JP2016085018A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷凍室内の温度差を緩和して、冷凍保存している食品の鮮度の劣化を防止できる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫1は、冷凍室5,6を備える冷蔵庫であって、冷凍室5,6には、貯蔵容器5M,6M,6Nが配置されており、貯蔵容器5M,6M,6Nと、貯蔵容器5M,6M,6N内に収容される貯蔵品と、冷凍室5,6内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造であるファン51,52を有する。【選択図】図2
Description
本発明の実施の形態は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫内に食品を貯蔵する場合に、冷蔵庫内で食品に直接冷気を当てることにより、食品を冷凍保存していた。
特許文献1に記載の冷蔵庫では、冷凍食品を最適に保存しながら、冷凍食品の冷凍部の水分の昇華による乾燥を防止している。
特許文献2に記載の冷蔵庫では、冷凍室に収納される貯蔵容器の開口部に、急速蓄冷プレートを配置することで、冷凍食品を最適に保存しながら、冷凍食品の水分が昇華してしまうことを抑制している。
特許文献3に記載の冷蔵庫では、冷凍室の上段冷凍室と下段冷凍室の間に、蓄冷ユニットを設けることで、凍温度帯室の温度変動を抑えるようになっている。
特許文献4に記載の冷蔵庫では、冷凍室の容器のカバーに冷気量を調整するための切替ダンパを備えることで、温度変動を抑制し、温度分布を均一化することで貯蔵食品の凍結状態に応じた冷凍保存が可能である。
特許文献5に記載の冷蔵庫では、冷凍室の容器のカバーを備えることで、温度変動を抑制し、温度分布を均一化することで貯蔵食品の凍結状態に応じた冷凍保存が可能である。
さらに、特許文献6に記載されていように、従来の冷蔵庫は、冷蔵庫の野菜室に、密閉可能な減酸素室を取り付けることができるようにすることで、減酸素室に収納された野菜等の食品が呼吸を行って、二酸化炭素を排出する構造を採用している。
ところで、冷蔵庫内で食品に直接冷気を当てて食品を冷凍保存する場合には、ファンの作動の有無等により、冷凍室内の温度差が生じ、この温度差が要因となって、冷凍やけや酸化といった食品劣化が生じていた。例えば、油の酸化やマグロの変色等の食品変化が生じることがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、冷凍室内の温度差を緩和して、冷凍保存している食品の鮮度の劣化を防止できる冷蔵庫を提供することにある。
本発明の実施の形態の冷蔵庫は、冷凍室を備える冷蔵庫であって、前記冷凍室には、貯蔵容器が配置されており、前記貯蔵容器と、前記貯蔵容器内に収容される貯蔵品と、前記冷凍室内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造を有する。
以下、図面を用いて、本発明の実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係わる冷蔵庫の全体を示す正面図である。図2は、図1に示す冷蔵庫1の縦方向の断面図である。
図1は、本発明の第1実施形態に係わる冷蔵庫の全体を示す正面図である。図2は、図1に示す冷蔵庫1の縦方向の断面図である。
図1と図2に示す冷蔵庫1は、本体1Aを有している。この冷蔵庫1の本体1Aは、左側面部17と、右側面部18と、上面部19と、底面部15と、背面部16を有しており、本体1Aは、外側側板からなる外箱と、内側側板からなる内箱を有し、その外箱と内箱の間には、液体状態の発泡断熱材が注入されて発泡して固化されることで、発泡断熱材が配置されている断熱性を有するキャビネットにより構成されている。この本体1Aの内部には、複数の貯蔵室が形成されている。
貯蔵室としては、上から順に冷蔵室2、野菜室3が設けられ、この野菜室3の下には製氷室4と小冷凍室5が左右の並べて設けられ、最下部に主冷凍室6が設けられている。
図1に示す冷蔵室2の前面には、冷蔵室2の前面開口部を開閉する左右の扉7,8が設けられている。左右の扉7,8は、観音開き式扉であり、左側の扉7の左端部が図示しないヒンジにより回動可能に取り付けられている。同様にして、右側の扉7の右端部が図示しないヒンジにより回動可能に取り付けられている。野菜室3、製氷室4、小冷凍室5、主冷凍室6の各前面には、各前面開口部を開閉する引出し式の扉9,10,11,12が設けられている。
左右の扉7,8,と引出し式の扉9,10,11,12の各前面には、透光性を有するガラス板である前面板7A,8A,9A,10A,11A,12Aが配置されている。左右の扉7,8と、引出し式の扉9,10,11,12は、内部に断熱材を設けることで断熱性を有している。
