JP2016081982A - 負荷時タップ切換器の電動操作機構 - Google Patents
負荷時タップ切換器の電動操作機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016081982A JP2016081982A JP2014209623A JP2014209623A JP2016081982A JP 2016081982 A JP2016081982 A JP 2016081982A JP 2014209623 A JP2014209623 A JP 2014209623A JP 2014209623 A JP2014209623 A JP 2014209623A JP 2016081982 A JP2016081982 A JP 2016081982A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tap changer
- electric operation
- operation mechanism
- load tap
- transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Abstract
【課題】 構成部品を削減し、構造を簡素化した負荷時タップ切換器の電動操作機構を提供する。【解決手段】 機構部3と制御部4を分離し、例えば、変圧器5上部に設置した機構部3と変圧器5側面に設置した制御部4を配線用ケーブル6で接続する。制御部4が出力するタップ切換指令に応じて機構部3により負荷時タップ切換器1を駆動し、変圧器巻線のタップを切換える。これにより、負荷時タップ切換器1と機構部3間を機械的に連結する駆動軸やギヤボックスが不要となり、電動操作機構2の構造を簡素化し、構成部品を削減できる。【選択図】 図1
Description
本発明は、構成部品を削減し構造を簡素化した負荷時タップ切換器の電動操作機構に関する。
従来から、変圧器巻線のタップを、変圧器の負荷を切らないまま切り換えて、変圧比を常時調整し、送り出し電圧を一定に保つ負荷時タップ切換器は知られている(下記特許文献1参照)。
図2に従来の負荷時タップ切換器101を示す。負荷時タップ切換器101は絶縁筒102内に収納した切換開閉器103と、絶縁筒102の下方に位置するタップ選択器104から概略構成され、変圧器105に取り付けられる。
負荷時タップ切換器101は、変圧器105側面に設置した電動操作機構106と縦の駆動軸107及びギヤボックス108と横の駆動軸109を介して機械的に連結されている。電動操作機構106は、縦の駆動軸107を駆動する電動機110と、各種センサ111a〜111d、及び、各種センサ111a〜111dの状態を監視する状態監視装置112から構成されている。
電動操作機構106によって変圧器巻線のタップを切換える場合は、電動操作機構106の図示しない操作スイッチを操作者が操作し、電動操作機構106内の電動機110を駆動して縦の駆動軸107を回転駆動させる。
縦の駆動軸107の回転駆動はギヤボックス108を介して横の駆動軸109に伝達され、横の駆動軸109の回転駆動が負荷時タップ切換器101に伝達されることにより負荷時タップ切換器101を駆動する。
図2に示す電動操作機構106は、負荷時タップ切換器101を駆動する電動機110を変圧器105の側面に設置しているので、電動機110の動力を負荷時タップ切換器101に伝達する縦の駆動軸107とギヤボックス108及び横の駆動軸109が必須であり、構造が複雑化する。
本発明は負荷時タップ切換器の電動操作機構の構造を極力簡素化することを目的とする。
請求項1記載の発明は、変圧器の励磁状態又は負荷がかかった状態で変圧器巻線のタップを切換える負荷時タップ切換器において、各種電装品を搭載して前記タップの切換指令を出力する制御部と、当該制御部と機械的に分離し、有線又は無線により信号伝送可能に接続して、前記制御部のタップ切換指令に応じて負荷時タップ切換器を駆動する機構部を備えて構成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、機構部と制御部を機械的に分離して、双方を有線又は無線接続することにより、負荷時タップ切換器と電動操作機構を構成する機構部間を機械的に連結する縦と横の駆動軸及びギヤボックスが不要となり、電動操作機構の構造を簡素化できる。
以下、本発明の実施の形態について図1を用いて説明する。図1は本発明に係る負荷時タップ切換器1の電動操作機構2を変圧器5に取り付けた状態を示している。
本発明の負荷時タップ切換器1の電動操作機構2は、機構部3と制御部4を機械的に分離して、機構部3を例えば、負荷時タップ切換器1の上部に位置する変圧器5の上面に配置し、制御部4を変圧器5の側面の操作者が操作し易い高さ位置に配置する。
機構部3と制御部4間は例えば、配線用ケーブル6によって電気的に接続され、制御部4によって機構部3が駆動制御される。
機構部3には、負荷時タップ切換器1を駆動する電動機7や、負荷時タップ切換器1の動作状態から変圧器巻線のタップ位置を検出する位置検出器8が備えられている。
変圧器巻線のタップを切換える場合は、制御部4からタップの切換指令を、配線用ケーブル6を介して機構部3に出力すると、これを受けた機構部3は電動機7を駆動する。電動機7の駆動は負荷時タップ切換器1に伝達され、負荷時タップ切換器1によって変圧器巻線のタップが切換えられる。
機構部3内の位置検出器8は、負荷時タップ切換器1の動作状態から変圧器巻線のタップ位置を検出し、その結果を、配線用ケーブル6を介して制御部4に出力する。これを受けた制御部4は負荷時タップ切換器1の駆動を終了すべく、配線用ケーブル6を介してタップの切換終了指令を機構部3に出力し、電動機7を停止させる。
このように、本発明は、機構部3と制御部4を機械的に分離して電動操作機構2を構成し、分離した機構部3と制御部4間を配線用ケーブル6で接続することによって、図2に示す従来の電動操作機構106に連結される縦の駆動軸107やギヤボックス108及び横の駆動軸109が不要となり、電動操作機構2の構造を簡素化することができる。
また、従来、両駆動軸107,109の存在により配置場所に制約が生じていた電動操作機構2を、作業性や操作性等を考慮した自由な位置に配置することが可能となる。
なお、前述した実施例では、電動操作機構2を構成する機構部3を変圧器5の上面に配置し、制御部4を変圧器5の側面に配置した場合について説明したが、本発明の技術的範囲はこのような配置に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更したあらゆる配置も含まれることは当然である。
また、機構部3と制御部4間を接続する配線用ケーブル6に変えて、双方を無線によって通信可能に構成しても良いし、さらに位置検出器8は機構部3内以外に設けても本発明は成立する。
以上説明したように、本発明の負荷時タップ切換器の電動操作機構によれば、従来の電動操作機構と比較して、その構造を簡素化することができ、構成部品を削減することができる。
本発明は、制御部からの指令を受けて動作する機構部を備えたあらゆる機器に利用可能である。
1,101 負荷時タップ切換器
2,106 電動操作機構
3 機構部
4 制御部
5,105 変圧器
6 配線用ケーブル
7,110 電動機
8 位置検出器
102 絶縁筒
