JP5651459B2 - タービンエンジンにおける圧縮機の動作に関するシステム及び装置 - Google Patents

タービンエンジンにおける圧縮機の動作に関するシステム及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、概して、タービンエンジンの効率及び/又は動作を向上させるシステム及び装置に関する。より詳細には、限定されるものではないが、本発明は圧縮機の動作、特に、漏れ流れの主流路への効率的な再導入に関する改良型システム及び装置に関する。
周知のように、タービンエンジンの性能は、エンジンのタービン及び圧縮機セクションの段の間に発生する漏れを除去又は削減する機能によって大いに影響を受ける。一般に、これは、回転構成要素と固定構成要素の間に存在する隙間が原因で生じる。より詳細には、圧縮機では、漏れは一般的に、固定されている圧縮機静翼のシュラウドと、シュラウドに対向し、シュラウドを実質的に包囲する回転バレルとによって規定されるキャビティから発生する。高圧から低圧へと流れることで、この漏れは、主流路の流れの反対の方向である流れをもたらす。即ち、流れはシュラウドの下流側からシュラウドキャビティに入り、上流側に流れて、そこでシュラウドの上流側から主流へと再び放出される。
当然のことながら、シールはこの流れを制限するために使用される。しかし、1つの面が移動していて、もう一つの面が静止しているとすると、従来のシールはこの漏れ流れの発生の大半を防ぐことができない。固定構造と回転構造の間の隙間を削減することが望ましいが、それを除去することは、通常は、回転構成要素の遠心特性だけでなく、回転構成要素と固定構成要素の間で必然的に異なる熱的特性が原因で実用的ではない。更に熱的及び遠心特性を左右する構成要素の製造上の公差と作動状態のばらつきを考えると、一般的に、漏れ隙間が少なくとも特定の作動状態の間に形成することは事実である。もちろん、漏れは一般的に、漏れ隙間全体に存在する圧力差によって生じる。しかし、漏れ隙間全体の圧力差を減少させることはできるかもしれないが、作動流体速度の構成要素の空力設計に望ましくない制限を課すので、これは一般的に高くなり過ぎる。
この類の圧縮機の漏れが、少なくとも2つの目に見える点でエンジンの効率を低下させることは理解されるであろう。第1に、漏れ自体が圧縮機を通る主流の圧力を低下させ、従って、燃焼器に供給される前に主流の圧力を所望のレベルまで上昇させるためにエンジンが消費しなければならないエネルギーを増加させる。第2に、漏れ流れがシュラウドキャビティから出て主流路に再び入るときに、混合損失が発生する。
当業者には理解されるように、この種の混合損失は深刻であり、圧縮機の効率の大幅な損失をもたらす。混合損失が比較的高い理由の1つは、混合点において、漏れ流れと主流が異なる方向及び/又は異なる速度で流れているからである。より詳細には、前の段の動翼をちょうど通過している主流は、比較的高速で有意な接線方向成分を持って流れる。それに対して、シュラウドキャビティを通って典型的な歪曲経路を通り抜ける漏れ流れは、比較的低速で流れ、主に半径方向に配向されており、主流の接線方向成分が欠けている。
そのため、漏れ流れが圧縮機の主流に再び入るときに発生する混合損失を低減する改良型システム及び装置が必要である。
従って、本発明は、タービンエンジンの圧縮機であって、少なくとも部分的に、回転構造によって包囲され、それらの間にシュラウドキャビティを形成するシュラウドを備えた静翼を含む圧縮機において、圧縮機は、シュラウドキャビティ内に配置された複数の接線流インデューサを備え、各接線流インデューサは、回転時、接線方向成分を誘導し、且つ/又はシュラウドキャビティから出る漏れ流れの速度を増加させるように構成される回転構造上に配置された面からなる圧縮機を説明する。
例示的実施形態において、接線流インデューサは、回転時、上流の隙間を介してシュラウドキャビティから出て圧縮機の主流路に再び入る漏れ流れに接線方向成分を誘導するように構成される回転構造上に配置された面を含む。
例示的実施形態において、シュラウドキャビティは、シュラウドの前端面と、シュラウドの前端面に対向する回転構造の面との間に維持された軸方向隙間を含む上流キャビティ部分を含む。例示的実施形態において、接線流インデューサは、上流キャビティ部分内に配置される。
例示的実施形態において、上流キャビティ部分は、シュラウドの外側半径方向前縁部上に配置された前縁フランジによって部分的に包囲され、接線流インデューサの外側半径方向縁部は、前縁フランジの軸方向終端部の半径方向位置の内側寄りで終端しており、シュラウドの前端面に対向する回転構造はステップを含む。例示的実施形態において、回転構造は、動作中にタービンの軸線を中心に回転する構成要素を含み、静翼は、前縁部及び後縁部と、内側半径方向端部にシュラウドとを有する翼形部を含む固定構成要素を含み、上流の隙間は、シュラウドの外側半径方向前縁部とシュラウドの外側半径前縁部に対向する回転構造との間に隙間を含む。
