JP2016081112A - 魚計数装置、魚計数方法、魚数の予測装置、魚数の予測方法、魚計数システムおよび魚数予測システム - Google Patents

魚計数装置、魚計数方法、魚数の予測装置、魚数の予測方法、魚計数システムおよび魚数予測システム Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易な魚計数装置、魚計数方法、魚数の予測装置、魚数の予測方法、魚計数システムおよび魚数予測システムを提供する。【解決手段】 本発明の魚計数装置は、魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、経時的に複数の計測画像を取得する計測画像取得手段11、前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記魚の位置を取得する魚位置取得手段21、前記複数の計測画像における前記魚の位置に基づき、前記魚が移動した軌跡である魚の移動線を算出する魚移動線算出手段22、および前記複数の計測画像における前記魚の移動線に基づき、前記魚数を計数する魚計数手段23を含むことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、魚計数装置、魚計数方法、魚数の予測装置、魚数の予測方法、魚計数システムおよび魚数予測システムに関する。
魚の養殖等において、魚を移し替える際に移し替えた魚の数をカウントする必要がある。前記魚のカウントは、目視および手動により行われていたが、手間がかかるという問題があった。
この問題に対し、特許文献1では、計数部を有する傾斜流路の上側から前記魚を含む液体を流し、前記計数部を通過する前記魚をカウントする計数装置が開示されている。しかしながら、特許文献1の計数装置は、高価でありコストがかかるという問題があった。
国際公開第2013/080351号
そこで、本発明は、簡易な魚計数装置、魚計数方法、魚数の予測装置、魚数の予測方法、魚計数システムおよび魚数予測システムを提供する。
本発明の魚計数装置は、魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、経時的に複数の計測画像を取得する計測画像取得手段、
前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記魚の位置を取得する魚位置取得手段、
前記複数の計測画像における前記魚の位置に基づき、前記魚が移動した軌跡である魚の移動線を算出する魚移動線算出手段、および
前記複数の計測画像における前記魚の移動線に基づき、前記魚数を計数する魚計数手段を含むことを特徴とする。
本発明の魚計数方法は、魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、経時的に複数の計測画像を取得する計測画像取得工程、
前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記魚の位置を取得する魚位置取得工程、
前記複数の計測画像における前記魚の位置に基づき、前記魚が移動した軌跡である魚の移動線を算出する魚移動線算出工程、および
前記複数の計測画像における前記魚の移動線に基づき、前記魚数を計数する魚計数工程を含むことを特徴とする。
本発明の魚数の予測装置は、計測画像取得手段、魚位置取得手段、魚移動線算出手段、および魚計数手段を含む前記本発明の魚計数装置、および
前記魚計数装置により、予め設定した時間内の前記複数の計数画像から計数された魚数と、前記予め設定した時間と、前記魚を含む流体が前記通過領域を通過した総時間とに基づき、前記通過領域を通過した魚数を予測する魚数予測手段を含むことを特徴とする。
本発明の魚数の予測方法は、計測画像取得工程、魚位置取得工程、魚移動線算出工程、および魚計数工程を含む前記本発明の魚計数方法、および
前記魚計数方法により、予め設定した時間内の前記複数の計数画像から計数された魚数と、前記予め設定した時間と、前記魚を含む流体が前記通過領域を通過した総時間とに基づき、前記通過領域を通過した魚数を予測する魚数予測工程を含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記本発明の魚計数方法、または前記本発明の魚数の予測方法をコンピュータ上で実行可能なことを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記本発明のプログラムを記録していることを特徴とする。
本発明の魚計数システムは、端末とサーバとを含み、
前記端末と前記サーバとは、システム外の通信回線網を介して、接続可能であり、
前記端末は、
魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、経時的に複数の計測画像を取得する計測画像取得手段、および
計数された魚数を出力する出力手段を含み、
前記サーバは、
前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記魚の位置を取得する魚位置取得手段、
前記複数の計測画像における前記魚の位置に基づき、前記魚が移動した軌跡である魚の移動線を算出する魚移動線算出手段、および
前記複数の計測画像における前記魚の移動線に基づき、前記魚数を計数する魚計数手段を含むことを特徴とする。
本発明の魚数の予測システムは、端末とサーバとを含み、
前記端末と前記サーバとは、システム外の通信回線網を介して、接続可能であり、
前記端末は、
魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、予め設定した時間内、経時的に複数の計測画像を取得する計測画像取得手段、および
予測された魚数を出力する出力手段を含み、
前記サーバは、
前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記魚の位置を取得する魚位置取得手段、
前記複数の計測画像における前記魚の位置に基づき、前記魚が移動した軌跡である魚の移動線を算出する魚移動線算出手段、
前記複数の計測画像における前記魚の移動線に基づき、前記魚数を計数する魚計数手段、および
前記魚計数手段により、予め設定した時間内の前記複数の計数画像から計数された魚数と、前記予め設定した時間と、前記魚を含む流体が前記通過領域を通過した総時間とに基づき、前記通過領域を通過した魚数を予測する魚数予測手段を含むことを特徴とする。
本発明は、簡易な魚計数装置、魚計数方法、魚数の予測装置、魚数の予測方法、魚計数システムおよび魚数予測システムを提供できる。
