JP2016081557A - アクチュエータシークプロファイルに基づく自己クリーニング記録ヘッド - Google Patents

アクチュエータシークプロファイルに基づく自己クリーニング記録ヘッド Download PDF

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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/41Cleaning of heads

Abstract

【課題】 アクチュエータシークプロファイルに基づく自己クリーニング記録ヘッドを提供する。
【解決手段】 一連のフルストロークシーク動作を周期的に実行することによって、動作中にドライブ内で記録ヘッドスライダをクリーニングし、これによって、ヘッドスライダに移動していることがある液体汚染物質をスライダから放り出し、放り出しによって除去するために、ディスク面からの液体をスライダに吸着させることができる。その結果、ヘッド/ディスクの間隔を安定させることができ、データ書き込み動作を向上させることができる。更に、所定の間隔で、及び所定の時間、一連のフルストロークシーク動作を実行してもよい。しかし、記録システムの動作状態に影響を及ぼさないように、クライアント要求によって、一連のフルストロークシーク動作を中断し、その後、継続してもよい。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は一般的に、ハードディスクドライブに関し、より詳細には、動作中に記録ヘッドをクリーニングする技法に関する。
ハードディスクドライブ(HDD)は、保護容器内に収容され、磁気面を有する1つ又は複数の円板にデジタル符号化データを記憶する不揮発性記憶装置である。HDDが動作中である場合、スピンドルシステムによって各磁気記録ディスクを高速回転させる。アクチュエータによってディスクの特定の位置上に位置決めされる読み書きヘッドを用いて、データを磁気記録ディスクに読み書きする。読み書きヘッドは、磁場を使用して、データを磁気記録ディスクの表面に読み書きする。書き込みヘッドは、コイルを流れる電気を利用して、磁場を生成する。異なるパターンの正負の電流を有する電気パルスを、書き込みヘッドに送信する。書き込みヘッドのコイル内の電流は、ヘッドと磁気ディスクとの間隙を横切って磁場を誘導し、次に、記録媒体上の小さい領域を磁化する。
変調又は不正確な書き込みは、HDDの故障の1つの原因である。不正確な書き込みの原因となる場合がある多数の条件があり、これによって、書き込みデータパターンの品質が非常に悪く、書き込みデータを読み戻すことができず、その結果、ユーザはデータを失う場合がある。従って、一貫した品質の書き込みは、信頼できるHDDの基本的特性である。
この節に記載の任意の手法は、達成できる手法であるが、予め考えられ又は達成されている手法である必要は必ずしもない。従って、特に別の指示がない限り、この節に記載の手法の何れかは、この節における包含物によって単に先行技術と見なすと想定されるべきではない。
本発明の実施形態は、動作中に現場又はドライブ内で記録ヘッドスライダをクリーニングする技法に関する。一連のフルストロークシーク(FSS)動作を周期的に実行することによって、ヘッドスライダに移動していることがある液体汚染物質をスライダから放り出す。その結果、ヘッド/ディスクの間隔を安定させることができ、データ書き込み動作を向上させることができる。
実施形態によれば、所定の間隔で、及び所定の時間、一連のFSS動作を実行する。しかし、HDDの動作状態に影響を及ぼさないように、クライアント要求によって、一連のFSS動作を中断し、その後、継続してもよい。
実施形態の概要の節に記載の実施形態は、本明細書に記載の全ての実施形態を示唆、説明又は教示するように意図されていない。従って、本発明の実施形態は、この節に記載の特徴と異なる特徴又は追加の特徴を含んでもよい。更に、特許請求の範囲に明示的に列挙されていない、この節に記載の限界、要素、特性、特徴、利点、属性などは、任意の請求項の範囲を決して限定しない。
同じ参照符号は同様の要素を意味する添付図面において、限定する目的でなく一例として、実施形態を示す。
実施形態によるハードディスクドライブを示す平面図である。 実施形態による記録ヘッドスライダをクリーニングする方法を示すフローチャートである。
記録ヘッドをクリーニングする手法を説明する。下記の説明では、説明の目的で、本明細書に記載の本発明の実施形態を完全に理解するために、多数の特定の詳細を記載する。しかし、本明細書に記載の本発明の実施形態を、これらの特定の詳細無しで実施することができることは明らかであろう。他の例では、本明細書に記載の本発明の実施形態を不必要に曖昧にしないようにするために、周知の構造及び装置をブロック図の形で示す。
