JP2016084746A - シーリングファン用の羽根 - Google Patents
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Abstract
【課題】シーリングファン用の羽根を安価に製造でき、かつ、風量を増加することができる構造を提供する。【解決手段】上下方向に伸びる中心軸を備えたモータによって回転するシーリングファン用の羽根2において、径方向に伸びる羽根本体2Aに、回転方向後縁4Aに開口する少なくとも一つのスリット5を有している。スリットの回転方向前端5Bを含む周方向断面において、羽根本体の回転方向前縁における下端は、スリットの回転方向前端における下端よりも中心軸方向上側に位置する。さらに、スリットの径方向外側の縁6Aにおける開口端の下端は、スリットの回転方向前端における下端よりも軸方向下側に位置し、かつ、スリットの径方向内側の縁における開口端の下端よりも軸方向上側に位置する。【選択図】図2
Description
本発明は、シーリングファンの羽根に関し、特に風量改善形状を提供するものである。
シーリングファンは、風を発生させるための羽根を有している。従来の、シーリングファン用の羽根については、例えば、米国公開公報2004−009069号公報に、記載されている。米国公開公報2004−009069号公報に記載されているシーリングファン用の羽根においては、羽根の根本から先端に向かうにつれて、空気と羽根が衝突する角度が、連続的に減少する構造を採用している。上記構造によって、シーリングファンのエネルギー効率が向上する。
米国公開特許公報2004−009069号公報
しかしながら、近年では、より安価にシーリングファンの風量を改善することが求められ。米国公開特許公報2004−009069号公報に記載されているシーリングファン用の羽根においては、安価な構造によって、シーリングファンの風量を改善することが困難であった。
本発明の目的は、シーリングファン用の羽根を安価に製造でき、かつ、風量を増加することができる構造を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、上下方向に伸びる中心軸を備えたモータによって回転するシーリングファン用の羽根であって、径方向に伸びる羽根本体に、回転方向後縁に開口する少なくとも一つのスリットを有し、前記羽根本体における前記スリットの回転方向前端を含む周方向断面において、前記羽根本体の回転方向前縁における下端は、前記スリットの回転方向前端における下端よりも中心軸方向上側に位置し、前記スリットの径方向外側の縁における開口端の下端は、前記スリットの回転方向前端における下端よりも軸方向下側に位置し、前記スリットの径方向内側の縁における開口端の下端よりも軸方向上側に位置する、シーリングファン用の羽根である。
本願の例示的な第1発明によれば、シーリングファン用の羽根を安価に製造でき、かつ、風量を増加することができる。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
また、特に断りのない限り、以下の説明においては、中心軸Jに沿う方向を上下方向とし、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向、すなわち、中心軸Jの軸周りを単に「周方向」と呼ぶ。なお、後述するモータのロータ部1Aが回転する方向を単に「回転方向R」と呼ぶ。
なお、本明細書において、上下方向に延びる、とは、厳密に上下方向に延びる場合に加えて、上下方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。また、本明細書において、径方向に延びる、とは、厳密に径方向、すなわち、上下方向に対して垂直な方向に延びる場合に加えて、径方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。
<1.一実施形態に係るシーリングファン用の羽根>
図1は、本発明の一実施形態に係るシーリングファン用の羽根2と、当該羽根2を有するシーリングファン1の斜視図である。本発明の構成によって、シーリングファン用の羽根2を安価に製造でき、かつ、風量を増加することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るシーリングファン用の羽根2と、当該羽根2を有するシーリングファン1の斜視図である。本発明の構成によって、シーリングファン用の羽根2を安価に製造でき、かつ、風量を増加することができる。