左側の扉7には、右寄りの位置でかつ下寄りの位置に、操作パネル15が設けられている。この操作パネル15は、操作領域20と、表示領域21を有している。操作領域20は、冷蔵庫1の各種の操作機能を入力でき、表示領域21は、各種の表示項目を表示する。
次に、図2を参照して、冷蔵庫1の冷蔵室2、野菜室3、製氷室4、小冷凍室5、主冷凍室6の構造例を説明する。
図2に示すように、本体1Aの主冷凍室6の背面位置には、機械室22が設けられており、この機械室22には、圧縮器23等が配置されている。
図2に示すように、本体1Aの背面位置には、野菜室3の後側に、貯蔵室送風機30と貯蔵室冷却器31と、送風ダクト32が配置されている。また、本体1Aの背面位置には、製氷室(貯蔵室)4と小冷凍室(貯蔵室)5と主冷凍室6の後側に、冷凍室送風機40と、冷凍室冷却器41と、送風ダクト42が配置されている。貯蔵室冷却器31と冷凍室冷却器41は、圧縮機23から供給される冷媒によって冷却される。
野菜室3には、上下の貯蔵容器3M,3Nが出し入れ可能に収納されている。小冷凍室5には、貯蔵容器5Mが出し入れ可能に収納されている。主冷凍室6には、上下の貯蔵容器6M、6Nが出し入れ可能に収納されている。
また、図2に示すように、小冷凍室5の天井部分(断熱材部分)には、第1ファン51が下向きに配置されている。同様にして、主冷凍室6の天井部分には、第2ファン52が下向きに配置されている。
この第1ファン51は、貯蔵容器5Mと、この貯蔵容器5M内に収容される貯蔵品(食品等)と、小冷凍室5内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造の一例である。
また、この第2ファン52は、貯蔵容器6M,6Nと、この貯蔵容器6M,6N内に収容される貯蔵品(食品等)と、主冷凍室6内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造の一例である。なお、貯蔵容器5Mと貯蔵容器6M,6Nの各上面は、開放されている開放型の貯蔵容器である。貯蔵容器5M,6M,6Nは、好ましくは断熱性を持たせた材質により形成されている。
図3は、図1と図2に示す第1実施形態の冷蔵庫1に配置されている構成要素の電気的な接続構成例を示している。
図3に示すように、制御部100は、図1に示す操作パネル15と、図2に示す圧縮機23と、貯蔵室送風機30と冷凍室送風機40と、第1ファン51と第2ファン52に接続されている。
この制御部100は、圧縮機23と、貯蔵室送風機30と冷凍室送風機40と、第1ファン51と第2ファン52のそれぞれの動作を制御する。これにより、冷蔵室2と野菜室3内は、貯蔵室送風機30と貯蔵室冷却器31によって、それぞれ所定の冷凍保存温度に設定されることで、収納されている貯蔵品である食品を冷却保持する。製氷室4と小冷凍室5と主冷凍室6は、冷凍室送風機40と冷凍室冷却器41によって、それぞれ所定の冷凍保存温度に設定されることで、収納されている貯蔵品である食品を冷却保持する。
次に、上述した本発明の第1実施形態の冷蔵庫1の動作例を説明する。
図2に示す小冷凍室5の引出し式の扉11と主冷凍室6の引出し式の扉12は、それぞれ食品を出し入れする際には開閉する。図2では、小冷凍室5の引出し式の扉11が閉じた状態であり、主冷凍室6の引出し式の扉12も閉じた状態である。
図3に示す制御部100は、第1ファン51を作動することで、小冷凍室5の貯蔵容器5M内に送風W1を行う。このように、送風W1を貯蔵容器5Mに行うことで、第1ファン51は、貯蔵容器5Mと、この貯蔵容器5M内に収容される貯蔵品と、小冷凍室5内の空気と、の温度差を緩和することができる。
これにより、第1ファン51の送風W1により、小冷凍室5内の空気に生じる温度差を緩和できるので、保存された貯蔵品である食品の温度変動を緩和して、食品からの水分放出による乾燥を防ぐことができる。
通常、食品の冷凍保存を行う場合に、食品から放出された水は、湿度を上昇させたとしても復水することは無い。このため、水が放出した食品の部分は空気に露出することとなり、食品の乾燥・劣化といった鮮度の劣化に直結する。鮮度の劣化としては、例えば油の酸化や、マグロの変色等である。
しかし、本発明の第1実施形態では、小冷凍室5の貯蔵容器5Mに対向するようにして第1ファン51を配置することにより、貯蔵容器5M内の食品の鮮度の劣化を防ぐことができる。
同様にして、制御部100は、第2ファン52を作動することで、主冷凍室6内に送風W2を行う。この貯蔵容器6Mに対向して配置されている第2ファン52は、貯蔵容器6M,6Nと、この貯蔵容器6M,6N内に収容される貯蔵品と、主冷凍室6内の空気と、の温度差を緩和することができる。
