JP2016079888A - 角度導出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン回転数の高低に拘わらず、クランクシャフト等の回転軸の回転角度を正確に導出する。
【解決手段】角度導出装置は、車両の駆動に関する回転軸と、回転軸と一体的に回転し、径方向に突出する複数の突出部が周方向に離隔して配されたシグナルプレートと、突出部に対向する位置に配された磁気センサと、磁気センサの検出信号を閾値と比較して離散情報に変換する信号変換部と、離散情報から回転軸の回転角度を導出する角度導出部と、を備え、車両のエンジンが始動され、回転軸の角速度が第1角速度になると、閾値の絶対値を大きくすることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両の駆動に関する回転軸の回転角度を導出する角度導出装置に関する。
エンジンのクランク角は、例えば、クランクシャフトと一体的に回転するシグナルプレートに配された複数の突出部と磁気センサとの磁路の状態(位置関係)の変化に基づいて導出される。
また、このようなクランク角の検出手段として、シグナルプレートの外周部に、突起が欠けた欠歯部を設け、突起毎の信号間の時間比と、時間比の微分値とを所定の閾値と比較して欠歯部を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1)。また、クランクシャフトが2回転する間に発生するクランク角パルスと、クランクシャフトが1回転する間に発生するクランク角パルスとを識別し、識別されたクランク角パルスを用いて点火信号を発生させる技術も知られている(例えば、特許文献2)。さらに、クランク角センサからパルス信号が出力されるタイミングにおける筒内圧に基づき、先のタイミングのクランク角を特定する技術も開示されている(例えば、特許文献3)。
特開2012−167554号公報 特開2005−054635号公報 特開2007−291955号公報
エンジンのクランキングでは、スタータによりクランクシャフトが回転することとなるので、トルクコンバータにドライブプレートを介して固定されたシグナルプレートの突出部と磁気センサとの間のギャップが変化する場合がある。磁気センサは、突出部の有無によって検出信号を形成するが、このようなギャップによっても、その推移が変動してしまう。そして、その変動の周波数によってはクランク角が変化したと誤って検出してしまうことがある。
しかし、このような誤検出を回避すべく、検出信号を判定する閾値を単純に大きくすると、エンジン回転数が低いときの電圧変動が閾値を跨がなくなり、本来のクランク角を検出できないといった問題があった。
本発明は、このような課題に鑑み、エンジン回転数の高低に拘わらず、クランクシャフト等の回転軸の回転角度を正確に導出することが可能な角度導出装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明の角度導出装置は、車両の駆動に関する回転軸と、回転軸と一体的に回転し、径方向に突出する複数の突出部が周方向に離隔して配されたシグナルプレートと、突出部に対向する位置に配された磁気センサと、磁気センサの検出信号を閾値と比較して離散情報に変換する信号変換部と、離散情報から回転軸の回転角度を導出する角度導出部と、を備え、車両のエンジンが始動され、回転軸の角速度が第1角速度になると、閾値の絶対値を大きくすることを特徴とする。
車両のエンジンが始動され、閾値の絶対値を大きくした後、回転軸の角速度が第1角速度より高い第2角速度になると、該閾値の絶対値を小さくしてもよい。
上記課題を解決するために本発明の他の角度導出装置は、車両の駆動に関する回転軸と、回転軸と一体的に回転し、径方向に突出する複数の突出部が周方向に離隔して配されたシグナルプレートと、突出部に対向する位置に配された磁気センサと、磁気センサの検出信号を閾値と比較して離散情報に変換する信号変換部と、離散情報から回転軸の回転角度を導出する角度導出部と、を備え、車両のエンジンが始動され、回転軸の角速度が第2角速度になると、閾値の絶対値を小さくすることを特徴とする。
本発明によれば、エンジン回転数の高低に拘わらず、クランクシャフト等の回転軸の回転角度を正確に導出することが可能となる。
角度導出装置の構成を説明するための説明図である。 クランクシャフトの回転角度を導出する概念を説明するための説明図である。 信号変換部および角度導出部の動作を説明するための説明図である。 クランキングにおける回転角度の導出結果を示した説明図である。 閾値の変化を説明するための説明図である。 角速度と閾値との関係を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(角度導出装置10)
