JP2016077304A

JP2016077304A - 介護用移動式補助具

Info

Publication number: JP2016077304A
Application number: JP2014208157A
Authority: JP
Inventors: 正治清水; Masaharu Shimizu
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2014-10-09
Filing date: 2014-10-09
Publication date: 2016-05-16

Abstract

【課題】老人や身障者等、足の悪い人でも安全で、容易に身体を持ち上げ可能で、且つ、部屋の中を自由に移動出来、且つ、経済性・メンテナンス性に優れた介護用移動式補助具を開発・提供する事にある。【解決手段】天井面に敷設し、部屋の配置に応じて移動範囲を任意に配置可能で、且つ、内周面部にＲ状ネジ部を形成し、筒状のガイドレールと、該ガイドレール本体の内周面部に螺着挿入し、ガイドレールの長手方向に沿って自在に移動可能に設けた本体移動部から成り、且つ、該本体移動部に身体を保持するサポート付ベルトを装着し、且つ、身体を持ち上げて走行移動時は、リモコンの作動ボタンを押して、身体の胴体部と身体を支持するサポートの位置が同レベルに成る様、サポートの高さを調整後、身体の胴体部をサポートで固定し体制を整えた後、電動リール作動ボタンを押してベルトを巻き上げ身体を持ち上げて歩行する。【選択図】図１

Description

この発明は、寝たきり老人や身障者等の介護用移動式補助具に関するものである。

従来寝たきり老人や身障者等の歩行や荷物の運搬等を手助けする為の介護用品は数多く見掛けられるが、大半が直接手で持って使用する物が多く、歩く事は出来ても両手が使用出来ない為、物を持って歩く事が出来ない。又、障害物や段差等が床面に有ったりした場合、歩行区域が制限され、思うように移動出来ない等の問題があった。

又、このほか天井にレールを配設して、身体を持ち上げ移動するものも有るが、上記同様、行動範囲が制限され、自由に歩く事が出来なかった。

そこで、これまでに考案され出願されている特許文献を参考の為、紹介する。（特許文献１参照。）
実用新案登録第３０７９３９４号

そこで上記問題を解決する為に発明され先に出願されたのが、特許公開２００７−９７８７４である。しかし、この発明には補助具を支える強力なマグネットを天井部に装着する必要が有り、安全性、経済性、メンテナンス性等の課題が多く、実用化に結びつかないという、現状が有った。

そこで、上記課題を解決する為に、この発明は老人や身障者等、足の悪い人でも安全で、容易に身体を持ち上げることが出来、且つ、部屋の中を自由に移動することが出来、且つ、経済性・メンテナンス性に優れた介護用移動式補助具を開発・提供する事にある。

この課題を解決する為の手段として、天井面に配設し、使用者の部屋の配置に応じて移動範囲を任意に配置可能で、且つ、内周面部にＲ状のネジ部を形成して設けた筒状のガイドレールと、該ガイドレール本体の内周面部に螺着挿入して前後・左右方向等、ガイドレールの長手方向に沿って自在に移動可能に設けた本体移動部から成り、該ガイドレール本体は内周面部に螺旋状のＲ状ネジ部を連続形成して設け、且つ、筒状ガイドレール本体の長手方向全長部の垂直下方向に所定幅だけ切り欠いで略Ω形状に形成して設け、且つ、ガイドレール全面外周部を補強部材で包囲補強し、且つ、天井面部に固着係止するためのガイドサポートを複数個所設け、且つ、該本体移動部はガイドレール本体の軸心部に駆動用ラックを螺着挿入し、且つ、駆動用ラックの両端部を軸受部材で軸支し、且つ、該両端軸受部から垂下し、溶着して設けた軸受架台上部の一方側に、インバータ付駆動モータと駆動用ラックの歯部に噛み合わせた駆動用ピニオンを軸支し、且つ、該軸受架台上部の他方側に電動リール等の巻取駆動手段を有するサポーター付ベルトをそれぞれ設け、且つ、該軸受架台の下部にバッテリー等の直流用電源を設置して設け、且つ、該本体移動部の外周側面部に保護用カバーを固着して設け、且つ、身体を持ち上げる時は、リモコンを操作することで、電動リール等の巻取駆動手段を使用して所定高さまで持ち上げ、且つ、ガイドレールに沿って前後方向に任意に歩行移動可能に設けたものである。