図1は、本発明の魚計数装置の一例(実施形態1)を示すブロック図である。 図2は、本発明の魚計数装置の一例(実施形態1)を示すブロック図である。 図3は、本発明の魚計数装置の一例(実施形態1)を示すブロック図である。 図4は、本発明の魚計数方法およびプログラムの一例(実施形態1)を示すフローチャートである。 図5は、本発明の魚計数方法およびプログラムの変形例(変形例1)を示すフローチャートである。 図6は、本発明の魚計数装置の一例(実施形態2)を示すブロック図である。 図7は、本発明の魚計数方法およびプログラムの一例(実施形態2)を示すフローチャートである。 図8は、本発明の魚計数方法およびプログラムの変形例(変形例2)を示すフローチャートである。 図9は、本発明の魚数の予測装置の一例(実施形態3)を示すブロック図である。 図10は、本発明の魚数の予測装置の一例(実施形態3)を示すブロック図である。 図11は、本発明の魚数の予測装置の一例(実施形態3)を示すブロック図である。 図12は、本発明の魚数の予測方法およびプログラムの一例(実施形態3)を示すフローチャートである。 図13は、本発明の魚計数装置の操作画面の一例(実施形態4)を示す模式図である。 図14は、本発明の魚計数装置の操作フローの一例(実施形態4)を示すフローチャートである。 図15は、本発明の魚計数システムの一例(実施形態6)を示すブロック図である。 図16は、本発明の魚数の予測システムの一例(実施形態7)を示すブロック図である。
本発明において、「魚」は、魚介類を意味する。前記魚介類は、例えば、魚類、甲殻類等があげられる。前記魚類は、特に制限されず、例えば、ボラ、イワシ、ウナギ、マグロ、スマ、ブリ、フグ、ヒラメ、タイ、カンパチ、アジ、サバ等があげられる。前記甲殻類は、例えば、エビ等があげられる。本発明において、前記魚は、例えば、1種類の魚であってもよいし、2種類以上の魚であってもよい。
つぎに、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明は、下記の実施形態によって何ら限定および制限されない。なお、以下の図1から図16において、同一部分には、同一符号を付している。また、各実施形態の説明は、特に言及がない限り、互いの説明を援用できる。さらに、各実施形態の構成は、特に言及がない限り、組合せ可能である。
[実施形態1]
図1に、本実施形態における魚計数装置のブロック図を示す。図1に示すように、本実施形態の魚計数装置100は、計測画像取得手段11、魚位置取得手段21、魚移動線算出手段22、および魚計数手段23を主要な構成として含む。図1に示すように、魚位置取得手段21、魚移動線算出手段22、および魚計数手段23は、データ処理手段20に組み込まれてよく、ソフトウェアまたは前記ソフトウェアが組み込まれたハードウェアでもよい。本実施形態の魚計数装置100において、計測画像取得手段11は、魚位置取得手段21に、魚位置取得手段21は、魚移動線算出手段22に、魚移動線算出手段22は、魚計数手段23に、電気的に接続されている。データ処理手段20は、CPU等を備えてもよい。
計測画像取得手段11は、魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、経時的に複数の計測画像を取得する。計測画像取得手段11は、特に制限されず、例えば、前記計測画像を撮像する撮像手段、撮像した前記計測画像を記憶するデータ記憶手段等があげられる。前記撮像手段は、例えば、スチルカメラ、ビデオカメラ、カメラ付の携帯電話、カメラ付のスマートフォン、カメラ付のタブレット末端等のカメラ付の携帯末端、ウェブカメラ付きのコンピュータ、カメラ付きのヘッドマウントディスプレイ等があげられる。前記データ記憶手段は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリー、ハードディスク(HD)、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。前記データ記憶手段は、装置内蔵型であってもよいし、外部記憶装置のような外付け型であってもよい。
前記計測対象領域は、例えば、魚を含む流体が通過する通過領域のうち、全体でもよいし、部分でもよい。そして、前記計測対象領域についての経時的な複数の計測画像とは、例えば、同じ領域の画像(つまり、一箇所の画像)でもよいし、前記計測対象領域における複数の領域の画像(つまり、複数箇所の画像)でもよい。後者の場合、具体例として、前記計測対象領域において、部分的に重複する複数の領域の画像があげられる。
前記計測画像は、例えば、前記計測対象領域のみの画像でもよいし、前記計測対象領域を含む画像でもよい。後者は、例えば、前記計測対象領域とその他の領域とを含む画像である。前記その他の領域は、例えば、前記魚を含む流体が通過する前記通過領域以外の領域があげられる。前記計測画像は、例えば、前記魚を含む流体が前記通過領域を通過する際に、前記撮像手段により撮像することで取得することができる。このため、前記計測画像は、例えば、前記魚を含む画像および前記魚を含まない画像の一方を含んでもよいし、両者を含んでもよい。前記流体は、特に制限されず、前記魚の種類に応じて、適宜決定できる。前記流体は、例えば、水、淡水、海水、人工海水等があげられる。前記計測画像は、前記計測画像における魚の検出の精度を向上できるため、単色の背景上を、魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、撮像された計測画像であることが好ましい。前記単色は、例えば、白色があげられる。
前記魚が前記計測対象領域を通過する際に、前記計測画像を取得する頻度は、特に制限されず、その下限は、例えば、3FPS(Flames Per Second)であり、好ましくは、12FPSであり、より好ましくは、20FPSであり、その上限は、特に制限されない。
前記計測画像の数は、複数であればよく、その上限は、特に制限されない。前記計測画像の数は、2枚以上であり、好ましくは、3枚以上であり、より好ましくは、5枚以上である。
魚位置取得手段21は、前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記魚の位置を取得する。前記魚の位置は、例えば、前記魚の1つの体の構造の位置、前記魚の2つ以上の体の構造の位置の平均の位置、前記魚が占める領域の重心の位置、明度等の魚の特徴量が最大になる(画素の)位置等があげられる。前記体の構造は、特に制限されず、例えば、目、あご、背びれ、腹びれ、尾びれ、胸びれ、尻びれ等のひれ等があげられる。