これにより、第2ファン52の送風W2により、主冷凍室6内の空気に生じる温度差を緩和することで、保存された貯蔵品である食品の温度変動を緩和して、食品からの水分放出による乾燥を防ぐことができる。
通常、食品の冷凍保存を行う場合に、食品から放出された水は、湿度を上昇させたとしても復水することは無い。このため、水が放出した食品の部分は空気に露出することとなり、食品の乾燥・劣化といった鮮度の劣化に直結する。鮮度の劣化としては、例えば油の酸化や、マグロの変色等である。
しかし、本発明の第1実施形態では、貯蔵容器6Mに対向して配置されている第2ファン52により、貯蔵容器6M,6N内の食品の鮮度の劣化を防ぐことができる。
(第2実施形態)
次に、図4と図5を参照して、本発明の第2実施形態の冷蔵庫1を説明する。
次に、図4と図5を参照して、本発明の第2実施形態の冷蔵庫1を説明する。
図4は、第2実施形態の冷蔵庫1の縦方向の断面図である。図5は、図4に示す冷蔵庫1に配置されている構成要素の電気的な接続構成例を示している。
図4に示す第2実施形態の冷蔵庫1は、図2に示す第1実施形態の冷蔵庫1と比べて、同様の構造を有しているので、同様の箇所には同じ符号を記してその説明を省略する。そこで、第2実施形態の冷蔵庫1が、図2に示す第1実施形態の冷蔵庫1と比べて異なる点について、以下に説明する。
図4に示す冷蔵庫1では、図2に示す冷蔵庫1の第1ファン51と第2ファン52が配置されておらず、その代わりに断熱材60〜66が、小冷凍室5と主冷凍室6の周囲を囲むようにして配置されている。断熱材60〜66は、板状の真空断熱材であり、これらの断熱材60〜66は、小冷凍室5と主冷凍室6を熱的に密閉する密閉機構である。また、貯蔵容器5M,6M,6Nは、好ましくは断熱性を持たせた材質により形成されている。
断熱材60〜66は、貯蔵容器5Mと、この貯蔵容器5M内に収容される貯蔵品と、小冷凍室5内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造と、貯蔵容器6M,6Nと、この貯蔵容器5M,6N内に収容される貯蔵品と、主冷凍室6内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造である。
図5に示すように、制御部100は、図1に示す操作パネル15と、圧縮機23と、貯蔵室送風機30と冷凍室送風機40に接続されている。
これにより、断熱材60〜66は、小冷凍室5と主冷凍室6の周囲を囲むようにして配置されている。これにより、断熱材60〜66を用いることで、冷気が、小冷凍室5と主冷凍室6の内部から外部に漏出するのを防止でき、小冷凍室5内に生じる温度差を緩和し、かつ主冷凍室6内に生じる温度差を緩和することで、貯蔵容器5M,6M,6Nに保存された貯蔵品である食品の温度変動を緩和して、食品からの水分放出による乾燥を防ぐことができる。断熱材60〜66を用いることで、冷却する体積が限定できるため、省エネルギ化が図れる。
(第3実施形態)
次に、図6と図7を参照して、本発明の第3実施形態の冷蔵庫1を説明する。
次に、図6と図7を参照して、本発明の第3実施形態の冷蔵庫1を説明する。
図6は、第3実施形態の冷蔵庫1の縦方向の断面図である。図7は、一例として小冷凍室5の引出し式の扉11を引き出す様子を示す図である。
図6に示す第3実施形態の冷蔵庫1は、図2に示す第1実施形態の冷蔵庫1と比べて、同様の構造を有しているので、同様の箇所には同じ符号を記してその説明を省略する。そこで、第3実施形態の冷蔵庫1が、図2に示す第1実施形態の冷蔵庫1と比べて異なる点について、以下に説明する。
図6に示す冷蔵庫1では、図2に示す冷蔵庫1の第1ファン51と第2ファン52が配置されておらず、その代わりに、小冷凍室5では、貯蔵容器5Mに対して、密閉構造部材70が配置され、しかも主冷凍室6では、貯蔵容器6Mに対して、密閉構造部材71が配置されている。密閉構造部材70,71は、それぞれ断面L字型の板状の部材であり、断熱性と密閉性に優れたプラスチックあるいは金属により作られている。
図6に示す密閉構造部材70は、貯蔵容器5Mと、この貯蔵容器5M内に収容される貯蔵品と、小冷凍室5内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造の一例である。同様に、密閉構造部材71は、貯蔵容器6M,6Nと、この貯蔵容器5M,6N内に収容される貯蔵品と、主冷凍室6内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造の一例である。
密閉構造部材70は、図7(A)と図7(B)に例示するように、上面部70Aと背面部70Bを有しており、上面部70Aは、貯蔵容器5Mの上部開口部5Rを覆っており、背面部70Bは、貯蔵容器5Mの背面部5Sを覆っている。密閉構造部材71は、図6に示すように、上面部71Aと背面部71Bを有している。上面部71Aは、貯蔵容器6Mの上部開口部6Rを覆っており、背面部71Bは、貯蔵容器6Mの背面部6Sと貯蔵容器6Nの背面部7Sを覆っている。小冷凍室5の貯蔵容器5Mと主冷凍室6の貯蔵容器6M,6Nは、密閉型の容器である。