図1に示すように、シーリングファン1は、モータ部1Aと、複数の羽根2を有する。モータ部1Aは、中心軸Jを中心として回転するロータ部1Bを有する。複数の羽根2は、連結部1Cにおいて、ネジ止めや、溶接等によってロータ部1Bに連結され、ロータ部1Bと一体となって、中心軸Jを中心として回転する。
図2は、ロータ部1Bに連結されている複数の羽根2のうちの一枚を、中心軸方向上側から見た上面図である。図2で示されているように、羽根2は径方向に伸びる羽根本体2Aを有している。羽根本体2Aは、金属製の一枚板を、後述する曲げ部8で曲げることによって形成されている。なお、羽根本体2Aは、金属以外の材料によって形成されていても良い。
図2において、羽根本体2Aは、ロータ部1Bと一体となって、図中に示された回転方向Rに回転する。羽根本体2Aは、回転方向Rの前方側に位置する前方領域3と、回転方向Rの後方側に位置する後方領域4を有する。
本実施形態の羽根本体2Aは、後方領域4において、回転方向後縁4Aに開口するスリット5を有する。後方領域4は、スリット5によって、径方向内側に位置する第一領域6と、径方向外側に位置する第二領域7に分けられる。第一領域6の径方向外側の縁は、スリット5の径方向内側の縁6Aであり、第二領域7の径方向内側の縁は、スリット5の径方向外側の縁7Aである。
スリット5の回転方向前端5Bは、羽根本体2Aの周方向幅中心よりも、回転方向後方に位置する。この構成によって、羽根本体2Aが回転して後方領域4と空気が衝突する際に、中心軸方向下側へ送られる空気の風量を増加させつつ、羽根本体2Aが空気から受ける、羽根本体2Aの周方向幅中心を基準としたモーメントを低減することができる。
本実施形態においては、スリット5の本数は一本であり、羽根本体2Aの径方向幅中心よりも径方向外側に形成されている。この構成によって、羽根本体2Aの後方領域4と空気が衝突する際に、中心軸方向下側へ送られる空気の風量を増加させつつ、羽根本体2Aが風から受ける、連結部1Cを基準としたモーメントを低減することができる。なお、スリット5は、必ずしも羽根本体2Aの径方向中心よりも径方向外側に形成されている必要はなく、径方向中心、又は径方向中心よりも径方向内側に形成されても良い。
スリット5は、回転方向前端5Bにおいて、スリット5の径方向幅が広くなる拡大部5Aを有する。この構成によって、空気がスリット5を通過する際に、羽根本体2Aが空気から受ける抵抗を減少させることができる。
図2で示されているスリット5では、拡大部5Aは、中心軸方向上側から見た際に略円形である。この構成によって、羽根本体2Aが空気から受ける抵抗を減少させつつ、羽根本体2Aの拡大部5A付近にかかる力を効率よく分散することができる。なお、拡大部5Aの形状は略円形に限られることはなく、略楕円形や、略長方形等でも良い。
図2で示しているように、羽根本体2Aの前方領域3は、径方向に長い補強部9を有する。この構成によって、羽根本体2Aの剛性を向上させることができる。よって、後方領域4に、周方向に沿う方向のスリット5を設けた場合においても、羽根本体2Aの、径方向における変形を抑制することができる。
また、本実施形態では、曲げ部8と補強部9の径方向間隙8Aは、径方向外側から径方向内側になるにつれて、大きくなるように形成されている。この構成によって、羽根本体2Aを容易に成形し、羽根本体2Aの剛性を増加させることができる。
図3は、本実施形態の羽根本体2Aを、図2の仮想線A−Aで切断した周方向断面であり、スリット5の回転方向前端5Bを含む周方向断面を径方向外側から見た図である。図3で示されているように、羽根本体2Aにおけるスリット5の回転方向前端5Bを含む周方向断面において、羽根本体2Aの回転方向前縁3Aにおける下端は、スリットの回転方向前端5Bにおける下端5Cよりも中心軸方向上側に位置する。さらに、スリットの径方向外側の縁7Aにおける開口端の下端7Bは、スリットの回転方向前端5Bにおける下端5Cよりも軸方向下側に位置し、スリットの径方向内側の縁6Aにおける開口端の下端6Bよりも軸方向上側に位置する。この構成によって、羽根本体2Aを安価に製造でき、かつ、風量を増加することができる。
また、この構成によると、羽根本体2Aの下面において、第一領域6の、スリット5の径方向内側の縁6A付近が、羽根本体2Aが回転する際により多くの空気と衝突し、中心軸方向下側への風量を増加させることができる。さらに、第一領域6の、スリット5の径方向内側の縁6A付近が、第二領域7の、スリット5の径方向外側の縁7A付近の中心軸方向上側、又は同程度の高さに位置する場合に比べて、羽根本体2Aの第二領域7と空気が衝突する量を低減させることができる。よって、羽根本体2A全体が発生させる風量は増加させつつ、第二領域7が空気から受けるモーメントを低減することができる。