魚移動線算出手段22は、前記複数の計測画像における前記魚の位置に基づき、前記魚が移動した軌跡である魚の移動線を算出する。前記魚の移動線は、例えば、前記計測対象領域において、前記魚が移動した軌跡である。
魚計数手段23は、前記複数の計測画像における前記魚の移動線に基づき、前記魚数を計数する。
なお、本実施形態の魚計数装置において、前記計測画像、前記魚の位置、前記魚の移動線および前記計数された魚数等の情報は、それぞれ、計測画像取得手段11、魚位置取得手段21、魚移動線算出手段22、および魚計数手段23に記憶されている。本発明はこれに限定されず、データ記憶手段に前記情報が記憶され、つぎの手段が、データ記憶手段から前記情報を読み出してもよい。
図2に、前記データ記憶手段を含む魚計数装置の一例を示すブロック図を示す。図2に示すように、前記データ記憶手段を含む魚計数装置110は、さらに、計測画像記憶部31、魚位置記憶部32、魚移動線記憶部33、および魚数記憶部34を含む。図2に示すように、計測画像記憶部31、魚位置記憶部32、魚移動線記憶部33、および魚数記憶部34は、ハードウェアであるデータ記憶手段30に組み込まれてもよい。魚計数装置110において、計測画像取得手段11は、計測画像記憶部31に、魚位置取得手段21は、計測画像記憶部31および魚位置記憶部32に、魚移動線算出手段22は、魚位置記憶部32および魚移動線記憶部33に、魚計数手段23は、魚移動線記憶部33および魚数記憶部34に、電気的に接続されている。
計測画像取得手段11は、取得した前記複数の計測画像を計測画像記憶部31に記憶する。魚位置取得手段21は、計測画像記憶部31から前記複数の計測画像を読み出し、前記魚の位置を取得し、魚位置記憶部32に前記魚の位置を記憶する。魚移動線算出手段22は、魚位置記憶部32から前記魚の位置を読み出し、前記魚の移動線を算出し、魚移動線記憶部33に記憶する。そして、魚計数手段23は、魚移動線記憶部33から前記魚の移動線を読み出し、魚数を計数し、魚数記憶部34に、魚数を記憶する。この点を除き、本実施形態の魚計数装置110は、魚計数装置100と同様の構成を有し、その説明を援用できる。
本実施形態の魚計数装置は、さらに、入力手段および出力手段を含むことが好ましい。図3に示すように、前記データ記憶手段を含む魚計数装置120は、さらに、入力手段41および出力手段42を含む。魚計数装置120において、入力手段41は、計測画像取得手段11および魚計数手段23に、出力手段42は、魚計数手段23および魚数記憶部34に、電気的に接続されている。入力手段41は、例えば、タッチパネル等のモニター、操作キー等の携帯末端に備わる通常の入力手段、キーボード、マウス等のコンピュータに備わる通常の入力手段、入力ファイルおよび他のコンピュータ等を用いることができる。出力手段42は、例えば、映像により出力するモニター(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、ブラウン管(CRT)ディスプレイ等の各種画像表示装置等)、印刷により出力するプリンター、音声により出力するスピーカー等があげられる。入力手段41は、計測画像取得手段11に、例えば、前記計測画像の取得の開始、停止等の情報を、魚計数手段23に、例えば、前記魚数の計数の開始、停止等の情報を入力する。出力手段42は、魚計数手段23により計数された魚数および魚数記憶部34に記憶された魚数の少なくとも一方を出力する。この点を除き、本実施形態の魚計数装置120は、魚計数装置110と同様の構成を有する。なお、魚計数装置120は、魚数記憶部34を含むが、魚数記憶部34を含まない魚計数装置の場合、出力手段42は、魚計数手段23に電気的に接続され、魚計数手段23により計数された魚数を出力する。また、本実施形態において、魚計数装置120は、入力手段41および出力手段42の両者を含むが、魚計数装置は、入力手段41および出力手段42のいずれか一方のみを含んでもよい。
つぎに、図4に、本実施形態における魚計数方法のフローチャートを示す。本実施形態の魚計数方法は、例えば、図1の魚計数装置を用いて、つぎのように実施する。図4に示すように、本実施形態の魚計数方法は、A1ステップ(計測画像取得)、A2ステップ(魚位置算出)、A3ステップ(魚移動線算出)、およびA4ステップ(魚計数)を含む。
(A1)計測画像取得
A1ステップでは、魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、経時的に複数の計測画像を取得する。前記撮像手段を用いて前記計測画像を取得する場合、前記魚を含む流体が通過する前記通過領域を撮像し、前記計測画像として取得する。前記データ記憶手段を用いて前記計測画像を取得する場合、前記データ記憶手段に記憶された前記計測画像を読み出し、取得する。
(A2)魚位置取得
A2ステップでは、前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記魚の位置を取得する。前記計測画像において、前記魚は、例えば、後述する輪郭の抽出、予め保存した前記魚の画像と前記測定画像とを比較し、類似の領域を検索するテンプレートマッチング等により検出できる。前記位置は、例えば、前記計測画像に座標平面を設定し、前記座標平面上の座標として取得する。前記位置は、例えば、前記計測対象領域に座標平面を設定し、前記座標平面上の座標として取得してもよい。また、前記計測画像に複数の魚が存在する場合、それぞれの魚の位置を取得する。
(A3)魚移動線算出
A3ステップでは、前記複数の計測画像における前記魚の位置に基づき、前記魚が移動した軌跡である魚の移動線を算出する。前記魚の移動線は、例えば、前記計測画像を撮像した順序に基づき、前後の前記計測画像における前記魚の座標をつなぐ線を作成することにより算出する。前記魚の移動線は、例えば、カルマンフィルター、粒子フィルター、KLT(Kanade Lucas Tomasi)トラッカー等の公知のアルゴリズムによって算出できる。
(A4)魚計数
A4ステップでは、前記複数の計測画像における前記魚の移動線に基づき、前記魚数を計数する。前記魚数の計数は、例えば、前記魚の移動線の数を計数し、魚数とする。
本実施形態の魚計数装置および魚計数方法では、前記複数の計測画像から魚の位置を算出し、前記魚の位置から前記魚の移動線を算出する。そして、前記魚の移動線に基づき、魚数を計数する。このため、本実施形態の魚計数装置および魚計数方法によれば、例えば、データ処理手段を含む装置であれば魚数の計数をすることができるため、簡易に魚数を計数することができる。また、本実施形態の魚計数装置として、例えば、カメラ付の携帯末端等を使用できるため、コストを抑えることができる。なお、これらの効果については、後述の実施形態においても同様である。