これにより、図7(A)に示すように、小冷凍室5の引出し式の扉11が小冷凍室5を閉じた状態では、密閉構造部材70は、貯蔵容器5Mを密閉した状態で覆うことができる。同様にして、図6に示すように、主冷凍室6の引出し式の扉12が主冷凍室6を閉じた状態では、密閉構造部材71は、貯蔵容器6M、6Nを密閉した状態で覆うことができる。
従って、密閉構造部材70は、小冷凍室5の貯蔵容器5Mにおける温度差を緩和し、かつ密閉構造部材71は、主冷凍室6内の空気に生じる温度差を緩和することで、貯蔵容器5M,6M,6Nに保存された貯蔵品である食品の温度変動を緩和して、食品からの水分放出による乾燥を防ぐことができる。
(第4実施形態)
次に、図8から図10を参照して、本発明の第4実施形態の冷蔵庫1を説明する。
次に、図8から図10を参照して、本発明の第4実施形態の冷蔵庫1を説明する。
図8は、第4実施形態の冷蔵庫1の縦方向の断面図である。図9は、冷蔵庫1の小冷凍室5と主冷凍室6におけるダンパ構造例を詳しく示す断面図である。図10は、図8に示す冷蔵庫1に配置されている構成要素の電気的な接続構成例を示している。
図6に示す第3実施形態の冷蔵庫1は、図2に示す第1実施形態の冷蔵庫1と比べて、同様の構造を有しているので、同様の箇所には同じ符号を記してその説明を省略する。そこで、第6実施形態の冷蔵庫1が、図2に示す第1実施形態の冷蔵庫1と比べて異なる点について、以下に説明する。
図6に示す冷蔵庫1では、図2に示す冷蔵庫1の第1ファン51と第2ファン52が配置されておらず、その代わりに、小冷凍室5では、1つのダンパ81が配置され、主冷凍室6では、2つのダンパ82,83が配置されている。3つのダンパ81,82,83は、冷気の出入りを制限する。ダンパ81,82,83は、冷気通路または冷気掃出し口に設けられる。
図10に示すように、制御部100は、図1に示す操作パネル15と、圧縮機23と、貯蔵室送風機30と冷凍室送風機40と、3つのダンパ81,82,83に接続されている。
図8と図9に示すように、小冷凍室5は、背部の隔壁5Dと底部の隔壁5E,5Fにより囲まれており、ダンパ81は、隔壁5Dの上部に配置されている。このダンパ81は、図9に示すように、隔壁5Eの上部に配置されている。図10に示す制御部100の指令により、冷凍室送風機40が作動し、ダンパ81が開くことにより、冷気WWが、送風ダクト42から貯蔵容器5M内に送られるようになっている。そして、制御部100に指令よりダンパ81が閉じることにより、冷気WWが小冷凍室5に入ることが無くなり、小冷凍室5は密閉した状態にすることができる。
また、図8と図9に示すように、主冷凍室6は、背部の隔壁6Dと上部の隔壁6E,5Fにより囲まれている。ダンパ82は、隔壁6Eに配置されている。ダンパ83は、隔壁6Dの下部に配置されている。
図10に示す制御部100の指令により、冷凍室送風機40が作動し、ダンパ82が開くことにより、冷気WRが、送風ダクト42からダクト42Aを通り、貯蔵容器6M内に送られるようになっている。制御部100の指令により、冷凍室送風機40が作動し、ダンパ83が開くことにより、冷気WSが、送風ダクト42からダクト42Bを通り、貯蔵容器6N内に送られるようになっている。そして、制御部100に指令よりダンパ82,83を閉じることにより、冷気WR,WSが主冷凍室6に入ることが無くなり、主冷凍室6は密閉した状態にすることができる。
なお、ダンパ81,82,83は、小冷凍室5と主冷凍室6の貯蔵容器内の食品に向けては開かないような構造になっている。
これらのダンパ81,82,83は、貯蔵容器5Mと、この貯蔵容器5M内に収容される貯蔵品と、小冷凍室5内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造と、貯蔵容器6M,6Nと、この貯蔵容器5M,6N内に収容される貯蔵品と、主冷凍室6内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造である。
従って、ダンパ81,82,83は、小冷凍室5の貯蔵容器5Mにおける温度差を緩和し、かつ主冷凍室6内の空気に生じる温度差を緩和することで、貯蔵容器5M,6M,6Nに保存された貯蔵品である食品の温度変動を緩和して、食品からの水分放出による乾燥を防ぐことができる。
(第5実施形態)
次に、図11から図13を参照して、本発明の第5実施形態の冷蔵庫1を説明する。
次に、図11から図13を参照して、本発明の第5実施形態の冷蔵庫1を説明する。
