JP2016084324A - 皮膚真菌症治療剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮膚真菌症を容易に完治させるだけの効力をもつ薬剤を提供する。【解決手段】DL−2、3−ジアミノブタン四酢酸ナトリウム塩、DL−2、3−ジアミノブタン四酢酸カリウム塩、1−フェニルエチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩、1−フェニルエチレンジアミン四酢酸カリウム塩、DL−1、2−ジフェニルエチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩、DL−1、2−ジフェニルエチレンジアミン四酢酸カリウム塩、trans−シクロペンタン1、2−ジアミン四酢酸ナトリウム塩、trans−シクロペンタン1、2−ジアミン四酢酸カリウム塩、trans−シクロブタン1、2ジアミン四酢酸ナトリウム塩、trans−シクロブタン1、2ジアミン四酢酸カリウム塩、3−ヒドロキシ1、2−ジアミノプロパン四酢酸ナトリウム塩、3−ヒドロキシ1、2−ジアミノプロパン四酢酸カリウム塩、3−メトキシ−1、2−ジアミノプロパン四酢酸ナトリウム塩、3−メトキシ−1、2−ジアミノプロパン四酢酸カリウム塩、o−フェニレンジアミン四酢酸ナトリウム塩、o−フェニレンジアミン四酢酸カリウム塩からなる群から選ばれた少なくとも1種以上の有機酸塩を主要な有効成分として含む外用剤であることを特徴とする、皮膚真菌症治療剤。【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚真菌症の治療剤に関し、さらに詳しくは有効成分としてエデト酸類縁有機酸の塩類を含有する皮膚真菌症の治療剤に関する。
エデト酸(EDTA、エチレンジアミン四酢酸)は分子内に4個のカルボキシル基と2個の第三級アミノ基とを含み、1個の分子内塩を形成している弱い酸である。水虫(皮膚糸状菌症)に対するエデト酸の抗菌活性について述べている特許情報としては、エデト酸の塩類が皮膚糸状菌症に対して治療効果を持つことが開示されている(特許文献1)。また、資生堂(株)の商品であるオーデコロン・マッサージジェル「キオラインナーセラムR(ディスペンサータイプ)」が水虫患者の水虫を完治させるとして、この商品に含まれている11個の構成成分すべてを含む混合物が水虫治療薬として開示されている。これらの構成成分の一つとしてエデト酸塩が含まれているが、これらの11個の成分のうちのどの成分が水虫治癒作用を示すのかは不明なままであり、解明されていない。なお、この特許情報に記載されているエデト酸塩は、通常使用されるエデト酸二ナトリウム塩であると考えられる(特許文献2)。
エデト酸と皮膚糸状菌症以外の真菌症との関連について述べている特許文献としては、エデト酸カルシウム二ナトリウムなどのエデト酸塩類が膣カンジダ症の治療剤となることが開示されている(特許文献3)。また、エデト酸四ナトリウムなどのエデト酸塩類が、カンジダ菌などのバイオフィルム(菌膜)の形成を抑制することが開示されている(特許文献4、5)。これらの特許文献ではエデト酸塩類が人体内のカンジダ菌を抑制することが開示されているが、皮膚カンジダ症については言及されていない。
エデト酸はグラム陰性菌、緑膿菌、酵母および真菌に対する抗菌活性を有しているが、単独で抗菌性の保存剤として使うためには効力が不足しており、他の保存料との併用で使用されている程度である(非特許文献1)。真菌に対するエデト酸の抗菌作用に関しては、エデト酸二ナトリウムなどがカンジダ菌に対する抗菌活性を持つこと(非特許文献2、3)、およびアスペルギルス菌に対する抗菌活性を持つこと(非特許文献4)が報告されているが、皮膚糸状菌(水虫の原因菌)などの他の真菌については報告が見られない。
特許第5548832号公報 特開2005−263695号公報 アメリカ特許第4107331号公報 特開2008−273984号公報 特許第4012328号公報
医薬品添加物ハンドブック、100頁、エデト酸、抗菌活性、永井恒司監修、薬事日報社、2001年。 B. Chudzik, A. Malm, B. Rajtar and M. Polz-Dacewicz, Annals of Microbiology, 57 (1), 115-119 (2007). 市販EDTA製剤の抗菌性、中島薫,寺田林太郎、久保田稔、第125回日本歯科保存学会講演集、144頁(2006年)。 L. Abrunhosa and A. Venancio, Asian J. Biochemistry, 3 (3), 176-181 (2008).
