JP2016081455A - 管理システム、および、管理システムの制御方法 - Google Patents

管理システム、および、管理システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理機器が持つ固有のデバイス番号が、連続複写速度の変更等の機能追加に伴って変更された場合にも、継続して情報処理機器の機器情報の管理を行う管理システム及びシステムの制御方法を提供する。【解決手段】デバイス管理サーバ102が、画像形成装置111から受信したカウンタ情報に付加されたデバイス番号が新規の場合、デバイス番号対応情報発行要求をライセンス管理サーバ101に送信する。ライセンス管理サーバ101は、デバイス番号対応情報発行要求に含まれるデバイス番号、型式変更テーブル、ライセンス履歴テーブルに基づいてデバイス番号対応情報を生成し、デバイス管理サーバ102に応答する。デバイス管理サーバ102は、デバイス番号対応情報で対応付けされる変更前と後のデバイス番号のカウンタ情報を同一の画像形成装置111のものとして管理する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理機器の機器情報を管理する管理システム、および、管理システムの制御方法に関する。
従来、画像形成装置が持つ機器情報を管理する管理システムは、画像形成装置が持つ固有のデバイス番号を基に機器を識別し、その機器情報を管理している。画像形成装置は、管理システムに対して、定期的にカウンタ情報等の機器情報を送信し、管理システムは、受信した機器情報をデバイス番号に紐付けて管理することにより、継続して機器を管理することができる。
特許文献1には、機器情報の管理に画像形成装置が持つ固有のデバイス番号等を機器情報特定のための識別子として用い、機器の接続形態が変更された場合にも、デバイス番号等から同一機器であるか判断し、機器を継続して管理する技術が提案されている。
また、従来技術として、画像形成装置の基本機能である連続複写速度の変更に、ライセンスによる制御を用いる方法がある。例えば、工場出荷時の画像形成装置で、あらかじめ最低速度の連続複写速度が設定されている場合、連続複写速度を変更するライセンスをインストールすることにより、画像形成装置の連続複写速度を変更することができる。上記のようにライセンスを用いて画像形成装置の連続複写速度が変更される場合には、連続複写速度に応じて、画像形成装置のデバイス番号も変更される。
特開2013−178743号公報
しかし、上記の従来技術のように、ライセンス制御による画像形成装置の連続複写速度変更に伴って、デバイス番号に変更が発生する状況においては、次の課題が生じる。
画像形成装置が既に稼働している状態(印刷等が既に行われており、管理システムにおいて機器のカウンタ情報等がデバイス番号に紐付いて管理されている状態)で、連続複写速度の変更が行われ、画像形成装置のデバイス番号に変更が生じると、それまで管理システムにおいて管理していたデバイス番号との間に差異が生じ、カウンタ情報の継続した管理が行えないという課題である。すなわち、特許文献1のように、デバイス番号等の機器情報をもとにした機器の継続管理を行う方法では、機器情報に変更が生じた場合には対応できないという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、画像形成装置等の情報処理機器が持つ固有のデバイス番号が、連続複写速度の変更等の機能追加に伴って変更された場合にも、継続して情報処理機器の機器情報の管理を行うことができる仕組みを提供することである。
本発明は、所定の機能を使用可能にするためのライセンスのインストールに応じて装置の識別情報を所定の変更ルールに従って変更する情報処理機器に対して発行された前記ライセンスの情報を該情報処理機器の識別情報と関連付けて管理する第1の管理装置と、前記情報処理機器から該情報処理機器の機器情報を受信して該情報処理機器の識別情報と関連付けて管理する第2の管理装置と、を有する管理システムであって、前記第2の管理装置は、前記情報処理機器から受信した該情報処理機器の機器情報に付加された識別情報が当該第2の管理装置で管理しているものでない場合、該識別情報を含む、該識別情報と変更前の識別情報とを対応付ける対応情報の要求を、前記第1の管理装置に送信する要求手段と、前記要求に応じて前記第1の管理装置から応答される前記対応情報に基づいて、前記要求に含まれる識別情報に関連付けて管理されている機器情報と、該識別情報と前記対応情報で対応付けされる変更前の識別情報に関連付けて管理されている機器情報とを同一の情報処理機器の機器情報として管理する管理手段と、を有し、前記第1の管理装置は、前記変更ルールを保持する保持手段と、前記第2の管理装置から送信される要求に含まれる前記情報処理機器の識別情報と、前記変更ルールと、前記情報処理機器に対して発行したライセンスの情報とに基づいて特定される、該識別情報と該識別情報の変更前の識別情報とを対応付ける対応情報を、前記第2の管理装置に応答する応答手段と、を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、機能追加に伴って情報処理機器の識別情報が変更された場合にも、識別情報の変更に対応して情報処理機器の機器情報を継続して管理することが可能となる。
本発明の一実施例を示す管理システムのシステム構成図 ハードウェア構成図 実施例1におけるソフトウェア構成図 実施例1の管理システムで送受信されるデータを例示する図 ライセンス管理サーバの連続複写速度変更ライセンス発行処理のフローチャート 画像形成装置の連続複写速度変更ライセンスをインストール処理のフローチャート 画像形成装置のカウンタ情報送信処理のフローチャート 実施例1におけるデバイス管理サーバのデバイス番号対応情報発行要求送信処理のフローチャート ライセンス管理サーバのデバイス番号対応情報送信処理のフローチャート デバイス管理サーバのデバイス番号対応情報格納処理のフローチャート 実施例2におけるソフトウェア構成を示す図 実施例2の管理システムで送受信されるデータを例示する図 実施例2におけるデバイス管理サーバのデバイス番号対応情報発行要求処理のフローチャート 実施例2におけるライセンス管理サーバの使用期間情報付きデバイス番号対応情報送信処理のフローチャート 実施例2におけるデバイス管理サーバの使用期限情報付きデバイス番号対応情報格納処理のフローチャート 実施例2におけるデバイス管理サーバの使用期限超過検知処理のフローチャート 実施例2におけるライセンス管理サーバの使用期限超過情報通知処理のフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す管理システムの構成を例示する図である。
図1に示すように、本実施例のシステムでは、インターネット104を介して、ライセンス管理サーバ101、デバイス管理サーバ102、その他管理サーバ103、顧客ネットワーク110等が接続されている。
顧客ネットワーク110とは、画像形成装置111を購入した顧客が利用するネットワーク環境である。顧客ネットワーク110では、それぞれ画像形成装置111がLAN112によって接続がされており、LAN112を経由してインターネット104への接続が可能である。
なお、図1の例では、顧客ネットワーク110が1つしか示されていないが、顧客ネットワーク110は複数存在してもよい。また、図1の例では、顧客ネットワーク110内に画像形成装置111が1つしか示されていないが、顧客ネットワーク110内には複数の画像形成装置111が存在してもよい。
さらに、図1の例では、ライセンス管理サーバ101、デバイス管理サーバ102、その他管理サーバ103がそれぞれ1つずつしか示されていないが、ライセンス管理サーバ101、デバイス管理サーバ102、その他管理サーバ103は複数存在してもよい。また、ライセンス管理サーバ101、デバイス管理サーバ102、その他管理サーバ103は、1つの機器で構成されていても、複数の機器で構成されていてもよい。
ここで、用語の定義を行う。
基本機能とは、画像形成装置を購入した時点で使用可能な標準的に搭載されている機能のことである。例えば、スキャン機能、コピー機能等がこれに該当する。
拡張機能とは、画像形成装置の基本機能に加えて拡張される機能であり、スキャンした画像の文字認識を行うOCR機能や、ICカードによりログイン認証を行うICカード認証機能等がこれに該当する。
連続複写速度とは、画像形成装置が1分間に連続で複写できる枚数のことである。例えば、1分間に30枚複写できる画像形成装置の連続複写速度は、30PPM(Page Per Minute)である。
商品とは、拡張機能や連続複写速度をユーザに対して販売するための形態である。ライセンス管理サーバ101では、商品の情報として少なくとも以下の情報を保持する。
1つ目は商品番号であり、商品を一意に識別する識別子である。
2つ目は機能番号であり、拡張機能、連続複写速度等の機能を一意に識別する識別子である。例えば、機能番号"F001"は拡張機能であるOCR機能を表す識別子、機能番号"F002"は拡張機能であるICカード認証機能を表す識別子である。また、"F003"は連続複写速度(20PPM)を表す識別子、"F004"は連続複写速度(25PPM)を表す識別子、"F005"は連続複写速度(30PPM)を表す識別子である。
