JP2016081722A - 照明灯及び照明装置 - Google Patents

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    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/37Converter circuits

Abstract

【課題】コストを抑えつつ、光利用効率も損なわずに、配光を制御することができる照明灯及び照明装置を提供する。【解決手段】照明灯であって、複数のLED12aと、複数のLED12aを覆うように設けられた拡散カバー3と、複数のLED12aの光出力を制御して、照明灯の配光を制御する制御部と、を備える。【選択図】図10

Description

本発明は、照明灯及び照明装置に関する。
LED(Light Emitting Diode)などの半導体発光素子を用いた照明灯において、配光を調整(制御)する技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
しかしながら、上述したような従来技術では、いずれもレンズを用いて配光を調整するため、コストがかかってしまうとともに、レンズによる光損失により光利用効率が低下してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コストを抑えつつ、光利用効率も損なわずに、配光を制御することができる照明灯及び照明装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる照明灯は、照明灯であって、複数の半導体発光素子と、前記複数の半導体発光素子を覆うように設けられたカバー部材と、前記複数の半導体発光素子の光出力を制御して、前記照明灯の配光を制御する制御部と、を備える。
本発明によれば、コストを抑えつつ、光利用効率も損なわずに、配光を制御することができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態の照明装置の外観斜視図である。 図2は、第1実施形態の灯具を長手方向に沿って切断した断面図である。 図3は、第1実施形態の照明灯の長手方向に向かって左側の端部近傍の分解斜視図である。 図4は、第1実施形態の照明灯の長手方向に向かって右側の端部近傍の分解斜視図である。 図5は、第1実施形態の照明灯の長手方向に向かって左側の端部近傍の分解斜視図である。 図6は、第1実施形態の照明灯の長手方向に向かって右側の端部近傍の分解斜視図である。 図7は、第1実施形態の照明灯の横断面図である。 図8は、第1実施形態の照明装置の機能構成の一例を示す図である。 図9は、照明灯の配光特性の一例の説明図である。 図10は、第1実施形態の照明灯を透視した斜視図である。 図11は、第1実施形態の照明灯を透視した正面図である。 図12は、第1実施形態の複数のLEDの光出力の制御例の説明図である。 図13は、第1実施形態の照明灯の配光制御の検証結果における切断面の一例の説明図である。 図14は、配光を広くする設定の場合の検証結果を示す図である。 図15は、配光を中間とする設定の場合の検証結果を示す図である。 図16は、配光を狭くする設定の場合の検証結果を示す図である。 図17は、変形例1の複数のLEDの光出力の制御例の説明図である。 図18は、第2実施形態の照明装置の機能構成の一例を示す図である。 図19は、第2実施形態の照明灯を透視した斜視図である。 図20は、第2実施形態の複数のLEDの光出力の制御例の説明図である。 図21は、第2実施形態の照明灯の配光制御の検証結果における切断面の一例の説明図である。 図22は、配光を広くする設定の場合の検証結果を示す図である。 図23は、配光を中間とする設定の場合の検証結果を示す図である。 図24は、配光を狭くする設定の場合の検証結果を示す図である。 図25は、変形例2の照明灯を透視した斜視図である。 図26は、変形例3の照明灯を透視した斜視図である。 図27は、変形例3の光線イメージを示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる照明灯及び照明装置の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の照明装置200の外観斜視図である。図1に示すように、照明装置200は、照明灯100と、照明灯100が装着される灯具150とを備える。
照明灯100は、キャップ部材1a,1b、筐体2、および拡散カバー3(カバー部材の一例)を有している。筐体2は、例えばアルミニウム合金またはマグネシウム合金等の金属部材を押出成形して作られた長尺形状を有している。また、筐体2は、断面が略半円筒形状となるように形成されている。拡散カバー3は、筐体2と組み合わされることで、全体が略円筒形状となるように、筐体2と同様に長尺の略半円筒形状を有している。また、拡散カバー3は、後述する複数のLEDを覆い、かつ当該複数のLEDから発光された光束を拡散するように、樹脂またはガラスで形成されている。