例示的な動作環境の物理的説明
ハードディスクドライブ(HDD)、又は他のデータ記憶装置、自己クリーニング記録ヘッドという状況で、実施形態を使用することができる。よって、実施形態に従って、HDD100を示す平面図を、例示的な動作環境を示す図1に示す。
図1は、磁気読み取り/記録ヘッド110aを含むスライダ110bを含むHDD100の部品の機能的構成を示す。スライダ110b及びヘッド110aを、ヘッドスライダと総称してもよい。HDD100は、ヘッドスライダと、屈曲部を介して典型的にヘッドスライダに取り付けられたリードサスペンション110cと、リードサスペンション110cに取り付けられたロードビーム110dとを含む少なくとも1つのヘッドジンバル組立体(HGA)110を含む。HDD100は、スピンドル124に回転可能に装着された少なくとも1つの磁気記録媒体120、及び媒体120を回転させるスピンドル124に取り付けられた駆動モータ(図示せず)も含む。ヘッド110aは、HDD100の媒体120上に記憶される情報をそれぞれ読み書きする書き込み要素及び読み取り要素を含む。ディスククランプ128を用いて、媒体120又は複数のディスク媒体をスピンドル124に固定してもよい。
更に、HDD100は、HGA110に取り付けられたアーム132、キャリッジ134、及びキャリッジ134に取り付けられたボイスコイル140を含む電機子136とボイスコイル磁石(図示せず)を含む固定子144とを含むボイスコイルモータ(VCM)を含む。VCMの電機子136は、キャリッジ134に取り付けられ、アーム132及びHGA110を媒体120のアクセス部分に移動させるように構成され、介在されたピボット軸受組立体152を用いてピボット軸148上に装着されている。多重ディスクを有するHDDの場合、櫛に見える連動配列のアームを支持するようにキャリッジを配置するので、キャリッジ134を、「Eブロック」又はコームと呼ぶ。
ヘッドスライダを連結する屈曲部、屈曲部を連結するアクチュエータアーム(例えば、アーム132)及び/又はロードビーム、及びアクチュエータアームを連結するアクチュエータ(例えば、VCM)を含むヘッドジンバル組立体(例えば、HGA110)を含む組立体を、ヘッドスタック組立体(HSA)と総称してもよい。しかし、HSAは、記載のこれらの部品よりも多い又は少ない部品を含んでもよい。例えば、HSAは、電気相互接続部品を更に含む組立体を指してもよい。一般的に、HSAは、読み書き動作のためにヘッドスライダを媒体120のアクセス部分に移動させるように構成されている組立体である。
更に図1を参照して、ヘッド110aに対する読み書き信号を含む電気信号(例えば、VCMのボイスコイル140への電流)を、フレキシブル相互接続ケーブル156(「フレキシブルケーブル」)によって供給する。読み取り信号用の搭載前置増幅器だけでなく他の読み取りチャネル及び書き込みチャネルの電子部品も有することができるアームエレクトロニクス(AE)モジュール160によって、フレキシブルケーブル156とヘッド110aとの間の相互接続を行ってもよい。AE160を、図示のようにキャリッジ134に取り付けてもよい。フレキシブルケーブル156は、電気コネクタブロック164に連結されて、HDDハウジング168によって与えられる電気フィードスルーを介して電気通信を行う。HDDカバーと併せてベースとも呼ばれるHDDハウジング168は、HDD100の情報記憶部品に密封保護容器を設ける。
デジタル信号プロセッサ(DSP)を含むサーボエレクトロニクス及びディスク制御器を含む他の電子部品は、駆動モータ、VCMのボイスコイル140、及びHGA110のヘッド110aに電気信号を供給する。駆動モータに供給された電気信号は、駆動モータがスピンドル124にトルクを与えて回転させることを可能にし、次に、スピンドル124に固定された媒体120に伝送される。その結果、媒体120は、方向172に回転する。回転する媒体120は、情報を記録する薄い磁気記録層と接触することなくスライダ110bが媒体120の表面の上を浮くように、スライダ110bの空気軸受面(ABS)が乗る空気軸受の働きをする空気のクッションを生成する。