図11は、第5実施形態の冷蔵庫1の縦方向の断面図である。図12は、冷蔵庫1の小冷凍室5と主冷凍室6におけるダンパ構造例を詳しく示す断面図である。図13は、図11に示す冷蔵庫1に配置されている構成要素の電気的な接続構成例を示している。
図11に示す第5実施形態の冷蔵庫1では、小冷凍室5の貯蔵容器5Mと、主冷凍室6の貯蔵容器6M,6Nがそれぞれ開放型の容器ではなく、密閉型の容器である。
しかも、扉開閉スイッチ110が、引出し式の扉12に取り付けられている。扉開閉スイッチ110は、例えば電磁スイッチであり、使用者が指で押すことで扉12を開くことのオン信号SPを制御部100に送るようになっている。これにより、制御部100は、扉12の開いたことを検知できる。主貯蔵室6の内部には、複数箇所に温度センサ120,121が配置されている。複数の温度センサ120,121は、主冷凍室6内の互いに離した位置に配置されている。例えば、温度センサ120,121は、主冷凍室6の前後方向に離した位置、または左右方方向に離した位置、あるいは上下方向に離した位置等である。これにより、複数の温度センサ120,121は、主冷凍室6内において複数箇所の温度を検知するので、制御部100は、温度センサ120,121からの信号により、主冷凍室6内に温度差が生じているかどうかを判断することができる。
図11に示すように、冷蔵庫1には、3つのダンパ91,92,93が配置されている。3つのダンパ91,92,93は、冷気の出入りを制限する。ダンパ91,92,93は、冷気通路または冷気掃出し口に設けられる。小冷凍室5では、1つのダンパ91が配置され、主冷凍室6では、2つのダンパ92,93が配置されている。ダンパ91,92,93は、各貯蔵容器5M,6M,6Nにそれぞれ対応して備えられており、各貯蔵容器5M,6M,6N内の食品の冷却が必要な時だけ、制御部100は、ダンパ91,92,93を開いて、冷凍室送風機40側から冷気を取り入れるようになっている。
図13に示すように、制御部100は、図1に示す操作パネル15と、圧縮機23と、貯蔵室送風機30と冷凍室送風機40と、3つのダンパ91,92,93と、扉開閉スイッチ110と、そして複数の温度センサ120,121に接続されている。温度センサ120,121は、主冷凍室6の側壁部や後壁部に配置されており、引出し用の扉12や貯蔵容器6M、6Nには配置されていない。これは、温度センサ120,121の電気配線の容易さを考慮してのことである。
図11と図12に示すように、小冷凍室5は、背部の隔壁5Dと底部の隔壁5E,5Fにより囲まれており、ダンパ91は、隔壁5Dの上部に配置されている。図13に示す制御部100の指令により、冷凍室送風機40が作動し、ダンパ91が開くことにより、冷気WWが、送風ダクト42から貯蔵容器5M内に送られるようになっている。そして、制御部100に指令よりダンパ91が閉じることにより、小冷凍室5の貯蔵容器5Mには冷気が入らないように貯蔵容器5Mを密閉した状態にすることができる。
図11と図12に示す貯蔵容器5Mと貯蔵容器6M,6Nの構造は、図6と図7に示す密閉型の貯蔵容器5Mと貯蔵容器6Mと貯蔵容器6Nの構造と同様である。
また、図11と図12に示すように、主冷凍室6は、背部の隔壁6Dと上部の隔壁6E,5Fにより囲まれている。ダンパ92は、隔壁6Eに配置されている。ダンパ93は、隔壁6Dの下部に配置されている。図13に示す制御部100の指令により、冷凍室送風機40が作動し、ダンパ92が開くことにより、冷気WRが、送風ダクト42からダクト42Aを通り、貯蔵容器6M内に送られるようになっている。
制御部100の指令により、冷凍室送風機40が作動し、ダンパ93が開くことにより、冷気WSが、送風ダクト42からダクト42Bを通り、貯蔵容器6N内に送られるようになっている。そして、制御部100に指令よりダンパ92,93を閉じることにより、主冷凍室6の貯蔵容器6M,6N内には冷気は入らず、主冷凍室6は密閉した状態にすることができる。なお、ダンパ91,92,93は、小冷凍室5と主冷凍室6の貯蔵容器5M,6M,6N内に貯蔵されている食品に向けては、開かないように、冷凍室送風機40側に向けて開く構造になっている。
これらのダンパ91は、貯蔵容器5Mと、この貯蔵容器5M内に収容される貯蔵品と、小冷凍室5内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造を構成している。ダンパ92,93は、貯蔵容器6M,6Nと、この貯蔵容器6M,6N内に収容される貯蔵品と、主冷凍室6内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造を構成している。
次に、上述した第5実施形態の冷蔵庫1の動作例を、図14と図15を参照して説明する。図14と図15は、「冷やしこみモード」のタイミングチャートの例を示している。