図1は、角度導出装置10の構成を説明するための説明図である。角度導出装置10は、クランクシャフト12と、トルクコンバータ14と、シグナルプレート16と、ドライブプレート18と、磁気センサ20と、エンジン制御ユニット22と、スタータ24とを含んで構成される。クランクシャフト12は、エンジン(内燃機関)におけるピストンの往復運動を回転力に変換する回転軸であり、その回転力は、トルクコンバータ14や変速機構(図示せず)を介して各駆動輪に伝達される。
また、クランクシャフト12には、そのクランクシャフト12の回転角度を導出するためのシグナルプレート16も設けられる。シグナルプレート16は、ドライブプレート18を介してトルクコンバータ14にも固定され、クランクシャフト12やトルクコンバータ14と一体的に回転する。
また、シグナルプレート16の外周には、複数の突出部16aが配されており、その突出部16aと対向する位置(突出部16aと磁路を形成可能な位置)に磁気センサ20が設けられている。磁気センサ20は、例えば、磁気ピックアップで構成され、突出部16aと磁気ピックアップのマグネットとからなる磁路の状態の変化に基づいて突出部16aの有無を検出する。
図2は、クランクシャフト12の回転角度を導出する概念を説明するための説明図であり、図2(a)は、図1の矢印Aから見たシグナルプレート16の矢視図、図2(b)は、磁気センサ20の検出信号(電圧変動)が示されている。図2(a)に示すように、シグナルプレート16の外周には、径方向に突出している複数の突出部16aが、それぞれ周方向に離隔して配されている。このような突出部16a同士は、例えば、回転角度にして10°ずつ離隔し、規則的に並べられている。
したがって、クランクシャフト12が等速で回転している場合、磁気センサ20の検出信号として、図2(b)に示すように、突出部16aが磁気センサ20と対向する度、すなわち、10°回転する度に規則的な波形を得ることができる。
ただし、シグナルプレート16には、図2(a)に示すように、外周の一部に突出部16a同士の間隔が、例えば、回転角度にして30°離隔している領域αがある。磁気センサ20が、かかる領域αを跨ぐ場合、図2(b)の領域βに示すように、ピーク値を得る時間間隔が上記10°の場合より長く(ここでは3倍に)なる。ここでは、かかる時間間隔の違いによって、10°と30°とを識別する。また、このような領域βを基準としてクランクシャフト12の絶対回転角度を導出することが可能となる。
図1に戻り、磁気センサ20の検出信号は、エンジン制御ユニット22における信号変換部22aに送信され、信号変換部22aは、磁気センサ20の検出信号を閾値と比較して離散情報に変換する。そして、角度導出部22bは、離散情報からクランクシャフト12の回転角度を導出する。
図3は、信号変換部22aおよび角度導出部22bの動作を説明するための説明図である。例えば、磁気センサ20から図3(a)に示すような検出信号が入力されると、信号変換部22aは、検出信号を所定の閾値である第1閾値(上基準値、例えば100mV)および第2閾値(下基準値、例えば0mV)と比較して離散情報を生成する。すなわち、離散情報が「0」のとき、検出信号が第1閾値以上になると、離散情報を「1」に切り換え、第1閾値以上となった後に検出信号が第2閾値未満になると、離散情報を「0」に切り換える(ヒステリシス特性)。こうして、図3(b)のように、検出信号の波形を整形した離散情報が形成される。
また、角度導出部22bは、図3(b)の離散情報が「0」から「1」に切り換わる度に、回転角度を10°ずつ積算し、図3(c)のように、その合計をクランクシャフト12の回転角度としている。ただし、角度導出部22bは、回転角度が10°進むのに費やす時間を計時し、その時間が、図3(b)の領域γに示すように、直前の時間の約3倍となる場合、回転角度が30°進んだと判断する。また、角度導出部22bは、このような30°進む領域γを基準として、クランクシャフト12の絶対回転角度を導出する。
なお、上記信号変換部22aは、比較器等によって磁気センサ20の検出信号と第1閾値および第2閾値とを比較し、電気信号として離散情報を生成するが、検出信号をA/Dコンバータ等でデジタル信号に変換し、そのデジタル信号を第1閾値および第2閾値と比較して離散情報を生成するとしてもよい。また、角度導出部22bは、エンジン制御ユニット22を構成する、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAMが協働して機能する機能部であるが、FPGA(Field-Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路によって実現してもよい。
このように、角度導出装置10では、クランクシャフト12の回転角度を導出し、エンジンの点火タイミングや燃料噴射タイミングを制御している。
