白を示す255までのアナログ値で表すイメージセンサ4の出力を示している。図4(b)に示すように、イメージセンサ4は、各撮像範囲(1)〜(4)に含まれる検出パターン10aの形状に対応した検出信号を出力している。
この例では、検出パターン10aの形状が二等辺三角形であり、かつ用紙搬送方向Fについて下流側に頂点Vを向けるとともに底辺が主走査方向Mに平行な配置となっている。このような形状又は配置の検出パターン10aを用いて用紙Pの位置(又は画像の位置)を精密に検出するため、この二等辺三角形の頂点Vの位置を特定する。そして、当該頂点Vの位置は、用紙搬送速度vとイメージセンサ4の撮像時間tで決まる各撮像範囲(1)〜(4)の境界線Lのうち、検出パターン10aと交差しておらず、かつ最も当該頂点Vに近い位置にある境界線L1から、用紙搬送方向Fに沿って測定した長さxで特定することができる。
図4(a)中に、用紙搬送方向Fについての撮像範囲の長さvtと、検出パターン10aの位置を特定する頂点Vと境界L1の間隔(長さ)xを示す。さらに、二等辺三角形の検出パターン10aの形状を特定する各部の寸法を文字で示す。すなわち、当該二等辺三角形が撮像範囲(2),(3)の境界線Lと交差する主走査方向Mの長さyと、当該二等辺三角形の頂角を2等分した角度θ(すなわち、用紙搬送方向Fに対する検出パターン10aの斜辺の傾き角度)と、当該二等辺三角形の頂角の2等分線が前記長さyの線分に達する長さz(すなわち、前記長さyの線分を底辺とする三角形における当該底辺の垂直二等分線の長さ)を図4(a)中に示す。
以上の各文字で表される数値において、用紙搬送速度v、イメージセンサ4の1回の撮像時間t、検出パターン10aの頂角の半分の角度θは既定値であり、検出パターン10aが撮像範囲(2),(3)の境界線Lと交差する主走査方向Mの長さyはイメージセンサ4の出力(図4(b)の(2))から分かる。これらの値から、制御手段5が以下のようなアルゴリズムで検出パターン10aの頂点Vの位置を特定する長さxを求める。
図4(a)から明らかなように、以下の2式が成り立つ。
x=vt−z … 式1
z=(y/2)/tanθ … 式2
式1に式2を代入すると、
x=vt−(y/2)/tanθ … 式3
x=vt−z … 式1
z=(y/2)/tanθ … 式2
式1に式2を代入すると、
x=vt−(y/2)/tanθ … 式3
制御手段5は、式3に基づいて検出パターン10aの頂点Vの位置xを求め、用紙搬送方向Fに関する用紙Pの精密な位置を特定する。その結果に基づき、制御手段5は第1IJヘッド及びイメージセンサ4の下流側にある第2IJヘッド3の駆動タイミングを調整し、用紙Pの裏面に形成された画像に精密に対応した表側の位置に、第2IJヘッド3で画像を形成させる。従って、第1IJヘッドから第2IJヘッド3に搬送される間に、用紙搬送方向Fに関する用紙Pの位置にずれが生じたとしても、これは修正され、表裏の画像が正確に対応した印刷結果を得ることができる。
しかも、本実施形態によれば、このような優れた効果が、新たに高速動作の高価なセンサを別途設けることなく達成できる。すなわち、従来の画像形成装置では、用紙の幅方向の端部を検出する目的で、比較的、動作速度は遅いが安価なセンサとしてイメージセンサが広く使用されているが、本実施形態では、このイメージセンサを用紙の幅方向の端部を検出する目的以外に流用することにより、多額の追加費用をかけることなく、実用上重要な新たな効果を達成することができた。
3.平行四辺形の検出パターン10cによる用紙位置検出について(図5〜図8)
平行四辺形の検出パターン10cをイメージセンサ4で読み取って用紙Pの位置を検出する手法について、図5〜図8を参照して説明する。以下の手法において、イメージセンサ4の制御、イメージセンサ4から得られた検出信号を用いた演算処理、演算結果を用いた各部の制御は、制御手段5により行われる。
平行四辺形の検出パターン10cをイメージセンサ4で読み取って用紙Pの位置を検出する手法について、図5〜図8を参照して説明する。以下の手法において、イメージセンサ4の制御、イメージセンサ4から得られた検出信号を用いた演算処理、演算結果を用いた各部の制御は、制御手段5により行われる。