第5実施形態の冷蔵庫1の動作は、制御部100のメモリに記憶されている「冷やしこみモード」により行われる。この「冷やしこみモード」とは、小冷凍室5と主冷凍室6内の食品を、強制的に冷やしこむためのモードである。
「冷やしこみモード」は、図14(A)に示す扉開閉連動トリガーT1、図14(B)に示すボタン操作トリガーT2、図15(A)に示す温度センサによる庫内温度差検知トリガーT3、そして図15(B)に示す冷蔵庫の冷却サイクルトリガーT4によって動作することができる。
この「冷やしこみモード」は、小冷凍室5の貯蔵容器と主冷凍室6の貯蔵容器が密閉構造になっているかどうかに関わらずに、同様の作動をするものとする。
「冷やしこみモード」がオン状態の時には、制御部100は、ダンパ91,92,93を開放状態にし、冷凍室送風機40を回転状態にし、そして冷凍室冷却器41を運転状態にする。
<扉開閉連動トリガーT1>
まず、図14(A)に示す扉開閉連動トリガーT1では、使用者が図11に示す引出し式の扉12を引き出すと、扉開閉スイッチ110がオン信号SPを図13の制御部100に出力する。これにより、制御部100は、オン信号SPの立下り時点で、すなわち扉12が閉まった時点で、「冷やしこみモード」のオン信号S1を出力して、所定時間、例えば10分間だけ、「冷やしこみモード」をオン状態にする。
まず、図14(A)に示す扉開閉連動トリガーT1では、使用者が図11に示す引出し式の扉12を引き出すと、扉開閉スイッチ110がオン信号SPを図13の制御部100に出力する。これにより、制御部100は、オン信号SPの立下り時点で、すなわち扉12が閉まった時点で、「冷やしこみモード」のオン信号S1を出力して、所定時間、例えば10分間だけ、「冷やしこみモード」をオン状態にする。
つまり、制御部100は、ダンパ91,92,93を開放状態にし、冷凍室送風機40を回転状態にし、そして冷凍室冷却器41を運転状態にする。これにより、小冷凍室5と主冷凍室6内の食品を、所定時間だけ、強制的に冷やしこむことができる。
<ボタン操作トリガーT2>
次に、図14(B)に示すボタン操作トリガーT2では、使用者が、図1に示す操作パネル15の「冷やしこみモード」ボタン99を押す。このため、制御部100には、ボタン99を押すことでオン信号SRが入力されるので、制御部100は、オン信号SRに基づいて、「冷やしこみモード」のオン信号S1を出力して、所定時間、例えば10分間だけ、「冷やしこみモード」をオン状態にする。
次に、図14(B)に示すボタン操作トリガーT2では、使用者が、図1に示す操作パネル15の「冷やしこみモード」ボタン99を押す。このため、制御部100には、ボタン99を押すことでオン信号SRが入力されるので、制御部100は、オン信号SRに基づいて、「冷やしこみモード」のオン信号S1を出力して、所定時間、例えば10分間だけ、「冷やしこみモード」をオン状態にする。
つまり、制御部100は、ダンパ91,92,93を開放状態にし、冷凍室送風機40を回転状態にし、そして冷凍室冷却器41を運転状態にする。これにより、小冷凍室5と主冷凍室6内の食品を、所定時間だけ、強制的に冷やしこむことができる。
<庫内温度差検知トリガーT3>
次に、図15(A)に示す温度センサによる庫内温度差検知トリガーT3では、図11と図12に示す複数の温度センサ120,121が検知する庫内温度の差が、3℃以上であると、制御部100にはオン信号SGが生じる。
次に、図15(A)に示す温度センサによる庫内温度差検知トリガーT3では、図11と図12に示す複数の温度センサ120,121が検知する庫内温度の差が、3℃以上であると、制御部100にはオン信号SGが生じる。
このオン信号SGの立ち上がり時点の直後に「冷やしこみモード」のオン信号S1が立ち上がり、庫内温度差が、3℃未満になると、自動的にオン信号SGの立ち下がり時点の直後に「冷やしこみモード」の信号S1が立ち下がる。
これにより、制御部100は、庫内温度差が例えば3℃以上である場合には、「冷やしこみモード」をオン状態にして、制御部100は、ダンパ91,92,93を開放状態にし、冷凍室送風機40を回転状態にし、そして冷凍室冷却器41を運転状態にすることで、小冷凍室5と主冷凍室6内の食品を、強制的に冷やしこむことができる。
なお、複数の温度センサは、主冷凍室6の前後方向または左右方向、または上下方向に、離間して配置することができ、配置場所は特に限定されない。これにより、主冷凍室6内における異なる位置で温度を検知できるので、主冷凍室6内で温度差が生じたことを確実に検知して、制御部100に通知できる。
このように、制御部100は、「冷やしこみモード」では、主冷凍室6内で測定した温度が、設定温度(例えば、−20℃)よりも、3℃上昇して−17℃になったら、主冷凍室6と小冷凍室5内の冷却動作を開始する。そして、主冷凍室6内で測定した温度が、設定温度よりも3℃下回って−23℃になったら、冷却動作を停止する。