キャップ部材1a,1bは有底円筒形状を有しており、筐体2および拡散カバー3の各両端部のキャップとして機能する。また、キャップ部材1a,1bは、灯具150のソケット151a、151bに取り付けられることで、灯具150と照明灯100との物理的かつ電気的な接続を図る。なお、この例では、筐体2は略半円筒形状であることとしたが、略半円筒形状に限定する必要はない。図1では、拡散カバー3を半円形で描いているが、蛍光灯のように断面が筒状になっていて、拡散カバー3が筐体2を包むような構成であってもよい。
図2は、本実施形態の灯具150を長手方向に沿って切断した断面図である。図2に示すように、灯具150は、蛍光灯安定器153と、照明灯100を着脱可能に装着するソケット151aおよび151bとを有し、商用電源Eと接続可能に構成されている。商用電源Eの周波数は、例えば50Hzまたは60Hz等である。商用電源Eからの電力は、蛍光灯安定器153に供給される。図2に示すように、灯具150は、ソケット151a、151bの反対側が、例えば天井等に埋め込まれており、ソケット151a、151b側が解放されている。ソケット151a、151bは、一対の電極端子152a,152bおよび配線154を介して、蛍光灯安定器153に接続されている。
蛍光灯安定器153は、例えば、蛍光灯インバータ安定器、蛍光灯グロー安定器、及び蛍光灯ラピッド安定器などが挙げられる。ただし、照明灯100は商用交流電源と直結可能に構成されており、その場合には蛍光灯安定器153は不要となる。このように、照明灯100は、蛍光灯グロー安定器、蛍光灯ラピッド安定器、蛍光灯インバータ安定器、および商用交流電源の何れとも接続可能に構成することができる。
図3及び図5は、本実施形態の照明灯100の長手方向に向かって左側の端部近傍の分解斜視図であり、図4及び図6は、本実施形態の照明灯100の長手方向に向かって右側の端部近傍の分解斜視図である。図7は、本実施形態の照明灯100の横断面図である。但し、図3では、電源基板7の上方側に配置されている実装基板11aの図示を省略し、図5では、実装基板11aを図示している。同様に、図4では、実装基板11bの図示を省略し、図6では、実装基板11bを図示している。
図3及び図4に示すように、キャップ部材1a,1bは、複数のねじ5a,5b,5c,5dによって、筐体2に締付固定される。これにより、キャップ部材1a,1bは、筐体2と嵌合した拡散カバー3とが一体的になるように包み込んでいる。つまり、キャップ部材1a,1bは、筐体2および拡散カバー3の各両端部を覆うように形成されて設けられている。
キャップ部材1a,1bは、ねじ止めではなく、筐体2との継ぎ目を工具等で固く密着させて(カシメて)製作してもよいし、インサート成形してもよい。キャップ部材1a,1bの形状は、既存の蛍光灯の両端に位置するキャップ部材(口金)と略同一の形状とされている。照明灯100は、灯具150に取り付けられている既存の蛍光灯に代えて、容易に交換可能となっている。
図3〜図6に示すように、一方のキャップ部材1aには端子4a,4bが、他方のキャップ部材1bには電極端子4c,4dが、それぞれキャップ部材1aまたはキャップ部材1bから長手方向に沿って突出するように設けられている。各キャップ部材1aまたはキャップ部材1bに対して電極端子4a,4b,4c,4dを設ける場合、インサ−ト成形、カシメ、ねじ締結等の固定方法を用いることができる。照明灯100は、灯具150や各キャップ部材1a,1b内に配置されたコネクタ16等を介して商用電源Eからの交流電力を取り込む。取り込まれた交流電力は、リード線6a,6b,6c,6dを介して、図3に示す電源基板7に給電される。
電源基板7には、得られた交流電源を、直流電源に変換して実装基板11a,11bに供給するための直流電源変換用の電子部品9が設けられている。実装基板11a,11bには、図5及び図6に示すように、複数のLED(Light Emitting Diode)12aが長手方向に設けられている。LEDは、半導体発光素子の一例である。以下では、複数のLED12aをまとめてLED負荷57と称する場合がある。電源基板7は、図3に示すように、略半円筒形状の筐体2の内部に収納され、筐体2内で動かないよう固定されている。また、本実施形態の照明装置200の場合、リード線6a,6bは、リード線6c,6dよりも短くなっている。