図1の説明に戻ると、エンジンのクランキングにおいては、エンジンが動作する状態までクランクシャフト12の回転数を高めるスタータ24が設けられている。スタータ24は、トルクコンバータ14の外周に設けられたリングギア14aを通じてトルクコンバータ14を回動することで、クランクシャフト12の回転数を高める。
このとき、図1を用いて説明したように、シグナルプレート16は、ドライブプレート18を介してトルクコンバータ14に固定され、クランクシャフト12やトルクコンバータ14と一体的に回転している。したがって、エンジンのクランキングにおいて、スタータ24によりトルクコンバータ14やクランクシャフト12が回転することとなるので、それに固定されたシグナルプレート16の突出部16aと磁気センサ20との間のギャップが変化する場合がある。
図4は、クランキングにおける回転角度の導出結果を示した説明図である。ここでは、仮に、突出部16a間が30°の領域において、突出部16aと磁気センサ20との間のギャップが変化したとする。磁気センサ20は、突出部16aの有無によって検出信号を形成するが、このようなギャップによっても、図4(a)のように、その推移が変動してしまう。そして、その変動の周波数によっては、検出信号が第1閾値以上となり、図4(b)に破線で示したように、回転角度が変化したと誤って検出され、図4(c)に破線で示したように、誤った回転角度が導き出されてしまうことがある。
しかし、このような誤検出を回避すべく、検出信号を判定する閾値(第1閾値)を単純に大きくすると、エンジン回転数が低い場合に、本来10°進んでいると把握すべき検出信号が第1閾値以上とならず、実際に回転しているクランクシャフト12の回転角度を検出できない場合がある。そこで、本実施形態では、車両のエンジンの回転状態、すなわち、クランクシャフト12の角速度に応じて、閾値の絶対値(ここでは第1閾値)を変化させる。
図5は、閾値の変化を説明するための説明図である。エンジンを始動すると(エンジンストール状態)、第1閾値として上基準値(例えば100mV)を設定する(1)。エンジンの始動時は、エンジン回転数が低いので、検出信号も小さくなる。ここでは、クランキング時のギャップによる電圧変動が生じている可能性があるものの、本来のクランクシャフト12の回転角度を検出することを優先して第1閾値を上基準値としている。
エンジンを始動した後、クランクシャフト12の角速度が、例えば第1角速度になると、第1閾値を、上基準値(例えば100mV)から、上基準値より大きい上変更値(例えば500mV)に切り換える(2)。こうして、クランキング時のギャップによって電圧変動が生じたとしても、回転角度が変化したと誤検出することがなくなる。また、クランクシャフト12の角速度が第1角速度になると、本来のクランクシャフト12の回転に基づく検出信号も大きくなっており、上変更値以上となるので、本来のクランクシャフト12の回転角度を確実に検出することができる。
また、クランクシャフト12の角速度がさらに高まり、例えば第2角速度になると、第1閾値を上変更値から上基準値に切り換える(3)。クランクシャフト12の角速度が第2角速度になるころには、クランキングも終了しており、クランキング時のギャップによる電圧変動を考慮する必要がない。したがって、第1閾値を上基準値に戻してクランクシャフト12の回転角度を確実に検出する。
このように、一旦、クランクシャフト12の角速度が第2角速度になると、最早、クランキングは生じないので、以後、クランクシャフト12の角速度が低くなったとしても、第1閾値は上基準値を維持する(4)。また、エンジンを始動した後、クランクシャフト12の角速度が、例えば、第1角速度以上ではあるものの、第2角速度未満である場合に、角速度が低下して、第1角速度より小さい第3角速度未満になると、第1閾値を、上変更値から上基準値に切り換える(5)。これは、小さくなった本来のクランクシャフト12の回転角度を検出できなくなるおそれがあるからである。ここで、第1角速度と第3角速度とを異ならせているのは、第1閾値近傍でのチャタリングを防止するためである。
以上のことから、第1閾値や角速度は、以下のように設定することとなる。すなわち、上基準値は、エンジン回転数が低い場合であっても本来のクランクシャフト12の回転角度を確実に検出できる値に設定し、上変更値は、クランキング時のギャップによる電圧変動を確実に検知しない値に設定すべきである。また、第1角速度は、上変更値によって本来のクランクシャフト12の回転角度を検出できる角速度に設定し、第2角速度は、少なくともクランキングは終了している角速度に設定すべきである。なお、第3角速度は、第1閾値のチャタリングさえ回避できれば任意に設定することができる。また、かかる角速度の条件は、離散情報においてパルス間の時間が所定の条件を満たした回数で表すこともできる。例えば、第1角速度は、パルス間の時間が所定時間未満となる回数が(連続して、もしくは、所定時間内に)所定回数に達した場合に、第1角速度以上になったと判断することができる。