[変形例1]
本実施形態の魚計数装置において、前記魚計数手段は、前記魚移動線算出手段で算出した移動線のうち、前記計測対象領域内における予め設定された計数領域と重なる前記移動線の数を、前記魚数として計数することが好ましい。この点を除き、本実施形態の魚計数装置は、実施形態1の魚計数装置と同様の構成を有する。
前記計数領域は、例えば、前記領域と重なる魚の移動線について、魚であると判断して計数する領域である。前記計数領域の設定条件は、例えば、前記魚の種類、前記魚の生育状況等により適宜決定できる。
前記計数領域は、例えば、前記計測対象領域内で、線として設定されてもよいし、面として設定されてもよい。
設定する前記計数領域の数は、特に制限されず、例えば、1〜5つであり、コストを抑制できることから、好ましくは、1〜2つであり、より好ましくは、1つである。
前記計測対象領域内で前記計数領域を設定する位置は、特に制限されず、例えば、前記計測対象領域内の中央部、端部、その他の領域等があげられる。前記計数領域は、魚数の計数の精度が向上することから、前記計測対象領域の一端から反対端にかけて設定することが好ましい。前記計数領域を複数設定する場合、前記計測対象領域内で前記計数領域を設定する位置は、端から等間隔の位置が好ましい。
つぎに、図5に、変形例1の魚計数方法のフローチャートを示す。なお、図5において、A1〜A3ステップは、実施形態1の魚計数方法のA1〜A3ステップと同じであるため、省略している。図5に示すように、変形例1の魚計数方法は、前記A4ステップにおいて、A41ステップ(計数領域取得)およびA42ステップ(計数領域と重なる魚移動線をカウント)を含む。この点を除き、本実施形態の魚計数方法は、実施形態1の魚計数方法と同じ構成を有する。
まず、実施形態1の魚計数方法と同様にして、A1〜A3ステップを実施する。
(A41)計数領域
つぎに、A41ステップでは、予め設定された計数領域を取得する。前記計数領域は、例えば、前記計測対象領域に設定された座標平面上の座標として取得する。
(A42)計数領域と重なる魚移動線をカウント
A42ステップでは、前記魚移動線算出手段で算出した移動線のうち、前記計測対象領域内における予め設定された計数領域と重なる前記移動線の数を、前記魚数として計数する。前記計数領域を複数設定している場合、前記魚の移動線がいずれか1つの前記計数領域と重なる場合、魚であると判断し計数してもよいし、複数の前記計数領域と重なる場合、魚であると判断し計数してもよいし、全部の前記計数領域と重なる場合、魚であると判断し計数してもよく、魚数の計数の精度が向上することから、好ましくは、全部の前記計数領域と重なる場合である。
変形例1の魚計数装置および魚計数方法によれば、魚数の計数の精度が向上するため、例えば、計数された魚数の信頼性が高い。
[実施形態2]
図6に、本実施形態における魚計数装置のブロック図を示す。図6に示すように、本実施形態の魚計数装置130は、さらに、輪郭抽出手段24を含む。また、本実施形態の魚計数装置130において、魚位置取得手段21は、前記複数の計測画像における前記輪郭の位置に基づき、前記魚の位置を取得する。図6に示すように、輪郭抽出手段24は、データ処理手段20に組み込まれてよい。本実施形態の魚計数装置130において、計測画像取得手段11は、輪郭抽出手段24に、輪郭抽出手段24は、魚位置取得手段21に、電気的に接続されている。この点を除いて、本実施形態の魚計数装置は、実施形態1の魚計数装置100と同様の構成を有し、実施形態1の魚計数装置の説明を援用できる。
輪郭抽出手段24は、前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記計測画像から輪郭を抽出する。前記輪郭は、前記計測画像における魚等の輪郭があげられる。前記輪郭の抽出は、前記計測画像の一部に対して行ってもよいし、全体に対して行ってもよい。また、前記輪郭の抽出は、前記計測対象領域の一部に対して行ってもよいし、全体に対して行ってもよい。
魚位置取得手段21は、前記複数の計測画像における前記輪郭の位置に基づき、前記魚の位置を取得する。前記輪郭の位置は、例えば、前記輪郭が占める領域の重心の位置等があげられる。
なお、本実施形態の魚計数装置130において、前記計測画像、前記輪郭、前記魚の位置、前記魚の移動線および前記計数された魚数等の情報は、それぞれ、計測画像取得手段11、輪郭抽出手段24、魚位置取得手段21、魚移動線算出手段22、および魚計数手段23に記憶されている。本発明はこれに限定されず、例えば、実施形態1の魚計数装置110のように、データ記憶手段に前記情報が記憶され、つぎの手段が、データ記憶手段から前記情報を読み出してもよい。
つぎに、図7に、本実施形態における魚計数方法のフローチャートを示す。なお、図7において、A1、A3、およびA4ステップは、実施形態1の魚計数方法のA1、A3、およびA4ステップと同じであるため、省略している。実施形態2の魚計数方法は、例えば、図6の魚計数装置を用いて、つぎのように実施する。図7に示すように、実施形態2の魚計数方法は、前記A2ステップにおいて、A21ステップ(グレースケール化)、A22ステップ(ブラー画像作成)、A23ステップ(輪郭の抽出)、およびA24ステップ(魚位置特定)を含む。この点を除き、本実施形態の魚計数方法は、実施形態1の魚計数方法と同じ構成を有し、実施形態1の魚計数方法の説明を援用できる。
まず、実施形態1の魚計数方法と同様にA1ステップを実施する。
(A21)グレースケール化
つぎに、A21ステップでは、前記複数の計測画像をグレースケール化し、グレースケール化した計測画像を作成する。前記グレースケール化する方法は、特に制限されず、例えば、オープンソースの画像処理ライブラリであるOpenCVにより作成できる。
(A22)ブラー画像作成
A22ステップでは、前記グレースケール化した計測画像にブラー処理を行い、ブラー化した測定画像を作成する。前記ブラー処理の方法は特に制限されず、例えば、オープンソースの画像処理ライブラリであるOpenCVにより作成できる。
(A23)輪郭の抽出
A23ステップでは、前記ブラー化した測定画から輪郭を抽出する。前記輪郭の抽出方法は特に制限されず、例えば、オープンソースの画像処理ライブラリであるOpenCVにより抽出できる。
(A24)魚位置特定