ライセンス番号とは、商品をユーザが購入する単位で、ライセンス管理サーバ101から発行される一意な識別子である。
デバイス番号とは、画像形成装置111を一意に識別する識別子(識別情報)である。
ライセンスとは、画像形成装置111で拡張機能の利用や連続複写速度の設定に必要なものであり、少なくとも以下の情報を保持する。
1つ目はライセンス番号であり、ライセンスを一意に識別する識別子である。
2つ目は機能番号であり、このライセンスで利用可能となる拡張機能、連続複写速度等の機能を一意に識別する識別子である。
3つ目はデバイス番号であり、このライセンスが利用可能な画像形成装置111のデバイス番号である。
このライセンスは、画像形成装置111に対してライセンスを含むインストール要求を出すことによって画像形成装置111にインストールされる。
カウンタ情報とは、画像形成装置111がジョブを実行した際に蓄積される印刷枚数等の画像形成装置のジョブの処理実行情報である。
情報処理機器(本実施例では、画像形成装置111)に対して発行されたライセンスの情報を該情報処理機器の識別情報と関連付けて管理する管理装置である。デバイス管理サーバ102は、情報処理機器(本実施例では、画像形成装置111)から機器情報を受信して該情報処理機器の識別情報と関連付けて管理する管理装置である。画像形成装置111は、所定の機能(本実施例では、連続複写速度(25PPM)、連続複写速度(25PPM))を使用可能にするためのライセンスのインストールに応じて装置の識別情報(本実施例では、デバイス番号)を所定の変更ルール(本実施例では、後述する型形式変更テーブル)に従って変更するものである。
図2は、画像形成装置111、ライセンス管理サーバ101、デバイス管理サーバ102、及び、その他管理サーバ103のハードウェア構成を例示する図である。
図2(A)は画像形成装置111のハードウェア構成を例示する。画像形成装置111は、図2(A)に示すように、以下の201〜213の各部分により構成される。
201は原稿給送部で、読み込む原稿を自動的にイメージリーダ202に送る。202はイメージリーダ(スキャナ)で、原稿を読み込む。203は画像形成部で、読み込んだ原稿および受信したデータを印刷画像に変換・印刷する。204は給紙部で、印刷用の紙を給紙する。
205はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク経由でLAN112およびインターネット104に接続し、外部と情報交換を行う。206はセンサで、本装置の各部分の状態を検知する。207はCPUで、本装置上の各処理を司る。208はハードディスクで、本装置の各処理に関わるプログラムやデータ等を記憶する。なお、画像形成装置111は、SSD(solid state drive)等のハードディスク208以外の記憶装置を備えていてもよい。
209は不揮発性メモリで、電源を供給しなくても記憶を保持できかつ書き換え可能である。210は揮発性メモリで、本装置の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶できかつ書き換え可能である。
211は表示部で、本装置の動作状況および操作部212に対する操作に関わる情報を表示する。212は操作部で、本装置への指示入力を受け付ける。213はシステムバスで、201〜212の各部分を結びつけ、データをやり取りするためのものである。
図2(B)はライセンス管理サーバ101、デバイス管理サーバ102、その他管理サーバ103を適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を例示する。該情報処理装置は、図2(B)に示すように、以下の221〜227の各部分により構成される。
221は表示部で、ウィンドウ、アイコン、メッセージ、メニュー、その他のユーザインタフェース情報が表示される。222は操作部で、キーボード、マウスを利用したエンドユーザの入力を受け付ける。223はCPUで、本装置上の各処理を司る。224はハードディスクで、本装置の各処理に関わるプログラムやデータ等を記憶する。なお、本装置は、SSD(solid state drive)等のハードディスク224以外の記憶装置を備えていてもよい。
225は揮発性メモリで、本装置の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶できかつ書き換え可能である。226はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク経由でLANおよびインターネットに接続し、外部と情報交換を行う。227はシステムバスで、221〜226の各部分を結びつけ、データをやり取りするためのものである。
図3は、実施例1におけるライセンス管理サーバ101、デバイス管理サーバ102、画像形成装置111のソフトウェア構成を例示する図である。
図3(A)は、実施例1におけるライセンス管理サーバ101のソフトウェア構成を例示する。なお、図3(A)に示すライセンス管理サーバ101のソフトウェア構成301の各々の機能部は、ライセンス管理サーバ101のCPU223が、ライセンス管理サーバ101のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。
型式変更情報保持部311は、後述の型式変更テーブル(例えば表7)をライセンス管理サーバ101のハードディスク224に保持するための機能部である。ライセンス情報保持部312は、後述のライセンス履歴テーブル(例えば表1)をライセンス管理サーバ101のハードディスク224に保持するための機能部である。
連続複写速度変更ライセンス発行部321は、拡張機能を利用するための連続複写速度変更ライセンス431(例えば図4(D))を発行する機能部である。ライセンスファイル発行履歴格納部322は、前述の連続複写速度変更ライセンス発行部321で発行した連続複写速度変更ライセンス431の発行記録をライセンスファイル発行履歴として、後述のライセンス履歴テーブルに格納するための機能部である。なお、ライセンスファイル発行履歴格納部322による処理は、前述の連続複写速度変更ライセンス発行部321による発行処理が実行された後に実行される。
デバイス番号対応情報発行要求受信部323は、後述のデバイス番号対応情報発行要求送信部344(図3(B))でデバイス管理サーバ102から送信されるデバイス番号対応情報発行要求411(例えば図4(B))を受信するための機能部である。デバイス番号対応情報発行要求受信部323による処理は、ライセンス管理サーバ101が、デバイス管理サーバ102のデバイス番号対応情報発行要求送信部344により送信されるデバイス番号対応情報発行要求411を受信する際に実行される。
デバイス番号情報取得部324は、前述のデバイス番号対応情報発行要求受信部323で受信したデバイス番号対応情報発行要求411に含まれるデバイス番号412(例えば図4(B))を取得するための機能部である。デバイス番号情報取得部324は、前述のデバイス番号情報取得部324でデバイス番号対応情報発行要求411を受信する際に実行される。
型式変更テーブル内デバイス番号情報検索部325は、後述の型式変更テーブル(表7)に保持されている情報の中から、特定のデバイス番号を検索し、該特定のデバイス番号が存在する場合に、後述の型式変更テーブル(表7)に保持されている情報の中から、そのデバイス番号の関連デバイス番号(詳細は後述する)を取得するための機能部である。型式変更テーブル内デバイス番号情報検索部325による処理は、デバイス番号情報取得部324で取得したデバイス番号をもとに検索が行われるため、デバイス番号情報取得部324でデバイス番号を取得した際に実行される。
型式変更ライセンス発行情報取得部326は、前述の型式変更テーブル内デバイス番号情報検索部325で該当するデバイス番号が存在する場合に、そのデバイス番号の関連デバイス番号を基に、後述のライセンス履歴テーブル(表1)に保持されている情報の中から、型式変更ライセンスの発行履歴情報を取得するための機能部である。型式変更ライセンス発行情報取得部326による処理は、前述の型式変更テーブル内デバイス番号情報検索部325で該当するデバイス番号情報が存在する際に実行される。
デバイス番号対応情報発行部327は、前述のデバイス番号情報取得部324で取得したデバイス番号と、型式変更ライセンス発行情報取得部326で取得した型式変更ライセンスの発行履歴情報をもとに、デバイス番号対応情報421(例えば図4(C))を発行するための機能部である。デバイス番号対応情報発行部327による処理は、型式変更ライセンス発行情報取得部326で型式変更ライセンスの発行履歴情報を取得した際に実行される。
デバイス番号対応情報送信部328は、デバイス番号対応情報421をデバイス管理サーバ102に送信するための機能部である。デバイス番号対応情報送信部328による処理は、デバイス番号対応情報421が生成された際に実行される。
