JP2016082872A - 電圧可変バッテリ装置 - Google Patents

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壮彦 北中
Akihiko Kitanaka
壮彦 北中
工 天野
Takumi Amano
工 天野
泰朗 伊藤
Yasuro Ito
泰朗 伊藤
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Abstract

【課題】従来のバッテリは、電力供給対象の電動機器の駆動電圧毎に適合する出力電圧のバッテリを用意しなければならず、或いは、バッテリの出力電圧を設定された電圧に昇降圧するため電力供給先の電動機器に昇降圧手段を備えなければならなかった。【解決手段】バッテリ11と、バッテリ11から出力されたバッテリ電圧を変圧する変圧部12(DC−DCコンバータ12a、切替部12b)と、変圧部12に接続された出力部13(接続端子13a〜13d)とを有し、出力部13からバッテリ電圧とは異なった電圧を出力する。【選択図】図1

Description

この発明は、電圧可変バッテリ装置に関し、特に、バッテリの出力電圧を基に任意の電圧を出力することができる電圧可変バッテリ装置に関する。
従来、家庭用の交流(AC)電源から充電して、繰り返し使用することができる充電バッテリが普及しており、このようなバッテリを用いたものとして、例えば、駆動輪にトルクを加えるモータと、バッテリホルダに取り付けられたバッテリパックからモータへ電力を供給する回路ユニットを備えた、「バッテリパックを電源とする電動車」(特許文献1参照)が知られている。
特開2011−235749号公報
しかしながら、従来のバッテリは、バッテリが装着され使用される対象の電動機器(例えば、モータ)に設定された電圧(定格電圧)を出力電圧として、電力を供給していた。つまり、バッテリから電動機器に電力を供給しようとする場合、電力供給先の電動機器の電圧とバッテリの出力電圧を一致させる必要があった。このため、電力供給対象の電動機器の駆動電圧毎に適合する出力電圧のバッテリを用意しなければならず、或いは、バッテリの出力電圧を設定された電圧に昇降圧するため電力供給先の電動機器に昇降圧手段を備えなければならなかった。
この発明の目的は、バッテリの出力電圧を基に、電力供給対象の電動機器の電圧に応じて異なった電圧の電力を供給することができる電圧可変バッテリ装置を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係る電圧可変バッテリ装置は、バッテリと、前記バッテリから出力されたバッテリ電圧を変圧する変圧部と、前記変圧部に接続された出力部とを有し、前記出力部から前記バッテリ電圧とは異なった電圧を出力することを特徴としている。
上記構成を有することにより、電圧可変バッテリ装置から、バッテリの出力電圧を基に、電力供給対象の電動機器の電圧に応じて異なった電圧の電力を供給することができる。
この発明に係る電圧可変バッテリ装置において、前記変圧部における変圧機能に関する各種情報を制御する制御部と、前記制御部により制御される通信部及び記憶部とを有することが好ましい。この構成によれば、遠隔操作装置を用いた、制御部を介しての電圧可変バッテリ装置に対する各種制御が可能になる。
この発明に係る電圧可変バッテリ装置において、前記通信部に接続され、前記バッテリの現在状態を把握しバッテリ現在状態に関する情報を出力する状態把握部、及び入力した停止信号により少なくとも前記バッテリからの出力を停止する遮断部、の少なくとも一方を備える、バッテリ管理部を有することが好ましい。この構成によれば、通信部を介して、電圧可変バッテリ装置の使用場所とは異なった場所(遠隔地等)から、電圧可変バッテリ装置のバッテリを管理することができる。
この発明に係る電圧可変バッテリ装置において、前記バッテリは、充電式バッテリであり、バッテリ充電部を有することが好ましい。この構成によれば、バッテリ充電部を介してバッテリに充電することにより蓄電し、バッテリを繰り返し使用することができる。
