JP2016075976A - 画像処理装置、画像処理方法、画像通信システム、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像通信システム、及びプログラム Download PDF

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岳志 堀内
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Abstract

【課題】ストローク画像の筆記色と背景色とが類似している場合でも、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くする。
【解決手段】電子黒板2は、ディスプレイ3と、電子ペン4と、座標検知部22と、イベント振分部25と、ストローク処理部32と、を備え、ストローク画像の筆記色を記憶する筆記色記憶部32aと、ストローク画像の座標情報に対応した背景色を記憶するフレームメモリ37aと、ストローク画像の筆記色と、ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描画する輪郭画像描画部32dと、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子ペンや指先を用いた書込みが可能な画像処理装置、画像処理方法、画像通信システム、及びプログラムに関する。
電子ペンや指先等を用いてディスプレイに対して自在に書き込み可能な電子情報ボードが既に知られている。
昨今では、このような電子情報ボードを、物理的に離れた遠隔地等の拠点に配置しておき、電子情報ボード同士を接続したテレビ会議にも利用するようになっている。
例えば、遠隔会議用の端末装置に電子情報ボードを接続し、背景色を指定しておき、互いの電子情報ボードに対して書込みを行うと共に、電子情報ボード間でストローク画像を送受信してボードの表示部に表示させながらテレビ会議を行う態様が知られている。
例えば、特許文献1には、電子ペンを画面に接触させて文字や図形等を描くと、座標検出部はペン先が移動する位置の各座標を逐次検出し、各座標位置の背景色データと筆記カラー記憶部に記憶している指定筆記カラーデータを読み出して比較し、筆記カラー発生部は入力した座標位置の背景色と指定筆記カラーが同一色とみなされた時には、筆記カラー記憶部に記憶した指定筆記カラーを変更するという技術が開示されている。
特許文献1にあっては、電子ペンを用いたストローク画像(手書き画像)の指定筆記カラーと、ペン先が移動する各座標位置の背景色との両方をディスプレイに表示する場合、ストローク画像のレイヤよりも背面のレイヤに背景画像を表示するように構成されている。
このため、ユーザが選択した指定筆記カラーデータを用いてストローク画像を表示する場合に、ストローク画像の指定筆記カラーデータと背景色とが類似しているときには、ストローク画像の色と背景色とが同化して、ストローク画像を視認し難いといった問題があった。
また、ユーザが意図してストローク画像の指定筆記カラーを選択したにもかかわらず、背景色データの影響で指定筆記カラーが変わってしまい、ユーザのイメージどおりの筆記色で図形や文字を描くことができないといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的は、ストローク画像の筆記色と背景色とが類似している場合でも、ストローク画像を視認し易くすることができる画像処理装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、表示手段と、前記表示手段の表示画面に沿って移動することにより筆記操作を行う指示体と、前記表示画面に沿って移動する前記指示体の各筆記座標を検知する座標検知手段と、前記座標検知手段が検知した座標情報に基づいてストローク情報を生成するストローク情報生成手段と、前記ストローク情報に基づいてストローク画像を描画するストローク画像描画手段と、を備えた画像処理装置であって、前記ストローク画像の筆記色を記憶する筆記色記憶手段と、前記ストローク画像の座標情報に対応した背景色を記憶する背景色記憶手段と、前記ストローク画像の筆記色と、前記ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、前記ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描画する輪郭画像描画手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ストローク画像の筆記色と背景色とが類似している場合でも、ストローク画像を視認し易くすることができる。
本実施形態の画像処理システムの全体構成を示す図である。 電子黒板のハードウェア構成を示す図である。 電子黒板の機能ブロックを示す図である。 各画像レイヤの合成処理について説明するための図である。 図3に示す電子黒板2内に構成された本発明の特徴的なブロック構成を示す図である。 画像処理部30の動作を表すフローチャートである。 本発明におけるペン軌跡とペン輪郭を表す模式図である。 異なる複数の背景色A〜Dよりも前面のレイヤ(B)上に、ペン軌跡を描いた場合の画面イメージを表す図である。 視認上必要な領域のみにペン輪郭を付加しことを表す図である。
本発明は、指定筆記色は変えずに、ストローク色と色相または明度などが異なる色をストローク画像の輪郭画像として描くことを特徴とする。電子ペンを表示画面に接近又は接触(進入)させて文字や図形等を書くと、ペン先が移動する軌跡にカラー筆記軌跡(以下、単にストロークとする)を表示させる。その際にユーザが選択した指定筆記色データに基づいて輪郭画像を決定し、ストローク画像の周囲に描画することを特徴とする。
<システムの概要>
図1は、本実施形態の画像処理システムの全体構成を示す図である。なお、図1では、説明を簡略化するために、2台の電子黒板2a、2b及びこれに付随する電子ペン4a、4b等を示しているだけであって、3台以上の電子黒板や電子ペン等を利用してもよい。電子黒板2a、2bは特許請求の範囲の情報処理装置の一例である。
図1に示されているように、画像処理システム1は、複数の電子黒板2a、2b、複数の電子ペン4a、4b、USBメモリ5a、5b、ノートPC(Personal Computer)6a、6b、テレビ(ビデオ)会議端末7a、7b、及びPC8を有する。また、電子黒板2a、2b、及びPC8は、通信ネットワーク9を介して通信可能に接続されている。更に、複数の電子黒板2a、2bには、それぞれディスプレイ3a、3bが設けられている。
また、電子黒板2aには、電子ペン4aによって生じたイベント(ディスプレイ3aに電子ペン4aのペン先、又は、電子ペン4aのペン尻のタッチ)による描画された画像を、ディスプレイ3aに表示させることができる。なお、電子ペン4aだけでなく、ユーザの手Ha等によって生じたイベント(拡大、縮小、ページめくり等のジェスチャ)に基づいて、ディスプレイ3a上に表示されている画像を変更させることもできる。