図3(B)は、実施例1におけるデバイス管理サーバ102のソフトウェア構成を例示する。なお、図3(B)に示すデバイス管理サーバ102のソフトウェア構成302の各々の機能部は、デバイス管理サーバ102のCPU223が、デバイス管理サーバ102のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。
デバイス番号対応情報保持部331は、後述のデバイス番号対応情報保持テーブル(例えば表8)をデバイス管理サーバ102のハードディスク224に保持するための機能部である。カウンタ情報保持部332は、後述のカウンタ情報保持テーブル(例えば表6)をデバイス管理サーバ102のハードディスク224に保持するための機能部である。
カウンタ情報受信部341は、デバイス管理サーバ102が、画像形成装置111から送信されるカウンタ情報401を受信するための機能部である。カウンタ情報受信部341による処理は、画像形成装置111からカウンタ情報401が送信された際に実行される。
デバイス番号情報取得部342は、前述のカウンタ情報受信部341で受信したカウンタ情報401に含まれるデバイス番号402を取得するための機能部である。デバイス番号情報取得部342による処理は、カウンタ情報受信部341でカウンタ情報401を取得した際に実行される。
カウンタテーブル内デバイス番号情報検索部343は、前述のデバイス番号情報取得部342で取得したデバイス番号402を基に、カウンタ情報保持テーブルに該当のデバイス番号の情報が存在するかどうかを検索するための機能部である。カウンタテーブル内デバイス番号情報検索部343による処理は、デバイス番号情報取得部342でデバイス番号402を取得した際に実行される。
デバイス番号対応情報発行要求送信部344は、デバイス番号対応情報発行要求411をライセンス管理サーバ101に対して送信するための機能部である。デバイス番号対応情報発行要求送信部344による処理は、カウンタテーブル内デバイス番号情報検索部343による処理で、該当するデバイス番号情報が存在しなかった場合に実行される。
デバイス番号対応情報受信部345は、ライセンス管理サーバ101から送信されるデバイス番号対応情報421を受信するための機能部である。デバイス番号対応情報受信部345による処理は、ライセンス管理サーバ101からデバイス番号対応情報421が送信された際に実行される。
デバイス番号対応情報取得部346は、前述のデバイス番号対応情報受信部345で受信したデバイス番号対応情報421(例えば図4(C))に、デバイス番号対応情報が存在する場合に、該デバイス番号対応情報を取得するための機能部である。デバイス番号対応情報取得部346による処理は、デバイス番号対応情報受信部345でデバイス番号対応情報421を受信した際に実行される。
デバイス番号対応情報格納部347は、前述のデバイス番号対応情報取得部346で取得したデバイス番号対応情報421をデバイス番号対応情報保持テーブルに格納するための機能部である。デバイス番号対応情報格納部347による処理は、デバイス番号対応情報取得部346でデバイス番号対応情報421を取得した際に実行される。
カウンタ情報合算部348は、前述のデバイス番号対応情報格納部347で格納したデバイス番号対応情報421のデバイス番号に対応するカウンタ情報保持テーブル内のカウンタ情報を合算するための機能部である。カウンタ情報合算部348による処理は、デバイス番号対応情報格納部347でデバイス番号対応情報421をデバイス番号対応情報保持テーブルに格納する際に実行される。
図3(C)は、画像形成装置111のソフトウェア構成を例示する。なお、図3(C)に示すソフトウェア構成303の各々の機能部は、画像形成装置111のCPU207が、画像形成装置111のハードディスク208に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ210上にロードして実行することにより実現される。
機能情報保持部351は、後述の機能情報保持テーブル(例えば表3)を画像形成装置111のハードディスク208に保持するための機能部である。デバイス番号情報保持部352は、後述のデバイス情報テーブル(例えば表5)を画像形成装置111のハードディスク208に保持するための機能部である。ライセンス情報保持部353は、後述のライセンス情報テーブル(例えば表2)を画像形成装置111のハードディスク208に保持するための機能部である。型式情報保持部354は、後述の型式変更テーブル(例えば表4)を画像形成装置111のハードディスク208に保持するための機能部である。
連続複写速度変更ライセンスインストール部361は、前述の連続複写速度変更ライセンス発行部321でライセンス管理サーバ101から発行される連続複写速度変更ライセンス431を画像形成装置111にインストールするための機能部である。連続複写速度変更ライセンスインストール部361による処理は、画像形成装置にライセンスのインストールを行う際に実行される。
種別確認部362は、前述の連続複写速度変更ライセンスインストール部361で連続複写速度変更ライセンス431を画像形成装置111にインストールした際に、拡張機能として使用する機能の種別を確認するための機能部である。種別確認部362による処理は、連続複写速度変更ライセンスインストール部361でインストールを行った際に実行される。
デバイス番号更新部363は、前述の種別確認部362で種別が[PPM](連続複写速度変更)である場合に、拡張機能の機能番号と一致する型式変更テーブル内の機能番号を検索し、該当する機能番号に対応するデバイス番号に、画像形成装置111のデバイス番号を更新するための機能部である。デバイス番号更新部363による処理は、種別確認部362で種別が[PPM]である場合に実行される。
カウンタ情報送信部364は、画像形成装置111の印刷実績をカウンタ情報として、画像形成装置111のデバイス番号を付加して、デバイス管理サーバ102に送信するための機能部である。カウンタ情報送信部364による処理は、例えば、予め設定された時間に定期的に実行される。なお、カウンタ情報送信部364による処理は、操作部212等からの操作によっても実行される。
図4は、実施例1のシステムにおいてLAN112やインターネット104を介してやり取りされるデータを例示する図である。
図4(A)は、カウンタ情報401の例を示す。
図4(A)に示すように、カウンタ情報401は、デバイス番号402、カウンタ情報403等を含む。デバイス番号402は、送信元の画像形成装置のデバイス番号を含むデータである。カウンタ情報403は、送信元の画像形成装置のカウンタ情報を含むデータである。なお、カウンタ情報には、カラープリントページ数やカラーコピー数等の画像形成装置111内の複数の情報が含まれる。カウンタ情報に含まれる情報は、これらの例に限定されるものではない。
図4(B)は、デバイス番号対応情報発行要求411の例を示す。
図4(B)に示すように、デバイス番号対応情報発行要求411は、デバイス番号412等を含む。デバイス番号412は、送信元の画像形成装置のデバイス番号を含むデータである。
図4(C)は、デバイス番号対応情報421の例を示す。
図4(C)に示すように、デバイス番号対応情報421は、変更前デバイス番号422、変更後デバイス番号423を含む。変更前デバイス番号422は、連続複写速度変更ライセンスにより連続複写速度が変更される画像形成装置の変更前のデバイス番号を含むデータである。変更後デバイス番号423は、連続複写速度変更ライセンスにより連続複写速度が変更される画像形成装置の変更後のデバイス番号を含むデータである。即ち、デバイス番号対応情報421は、変更前デバイス番号422と、変更後デバイス番号423とを対応付ける情報である。
図4(D)は、連続複写速度変更ライセンス431の例を示す。
図4(D)に示すように、連続複写速度変更ライセンス431は、ライセンス番号432、機能番号433、デバイス番号434等を含む。ライセンス番号432は、ライセンスに割り振られる一意な識別子を含むデータである。機能番号433は、画像形成装置の拡張機能を一意に表わす機能番号である。デバイス番号434は、このライセンスがインストール可能である画像形成装置のデバイス番号である。
以下、図5〜図10のフローチャートを用いて実施例1における処理を説明する。
図5は、ライセンス管理サーバ101において、連続複写速度変更ライセンス431の発行依頼を受けた際の実行時に呼び出される連続複写速度変更ライセンス発行部321により実行される処理を例示するフローチャートである。即ち、このフローチャートの処理は、ライセンス管理サーバ101のCPU223が、ライセンス管理サーバ101のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。図中の'S'を付した符号はステップを示す。
S501において、ライセンス管理サーバ101の連続複写速度変更ライセンス発行部321は、ライセンスを発行する商品と、変更する連続複写速度を指定して、発行依頼を受けた連続複写速度変更ライセンス431を発行する。
