JP2016075202A - 蒸気タービン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蒸気タービンは前進用タービンと後進用タービンと排気室が内側に形成される第1ケーシングとを備える。後進用タービンは第1ケーシングとの間に排気室が形成される第2ケーシングを含む。第2ケーシングの最下流位置から後進用タービンの初段落の最上流位置までの軸方向範囲を範囲St、範囲Stのうち第2ケーシングの最下流位置からの所定範囲を範囲Sd、範囲Stのうち範囲Sdを除く範囲を範囲Suとすると、範囲Sdの各位置では範囲Suの各位置よりも第2ケーシングの外周面と後進用タービンの回転軸線との径方向距離が小さい。
【選択図】 図2
Description
ところで、前進用タービン及び後進用タービンを備える蒸気タービンにおいて高効率化を実現するためには、空転損失を防止するのみでは限界があり、他の観点からも検討を行う必要がある。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
4 後進用タービン
6 ケーシング(第1ケーシング)
8 回転軸
8a 回転軸線
10 動翼列
12 タービンロータ部
14 ケーシング
16 静翼列
18 動翼列
18d 最下流側の動翼
20 タービンロータ部
22 ケーシング(第2ケーシング)
22a 外周面
22a1 傾斜面
22a2 傾斜面
22d 最下流位置の端面
24 ノズル列
26 静翼列
26d 最下流側の静翼
27 ノズル車室
28 カーチス段落(初段落)
30 カーチス段落(最終段落)
32 排気室
34 突出部
36 フローガイド
38 連結部材
100 蒸気タービン
Claims (12)
- 前進用タービンと、
前記前進用タービンの排気側に設けられ、前記前進用タービンと回転軸を共有し、前記前進用タービンの蒸気流れの方向と逆方向に蒸気が流れるよう構成された後進用タービンと、
前記前進用タービンの排気及び前記後進用タービンの排気が流入する排気室が内側に形成される第1ケーシングと、
を備える蒸気タービンであって、
前記後進用タービンは、前記第1ケーシングの内側に配置される第2ケーシングであって該後進用タービンのタービンロータ部を収容するとともに前記第1ケーシングとの間に前記排気室が形成される第2ケーシングを含み、
前記第2ケーシングの最下流位置から前記後進用タービンの初段落の最上流位置までの前記後進用タービンの軸方向における範囲を範囲Stとし、前記範囲Stのうち前記第2ケーシングの最下流位置からの所定範囲を範囲Sdとし、前記範囲Stのうち前記範囲Sdを除く範囲を範囲Suとすると、前記範囲Sdの各位置での前記第2ケーシングの外周面と前記後進用タービンの回転軸線との前記後進用タービンの径方向における距離は、前記範囲Suの各位置での前記第2ケーシングの外周面と前記後進用タービンの回転軸線との前記後進用タービンの径方向における距離よりも小さい蒸気タービン。 - 前記範囲Sdの最上流位置は、前記後進用タービンの最下流側の動翼の上流端より上流側にある請求項1に記載の蒸気タービン。
- 前記後進用タービンは、n列の動翼列を備えており、
前記n列の動翼列のうち上流側からi列目の動翼列の前記後進用タービンの軸方向における存在範囲を範囲Si(ただし、iは1以上n未満の自然数)とし、前記範囲Siでの前記第2ケーシングの前記後進用タービンの径方向における厚さをtiとすると、1以上n未満の全てのiについて、ti>ti+1を満たす請求項1又は2に記載の蒸気タービン。 - 前記後進用タービンは、少なくとも二つの段落を含み、
前記後進用タービンの軸方向における前記初段落の存在範囲を範囲Saとし、
前記後進用タービンの軸方向における最終段落の存在範囲を範囲Szとすると、
前記後進用タービンの軸方向における前記範囲Saでの前記第2ケーシングの外周面と前記後進用タービンの回転軸線との前記後進用タービンの径方向における距離は一定の距離R1であり、
前記後進用タービンの軸方向における前記範囲Szでの前記第2ケーシングの外周面と前記後進用タービンの回転軸線との前記後進用タービンの径方向における距離は一定の距離R2であり、
R1>R2を満たすよう第2ケーシングが構成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の蒸気タービン。 - 前記第2ケーシングの外周面は、前記後進用タービンの軸方向における前記範囲Saと前記範囲Szとの間の領域において、前記後進用タービンの軸方向上流側に向かうにつれて前記後進用タービンの回転軸線から離れるように傾斜する傾斜面を含む請求項4に記載の蒸気タービン。
- 前記第2ケーシングの外周面は、前記後進用タービンの軸方向における前記範囲Sdにおいて、前記後進用タービンの軸方向上流側に向かうにつれて前記後進用タービンの回転軸線から離れるように傾斜する傾斜面を含む請求項1乃至3の何れか1項に記載の蒸気タービン。
- 前記後進用タービンの軸方向における前記範囲Sdを含む所定範囲Spでの前記第1ケーシングの厚さは、前記後進用タービンの軸方向における前記所定範囲Spに隣接する所定範囲Sqでの前記第1ケーシングの厚さよりも大きい請求項1乃至6の何れか1項に記載の蒸気タービン。
- 前記第2ケーシングの最下流位置は、前記後進用タービンの軸方向において前記後進用タービンの最終段落の最下流位置よりも上流側にある請求項1に記載の蒸気タービン。
- 前記後進用タービンの前記最終段落はカーチス段落である請求項8に記載の蒸気タービン。
- 前記第2ケーシングの最下流位置は、前記後進用タービンの軸方向において、前記後進用タービンにおける最下流側の動翼の上流端よりも上流側にある請求項8又は9に記載の蒸気タービン。
- 前記後進用タービンの軸方向における前記第2ケーシングの最下流位置の端面には、前記後進用タービンの軸方向下流側に突出する複数の突出部が、前記後進用タービンの周方向に間隔を空けて配設されている請求項8乃至10の何れか1項に記載の蒸気タービン。
- 前記後進用タービンの最終段落の最下流位置から前記第2ケーシングの最下流位置までの前記後進用タービンの軸方向における範囲を範囲Sgとすると、前記後進用タービンの軸方向における前記範囲Sgを含む所定範囲Spでの前記第1ケーシングの厚さは、前記後進用タービンの軸方向における前記所定範囲Spに隣接する所定範囲Sqでの前記第1ケーシングの厚さよりも大きい請求項8乃至11の何れか1項に記載の蒸気タービン。
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JP2014205655A JP6215172B2 (ja) | 2014-10-06 | 2014-10-06 | 蒸気タービン |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Country | Link |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63132804U (ja) * | 1987-02-23 | 1988-08-30 | ||
JP2007092537A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気タービン |
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2014
- 2014-10-06 JP JP2014205655A patent/JP6215172B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JPS63132804U (ja) * | 1987-02-23 | 1988-08-30 | ||
JP2007092537A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 蒸気タービン |
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JP6215172B2 (ja) | 2017-10-18 |
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