電子部品9によって直流に整流された電流は、図5に示すリード線13a、13bを介して実装基板11a,11bに供給される。長手方向に並列配置された実装基板11a,11bの間は、図示しないリード線やジャンパー線等で電気的に接続されている。なお、この例では、LED12aを実装する実装基板として、実装基板11a,11bの2枚を図示しているが、実際には、実装基板11a,11bの間にもう1枚実装基板が設けられている。但し、1枚、2枚または4枚以上の実装基板を設けてもよい。以下では、各々の実装基板を区別する必要がない場合、単に、実装基板11と称する場合がある。
図5および図6に示すように、本実施形態の照明装置200の場合、実装基板11aの下方側に電源基板7を配置し、実装基板11b側には何も配置していない。換言すれば、実装基板11b側は、筐体2内が空洞となるように、平面的に構成されている。また筐体2の半円の弦に相当する部分となる平面部14に、実装基板11a,11bが装着される。この平面部14と実装基板11a,11bの間には、それぞれシ−ト状の樹脂部材10a,10bを、平面部14と実装基板11a,11bとでそれぞれ挟むようにして介装して配設している。
図3および図4に示すように、その両端にリード線6a、6bとリード線6c,6dがそれぞれ接続された電源基板7は、図7に示すように、長手方向に延びるカバー部材となる樹脂製のホルダ30で周囲が覆われている。リード線6aとリード線6bの先端と、リード線6cとリード線6dの先端には、各コネクタ16に挿入するための口金部が設けられている。ホルダ30は、電源基板7と同等以上の長さを有する長尺形状を有し、断面形状に切断部がない連続した筒状部品である。ホルダ30は、押出成形、引抜成形、射出成形等の成型方法により形成することができる。ホルダ30の材質は、例えばPC(ポリカーボネート)、PA(ナイロン)が用いられる。
ホルダ30は、図7に示すように、筐体2の内部に収納可能であって、長手方向において略同一の断面形状とされている。電源基板7はホルダ30に着脱可能に装着されることでホルダ30と一体化される。
すなわち、図7に示すように、ホルダ30の長手方向と交差する幅方向に位置する側面30a、30bには、幅方向に突出して受け台部31a,31bが形成されている。これら受け台部31a,31bは、電源基板7をホルダ30内に端部側から挿入する際の案内レール部として機能する。受け台部31a,31bは、電源基板7の挿入後においては、電源基板7とホルダ30の底部30cとの間に離間部(空間部)32が形成されるように電源基板7を支持する。離間部32は、電源基板7から突出した図3に示す電子部品9のリード線が、ホルダ30に触れない、或いは電気的絶縁性が確保できるような距離Z1を確保するためのものである。
ホルダ30は、電源基板7の全体(周囲)を外側から覆うことで、筐体2内部において電源基板7を筐体2から離隔している。ホルダ30は、図7に示すように、筐体2内において筐体2の内側面と接触する。ホルダ30は、筐体2内で滑りやすくするため、筐体2の内側面と接触する表面を平滑面としている。この例の場合、ホルダ30は、同ホルダ30を分割するための切断部が無い断面形状である。このため、ホルダ30内へ電源基板7を設置する場合、開口されているホルダ30の端部から電源基板7をホルダ30内に挿入することになる。ホルダ30と電源基板7は、筐体2への装着前に一体化されて電源基板ユニットとして構成され、電源基板ユニットの状態で筐体2の端部から筐体2の内部に挿入される。
このような構成によると、電源基板7の周囲を覆い、電源基板7を筐体2から離隔し、筐体2内に収納可能な断面が略同一形状で長手方向に延びる樹脂製のホルダ30を有するので、筐体2との電気的絶縁性を保つことができ、高い安全性を確保できる。また、電気的絶縁性を確保するために、筐体2の内部へ絶縁材の塗装を行わなくても良いので、低コストで筐体2を製作できる。さらに、筐体2内が、ホルダ30によって電源基板7と筐体2とに区分して離間できるため、電子部品9のリード線13a、13bが突出していても筐体2に触れることがなく、チップ部品などの高価な部品を用いることなく作製できる。
また、本実施形態の照明装置200の場合、電源基板7と実装基板11a、11bの間にホルダ30(ホルダ30の底部30c)を設けているため、電源基板7の熱が実装基板11a、11bに伝わりにくくなり、LED負荷57に与える熱の影響が全てのLEDで均一になる。このため、時間の経過と共に部分的にLEDの寿命が短くなる不都合を防止できる。
また、電源基板7と一体化したホルダ30の接触面が平滑となっているため、摩擦抵抗を小さくでき、筐体2内において電源基板ユニットを滑走させることができる。このため、両端の口金部にコネクタ16を挿す作業を容易化できる。
また、ホルダ30の断面形状には切れ目がなく、連続するように形成しているので、直接、電子部品9が筐体2に接触することがなくなり、筐体2との電気的絶縁性が保たれ、高い安全性を確保できる。また、電気的絶縁性を確保するために筐体2の内部への塗装を行わなくても良いので、安価に筐体2を製作できる。