例示的実施形態において、シュラウドキャビティは、シュラウドの内側面と、シュラウドの内側面に対向する回転構造の面との間に半径方向隙間を含む中間キャビティ部分と、シュラウドの後端面と、シュラウドの後端面に対向する回転構造の面との間に軸方向隙間を含む下流キャビティ部分とを含む。例示的実施形態において、上流キャビティ部分、中間キャビティ部分、及び下流キャビティ部分は流体連通しており、圧縮機のある作動状態の間に、漏れ流れは下流の隙間を介してシュラウドキャビティに入り、下流キャビティ部分を通って半径方向内側に流れ、中間キャビティ部分を通って軸方向上流方向に流れ、上流キャビティ部分を通って半径方向外側に流れ、上流の隙間を介してシュラウドキャビティから出る漏れを含む。
例示的実施形態において、接線流インデューサは、面を誘導するフィンを含み、フィンは、面がほぼ回転方向へ向かうように構成される。
例示的実施形態において、フィンは、上流キャビティ部分内の回転構造のほぼ半径方向に位置合わせされた面から軸方向に延在する。
例示的実施形態において、上流キャビティ部分はステップを含み、フィンは、ステップのほぼ軸方向に位置合わせされた面から半径方向に延在する。例示的実施形態において、フィンは「L」字型を有し、「L」字型の第1の脚部は略軸方向に延在し、「L」字型の第2の脚部は略半径方向に延在し、フィンの厚みは略円周方向に延在する。
例示的実施形態において、フィンの配向は、フィンが半径方向に配向された基準線に対して∠Θを成すように半径方向にオフセットされ、∠Θは−20°〜20°の間の値を有する。例示的実施形態において、フィンの配向は、フィンが軸方向に配向された基準線に対して∠Ωを成すようにオフセットされ、∠Ωは−20°〜20°の間の値を有する。例示的実施形態において、フィンの配向は、フィンが回転部品の回転方向へ傾くように軸方向にオフセットされている。
本発明は、更に、タービンエンジンの圧縮機であって、少なくとも部分的に、回転構造によって包囲され、それらの間にシュラウドキャビティを形成するシュラウドを備えた静翼と、シュラウドキャビティ内の回転構造上に等間隔に配置された複数の流れインデューサであって、各々が面を有するフィンを含む流れインデューサとを備える圧縮機において、フィンが回転方向へ向かうように構成され、フィンは、回転時、シュラウドキャビティ流から出る漏れ流れに接線方向成分を誘導するように構成される圧縮機を説明する。
本発明のこれら及びその他の特徴は、図面及び添付の特許請求の範囲に関連してなされる以下の好適な実施形態の詳細な説明を検討することによって明らかになるであろう。
本発明のこれら及びその他の特徴は、添付図面に関連してなされる以下の本発明の例示的実施形態のより詳細な説明を十分考慮することによってより完全に理解及び認識されるであろう。
本発明の実施形態を使用することができる例示的なガスタービンエンジンの概略図である。 図1のガスタービンエンジンにおける圧縮機の断面図である。 図1のガスタービンエンジンにおけるタービンの断面図である。 従来のシュラウドキャビティの図である。 本発明の実施形態を含むシュラウドキャビティの図である。 本発明の代替的実施形態を含むシュラウドキャビティの図である。 本発明の代替的実施形態を含むシュラウドキャビティの図である。
背景として、ここで各図を参照すると、図1〜3は、本発明の実施形態を使用することができる例示的なガスタービンエンジンを示す。図1は、ガスタービンエンジン50の概略図である。一般に、ガスタービンエンジンは、圧縮空気流中の燃料の燃焼により生成される加圧高温ガス流からエネルギーを抽出することによって作動する。図1に示すように、ガスタービンエンジン50は、共通のシャフト又はロータによって下流のタービンセクション又はタービン54に機械的に連結されている軸流圧縮機52と、圧縮機52とタービン54との間に位置付けられている燃焼器56とを備えて構成される。
図2は、図1のガスタービンエンジンで使用することができる例示的な多段軸流圧縮機52の図を示す。図示のように、圧縮機52は複数の段を含む。各段は、一列の圧縮機動翼60と、それに続く一列の圧縮機静翼62とを含む。(なお、図2には示されていないが、圧縮機静翼62はシュラウドを備えて形成され、その一例が図4に示されている。)従って、第1の段は、中心シャフトを中心に回転する一列の圧縮機動翼60と、動作中は静止したままのそれに続く一列の圧縮機静翼62とを含む。圧縮機静翼62は、一般的に互いに円周方向に離間配置され、回転軸を中心に固定されている。圧縮機動翼60は円周方向に離間配置され、シャフトに取り付けられており、動作中にシャフトが回転すると、圧縮機動翼60はそれを中心に回転する。当業者には理解されるように、圧縮機動翼60は、シャフトを中心に回転すると、圧縮機52を通って流れる空気又は作動流体に運動エネルギーを付与するように構成される。圧縮機52は、図2に示されている段以外にその他の段を有していても良い。付加的な段は、複数の円周方向に離間配置された圧縮機動翼60と、それに続く複数の円周方向に離間配置された圧縮機静翼62とを含む。
