JP6930896B2 - タービン及び動翼 - Google Patents
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- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
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Description
さらに、この構成によれば、凸部内周面に形成された入口部から、凸部外周面に形成された出口部に向かって孔部内に蒸気の流れが形成される。この流れが、出口部側に形成されているスワール成分を含む流れに衝突することで、当該スワール成分を低減することができる。
また、この構成によれば、孔部が、入口部から出口部にかけて、上流側から下流側に向かうに従って回転軸の回転方向前方側から後方側に向かって斜めに延びている。一方で、出口部側では、上流側から下流側に向かうに従って回転軸の回転方向後方側から前方側に向かうスワール成分を含む流れが形成されている。即ち、孔部に案内された蒸気は、スワール成分と交差するように流れる。これにより、スワール成分をさらに低減することができる。
さらに、この構成によれば、孔部が、入口部から出口部にかけて、上流側から下流側に向かうに従って回転軸の回転方向前方側から後方側に向かって斜めに延びている。一方で、出口部側では、上流側から下流側に向かうに従って回転軸の回転方向後方側から前方側に向かうスワール成分を含む流れが形成されている。即ち、孔部に案内された蒸気は、スワール成分と交差するように流れる。これにより、スワール成分をさらに低減することができる。
回流が形成されている。しかしながら、上記の構成では、孔部を通じた流れを、径方向外側の空間側で生じているスワール成分(旋回流成分)に衝突させることで、当該スワール成分を低減することができる。
さらに、この構成によれば、凸部内周面に形成された入口部から、凸部外周面に形成された出口部に向かって孔部内に蒸気の流れが形成される。この流れが、出口部側に形成されているスワール成分を含む流れに衝突することで、当該スワール成分を低減することができる。
また、この構成によれば、孔部が、入口部から出口部にかけて、上流側から下流側に向かうに従って回転軸の回転方向前方側から後方側に向かって斜めに延びている。一方で、出口部側では、上流側から下流側に向かうに従って回転軸の回転方向後方側から前方側に向かうスワール成分を含む流れが形成されている。即ち、孔部に案内された蒸気は、スワール成分と交差するように流れる。これにより、スワール成分をさらに低減することができる。
本発明の第一実施形態について、図面を参照して説明する。図1に示すように、蒸気タービン1は、軸線O方向に沿って延びる蒸気タービンロータ3(回転軸)と、蒸気タービンロータ3を外周側から覆う蒸気タービンケーシング2(ケーシング)と、蒸気タービンロータ3の軸端11を軸線O回りに回転可能に支持するジャーナル軸受4、及びスラスト軸受5と、を備えている。
次に、本発明の第二実施形態について、図4から図6を参照して説明する。なお、上記の第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図4に示すように、本実施形態では、シュラウド本体34Aに孔部9が形成されている。孔部9は、シュラウド上流面343に形成された入口部91から、シュラウド外周面341に形成された出口部92にかけて、シュラウド本体34Aを貫通するように形成されている。即ち、周方向から見て、孔部9は、入口部91から出口部92にかけて、上流側から下流側に向かうに従って、径方向内側から外側に向かうように延びている。
2…蒸気タービンケーシング
3…蒸気タービンロータ
4…ジャーナル軸受
5…スラスト軸受
6…シールフィン
7…被削部
8,9…孔部
8L…列部
11…軸端
12…蒸気供給管
13…蒸気排出管
20…主流路
24…静翼台座
30…動翼
31…翼本体
34…動翼シュラウド
34A…シュラウド本体
34B…凸部
50…凹部
51…凹部内周面
52…凹部上流面
61…シュラウド側シールフィン
62…凹部側シールフィン
62A…シール上流面
81,91…入口部
82,92…出口部
341…シュラウド外周面
342…シュラウド内周面
343…シュラウド上流面
344…凸部内周面
345…凸部外周面
C…キャビティ
Fi…噴流
Fs…スワール成分
O…軸線
S1…主蒸気
S2…副流
V1…高圧空間
V2…低圧空間
Claims (7)
- 軸線回りに回転する回転軸と、
該回転軸から径方向外側に向かって延びる翼本体、および該翼本体の先端に設けられたシュラウド本体を有するシュラウドを備える動翼と、
前記回転軸及び前記動翼を外周側から囲うとともに、内周に前記シュラウドを収容する凹部が形成されたケーシングと、
互いに対向する前記シュラウド本体の外周面と前記ケーシングの凹部における径方向内側を向く凹部底面との少なくとも一方に設けられて他方に向かって突出するシール部と、
を備え、
前記シュラウド本体における上流側を向くシュラウド上流面、前記シール部における上流側を向くシール上流面、前記凹部における上流側に位置する凹部上流面、及び前記凹部底面によってキャビティが画成され、