また、電子黒板2aには、USBメモリ5aが接続可能であり、電子黒板2aはUSBメモリ5aからPDF等の電子ファイルを読み出したり、電子黒板2aはUSBメモリ5aに電子ファイルを記録することができる。また、電子黒板2aには、DisplayPort、DVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)及びVGA(Video Graphics Array)等の規格による通信が可能なケーブル10a1を介して、ノートPC6aが接続されている。そして、電子黒板2aでは、ディスプレイ3aに対する接触によってイベントを発生させ、このイベントを示すイベント情報を、マウスやキーボード等の入力装置のイベントと同様に、ノートPC6aに送信する。同じく、電子黒板2aには、上記規格による通信が可能なケーブル10a2を介して、テレビ(ビデオ)会議端末7aが接続されている。なお、ノートPC6a、及びテレビ会議端末7aは、Bluetooth(登録商標)等の各種無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、電子黒板2aと通信してもよい。
一方、電子黒板2bが設置されている他の拠点では、上記と同様に、ディスプレイ3bを備えた電子黒板2b、電子ペン4b、USBメモリ5b、ノートPC6b、テレビ会議端末7b、ケーブル10b1、ケーブル10b2が利用される。更に、ユーザの手Hb等によって生じたイベントに基づいて、ディスプレイ3b上に表示されている画像を変更させることもできる。
これにより、一の拠点で電子黒板2aのディスプレイ3a上に描画された画像は、他の拠点で電子黒板2bのディスプレイ3b上にも表示され、逆に他の拠点で電子黒板2bのディスプレイ3b上に描画された画像は、一の拠点で電子黒板2aのディスプレイ3a上に表示される。このように、画像処理システム1では、遠隔地において同じ画像を共有する遠隔共有処理を行うことができるため、遠隔地での会議等に用いると、非常に便利である。
なお、以下では、複数の電子黒板のうち任意の電子黒板を示す場合には「電子黒板2」と示す。複数のディスプレイのうち任意のディスプレイを示す場合には「ディスプレイ3」と示す。複数の電子ペンのうち任意の電子ペンを示す場合には「電子ペン4」と示す。
複数のUSBメモリのうち任意のUSBメモリを示す場合には「USBメモリ5」と示す。複数のノートPCのうち任意のノートPCを示す場合には「ノードPC6」と示す。複数のテレビ会議端末のうち任意のテレビ会議端末を示す場合には「テレビ会議端末7」と示す。また、複数のユーザの手のうち任意の手を示す場合には「手H」と示す。複数のケーブルのうち任意のケーブルを示す場合には「ケーブル10」と示す。
また、本実施形態では、画像処理装置の一例として、電子黒板を説明するが、これに限るものではなく、画像処理装置の他の例として、電子看板(デジタルサイネージ)、スポーツや天気予報等で利用されるテレストレータ、又は、遠隔画像(映像)診断装置等であってもよい。また、情報処理端末の一例として、ノートPC6を説明するが、これに限るものではなく、情報処理端末の他の例として、デスクトップ型PCやタブレット型PC、スマートフォン、PDA、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ、ゲーム機等の画像フレームを供給可能な端末であってもよい。更に、通信ネットワーク9には、インターネット、LAN(Local Area Network)、携帯電話通信網等が含まれる。また、本実施形態では、記録媒体の一例として、USBメモリを説明するが、これに限るものではなく、記録媒体の他の例として、SDカード等の各種記録メディアであってもよい。
<電子黒板のハードウェア構成>
続いて、図2を用いて、本実施形態の電子黒板のハードウェア構成を説明する。なお、図2は、電子黒板のハードウェア構成を示す図である。
図2に示されているように、電子黒板2は、電子黒板2全体の動作を制御するCPU101、IPL等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM103、電子黒板2用のプログラム等の各種データを記憶するSSD104、通信ネットワーク9との通信を制御するネットワークコントローラ105、及び、USBメモリ5との通信を制御する外部記憶コントローラ106を備えている。
また、電子黒板2は、ノートPC6がディスプレイに表示している静止画または動画を取り込むキャプチャデバイス111、グラフィクスを専門に扱うGPU(Graphics Processing Unit)112、及び、GPUからの出力画像をディスプレイ3やテレビ会議端末7へ出力するために画面表示の制御及び管理を行うディスプレイコントローラ113を備えている。
更に、電子黒板2は、接触センサ115の処理を制御するセンサコントローラ114、ディスプレイ3上に電子ペン4やユーザの手H等が接触したことを検知する接触センサ115を備えている。この接触センサ115は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標の検出する方法は、ディスプレイ3の上側両端部に設置された2つの受発光装置(不図示)が、ディスプレイ3に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ3の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、受光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻ってくる光を受光する方法である。接触センサ115は、物体によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線のID(Identification)をセンサコントローラ114に出力し、センサコントローラ114が、物体の接触位置である座標位置を特定する。なお、以下に示す全てのIDは、識別情報の一例である。
また、接触センサ115としては、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。
また、電子黒板2は、電子ペンコントローラ116を備えている。この電子ペンコントローラ116は、電子ペン4と通信することで、ディスプレイ3へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。なお、電子ペンコントローラ116が、電子ペン4のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン4のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
更に、電子黒板2は、CPU101、ROM102、RAM103、SSD104、ネットワークコントローラ105、外部記憶コントローラ106、キャプチャデバイス111、GPU112、及びセンサコントローラ114、及び、電子ペンコントローラ116を図2に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン120を備えている。