庫内温度が3℃以上上昇した瞬間や、3℃を下回った瞬間に、冷却の運転を切り替える。主冷凍室6と小冷凍室5内の冷却動作している間は、ダンパ91,92,93を開き、冷凍室送風機40を回転させ、そして冷凍室冷却器41を運転状態にする。
温度センサ120,121は、制御部100の指令により、好ましくは所定時間(例えば5分間)毎に、断続的に温度を測定する。しかし、温度センサ120,121は、所定時間(例えば5分間)毎に断続的に温度を測定するのに代えて、制御部100により、常に温度を測定し続けるようにしても良い。
<冷却サイクルトリガーT4>
最後に、図15(B)に示す冷蔵庫の冷却サイクルトリガーT4では、小冷凍室5と主冷凍室6の冷却サイクルが作動している場合に、制御部100はオン信号SHを得るので、このオン信号SHに対応して、「冷やしこみモード」の信号S1が立ち上がる。制御部100は、オン信号SRに基づいて「冷やしこみモード」のオン信号S1を出力して、「冷やしこみモード」をオン状態にする。
最後に、図15(B)に示す冷蔵庫の冷却サイクルトリガーT4では、小冷凍室5と主冷凍室6の冷却サイクルが作動している場合に、制御部100はオン信号SHを得るので、このオン信号SHに対応して、「冷やしこみモード」の信号S1が立ち上がる。制御部100は、オン信号SRに基づいて「冷やしこみモード」のオン信号S1を出力して、「冷やしこみモード」をオン状態にする。
つまり、制御部100は、ダンパ91,92,93を開放状態にし、冷凍室送風機40を回転状態にし、そして冷凍室冷却器41を運転状態にする。これにより、小冷凍室5と主冷凍室6内の食品を、所定時間だけ、強制的に冷やしこむことができる。
図11に示すように、小冷凍室5と主冷凍室6は、密閉構造になっており、扉11,12を引き出すと、小冷凍室5と主冷凍室6が開放され、扉1,12を閉めると、小冷凍室5と主冷凍室6が密閉状態になる。主冷凍室6では、貯蔵容器6M、6Nが2段に重なっている状態であるが、例えば天井にレールを設けて貯蔵容器を引き出すようにしている。これにより、ダンパ91,92,93を開放して冷気を送る時に、上部の貯蔵容器6Mが、下段下部の貯蔵容器6Nへ冷気が流れることを遮断してしまうことが無くなり、素早く各貯蔵容器6M、6Nを冷やすことができる。
ダンパ91,92,93を開放するタイミングは、小冷凍室5と主冷凍室6の冷却時で、空気循環時とする。小冷凍室5と主冷凍室6の冷却は、通常の冷却サイクル該当時に、使用者が図1に示す操作パネル15の「冷やしこみモード」ボタン99を押して指示した時、もしくは扉11,12の開閉終了時(閉鎖時)とする。
空気循環は、主冷凍室6内にある複数の温度センサ120,121の検知の値に差が生じた時に、使用者が、操作15の「冷やしこみモード」ボタン99を押して指示した時、もしくは扉11,12の開閉終了時(閉鎖時)とする。なお、空気循環の際は、冷凍室送風機40を使用する。
ところで、温度差緩和構造としては、冷凍室の内部を密閉する密閉機構である。これにより、冷気が冷凍室から外部に漏出するのを防ぐことができ、温度差の緩和が可能となる上に、冷却する容積が限定できるために、省エネルギ化が図れる。
温度差緩和構造がダンパであると、冷凍室の貯蔵容器への冷気の出入りを機械的に確実に制限できるので、貯蔵容器と、前記貯蔵容器内に収容される貯蔵品と、前記冷凍室内の空気との温度差の緩和が可能である。
例えば冷凍室である小冷凍室5や主冷凍室6は、好ましくは、温度差緩和構造を備えた温度差緩和空間と、温度差緩和構造を備えない空間を備えるようにすることができる。これにより、特定のスペース(温度差緩和構造を備えた温度差緩和空間)に入れた食品の品質劣化を抑制することができる。この場合に、温度差緩和構造を備えた温度差緩和空間の占める体積は、冷凍室の体積の半分以上にすることが好ましい。
冷凍室(主冷凍室6)は、冷凍室内の前後方向または左右方向、または上下方向に離間して、複数の温度センサ120,121を有する。これにより、複数の温度センサ120,121は、冷凍室内に生じる温度差を検知して、冷凍室内に温度差が生じたことを制御部100が認識すると、冷凍室内に温度差が生じた際に、温度差を緩和するためにファンで空気循環を行うことができる。
操作パネル15を有し、操作パネル15は、「冷凍室における冷やしこみモード」を作動させるボタン99を有する。これにより、使用者は、操作パネル15のボタン99を押すことにより、操作パネル15から、人為的に手動により、冷凍室の食品を、「冷やしこみモード」で冷却することができる。
ダンパ81,82,83(91,92,93)は、冷凍室である小冷凍室5と主冷凍室6の冷却時以外では、閉状態として、小冷凍室5と主冷凍室6内を密閉状態に保つ。ダンパの作動が、冷凍室の冷凍動作と連動するので、冷気のみを冷凍室内に送り、それ以外の時間では、小冷凍室5と主冷凍室6を密閉状態に維持することができる。