図3に示されている羽根本体2Aは、金属製の一枚板を、曲げ部8において、前記スリットを起点に中心軸方向下側に折り曲げられることによって形成されている。また、第一領域6の下面が、前方領域3の下面よりも軸方向下側に位置している。従って、第一領域6と第二領域7の下面は、略平坦であり、第一領域6が含まれる仮想面と、前記第二領域7が含まれる仮想面は、0度よりも大きな角度で交わる。換言すると、前方領域3の下面と、第一領域6の下面が成す角θ1は、180度よりも小さく、かつ、前方領域3の下面と、第二領域7の下面が成す角θ2よりも小さい。
この構成によって、羽根本体2Aを安価に加工することができ、さらに、羽根本体2Aによって生み出される風量を増加させることができる。なお、本実施形態においては、第二領域7は、前方領域3の下面と、第二領域7の下面が成す角θ2が180度よりも小さくなるように形成されているが、必ずしもθ2を180度よりも小さくする必要はなく、180度であっても良い。
補強部9は、プレス加工によって形成され、補強部9の下面9Aは、前方領域3の下面に対して、凹部となっている。この構成によって、補強部9の下面が、前方領域3の下面に対して凸部となっている場合に比べて、羽根本体2Aの送風効率を向上することができる。その理由は、補強部9の下面が凸部となっている際には、羽根本体2Aが回転する際に、羽根本体2Aの下面において、空気が凸部に衝突することによって、凸部よりも回転方向後方側に空気の乱流が発生するためである。一方、補強部9の下面が凹部を有している場合は、凸部を有する場合よりも、凹部よりも回転方向後方側で乱流が発生することが抑制される。なお、本実施形態では、補強部9の上面9Bは前方領域3の上面に対して、凸部となっている。
<2.他の一実施形態に係るシーリングファン用の羽根>
図4は、本発明の他の一実施形態に係るシーリングファン用の羽根20の上面図である。本実施形態の羽根20における羽根本体20Aの構成は、技術的、構造的に矛盾がない範囲で、図2で説明した羽根本体2Aに対応しており、両者の対応から、その構造や技術内容が自明な点については、適宜対応箇所を読み替えることが可能である。羽根本体20Aは、図中に示された回転方向Rの向きに回転する。羽根本体20Aは、回転方向前方に位置する前方領域30と、後方に位置する後方領域40を有する。羽根本体20Aは、後方領域40において、回転方向後縁40Aに開口する第一スリット50を有する。羽根本体20Aは、第一スリット50によって、径方向内側に位置する第一領域60と、径方向外側に位置する第二領域70に分けられる。
図4は、本発明の他の一実施形態に係るシーリングファン用の羽根20の上面図である。本実施形態の羽根20における羽根本体20Aの構成は、技術的、構造的に矛盾がない範囲で、図2で説明した羽根本体2Aに対応しており、両者の対応から、その構造や技術内容が自明な点については、適宜対応箇所を読み替えることが可能である。羽根本体20Aは、図中に示された回転方向Rの向きに回転する。羽根本体20Aは、回転方向前方に位置する前方領域30と、後方に位置する後方領域40を有する。羽根本体20Aは、後方領域40において、回転方向後縁40Aに開口する第一スリット50を有する。羽根本体20Aは、第一スリット50によって、径方向内側に位置する第一領域60と、径方向外側に位置する第二領域70に分けられる。
羽根本体20Aは、第一スリット50に加えて、第二領域70において、回転方向後縁40Aに開口する第二スリット51をさらに有する。そして、第二領域70は、第二スリット51によって、径方向内側に位置する第二内側領域71と、径方向外側に位置する第二外側領域72とに分けられる。第二内側領域71の径方向外側の縁は、第二スリット51の径方向内側の縁71Aであり、第二外側領域72の径方向内側の縁は、第二スリット51の径方向外側の縁72Aである。
第二スリット51の回転方向前方は、第二スリット51の径方向幅が広くなる拡大部51Aと、第二スリット51の回転方向前端51Bを有する。本実施形態では、拡大部51Aは、中心軸方向上側から見た際に略円形となっている。ただし、拡大部51Aは略円形である必要はなく、他の形状でも良い。
本実施形態では、羽根本体20Aは、金属の一枚板を曲げ部80で曲げることによって形成されている。曲げ部80は、スリット50の回転方向前方に位置する拡大部50Aと、第二スリット51の拡大部51Aとを結ぶ仮想直線に沿うように形成されている。また、羽根本体20Aは、前方領域30に位置する補強部90を有する。
図5は、本実施形態の羽根本体20Aを、図4に示されている仮想線B−Bで切断した周方向断面であり、第二スリット51の回転方向前端51Bを含む周方向断面を径方向外側から見た図である。図5に示されている通り、羽根本体20Aの回転方向前縁における下端30Aは、第二スリット51の回転方向前端における下端51Cよりも中心軸方向上側に位置する。