図5(a)に示すように、用紙Pは用紙搬送方向Fに沿って用紙搬送速度vで搬送されている。イメージセンサ4は、この用紙搬送速度vで搬送されている用紙Pを撮像時間tで連続的に撮像する。その結果、例えば図5(a)に示すように、検出パターン10cの付近では、用紙搬送方向Fに関する長さvtの各撮像範囲(1)〜(4)にある画像を、それぞれ1回の操作で撮像し、各撮像範囲(1)〜(4)について画像情報をそれぞれ取得することができる。なお、この図5(a)では、検出パターン10c付近のみを図示しているが、イメージセンサ4は用紙搬送方向Fと直交する主走査方向Mについて用紙Pの全幅にわたる長さで並んだ多数の撮像素子を有しており、用紙Pの全幅にわたり、用紙搬送方向Fについて長さvtの範囲にある画像を、1回の操作で撮像することができる。
図5(b)は、イメージセンサ4が各撮像範囲(1)〜(4)について取得した画像情報を示す。図5(b)の各グラフにおいて、横軸は主走査方向Mに並んだイメージセンサ4の各撮像素子(ピクセル)の位置を示しており、縦軸は黒を示す0から白を示す255までのアナログ値で表すイメージセンサ4の出力を示している。図5(b)に示すように、イメージセンサ4は、各撮像範囲(1)〜(4)に含まれる検出パターン10cの形状に対応した検出信号を出力している。
この例では、検出パターン10cの形状が平行四辺形であり、かつ、その一方の対辺が主走査方向Mに平行(従って用紙搬送方向Fに対して直交)であり、他方の対辺が用紙搬送方向Fに対して傾斜した(従って主走査方向Mに対しても傾斜した)配置となっている。このような形状又は配置の検出パターン10cを用いて、用紙Pの位置(又は画像の位置)を精密に検出するため、主走査方向Mに平行な一方の対辺のうち、用紙搬送方向Fについて下流側の辺の位置を特定する。そして、当該辺の位置は、用紙搬送速度vとイメージセンサ4の撮像時間tで決まる各撮像範囲(1)〜(4)の境界線Lのうち、検出パターン10cと交差しておらず、かつ最も当該辺に近い位置にある境界線L1から、用紙搬送方向Fに沿って測定した長さxで特定することができる。図5(a)中に、各撮像範囲(1)〜(4)の用紙搬送方向Fについての長さvtと、検出パターン10cの位置を特定する上方の辺と境界L1の間隔(長さ)xを示す。
図6は、図5(a)に示す撮像範囲(2)の検出パターン10cと、図5(b)に示す撮像範囲(2)の検出パターン10cに対応するイメージセンサ4の出力を示したものである。この撮像範囲(2)内において主走査方向Mを通過する検出パターン10cの最大長さ、すなわち検出パターン10cを検出する撮像素子の最大範囲は、図6中に示すようにyとなる。この長さyは、図6(b)に示すように、イメージセンサ4の出力から得られる長さ(測定値)である。
図7は、図6に示した撮像範囲(2)で検出された検出パターン10cの画像を解析し、検出パターン10cの先端を求めるアルゴリズムを説明する第1の図である。図7(a)は図6(a)に対応する図であり、図7(b)は図7(a)中の図形を取り出して拡大して示したものである。これら図7(a)、(b)に示すように、撮像範囲(2)で検出された検出パターン10cを、横縞で示す直角三角形30と、縦縞で示す四辺形40とに分けて考え、各部の寸法を図7(b)に示すような符合で表すものとする。すなわち、横縞で示す直角三角形30の底辺の長さをy’とし、四辺形40の上底の長さをyt とする。ここで、yt は、検出パターン10cの平行四辺形40の辺の長さ(既知)である。また、長さyは、前述したようにイメージセンサ4の出力から得られる長さ(測定値)である。
なお、便宜上、直角三角形30又は四辺形40の用紙搬送方向Fについての高さをzとする。
図7(b)に示す各長さy’、y(測定値)、yt (既知)は、次式の関係にある。
y’=y−yt … 式4
なお、便宜上、直角三角形30又は四辺形40の用紙搬送方向Fについての高さをzとする。
図7(b)に示す各長さy’、y(測定値)、yt (既知)は、次式の関係にある。
y’=y−yt … 式4