又、天井面に配設し、使用者の部屋の配置に応じて移動範囲を任意に配置可能で、且つ、内周面部にＲ状のネジ部を形成して設けた筒状のガイドレールと、該ガイドレール本体の内周面部に螺着挿入して前後・左右方向等、ガイドレールの長手方向に沿って自在に移動可能に設けた本体移動部から成り、該ガイドレール本体は内周面部に螺旋状のＲ状ネジ部を連続形成して設け、且つ、筒状ガイドレール本体の長手方向全長部の垂直下方向に所定幅だけ切り欠いで略Ω形状に形成して設け、且つ、ガイドレール全面外周部を補強部材で包囲補強し、且つ、天井面部に固着係止するためのガイドサポートを複数個所設け、且つ、該本体移動部はガイドレール本体の軸心部に駆動用ラックを螺着挿入し、且つ、駆動用ラックの両端部を軸受部材で軸支し、且つ、該両端軸受部から垂下し、溶着して設けた軸受架台上部の一方側に、インバータ付駆動モータと駆動用ラックの歯部に噛み合わせた駆動用ピニオンを軸支し、且つ、該軸受架台上部の他方側に電動リール等の巻取駆動手段を有する吊り篭付ベルトを設け、且つ、該軸受架台の下部にバッテリー等の直流用電源を設置して設け、且つ、該本体移動部の外周側面部に保護用カバーを固着して設け、且つ、荷物運搬時は、リモコンを操作することで、電動リール等の巻取駆動手段を使用して所定高さまで持ち上げ、且つ、ガイドレールに沿って前後方向に任意に運搬移動可能に設けたものである。

この発明の効果として、天井面に配設し、使用者の部屋の配置に応じて移動範囲を任意に配置可能で、且つ、内周面部にＲ状のネジ部を形成して設けた筒状のガイドレールと、該ガイドレール本体の内周面部に螺着挿入して前後・左右方向等、ガイドレールの長手方向に沿って自在に移動可能に設けた本体移動部から成り、該ガイドレール本体は内周面部に螺旋状のＲ状ネジ部を連続形成して設け、且つ、筒状ガイドレール本体の長手方向全長部の垂直下方向に所定幅だけ切り欠いで略Ω形状に形成して設け、且つ、ガイドレール全面外周部を補強部材で包囲補強し、且つ、天井面部に固着係止するためのガイドサポートを複数個所設け、且つ、該本体移動部はガイドレール本体の軸心部に駆動用ラックを螺着挿入し、且つ、駆動用ラックの両端部を軸受部材で軸支し、且つ、該両端軸受部から垂下し、溶着して設けた軸受架台上部の一方側に、インバータ付駆動モータと駆動用ラックの歯部に噛み合わせた駆動用ピニオンを軸支し、且つ、該軸受架台上部の他方側に電動リール等の巻取駆動手段を有するサポーター付ベルトをそれぞれ設け、且つ、該軸受架台の下部にバッテリー等の直流用電源を設置して設け、且つ、該本体移動部の外周側面部に保護用カバーを固着して設け、且つ、身体を持ち上げる時は、リモコンを操作することで、電動リール等の巻取駆動手段を使用して所定高さまで持ち上げ、且つ、ガイドレールに沿って前後方向に任意に歩行移動可能に設けたことで、安全に介護する人の労力を軽減する事が出来、又、足の悪い人が自立して歩く意欲を奮起させる事で、体力の向上が図れる。

又、天井面に配設し、使用者の部屋の配置に応じて移動範囲を任意に配置可能で、且つ、内周面部にＲ状のネジ部を形成して設けた筒状のガイドレールと、該ガイドレール本体の内周面部に螺着挿入して前後・左右方向等、ガイドレールの長手方向に沿って自在に移動可能に設けた本体移動部から成り、該ガイドレール本体は内周面部に螺旋状のＲ状ネジ部を連続形成して設け、且つ、筒状ガイドレール本体の長手方向全長部の垂直下方向に所定幅だけ切り欠いで略Ω形状に形成して設け、且つ、ガイドレール全面外周部を補強部材で包囲補強し、且つ、天井面部に固着係止するためのガイドサポートを複数個所設け、且つ、該本体移動部はガイドレール本体の軸心部に駆動用ラックを螺着挿入し、且つ、駆動用ラックの両端部を軸受部材で軸支し、且つ、該両端軸受部から垂下し、溶着して設けた軸受架台上部の一方側に、インバータ付駆動モータと駆動用ラックの歯部に噛み合わせた駆動用ピニオンを軸支し、且つ、該軸受架台上部の他方側に電動リール等の巻取駆動手段を有する吊り篭付ベルトを設け、且つ、該軸受架台の下部にバッテリー等の直流用電源を設置して設け、且つ、該本体移動部の外周側面部に保護用カバーを固着して設け、且つ、荷物運搬時は、リモコンを操作することで、電動リール等の巻取駆動手段を使用して所定高さまで持ち上げ、且つ、ガイドレールに沿って前後方向に任意に運搬移動可能に設けたことで、足の悪い人でも荷物を安全に運搬しながら、自力で自由に歩行出来る等、極めて有益なる効果を奏するものである。