A24ステップでは、前記複数の計測画像における前記輪郭の位置に基づき、前記魚の位置を取得する。前記位置は、例えば、前記計測対象領域に座標平面を設定し、前記座標平面上の座標として取得する。また前記計測画像に複数の輪郭が存在する場合、それぞれの輪郭の位置を、前記魚の位置として取得する。
そして、実施形態1の魚計数方法と同様にA3およびA4ステップを実施する。
本実施形態の魚計数装置および魚計数方法では、前記複数の計測画像から輪郭を抽出し、前記輪郭の位置に基づき、前記魚の位置を算出することで、前記魚の検出の精度を向上できる。このため、本実施形態の魚計数装置および魚計数方法によれば、計数された魚数の信頼性がより高い。また、本実施形態の魚計数装置として、例えば、カメラ付の携帯末端等を使用できるため、コストを抑えることができる。なお、これらの効果については、後述の実施形態においても同様である。
なお、本実施形態の魚計数方法において、A21ステップおよびA22ステップは、任意のステップであり、あってもよいし、なくてもよいが、輪郭の抽出が容易になることから、あることが好ましい。また、A21ステップおよびA22ステップがない場合、A23ステップでは、前記計測画像から輪郭を抽出する。
[変形例2]
本実施形態の魚計数装置において、前記魚計数手段は、前記輪郭の占める面積が予め設定された面積条件を満たす場合、前記輪郭の位置を前記魚の位置として取得することが好ましい。この点を除き、変形例2の魚計数装置は、実施形態2の魚計数装置と同様の構成を有し、実施形態2の魚計数装置の説明を援用できる。
前記輪郭の占める面積は、例えば、前記計測画像における前記輪郭の占めるピクセル数、前記計測画像の面積に対する前記輪郭の占める面積の割合(比)、前記計測対象領域の面積に対する前記輪郭の占める面積の割合(比)等があげられ、前記計測画像の大きさによる影響を抑制でき、前記計測画像間における前記魚の位置の誤差を抑制できることから、前記計測対象領域の面積に対する前記輪郭の占める面積の割合が好ましい。
前記面積条件の設定条件は、例えば、前記魚の種類、前記魚の生育状況等により適宜決定できる。前記面積条件は、例えば、前記計測対象領域の面積(M)に対する前記輪郭の占める面積(O)の面積比(O/M)が、例えば、1/100000以上であり、好ましくは、1/17000以上であり、より好ましくは、1/4000以上である。
つぎに、図8に、変形例2の魚計数方法のフローチャートを示す。なお、図8において、A1、A3、およびA4ステップは、実施形態2の魚計数方法のA1、A3、およびA4ステップと同じであるため、省略している。図8に示すように、変形例2の魚計数方法は、前記A2ステップにおいて、さらに、A24’(面積選択)、およびA25’ステップ(魚位置特定)を含む。この点を除き、本実施形態の魚計数方法は、実施形態2の魚計数方法と同じ構成を有し、実施形態2の魚計数方法の説明を援用できる。
まず、実施形態2の魚計数方法と同様にして、A1およびA21〜A23ステップを実施する。
(A24’)面積選択
つぎに、A24’ステップでは、前記輪郭の占める面積が予め設定された面積条件を満たすか否かを判断する。Noの場合、前記輪郭は前記魚でないと判断し、A25’ステップは行わず、前記輪郭の位置を前記魚の位置として取得しない。他方、Yesの場合、前記輪郭は前記魚であると判断し、A25’ステップに進む。
(A25’)魚位置特定
A25’ステップでは、A24’ステップにおいて、前記面積条件を満たした前記輪郭の位置を前記魚の位置として取得する。
変形例2の魚計数装置および魚計数方法によれば、例えば、前記計測対象領域を通過した魚以外のものについて、前記予め設定した面積条件により前記魚でないと判断できる。このため、本実施形態の魚計数装置および魚計数方法によれば、前記魚の検出の精度をより向上できる。したがって、本実施形態の魚計数装置および魚計数方法は、計数された魚数の信頼性が高い。
[実施形態3]
図9に、本実施形態における魚数の予測装置のブロック図を示す。図9に示すように、本実施形態の魚数の予測装置200は、計測画像取得手段(以下、「予測用計測画像取得手段」ともいう。)12、魚位置取得手段21、魚移動線算出手段22、魚計数手段23、および魚数予測手段25を主要な構成として含む。図9に示すように、魚位置取得手段21、魚移動線算出手段22、魚計数手段23、および魚数予測手段25は、データ処理手段40に組み込まれてよく、ソフトウェアまたは前記ソフトウェアが組み込まれたハードウェアでもよい。本実施形態の魚計数装置200において、予測用計測画像取得手段12は、魚位置取得手段21に、魚位置取得手段21は、魚移動線算出手段22に、魚移動線算出手段22は、魚計数手段23に、魚計数手段23は、魚数予測手段25に、電気的に接続されている。データ処理手段40は、CPU等を備えてもよい。本実施形態の魚数の予測装置200において、魚位置取得手段21、魚移動線算出手段22、および魚計数手段23は、実施形態1の魚計数装置100における魚位置取得手段21、魚移動線算出手段22、および魚計数手段23と同じであり、その説明を援用できる。
予測用計測画像取得手段12は、魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、予め設定した時間内の前記複数の計測画像を取得する。前記予め設定した時間は、特に制限されず、例えば、前記流体の体積および前記流体中の魚の密度に基づき、適宜決定できる。この点を除き、予測用計測画像取得手段12は、実施形態1の計測画像計測手段11と同じであり、その説明を援用できる。
魚数予測手段25は、前記魚計数装置、すなわち魚計数手段23等により、前記予め設定した時間内の前記複数の計数画像から計数された魚数と、前記予め設定した時間と、前記魚を含む流体が前記通過領域を通過した総時間とに基づき、前記通過領域を通過した魚数を予測する。
なお、本実施形態の魚数の予測装置において、前記計測画像、前記魚の位置、前記魚の移動線および前記計数された魚数、予測魚数等の情報は、それぞれ、予測用計測画像取得手段12、魚位置取得手段21、魚移動線算出手段22、魚計数手段23、および魚数予測手段25に記憶されている。本発明はこれに限定されず、データ記憶手段に前記情報が記憶され、つぎの手段が、データ記憶手段から前記情報を読み出してもよい。
