JP2016077357A - 筆・刷毛用毛束カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】脱着が極めて容易でありながら、水分や粉など接触面から入り込むことがない筆・刷毛の毛束カバーを提供することを課題とする。【解決手段】筆または刷毛の毛束部分を保護する筆・刷毛用毛束保護カバーとして、前記毛束の外周形状に沿うように、シート体を横断面が渦巻き状になるよう丸めたような形状を有する筒状体で、最大内径が、前記毛束の最大外形よりも小さく、少なくとも一部が弾性体により形成されることで、外部から力を加えない状態において上記形状を維持するように形成する。【選択図】 図1

Description

本発明は、筆又は刷毛の毛束を覆うカバーに関する。
筆の毛束部分には、毛羽立ちや埃の付着を防止するためにプラスチックを円筒状に形成したカバーを装着することが一般的に行われる。しかし、一度外したカバーを装着する場合、毛束の外周に近い毛がカバーの外に出てしまい、うまく装着できないことも多い。
これに対して、特許文献1、2には薄いプラスチックシートを毛束外周に巻きつけて固定手段で固定することが示されている。また、特許文献1には他の実施例としてゴム管をカバーとして、ゴム管開口を外側に丸めた状態にして毛束先端に位置づけて元に戻すことでカバーを装着することも示されている。さらに、特許文献3には伸縮性のある編地からなる筒をカバーとして軸側から挿入して毛束部分に装着するものが示されている。
これらのカバーによれば、毛束の外周に近い毛もうまくカバー内に収めることが可能である。
実開昭61−7326号公報 実公平6−18620号公報 特許4977393号公報
しかしながら、プラスチックシートを巻いて固定手段で固定する方法は、固定手段は小さくならざるを得ず、これを指先で固定することは煩わしいという問題がある。また、ゴム管を利用する方法も使用の度にゴム管を丸める必要があり煩わしい。伸縮性のある編地の筒を用いる方法は簡易に着脱ができ、装着時の煩わしさはないが、編地で形成されているので、毛束が濡れている場合はカバー外部に水分が漏れ出し、粉末が毛束についている場合は編地の中に粉末が入り込んでしまうという問題が生じる。
本発明は、このような問題に鑑みて、脱着が極めて容易でありながら、水分や粉など接触面から入り込むことがない筆・刷毛の毛束カバーを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。
請求項1に記載の発明は、筆または刷毛の毛束部分を保護するカバーであって、前記毛束の外周形状に沿うように、シート体を横断面が渦巻き状になるよう丸めたような形状を有する筒状体からなり、最大内径が、前記毛束の最大外形よりも小さく、少なくとも一部が弾性体により形成されることで、外部から力を加えない状態において上記形状を維持するものである筆・刷毛用毛束保護カバーである。なお、本願における刷毛は、柄の台に繊維を束ねそろえて植え込んだ道具を広く指すものであって、メイクブラシ、シェービングブラシなど刷毛名称が用いられないものも含まれる。
請求項2に記載の発明は、前記筆・刷毛用毛束保護カバーにおいて、前記シート体は渦巻き状になることで重なる部分同士が全て互いに接触するものである。
請求項3に記載の発明は、前記筆・刷毛用毛束保護カバーにおいて、前記筆または刷毛は最外周に存する毛束の基端部を円形に配置したものである。
請求項4に記載の発明は、前記筆・刷毛用毛束保護カバーにおいて、全体が弾性体により形成されるものである。
請求項5に記載の発明は、前記筆・刷毛用毛束保護カバーにおいて、前記シート体は前記円筒体の開口近傍に位置する対向する二縁が互いに平行、又は、同一の中心点を持つ円弧をなすものであって、当該二縁がそれぞれ平面上で丸まったような形状を有するものである。
請求項6に記載の発明は、前記筆・刷毛用毛束保護カバーにおいて、前記横断面により形成される渦巻きに沿うように前記シート体表面に渦巻きばねが固定されるものである。
以上のような構成により本発明は、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明は、軸側から挿入して毛束位置に位置づけると、最大内周長さが毛束の最大外周長さよりも小さい一方で、シート体を渦巻き状に巻いた形状を有するため、筆等の軸側から挿入して毛束に被せると、毛束に内側から押されて広がり、この状態において弾性を有することにより毛束を締め付け、安定した状態で保持される。このように装着は単に挿入するだけでよいので簡易であり、また、シート体を丸めたような形状であるのでシート体内から水分や粉が入り込むこともない。