図8は、本実施形態の照明装置200の機能構成の一例を示す図である。図8に示すように、照明装置200は、商用電源Eと、蛍光灯安定器153と、整流部310と、制御部320と、LED負荷57とを、備える。なお、整流部310及び制御部320は、照明灯100の実装基板11及び電源基板7のいずれかに設けられている。
整流部310は蛍光灯安定器153を介して商用電源Eから供給された交流信号を全波整流する回路であり、例えば、ブリッジダイオードなどが挙げられる。
制御部320は、LED負荷57(複数のLED12aそれぞれ)の発光を制御するものであり、例えば、ドライバ回路などが挙げられる。ドライバ回路は、例えば、整流部310により全波整流された交流信号を直流信号に変換するコンバータや制御ICなどを含んだ回路により実現できる。コンバータは、昇圧型であっても降圧型であってもよい。
本実施形態では、制御部320は、複数のLED12aの光出力を制御し、照明灯100の配光を制御する。
ここで、照明灯100の配光特性について説明する。図9は、照明灯100の配光特性の一例の説明図であり、照明灯100を、長手方向に向かって左側の端部近傍におけるZ−Y断面で切断した断面図を示している。
本実施形態のLED12aは、トップビューLEDであり、ランバート配光特性を有しているため、LED12aの上方向(+Z軸方向を中心とした方向)に光を出射する。但し、これだけでは、LED12aの上方向にしか光が出射されないため、拡散カバー3でLED12aを覆っている。これにより、LED12aから出射された光が、LED12aの上方向の拡散カバー3を透過するだけでなく、LED12aから出射され、拡散カバー3で反射された光が、LED12aの横方向(Y軸方向を中心とした方向)にも回り込み、LED12aの横方向の拡散カバー3も透過する。従って、本実施形態の照明灯100は、LED12aの上方向だけでなくLED12aの横方向への配光特性を有する。
なお、LED12aの横方向の拡散カバー3を透過する光の成分は、LED12a(詳細には、光源)と拡散カバー3との距離(詳細には、最短距離)が長いほど、LED12aの上方向の拡散カバー3を透過する光の成分に対し、相対的に大きくなる。
このため本実施形態では、この性質を利用して、照明灯100の配光を制御する。
図10及び図11は、本実施形態の複数のLED12aの配置例の説明図であり、図12は、本実施形態の複数のLED12aの光出力の制御例の説明図である。なお、図10は、本実施形態の照明灯100を透視した斜視図を示し、図11は、本実施形態の照明灯100を透視した正面図を示す。
図10及び図11に示すように、実装基板11a及び実装基板11bに設けられたLED12a(1以上の第1の半導体発光素子の一例)と拡散カバー3との距離はL1となっており、実装基板11cに設けられたLED12a(1以上の第2の半導体発光素子の一例)と拡散カバー3との距離はL2(L1<L2)となっている。
つまり、LED負荷57(複数のLED12a)は、拡散カバー3との距離が第1の距離となる1以上のLED12aと、拡散カバー3との距離が第1の距離よりも長い第2の距離となる1以上のLED12aと、を含んでいる。
そして制御部320は、整流部310により全波整流された交流信号を変換した直流信号を用いて、複数のLED12aの光出力を図12に示すように制御し、照明灯100の配光を制御する。
例えば、照明灯100の配光を広くする設定の場合、制御部320は、実装基板11cに設けられたLED12aの光出力を100%、実装基板11a及び実装基板11bに設けられたLED12aの光出力を0%に制御する。
また例えば、照明灯100の配光を中間(通常)とする設定の場合、制御部320は、実装基板11cに設けられたLED12aの光出力を50%、実装基板11a及び実装基板11bに設けられたLED12aの光出力を25%に制御する。
また例えば、照明灯100の配光を狭くする設定の場合、制御部320は、実装基板11cに設けられたLED12aの光出力を0%、実装基板11a及び実装基板11bに設けられたLED12aの光出力を100%に制御する。
なお、図12に示す例では、いずれの配光設定の場合も各実装基板11における最大光量は、同一であるものとする。
つまり、制御部320は、照明灯100の配光を広げる場合、実装基板11cに設けられたLED12a(拡散カバー3との距離がL2のLED12a)の光出力を、実装基板11a及び実装基板11bに設けられたLED12a(拡散カバー3との距離がL1のLED12a)の光出力に対して相対的に大きくするように制御する。
また、制御部320は、照明灯100の配光を狭める場合、実装基板11a及び実装基板11bに設けられたLED12a(拡散カバー3との距離がL1のLED12a)の光出力を、実装基板11cに設けられたLED12a(拡散カバー3との距離がL2のLED12a)の光出力に対して相対的に大きくするように制御する。