この発明に係る電圧可変バッテリ装置によれば、バッテリの出力電圧を基に、電力供給対象の電動機器の電圧に応じて異なった電圧の電力を供給することができる。この結果、電力供給対象の電動機器の駆動電圧毎に適合する出力電圧のバッテリを用意する必要がなく、また、バッテリの出力電圧を適合する電圧に昇降圧するため電力供給先の電動機器に昇降圧手段を備える必要もない。
この発明の第1実施の形態に係る電圧可変バッテリ装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の電圧可変バッテリ装置を示し、(a)の外観説明図、(b)は他の筐体端面例の説明図である。 この発明の第2実施の形態に係る電圧可変バッテリ装置の概略構成を、バッテリ管理部との関連でのみ示すブロック図である。
以下、この発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、この発明の第1実施の形態に係る電圧可変バッテリ装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、電圧可変バッテリ装置10は、バッテリ11と、変圧部12と、出力部13と、充電部(バッテリ充電部)14と、制御部(CPU:Central Processing Unit)15と、通信部16と、記憶部17を備えている。
バッテリ11は、例えば50Vの直流(DC)電圧をバッテリ電圧として出力する、二次電池(充電式電池)であり、充電部14を介して、例えば100Vの交流(AC)電源からバッテリ11に充電することにより蓄電し、バッテリ11を繰り返し使用することができる。なお、バッテリ11は、二次電池に限るものではなく一次電池(乾電池)を用いても良い。
変圧部12は、DC−DCコンバータ12a及び切替部12bを備えており、バッテリ電圧を基に変圧処理を行い、変圧後の電圧を出力部13へと出力する。DC−DCコンバータ12aは、昇降圧型のDC−DCコンバータであり、バッテリ11から変圧部12に入力したバッテリ電圧を、バッテリ電圧とは異なる任意の電圧に変圧して、切替部12bと出力部13へ出力する。切替部12bは、DC−DCコンバータ12aから入力した変圧後の電圧の出力先を、複数(一例として、この実施の形態では3個)の中から選択した一つに切り替える。
なお、変圧部12を、上述したように、1個のDC−DCコンバータ12aと切替部12bにより構成するのではなく、複数個(一例として、この実施の形態では4個)のDC−DCコンバータ12aにより構成して、各DC−DCコンバータ12aからそれぞれ変圧された電圧を、複数個(一例として、この実施の形態では4個)の出力部13のそれぞれへ直接出力しても良い。これにより、変圧部12から出力部13へ、DC−DCコンバータ12aの数(一例として、この実施の形態では4個)に応じた複数(一例として、この実施の形態では4種類)の異なった電圧のそれぞれを、出力部13へ同時に出力することができる。
変圧部12からの出力電圧は、一例として、この実施の形態では、DC3V、DC5V、DC12Vの三種類の異なった電圧に設定されるが、これに限るものではなく、DC3.15〜6.3V、DC6.3〜10.5V、DC13.5〜18Vの三種類の異なった範囲の電圧等、電力供給対象(例えば、モータ等の電動機器)に対応して様々な電圧値及び出力数に設定することができる。変圧部12からの出力電圧としては、バッテリ11のバッテリ電圧が最大となる。
出力部13は、一例として、この第1実施の形態では、変圧部12の切替部12bに接続された、4個の接続端子13a〜13dを備えており、各接続端子13a〜13dを接続端として電圧可変バッテリ装置10と外部の電力供給対象とを接続する、コネクタとして機能する。このコネクタとしての出力部13を介して変圧部12と電力供給対象が繋がることにより、変圧部12からの変圧電圧を出力電圧として、電力供給対象に供給することができる。
つまり、電圧可変バッテリ装置10から電力供給対象へ、バッテリ11の出力電圧を基に、電力供給対象の電動機器の必要電圧に応じて異なった電圧の電力を供給することができる。
制御部(CPU)15は、変圧部12の変圧処理及び切替処理等、電圧可変バッテリ装置10におけるバッテリ電圧可変処理に関する各種動作を制御、即ち、変圧部12における変圧機能に関する各種情報を制御すると共に、通信機能を備えた通信部16及び記憶部17の作動を制御する。