請求項2に記載の発明は、重なる部分がすべて接触することで細く、外観の見栄えを良くすることができる。
請求項3に記載の発明は、円形の毛束に対する場合、筆・刷毛用毛束保護カバーは略同心円状に広がるので、一つの筆・刷毛用毛束カバーで種々の大きさの筆や刷毛に適用することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、全体が弾性体により形成されることで均等に伸縮してゆがみを生じにくくすることができる。
請求項5に記載の発明は、筒状体の両底面ががたつきなく揃うので見栄えを良くすることができる。
請求項6に記載の発明は、渦巻きばねを固定することで、相当程度太い毛束により長い間広げられた場合でも、広がった状態に癖が付くことを抑制することができる。
(a)は実施形態に係る筆・刷毛用毛束カバーの斜視図であり、(b)は実施形態に係る筆・刷毛用毛束カバーの拡大横断面図であり、(c)は実施形態に係る筆・刷毛用毛束カバーの展開図である。 (a)〜(d)は実施形態に係る筆・刷毛用毛束カバーの使用手順を示す正面図である。 (a)は変形例に係る筆・刷毛用毛束カバーの斜視図であり、(b)は変形例に係る筆・刷毛用毛束カバーの展開図である。 (a)(b)は変形例に係る筆・刷毛用毛束カバーの使用手順を示す正面図である。 (a)は第二の変形例に係る筆・刷毛用毛束カバーの斜視図であり、(b)は第二の変形例に係る筆・刷毛用毛束カバーの一部破断拡大斜視図であり、(c)は第二の変形例に係る筆・刷毛用毛束カバーの展開図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1(a)に実施形態に係る筆・刷毛用毛束カバーXの斜視図を示し、図1(b)に筆・刷毛用毛束カバーXの拡大横断面図を示し、図1(c)に筆・刷毛用毛束カバーXの展開図を示す。
筆・刷毛用毛束カバーXは、図1(c)に示すような長方形状の弾性を有するプラスチックシートを、図1(a)(b)に示すように、両底面が互いに平行な平面上に存するように横断面渦巻き状に丸めたような形状を有する。プラスチックは熱可塑性を有する素材が用いられ、製造に際しては、図1(c)に示すような形状の平らなプラスチックシートを図1(a)(b)のような形状に丸めたのちに、プラスチックを加熱する。加熱温度及び時間は、プラスチックが溶けて接触面同士が融着せず、かつ、熱可塑性による軟化により曲げることによる生じる内部応力がほぼなくなる程度に設定される。なお、処理の仕方としては、プラスチックシートを横断面で半円状に曲げるごとに熱処理をするといったように丸める過程において数回に分けて行うようにしてもよい。以上のような処理により筆・刷毛用毛束カバーXは外部から力を加えない状態において図1(a)(b)の状態に保持される。
次に、以上のような構成を有する筆・刷毛用毛束カバーXの使用方法について説明する。筆・刷毛用毛束カバーXは、筆・刷毛用毛束カバーXの内周よりも最大外周が大きい毛束を有する筆や刷毛のカバーとして用いる。ただし、毛束の最大外周が、筆・刷毛用毛束カバーXを形成するシートの長辺の長さよりも大きな筆や刷毛には適さない。
装着に際しては、図2(a)に示すように、装着する筆・刷毛Pの軸の基端側から筆・刷毛用毛束カバーXの開口を嵌め入れ、図2(b)に示すように軸に沿って毛束のある先端側へ移動させる。図2(c)のように筆・刷毛用毛束カバーXの上端開口が毛束の筆・刷毛用毛束カバーXの内周と同じ外周位置に達し、さらに、先端側に筆・刷毛用毛束カバーXを進めると、毛束は筆・刷毛用毛束カバーXにより少し絞られるとともに、筆・刷毛用毛束カバーXを押し広げる。筆・刷毛用毛束カバーXは横断面渦巻き状に丸められているので、押し広げられることで内径が広がることとなる。さらに、図2(d)に示すように筆・刷毛用毛束カバーXを上方へ移動させて筆・刷毛用毛束カバーXが毛束全体を覆った状態になれば、筆・刷毛用毛束カバーXの筆・刷毛Pの毛束への装着は完了する。筆・刷毛用毛束カバーXは弾性を有し、内径が押し広げられた状態であるので、元に戻ろうする力が働く結果、内周面は毛束にしっかりと接触して内側に締め付けるので、毛束をまとまった状態に保持し、また、全体を覆うことで埃等が付くことを抑制することができる。
さらに、筆・刷毛用毛束カバーXの内径は一定の大きさまで拡大することができるので、この大きさに合致する毛束を有する筆・刷毛に対しては同一の筆・刷毛用毛束カバーXを適用することができる。