図10に、前記データ記憶手段を含む魚数の予測装置の一例を示すブロック図を示す。図10に示すように、前記データ記憶手段を含む魚数の予測装置210は、さらに、計測画像記憶部31、魚位置記憶部32、魚移動線記憶部33、魚数記憶部34、および予測魚数記憶部35を含む。図10に示すように、計測画像記憶部31、魚位置記憶部32、魚移動線記憶部33、魚数記憶部34、および予測魚数記憶部35は、ハードウェアであるデータ記憶手段50に組み込まれてもよい。魚数の予測装置210において、予測用計測画像取得手段12は、計測画像記憶部31に、魚位置取得手段21は、計測画像記憶部31および魚位置記憶部32に、魚移動線算出手段22は、魚位置記憶部32および魚移動線記憶部33に、魚計数手段23は、魚移動線記憶部33および魚数記憶部34に、魚数予測手段25は、魚数記憶部34および予測魚数記憶部35に、電気的に接続されている。
予測用計測画像取得手段12は、取得した前記複数の計測画像を計測画像記憶部31に記憶する。魚数予測手段25は、魚数記憶部34から取得した計数された魚数を読み出し、前記予測魚数を予測し、予測魚数記憶部35に前記予測魚数を記憶する。この点を除き、本実施形態の魚数の予測装置210は、魚数計数装置110と同様の構成を有し、その説明を援用できる。
本実施形態の魚数の予測装置は、さらに、入力手段および出力手段を含むことが好ましい。図11に示すように、前記データ記憶手段を含む魚数の予測装置220は、さらに、入力手段41および出力手段42を含む。魚計数装置220において、入力手段41は、予測用計測画像取得手段12および魚数予測手段25に、出力手段42は、魚数予測手段25および予測魚数記憶部35に、電気的に接続されている。入力手段41は、予測用計測画像取得手段12に、例えば、前記計測画像の取得の開始、停止等の情報を、魚数予測手段25に、例えば、前記魚数の予測開始、停止等の情報を入力する。出力手段42は、魚数予測手段25により予測された予測魚数および予測魚数記憶部35に記憶された予測魚数の少なくとも一方を出力する。この点を除き、本実施形態の魚数の予測装置220は、魚計数装置120と同様の構成を有し、魚計数装置120の説明において、「魚計数装置」を「魚数の予測装置」に、「魚計数装置120」を「魚数の予測装置220」に、「魚計数手段23」を「魚数予測手段25」に、「魚数記憶部34」を「予測魚数記憶部35」に読み替えて、その説明を援用できる。
つぎに、図12に、本実施形態における魚数の予測方法のフローチャートを示す。本実施形態の魚計数方法は、例えば、図11の魚数の予測装置を用いて、つぎのように実施する。図12に示すように、本実施形態の魚計数方法は、A5ステップ(予測用計測画像取得)、A2ステップ(魚位置算出)、A3ステップ(魚移動線算出)、A4ステップ(魚計数)、およびA6ステップ(魚数予測)を含む。本実施形態の魚数の予測方法において、A2ステップ、A3ステップ、およびA4ステップは、実施形態1の魚計数方法におけるA2ステップ、A3ステップ、およびA4ステップと同じであり、その説明を援用できる。
(A5)予測用計測画像取得
A5ステップでは、魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、予め設定した時間内の前記複数の計測画像を取得する。前記撮像手段を用いて前記計測画像を取得する場合、前記予め設定した時間、前記魚を含む流体が通過する前記通過領域を撮像し、取得する。前記データ記憶手段を用いて前記計測画像を取得する場合、前記データ記憶手段に記憶された前記計測画像のうち、予め設定した時間に対応する前記計測画像を読み出し、取得する。
つぎに、実施形態1の魚計数方法と同様にして、A2〜A4ステップを実施する。
(A6)魚数予測
そして、A6ステップでは、前記予め設定した時間内の前記複数の計数画像から計数された魚数(C)と、前記予め設定した時間(S)と、前記魚を含む流体が前記通過領域を通過した総時間(T)とに基づき、前記通過領域を通過した魚数を予測する。前記予測魚数(P)は、例えば、下記式(1)により算出できる。
P=C×(T/S) ・・・(1)
P:予測魚数
C:計数された魚数
S:予め設定した時間
T:魚を含む流体が通過領域を通過した総時間
本実施形態の魚数の予測装置および魚数の予測方法では、前記予め設定した時間内の前記複数の計測画像から魚の位置を算出し、前記魚の位置から前記魚の移動線を算出する。そして、前記魚の移動線に基づき、魚数を計数し、前記計数された魚数から全体の魚数を予測する。このため、本実施形態の魚数の予測装置および魚数の予測方法によれば、例えば、データ処理手段を含む装置であれば魚数の予測をすることができるため、簡易に魚数を予測することができる。また、本実施形態の魚数の予測装置として、例えば、カメラ付の携帯末端等を使用できるため、コストを抑えることができる。
本実施形態の魚数の予測装置における前記魚位置取得手段、前記魚移動線算出手段、および前記魚計数手段は、実施形態2、変形例1および変形例2における前記魚位置取得手段、前記魚移動線算出手段、および前記魚計数手段、またはこれらを組合せと対応したものであってもよく、その説明を援用できる。また、本実施形態の魚数の予測方法におけるA2ステップ、A3ステップ、およびA4ステップは、実施形態2、変形例1および変形例2におけるA2ステップ、A3ステップ、およびA4ステップ、またはこれらを組合せと対応したものであってもよく、その説明を援用できる。
[実施形態4]
つぎに、魚計数装置および魚数の予測装置の操作画面ならびに操作フローについて、図13および14を用いて説明する。図13に、前記魚計数装置の操作画面の一例を示す。図13に示すように、本実施形態の魚計数装置の操作画面500は、操作モード変更ボタン61、開始停止ボタン62、計測画像63、計測対象領域64、操作モード表示65、および魚数表示66を含む。計測画像63は、例えば、計測対象領域64に、魚67を含む。
操作モード変更ボタン61は、前記魚計数装置の操作モードを変更でき、例えば、前記撮像手段から計測画像63を取得するリアルタイムモードと前記データ記憶手段から計測画像63を読み出し、取得する録画モードとを変更できる。
開始停止ボタン62は、操作により魚計数を開始および停止する。また、前記操作モードがリアルタイムモードの場合、開始停止ボタン62を操作することにより、魚数の計数開始時に前記撮像手段の撮像を開始し、魚数の計数停止時に前記撮像手段の撮像を停止してもよい。本実施形態において、開始および停止は、一つの開始停止ボタンにより操作するが、別々のボタンとし、別々に操作できるようにしてもよい。また、開始停止ボタン62は、一時停止機能等を含んでもよい。
操作モード表示65は、前記魚計数装置の操作モードを表示する。
魚数表示66は、前記魚計数装置により計数された魚数を表示する。