図8は、図7で示した直角三角形30に着目して検出パターン10cの先端を求めるアルゴリズムを説明する第2の図である。ここで、検出パターン10cの先端とは、用紙搬送方向Fについての先端であって、直角三角形30の頂点Vである。この頂点Vは、前記平行四辺形40の主走査方向Mに平行な一対の辺のうち、用紙搬送方向Fについて下流側の辺の上に存在する。従って、図6及び図7に示すように、この検出パターン10cの先端である直角三角形30の頂点Vは、撮像範囲(2)の境界線Lのうち検出パターン10cと交差しておらず、かつ最も当該頂点Vに近い位置にある境界線L1との間の長さxで特定される。
ここで、図8に示す用紙搬送速度v、イメージセンサ4の1回の撮像時間t、直角三角形30の頂角θ(すなわち、直角三角形30の斜辺が用紙搬送方向Fに対して傾斜している角度)は既知である。また、直角三角形30の底辺の長さをy’は、前記式4によりy(イメージセンサ4の検出値)及びyt (既知)より演算可能である。これらの各値から、制御手段5が以下のようなアルゴリズムで検出パターン10cに含まれる三角形の頂点Vの位置を特定する長さxを求める。
図7及び図8から明らかなように、以下の2式が成り立つ。
x=vt−z … 式5
z=y’/tanθ … 式6
式5に式6を代入すると、
x=vt−y’/tanθ … 式7
x=vt−z … 式5
z=y’/tanθ … 式6
式5に式6を代入すると、
x=vt−y’/tanθ … 式7
制御手段5は、式7に基づいて検出パターン10c中に含まれる直角三角形30の頂点Vの位置xを求め、用紙搬送方向Fに関する用紙Pの精密な位置を特定する。その結果として、前項で説明した二等辺三角形の検出パターン10aを使用した場合と同様の優れた効果を達成することができた。
4.その他の形状の検出パターン10による用紙位置検出について(図9〜図10)
以上、本実施形態では、検出パターン10として、先端を下流に向けた三角形の検出パターン10a,10bや、用紙搬送方向Fについて所定の配置とした平行四辺形の検出パターン10cを利用することができるが、検出パターン10の形状及び配置等はこれらに限定されるものではない。
以上、本実施形態では、検出パターン10として、先端を下流に向けた三角形の検出パターン10a,10bや、用紙搬送方向Fについて所定の配置とした平行四辺形の検出パターン10cを利用することができるが、検出パターン10の形状及び配置等はこれらに限定されるものではない。
例えば、図9(a)に示すように、直径が用紙搬送方向Fに直交する(すなわち主走査方向Mに平行な)半円形の検出パターン10dや、図9(b)に示すように、用紙搬送方向Fに平行な中心線について対称形状であり、用紙搬送方向Fの下流に向けて主走査方向Mの幅が階段状に狭まっていく階段ピラミッド状の検出パターン10eも、本実施形態で用紙Pに形成する検出パターン10として有効である。要するに、本実施形態で利用可能な検出パターン10としては、前記二等辺三角形の検出パターン10aのように、用紙搬送方向Fに直交する主走査方向Mに関する長さが用紙搬送方向Fの上流から下流に向けて短くなるような形状及び配置であってもよいし、また前記平行四辺形の検出パターン10cのように、前記直角三角形30のような形状及び配置の図形が含まれるようなものでもよい。従って、以上説明した検出パターン10は例示に過ぎず、以上の説明に適合する範囲において異なる形状や配置のパターンも本発明の範囲に含まれる。例えば、短い上底及び長い下底が主走査方向Mに平行であり、上底が用紙搬送方向Fの下流側にあるような台形でもよい。
但し、以上の説明に適合しない形状や配置のパターンは本発明の範囲外である。例えば、図9(c)に示すように、二等辺三角形ではあるが、主走査方向Mに平行な底辺が用紙搬送方向Fの下流側にあり、頂点Vが下流側にあるような形状及び配置(このパターンを逆二等辺三角形50と称する)は、発明の目的を達成することはできない。