図13〜図16は、図12に示す配光制御を光学シミュレーションにより検証した結果の説明図であり、図14は、配光を広くする設定の場合の検証結果を示し、図15は、配光を中間とする設定の場合の検証結果を示し、図16は、配光を狭くする設定の場合の検証結果を示す。なお、図14〜図16の検証結果は、いずれも図13に示す照明灯100のZ−Y断面での検証結果である。
図14に示す例では、ビームの開きが約160度となっており、図15に示す例では、ビームの開きが約145度となっており、図16に示す例では、ビームの開きが約130度となっており、実装基板11cに設けられたLED12aの光出力を、実装基板11a及び実装基板11bに設けられたLED12aの光出力に対して相対的に大きくするほど、配光が広くなり、実装基板11a及び実装基板11bに設けられたLED12aの光出力を、実装基板11cに設けられたLED12aの光出力に対して相対的に大きくするほど、配光が狭くなることが確認できる。なお、ビームの開きは、最大光度に対して±1/2となる光での角度間の大きさである。
以上のように、第1実施形態によれば、レンズを用いずに配光を制御するため、コストを抑えつつ、光利用効率も損なわずに、配光を制御することができる。
(変形例1)
第1実施形態において、調色機能と組み合わせるようにしてもよい。例えば、実装基板11cに設けられたLED12aの光色を電球色、実装基板11a及び実装基板11bに設けられたLED12aの光色を白昼(昼光)色とし、制御部320は、複数のLED12aの光出力を図17に示すように制御し、照明灯100の配光及び調色を制御するようにしてもよい。
例えば、リラックスモードの設定の場合、制御部320は、実装基板11cに設けられたLED12aの光出力を100%、実装基板11a及び実装基板11bに設けられたLED12aの光出力を0%に制御するので、配光が広く、光色を電球色のような落ち着いた色とすることができ、リラックス効果のある空間を演出できる。
また例えば、集中モードの設定の場合、制御部320は、実装基板11cに設けられたLED12aの光出力を0%、実装基板11a及び実装基板11bに設けられたLED12aの光出力を100%に制御するので、配光が狭く、光色を、集中効果を高める白昼色とすることができ、作業効率向上効果のある空間を演出できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態と異なる配光制御例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図18は、本実施形態の照明装置200の機能構成の一例を示す図であり、第1実施形態とは、制御部420が相違する。
図19は、本実施形態の複数のLED512a、512bの配置例の説明図であり、図20は、本実施形態の複数のLED512a、512bの光出力の制御例の説明図である。なお、図19は、本実施形態の照明灯100を透視した斜視図を示す。
図19に示す例では、実装基板511は、1枚で実装されており、LED512a(第1の半導体発光素子の一例)とLED512b(第2の半導体発光素子の一例)とが長手方向に交互に設けられている。なお、LED512aは、トップビューLEDであり、LED512bは、チップスルーLEDとなっている。チップスルーLEDは、トップビューLEDと異なり、リフレクタが無いため、上方向だけでなく、横方向にも光が出射されるため、トップビューLEDよりも配光が広くなる。
つまり、LED負荷57(複数のLED512a、512b)は、1以上のLED512aと、LED512aよりも配光が広い1以上のLED512bと、を含んでいる。
そして制御部420は、整流部310により全波整流された交流信号を変換した直流信号を用いて、複数のLED512a、512bの光出力を図20に示すように制御し、照明灯100の配光を制御する。
例えば、照明灯100の配光を広くする設定の場合、制御部420は、LED512bの光出力を100%、LED512aの光出力を0%に制御する。
また例えば、照明灯100の配光を中間(通常)とする設定の場合、制御部420は、LED512bの光出力を50%、LED512aの光出力を25%に制御する。
また例えば、照明灯100の配光を狭くする設定の場合、制御部420は、LED512bの光出力を0%、LED512aの光出力を100%に制御する。
なお、図20に示す例では、いずれの配光設定の場合も各LEDにおける最大光量は、同一であるものとする。
つまり、制御部420は、照明灯100の配光を広げる場合、1以上のLED512bの光出力を、1以上のLED512aの光出力に対して相対的に大きくするように制御する。
また、制御部420は、照明灯100の配光を狭める場合、1以上のLED512aの光出力を、1以上のLED512bの光出力に対して相対的に大きくするように制御する。