つぎに、図14を用いて、開始停止ボタン62を操作した時の前記魚数計数装置の操作フローについて説明する。図14に、前記魚数計数装置の操作フローを示すフローチャートの一例を示す。図14に示すように、A7ステップ(カウントリセット)、A8ステップ(魚計数)、およびA9ステップ(停止判断)を含む。
(A7)カウントリセット
開始停止ボタン62が操作され、魚計数の開始操作が行われると、A7ステップでは、魚数表示66を0にセットする。
(A8)魚計数
A8ステップでは、前記魚計数方法により、計測対象領域64を通過する魚67を計数する。
(A9)停止判断
A9ステップでは、開始停止ボタン62が操作され、魚計数の停止操作が行われたか否かを判断する。Noの場合、魚計数の停止操作が行われていないと判断し、A8ステップに戻り、魚計数を継続する。他方、Yesの場合、魚計数の停止操作が行われたと判断し、魚計数を停止する。
つぎに、前記魚数の予測装置の操作画面および操作フローについて説明する。本実施形態の魚数の予測装置の操作画面は、魚表示66に、前記魚数の予測装置により予測された予測魚数を表示する以外は、前記魚計数装置の操作画面と同様の構成を有する。本実施形態の魚数の予測装置の操作画面は、前記魚計数装置の操作画面の説明において、「魚計数装置」を「魚数の予測装置」に、「計数された魚数」を「予測魚数」に読み替えて、その説明を援用できる。また、前記魚数の予測装置の操作フローは、魚数予測の開始操作が行われると、前記魚数の予測方法により魚数を予測する以外は、前記魚計数装置の操作フローと同様の構成を有する。本実施形態の魚数の予測装置の操作フローは、前記魚計数装置の操作フローの説明において、「魚計数装置」を「魚数の予測装置」に、「魚計数」を「魚数予測」に、「魚計数方法」を「魚数の予測方法」に、「魚67を計数する」を「魚数を予測する」に読み替えて、その説明を援用できる。
[実施形態5]
本実施形態のプログラムは、前述の魚計数方法または前述の魚数の予測方法を、コンピュータ上で実行可能なプログラムである。または、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体としては、特に限定されず、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。
[実施形態6]
図15に、本発明の魚計数装置を用いた魚計数システムの一例の構成を示す。図15に示すように、本実施形態の魚計数システムは、計測画像取得手段311a、311b、311cと、出力手段331a、331b、331cと、通信インターフェイス350a、350b、350cと、サーバ370とを備える。計測画像取得手段311aおよび出力手段331aは、通信インターフェイス350aに接続されている。計測画像取得手段311a、出力手段331aおよび通信インターフェイス350aは、場所Xに設置されている。計測画像取得手段311bおよび出力手段331bは、通信インターフェイス350bに接続されている。計測画像取得手段311b、出力手段331bおよび通信インターフェイス350bは、場所Yに設置されている。計測画像取得手段311cおよび出力手段331cは、通信インターフェイス350cに接続されている。計測画像取得手段311c、出力手段331cおよび通信インターフェイス350cは、場所Zに設置されている。そして、通信インターフェイス350a、350b、350cと、サーバ370とが、回線網360を介して接続されている。
この魚計数システムでは、サーバ370側に、魚位置取得手段、魚移動線算出手段、および魚計数手段が格納される。例えば、場所Xで計測画像取得手段311aを用いて取得された複数の計測画像を、サーバ370に送信し、サーバ370側で、魚数を計数する。また、前記計数された魚数を、出力手段331aにより出力する。
本実施形態の魚計数システムによれば、計測画像取得手段および出力手段を現場に設置し、サーバ等は他の場所に設置して、オンラインによる魚数の計数が可能である。そのため、装置の設置に場所を取ることがなく、メンテナンスも容易である。また、各設置場所が離れている場合であっても、一箇所での集中管理や遠隔操作が可能となる。本実施形態の魚計数システムは、前述の実施形態2、変形例1もしくは変形例2、またはこれらを組合せに対応したものであってもよい。また、本実施形態の魚計数システムは、例えば、クラウドコンピューティングに対応したものであってもよい。さらに、本実施形態の魚計数システムは、通信インターフェイス350a、350b、350cと、サーバ370とが、無線回線を接続されていてもよい。
[実施形態7]
図16に、本発明の魚数の予測装置を用いた魚数の予測システムの一例の構成を示す。図16に示すように、本実施形態の魚数の予測システムは、計測画像取得手段311a、311b、311cに代えて、予測用計測画像取得手段312a、312b、312cを含み、サーバ370に、さらに、魚数予測手段が格納されている以外は、実施形態6の魚計数システムと同じ構成を有する。本実施形態の魚の予測システムは、実施形態6の説明において、「計測画像取得手段」を「予測用計測画像取得手段」に、「計測画像取得手段311a、311b、311c」を、それぞれ「予測用計測画像取得手段312a、312b、312c」に、「魚位置取得手段、魚移動線算出手段、および魚計数手段」を、「魚位置取得手段、魚移動線算出手段、魚計数手段、および魚数予測手段」に、「魚計数システム」を「魚数の予測システム」に、「魚数を計数」を「魚数を予測」に、「計数された魚数」を「予測魚数」に読み替えて、その説明を援用できる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をできる。
本発明によれば、簡易な魚計数装置、魚計数方法、魚数の予測装置、魚数の予測方法、魚計数システムおよび魚数予測システムを提供できる。本発明によれば、例えば、簡易に魚数を計数できる。このため、本発明は、養殖分野、漁業分野等において極めて有用である。
11 計測画像取得手段
12 予測用計測画像取得手段
20、40 データ処理手段
21 魚位置取得手段
22 魚移動線算出手段
23 魚計数手段
24 輪郭抽出手段
25 魚数予測手段
30、50 データ記憶手段
31 計測画像記憶部
32 魚位置記憶部
33 魚移動線記憶部
34 魚数記憶部
35 予測魚数記憶部
41 入力手段
42 出力手段
61 操作モード変更ボタン
62 開始停止ボタン
63 計測画像
64 計測対象領域
65 操作モード表示
66 魚数表示
67 魚
100、110、120、130 魚計数装置