図3は、図1のガスタービンエンジンに使用することができる例示的なタービンセクション又はタービン54の部分図を示す。タービン54もまた、複数の段を含む。3つの例示的な段が示されているが、タービン54内により多くの又はより少ない段が存在していても良い。第1の段は、動作中にシャフトを中心に回転する複数のタービンバケット又はタービン動翼66と、動作中は静止したままの複数のノズル又はタービン静翼68とを含む。タービン静翼68は、一般的に互いに円周方向に離間配置され、回転軸を中心に固定されている。タービン動翼66は、タービンホイール(図示せず)上に取り付けられて、シャフト(図示せず)を中心に回転する。タービン54の第2の段もまた示されている。第2の段は、同様に、複数の円周方向に離間配置されたタービン静翼68と、同じくタービンホイール上に取り付けられて回転する複数の円周方向に離間配置されたタービン動翼66とを含む。第3の段もまた示されており、同様に、複数のタービン静翼68及びタービン動翼66を含む。タービン静翼68及びタービン動翼66は、タービン54の高温ガス経路内にあることが理解されるであろう。高温ガス経路を通る高温ガスの流れ方向は、矢印で示されている。当業者には理解されるように、タービン54は、図3に示されている段以外にその他の段を有していても良い。各々の付加的な段は、一列のタービン静翼68と、それに続く一列のタービン動翼66とを含む。
使用中、軸流圧縮機52内での圧縮機動翼60の回転により、空気流が圧縮される。燃焼器56では、圧縮空気が燃料と混合され、点火されると、エネルギーが放出される。燃焼器56から得られた作動流体と呼ばれる高温ガス流は、次いで、タービン動翼66上に配向され、作動流体の流れはシャフトを中心にタービン動翼66の回転を誘導する。それによって、作動流体の流れのエネルギーは、回転翼の機械的エネルギーに、更に動翼とシャフトとの間の接続により回転シャフトの機械的エネルギーに変換される。シャフトの機械的エネルギーは、次いで、圧縮空気の必要な供給が生じるように圧縮機動翼60の回転を駆動するのに、更には、例えば電気を生成するために発電機を駆動するのに使用される。
当然のことながら、本出願の発明を明確に伝えるために、タービンエンジンの特定の機械構成要素又は部品を参照及び説明する専門用語を選択することが必要である。可能な限り、その一般的な意味に適合するように一般的な工業用語が使用及び採用されることになる。しかし、そのような専門用語は広義を与えられており、本明細書において意図した意味及び添付の特許請求の範囲の技術的範囲が不当に制限されるように狭義に解釈されないものとする。特定の構成部品は異なる名称で呼ばれることがよくあることは、当業者には理解されるであろう。加えて、本明細書において単一部品として記載されているものは、別の状況においては複数の構成要素部品を含み、複数の構成要素部品からなるものとして参照しても良く、或いは、本明細書において多数の構成要素部品を含むものとして記載されているものは、単一部品に形成し、場合によっては、単一部品として参照しても良い。従って、本明細書に記載された本発明の技術的範囲を理解する際に、提示された専門用語及び説明だけでなく、本明細書に記載したような構成要素の構造、構成、機能、及び/又は使用法にもまた留意すべきである。
加えて、記述用語を本明細書で使用する場合がある。これらの用語の意味は、以下の定義を含むものとする。「動翼」という用語は、別途指定のない限り、圧縮機52又はタービン54のいずれかの回転翼を指し、圧縮機動翼60及びタービン動翼66の両方を含む。「静翼」という用語は、別途指定のない限り、圧縮機52又はタービン54のいずれかの固定翼を指し、圧縮機静翼62及びタービン静翼68の両方を含む。「翼」という用語は、本明細書において、いずれかの形式の翼を指すのに使用されることになる。従って、別途指定のない限り、「翼」という用語は、圧縮機動翼60、圧縮機静翼62、タービン動翼66、及びタービン静翼68を含む、全ての形式のタービンエンジン翼を含める。更に、本明細書で使用される「下流」及び「上流」は、タービンを通る作動流体の流れに対する方向を示す用語である。従って、「下流」という用語は、流れの方向を意味し、「上流」という用語は、タービンを通る流れの反対の方向を意味する。