通信部16は、無線或いは有線の何れかの通信機能を備えており、例えば無線通信機能を備えることで、遠隔操作用の操作信号を出力することができる多機能携帯電話(所謂、スマートフォン)やパーソナルコンピュータ(PC)或いはリモートコントローラ(リモコン)等の遠隔操作装置と、電圧可変バッテリ装置10を、無線により接続することができる。これにより、多機能携帯電話やPC或いはリモコン等を用いた、制御部15を介しての、電圧可変バッテリ装置10に対する各種制御、例えば、作動(ON/OFF)制御、作動状態(ステータス)確認等が可能になる。
例えば、遠隔操作装置により電圧可変バッテリ装置10を起動する場合、先ず、遠隔操作装置のアプリケーションソフトから電圧可変バッテリ装置10の識別子(ID)を取得し、次に、アプリケーションソフトに、予め設定したパスワードを入力して、電圧可変バッテリ装置10へ送信し、環境設定を終了する。これにより、電圧可変バッテリ装置10のセキュリティを確保して、電圧可変バッテリ装置10を起動することができる。
また、電圧可変バッテリ装置10の出力電圧を設定する場合、先ず、遠隔操作装置のアプリケーションソフトから出力電圧の電圧値を設定し、次に、遠隔操作装置から設定情報を電圧可変バッテリ装置10へ送信して、電圧設定を終了する。これにより、出力部13から電力供給対象へ、必要とする電圧値の出力電圧の電力を供給することができる。
また、電圧可変バッテリ装置10の電源をオン・オフ(ON/OFF)する場合、先ず、遠隔操作装置のアプリケーションソフトから電源オン・オフを指定し、次に、遠隔操作装置から指定情報を電圧可変バッテリ装置10へ送信して、電源オン・オフを終了する。これにより、遠隔操作装置による電圧可変バッテリ装置10の電源オン・オフができる。
なお、電圧可変バッテリ装置10を、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムに対応させることにより、電圧可変バッテリ装置10の現在位置情報を取得することができる。
記憶部17は、電圧可変バッテリ装置10の制御に関する、制御プログラム等のソフトウェアを格納すると共に各種データを保存する。
つまり、制御部15と、制御部15により制御される通信部16及び記憶部17とを有することで、遠隔操作装置を用いた、制御部15を介しての電圧可変バッテリ装置10に対する各種制御が可能になる。
図2は、図1の電圧可変バッテリ装置を示し、(a)の外観説明図、(b)は他の筐体端面例の説明図である。
図2(a)に示すように、電圧可変バッテリ装置10は、筐体18の内部空間に、バッテリ収納部18aと構成部材収納部18bを設けて形成されている。バッテリ収納部18aには、バッテリ11が取り出し可能に収納され、構成部材収納部18bには、変圧部12、出力部13、充電部14、制御部15、通信部16、及び記憶部17等の構成部材(図示しない)が収納される。
筐体18は、一例として、この実施の形態では、円筒形状を有しており、筐体18の外表面である、構成部材収納部18b側の端面18cには、出力部13の4個の接続端子13a〜13dの一端側を露出させている。
つまり、バッテリ11と各部12〜17等の構成部材を、バッテリ収納部18aと構成部材収納部18bにそれぞれ収納し一つの筐体18に組み込む(図2(a)参照)ことで、電圧可変バッテリ装置10を、小型軽量化することが可能になり、容易に持ち運ぶことができる。
なお、筐体18は、円筒形状に限るものではなく、バッテリ11と各部12〜17等の構成部材の形状等に対応して効率良く収納することができる任意の形状、例えば矩形断面形状の箱形等にしても良い。
筐体18の端面18cに一端側を露出させた4個の接続端子13a〜13dは、一例として、この実施の形態では、DCジャックからなる3個の接続端子13a〜13cと、USB(Universal Serial Bus)ジャックからなる1個の接続端子13dとしている(図2(a)参照)。3個の接続端子13a〜13cは、変圧部12の切替部12bに接続され、1個の接続端子13dは、変圧部12のDC−DCコンバータ12aに接続されている。なお、USBジャックは、制御部(CPU)15と直接信号のやり取りができるようにしても良い。