この発明の一実施例を示し、介護用移動式補助具の一部欠截側面図である。この発明の一実施例を示し、介護用移動式補助具の一部欠截正面図である。この発明の一実施例を示し、（Ａ）は介護用移動式補助具の走行レールの配置例を示す一部欠截平面図で、（Ｂ）は図３（Ａ）のａ部拡大詳細図である。この発明の使用例を示し、介護用移動式補助具の歩行時の使用状態を示す一部欠截側面図である。この発明の使用例を示し、介護用移動式補助具の荷物運搬時の使用状態を示す一部欠截側面図である。この発明のその他の実施例を示し、介護用移動式補助具の一部欠截側面図である。

この発明を実施するための形態として、介護用移動式補助具をより安全に安心して自由気楽に使用するためにも、ベルトに掛かる最大許容負荷荷重と通常歩行時の荷重設定を明確にし、万が一、高負荷荷重がベルトに掛かっても、本体破損や本体落下を防止可能にする事が重要である。

そこで、この発明の一実施例を図１〜図３に基づいて詳述すると、天井（ＣＢ）面に配設し、使用者（Ｘ）の部屋の配置に応じて移動範囲を任意に配置可能で、且つ、内周面部にＲ状のネジ部を形成して設けた筒状のガイドレール（１）と、該ガイドレール本体（１ａ）の内周面部に螺着挿入して前後・左右方向等、ガイドレール（１）の長手方向に沿って自在に移動可能に設けた本体移動部（２）から成り、該ガイドレール本体（１ａ）は内周面部に螺旋状のＲ状ネジ部を連続形成して設け、且つ、筒状ガイドレール本体の長手方向全長部の垂直下方向に所定幅（ＮＷ）切り欠いで略Ω形状に形成して設け、且つ、ガイドレール全面外周部を補強部材で包囲補強し、且つ、天井（ＣＢ）面部に固着係止するためのガイドサポート（１ｂ）を複数個所設け、且つ、該本体移動部（２）はガイドレール本体（１ａ）の軸心部に駆動用ラック（２ａ）を螺着挿入し、且つ、駆動用ラック（２ａ）の両端部を軸受部材（２ｃ）で軸支し、且つ、該両端軸受部から垂下し、溶着して設けた軸受架台（２ｄ）上部の一方側に、インバータ付駆動モータ（ＩＭ）と駆動用ラック（２ａ）の歯部に噛み合わせた駆動用ピニオン（２ｂ）を軸支し、且つ、該軸受架台（２ｄ）上部の他方側に電動リール（ＥＲ）等の巻取駆動手段を有するサポーター（２ｆ）付ベルト（ＢＥ）をそれぞれ設け、且つ、該軸受架台（２ｄ）の下部にバッテリー（ＢＡ）等の直流用電源を設置して設け、且つ、該本体移動部（２）の外周側面部に保護用カバー（２ｇ）を固着して設け、且つ、身体を持ち上げる時は、リモコンを操作することで、電動リール等の巻取駆動手段を使用して所定高さまで持ち上げ、且つ、ガイドレールに沿って前後方向に任意に歩行移動可能に設けたことを特徴とする介護用移動式補助具から構成される。