VCMのボイスコイル140に供給された電気信号により、HGA110のヘッド110aは、情報を記録するトラック176にアクセスすることができる。従って、VCMの電機子136は、弧180を描いて移動し、HGA110のヘッド110aは、媒体120の様々なトラックにアクセスできる。情報は、媒体120上のセクタ、例えばセクタ184に配置された複数の半径方向ネストトラックで媒体120上に記憶される。それに応じて、各トラックは、複数のセクタトラック部分(又は「トラックセクタ」)、例えばセクタトラック部分188からなる。各セクタトラック部分188は、サーボバースト信号パターン、例えば、トラック176を識別する情報、及び誤り訂正符号情報であるABCDサーボバースト信号パターンを含むヘッダ及び記録データからなってもよい。トラック176にアクセスする際に、HGA110のヘッド110aの読み取り要素は、サーボエレクトロニクスに位置誤り信号(PES)を供給するサーボバースト信号パターンを読み取り、VCMのボイスコイル140に供給された電気信号を制御して、ヘッド110aがトラック176に追従できる。トラック176を発見して特定のセクタトラック部分188を識別し次第、外部エージェント、例えばコンピュータシステムのマイクロプロセッサからディスク制御器が受信した命令によって、ヘッド110aは、トラック176からデータを読み取る、又はトラック176にデータを書き込む。
HDDの電子アーキテクチャは、ハードディスク制御器(「HDC」)、インターフェース制御器、アームエレクトロニクスモジュール、データチャネル、モータドライバ、サーボプロセッサ、バッファメモリなど、HDDの動作用のそれぞれの機能を果たす多数の電子部品を含む。このような部品のうち2つ又は複数の部品を、「システムオンチップ」(「SOC」)と呼ばれる単一の集積回路基板上に組み合わせてもよい。全てではないが、このような電子部品のうち幾つかの部品は典型的に、HDDの底側に、例えばHDDハウジング168に連結されるプリント回路基板上に配置される。
図1を参照して示し説明されたHDD100などのハードディスクドライブを本明細書で参照すると、「ハイブリッドドライブ」と呼ばれることもあるデータ記憶装置を包含してもよい。ハイブリッドドライブは一般的に、電気的に消去可能及びプログラム可能であるフラッシュ又は他の固体(例えば、集積回路)メモリなどの不揮発性メモリを用いた固体記憶装置(SSD)と組み合わせた従来のHDD(例えば、HDD100を参照)の両方の機能を有する記憶装置を指す。動作として、異なるタイプの記憶媒体の管理及び制御は典型的に異なり、ハイブリッドドライブの固体部分は、それ自体の対応する制御器の機能を含むことができ、HDDの機能と一緒に単一の制御器に集積できる。例えば、限定されない例として、頻繁にアクセスするデータ、入出力の多いデータなどを記憶するために、固体メモリをキャッシュメモリとして使用することによって、多数の方法で、固体部分を動作して利用するようにハイブリッドドライブを設計して構成してもよい。更に、ホスト接続用の1つ又は複数のインターフェースを用いて、単一容器内の2つの記憶装置、即ち、従来のHDD及びSSDとして、ハイブリッドドライブを本質的に設計して構成してもよい。
序論
先述のように、変調又は不正確な書き込みは、HDDの故障の1つの原因であり、不正確な書き込みの原因となる場合がある多数の条件がある。変調書き込みの原因と認められる1つの機構は、欠陥ヘッド上の汚染物質の比較的大きい蓄積物、例えば、油又は他の液滴である。液滴がヘッド上に同伴されると、特に液体が媒体の間隙を埋める場合、ヘッドは大きい間隔変動を起こしやすくなる。書き込み事象中に、この変動が生じると、書き込みデータパターンの品質が非常に悪く、そのデータは典型的に失われる。ヘッドスライダを汚染すると認められることがある液体の原因の限定されない例としては、ピボット軸受油の液体成分、エアロゾル(即ち、空気溶液)及びHDD部品のガス放出からの凝結、ディスクの潤滑剤のピックアップ、腐食の副生成物などがある。
記録ヘッドをクリーニングする方法
図2は、実施形態による記録ヘッドスライダをクリーニングする方法を示すフローチャートである。実施形態によるハードディスク制御器(HDC)などの電子部品で、又は別の実施形態によるシステムオンチップ(「SOC」)で、図2に記載の工程を実施してもよい。ハードディスク制御器は典型的に、集積回路(IC)基板として実現され、従って、多くの異なるアーキテクチャの電子回路で設計可能である。更に、現代のHDCは、SOCの形をとることが多い。SOCは、電子システムの本質的に全ての部品を単一チップに集積したICである。SOCは、単一チップ基板に、デジタル、アナログ、混合信号、及び他の機能を全て含んでもよい。
電子部品の外部、又は構成するCPU又はMPUなどのプロセッサによって実行され、メモリに記憶されているファームウェア命令(例えば、命令の実行可能な論理又はプログラム)として、又は電子部品を構成するアナログ又はデジタルハードウェア回路として、図2の工程に対応する工程論理を実施してもよい。記録ヘッドをクリーニングする方法に対応する論理の位置は、実装形態によって異なり、任意の特定の電子部品内の実装形態に限定されない。むしろ、ボイスコイルモータ/アクチュエータの動作の指令、開始、又は駆動に部品が効果的である限り、HDCに加えてハードディスクドライブ記憶装置を構成する他の電子部品で論理を実施してもよい。