なお、電子黒板2用のプログラムは、CD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
<電子黒板の機能構成>
続いて、図3乃至図4を用いて、電子黒板の機能構成について説明する。なお、先ずは、図3を用いて、電子黒板2の全体的な機能構成について説明する。図3は、電子黒板の機能ブロックを示す図である。
電子黒板2は、図2に示されているハードウェア構成及びプログラムによって、図3に示されている各機能構成を有する。電子黒板2は、最初に遠隔共有処理を開始する「主催装置」となり得ると共に、すでに開始されている遠隔共有処理に後から参加する「参加装置」にもなり得る。電子黒板2は、主要な機能として、クライアント機20及びサーバ機90を有している。即ち、電子黒板2の1台の筐体内に、クライアント機20及びサーバ機90が含まれている。
クライアント部20及びサーバ部90は、電子黒板2の1台の筐体内で実現される機能である。そして、電子黒板2が主催装置となる場合には、この電子黒板2では、クライアント部20とサーバ部90が実現される。
また、電子黒板2が参加装置となる場合には、この電子黒板2では、クライアント部20は実現されるが、サーバ部90は実現されない。即ち、図1において、電子黒板2aが主催装置で、電子黒板2bが参加装置となる場合、電子黒板2aのクライアント部20は、同じ電子黒板2a内に実現されたサーバ部90を介して、他の電子黒板2bのクライアント部20と通信を行う。一方、電子黒板2bのクライアント部20は、他の電子黒板2a内に実現されたサーバ部90を介して、他の電子黒板2aのクライアント部と通信を行う。
〔クライアント機20の機能構成〕
続いて、主に図3及び図4を用いて、クライアント機20の機能構成について説明する。図4は各画像レイヤの合成処理について説明するための図である。
クライアント機20は、映像取得部21、座標検知部22、自動調整部23、接触検知部24、イベント振分部25、操作処理部26、ジェスチャ処理部27、映像重畳部28、指判別部29−1、指入力開始待機タイマー29−2、画像処理部30、及び通信制御部60を有する。
このうち、映像取得部21は、ケーブル10に接続されたノートPC6等の映像出力機器の出力映像を取得する。映像取得部21は、映像出力機器(ノートPC6等)から画像信号を受信すると、この画像信号を解析して、この画像信号によって形成される映像出力機器の表示画像である画像フレームの解像度や、この画像フレームの更新頻度などの画像情報を導出し、画像取得部31に出力する。
座標検知部22は、ディスプレイ3上でユーザによって生じたイベント(ディスプレイ3上にユーザの手Hがタッチされた動作等)の座標位置を検出する。また、座標検知部22は、タッチされた面積も検出する。
自動調整部23は、電子黒板2の起動時に起動され、接触センサ115が座標検知部22に適切な値を出力できるように、接触センサ115の光センサ方式におけるセンサーカメラの画像処理のパラメータを調整する。
接触検知部24は、ユーザによって生じたイベント(ディスプレイ3上に電子ペン4のペン先又は電子ペン3のペン尻が押下(タッチ)された動作等)を検出する。
イベント振分部25は、座標検知部22によって検知されたイベントの座標位置と接触検知部24によって検出された検出結果を、ストローク描画、UI操作、及びジェスチャ操作の各イベントに振り分ける。
ここで、「ストローク描画」は、ディスプレイ3上に図4に示されている後述のストローク画像(B)が表示されている場合に、ユーザがディスプレイ3上で電子ペン4を押下し、この押下した状態で電子ペン4を移動させ、最終的にディスプレイ3上から電子ペン4を離すまでのムーブイベントである。このストローク描画により、例えば、アルファベット「S」や「T」等がディスプレイ3上に描画される。なお、この「ストローク描画」には、画像を描画するだけでなく、既に描画された画像を削除したり、描画された画像を編集したりするイベントも含まれる。
「UI操作」は、ディスプレイ3上に図4に示されている後述のUI画像(A)が表示されている場合に、ユーザが電子ペン4又は手Hによって所定の位置を押下したイベントである。このUI操作により、例えば、電子ペン4により描画される線の色や幅等が設定される。
「ジェスチャ操作」は、ディスプレイ3上に図4に示されている後述のストローク画像(B)が表示されている場合に、ユーザが手Hでディスプレイ3上をタッチしたり移動させたりするイベントを表す。このジェスチャ操作により、例えば、ユーザがディスプレイ3に手Hをタッチさせた状態で手Hを移動させることで、画像の拡大(若しくは縮小)、表示領域の変更、又は、ページ切り換え等を行うことができる。
操作処理部26は、イベント振分部25によってUI操作と判断されたものから、イベントが発生されたUIの要素に従って、各種操作を実行する。このUIの要素としては、例えば、ボタン、リスト、チェックボックス、テキストボックスが挙げられる。ジェスチャ処理部27は、イベント振分部25によってジェスチャ操作と判断されたイベントに対し、座標の履歴などからジェスチャの内容を判別しジェスチャイベントを発生させる。
指判別部29−1は、指先によるスクリーンへの接触であることを判別する。座標検知部22は赤外線遮断方式と三角測量により座標を検知するので、電子ペン以外の指示具による接触を検知できる。このため、指判別部29−1により電子ペンの接触か、電子ペン以外の指示具による接触かを判別する。なお、電子ペン以外の指示具として指先を例として説明するが、指先でなくても赤外線の遮光は可能である。
指判別部29−1は指先の判別のため、イベント振分部25から接触検知影像イベント、ペンダウンイベントを取得する。接触検知影像イベントは接触センサ115の検知エリア(スクリーンから数cm以下のスクリーンに平行なエリア)で遮光を検出したというイベントである。ペンダウンイベントは、接触検知部24が電子ペン4のペン先、又は、電子ペン4のペン尻のタッチを検知したというイベントである。また、ペンアップイベントは、接触検知部24が電子ペン4のペン先、又は、電子ペン4のペン尻が検知エリアからの離脱を検知したというイベントである。また、指判別部29−1は、ジェスチャ処理部からジェスチャ中イベントを取得する。
指判別部29−1は接触検知影像イベント、ペンダウンイベント、及び、ジェスチャ中イベントの有無、並びに、影像イベントの影像の大きさに応じて、指入力開始待機タイマー29−2による時間の計測(カウント)を開始する。また、指判別部29−1は指入力開始待機タイマー29−2がカウントを開始すると、座標値を時系列に蓄積(キューイング)する。
指入力開始待機タイマー29−2が所定時間以上の時間をカウントすると、指判別部29−1は指先で描画されていると判別して、マーカー処理部38にキューイングしていた座標を伝達する。マーカー処理部38は一連の座標をマーカー描画し、その後は取得した座標をマーカーの最後尾の座標としてマーカーの描画を継続する。