次に、S502において、ライセンスファイル発行履歴格納部322は、上記S501で発行された連続複写速度変更ライセンスの発行記録を、ライセンス履歴テーブルに記録する。ライセンス履歴テーブルの例を下記の表1に例示する。
Figure 2016081455
この際、ライセンスファイル発行履歴格納部322は、ライセンス管理サーバ101のライセンス履歴テーブルに新規レコードを追加する。例えば、追加するレコードの情報としては、ライセンスを一意に識別する[ライセンス番号]、発行するライセンスをインストール可能である画像形成装置の[デバイス番号]、発行するライセンスで使用可能となる商品の[商品番号]、ライセンスを発行した[発行日時]が格納される。
以上の処理により、新規のライセンス発行履歴がライセンス管理サーバ101に登録される。
図6は、画像形成装置111において、連続複写速度変更ライセンス431のインストール依頼を受けた際の実行時に呼び出される連続複写速度変更ライセンスインストール部361により実行されるフローチャートである。即ち、このフローチャートの処理は、画像形成装置111のCPU207が、画像形成装置111のハードディスク208に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ210上にロードして実行することにより実現される。図中の'S'を付した符号はステップを示す。
S601において、画像形成装置111の連続複写速度変更ライセンスインストール部361は、インストール依頼を受けた連続複写速度変更ライセンス431を、画像形成装置111に対してインストールする。さらに、連続複写速度変更ライセンスインストール部361は、インストールした連続複写速度変更ライセンス431のライセンス情報をライセンス情報テーブルに格納する。ライセンス情報テーブルの例を下記の表2に例示する。
Figure 2016081455
この際、連続複写速度変更ライセンスインストール部361は、画像形成装置111のライセンス情報テーブルに新規レコードを追加する。例えば、追加するレコードの情報としては、連続複写速度変更ライセンスインストール部361で取得した連続複写速度変更ライセンス431に含まれる機能番号433、及び、ライセンス番号432が格納される。
次に、S602において、画像形成装置111は種別確認部362を用いて、上記S601でインストールしたライセンスにより使用可能となる拡張機能が、連続複写速度変更(PPM)かどうかを判定する。種別確認部362は、前述の画像形成装置111が保持するライセンス情報テーブル(表2)と、下記の表3に例示する機能情報保持テーブルとの情報をもとに判定を行う。
Figure 2016081455
この際、種別確認部362は、インストールしたライセンスの機能番号をライセンス情報テーブル(表2)から取得し、機能情報保持テーブルの機能番号と照合し、一致した機能番号の種別列を取得し、種別が[PPM]であるか否かを判定する。そして、種別が[PPM]でなかったと判定した場合(S602でNoの場合)、画像形成装置111は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。一方、種別が[PPM]であったと判定した場合(S602でYesの場合)、画像形成装置111は、S603へ処理を進める。
S603において、画像形成装置111はデバイス番号更新部363を用いて、S601でインストールを行った連続複写速度変更ライセンス431(図4(C))に対応するデバイス番号434に、画像形成装置111のデバイス番号を変更する。この際、デバイス番号更新部363は、前述のライセンス情報テーブルの機能番号と、下記の表4に例示する型式変更テーブルを基に、連続複写速度に対応するデバイス番号を導出する。
Figure 2016081455
詳細には、デバイス番号更新部363は、インストールしたライセンスの機能番号をライセンス情報テーブルから取得し、型式変更テーブルの機能番号と照合する。そして、デバイス番号更新部363は、一致した機能番号に対応するデバイス番号を型式変更テーブルから取得し、連続複写速度変更後のデバイス番号として、下記の表5に例示するデバイス情報テーブルを更新する。
Figure 2016081455
以上の処理により、画像形成装置111にライセンスをインストールし、該ライセンスに対応する拡張機能が使用可能になり、画像形成装置111のデバイス番号が機能拡張後のデバイス番号に変更される。
図7は、画像形成装置111において、カウンタ情報送信部364によって予め定められた期間に、定期的に実行されるフローチャートである。即ち、このフローチャートの処理は、画像形成装置111のCPU207が、画像形成装置111のハードディスク208に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ210上にロードして実行することにより実現される。図中の'S'を付した符号はステップを示す。
S701において、画像形成装置111のカウンタ情報送信部364は、カラープリントページ数や、カラーコピー数等の画像形成装置111のカウンタ情報401(図4(A))を、デバイス管理サーバ102に対して送信する。
以上の処理により、画像形成装置111のカウンタ情報が、画像形成装置111のデバイス番号に紐付けられて、デバイス管理サーバ102に対して送信される。
図8は、実施例1において、デバイス管理サーバ102において、カウンタ情報送信部364によって画像形成装置111から送信されたカウンタ情報401を、カウンタ情報受信部341を用いて受信する際に実行されるフローチャートである。即ち、このフローチャートの処理は、デバイス管理サーバ102のCPU223が、デバイス管理サーバ102のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。図中の'S'を付した符号はステップを示す。
S801において、デバイス管理サーバ102はカウンタ情報受信部341を用いて、画像形成装置111から送信されたカウンタ情報401を受信する。
次に、S802において、デバイス管理サーバ102はデバイス番号情報取得部342を用いて、カウンタ情報401からデバイス番号402を取得する。さらに、カウンタテーブル内デバイス番号情報検索部343が、取得したデバイス番号402を下記の表6に例示するカウンタ情報保持テーブル内のデバイス番号列のレコードと照合し、カウンタ情報保持テーブル内に一致するデバイス番号があるか否かを判定する。
Figure 2016081455
そして、カウンタ情報保持テーブル内に一致するデバイス番号がある(上記取得したデバイス番号402が新規のものでない)と判定した場合(S802でNoの場合)、デバイス管理サーバ102は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。なお、上記S801で受信したカウンタ情報401は、カウンタ情報保持テーブルに格納される。
一方、カウンタ情報保持テーブル内に一致するデバイス番号が無い(上記取得したデバイス番号402が新規のもの)と判定した場合(S802でYesの場合)、デバイス管理サーバ102は、S803へ処理を進める。なお、上記S801で受信したカウンタ情報401は、カウンタ情報保持テーブルに格納される。
S803において、デバイス管理サーバ102はデバイス番号対応情報発行要求送信部344を用いて、ライセンス管理サーバ101に対して、上記S802で取得したカウンタ情報403を含むデバイス番号対応情報発行要求411(図4(B))を送信する。
以上の処理により、デバイス管理サーバ102は、画像形成装置111から受信したカウンタ情報401のデバイス番号402が新規の場合、ライセンス管理サーバ101に対して、デバイス番号対応情報を要求することができる。
図9は、ライセンス管理サーバ101において、デバイス番号対応情報発行要求送信部344によってデバイス管理サーバ102から送信された、デバイス番号対応情報発行要求411を、デバイス番号対応情報発行要求受信部323を用いて受信する際に実行されるフローチャートである。即ち、このフローチャートの処理は、ライセンス管理サーバ101のCPU223が、ライセンス管理サーバ101のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。図中の'S'を付した符号はステップを示す。
S901において、ライセンス管理サーバ101はデバイス番号対応情報発行要求受信部323を用いて、デバイス管理サーバ102から送信されたデバイス番号対応情報発行要求411を受信する。
S902において、ライセンス管理サーバ101はデバイス番号情報取得部324を用いて、上記S901で取得したデバイス番号対応情報発行要求411からデバイス番号412を取得する。さらに、ライセンス管理サーバ101は型式変更テーブル内デバイス番号情報検索部325を用いて、上記取得したデバイス番号412と下記の表7に例示する型式変更テーブルのデバイス番号列のレコードとを照合し、一致するデバイス番号の有無を判定する。
Figure 2016081455