図6は、角速度と閾値との関係を示した説明図である。例えば、エンジンの始動後、図6(a)の如く、クランクシャフト12の角速度が第1角速度になると、図6(b)のように、第1閾値を上基準値から上変更値に切り換え、さらに角速度が高まり第2角速度になると、第1閾値を上変更値から上基準値に切り換える。こうして、クランキング時のギャップによる電圧変動の影響を回避することが可能となる。
ところで、本実施形態のシグナルプレート16では、突出部16a間の回転角度として10°および30°が採用されている。そうすると、クランクシャフト12が等速で回転している場合であっても、回転角度30°のパルス間の時間は、回転角度10°のパルス間の時間の3倍になる。また、回転角度10°のパルス間の時間と、異なる回転タイミングにおける回転角度30°のパルス間の時間とが等しい場合、後者は、前者の3倍の角速度で回転していることになる。
したがって、例えば、回転角度10°のパルス間を対象とし、角速度が低下して所定の角速度未満になることを第1閾値切換の条件とした場合、回転角度30°の領域ではその3倍の角速度に低下した時点で条件が成立してしまう。よって、単に所定の角速度未満になることを条件とするより、回転角度30°の領域が設けられている連続数(ここでは1)より多い(ここでは2)回数連続して所定の角速度未満になることを条件とするとよい。
また、例えば、回転角度10°のパルス間を対象とし、角速度が高まって所定の角速度以上になることを第1閾値切換の条件とした場合、その角速度に到達したとしても回転角度30°のパルス間ではその1/3倍の角速度と判断される場合がある。よって、1のパルス間のみで判断せず、複数の検出結果の少なくとも1のパルス間が所定の角速度以上となることを条件とするとよい。
以上説明した角度導出装置10により、エンジン回転数の高低に拘わらず、クランクシャフト等の回転軸の回転角度を正確に導出することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、回転軸としてクランクシャフト12を挙げて説明したが、かかる場合に限らず、車両の駆動に関してさえすれば、様々な回転軸に本実施形態を適用することができる。
また、シグナルプレート16の突出部16aの配置として、図2のように、30°離隔した1の領域αを設ける例を挙げて説明したが、180°離隔する対向する2の位置のいずれにも30°離隔する領域を設けたり、さらに、その一方の領域に30°離隔した領域を2つ連続して設けたりすることもできる。また、ここでは、突出部16a間の角度として10°と30°を採用する例を挙げて説明したが、任意の角度を採用できるのは言うまでもない。
本発明は、車両の駆動に関する回転軸の回転角度を導出する角度導出装置に利用することができる。
10 角度導出装置
12 クランクシャフト(回転軸)
16 シグナルプレート
16a 突出部
20 磁気センサ
22a 信号変換部
22b 角度導出部

Claims (3)

  1. 車両の駆動に関する回転軸と、
    前記回転軸と一体的に回転し、径方向に突出する複数の突出部が周方向に離隔して配されたシグナルプレートと、
    前記突出部に対向する位置に配された磁気センサと、
    前記磁気センサの検出信号を閾値と比較して離散情報に変換する信号変換部と、
    前記離散情報から前記回転軸の回転角度を導出する角度導出部と、
    を備え、
    前記車両のエンジンが始動され、前記回転軸の角速度が第1角速度になると、前記閾値の絶対値を大きくすることを特徴とする角度導出装置。
  2. 前記車両のエンジンが始動され、前記閾値の絶対値を大きくした後、前記回転軸の角速度が前記第1角速度より高い第2角速度になると、該閾値の絶対値を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の角度導出装置。
  3. 車両の駆動に関する回転軸と、
    前記回転軸と一体的に回転し、径方向に突出する複数の突出部が周方向に離隔して配されたシグナルプレートと、
    前記突出部に対向する位置に配された磁気センサと、
    前記磁気センサの検出信号を閾値と比較して離散情報に変換する信号変換部と、
    前記離散情報から前記回転軸の回転角度を導出する角度導出部と、
    を備え、
    前記車両のエンジンが始動され、前記回転軸の角速度が第2角速度になると、前記閾値の絶対値を小さくすることを特徴とする角度導出装置。
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