皮膚真菌症は、主に皮膚の角層に生じる真菌感染症であり、皮膚糸状菌症(水虫)が代表的なものである。人や動物の皮膚糸状菌症は人獣共通感染症であり、薬物治療を行ってもなかなか完治には至りにくいことが知られている。皮膚の浅い部分に寄生している皮膚糸状菌をなぜ殺すことができないのか、その理由は明らかにはされていないが、皮膚科領域で使われているアゾール系抗真菌剤やアリルアミン系抗真菌剤などの合成抗真菌剤が皮膚の中へと透過しにくいことが一つの大きな要因になっているためではないか、と考えられる。これらの抗真菌剤は、in vitroの薬剤感受性試験では皮膚糸状菌に対する強力な抗菌活性を示すのであるが、しかし薬剤が皮膚糸状菌のいる部位まで届かなければ水虫は治らないわけである。この観点から、新規な水虫薬としては皮膚への透過性に優れた新しいタイプの薬剤の開発が望ましく、そのような皮膚への浸透性を持つ薬剤は水虫を完治させるだけの効力を備えているものと期待される。また、爪水虫に対しては内服用抗真菌剤を用いる治療法が行われているが、この内服療法では肝障害などの副作用を伴うこともあるので、外用療法で爪水虫を治すことができる薬剤の開発も望まれている。なお、現在皮膚科領域で用いられている合成抗真菌剤は、一般に皮膚糸状菌症、皮膚カンジダ症、癜風などの皮膚真菌症に対する適応を持っており、本発明でもこれらの皮膚真菌症に対して有効な治療剤が得られる可能性が高いと考えられる。
本発明は、前記技術的課題を解決することを目的として研究開発されたものであって、皮膚や爪に対する浸透性に優れ、皮膚糸状菌症をはじめとする皮膚真菌症を効果的に治療することができる新規な皮膚真菌症治療剤を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するためには、従来行われてきた合成抗真菌剤の類縁体を研究する手法とは全く異なる観点から抗真菌剤の研究を行う必要があることが明らかであろう。従来の合成抗真菌剤は一般に水に不溶性ないしは難溶性であるが、このことが皮膚への透過性を失う大きな要因になっているものと考えられる。皮膚への透過性を高めるためには、水溶性の高い化合物を選択することが望ましいであろう。酢酸は皮膚への透過性が高く、優れた抗真菌剤であるので、各種の有機酸を用いて皮膚糸状菌などの病原性真菌の薬剤感受性試験をCLSI (Clinical Laboratory Standards Institute、米国)ガイドラインに準拠して検討したところ、エデト酸の塩類が病原性真菌に対する抗菌活性を持つことが判明した(特許文献1)。
そこで、種々のエデト酸類縁有機酸の塩類についてトリコフィトン・メンタグロフィテス(Trichophyton mentagrophytes)に対する抗菌活性を検討したところ、次の8種類の有機酸の塩類がエデト酸塩類と同等程度の抗菌活性を持つことが判明した:DL−2、3−ジアミノブタン四酢酸、1−フェニルエチレンジアミン四酢酸、DL−1、2−ジフェニルエチレンジアミン四酢酸、trans−シクロペンタン1、2−ジアミン四酢酸、trans−シクロブタン1、2ジアミン四酢酸、3−ヒドロキシ1、2−ジアミノプロパン四酢酸、3−メトキシ−1、2−ジアミノプロパン四酢酸又はo−フェニレンジアミン四酢酸。これらの有機酸の塩類としては、水への溶解性が大きいナトリウム塩あるいはカリウム塩を適宜選択することができる。
本発明の皮膚真菌症治療剤は、有効成分としてDL−2、3−ジアミノブタン四酢酸ナトリウム塩、DL−2、3−ジアミノブタン四酢酸カリウム塩、1−フェニルエチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩、1−フェニルエチレンジアミン四酢酸カリウム塩、DL−1、2−ジフェニルエチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩、DL−1、2−ジフェニルエチレンジアミン四酢酸カリウム塩、trans−シクロペンタン1、2−ジアミン四酢酸ナトリウム塩、trans−シクロペンタン1、2−ジアミン四酢酸カリウム塩、trans−シクロブタン1、2ジアミン四酢酸ナトリウム塩、trans−シクロブタン1、2ジアミン四酢酸カリウム塩、3−ヒドロキシ1、2−ジアミノプロパン四酢酸ナトリウム塩、3−ヒドロキシ1、2−ジアミノプロパン四酢酸カリウム塩、3−メトキシ−1、2−ジアミノプロパン四酢酸ナトリウム塩、3−メトキシ−1、2−ジアミノプロパン四酢酸カリウム塩、o−フェニレンジアミン四酢酸ナトリウム塩又はo−フェニレンジアミン四酢酸カリウム塩を含有することを特徴とする。