したがって、指判別部29−1が指先であると判別するとマーカー処理部38がマーカーで描画し、電子ペンであると判別するとストローク処理部32がペンでストロークを描画する。指判別部29−1が指先であると判別することをマーカーイベントが検知されたと称する場合がある。
映像重畳部28は、後述の表示重畳部36で重畳された画像を映像として映像出力器(ディスプレイ3)に対して表示する。また、映像重畳部28は、映像出力機器(ノートPC6等)からの映像に対して、他の映像出力機器(テレビ会議端末7等)から送られて来た映像をピクチャ・イン・ピクチャする。更に、映像重畳部28は、ピクチャ・イン・ピクチャされてディスプレイ3の一部に表示された映像を、ディスプレイ3の全体に表示させるための切り替えを行う。
画像処理部30は、各画像レイヤの重畳処理等を行う。具体的な重畳例について適宜図4を用いて説明する。画像処理部30は、画像取得部31、ストローク処理部32、UI画像生成部33、背景生成部34、レイアウト管理部35、マーカー処理部38、コンテキスト処理部39、表示重畳部36、ページ処理部37、ファイル処理部40、ページデータ記憶部300、及び遠隔ライセンス管理テーブル310を有している。
このうち、画像取得部31は、映像取得部21で取得された映像から、各フレームを画像として取得する。この画像は、図4に示されている映像出力機器(ノートPC6等)からの出力画像(C)に相当する。
ストローク処理部32は、イベント振分部25によって割り振られたストローク描画に係るイベントに基づいて、画像を描画したり、描画された画像を削除したり、描画された画像を編集する。このストローク描画による画像は、図4に示されているストローク画像(B)に相当する。また、このストローク等に基づいた画像の描画、削除、編集の各結果は、後述の操作データとして、操作データ記憶部840に記憶される。
UI画像生成部33は、電子黒板2に予め設定されているUI(ユーザインターフェース)画像を生成する。このUI画像は、図4に示されているUI画像(A)に相当する。
背景生成部34は、ページ処理部37がページデータ記憶部300から読み出したページデータのうちのメディアデータを、ページ処理部37から受信する。背景生成部34は、この受信したメディアデータを表示重畳部36に出力する。また、このメディアデータによる画像は、図4に示されている背景画像(D)に相当する。背景画像(D)のパターンは、無地、グリッド表示等である。
レイアウト管理部35は、表示重畳部36に対して、画像取得部31、ストローク処理部32、及び、UI画像生成部33(又は背景生成部34)から出力された各画像のレイアウトを示すレイアウト情報を管理している。これにより、レイアウト管理部35は、表示重畳部36に対して、出力画像(C)及びストローク画像(B)を、UI画像(A)及び背景画像(D)中のどの位置に表示させるか又は非表示にさせるかを指示することができる。
コンテキスト処理部39は、マーカーイベント、ジェスチャイベント、ページ作成・消去イベント、ファイル読み込みイベントを、通信制御部60の遠隔コンテキスト送信部68を介してサーバ機90に送信する。また、コンテキスト処理部39は、通信制御部60の遠隔コンテキスト受信部67から、マーカーイベント、ジェスチャイベント、ページ作成・消去イベント、ファイル読み込みイベントを取得する。また、通信制御部60の参加拠点管理テーブル610から、他拠点参加イベント、他拠点退出イベントを取得する。コンテキスト処理部39は、取得したイベントと拠点に応じて拠点画像を生成し、ディスプレイ3に表示する。なお、ページ作成・消去イベントはユーザがUI画像に対しページ作成又は消去の操作を行うことで発生する。ファイル読み込みイベントはファイル入力部42aがファイルを読み込むことで発生する。他拠点参加イベントは、参加拠点管理テーブル610に新しく拠点が登録されることで発生する。他拠点退出イベントは参加拠点管理テーブル610から拠点が削除されることで発生する。
表示重畳部36は、レイアウト管理部35から出力されたレイアウト情報に基づき、画像取得部31、ストローク処理部32、UI画像生成部33(背景生成部34)、マーカー処理部38、及び背景生成部34から出力された各画像のレイアウトを行う。
ページ処理部37は、ストローク画像(B)のデータと出力画像(C)のデータを、1つのページデータにまとめてページデータ記憶部300に記憶する。
また、ページ処理部37は、一旦記憶されたページデータのうちのメディアデータを、背景生成部34を介して表示重畳部36に送信することで、映像重畳部28が背景画像(D)をディスプレイ3に再表示させることができる。また、ページ処理部37は、ページデータのうちのストローク配列データ(各ストロークデータ)を、ストローク処理部32に戻すことで、ストロークの再編集ができる状態にすることができる。更に、ページ処理部37は、ページデータを削除したり複製したりすることもできる。
即ち、ページ処理部37がページデータ記憶部300にページデータを記憶する時点でディスプレイ3上に表示されている出力画像(C)のデータは、一旦、ページデータ記憶部300に記憶され、その後にページデータ記憶部300から読み出される際には、背景画像(D)を示すメディアデータとして読みされる。そして、ページ処理部37は、ページデータ記憶部300から読み出したページデータのうち、ストローク画像(B)を示すストローク配列データを、ストローク処理部32に出力する。また、ページ処理部37は、ページデータ記憶部300から読み出したページデータのうち、背景画像(D)を示すメディアデータを、背景生成部34に出力する。
表示重畳部36は、画像取得部31からの出力画像(C)、ストローク処理部32からのストローク画像(B)、UI画像生成部33からのUI画像(A)、及び、背景生成部34からの背景画像(D)を、レイアウト管理部35によって指定されたレイアウトに従って重畳する。これにより、図4に示されているように、各画像が重なってもユーザが見える順に、UI画像(A)、ストローク画像(B)、出力画像(C)、及び背景画像(D)の各レイヤの構成となっている。
また、表示重畳部36は、図4に示されている画像(C)と画像(D)を切り替えて画像(A)及び画像(B)に対して排他的に重畳することも可能である。例えば、当初、画像(A)、画像(B)及び画像(C)が表示されている状態で、電子黒板2と映像出力機器(ノートPC6等)との間のケーブル10が抜かれた場合には、レイアウト管理部35の指定によって、描画(C)を重畳対象から外し、画像(D)を表示させることができる。また、表示重畳部36は、表示の拡大、表示の縮小、表示領域の移動処理も行う。
ページデータ記憶部300は、ページデータを記憶する。ページデータは、ディスプレイ3に表示される1ページ分のデータ(ストローク配列データ(各ストロークデータ)及びメディアデータ)である。
図3に戻り、遠隔ライセンス管理テーブル310は、遠隔共有処理を実行するために必要なライセンスデータを管理する。この遠隔ライセンス管理テーブル310では、電子黒板2のプロダクトID、認証に用いられるライセンスID、及びライセンスの有効期限が関連付けて管理されている。