各ジャックは、プラグ(図示しない)と対を成して差込式接続部を構成しており、プラグの差込口となるジャックの露出端に、電力供給対象に接続されたプラグを差し込むことで、プラグとジャックが結合し接続状態になる。
3個のDCジャック13a〜13cは、同一形状を有しており、DCジャック13aにはDC3V(或いはDC3.15〜6.3V)、DCジャック13bにはDC5V(或いはDC6.3〜10.5V)、DCジャック13cにはDC12V(或いはDC13.5〜18V)、のそれぞれ異なった電圧が出力され、1個のUSBジャック13dにはDC5Vが出力される。これにより、4個のジャック13a〜13dは、3個の同一形状のDCジャック13a〜13cのそれぞれから3種類の異なった電圧を、USBジャック13dから1種類の電圧を、それぞれ出力する、共有電源コネクタとして用いることができる。この場合、USBジャック13dも3個のDCジャック13a〜13dと同一の形状にし、或いは3個のDCジャック13a〜13dもUSBジャック13dと同一の形状にし、それぞれ異なった4種類の電圧を出力するようにしても良い。
また、図2(b)に示すように、筐体18の端面18cに一端側を露出させた4個の接続端子13a〜13dのそれぞれを、DCジャックやUSBジャック或いは電動自転車の大容量電源ジャック等、想定される電力供給対象が備えるプラグに適応する形状のDCジャックとし、各DCジャックに、各プラグにより接続される電力供給対象に供給する電圧を出力するようにしても良い。これにより、4個のDCジャック13a〜13dは、4個の異なった形状のジャックのそれぞれから、各ジャックに差し込まれたプラグにより接続される電力供給対象に応じた電圧を電力供給対象に直接出力する、直接接続電源コネクタとして用いることができる。
つまり、4個のジャック13a〜13dにプラグが差し込まれプラグとジャックが結合し接続状態になることにより、コネクタとしての4個のジャック13a〜13dを介して、変圧部12と電力供給対象が接続され、変圧部12によって変圧された電圧を出力電圧として、電圧可変バッテリ装置10から電力供給対象に任意の電圧の電力を供給することができる。
なお、出力部13の4個の接続端子13a〜13dは、共有電源コネクタとして用いる場合或いは直接接続電源コネクタとして用いる場合の何れであっても、プラグ−ジャックの差込式接続部構造に限るものではなく、電力供給対象の接続部構造に対応するように、必要に応じて接続端子の種類や数を任意に設定することができる。
上述したように、この発明に係る電圧可変バッテリ装置10は、バッテリ11の出力電圧を基に、電力供給対象の電動機器の電圧に応じて異なった電圧の電力を出力することができるが、用いられるバッテリ11は、バッテリ電圧が50Vのものに限らず任意のバッテリ電圧のものを用いることができる。また、バッテリ11は、1個に限らず、2個以上を直列接続或いは並列接続により用いても良く、これにより、バッテリ11の出力電圧を、任意の電圧値にすることができる。
また、例えば、電圧可変バッテリ装置10を代金と引き換えに一定期間貸し出すレンタルシステムを構築することにより、電圧可変バッテリ装置10を、必要に応じレンタルして任意の電圧を出力することができる、自由に持ち出し可能な電力供給源として使用することができる。
(第2実施の形態)
図3は、この発明の第2実施の形態に係る電圧可変バッテリ装置の概略構成を、バッテリ管理部との関連でのみ示すブロック図である。図3に示すように、電圧可変バッテリ装置20は、バッテリ11と、変圧部12と、出力部13(図示を省略、図1参照)と、充電部14と、制御部(CPU)15と、通信部16と、記憶部17(図示を省略、図1参照)と共に、バッテリ管理部21を有しており、バッテリ管理部21は、状態把握部22と、遮断部23を備えている。バッテリ管理部21は、構成部材収納部18bに収納されて筐体18に組み込まれる。その他の構成及び作用は、第1実施の形態の電圧可変バッテリ装置10と同様である。
バッテリ管理部21は、通信部16に接続されており、通信部16を介して、多機能携帯電話やPC或いはリモコン等の遠隔操作装置と無線により接続することができ、遠隔操作装置からの情報(各種指示に関する情報等)が入力する。