103 切換開閉器
104 タップ選択器
107 縦の駆動軸
108 ギヤボックス
109 横の駆動軸
111a〜111d 各種センサ
2,106 電動操作機構
3 機構部
4 制御部
5,105 変圧器
6 配線用ケーブル
7,110 電動機
8 位置検出器
102 絶縁筒
103 切換開閉器
104 タップ選択器
107 縦の駆動軸
108 ギヤボックス
109 横の駆動軸
111a〜111d 各種センサ
Claims (1)
- 変圧器の励磁状態又は負荷がかかった状態で変圧器巻線のタップを切換える負荷時タップ切換器において、各種電装品を備えて前記タップの切換指令を出力する制御部と、該制御部と機械的に分離し、有線又は無線により信号伝送可能に接続して、前記制御部のタップ切換指令に応じて負荷時タップ切換器を駆動する機構部を備えて構成したことを特徴とする負荷時タップ切換器の電動操作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014209623A JP2016081982A (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 負荷時タップ切換器の電動操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014209623A JP2016081982A (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 負荷時タップ切換器の電動操作機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016081982A true JP2016081982A (ja) | 2016-05-16 |
Family
ID=55959045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014209623A Pending JP2016081982A (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 負荷時タップ切換器の電動操作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016081982A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108761268A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-11-06 | 国家电网公司 | 有载分接开关控制箱无线远程控制系统和方法 |
JP7511581B2 (ja) | 2019-05-15 | 2024-07-05 | マシイネンフアブリーク・ラインハウゼン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 駆動システムを用いて負荷時タップ切換器の切換を実行する方法及び負荷時タップ切換器用の駆動システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10135053A (ja) * | 1996-10-25 | 1998-05-22 | Toshiba Corp | 負荷時タップ切換装置 |
-
2014
- 2014-10-14 JP JP2014209623A patent/JP2016081982A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10135053A (ja) * | 1996-10-25 | 1998-05-22 | Toshiba Corp | 負荷時タップ切換装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108761268A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-11-06 | 国家电网公司 | 有载分接开关控制箱无线远程控制系统和方法 |
CN108761268B (zh) * | 2018-07-13 | 2024-02-09 | 国家电网公司 | 有载分接开关控制箱无线远程控制系统和方法 |
JP7511581B2 (ja) | 2019-05-15 | 2024-07-05 | マシイネンフアブリーク・ラインハウゼン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 駆動システムを用いて負荷時タップ切換器の切換を実行する方法及び負荷時タップ切換器用の駆動システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2054902B1 (en) | Electric motor drive unit for on-load tap-changers | |
US10177544B2 (en) | Withdrawable contactor trucks with integral motorized levering-in, related switchgear, kits and methods | |
KR101690129B1 (ko) | 스위치기어용 개폐기 조작장치 | |
JP2010502170A5 (ja) | ||
KR20110062879A (ko) | 쉬프트 바이 와이어 변속장치의 파킹 해제장치 | |
JP2016081982A (ja) | 負荷時タップ切換器の電動操作機構 | |
JP2007242566A (ja) | 壁面スイッチリモコン装置 | |
CN103282985A (zh) | 分接开关 | |
CN104220731A (zh) | 工程机械的发动机控制装置 | |
CN112136195B (zh) | 抽头切换器用电动操作装置以及抽头切换方法 | |
KR20110117085A (ko) | 건설중장비의 엔진 회전수 비상 제어 장치 | |
JP2008532303A (ja) | タップ切換器 | |
US561777A (en) | Berger | |
KR101466860B1 (ko) | 전동윈치 | |
JP5661223B1 (ja) | ガス絶縁開閉装置および開閉器 | |
KR101538096B1 (ko) | 탭 절환기 | |
JP6563000B2 (ja) | モータ駆動装置 | |
KR20160035932A (ko) | 조명 스위치 제어 장치 | |
KR101794525B1 (ko) | 스마트 통신 플랫폼을 적용한 유압식 밸브 제어 시스템 | |
JP2016157758A (ja) | 負荷時タップ切換器の電動操作機構 | |
JP7522253B1 (ja) | 負荷時タップ切換装置 | |
KR200459920Y1 (ko) | 전동기 테스트 장치 | |
KR20100128624A (ko) | 영상기기용 스탠드 | |
KR20240118161A (ko) | 액추에이터의 작동을 위한 방법 및 시스템 | |
KR101438193B1 (ko) | 멀티모드형 선박 엔진 중계제어기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160524 |