200、210、220 魚数の予測装置
311a、311b、311c 計測画像取得手段
312a、312b、312c 予測計測画像取得手段
331a、331b、331c 出力手段
350a、350b、350c 通信インターフェイス
360 回線網
370 サーバ
500 操作画面

Claims (14)

  1. 魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、経時的に複数の計測画像を取得する計測画像取得手段、
    前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記魚の位置を取得する魚位置取得手段、
    前記複数の計測画像における前記魚の位置に基づき、前記魚が移動した軌跡である魚の移動線を算出する魚移動線算出手段、および
    前記複数の計測画像における前記魚の移動線に基づき、前記魚数を計数する魚計数手段を含むことを特徴とする、魚計数装置。
  2. 前記魚計数手段は、前記魚移動線算出手段で算出した移動線のうち、前記計測対象領域内における予め設定された計数領域と重なる前記移動線の数を、前記魚数として計数する、請求項1記載の魚計数装置。
  3. さらに、
    前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記計測画像から輪郭を抽出する輪郭抽出手段を含み、
    前記魚位置取得手段は、前記複数の計測画像における前記輪郭の位置に基づき、前記魚の位置を取得する、請求項1または2記載の魚計数装置。
  4. 前記魚位置取得手段は、前記輪郭の占める面積が予め設定された面積条件を満たす場合、前記輪郭の位置を前記魚の位置として取得する、請求項3記載の魚計数装置。
  5. 魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、経時的に複数の計測画像を取得する計測画像取得工程、
    前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記魚の位置を取得する魚位置取得工程、
    前記複数の計測画像における前記魚の位置に基づき、前記魚が移動した軌跡である魚の移動線を算出する魚移動線算出工程、および
    前記複数の計測画像における前記魚の移動線に基づき、前記魚数を計数する魚計数工程を含むことを特徴とする、魚計数方法。
  6. 前記魚計数工程は、前記魚移動線算出工程で算出した移動線のうち、前記計測対象領域内における予め設定された計数領域と重なる前記移動線の数を、前記魚数として計数する、請求項5記載の魚計数方法。
  7. さらに、
    前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記計測画像から輪郭を抽出する輪郭抽出工程を含み、
    前記魚位置取得工程は、前記複数の計測画像における前記輪郭の位置に基づき、前記魚の位置を取得する、請求項5または6記載の魚計数方法。
  8. 前記魚位置取得工程は、前記輪郭の占める面積が予め設定された面積条件を満たす場合、前記輪郭の位置を前記魚の位置として取得する、請求項7記載の魚計数方法。
  9. 計測画像取得手段、魚位置取得手段、魚移動線算出手段、および魚計数手段を含む請求項1から4のいずれか一項に記載の魚計数装置、および
    前記魚計数装置により、予め設定した時間内の前記複数の計数画像から計数された魚数と、前記予め設定した時間と、前記魚を含む流体が前記通過領域を通過した総時間とに基づき、前記通過領域を通過した魚数を予測する魚数予測手段を含むことを特徴とする、魚数の予測装置。
  10. 計測画像取得工程、魚位置取得工程、魚移動線算出工程、および魚計数工程を含む請求項5から8のいずれか一項に記載の魚計数方法、および
    前記魚計数方法により、予め設定した時間内の前記複数の計数画像から計数された魚数と、前記予め設定した時間と、前記魚を含む流体が前記通過領域を通過した総時間とに基づき、前記通過領域を通過した魚数を予測する魚数予測工程を含むことを特徴とする、魚数の予測方法。
  11. 請求項5から8のいずれか一項に記載の魚計数方法、または請求項10記載の魚数の予測方法をコンピュータ上で実行可能なことを特徴とする、プログラム。
  12. 請求項11記載のプログラムを記録していることを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 端末とサーバとを含み、
    前記端末と前記サーバとは、システム外の通信回線網を介して、接続可能であり、
    前記端末は、
    魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、経時的に複数の計測画像を取得する計測画像取得手段、および
    計数された魚数を出力する出力手段を含み、
    前記サーバは、
    前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記魚の位置を取得する魚位置取得手段、
    前記複数の計測画像における前記魚の位置に基づき、前記魚が移動した軌跡である魚の移動線を算出する魚移動線算出手段、および
    前記複数の計測画像における前記魚の移動線に基づき、前記魚数を計数する魚計数手段を含むことを特徴とする、魚計数システム。
  14. 端末とサーバとを含み、
    前記端末と前記サーバとは、システム外の通信回線網を介して、接続可能であり、
    前記端末は、
    魚を含む流体が通過する通過領域における計測対象領域について、予め設定した時間内、経時的に複数の計測画像を取得する計測画像取得手段、および
    予測された魚数を出力する出力手段を含み、
    前記サーバは、
    前記複数の計測画像のそれぞれについて、前記魚の位置を取得する魚位置取得手段、
    前記複数の計測画像における前記魚の位置に基づき、前記魚が移動した軌跡である魚の移動線を算出する魚移動線算出手段、
    前記複数の計測画像における前記魚の移動線に基づき、前記魚数を計数する魚計数手段、および
    前記魚計数手段により、予め設定した時間内の前記複数の計数画像から計数された魚数と、前記予め設定した時間と、前記魚を含む流体が前記通過領域を通過した総時間とに基づき、前記通過領域を通過した魚数を予測する魚数予測手段を含むことを特徴とする、魚数予測システム。
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