天井（ＣＢ）面に配設し、使用者（Ｘ）の部屋の配置に応じて移動範囲を任意に配置可能で、且つ、内周面部にＲ状のネジ部を形成して設けた筒状のガイドレール（１）と、該ガイドレール本体（１ａ）の内周面部に螺着挿入して前後・左右方向等、ガイドレール（１）の長手方向に沿って自在に移動可能に設けた本体移動部（２）から成り、該ガイドレール本体（１ａ）は内周面部に螺旋状のＲ状ネジ部を連続形成して設け、且つ、筒状ガイドレール本体の長手方向全長部の垂直下方向に所定幅（ＮＷ）だけ切り欠いで略Ω形状に形成して設け、且つ、ガイドレール全面外周部を補強部材で包囲補強し、且つ、天井（ＣＢ）面部に固着係止するためのガイドサポート（１ｂ）を複数個所設け、且つ、該本体移動部（２）はガイドレール本体（１ａ）の軸心部に駆動用ラック（２ａ）を螺着挿入し、且つ、駆動用ラック（２ａ）の両端部を軸受部材（２ｃ）で軸支し、且つ、該両端軸受部から垂下し、溶着して設けた軸受架台（２ｄ）上部の一方側に、インバータ付駆動モータ（ＩＭ）と駆動用ラック（２ａ）の歯部に噛み合わせた駆動用ピニオン（２ｂ）を軸支し、且つ、該軸受架台（２ｄ）上部の他方側に電動リール（ＥＲ）等の巻取駆動手段を有する吊り篭付ベルトを設け、且つ、該軸受架台（２ｄ）の下部にバッテリー（ＢＡ）等の直流用電源を設置して設け、且つ、該本体移動部（２）の外周側面部に保護用カバー（２ｇ）を固着して設け、且つ、荷物（ＬＵ）運搬時は、リモコンを操作することで、電動リール等の巻取駆動手段を使用して所定高さ（Ｈ２）まで持ち上げ、且つ、ガイドレールに沿って前後方向に任意に運搬移動可能に設けたことを特徴とする介護用移動式補助具から構成される。

次に、この発明の構成について説明すると、この発明は主として使用者が日常的に移動する経路に準じて設置するガイドレール（１）と、且つ、該ガイドレールに沿って移動可能に設けた本体移動部（２）と、且つ、該本体移動部に装着された電動リール（ＥＲ）に巻き付けられ、且つ、先端部にユニバーサルジョイント（ＵＪ）金具を係止して設けたベルトと、身体を保持するサポーターとで構成され、且つ、該本体移動部のインバータ付駆動モータ（ＩＭ）の端子台（ＩＭ'）を経由し、電動リール（ＥＲ）から垂下されたベルトを介してベルト先端部手前に操作用リモコンを装着し、使用者（Ｘ）が容易に片手で上下移動や前後移動、又、速度調整切り替え等が出来る様に成っている。そして、本体移動部の軸受架台下部には、操作性・経済性・メンテナンス性等を考慮して、直流用のバッテリーが装着され交流電源が無い場所でも容易に使用可能に設けられている。勿論、操作性・経済性・メンテナンス性等の問題が無い場合は、交流電動式を使用しても構わない。

次に、ガイドレール（１）及び本体移動部（２）について詳細に説明すると、まず、最初にガイドレール（１）は、図１及び図２に示す様に、ガイドレール本体（１ａ）と、ガイドサポート（１ｂ）とに分割され、ガイドレール本体の内周部には連続したＲ形状のスプラインネジ（１ａ'）が形成され、且つ、該ガイドレール本体（１ａ）の外周部には、ガイドレール本体を保持・保護し、且つ、天井面に設置するためのガイドサポート（１ｂ）が設けられ、又、前記ガイドレール本体（１ａ）とガイドサポート（１ｂ）の下部には、本体移動部（２）の軸受架台（２ｄ）を通過させる為、所定幅（ＮＷ）寸法の切欠部（Ｎ）が設けられている。そして、ガイドレールは、図３に示す様に、直線部分の箇所と、方向転換するためにＲ形状に湾曲形成した部分を組み合わせて設けられ、又、ガイドレールの先端部と末端部には本体移動部が抜け出さない様、安全用ストッパー（１ｃ）（１ｃ）がそれぞれ螺着されている。又、前記ガイドレールは使用者の部屋の配置や要望に応じて、長さや形状を適宜変更可能に組合せ出来る様、設けられている。