前記シュラウドは、
前記シュラウド上流面から、前記凹部上流面に向かって突出するとともに周方向にわたって延びて、前記キャビティを径方向内側の高圧空間と径方向外側の低圧空間とに区画する凸部をさらに有し、
前記シュラウドに、前記高圧空間と前記低圧空間とを連通する複数の孔部が形成され、
前記複数の孔部は、前記凸部における径方向内側を向く凸部内周面に形成された入口部から、前記凸部における径方向外側を向く凸部外周面に形成された出口部にかけて、前記凸部を貫通するように形成され、
前記孔部は、前記入口部から前記出口部にかけて、上流側から下流側に向かうに従って前記回転軸の回転方向前方側から後方側に向かって延びるタービン。 - 前記複数の孔部は、周方向に間隔をあけて配列されている請求項1に記載のタービン。
- 前記複数の孔部は、周方向に間隔をあけて配列されるとともに、軸線方向に間隔をあけて配列された複数の列部を有し、互いに隣り合う前記列部同士で、周方向における位置が異なっている請求項1又は2に記載のタービン。
- 軸線回りに回転する回転軸と、
該回転軸から径方向外側に向かって延びる翼本体、および該翼本体の先端に設けられたシュラウド本体を有するシュラウドを備える動翼と、
前記回転軸及び前記動翼を外周側から囲うとともに、内周に前記シュラウドを収容する凹部が形成されたケーシングと、
互いに対向する前記シュラウド本体の外周面と前記ケーシングの凹部における径方向内側を向く凹部底面との少なくとも一方に設けられて他方に向かって突出するシール部と、
を備え、
前記シュラウド本体における上流側を向くシュラウド上流面、前記シール部における上流側を向くシール上流面、前記凹部における上流側に位置する凹部上流面、及び前記凹部底面によってキャビティが画成され、
前記シュラウドは、
前記シュラウド上流面から、前記凹部上流面に向かって突出するとともに周方向にわたって延びて、前記キャビティを径方向内側の高圧空間と径方向外側の低圧空間とに区画する凸部をさらに有し、
前記シュラウドに、前記高圧空間と前記低圧空間とを連通する複数の孔部が形成され、
前記複数の孔部は、前記シュラウド上流面に形成された入口部から、前記シュラウド本体の外周面に形成された出口部にかけて、前記シュラウド本体を貫通するように形成され、
前記孔部は、前記入口部から前記出口部にかけて、上流側から下流側に向かうに従って前記回転軸の回転方向前方側から後方側に向かって延びるタービン。 - 前記シュラウド本体の外周面は、前記凸部における径方向外側を向く凸部外周面と面一である請求項1から4のいずれか一項に記載のタービン。
- 前記凹部上流面における前記凸部と対向する領域に、該凸部よりも被削性の高い材料で形成された被削部が設けられている請求項1から5のいずれか一項に記載のタービン。
- 軸線に対する径方向に延びる翼本体、および該翼本体の先端に設けられたシュラウド本体を有するシュラウドを備える動翼であって、
前記シュラウドは、
前記シュラウドの前記軸線方向一方側を向く面から、前記軸線方向一方側に向かって突出するとともに周方向にわたって延びる凸部をさらに有し、
前記シュラウドに、
前記凸部における径方向内側を向く面と前記シュラウド本体の軸線方向一方側を向く面とによって画成される空間、及び、前記シュラウドの径方向外側の空間を連通する複数の孔部が形成され、
前記複数の孔部は、前記凸部における径方向内側を向く凸部内周面に形成された入口部から、前記凸部における径方向外側を向く凸部外周面に形成された出口部にかけて、前記凸部を貫通するように形成され、
前記孔部は、前記入口部から前記出口部にかけて、上流側から下流側に向かうに従って前記回転軸の回転方向前方側から後方側に向かって延びる動翼。
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JP2017210885A JP6930896B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | タービン及び動翼 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017210885A JP6930896B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | タービン及び動翼 |
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JP6930896B2 true JP6930896B2 (ja) | 2021-09-01 |
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ID=66670307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017210885A Active JP6930896B2 (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | タービン及び動翼 |
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