図10は、図9(c)に示す逆二等辺三角形50の検出パターンでは、検出パターン中の特定位置を確実には検出できないことを説明する図である。そして、図10(a)は、用紙Pに形成された逆二等辺三角形50の検出パターンをイメージセンサ4で検出する際に、異なる撮像タイミング1、2で検出した場合の各撮像領域において検出される検出パターンの各部分を示す図であり、図10(b)は、同図(a)に示す各撮像領域において、イメージセンサ4が出力する検出信号の波形を示す図である。
図9(c)又は図10(a)に示す逆二等辺三角形50の検出パターンでは用紙Pの位置を精密に検出できないのは、図10に示すように、異なる撮像タイミング1又は2であっても、主走査方向Mについて逆二等辺三角形50を検出する撮像素数(ピクセル)の数が同じになる場合があるためである。すなわち、撮像タイミング1と、撮像タイミング2を比較した場合、本実施形態の手法で主走査方向Mの画素数(y)を計測すると、撮像タイミング1、撮像タイミング2ともに同じ値になる。本実施形態では主走査方向Mの撮像素数(ピクセル)が同数の場合、同じタイミングで撮像したと判断している。このため、撮像タイミング1と撮像タイミング2を区別できず、どちらも同じタイミングで撮像したと誤検知してしまう。このため、前記逆二等辺三角形50の検出パターンは本発明には適さない。
以上説明した実施形態では、イメージセンサ4と制御手段5を有する本発明の用紙位置検出装置を、ロール紙に印刷を行う画像形成装置1に設けた例を説明したが、ロール紙でなく枚葉紙を対象とする画像形成装置にも適用可能であり、さらに、本発明の用紙位置検出装置は必ずしも画像形成装置のみに適用されるものでもなく、用紙を搬送する装置一般において用紙の搬送方向の位置を精密に検出する目的で広く使用することができる。
また、本発明の用紙位置検出装置は、搬送される用紙の位置を搬送方向について精密に検出することを目的としないイメージセンサのようなセンサを用いているにも関わらず、特殊な検出パターン10と特殊な演算アルゴリズムによって、用紙Pの搬送方向に関する位置を精密に特定できることを特徴としているが、安価で搬送方向の検出精度が高くないイメージセンサのようなセンサとしては、他にラインカメラやCCDスキャナー等もあり、これらを用いても同等の効果を得ることができる。
なお、本発明の名称は用紙位置検出装置であるが、用紙に形成された検出パターンの特定位置を検出するとの観点に立てば、同一の技術的思想を、画像位置検出装置又はパターン検出装置という名称で捉えることも可能である。
1…画像形成装置
3…画像形成手段としての第2インクジェットヘッド(第2IJヘッド)
4…検出手段としてのイメージセンサ
5…制御手段
10,10a,10b,10c,10d,10e…検出パターン
30…検出パターン中に含まれる直角三角形
F…用紙搬送方向
P…用紙
M…主走査方向
L…撮像領域の境界
(1)〜(4)…撮像領域
3…画像形成手段としての第2インクジェットヘッド(第2IJヘッド)
4…検出手段としてのイメージセンサ
5…制御手段
10,10a,10b,10c,10d,10e…検出パターン
30…検出パターン中に含まれる直角三角形
F…用紙搬送方向
P…用紙
M…主走査方向
L…撮像領域の境界
(1)〜(4)…撮像領域
Claims (2)
- 所定の用紙搬送方向に沿って搬送される用紙の位置を検出する用紙位置検出装置において、
用紙搬送方向に直交する主走査方向に関する長さが前記用紙搬送方向の上流から下流に向けて短くなるような図形を含む検出パターンを用紙の上に検出して少なくとも主走査方向のデータを含む検出信号を出力する検出手段と、
少なくとも前記検出手段が出力した前記検出信号を用いて、用紙搬送方向に関して最も下流にある前記検出パターンの一部分の位置を算出する制御手段と、
を具備することを特徴とする用紙位置検出装置。 - 前記制御手段は、
前記検出手段が出力した前記検出信号に含まれる主走査方向のデータと、
用紙の搬送速度と、
前記検出手段が前記検出パターンを検出する時間と、
前記検出パターンの形状に関するデータとを用いて、
前記検出パターンの一部分の位置を算出することを特徴とする請求項1記載の用紙位置検出装置。
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