続いて、本体移動部（２）は、前記ガイドレール本体（１ａ）のＲスプラインネジ部（１ａ'）（雌ネジ）に適合したＲスプラインネジ部（２ａ'）（雄ネジ）を有する駆動用ラック（２ａ）をガイドレール本体の前後方向に軸受部を設けて軸支し、且つ、前後軸受部から垂下して設けた２本の垂直支持板と水平架台板から成る軸受架台（２ｄ）の上部の一方側にインバータ付モータ（ＩＭ）と、他方側にベルト巻取用の電動リール（ＥＲ）をそれぞれ螺着して設け、且つ、該一方側のインバータ付モータ（ＩＭ）の駆動軸部に、前記の駆動用ラック（２ａ）のネジ部（２ａ'）に噛合わせた駆動用ピニオン（２ｂ）を軸着している。そして、他方側の電動リール（ＥＲ）からは巻取用のベルト（ＢＥ）が垂下され、且つ、該ベルト先端部にはユニバーサルジョイント（ＵＪ）付サポート（２ｆ）が設けられ、更に、ベルト上下中間部には、上下調整移動式取手（２ｅ）が挟着されている。

次に、本発明の使用方法について説明すると、まず、身体を持ち上げて走行移動する時は、図４に示す様に、リモコンの電動リール上下移動用作動ボタンを押して、身体の胴体部と身体を支持するサポート（２ｆ）の位置が同レベルに成る様、サポートの高さを調整後、身体の胴体部をサポート（２ｆ）で固定する。そして、体制を整えた後、再度、ゆっくりと電動リール作動ボタン（上昇）を押して、ベルト（ＢＥ）を巻き上げながら身体を持ち上げ、歩行体制を作る。そして、今度は走行速度を希望の速度（高速、中速、低速）に切り替え、更に、前後方向用切り替えボタンを押して、移動したい方向へ移動する。

次に、今度は図５に示す様に、荷物（ＬＵ）（例えば、薬や食事や寝具等）を運搬しながら歩行する事も可能であるが、最大積載荷重を厳守して、安全、且つ、安心して楽に運搬歩行する事が重要となる。

又、この他、目的や用途に応じてベルト先端部のアタッチメントを交換し、多種・多様な使用方法が可能であり、上記事例に限定するものではない。

その他の事例として、図６に示すように、本発明の介護用移動式補助具の走行移動時の安定性を高める方法として、駆動用ラック（２ａ）の軸受前後両端部に竹の子状板バネ（２ｉ）（２ｉ）をそれぞれ軸支し、且つ、該竹の子状板バネ（２ｉ）の先端部にガイドスクリュー（２ｈ）（２ｈ）をそれぞれ軸支した構造に設けても良い。但し、この場合、本体移動部の走行時の安定性は向上するが、部品点数が増える為、コストアップに成り、又、走行時の摺動抵抗が増大する為、円滑的な走行が出来ないというデメリットが想定される。

この発明の介護用移動式補助具は、老人や障害者等、足の悪い人でも容易に身体を安全に持ち上げる事が出来、且つ、部屋の中を自由に移動する事が出来る為、病院や介護施設等、多くの市場に寄与する点で産業上の利用可能性を有する。

１ガイドレール
１ａガイドレール本体
１ａ' スプラインネジ
１ｂガイドサポート
１ｃストッパー
２本体移動部
２ａ駆動用ラック
２ｂ駆動用ピニオン
２ｃ軸受部材
２ｄ軸受架台
２ｅ取手
２ｆサポート
２ｇカバー
２ｈガイドスクリュー
２ｉ竹の子状板バネ
Ｂ係止ボルト
ＢＡバッテリー
ＢＥベルト
ＣＡケーブル
ＣＢ天井
ＥＲ電動リール
Ｈ１所定高さ
Ｈ２所定高さ
ＩＭインバータ付モータ
ＩＭ' 端子台
Ｎ切欠部
ＮＷ切欠幅
ＲＣ操作用リモコン
ＵＪユニバーサルジョイント金具
Ｗワッシャ
Ｘ使用者