ブロック202で、一連のフルストロークシーク(FSS)動作を周期的に実行する。フルストロークシーク動作は、HDDシークプロファイルを意味し、ディスクの表面を横切ってフルストロークで、即ち一般的に、ディスクの最大内径(ID)位置からディスクの最大外径(OD)位置まで、又はその逆に、ヘッドスライダを移動させるように、ボイスコイルモータが動作する。一連のFSS動作は、ヘッドスライダから任意の液体粒子状物質及び/又は汚染物質を放り出し又は投げて、これによって、このような望ましくない粒子状物質又は汚染物質を除去してヘッドスライダをクリーニングする機能を果たす。更に、一連のFSS動作は、例えば、スライダ/液滴衝突及び/又は吸引によってディスク面から液体を吸着させ、及び放り出しによってヘッドスライダから最終的に除去して、液滴を除去してディスク面をクリーニングする機能を果たしてもよい。一連の真のフルストロークシークに加えて、ヘッドスライダから液体汚染物質を放り出す同様の機能を果たすのに一連の「長いシーク」を実施できることに留意せよ。「長いシーク」は、FSSよりも短いが、クライアント要求を処理する平均シーク長よりも長く、平均シーク長は典型的に、例えば、指令待ち行列、性能強化アルゴリズム、ルーチンなどによって、最適化/最小化される。
実施形態によれば、アクチュエータシステムの動作能力の範囲内で出来るだけ高速で又は速く、一連のFSS動作からの各シーク動作を実行し、これによって、技法の効果を促進する。実施形態によれば、アクチュエータシステムの動作能力の範囲内で出来るだけ高速でIDからODへのシーク動作を実行する一方、アクチュエータシステムの最大動作能力未満で一層低速で戻りのODからIDへのシーク動作を実行する点で、一連のFSS動作は非対称であってもよい。このような変型例により、アクセス帯領域に逆流しやすいディスクIDの方へ同伴液体を付着させるのではなく、ヘッドスライダから放り出された同伴液体を、ディスクOD、例えば、ディスクのアクセス帯(使用可能領域)の外側及び/又はHDDの外の側壁に近づく又は遠ざかる方向に放り出す可能性を増大することができる。
例えば、実施形態によれば、約30分毎に、約5秒間、一連のFSS動作を実行する。実施形態によれば、きれいなヘッドスライダを更に確実にするために、ディスクスピンドルモータの電源投入時に、及び/又はスライダをロード/アンロード(LUL)ランプ上に長期間置いた後、約60秒間、一連のFSS動作を実行する。ヘッドクリーニングFSS動作に関連した時間及び期間、即ちスケジュールは、実装形態によって異なることに留意せよ。しかし、上述の実施形態は、液滴を除去してディスク面を効果的にクリーニングするだけでなく、ヘッドスライダ上に同伴する液体を除去するのに効果的であることを示している。
幾つかのHDDは、回転立ち上げ時に(即ち、スピンドルモータの電源を投入した場合)フルストロークシークを実行するように構成されているけれども、全てのヘッドスタック組立体が動作しているかの簡単なチェックとして一般的に、現場で、HDDの電源を投入してから無期限に放置された制度で、HDDを使用することが多い。従って、これらのHDDは、大部分の時間、アイドル状態でHDDを維持する、長くて軽いデューティサイクルを有する。従って、経験的証拠は、図2に記載の手順のように、回転立ち上げ時のフルストロークシークは汚染物質のヘッドスライダをクリーニングするのに十分でないという結論を指摘する。
実施形態によれば、クリーニング手順は割り込み可能である。従って、ブロック204で、クライアント要求(例えば、データ読み取り又は書き込み要求)を受信した場合、ブロック206で、クライアント要求を満たすために、1つ又は複数のクライアント要求に応じて、一連のフルストロークシーク動作を中断する。ブロック208で、1つ又は複数のクライアント要求の完了時に、一連のFSS動作の実行を継続する。従って、手順の実行によって、システムの実行は影響を受けず、ユーザの認識にその存在を効果的に意識させない。
カスタマイゼーション及び「インテリジェンス」
記録ヘッドを現場でクリーニングする手法を実施できる多数の代替方法がある。例えば、図2を参照して記載された技法は、例えば、工場で及び/又は顧客/ユーザによってカスタマイズできるように実施できる。変更可能なパラメータを介してHDDに関する動作設定値を設定するのに使用されるモードページの使用によって、顧客管理を実施できる。従って、顧客を確信するルーチンの実行を顧客が無効にしたい場合、無効にする機能をプログラムルーチンに組み込む。