図21〜図24は、図20に示す配光制御を光学シミュレーションにより検証した結果の説明図であり、図22は、配光を広くする設定の場合の検証結果を示し、図23は、配光を中間とする設定の場合の検証結果を示し、図24は、配光を狭くする設定の場合の検証結果を示す。なお、図22〜図24の検証結果は、いずれも図21に示す照明灯100のZ−Y断面での検証結果である。
図22に示す例では、ビームの開きが約200度となっており、図23に示す例では、ビームの開きが約175度となっており、図24に示す例では、ビームの開きが約150度となっており、LED512bの光出力を、LED512aの光出力に対して相対的に大きくするほど、配光が広くなり、LED512aの光出力を、LED512bの光出力に対して相対的に大きくするほど、配光が狭くなることが確認できる。
以上のように、第2実施形態においても、レンズを用いずに配光を制御するため、コストを抑えつつ、光利用効率も損なわずに、配光を制御することができる。
(変形例2)
第2実施形態において、図25に示すように、複数のLED512bに代えて、チップオンボードLED512cを用いるようにしてもよい。チップオンボードLED512cも、上方向だけでなく、横方向にも光が出射されるため、トップビューLEDよりも配光が広くなる。
変形例2においても、レンズを用いずに配光を制御するため、コストを抑えつつ、光利用効率も損なわずに、配光を制御することができる。
(変形例3)
第2実施形態において、図26に示すように、複数のLED512bに代えて、サイドビューLED512dを用いるようにしてもよい。サイドビューLED512dは、横方向に光を出射する。図26に示す例の場合、図27に示すような光線イメージとなる。
変形例3においても、レンズを用いずに配光を制御するため、コストを抑えつつ、光利用効率も損なわずに、配光を制御することができる。
E 商用電源
12a、512a、512b LED
3 拡散カバー
57 LED負荷
100 照明灯
150 灯具
153 蛍光灯安定器
200 照明装置
310 整流部
320、420 制御部
512c チップオンボードLED
512d サイドビューLED
特開2012−14980号公報 特開2013−134898号公報 特開2009−9826号公報

Claims (10)

  1. 照明灯であって、
    複数の半導体発光素子と、
    前記複数の半導体発光素子を覆うように設けられたカバー部材と、
    前記複数の半導体発光素子の光出力を制御して、前記照明灯の配光を制御する制御部と、
    を備える照明灯。
  2. 前記複数の半導体発光素子は、前記カバー部材との距離が第1の距離となる1以上の第1の半導体発光素子と、前記カバー部材との距離が前記第1の距離よりも長い第2の距離となる1以上の第2の半導体発光素子と、を含む請求項1に記載の照明灯。
  3. 前記制御部は、前記照明灯の配光を広げる場合、前記1以上の第2の半導体発光素子の光出力を、前記1以上の第1の半導体発光素子の光出力に対して相対的に大きくするように制御する請求項2に記載の照明灯。
  4. 前記制御部は、前記照明灯の配光を狭める場合、前記1以上の第1の半導体発光素子の光出力を、前記1以上の第2の半導体発光素子の光出力に対して相対的に大きくするように制御する請求項2に記載の照明灯。
  5. 前記1以上の第1の半導体発光素子の光色は、白昼色であり、
    前記1以上の第2の半導体発光素子の光色は、電球色である請求項2〜4のいずれか1つに記載の照明灯。
  6. 前記複数の半導体発光素子は、1以上の第1の半導体発光素子と、前記第1の半導体発光素子よりも配光が広い1以上の第2の半導体発光素子と、を含む請求項1に記載の照明灯。
  7. 前記制御部は、前記照明灯の配光を広げる場合、前記1以上の第2の半導体発光素子の光出力を、前記1以上の第1の半導体発光素子の光出力に対して相対的に大きくするように制御する請求項6に記載の照明灯。
  8. 前記制御部は、前記照明灯の配光を狭める場合、前記1以上の第1の半導体発光素子の光出力を、前記1以上の第2の半導体発光素子の光出力に対して相対的に大きくするように制御する請求項6に記載の照明灯。
  9. 前記第1の半導体発光素子は、トップビューLED(Light Emitting Diode)であり、
    前記第2の半導体発光素子は、チップスルーLEDである請求項6〜8のいずれか1つに記載の照明灯。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つに記載の照明灯と、
    前記照明灯が接続される灯具と、
    を備える照明装置。
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