そして、型式変更テーブル内にデバイス番号412と一致するデバイス番号が無いと判定した場合(S902でNoの場合)、ライセンス管理サーバ101は、そのままS906へ処理を進める。一方、型式変更テーブル内にデバイス番号412と一致するデバイス番号があると判定した場合(S902でYesの場合)、ライセンス管理サーバ101は、型式変更テーブル内に含まれるデバイス番号(上記一致したデバイス番号以外の各デバイス番号)を取得し、S903へ処理を進める。例えば、表7に示す例では、上記S902で取得したデバイス番号が「KKK11110」の場合、関連デバイス番号として「MMM11110」、「NNN11110」が取得される。
S903において、ライセンス管理サーバ101は型式変更ライセンス発行情報取得部326を用いて、上記S902で型式変更テーブルから取得したデバイス番号に対応する連続複写速度変更ライセンス発行履歴がライセンス履歴テーブル内に存在するか否かを判定する。そして、型式変更テーブルから取得したデバイス番号で連続複写速度変更ライセンスが発行された履歴が無いと判定した場合(S903でNoの場合)、ライセンス管理サーバ101は、そのままS906へ処理を進める。一方、型式変更テーブルから取得したデバイス番号で連続複写速度変更ライセンスが発行された履歴があると判定した場合(S903でYesの場合)、ライセンス管理サーバ101は、S904へ処理を進める。
S904において、ライセンス管理サーバ101は型式変更ライセンス発行情報取得部326を用いて、上記S903にて関連デバイス番号で連続複写速度変更ライセンスが発行された履歴を確認した発行履歴のレコードを取得する。なお、取得したレコードが複数存在する場合には、発行日時列の値が最新のレコードだけを取得する。例えば、表1に示す例では、型式変更テーブルから取得したデバイス番号が「MMM11110」、「NNN11110」の場合、「a78d-fhg1-awet,MMM11110,P005,2016/10/12 12:54:11」のレコードが取得される。
次に、S905において、ライセンス管理サーバ101はデバイス番号対応情報発行部327を用いて、上記S904で取得した最新の発行履歴レコードから、デバイス番号を取得する(上記の例では「MMM11110」)。さらに、デバイス番号対応情報発行部327は、本ステップで取得したデバイス番号(上記の例では「MMM11110」)と、上記S902において取得したデバイス番号412(上記の例では「KKK11110」)とから、デバイス番号対応情報421(例えば図4(C))を発行する。なお、デバイス番号対応情報421には、本ステップで取得したデバイス番号情報を変更前デバイス番号422として、上記S902において取得したデバイス番号412を変更後デバイス番号423として格納するものとする。
S906では、ライセンス管理サーバ101はデバイス番号対応情報送信部328を用いて、上記S901で受信したデバイス番号対応情報発行要求411の応答として、デバイス番号対応情報を、デバイス管理サーバ102に送信する。その際に送信されるデバイス番号対応情報は、上記S905においてデバイス番号対応情報421を発行している場合には、そのデバイス番号対応情報421を送信する。一方、S905を経由せずデバイス番号対応情報421を発行していない場合には(S902又はS903でNoの場合には)、デバイス番号対応情報421として、上記S901で受信したデバイス番号412を変更前デバイス番号422に、変更後デバイス番号423は空の状態でデバイス番号対応情報421を送信する。
図10は、デバイス管理サーバ102において、デバイス番号対応情報送信部328によってライセンス管理サーバ101から送信されたデバイス番号対応情報421を、デバイス番号対応情報受信部345を用いて受信する際に実行されるフローチャートである。即ち、このフローチャートの処理は、デバイス管理サーバ102のCPU223が、デバイス管理サーバ102のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。図中の'S'を付した符号はステップを示す。
S1001において、デバイス管理サーバ102はデバイス番号対応情報受信部345を用いて、ライセンス管理サーバ101から送信されたデバイス番号対応情報421を受信する。
次に、S1002において、デバイス管理サーバ102はデバイス番号対応情報取得部346を用いて、上記S1001で取得したデバイス番号対応情報421の変更後デバイス番号423にデバイス番号が含まれているかどうかを判定する。そして、変更後デバイス番号423にデバイス番号が含まれていないと判定した場合(S1002でNoの場合)、デバイス管理サーバ102は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
一方、変更後デバイス番号423にデバイス番号が含まれていると判定した場合(S1002でYesの場合)、デバイス管理サーバ102は、S1003へ処理を進める。
S1003において、デバイス管理サーバ102はデバイス番号対応情報格納部347を用いて、デバイス番号対応情報421の変更前デバイス番号422と変更後デバイス番号423を下記の表8に例示するデバイス番号対応情報保持テーブルにレコードとして追加する。
Figure 2016081455
次に、S1004において、デバイス管理サーバ102はカウンタ情報合算部348を用いて、表6に例示したようなカウンタ情報保持テーブルに格納されているカウンタ情報を、下記の表9に例示するように合算する。合算するカウンタ情報は、前述のS1003において格納されたデバイス番号対応情報保持テーブルで紐付けられている変更前デバイス番号422と変更後デバイス番号423のカウンタ情報である。
Figure 2016081455
上記表9に示すように、デバイス番号対応情報保持テーブルに、デバイス連続複写速度変更前と後のデバイス番号を紐付けて管理することで、デバイス番号が異なる場合でも、同じ画像形成装置のカウンタ情報で有ることを認識できるため、カウンタ情報を合算することができる。カウンタ情報を合算することによりカウンタ情報の継続した管理を行うことができる。
以上説明したように、実施例1によれば、連続複写速度の変更等の拡張機能のインストールによりデバイス番号が変わった場合でも、デバイス管理サーバ内で連続複写速度変更前と後(拡張機能インストール前と後)のデバイス番号を紐付けて(対応付けて)おく制御により、カウンタ情報の連続性を確保することができ、デバイス番号の切り替わりに対応してカウンタ情報を継続して管理することが可能となる。
なお、本実施例では、連続複写速度変更が行われてデバイス番号が変更された場合について説明した。しかし、本発明は、連続複写速度変更に起因してデバイス番号が変更されるケースに限定されるものではなく、連続複写速度変更以外の他の拡張機能のインストール等によりデバイス番号が変更される場合にも適用可能である。
上記実施例1では、連続複写速度の変更における画像形成装置111が持つカウンタ情報の連続性の管理の問題を解決する構成について示した。実施例2では、画像形成装置111が行う連続複写速度の変更に期限が定められている場合に、期限を超過して連続複写速度の変更が行われたまま、デバイス管理サーバ102に対して画像形成装置111からカウンタ情報が送信される状況を想定し、期限超過の問題を解決する構成について説明する。
図11は、実施例2におけるソフトウェア構成を例示する図である。
図11(A)は、実施例2におけるライセンス管理サーバ101のソフトウェア構成を例示する。なお、図3(A)と同一のものには同一の符号を付してある。また、図11(A)に示すライセンス管理サーバ101のソフトウェア構成301の各々の機能部は、ライセンス管理サーバ101のCPU223が、ライセンス管理サーバ101のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。
使用期限付きライセンス情報保持部1111は、後述のライセンス履歴テーブル(期限付き)(例えば表10)をライセンス管理サーバ101のハードディスク224に保持するための機能部である。
ライセンス履歴テーブル内使用期限情報検索部1121は、後述のライセンス履歴テーブル(期限付き)内に、該当するデバイス番号に対して発行された連続複写速度変更ライセンスに使用期限が定められているものがあるかどうかを確認するための機能部である。ライセンス履歴テーブル内使用期限情報検索部1121による処理は、前述のデバイス番号対応情報発行部327により、デバイス番号対応情報421を取得した際に実行される。
使用期限情報付与部1122は、前述のデバイス番号対応情報発行部327により発行されたデバイス番号対応情報421(例えば図4(C))に、ライセンス履歴テーブル内使用期限情報検索部1121で取得した使用期限情報を付与するための機能部である。使用期限情報付与部1122の処理を実行することにより、使用期限付きデバイス番号対応情報1201(例えば図12(A))が生成される。使用期限情報付与部1122による処理は、前述のライセンス履歴テーブル内使用期限情報検索部1121で連続複写速度変更ライセンスに使用期限が定められているものが確認された際に実行される。