更に、上述の技法を具体化するルーチンに、ある特定の「インテリジェンス」をプログラムすることができる。限定されない例として、HDDが実行するシーク動作のタイプを監視し、それに応じて、ルーチンを実行する、又は実行しない。従って、フルストロークシークの特定の数、期間、又は周期を含むように通常のHDDの使用量を識別する場合、例えば、ルーチンを少なくとも一時的に無効にすることができる。別の限定されない例として、即時検査動作(例えば、100回目の書き込み動作の後)を用いて、書き込み動作を監査することができ、弱い/軽い変調書き込みの手掛かりが分かった場合(例えば、ソフトエラーで示されるように)、ルーチンの優先順位を上げることができる。更に別の例として、ヘッドスライダへの汚染物質の移動の問題が、ある特定の動作時間の後にのみ主に生じると分かった場合、その特定の動作時間を満たすまで、ルーチンの実行を遅らせることができる。
拡張及び代替案
上述の実施形態を実施できる装置の構成によって、様々な代替案が実装形態に利用できる。1つの限定されない例として、二次作動システムを用いて関心のあるHDDを構成する場合、例えば、二次アクチュエータのフルストロークに連結された一次アクチュエータでフルストロークシークを実行することによって、二次作動システムを使用して上述の実施形態を拡張することができる。更に、二次アクチュエータに典型的に関連する比較的高い振幅及び周波数を用いて、一次アクチュエータと併せて、又は一次アクチュエータとは無関係に、最大又は略最大の作動性能で二次アクチュエータを変調することによって、超音波クリーニング効果を得ることができる。別の限定されない例として、熱浮上高制御(TFC)システムを用いて関心のあるHDDを構成する場合、例えば、TFCシステムを介してスライダの垂直変調に連結された一次アクチュエータでフルストロークシークを実行することによって、TFCシステムを使用して上述の実施形態を拡張することができる。
上述の説明では、実装形態によって異なることがある多数の特定の詳細を参照して、本発明の実施形態を説明している。従って、実施形態の広い精神及び範囲から逸脱することなく、様々な修正及び変更を行うことができる。発明であると出願人によって意図され、発明の内容の唯一且つ排他的な指標は、任意のその後の訂正を含む、特許請求の範囲が生じる特定の形で、この出願から生じる特許請求の範囲の集まりである。このような特許請求の範囲に含まれる用語のために本明細書に明示的に記載された任意の定義は、特許請求の範囲で使用されるような用語の意味を支配するものとする。従って、特許請求の範囲に明示的に列挙されていない、限界、要素、特性、特徴、利点又は属性は、このような請求項の範囲を決して限定すべきではない。従って、限定的ではなく例示的な意味で、明細書及び図面をみなすべきである。
更に、この説明では、ある特定のステップを特定の順序で記載することができ、英数字のラベルを使用して、ある特定のステップを識別することができる。説明で特に記載されていない限り、実施形態は、このようなステップを実行する任意の特定の順序に必ずしも限定されない。特に、ステップの便利な識別のために、ラベルは、単に使用され、このようなステップを実行する特定の順序を指定又は要求するつもりはない。
100 ハードディスクドライブ(HDD)
110 ヘッドジンバル組立体(HGA)
110a ヘッド
110b スライダ
110c リードサスペンション
110d ロードビーム
120 媒体
124 スピンドル
128 ディスククランプ
132 アーム
134 キャリッジ
136 電機子
140 ボイスコイル
144 固定子
148 ピボット軸
152 ピボット軸受組立体
156 フレキシブル相互接続ケーブル
160 アームエレクトロニクス(AE)モジュール
164 電気コネクタブロック
168 HDDハウジング
172 方向
176 トラック
180 弧
184 セクタ
188 セクタトラック部分

Claims (21)

  1. 記録ヘッドスライダをクリーニングする方法であって、
    一連のフルストロークシーク動作を周期的に実行するステップ
    を含む方法。
  2. 周期的に実行する前記ステップは、少なくとも約5秒間、一連のフルストロークシーク動作を実行するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 周期的に実行する前記ステップは、約30分毎に、一連のフルストロークシーク動作を実行するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. ディスクスピンドルモータの電源投入時に、少なくとも約60秒間、一連のフルストロークシーク動作を実行するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  5. 周期的に実行する前記ステップは、
    1つ又は複数のクライアントデータ動作要求に応じて、前記一連のフルストロークシーク動作を中断するステップと、