有機酸そのものは自身の持つ酸性のために皮膚への刺激が強く、水虫などの真菌症の治療には使いにくいのであるが、有機酸の塩類は酸性が消失しているか、あるいは酸性が弱くなっているので皮膚への刺激が少なく、安心して使える水虫治療薬になっている。本発明化合物は、皮膚糸状菌症などに対して高い治療効果を持つ、副作用の少ない理想的な皮膚真菌症治療薬として人類社会に貢献するであろう。
本発明の皮膚真菌症治療剤は、DL−2、3−ジアミノブタン四酢酸ナトリウム塩、DL−2、3−ジアミノブタン四酢酸カリウム塩、1−フェニルエチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩、1−フェニルエチレンジアミン四酢酸カリウム塩、trans−シクロペンタン1、2−ジアミン四酢酸ナトリウム塩又はtrans−シクロペンタン1、2−ジアミン四酢酸カリウム塩から選ばれた少なくとも一種以上であるものが好ましい態様となる。
また、本発明の皮膚真菌症治療剤は、上記の有機酸塩類が液状媒体に溶解もしくは分散されてなり、皮膚真菌症の患部が皮膚真菌症治療剤に浸漬されることによって、患部に投与されるように用いられるものが好ましい態様となる。
本発明によれば、皮膚真菌症を効果的に治療することができる。
本発明の皮膚真菌症治療剤は皮膚や爪への浸透性が良く、これまで治りにくいとされてきた皮膚糸状菌症(水虫)を容易に完治させることが判明した。皮膚の水虫に対しては、本発明化合物を含む薬剤を1日1〜3回水虫患部に適用することにより、皮膚糸状菌を殺すために必要な皮膚内の薬剤濃度が保たれて皮膚糸状菌を消滅させることができ、数日〜数カ月間の処理で水虫完治を達成することができる。
本発明化合物の薬剤濃度は、病原性真菌を殺し得る任意の範囲内の濃度を選択できるが、有機酸アニオン類を皮膚内へと透過させて長時間その濃度を維持することが必要であり、また、爪水虫では爪の奥深くに潜む皮膚糸状菌の生息部位まで有機酸アニオン類を到達させることも必要であり、そのような観点から皮膚真菌症治療剤の濃度は0.01〜15%程度であることが好ましく、さらに0.1〜10%であることがより好ましい。この薬剤濃度が低すぎると病原性真菌に対する効果が十分でないので、薬剤の使用回数を多くする必要が生じてくる。また、逆に薬剤濃度が高すぎると皮膚に対する刺激が大きくなって皮膚の敏感な部分に炎症が生じることになり、真菌症治療効果を損なう可能性がある。
本発明化合物は、医薬品とするために必要な程度の水溶性を備えている。このため、液剤、クリーム剤、噴霧剤、軟膏剤などの各種の剤型を必要に応じて適宜選択することができる。本発明化合物を溶解するための溶媒としては、水、エタノール、イソプロパノール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、マクロゴールなどの本発明化合物が可溶な任意の溶媒を使うことができる。本発明の皮膚真菌症治療剤は、既知の合成抗真菌薬と混合して使用してもよく、また、木酢液、竹酢液、酢酸、植物抽出液などの水虫に対する民間伝承薬と任意の割合で混合しても差し支えはない。さらにまた、治療剤には、必要に応じて、製薬上一般的に使用される添加剤が含有されてもよい。
本発明の皮膚真菌症治療剤の抗菌活性は、トリコフィトン・メンタグロフィテスの薬剤感受性試験をCLSI (Clinical Laboratory Standards Institute、米国)ガイドラインに準拠して行い、評価した。実施例1に示すように、本発明化合物はエチレンジアミン四酢酸三ナトリウムと同等程度の抗菌活性を示した。この薬剤感受性試験では、真菌の分生子(胞子)が発芽成長するために必要なCaイオンとMgイオンが培地に含まれている。有機酸の持つカルボキシル基はこれらのイオンと結合するので、有機酸は真菌の発育に対して競合的な阻害作用を持っているわけである。本発明化合物は、これらのイオンと強固に結合する化学構造上の特徴を持っており、試験系内からこれらのイオンを排除することにより、真菌の生育を阻んで抗菌活性を発揮するものと考えられる。カルシウムイオン、マグネシウムイオンとの強い結合能を有する有機酸塩類が真菌に対して抗菌活性を示すことは、非解離の有機酸が抗菌活性を示すとする従来の常識を覆す知見である。なお、本発明化合物は主にCaイオン、Mgイオンと結合することによって抗菌活性を発揮するので、これらのイオンが血液中から供給されにくい皮膚角層内では効果的な抗菌作用を発揮することができるが、一方、内臓器官などではこれらのイオンが豊富に存在するために失活することが明白であり、本発明化合物は深在性真菌症に対しては効果がないと考えられる。