使用期限情報付きデバイス番号対応情報送信部1123は、生成された使用期限付きデバイス番号対応情報1201(実施例1のデバイス番号対応情報に使用期限情報を付加したもの)を、ライセンス管理サーバ101からデバイス管理サーバ102に対して送信するための機能部である。使用期限情報付きデバイス番号対応情報送信部1123による処理は、使用期限付きデバイス番号対応情報1201が生成された際に実行される。
使用期限超過情報付きデバイス番号情報受信部1124は、ライセンス管理サーバ101が、デバイス管理サーバ102から送信される使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211(例えば図12(B))を受信するための機能部である。使用期限超過情報付きデバイス番号情報受信部1124による処理は、デバイス管理サーバ102から使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211が送信された際に実行される。
ライセンス履歴テーブル内使用期限情報超過判定部1125は、使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211に含まれるデバイス番号1212について、前述のライセンス履歴テーブル内の連続複写速度変更ライセンスの使用期限を確認し、使用期限が超過しているどうかを判定するための機能部である。ライセンス履歴テーブル内使用期限情報超過判定部1125による処理は、使用期限超過情報付きデバイス番号情報受信部1124が、デバイス管理サーバ102から送信される使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211を受信した際に実行される。
使用期限超過情報通知部1126は、使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211(図12(B))をライセンス管理サーバ101のサーバ管理者と、ライセンス管理サーバ101やデバイス管理サーバ102、画像形成装置111と連携する他システムに対して送信するための機能部である。
図11(B)は、実施例2におけるデバイス管理サーバ102のソフトウェア構成を例示する。なお、図11(B)に示すデバイス管理サーバ102のソフトウェア構成302の各々の機能部は、デバイス管理サーバ102のCPU223が、デバイス管理サーバ102のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。なお、図3(B)と同一のものには同一の符号を付してある。
使用期限情報付きデバイス番号対応情報格納部1131は、デバイス管理サーバ102が、ライセンス管理サーバ101から受信した使用期限情報付きデバイス番号対応情報1201に含まれる情報を、デバイス番号対応情報保持テーブル(期限付き)に格納するための機能部である。使用期限情報付きデバイス番号対応情報格納部1131による処理は、デバイス管理サーバ102がライセンス管理サーバ101から使用期限情報付きデバイス番号対応情報1201を受信した際に実行される。
デバイス番号対応情報保持テーブル内使用期限情報検索部1132は、デバイス管理サーバ102が、画像形成装置111から受信したカウンタ情報401のデバイス番号402について、後述のデバイス番号対応情報保持テーブル(期限付き)で使用期限情報と紐付いて格納されているかを確認するための機能部である。デバイス番号対応情報保持テーブル内使用期限情報検索部1132による処理は、デバイス管理サーバ102が画像形成装置111からカウンタ情報401を取得した際に実行される。
使用期限超過判定部1133は、後述のデバイス番号対応情報保持テーブル(期限付き)で該当するカウンタ情報401に含まれるデバイス番号402が、使用期限を超過して使用されているかどうかを判定するための機能部である。使用期限超過判定部1133による処理は、前述のデバイス番号対応情報保持テーブル内使用期限情報検索部1132で該当するデバイス番号402の使用期限情報が発見された際に実行される。
使用期限超過情報付与部1134は、使用期限を超過しているカウンタ情報401に含まれるデバイス番号402に対して、使用期限超過情報を付与し、使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211を発行するための機能部である。使用期限超過情報付与部1134による処理は、使用期限超過判定部1133で、カウンタ情報401に含まれるデバイス番号402が、使用期限を超過していると判定された際に実行される。
使用期限超過情報付きデバイス番号情報送信部1135は、デバイス管理サーバ102が使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211を、ライセンス管理サーバ101に対して送信するための機能部である。使用期限超過情報付きデバイス番号情報送信部1135による処理は、前述の使用期限超過情報付与部1134で、使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211が発行された際に実行される。
図12は、実施例2におけるLANやインターネットを介してやり取りされるデータの例を示す図である。
図12(A)は、使用期限情報付きデバイス番号対応情報1201の例を示す。
図12(A)に示すように、使用期限情報付きデバイス番号対応情報1201は、変更前デバイス番号1202、変更後デバイス番号1203、使用期限情報1204等を含む。変更前デバイス番号1202は、連続複写速度変更ライセンスにより連続複写速度が変更される画像形成装置の変更前のデバイス番号を含むデータである。変更後デバイス番号1203は、連続複写速度変更ライセンスにより連続複写速度が変更される画像形成装置の変更後のデバイス番号を含むデータである。使用期限情報1204は、連続複写速度変更ライセンスにより連続複写速度を変更することができる使用期限を含むデータである。
図12(B)は、使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211の例を示す。
図12(B)に示すように、使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211は、デバイス番号1212、使用期限超過情報1213を含む。デバイス番号1212は、連続複写速度変更ライセンスにより連続複写速度が変更されている画像形成装置のデバイス番号を含むデータである。使用期限超過情報1213は、連続複写速度変更ライセンスにより連続複写速度を変更することができる使用期限を超過して、連続複写速度が変更されたまま使用されている情報を含むデータである。
図13は、実施例2において、デバイス管理サーバ102が、前述のカウンタ情報送信部364によって画像形成装置111から送信されたカウンタ情報401を、カウンタ情報受信部341を用いて受信する際に実行されるフローチャートである。即ち、このフローチャートの処理は、デバイス管理サーバ102のCPU223が、デバイス管理サーバ102のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。図中の'S'を付した符号はステップを示す。
S1301〜S1303は、図8に記載のS801〜S803と同様の処理を行うため省略する。
デバイス管理サーバ102は、S1303でNoの場合、即ち、カウンタ情報保持テーブル内に一致するデバイス番号がある(上記取得したデバイス番号402が新規のものでない)と判定した場合、S1304に処理を進める。
S1304において、デバイス管理サーバ102は使用期限超過判定部1133を用いて、使用期限超過検知処理として、後述する図16のフローチャートに示す処理を実行する。
図14は、実施例2において、ライセンス管理サーバ101が、デバイス番号対応情報発行要求送信部344によってデバイス管理サーバ102から送信された、デバイス番号対応情報発行要求411を、デバイス番号対応情報発行要求受信部323を用いて受信する際に実行されるフローチャートである。即ち、このフローチャートの処理は、ライセンス管理サーバ101のCPU223が、ライセンス管理サーバ101のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。図中の'S'を付した符号はステップを示す。
S1401〜S1405およびS1409は、図9に記載のS901〜S905及びS906と同様の処理を行うため省略する。
S1406において、ライセンス管理サーバ101はライセンス履歴テーブル内使用期限情報検索部1121を用いて、下記の表10に例示するライセンス履歴テーブル(期限付き)内に、S1404で取得した連続複写速度変更ライセンスファイル発行履歴に使用期限情報が含まれているか否かを判定する。
Figure 2016081455
具体的には、ライセンス履歴テーブル内使用期限情報検索部1121は、上記のライセンス履歴テーブル(期限付き)から、該当する連続複写速度変更ライセンス発行履歴を探し、該当するライセンス履歴の使用期限列に使用期限情報が存在するか否かを判定する。そして、使用期限情報が存在しないと判定した場合(S1406でNoの場合)、ライセンス管理サーバ101は、S1409に処理を進める。