例えばダンパ91,92,93のような温度差緩和構造の作動が、冷蔵庫の扉11を開閉する際にオンする扉の開閉スイッチ110と連動する。これにより、扉の開閉スイッチ110が扉12を閉じたことを検知して制御部100に通知すると、扉11の開閉終了時に、ダンパ91,92,93は開いて冷凍室内の空気を冷却できる。
扉の開閉スイッチ110が、扉12の閉状態を所定時間検知した場合には、ダンパ91,92,93を閉じ、小冷凍室5と主冷凍室6内を密閉することができる。これにより、扉12の解放後に主冷凍室6の冷却が不要の場合に、扉12の開状態の終了時に、小冷凍室5と主冷凍室6を密閉にして、小冷凍室5と主冷凍室6内の温度差を無くすことができる。
図2と図3に示す本発明の第1実施形態において、図2と図3に示すファン51,52は、扉12の開閉スイッチ110が、開状態から閉状態になったことを検知した場合に、運転を開始させるようにすることができる。これにより、ファン51,52は、扉12の開閉終了時に、小冷凍室5と主冷凍室6の空気を冷却させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な態様で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述した各実施形態の構成は、任意に組み合わせることができる。
図1に示す冷蔵庫1の構造は、一例であり、任意の構造を採用することができる。
1 冷蔵庫
2 本体
5 小冷凍室
6 主冷凍室
40 冷凍室送風機
51,52 ファン(温度差緩和構造の例)
60〜66 断熱材(密閉機構、温度差緩和構造の例)
81,82,83 ダンパ(温度差緩和構造の例)
91,92,93 ダンパ(温度差緩和構造の例)
120 温度センサ
121 温度センサ
2 本体
5 小冷凍室
6 主冷凍室
40 冷凍室送風機
51,52 ファン(温度差緩和構造の例)
60〜66 断熱材(密閉機構、温度差緩和構造の例)
81,82,83 ダンパ(温度差緩和構造の例)
91,92,93 ダンパ(温度差緩和構造の例)
120 温度センサ
121 温度センサ
Claims (11)
- 冷凍室を備える冷蔵庫であって、
前記冷凍室には、貯蔵容器が配置されており、前記貯蔵容器と、前記貯蔵容器内に収容される貯蔵品と、前記冷凍室内の空気と、の温度差を緩和するための温度差緩和構造を有する冷蔵庫。 - 前記温度差緩和構造は、前記冷凍室内に設けられたファンである請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記温度差緩和構造は、前記冷凍室の内部を密閉する密閉機構である請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記温度差緩和構造は、冷気の出入りを制限するダンパである請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記冷凍室は、前記温度差緩和構造を備えた温度差緩和空間と、前記温度差緩和構造を備えない空間と、を備える請求項1ないし4のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記冷凍室は、前記冷凍室内の前後方向または左右方向、または上下方向に離間して、複数の温度センサを有する請求項1ないし5のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 操作パネルを有し、前記操作パネルは、前記冷凍室における冷やしこみモードを作動させるボタンを有する請求項1ないし6のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記ダンパは、前記冷凍室の冷却時以外では、閉状態として、前記冷凍室内を密閉状態に保つ前記ダンパの作動が、前記冷凍室の冷凍動作と連動する請求項4に記載の冷蔵庫。
- 前記温度差緩和構造の作動が、前記冷蔵庫の扉を開閉する扉開閉スイッチと連動する請求項2または4に記載の冷蔵庫。
- 前記扉開閉スイッチが、前記扉の閉状態を所定時間検知した場合に、前記ダンパを閉じ、前記冷凍室内を密閉する請求項9に記載の冷蔵庫。
- 前記ファンは、前記扉開閉スイッチが、前記扉の開状態から閉状態になったことを検知した場合に運転を開始する請求項9に記載の冷蔵庫。
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2014
- 2014-10-29 JP JP2014219905A patent/JP2016085018A/ja not_active Abandoned
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