また、第二スリット51の径方向外側の縁72Aにおける開口端の下端72Bは、第二スリット51の回転方向前端における下端51Cよりも軸方向下側に位置し、第二スリット51の径方向内側の縁71Aにおける開口端の下端71Bよりも軸方向上側に位置する。この構成によって、羽根本体20Aを安価に製造でき、かつ、風量を増加することができる。つまり、羽根本体20Aの下面において、第二内側領域71の、第二スリット51の径方向内側の縁71A付近が、羽根本体20Aが回転する際により多くの空気と衝突し、中心軸方向下側への風量を増加させることができる。さらに、第二内側領域71の、第二スリット51の径方向内側の縁71A付近が、第二外側領域72の、第二スリット51の径方向外側の縁72A付近が、中心軸方向上側、又は同程度の高さに位置する場合に比べて、羽根本体20Aの第二外側領域72と空気が衝突する量を低減させることができる。よって、羽根本体20A全体が発生させる風量は増加させつつ、第二外側領域72が空気から受ける、羽根本体20Aの径方向内端を基準とするモーメントを低減することができる。
また、本実施形態においては、羽根本体20Aは金属の一枚板を、曲げ部80で曲げることによって形成されている。よって、第二内側領域71の下面と、第二外側領域72の下面は略平坦であり、第二内側領域71が含まれる仮想面と、第二外側領域72が含まれる仮想面は、0度よりも大きな角度で交わる。換言すると、羽根本体20Aの前方領域30の下面と第二内側領域71の下面が成す角θ20は、180度よりも小さく、かつ、前方領域30の下面と第二外側領域72の下面がなす角θ30よりも小さい。この構成によって、羽根本体20Aを安価に加工することができ、さらに、羽根本体20Aによって生み出される風量を増加させることができる。また、第二外側領域72が空気から受ける、羽根本体20Aの内端を基準とするモーメントを低減することができる。
本実施形態においては、前方領域30の下面と第二外側領域72の下面が成す角θ30は180度よりも小さいが、必ずしも180度よりも小さくする必要はなく、180度であっても良い。また、上記実施形態では、スリットの数を1の場合、2の場合について説明したが、これ以上の複数のスリットが形成されていてもよい。
本発明は、シーリングファンに利用できる。
J 中心軸
R 回転方向
A−A スリットの回転方向前端を含む周方向断面
B−B 第二スリットの回転方向前端を含む周方向断面
θ1,θ10 前方領域の下面と、第一領域の下面が成す角
θ2 前方領域の下面と、第二領域の下面が成す角
θ20 前方領域の下面と第二内側領域の下面が成す角
θ30 前方領域の下面と第二外側領域の下面が成す角
1 シーリングファン
1A モータ部
1B ロータ部
1C 連結部
2,20 シーリングファン用の羽根
2A,20A 羽根本体
3,30 前方領域
3A,30A 羽根本体の回転方向前縁における下端
4,40 後方領域
4A,40A 回転方向後縁
5 スリット
50 第一スリット
51 第二のスリット
5A,50A 拡大部
5B スリットの回転方向前端
5C スリットの回転方向前端における下端
51A 第二スリットの拡大部
51B 第二スリットの回転方向前端
51C 第二スリットの回転方向前端における下端
6,60 第一領域
6A スリットの径方向外側の縁
6B 径方向内側の縁における開口端の下端
7,70 第二領域
7A スリットの径方向外側の縁
7B 径方向外側の縁における開口端の下端
71 第二内側領域
71A 第二スリットの径方向内側の縁
71B 第二スリットの径方向内側の縁における開口端の下端
72 第二外側領域
72A 第二スリットの径方向外側の縁
72B 第二スリットの径方向外側の縁における開口端の下端
8,80 曲げ部
8A 曲げ部と補強部の径方向間隙
9,90 補強部
9A,90A 補強部の下面
9B,90B 補強部の上面
R 回転方向
A−A スリットの回転方向前端を含む周方向断面
B−B 第二スリットの回転方向前端を含む周方向断面
θ1,θ10 前方領域の下面と、第一領域の下面が成す角
θ2 前方領域の下面と、第二領域の下面が成す角
θ20 前方領域の下面と第二内側領域の下面が成す角
θ30 前方領域の下面と第二外側領域の下面が成す角
1 シーリングファン
1A モータ部
1B ロータ部
1C 連結部
2,20 シーリングファン用の羽根
2A,20A 羽根本体
3,30 前方領域
3A,30A 羽根本体の回転方向前縁における下端
4,40 後方領域
4A,40A 回転方向後縁
5 スリット
50 第一スリット
51 第二のスリット
5A,50A 拡大部
5B スリットの回転方向前端