エチレンジアミン四酢酸は、カルボキシル基の一つが分子内の第三級アミノ基へ配位して分子内塩を形成しており、実質的には3価の有機酸である。本発明化合物はエチレンジアミン四酢酸類縁有機酸の塩であるので、それぞれの化合物の構造に応じて適宜分子内塩を形成している。そして、分子内塩の形成に参加していない遊離のカルボキシル基が酸性を示すことになるので、それらの酸性を示すカルボキシル基を中和すれば中性の化合物を得ることができる。ヒトの皮膚に本発明化合物を適用する際には、中性液が皮膚への刺激が少なく、その結果として皮膚真菌症に対する治療効果が酸性塩やアルカリ性塩よりも高く、最も好ましい使用形態となる。このため本発明化合物の試験液は、本発明化合物の遊離酸に0.5M−苛性ソーダ水溶液あるいは0.5M−苛性カリ水溶液を加えて中性液とする方法を用いて、10mg/ml濃度の試験液を調製した。
[実施例]
ここで本発明化合物の抗真菌活性について実施例を挙げて説明するが、本発明の効果はこれらの実施例のみに限定されるものではない
[実施例1]
本発明化合物の皮膚糸状菌に対する抗真菌活性は、トリコフィトン・メンタグロフィテスの薬剤感受性試験を行って評価した。試験方法は微量液体希釈法を用いて、CLSI (Clinical Laboratory Standards Institute、米国)のガイドラインに準拠して行った。本発明化合物および標準物質として用いたエチレンジアミン四酢酸三ナトリウムのトリコフィトン・メンタグロフィテスに対する抗菌活性は次の通りであった(化合物名とMIC(μg/ml)を併記する):DL−2、3−ジアミノブタン四酢酸ナトリウム塩、78;1−フェニルエチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩、78;DL−1、2−ジフェニルエチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩、78;trans−シクロペンタン1、2−ジアミン四酢酸ナトリウム塩、39;trans−シクロブタン1、2ジアミン四酢酸ナトリウム塩、39;3−ヒドロキシ1、2−ジアミノプロパン四酢酸ナトリウム塩、78;3−メトキシ−1、2−ジアミノプロパン四酢酸ナトリウム塩、78;o−フェニレンジアミン四酢酸カリウム塩;160;エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム、39。
[実施例2]
DL−2、3−ジアミノブタン四酢酸二・五ナトリウム50gにグリセリン(日本薬局方、85%水溶液)10ml、15%エタノールを加えて全量を1Lとし、5%試験液を調製した。腹部にできた生毛部水虫に対してこの試験液を1日2回塗布したところ、10日後には患部が瘢痕化して水虫が完治した。
本発明は、皮膚真菌症の治療剤に関するものであり、日本でも数多くの患者が存在するといわれている皮膚糸状菌症(水虫)の効果的な治療剤をも包含するものである。これまで水虫は完治しにくいものであったが、本発明の皮膚真菌症治療剤を用いることにより水虫は容易に完治できるものとなった。本発明は、皮膚真菌症という厄災から人類を救済し得るものであり、産業上の利用可能性は極めて大きい。

Claims (2)

  1. DL−2、3−ジアミノブタン四酢酸ナトリウム塩、DL−2、3−ジアミノブタン四酢酸カリウム塩、1−フェニルエチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩、1−フェニルエチレンジアミン四酢酸カリウム塩、DL−1、2−ジフェニルエチレンジアミン四酢酸ナトリウム塩、DL−1、2−ジフェニルエチレンジアミン四酢酸カリウム塩、trans−シクロペンタン1、2−ジアミン四酢酸ナトリウム塩、trans−シクロペンタン1、2−ジアミン四酢酸カリウム塩、trans−シクロブタン1、2ジアミン四酢酸ナトリウム塩、trans−シクロブタン1、2ジアミン四酢酸カリウム塩、3−ヒドロキシ1、2−ジアミノプロパン四酢酸ナトリウム塩、3−ヒドロキシ1、2−ジアミノプロパン四酢酸カリウム塩、3−メトキシ−1、2−ジアミノプロパン四酢酸ナトリウム塩、3−メトキシ−1、2−ジアミノプロパン四酢酸カリウム塩、o−フェニレンジアミン四酢酸ナトリウム塩又はo−フェニレンジアミン四酢酸カリウム塩からなるエチレンジアミン四酢酸の誘導体から選ばれた少なくとも1種以上の有機酸塩を主要な有効成分として含む外用剤であることを特徴とする、皮膚真菌症治療剤。
  2. 皮膚真菌症が皮膚糸状菌症あるいはカンジダ症を併発した皮膚糸状菌症である、請求項1に記載の皮膚真菌症治療剤。
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