状態把握部22は、バッテリ11に接続されており、状態把握部22に入力した状態把握信号により状態把握部22を作動させ、バッテリ11の現在状態を検出して得られた各種情報に基づいてバッテリ11の現在状態(バッテリ現在状態)を把握し、バッテリ現在状態に関する情報を出力する。バッテリ現在状態に関する情報として、現在のバッテリ容量(バッテリ残存容量)に関するもの、現在のバッテリ容量に基づく将来使用可能時間や使用不能警告に関するもの等がある。例えば、バッテリ残存容量は、バッテリ11の電圧又は電流の測定値に基づく計算結果として得ることができる。
この状態把握部22においては、バッテリ現在状態に関連し、当該バッテリ11の充電回数や使用回数等の履歴、電圧可変バッテリ装置20の使用者がバッテリ11を充電した場合の充電容量等に関する情報を出力しても良い。バッテリ11を充電する場合、充電するバッテリ11への入力電圧がどのような値でも、制御部(CPU)15により変圧部12を制御しアップコンバート・ダウンコンバートする充電電圧制御を行う。
遮断部23は、通電を遮断する、機械的或いは電子的なオン・オフ(ON・OFF)スイッチ等からなる電路遮断手段を、バッテリ11と変圧部12、バッテリ11と充電部14、制御部(CPU)15と通信部16、の各電路に配置しており、遮断部23に入力した停止信号により電路遮断手段を作動させ、各電路を個別に或いは同時に遮断する。従って、遮断部23は、電路遮断手段をバッテリ11と変圧部12の電路に配置することで、入力した停止信号により少なくともバッテリ11からの出力を停止することができる。
なお、電圧可変バッテリ装置20において、バッテリ管理部21は、状態把握部22及び遮断部23の両方を備えていても良いが、少なくとも一方を備えていればよい。
上述したバッテリ管理部21を有することにより、通信部16を介して、電圧可変バッテリ装置20の使用場所とは異なった場所(遠隔地等)から、電圧可変バッテリ装置20のバッテリ11を管理することができる。この際、状態把握部22を備えることで、バッテリ11の現在状態(バッテリ現在状態)に基づいてバッテリ現在状態に関する情報を出力することができ、また、遮断部23を備えることで、各電路を個別に或いは同時に遮断することによって、バッテリ11からの出力を停止することができる。
次に、上記構成を有する電圧可変バッテリ装置20の作用を説明する。
電圧可変バッテリ装置20は、状態把握部22及び遮断部23を備えたバッテリ管理部21により、バッテリ11の現在の状態(バッテリ現在状態)を把握することができ、また、バッテリ11と変圧部12、バッテリ11と充電部14、制御部(CPU)15と通信部16の各電路等、装置内の電路を遮断することができる。
電圧可変バッテリ装置20を、例えば、レンタルシステムにおいてレンタル対象物として用いる際、レンタルシステム管理者が、電圧可変バッテリ装置20の使用場所とは異なった場所(遠隔地等)から、電圧可変バッテリ装置20におけるバッテリ現在状態を確認したい場合、多機能携帯電話等から電圧可変バッテリ装置20へ状態把握信号を出力する。状態把握信号が、通信部16を介して状態把握部22に入力すると、状態把握部22は、バッテリ現在状態に関する情報を出力し、出力された情報は、状態把握部22から通信部16を介して、レンタルシステム管理者の多機能携帯電話等に入力する。従って、レンタルシステム管理者は、多機能携帯電話等により、電圧可変バッテリ装置20におけるバッテリ現在状態に関する各種情報を確認することができる。
この結果、レンタルシステム管理者は、多機能携帯電話等により、電圧可変バッテリ装置20の使用場所とは異なった場所(遠隔地等)からでも、レンタル中の電圧可変バッテリ装置20におけるバッテリ現在状態を把握し、電圧可変バッテリ装置20の使用中に生じるバッテリ11に関する様々な状況にも適切に対処することが可能になり、レンタル中の電圧可変バッテリ装置20の管理を確実に行うことができる。