5C スリットの回転方向前端における下端
51A 第二スリットの拡大部
51B 第二スリットの回転方向前端
51C 第二スリットの回転方向前端における下端
6,60 第一領域
6A スリットの径方向外側の縁
6B 径方向内側の縁における開口端の下端
7,70 第二領域
7A スリットの径方向外側の縁
7B 径方向外側の縁における開口端の下端
71 第二内側領域
71A 第二スリットの径方向内側の縁
71B 第二スリットの径方向内側の縁における開口端の下端
72 第二外側領域
72A 第二スリットの径方向外側の縁
72B 第二スリットの径方向外側の縁における開口端の下端
8,80 曲げ部
8A 曲げ部と補強部の径方向間隙
9,90 補強部
9A,90A 補強部の下面
9B,90B 補強部の上面
Claims (12)
- 上下方向に伸びる中心軸を備えたモータによって回転するシーリングファン用の羽根であって、
径方向に伸びる羽根本体に、回転方向後縁に開口する少なくとも一つのスリットを有し、
前記羽根本体における前記スリットの回転方向前端を含む周方向断面において、前記羽根本体の回転方向前縁における下端は、前記スリットの回転方向前端における下端よりも中心軸方向上側に位置し、
前記スリットの径方向外側の縁における開口端の下端は、前記スリットの回転方向前端における下端よりも軸方向下側に位置し、前記スリットの径方向内側の縁における開口端の下端よりも軸方向上側に位置する、シーリングファン用の羽根。 - 前記スリットの回転方向前端は、前記周方向断面における前記羽根本体の前記周方向幅中心よりも、回転方向後方に位置する、請求項1に記載のシーリングファン用の羽根。
- 前記スリットの開口端は、径方向において、前記羽根本体の径方向幅中心よりも径方向外側に位置する、請求項1と2のいずれかに記載のシーリングファン用の羽根。
- 前記スリットは、前記回転方向前方において、前記スリットの径方向幅が広くなる拡大部を有する、請求項1乃至3のいずれかに記載のシーリングファン用の羽根。
- 中心軸方向上側から見た際に、前記拡大部は、略円形である、請求項4に記載のシーリングファン用の羽根。
- 前記羽根本体は、前記スリットを起点に中心軸方向下側に折り曲げられる後方領域を有し、
前記後方領域は、前記スリットよりも径方向内側に位置する第一領域と、前記スリットよりも径方向外側に位置する第二領域とに分けられ、
前記第一領域と前記第二領域の下面は、略平坦であり、
前記第一領域が含まれる仮想面と、前記第二領域が含まれる仮想面とが、0度よりも大きな角度で交わる、請求項1乃至5のいずれかに記載のシーリングファン用の羽根。 - 前記羽根本体は、前記スリットよりも径方向外側に位置し、回転方向後縁に開口する第二スリットをさらに有し、
前記羽根本体における前記第二スリットの回転方向前端を含む周方向断面において、前記羽根本体の回転方向前縁における下端は、前記第二スリットの回転方向前端における下端よりも中心軸方向上側に位置し、
前記第二スリットの径方向外側の縁における開口端の下端は、前記第二スリットの回転方向前端における下端よりも軸方向下側に位置し、前記第二スリットの径方向内側の縁における開口端の下端よりも軸方向上側に位置する、請求項1乃至5のいずれかに記載のシーリングファン用の羽根。 - 前記羽根本体は、回転方向後方に位置する後方領域を有し、
前記後方領域は、前記第二スリットによって、前記スリットより外側、かつ前記第二スリットよりも径方向内側に位置する第二内側領域と、前記第二スリットよりも径方向外側に位置する第二外側領域とに分けられ、
前記第二内側領域と、前記第二外側領域の下面は、略平坦であり、
前記第二内側領域が含まれる仮想面と、前記第二外側領域が含まれる仮想面とが、0度よりも大きな角度で交わる、請求項7に記載のシーリングファン用の羽根。 - 前記羽根本体は、回転方向前方に位置する前方領域を有し、
前記前方領域は、径方向に伸びる補強部を有する、請求項1乃至8のいずれかに記載のシーリングファン用の羽根。 - 前記羽根本体は、前記回転方向前方において、前記スリットの径方向幅が広くなる拡大部を有し、
前記拡大部を含んで径方向に伸び、前記羽根本体が曲げられる曲げ部を有し、
前記曲げ部と前記補強部の径方向間隙は、径方向外側から径方向内側になるにつれて、大きくなるように形成されている、請求項9に記載のシーリングファン用の羽根。 - 前記補強部は、プレス加工によって形成され、
前記補強部の下面は、凹部を有する、請求項9または10に記載のシーリングファン用の羽根。 - 請求項1乃至11のいずれかに記載のシーリングファン用の羽根を有する、シーリングファン。
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