一方、使用期限情報が存在すると判定した場合(S1406でYesの場合)、ライセンス管理サーバ101は、該使用期限情報を取得し、S1407に処理を進める。
S1407では、ライセンス管理サーバ101は使用期限情報付与部1122を用いて、上記S1405で算出したデバイス番号対応情報421に対して、上記S1406で取得した使用期限情報を付与する。使用期限情報が付与されたデバイス番号対応情報421は、使用期限情報付きデバイス番号対応情報1201として生成される。
次に、S1408において、ライセンス管理サーバ101は使用期限情報付きデバイス番号対応情報送信部1123を用いて、S1401で受信したデバイス番号対応情報発行要求411の応答として、デバイス管理サーバ102に対して、上記S1407で生成した使用期限情報付きデバイス番号対応情報1201を送信する。
図15は、実施例2において、デバイス管理サーバ102が、使用期限情報付きデバイス番号対応情報送信部1123もしくは、デバイス番号対応情報送信部328によってライセンス管理サーバ101から送信された、使用期限情報付きデバイス番号対応情報1201もしくはデバイス番号対応情報421を受信する際に実行されるフローチャートである。
S1501〜S1502は、図10に記載のS1001〜S1002と同様の処理を行うため省略する。
デバイス管理サーバ102は、S1502でYesの場合、即ち、変更後デバイス番号423にデバイス番号が含まれていると判定した場合、S1503へ処理を進める。
S1503では、デバイス管理サーバ102は使用期限付きデバイス番号対応情報格納部1131を用いて、S1501で受信した使用期限情報付きデバイス番号対応情報1201もしくはデバイス番号対応情報421に含まれる変更前デバイス番号と変更後デバイス番号を、後述のデバイス番号対応情報保持テーブル(期限付き)(例えば表11)に格納する。
S1504において、デバイス管理サーバ102は使用期限付きデバイス番号対応情報格納部1131を用いて、S1501で受信した使用期限情報付きデバイス番号対応情報1201もしくはデバイス番号対応情報421に使用期限情報が含まれているかどうかを判定する。そして、デバイス番号対応情報421に使用期限情報が含まれていないと判定した場合(S1504でNoの場合)、デバイス管理サーバ102は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、デバイス番号対応情報421に使用期限情報が含まれていると判定した場合(S1504でYesの場合)、デバイス管理サーバ102は、S1505へ処理を進める。
S1505では、デバイス管理サーバ102は使用期限付きデバイス番号対応情報格納部1131を用いて、上記S1501で受信した使用期限情報付きデバイス番号対応情報1201に含まれる使用期限情報1204を、上記S1503で格納した情報と紐付けて、下記の表11に例示するようなデバイス番号対応情報保持テーブル(期限付き)に格納する。
Figure 2016081455
デバイス番号対応情報保持テーブルに格納される情報は、使用期限情報付きデバイス番号対応情報1201から取得された変更前デバイス番号1202、変更後デバイス番号1203、使用期限情報1204である。
なお、図示しないが、S1505の後、デバイス管理サーバ102はカウンタ情報合算部348を用いて、図10のS1004と同様に、表6に例示したようなカウンタ情報保持テーブルに格納されているカウンタ情報を、表9に例示したように合算する。合算するカウンタ情報は、前述のS1003において格納されたデバイス番号対応情報保持テーブルで紐付けられている変更前デバイス番号422と変更後デバイス番号423のカウンタ情報である。
図16は、実施例2において、デバイス管理サーバ102が実行する使用期限超過検知処理(図13のS1304)を例示するフローチャートである。即ち、このフローチャートの処理は、デバイス管理サーバ102のCPU223が、デバイス管理サーバ102のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。図中の'S'を付した符号はステップを示す。
S1601において、デバイス管理サーバ102はデバイス番号対応情報保持テーブル内使用期限情報検索部1132を用いて、図13のS1301で受信したカウンタ情報401に含まれるデバイス番号402に一致するデバイス番号が使用期限情報と紐付いて格納されているか否かを判定する。詳細には、デバイス番号対応情報保持テーブル内使用期限情報検索部1132は、まず受信したカウンタ情報401に含まれるデバイス番号402が、前述のデバイス番号対応情報保持テーブルに存在するか否かを判定する。さらに、デバイス番号対応情報保持テーブル内使用期限情報検索部1132は、該当するデバイス番号が存在する場合、該当レコードの使用期限列に使用期限情報が含まれているかどうかを判定する。
そして、受信したカウンタ情報401に含まれるデバイス番号402に一致するデバイス番号が使用期限情報と紐付いて格納されていないと判定した場合(S1601でNoの場合)、デバイス管理サーバ102は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、受信したカウンタ情報401に含まれるデバイス番号402に一致するデバイス番号が使用期限情報と紐付いて格納されていると判定した場合(S1601でYesの場合)、デバイス管理サーバ102は、該使用期限情報を取得し、S1602に処理を進める。
S1602では、デバイス管理サーバ102は使用期限超過判定部1133を用いて、上記S1601で取得した使用期限情報について、使用期限を超過しているかどうかを判定する。そして、使用期限が超過していないと判定した場合(S1602でNoの場合)、デバイス管理サーバ102は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、使用期限が超過していると判定した場合(S1602でYesの場合)、デバイス管理サーバ102は、S1603へ処理を進める。
S1603において、デバイス管理サーバ102は使用期限超過情報付与部1134を用いて、画像形成装置111から受信したカウンタ情報401に含まれるデバイス番号402に対して、使用期限が超過している旨の情報を付与する。使用期限超過情報が付与されたデバイス番号は、使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211(図12(B))として生成される。
次に、S1604において、デバイス管理サーバ102は使用期限超過情報付きデバイス番号情報送信部1135を用いて、ライセンス管理サーバ101に対して、上記S1603で生成した使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211を送信する。
図17は、実施例2において、ライセンス管理サーバ101が、デバイス管理サーバ102から送信される使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211を受信する際に実行されるフローチャートである。即ち、このフローチャートの処理は、ライセンス管理サーバ101のCPU223が、ライセンス管理サーバ101のハードディスク224に記憶されているプログラムを、必要に応じて揮発性メモリ225上にロードして実行することにより実現される。図中の'S'を付した符号はステップを示す。
S1701において、ライセンス管理サーバ101は使用期限超過情報付きデバイス番号情報受信部1124を用いて、デバイス管理サーバ102から送信された使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211を受信する。
次に、S1702において、ライセンス管理サーバ101はライセンス履歴テーブル内使用期限情報超過判定部1125を用いて、上記S1701で取得した使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211のデバイス番号1212の使用期限が超過しているか否かを判定する。なお、デバイス番号1212の使用期限の超過は、ライセンス履歴テーブル内使用期限列の該当デバイス番号のレコードを確認し、現在日時と比較することで判定できる。
そして、上記S1701で取得したデバイス番号1212の使用期限が超過していないと判定した場合(S1702でNoの場合)、ライセンス管理サーバ101は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S1701で取得したデバイス番号1212の使用期限が超過していると判定した場合(S1702でYesの場合)、ライセンス管理サーバ101は、S1703へ処理を進める。
S1703では、ライセンス管理サーバ101は使用期限超過情報通知部1126を用いて、ライセンス管理サーバ101のサーバ管理者の通知先に対して、使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211に含まれている情報を送信し、通知を行う。なお、ライセンス管理サーバ101のサーバ管理者の通知先は、予め設定されライセンス管理サーバ101のハードディスク224に記憶されているものとする。