同様に、電圧可変バッテリ装置20をレンタル対象物として用いる際、電圧可変バッテリ装置20の使用場所とは異なった場所(遠隔地等)から、電圧可変バッテリ装置20の使用を停止したいとき、多機能携帯電話等から電圧可変バッテリ装置20へ停止信号を出力する。停止信号が、通信部16を介して遮断部23に入力すると、遮断部23は、バッテリ11と変圧部12の電路に配置された電路遮断手段を作動させ、電路を遮断する。バッテリ11と変圧部12の電路が遮断されることにより、バッテリ11から変圧部12への出力が停止される。
この結果、レンタルシステム管理者は、多機能携帯電話等により、電圧可変バッテリ装置20の使用場所とは異なった場所(遠隔地等)からでも、レンタル中の電圧可変バッテリ装置20を強制的にバッテリ出力オフ状態、即ち、電圧可変バッテリ装置20使用不能状態にすることが可能になり、レンタル中の電圧可変バッテリ装置20の管理を確実に行うことができる。このとき、制御部(CPU)15と通信部16は使用可能状態にしておく。
なお、電圧可変バッテリ装置20において、遮断部23が、バッテリ11と変圧部12、バッテリ11と充電部14、制御部(CPU)15と通信部16、の各電路に配置された電路遮断手段を作動させ、各電路を遮断する場合、バッテリ11から変圧部12への出力を停止するのに加え、充電部14からバッテリ11への電力供給、及び制御部(CPU)15と通信部16の接続の何れも不可能になるので、電圧可変バッテリ装置20を、完全な使用不能状態にすることができる。この場合、電圧可変バッテリ装置20の各機能を復活再生させるには、レンタル事業の管理者が、直接、使用可能状態に設定し直すようにする。
このように、この発明に係る電圧可変バッテリ装置10,20は、バッテリ11の出力電圧を基に、電力供給対象の電動機器の電圧に応じて異なった電圧の電力を出力することができるので、電力供給対象の電動機器の駆動電圧毎に適合する出力電圧のバッテリを用意する必要がなく、また、バッテリの出力電圧を適合する電圧に昇降圧するため電力供給先の電動機器に昇降圧手段を備える必要もない。加えて、電圧可変バッテリ装置20は、バッテリ11の現在の状態を把握すると共に、装置内の電路を遮断することができるので、電圧可変バッテリ装置20を、例えば、レンタルシステムにおいてレンタル対象物として用いる際、レンタル中の電圧可変バッテリ装置20の管理を確実に行うことができる。
この発明によれば、バッテリの出力電圧を基に、電力供給対象の電動機器の電圧に応じて異なった電圧の電力を供給することができるので、複数の異なった電圧を出力する共有電源として、また、電力供給対象に直接出力する直接接続電源として最適であり、更に、自由に持ち出し可能な電力供給源として使用すると共に、使用場所とは異なった場所(遠隔地等)からでも管理を確実に行うことができるので、例えば、レンタルシステムを構築して、レンタル対象物として使用するのに最適である。
10,20 電圧可変バッテリ装置
11 バッテリ
11a 格納部
12 変圧部
12a DC−DCコンバータ
12b 切替部
13 出力部
13a〜13d 接続端子
14 充電部
15 制御部
16 通信部
17 記憶部
18 筐体
18a バッテリ収納部
18b 構成部材収納部
18c 端面
21 バッテリ管理部
22 状態把握部
23 遮断部

Claims (4)

  1. バッテリと、前記バッテリから出力されたバッテリ電圧を変圧する変圧部と、前記変圧部に接続された出力部とを有し、前記出力部から前記バッテリ電圧とは異なった電圧を出力することを特徴とする電圧可変バッテリ装置。
  2. 前記変圧部における変圧機能に関する各種情報を制御する制御部と、前記制御部により制御される通信部及び記憶部とを有することを特徴とする請求項1に記載の電圧可変バッテリ装置。
  3. 前記通信部に接続され、前記バッテリの現在状態を把握しバッテリ現在状態に関する情報を出力する状態把握部、及び入力した停止信号により少なくとも前記バッテリからの出力を停止する遮断部、の少なくとも一方を備える、バッテリ管理部を有することを特徴とする請求項2に記載の電圧可変バッテリ装置。
  4. 前記バッテリは、充電式バッテリであり、バッテリ充電部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電圧可変バッテリ装置。
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