次に、図5を参照して、本発明の実施形態に係る画像処理装置の一例である電子黒板2の構成について説明する。図5は、図3に示す電子黒板2内に構成された本発明の特徴的なブロック構成を示す図である。
図5に示すように、電子黒板2は、上述した座標検知部22、イベント振分部25、映像重畳部28、画像処理部30を備えている。
ディスプレイ3の表示画面は、ユーザが専用の電子ペンを用いて移動(記載)したペン軌跡を表示するとともに、映像重畳部28からの映像データを表示可能な液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどの表示デバイスである。
ユーザが電子ペンを用いて、ディスプレイ3の表示画面上に文字や図形を描画すると、電子ペンがディスプレイ3の表示画面に接触している横方向および縦方向の座標(x、y)が逐次認識され、座標データが座標検知部22へと出力される。座標検知部22での座標の認識方法に関しては、例えば、ディスプレイ3の表示画面がいわゆるタッチパネルに対応している場合や、専用のセンサを設けて、センサにより電子ペンのペン先の位置を認識する、などの方法が知られている。
座標検知部22は、ディスプレイ3の表示画面に沿って移動する電子ペン4の各筆記座標を検知して座標情報を出力する。
イベント振分部25は、座標検知部22によって検知されたイベントの座標位置と接触検知部24によって検出された検出結果を、ストローク描画、UI操作、及びジェスチャ操作の各イベントに振り分ける。イベント振分部25(ストローク情報生成手段)は、座標検知部22が出力した座標情報に基づいて、筆記操作による1つのストロークについての座標情報をストローク情報として生成する。
画像処理部30は、上述した背景生成部34、ストローク処理部32、ページ処理部37、表示重畳部36を備えている。
ページ処理部37は、座標検知部22で検出した座標データや背景色の複数の色データなどの表示情報を記憶するフレームメモリ37aを備えている。
ページ処理部37は、座標検知部22からイベント振分部25を介して取得した電子ペン4の移動位置の座標の軌跡を表すストローク画像(B)をフレームメモリ37aのレイヤ(B)に書き出す。この際、ページ処理部37は、筆記色記憶部32aから取得した筆記色データに基づいて、ストローク画像(B)をフレームメモリ37aに書き出す。
背景生成部34は、座標検知部22で検出した座標に相当する背景色(D)をフレームメモリ37aから取得する背景色取得部34aを備えている。
背景色取得部34aは、座標検知部22で検出した座標に基づいて、当該座標に相当する背景色をフレームメモリ37aから取得して、背景色を色信号比較部32bに出力する。
ストローク処理部32は、筆記色記憶部32a、色信号比較部32b、輪郭色発生部32c、輪郭画像描画部32dを備えている。ストローク処理部32(ストローク画像描画手段)は、ストローク情報に基づいてストローク画像を描画する。筆記色記憶部32aは、ユーザが設定した指定筆記色を記憶する。
色信号比較部32bは、背景色取得部34aを介して取得した指定筆記色と、背景生成部34から取得した背景色とを比較する。色信号比較部32bは、指定筆記色と背景色との間に同一性があると判断した場合には、輪郭色発生部32cにて輪郭色を決定し、輪郭色および輪郭を描く座標データを輪郭画像描画部32dに設定する。
輪郭色発生部32cは、輪郭色を決定して輪郭画像記憶部32eに出力して記憶させるとともに、電子ペンの移動位置の座標データを同時に輪郭画像記憶部32eに記憶させる。
輪郭画像描画部32dは、輪郭色発生部32cにより発生された輪郭画像を記憶する輪郭画像記憶部32eを有し、輪郭画像記憶部32eから輪郭色および輪郭を付与するストロークの座標情報に基づいて、ストローク画像の輪郭画像をフレームメモリ37aのレイヤ(B)上に描画する。
表示重畳部36は、画像取得部31からの出力画像(C)、ページ処理部37からのストローク画像(B)、UI画像生成部33からのUI画像(A)、及び、ページ処理部37からの背景画像(D)を、レイアウト管理部35によって指定されたレイアウトに従って重畳する。これにより、図4に示されているように、各画像が重なってもユーザが見える順に、UI画像(A)、ストローク画像(B)、出力画像(C)、及び背景画像(D)の各レイヤの構成となっている。
映像重畳部28は、表示重畳部36で重畳された画像を映像としてディスプレイ3に表示する。
<実施形態の処理又は動作>
図6を参照して、画像処理部30の動作について説明する。図6は画像処理部30の動作を表すフローチャートである。
電子ペン4をディスプレイ3の表示画面に接近又は接触させて文字や図形を入力すると、座標検知部22は電子ペンのペン先が移動する位置の各座標を逐次検出し、検出した電子ペンの移動位置の座標データをイベント振分部25に出力する。この際、イベント振分部25は、電子ペンのペン先が移動したことをムーブイベントとして判定し、ページ処理部37に電子ペンの移動位置の座標データを出力する。ページ処理部37は、座標検知部22からイベント振分部25を介して取得した電子ペンの移動位置の座標データをフレームメモリ37aに格納する(ステップS1、ステップS2)。この際、ページ処理部37は、電子ペンの移動位置の座標データを背景色取得部34aにも出力する。
背景色取得部34aは、電子ペンの移動位置の座標データに対応してフレームメモリ37aから各座標位置の背景色データを読み出して色信号比較部32bに出力する。色信号比較部32bは、背景色取得部34aが電子ペンの移動位置の座標データに対応した背景色データを取得し(ステップS3)、引き続き筆記色記憶部32aから指定筆記色データを取得する(ステップ4)。
その後、色信号比較部32bは、フレームメモリ37aから取得した電子ペンの移動位置の座標データに対応した背景色データと、筆記色記憶部32aから取得した指定筆記色データとを比較する(ステップS5)。
ここで、ステップS5においては、指定筆記色データと背景色データとが、表示画面上に表示される際に、ユーザが視認できるかどうか、といった観点で、色の同一性の有無を判断する。例えば、指定筆記色データと背景色データとをマンセル表色系を用いて比較する場合について説明する。
マンセル表色系とは、色相H、明度V、彩度Cを数字と文字で表しHV/Cの形で各色を表示する表色系である。色の三属性として、色相、明度、彩度があるが、ここでは色相で比較する場合について説明する。マンセル表色系においては、色相は100分割されているため、指定筆記色データと背景色データとの色相の差が、あらかじめ定めた閾値Hthよりも小さい場合には、両者に色の同一性があると判断する。閾値Hthの例としては10〜20程度を選択することが考えられる。
ステップS5において、指定筆記色データと背景色データとの間に色の同一性があると判断された場合には、ステップS6に進む。輪郭色発生部32cは、ディスプレイ3の表示画面に表示するペン軌跡にペン輪郭を付与するために、ペンの輪郭色を算出する(ステップS6)。
ステップS6について、ペンの輪郭色についてマンセル表色系を用いて算出する場合を例として示す。例えば、輪郭の色を色相に基づいて算出する場合には、マンセル表色系における、指定筆記色と対象位置にある補色を選択する。