次に、S1704において、使用期限超過情報通知部1126は使用期限超過情報通知部1126を用いて、ライセンス管理サーバ101やデバイス管理サーバ102、画像形成装置111と連携するその他のサーバ103に対して、使用期限超過情報付きデバイス番号情報1211に含まれている情報を送信し、通知を行う。なお、上記S1704で情報を送信する送信先(通知先)は、予め設定されライセンス管理サーバ101のハードディスク224に記憶されているものとする。
以上説明したように、実施例2によれば、使用期限を超過して連続複写速度の変更が行われたまま、デバイス管理サーバ102に対して画像形成装置111からカウンタ情報が送信される状況において、ライセンス管理サーバ101の管理者や連携する他システム等の通知先に対して情報を通知する制御により、管理者等が、いち早く、使用期限を超過して連続複写速度の変更が行われたままとなっている画像形成装置の存在を検知することができるようになる。
なお、本実施例では、連続複写速度変更の使用期限の超過について説明した。しかし、本発明は、連続複写速度変更の使用期限の超過に限定されるものではなく、連続複写速度変更以外の他の拡張機能の使用期限の超過にも適用可能である。
また、上記各実施例では、画像形成装置の機器情報を管理する管理システムについて説明した。しかし、本発明の管理システムは、画像形成装置の機器情報管理に限定されるものではなく、カメラ、家電等の各種情報処理機器の機器情報を管理するものにも適用可能である。
また、デバイス管理サーバ102が管理する情報は、カウンタ情報等に限定されるものではなく、各種情報処理機器が保持している機器情報であればどのような情報であってもよい。
以上示したように、各実施例によれば、拡張機能のインストール等に伴って画像形成装置等の情報処理機器のデバイス番号の切り替わりが生じた場合にも、デバイス番号の切り替わりに対応して画像形成装置等の情報処理機器のカウンタ情報等の機器情報を継続して管理することが可能となる。即ち、ライセンス管理サーバ101で、型式変更テーブルとライセンスファイル発行履歴から、デバイス番号対応情報を導き、デバイス管理サーバ102が管理するカウンタ情報等の機器情報の連続性を保証することができる。よって、一時的に画像形成装置等の情報機器を機能拡張する場合等における、デバイス管理サーバ102が管理するカウンタ情報等の機器情報の連続性を保証することができる。
なお、拡張機能に使用期限が付されている場合、該使用期限を超えて使用されている場合には、画像形成装置等の情報処理機器より受信したカウンタ情報等の機器情報に基づいて使用期限の超過を検知し、管理者等に通知することが可能となる。これにより、使用期限を超過して拡張機能が使用されている状態をいち早く検知し、このような状態を是正することも可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 ライセンス管理サーバ
102 デバイス管理サーバ
111 画像形成装置

Claims (8)

  1. 所定の機能を使用可能にするためのライセンスのインストールに応じて装置の識別情報を所定の変更ルールに従って変更する情報処理機器に対して発行された前記ライセンスの情報を該情報処理機器の識別情報と関連付けて管理する第1の管理装置と、前記情報処理機器から該情報処理機器の機器情報を受信して該情報処理機器の識別情報と関連付けて管理する第2の管理装置と、を有する管理システムであって、
    前記第2の管理装置は、
    前記情報処理機器から受信した該情報処理機器の機器情報に付加された識別情報が当該第2の管理装置で管理しているものでない場合、該識別情報を含む、該識別情報と変更前の識別情報とを対応付ける対応情報の要求を、前記第1の管理装置に送信する要求手段と、
    前記要求に応じて前記第1の管理装置から応答される前記対応情報に基づいて、前記要求に含まれる識別情報に関連付けて管理されている機器情報と、該識別情報と前記対応情報で対応付けされる変更前の識別情報に関連付けて管理されている機器情報とを同一の情報処理機器の機器情報として管理する管理手段と、を有し、
    前記第1の管理装置は、
    前記変更ルールを保持する保持手段と、
    前記第2の管理装置から送信される要求に含まれる前記情報処理機器の識別情報と、前記変更ルールと、前記情報処理機器に対して発行したライセンスの情報とに基づいて特定される、該識別情報と該識別情報の変更前の識別情報とを対応付ける対応情報を、前記第2の管理装置に応答する応答手段と、を有する、
    ことを特徴とする管理システム。
  2. 前記応答手段は、前記変更ルールに基づき、前記要求に含まれる識別情報の変更前の識別情報になり得る識別情報を特定し、該特定した識別情報の情報処理機器に対して発行されたライセンスの情報が当該第1の管理装置で管理されている場合に、該管理されている最新のライセンスの情報に関連付けされている識別情報を、前記要求に含まれる識別情報の変更前の識別情報として対応付ける対応情報を応答することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記情報処理機器は、画像形成装置であり、
    前記情報処理機器の機器情報は、画像形成装置が保持するカウンタ情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の管理システム。
  4. 前記管理手段は、前記変更前の識別情報に関連付けて管理されているカウンタ情報と、前記要求に含まれる識別情報に関連付けて管理されているカウンタ情報とを合算して管理することを特徴とする請求項3に記載の管理システム。
  5. 前記所定の機能を使用可能にするためのライセンスは、画像形成装置の連続複写速度を変更するためのライセンスであることを特徴とする請求項3又は4に記載の管理システム。
  6. 前記第1の管理装置は、前記ライセンスの情報を使用期限情報と関連付けて管理し、
    前記応答手段は、前記対応情報に前記使用期限情報を付加して応答するものであり、
    前記第2の管理装置は、
    前記対応情報に付加されている使用期限情報を、該対応情報により変更前の識別情報と対応付けされる識別情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記情報処理機器から受信した該情報処理機器の機器情報に含まれる識別情報の使用期限が超過している場合、該識別情報を前記第1の管理装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記第1の管理装置は、前記第2の管理装置から送信された識別情報の使用期限が超過している旨を、所定の通知先に通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の管理システム。
  7. 前記通知手段は、前記第2の管理装置から送信された識別情報の使用期限が超過しているか否かを当該第1の管理装置で管理している前記ライセンスの情報に基づいて判定し、該識別情報の使用期限を超過していると判定した場合、該識別情報の使用期限が超過している旨を所定の通知先に通知することを特徴とする請求項6に記載の管理システム。
  8. 所定の機能を使用可能にするためのライセンスのインストールに応じて装置の識別情報を所定の変更ルールに従って変更する情報処理機器に対して発行された前記ライセンスの情報を該情報処理機器の識別情報と関連付けて管理する第1の管理装置と、前記情報処理機器から該情報処理機器の機器情報を受信して該情報処理機器の識別情報と関連付けて管理する第2の管理装置と、を有する管理システムの制御方法であって、
    前記第2の管理装置が実行する、
    前記情報処理機器から受信した該情報処理機器の機器情報に付加された識別情報が当該第2の管理装置で管理しているものでない場合、該識別情報を含む、該識別情報と変更前の識別情報とを対応付ける対応情報の要求を、前記第1の管理装置に送信する要求ステップと、
    前記要求に応じて前記第1の管理装置から応答される前記対応情報に基づいて、前記要求に含まれる識別情報に関連付けて管理されている機器情報と、該識別情報と前記対応情報で対応付けされる変更前の識別情報に関連付けて管理されている機器情報とを同一の情報処理機器の機器情報として管理する管理ステップと、を有し、
    前記第1の管理装置が実行する、
    前記第2の管理装置から送信される要求に含まれる前記情報処理機器の識別情報と、前記第1の管理装置が保持する前記変更ルールと、前記情報処理機器に対して発行したライセンスの情報とに基づいて特定される、該識別情報と変更前の識別情報とを対応付けるための対応情報を、前記第2の管理装置に応答する応答ステップを有する、
    ことを特徴とする管理システムの制御方法。
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