Claims

天井（ＣＢ）面部に使用者の部屋の配置に応じて、移動範囲を任意に配置可能に設けたガイドレール（１）を配設し、巻取駆動手段により、サポーター（２ｆ）付ベルト（ＢＥ）を使用者に合わせた任意の高さに巻き取る事で身体を支え、且つ、走行移動手段により、前後左右等、全周方向に任意の場所に移動可能に設けた補助具であって、該補助具は天井（ＣＢ）面部に使用者の部屋の配置に応じて移動範囲を任意に配置可能に設けたガイドレール（１）と、且つ、該ガイドレールの長手方向に沿って自在に移動可能に設けた本体移動部（２）から成ることを特徴とする介護用移動式補助具。
天井（ＣＢ）面に配設し、使用者の部屋の配置に応じて移動範囲を任意に配置可能で、且つ、内周面部にＲ状のネジ部を形成して設けた筒状のガイドレール（１）と、該ガイドレール本体（１ａ）の内周面部に螺着挿入して前後・左右方向等、ガイドレール（１）の長手方向に沿って自在に移動可能に設けた本体移動部（２）から成り、該ガイドレール本体（１ａ）は内周面部に螺旋状のＲ状ネジ部を連続形成して設け、且つ、筒状ガイドレール本体の長手方向全長部の垂直下方向に所定幅（ＮＷ）切り欠いで略Ω形状に形成して設け、且つ、ガイドレール全面外周部を補強部材で包囲補強し、且つ、天井（ＣＢ）面部に固着係止するためのガイドサポート（１ｂ）を複数個所設け、且つ、該本体移動部（２）はガイドレール本体（１ａ）の軸心部に駆動用ラック（２ａ）を螺着挿入し、且つ、駆動用ラック（２ａ）の両端部を軸受部材（２ｃ）で軸支し、且つ、該両端軸受部から垂下し、溶着して設けた軸受架台（２ｄ）上部の一方側に、インバータ付駆動モータ（ＩＭ）と駆動用ラック（２ａ）の歯部に噛み合わせた駆動用ピニオン（２ｂ）を軸支し、且つ、該軸受架台（２ｄ）上部の他方側に電動リール（ＥＲ）等の巻取駆動手段を有するサポーター（２ｆ）付ベルト（ＢＥ）をそれぞれ設け、且つ、該軸受架台（２ｄ）の下部にバッテリー（ＢＡ）等の直流用電源を設置して設け、且つ、該本体移動部（２）の外周側面部に保護用カバー（２ｇ）を固着して設け、且つ、身体を持ち上げる時は、リモコンを操作することで、電動リール等の巻取駆動手段を使用して所定高さまで持ち上げ、且つ、ガイドレールに沿って前後方向に任意に歩行移動可能に設けたことを特徴とする請求項１記載の介護用移動式補助具。
天井（ＣＢ）面に配設し、使用者の部屋の配置に応じて移動範囲を任意に配置可能で、且つ、内周面部にＲ状のネジ部を形成して設けた筒状のガイドレール（１）と、該ガイドレール本体（１ａ）の内周面部に螺着挿入して前後・左右方向等、ガイドレール（１）の長手方向に沿って自在に移動可能に設けた本体移動部（２）から成り、該ガイドレール本体（１ａ）は内周面部に螺旋状のＲ状ネジ部を連続形成して設け、且つ、筒状ガイドレール本体の長手方向全長部の垂直下方向に所定幅（ＮＷ）切り欠いで略Ω形状に形成して設け、且つ、ガイドレール全面外周部を補強部材で包囲補強し、且つ、天井（ＣＢ）面部に固着係止するためのガイドサポート（１ｂ）を複数個所設け、且つ、該本体移動部（２）はガイドレール本体（１ａ）の軸心部に駆動用ラック（２ａ）を螺着挿入し、且つ、駆動用ラック（２ａ）の両端部を軸受部材（２ｃ）で軸支し、且つ、該両端軸受部から垂下し、溶着して設けた軸受架台（２ｄ）上部の一方側に、インバータ付駆動モータ（ＩＭ）と駆動用ラック（２ａ）の歯部に噛み合わせた駆動用ピニオン（２ｂ）を軸支し、且つ、該軸受架台（２ｄ）上部の他方側に電動リール（ＥＲ）等の巻取駆動手段を有する吊り篭付ベルトを設け、且つ、該軸受架台（２ｄ）の下部にバッテリー（ＢＡ）等の直流用電源を設置して設け、且つ、該本体移動部（２）の外周側面部に保護用カバー（２ｇ）を固着して設け、且つ、荷物（ＬＵ）運搬時は、リモコンを操作することで、電動リール等の巻取駆動手段を使用して所定高さ（Ｈ２）まで持ち上げ、且つ、ガイドレールに沿って前後方向に任意に運搬移動可能に設けたことを特徴とする介護用移動式補助具。