ステップS6において、輪郭色発生部32cは、決定した輪郭色を輪郭画像記憶部32eに出力して記憶させる。なお、輪郭色発生部32cは、必要な背景色上でのみ輪郭を描くため、上述した輪郭の色情報と共に、電子ペンの移動位置の座標データを同時に輪郭画像記憶部32eに記憶させる。
このように、ストローク画像の筆記色と背景色とが類似している場合でも、背景色と、ストローク画像の筆記色を比較して輪郭画像の色を決定することで、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
また、背景色と、ストローク画像の筆記色を比較し、輪郭画像を表示するか否かを決定することで、視認性が低下する背景色領域上でのみ輪郭画像を表示させるため、ユーザの意図に近い文字形態や図形を描くことが可能になる。また、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
さらに、輪郭画像の色をマンセル表色系の色相環、明度、彩度の少なくとも何れか1つに基づいて決定することで、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
次いで、ページ処理部37は、フレームメモリ37aが、筆記色記憶部32aから筆記色を取得し、この筆記色に基づいて電子ペンの移動位置の座標を表すフレームメモリ上の位置に筆記色を記憶することでストローク画像(B)を描画する。一方、輪郭画像描画部32dは、輪郭画像記憶部32eから輪郭色および輪郭を付与するストロークの座標情報(電子ペンの移動位置の座標)に基づいて、ストローク画像の輪郭画像をフレームメモリ37a上のレイヤ(B)に描画する(ステップS8)。
すなわち、輪郭画像描画部32dは、ストローク画像の座標情報を中心に一定の半径の円形状の内部について、ストローク画像の座標点の軌跡を除く部分に輪郭色を付与する。
この結果、輪郭画像描画部32dは、ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像をフレームメモリ37a上のレイヤ(B)に描画することができる。
このように、ストローク画像の筆記色を記憶しておき、ストローク画像の座標情報に対応した背景色を記憶しておき、ストローク画像の筆記色と、ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描画することで、ストローク画像の筆記色と背景色とが類似している場合でも、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描いておくので、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
次いで、表示重畳部36は、画像取得部31からの出力画像(C)、ページ処理部37のフレームメモリ37aから取得したストローク画像(B)、UI画像生成部33からのUI画像(A)、及び、ページ処理部37のフレームメモリ37aから取得した背景画像(D)を、レイアウト管理部35によって指定されたレイアウトに従って重畳する。これにより、図4に示されているように、各画像が重なってもユーザが見える順に、UI画像(A)、ストローク画像(B)、出力画像(C)、及び背景画像(D)の各レイヤの構成となっている。
映像重畳部28は、表示重畳部36で重畳された画像を映像としてディスプレイ3に表示する。この結果、図7乃至図9に示すストローク画像や輪郭画像がディスプレイ3に表示される。
次に、図7〜図9を参照して、ストローク処理部32によって処理された結果について説明する。
図7は、本発明におけるペン軌跡とペン輪郭を表す模式図である。
図7において、P1はユーザが選択したペン色を用いて描画したペン軌跡である。P2はペン軌跡P1の周囲に生成されたペン輪郭である。
ペン輪郭P2の色は、例えば、マンセル表色系の色相環の考え方を採用し、ペン軌跡P1のペン色と対象色相である補色を選択したり、または、同一色相で明度のみ変えたり、または色相および明度を組み合わせて適用するなどの方法がある。
図8は、異なる複数の背景色A〜Dよりも前面のレイヤ(B)上に、ペン軌跡を描いた場合の画面イメージを表す図である。図8においては、指定筆記色データの補色をペン輪郭として描いた場合を表している。背景色Aや背景色Bは、ペン軌跡およびペン輪郭の色とは異なっているため、ペン軌跡およびペン輪郭共にユーザは視認することが可能である。
背景色Cはペン軌跡の色と同じ色であるが、ペン輪郭があるために、ユーザはペン軌跡を視認することが可能となる。
これに対して、背景色Dはペン輪郭の色と同じ色であるため、ペン輪郭の色を視認することができない。しかしながら、ペン輪郭の色はペン軌跡の色とは色相環上では対照的な位置に属する色であるため、ペン軌跡が見えなくなるようなことは無く、ユーザはペン軌跡を視認可能である。
このように、どのような背景色の上であっても、ペン軌跡を視認することが可能となる。
図9を参照して、本実施形態における更なる有効な活用例について説明する。図9は、視認上必要な領域のみにペン輪郭を付加しことを表す図である。
上述したように、例えば図8に示すような背景色とペン軌跡の色の組み合わせでは、背景色Cの領域にかかるペン軌跡のみに輪郭線を付けることで、ペン軌跡を視認することが可能となる。従って、ペン軌跡の背景色とペン軌跡の色とを比較し、輪郭の有無を判断することにより、必要な部分のみペン輪郭を表示することが可能となる。
この結果、視認性が低下する背景色Cの領域上でのみペン輪郭が現れるため、ユーザの意図に近い文字形態や図形を描くことが可能になる。
従来技術にあっては、ユーザが意図して指定筆記色を選択したにもかかわらず、背景色データの影響で指定筆記色が変わってしまい、ユーザのイメージどおりの色で図形や文字を描くことができなかった。
これに対して、本発明によれば、指定筆記色データ自体を変更することなく、ペン軌跡の周りに輪郭を描画することにより、ユーザがイメージした通りの色で図形や文字を描くことができる。さらに、従来技術のように、背景色の影響を受けて背景色と指定筆記色とが同一の場合にペン軌跡が見えなくなるといったことが発生せず、常に鮮明に文字や図形を認識することが可能となる。
<本発明の実施態様例の構成、作用、効果>
<第1態様>