また、筆・刷毛用毛束カバーXはプラスチックシートを丸めたものであるので、毛束が濡れていたり、粉が付いていたりしても、接触面から水分や粉が接触面から入り込むことがない。
なお、上記実施形態では、円筒状の筆・刷毛用毛束カバーXを例示したが、毛束が先端に向かって広がるような形状の場合は、図3(a)(b)にそれぞれ斜視図、展開図を示す筆・刷毛用毛束カバーYのように円錐台の側面形状の筆・刷毛用毛束カバーYを用いることもできる。筆・刷毛用毛束カバーYは図3(b)に示すような扇形のプラスチックシートを、図3(b)に示すように両底面が互いに平行な平面上に存するように横断面渦巻き状に丸めたような形状を有する。筆・刷毛用毛束カバーYの使用方法は、筆・刷毛用毛束カバーXの使用方法と同じであり、図4(a)に示すように、筆・刷毛P2 の基端側から嵌め入れ、図4(b)に示すように筆・刷毛用毛束カバーYが筆・刷毛P2毛束全体を覆った状態になるまで筆・刷毛用毛束カバーYを移動させる。この状態において、毛束先端の外周長が、筆・刷毛用毛束カバーYの最大外周長よりも大きいものであれば、筆・刷毛用毛束カバーYは筆により押し広げられ、弾性力により筆・刷毛用毛束カバーYの内周面は毛束にしっかりと接触して内側に締め付けるようにすることができる。
また、上記実施形態ではプラスチックシートの弾性力を利用しているが、別途渦巻きばねを利用することも可能である。図5(a)(c)にそれぞれ斜視図、展開図を示す筆・刷毛用毛束カバーZは横断面渦巻き状のプラスチックシート面に沿って渦巻きばね10が固定されている。プラスチックシート面への渦巻きばね10の固定は、接着による固定、粘着テープによる固定、シート内への封入による固定等種々の方法が適用できる。また、図5(c)の展開図に示すように渦巻きばね10は伸ばした状態でプラスチックシートの長手方向に対してやや斜めになるように配置することで渦巻きばね10部分の外径が大きくなり過ぎないようにしている。即ち、このようにすることで、図5(b)の渦巻きばね10近傍の一部破断拡大斜視図に表れるように渦巻きばね10扁平な螺旋になるので、渦巻きばね10部分が周回するごとに重なることがなくなり渦巻きばね10部分の外径が大きくなることを抑制することができる。渦巻きばね10を用いる場合プラスチックシートは弾性を有さなくてもよいので、弾性の弱いプラスチックシートやゴムシート、紙のシートなどを利用することができる。もちろん、十分に弾性のあるプラスチックシートと渦巻きばね10とを組み合わせてもよいことはいうまでもない。
それから、プラスチックシートの少なくとも1面側は微細な凹凸を設けるようにすることもできる。これによりプラスチックシート同士が接触する面において真空状態になることが抑制され、よりスムーズに接触面を滑らせることができる。
また、本実施形態に用いることができる筆としては化粧筆、絵筆、書道筆などが例示され、刷毛は化粧刷毛(メイクブラシ)、塗装刷毛などが例示される。
X、Y、Z 筆・刷毛用毛束カバー
P、P2 筆・刷毛
10 渦巻きばね

Claims (6)

  1. 筆または刷毛の毛束部分を保護するカバーであって、
    前記毛束の外周形状に沿うようにシート体を横断面が渦巻き状になるように丸めたような形状を有する筒状体からなり、最大内径が、前記毛束の最大外径よりも小さく、少なくとも一部が弾性体により形成されることで、外部から力を加えない状態において上記形状を維持するものである筆・刷毛用毛束保護カバー。
  2. 前記シート体は渦巻き状になることで重なる部分同士が全て互いに接触するものである請求項1に記載の筆・刷毛用毛束防止カバー。
  3. 前記筆または刷毛は最外周に存する毛束の基端部を円形に配置したものである請求項2に記載の筆・刷毛用毛束保護カバー。
  4. 全体が弾性体により形成される請求項1から3のいずれか1項に記載の筆・刷毛用毛束保護カバー。
  5. 前記シート体は前記筒状体の開口近傍に位置する対向する二縁が互いに平行、又は、同一の中心点を持つ円弧をなすものであって、当該二縁がそれぞれ平面上で丸まったような形状を有するものである請求項1から4のいずれか1項に記載の筆・刷毛用毛束保護カバー。
  6. 前記横断面により形成される渦巻きに沿うように前記シート体表面に渦巻きばねが固定される請求項1から5のいずれか1項に記載の筆・刷毛用毛束保護カバー。
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