    前記1つ又は複数のクライアント要求の完了時に、前記一連のフルストロークシーク動作を実行するステップを継続するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 周期的に実行する前記ステップは、ある特定の動作時間の時に、一連のフルストロークシーク動作を実行するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 周期的に実行する前記ステップは、動作的に出来るだけ高速で各シーク動作を実行するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 周期的に実行する前記ステップは、動作的に出来るだけ高速で内径から外径へのシーク動作を実行するステップと、動作的に可能な速度未満の速度で次の外径から内径へのシーク動作を実行するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記一連のフルストロークシーク動作を実行するステップは、前記ヘッドスライダから液体汚染物質を放り出すステップを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記一連のフルストロークシーク動作を実行するステップは、記録ディスク面から前記ヘッドスライダ上の液体汚染物質を吸着させるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記一連のフルストロークシーク動作を実行するステップは、クライアント要求を処理する平均シーク長を超える一連のシーク動作を実行するステップからなる、請求項1に記載の方法。
  12. スピンドルに回転可能に装着されたディスク媒体と、
    前記ディスク媒体にデータを読み書きする読み書きトランスデューサを収容するヘッドスライダと、
    前記ヘッドスライダを前記ディスク媒体のアクセス部分に移動させるように構成されているボイスコイルモータと、
    一連のフルストロークシーク動作を実行するように前記ボイスコイルモータに周期的に指令するように構成されている電子部品と
    を含むハードディスクドライブ。
  13. 周期的に指令する前記ステップは、少なくとも約5秒間、一連のフルストロークシーク動作を実行するように前記ボイスコイルモータに周期的に指令するステップを含む、請求項12に記載のハードディスクドライブ。
  14. 周期的に指令する前記ステップは、一連のフルストロークシーク動作を実行するように約30分毎に前記ボイスコイルモータに指令するステップを含む、請求項12に記載のハードディスクドライブ。
  15. ディスクスピンドルモータの電源投入時に、少なくとも約60秒間、一連のフルストロークシーク動作を実行するように、前記電子部品が更に構成されている、請求項12に記載のハードディスクドライブ。
  16. 1つ又は複数のデータ動作要求に応じて、前記一連のフルストロークシーク動作を中断し、
    前記1つ又は複数のデータ動作要求の完了時に、前記一連のフルストロークシーク動作を実行するステップを継続するように前記ボイスコイルモータに指令するように、前記電子部品が更に構成されている、請求項12に記載のハードディスクドライブ。
  17. 周期的に指令する前記ステップは、前記ハードディスクドライブのある特定の動作時間の完了時に、一連のフルストロークシーク動作を実行するように前記ボイスコイルモータに指令するステップを含む、請求項12に記載のハードディスクドライブ。
  18. 周期的に指令する前記ステップは、動作的に出来るだけ高速で各シーク動作を実行するように前記ボイスコイルモータに指令するステップを含む、請求項12に記載のハードディスクドライブ。
  19. 周期的に指令する前記ステップは、動作的に出来るだけ高速で内径から外径へのシーク動作を実行して、動作的に可能な速度未満の速度で次の外径から内径へのシーク動作を実行するように、前記ボイスコイルモータに指令するステップを含む、請求項12に記載のハードディスクドライブ。
  20. 方法の動作を実行する命令の内蔵プログラムを実行するように構成されているハードディスクドライブ電子部品であって、
    ヘッドスライダから液体汚染物質を放り出すように一連のフルストロークシーク動作の実行を周期的に指令するステップ
    を含むハードディスクドライブ電子部品。
  21. 1つ又は複数のデータ動作要求に応じて、前記一連のフルストロークシーク動作を中断するステップと、
    前記1つ又は複数の要求の完了時に、前記一連のフルストロークシーク動作の残りの実行を指令するステップと
    を含む、方法の動作を更に実行する命令の内蔵プログラムを実行するように構成されている、請求項20に記載のハードディスクドライブ電子部品。
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