本態様の電子黒板2は、ディスプレイ3(表示手段)と、ディスプレイ3の表示画面に沿って移動することにより筆記操作を行う電子ペン4(指示体)と、表示画面に沿って移動する電子ペン4の各筆記座標を検知する座標検知部22と、座標検知部22が検知した座標情報に基づいてストローク情報を生成するイベント振分部25(ストローク情報生成手段)と、ストローク情報に基づいてストローク画像を描画するストローク処理部32(ストローク画像描画手段)と、を備えた電子黒板2であって、ストローク画像の筆記色を記憶する筆記色記憶部32aと、ストローク画像の座標情報に対応した背景色を記憶するフレームメモリ37a(背景色記憶手段)と、ストローク画像の筆記色と、ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描画する輪郭画像描画部32dと、を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、ストローク画像の筆記色を記憶しておき、ストローク画像の座標情報に対応した背景色を記憶しておき、ストローク画像の筆記色と、ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描画することで、ストローク画像の筆記色と背景色とが類似している場合でも、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描いておくので、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
<第2態様>
本態様の輪郭画像描画部32dは、背景色と、ストローク画像の筆記色とを比較して、輪郭画像の色を決定することを特徴とする。
本態様によれば、ストローク画像の筆記色と背景色とが類似している場合でも、背景色と、ストローク画像の筆記色とを比較して輪郭画像の色を決定することで、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
<第3態様>
本態様の輪郭画像描画部32dは、背景色と、ストローク画像の筆記色とを比較して、輪郭画像を表示するか否かを決定することを特徴とする。
本態様によれば、背景色と、ストローク画像の筆記色とを比較して、輪郭画像を表示するか否かを決定することで、視認性が低下する背景色領域上でのみ輪郭画像を表示させるため、ユーザの意図に近い文字形態や図形を描くことが可能になる。また、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
<第4態様>
本態様の輪郭画像描画部32dは、輪郭画像の色を、マンセル表色系の色相環、明度、彩度の少なくとも何れか1つに基づいて決定することを特徴とする。
本態様によれば、輪郭画像の色を、マンセル表色系の色相環、明度、彩度の少なくとも何れか1つに基づいて決定することで、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
<第5態様>
本態様の画像処理方法は、ディスプレイ3(表示手段)と、ディスプレイ3の表示画面に沿って移動することにより筆記操作を行う電子ペン4(指示体)と、表示画面に沿って移動する電子ペン4の各筆記座標を検知して座標情報を出力する座標検知部22と、座標検知部22が出力した座標情報に基づいて、筆記操作による1つのストロークについての座標情報をストローク情報として生成するイベント振分部25(ストローク情報生成手段)と、ストローク情報に基づいてストローク画像を描画するストローク処理部32(ストローク画像描画手段)と、を備えた電子黒板2の画像処理方法であって、ストローク画像の筆記色を筆記色記憶部32aに記憶しておき、ストローク画像の座標情報に対応した背景色をフレームメモリ37aに記憶しておき、ストローク画像の筆記色と、ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を輪郭画像描画部32dにより描画する(ステップS8)ことを特徴とする。
本態様によれば、ストローク画像の筆記色を記憶しておき、ストローク画像の座標情報に対応した背景色を記憶しておき、ストローク画像の筆記色と、ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描画することで、ストローク画像の筆記色と背景色とが類似している場合でも、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描いておくので、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
<第6態様>
本態様の画像通信システムは、ディスプレイ3(表示手段)、ディスプレイ3の表示画面に沿って移動することにより筆記操作を行う電子ペン4(指示体)、表示画面に沿って移動する電子ペン4の各筆記座標を検知して座標情報を出力する座標検知部22、座標検知部22が出力した座標情報に基づいて、筆記操作による1つのストロークについての座標情報をストローク情報として生成するイベント振分部25(ストローク情報生成手段)、ストローク情報に基づいてストローク画像を描画するストローク処理部32(ストローク画像描画手段)、及び、ストローク情報を受信側の電子黒板2に送信する通信制御部70を備えた送信側の電子黒板2と、送信側の電子黒板2から通信ネットワークを介して送信されたストローク情報を受信する受信側の電子黒板2と、を備えた画像通信システムであって、受信側の電子黒板2は、ストローク情報に基づいて、ストローク画像の筆記色を記憶する筆記色記憶部32aと、ストローク画像の座標情報に対応した背景色を記憶するフレームメモリ37a(背景色記憶手段)と、ストローク画像の筆記色と、ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描画する輪郭画像描画部32dと、を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、ストローク画像の筆記色を記憶しておき、ストローク画像の座標情報に対応した背景色を記憶しておき、ストローク画像の筆記色と、ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描画することで、送信側の電子黒板2から受信したストローク画像の筆記色と背景色とが類似している場合でも、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
<第7態様>
本態様の輪郭画像描画部32dは、背景色と、ストローク画像の筆記色とを比較して、輪郭画像の色を決定することを特徴とする。
本態様によれば、ストローク画像の筆記色と背景色とが類似している場合でも、背景色と、ストローク画像の筆記色を比較して輪郭画像の色を決定することで、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
<第8態様>
本態様の輪郭画像描画部32dは、背景色と、ストローク画像の筆記色とを比較して、輪郭画像を表示するか否かを決定することを特徴とする。
本態様によれば、背景色と、ストローク画像の筆記色を比較し、輪郭画像を表示するか否かを決定することで、視認性が低下する背景色領域上でのみ輪郭画像を表示させるため、ユーザの意図に近い文字形態や図形を描くことが可能になる。また、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
<第9態様>
本態様の輪郭画像描画部32dは、輪郭画像の色を、マンセル表色系の色相環、明度、彩度の少なくとも何れか1つに基づいて決定することを特徴とする。
本態様によれば、輪郭画像の色を、マンセル表色系の色相環、明度、彩度の少なくとも何れか1つに基づいて決定することで、筆記色を変更することなく、ストローク画像の色と背景色とが同化せず、ストローク画像を視認し易くすることができる。
<第10態様>
本態様のプログラムは、第10態様記載の各ステップをプロセッサに実行させることを特徴とする。
本態様によれば、第10態様記載の各ステップをプロセッサに実行させることができる。
1…画像処理システム、2…電子黒板、3…ディスプレイ、4…電子ペン、5…USBメモリ、6…ノートPC、7…テレビ会議端末、8…PC、9…通信ネットワーク、10a1…ケーブル、20…クライアント機、90…サーバ機、20…クライアント機、20…クライアント機、21…映像取得部、22…座標検知部、23…自動調整部、24…接触検知部、25…イベント振分部、26…操作処理部、27…ジェスチャ処理部、28…映像重畳部、29−1…指判別部、29−2…指入力開始待機タイマー、30…画像処理部、31…画像取得部、32…ストローク処理部、32a…筆記色記憶部、32b…色信号比較部、32c…輪郭色発生部、32d…輪郭画像描画部、32e…輪郭画像記憶部、33…UI画像生成部、34…背景生成部、34a…背景色取得部、35…レイアウト管理部、36…表示重畳部、37…ページ処理部、38…マーカー処理部、39…コンテキスト処理部、40…ファイル処理部、60…通信制御部、68…遠隔コンテキスト送信部、67…遠隔コンテキスト受信部、90…サーバ機、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…SSD、105…ネットワークコントローラ、106…外部記憶コントローラ、111…キャプチャデバイス、113…ディスプレイコントローラ、115…接触センサ、114…センサコントローラ、116…電子ペンコントローラ、112…GPU、120…バスライン、300…ページデータ記憶部、310…遠隔ライセンス管理テーブル、610…参加拠点管理テーブル、840…操作データ記憶部
特開平11−327789号公報

Claims (10)

  1. 表示手段と、
    前記表示手段の表示画面に沿って移動することにより筆記操作を行う指示体と、
    前記表示画面に沿って移動する前記指示体の各筆記座標を検知する座標検知手段と、
    前記座標検知手段が検知した座標情報に基づいてストローク情報を生成するストローク情報生成手段と、
    前記ストローク情報に基づいてストローク画像を描画するストローク画像描画手段と、を備えた画像処理装置であって、
    前記ストローク画像の筆記色を記憶する筆記色記憶手段と、
    前記ストローク画像の座標情報に対応した背景色を記憶する背景色記憶手段と、
    前記ストローク画像の筆記色と、前記ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、前記ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描画する輪郭画像描画手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記輪郭画像描画手段は、
    前記背景色と、前記ストローク画像の筆記色とを比較して、前記輪郭画像の色を決定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記輪郭画像描画手段は、
    前記背景色と、前記ストローク画像の筆記色とを比較して、前記輪郭画像を表示するか否かを決定することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記輪郭画像描画手段は、
    前記輪郭画像の色を、マンセル表色系の色相環、明度、彩度の少なくとも何れか1つに基づいて決定することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 表示手段と、
    前記表示手段の表示画面に沿って移動することにより筆記操作を行う指示体と、
    前記表示画面に沿って移動する前記指示体の各筆記座標を検知して座標情報を出力する座標検知手段と、
    前記座標検知手段が出力した座標情報に基づいて、前記筆記操作による1つのストロークについての座標情報をストローク情報として生成するストローク情報生成手段と、
    前記ストローク情報に基づいてストローク画像を描画するストローク画像描画手段と、を備えた画像処理装置であって、
    前記ストローク画像の筆記色を筆記色記憶手段に記憶する筆記色記憶ステップと、
    前記ストローク画像の座標情報に対応した背景色を背景色記憶手段に記憶する背景色記憶ステップと、
    前記ストローク画像の筆記色と、前記ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、前記ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描画する輪郭画像描画ステップと、を備えたことを特徴とする画像処理方法。
  6. 表示手段、
    前記表示手段の表示画面に沿って移動することにより筆記操作を行う指示体、
    前記表示画面に沿って移動する前記指示体の各筆記座標を検知して座標情報を出力する座標検知手段、
    前記座標検知手段が出力した座標情報に基づいて、前記筆記操作による1つのストロークについての座標情報をストローク情報として生成するストローク情報生成手段、
    前記ストローク情報に基づいてストローク画像を描画するストローク画像描画手段、
    及び、前記ストローク情報を受信側の画像処理装置に送信する送信手段を備えた送信側の画像処理装置と、
    前記送信側の画像処理装置から通信ネットワークを介して送信された前記ストローク情報を受信する受信側の画像処理装置と、を備えた画像通信システムであって、
    前記受信側の画像処理装置は、
    前記ストローク情報に基づいて、前記ストローク画像の筆記色を記憶する筆記色記憶手段と、
    前記ストローク画像の座標情報に対応した背景色を記憶する背景色記憶手段と、
    前記ストローク画像の筆記色と、前記ストローク画像の座標情報に対応した背景色に基づいて、前記ストローク画像の輪郭を表す輪郭画像を描画する輪郭画像描画手段と、を備えたことを特徴とする画像通信システム。
  7. 前記輪郭画像描画手段は、
    前記背景色と、前記ストローク画像の筆記色とを比較して、前記輪郭画像の色を決定することを特徴とする請求項6記載の画像通信システム。
  8. 前記輪郭画像描画手段は、
    前記背景色と、前記ストローク画像の筆記色とを比較して、前記輪郭画像を表示するか否かを決定することを特徴とする請求項7記載の画像通信システム。
  9. 前記輪郭画像描画手段は、
    前記輪郭画像の色を、マンセル表色系の色相環、明度、彩度の少なくとも何れか1つに基づいて決定することを特徴とする請求項7記載の画像通信システム。
  10. 請求項5記載の各ステップをプロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
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