これらの用語に関連して、「後方」及び/又は「後縁」という用語は、下流方向、下流端部、及び/又は記載されている構成要素の下流端部の方向を指す。また、「前方」及び/又は「前縁」という用語は、上流方向、上流端部、及び/又は記載されている構成要素の上流端部の方向を指す。「半径方向」という用語は、軸線に垂直な動き又は位置を指す。この用語は、軸線に対して異なる半径方向位置にある部品を説明するのに必要となることが多い。この場合、第1の構成要素が第2の構成要素よりも軸線に接近して位置する場合、本明細書では、第1の構成要素は、第2の構成要素の「内側寄り」又は「半径方向内側」にあると表現することができる。反対に、第1の構成要素が第2の構成要素よりも軸線から遠くに位置する場合、本明細書では、第1の構成要素は、第2の構成要素の「外側寄り」又は「半径方向外側」にあると表現することができる。「軸方向」という用語は、軸線に平行な動き又は位置を指す。また、「円周方向」という用語は、軸線を中心とした動き又は位置を指す。
再び各図を参照すると、図4は、従来のシュラウド101を有する静翼62を示す。図示のように、タービンエンジンの動作中に回転する構造(本明細書において回転構造103と呼ばれる)は、シュラウド101を包囲する。静翼62は静止しており、タービンエンジンの外部ケーシング(図示せず)に接続していることが理解されるであろう。この接続は、望ましくは静翼62の翼形部105を圧縮機の流路即ち主流(矢印106で示される)内に位置付ける。静翼62は、主流の方向に基づいてこのように名付けられる前縁部111及び後縁部112を有し、シュラウド101で終端する。上述した理由によって、回転構造103は一般的に固定シュラウド101を包囲するが、一般的に2つの構成要素の間には隙間が維持されている。これらの隙間は、一般的に、シュラウドキャビティ109として本明細書において呼ばれるものを形成する。シュラウド101の機能としては、一般的に、内径に沿って特定の列内の静翼62を接続すること、流路の内側境界を規定する面を提供すること、及び/又は漏れ流れを阻止する対向する回転構造によってシールを形成することが挙げられる。
その他の構成も可能であるが、ほとんどの場合、シュラウドキャビティ109は、一般的に、シュラウド101に対して与えられた位置で識別される、3つの小さな相互接続されたキャビティを有するものとして説明することができる。従って、シュラウドキャビティ109は、上流キャビティ部分115、中間キャビティ部分117、及び下流キャビティ部分119を含む。
シュラウドキャビティ109の上流キャビティ部分115とは、一般的に、シュラウド101の前端面と、それに対向する回転構造103の面との間に維持される軸方向隙間を指す。シュラウドキャビティの上流部分もまた、図4に示すように、シュラウド101上に位置付けられている前縁フランジ121によって幾分包囲されている。加えて、場合によっては、更に図4に示すように、上流キャビティ部分115は、シュラウドの前端面に対向する回転構造内に形成されたステップ125を含んでも良い。
シュラウドキャビティ109の中間キャビティ部分117は、図示のように、シュラウド101の内側面と、それに対向する回転構造の面との間の半径方向隙間として説明することができる。シュラウドキャビティの中間部分内に、図示したナイフエッジシール127のようなシールが構成されることがあることは理解されるであろう。
シュラウドキャビティ109の下流キャビティ部分119は、一般的に、シュラウド101の後端面と、それに対向する回転構造103の面との間に維持される軸方向隙間を指す。下流キャビティ部分119は、図示のように、通常はシュラウド101の後縁部上に位置付けられている後縁フランジ129によって幾分包囲されている。
動作中、前述のように、シュラウドキャビティ109から漏れが発生する。この漏れは、一般的に、静翼62全体に存在する圧力差によって誘発される。漏れは、一般的に以下の経路(矢印133で示される)を辿るものであり、下流の隙間135を介してシュラウドキャビティ109に入り、次いで、下流キャビティ部分119を通って半径方向内側に流れ、次いで、軸方向上流方向(主流の方向に対しての「上流」である)に流れ、次いで、半径方向外側方向に流れ、次いで、上流の隙間137を介してシュラウドキャビティ109から出る。
当業者には理解されるように、漏れがシュラウドキャビティ109から出て主流に再び入るときに、混合損失が発生し、深刻であることが多い。これらの損失が一般的に高い理由の1つは、混合点において、漏れ流れと主流が異なる方向及び/又は異なる速度で流れているからである。前述のように、前の段の動翼60をちょうど通過する主流は、比較的高速で有意な接線方向成分を持って流れる。それに対して、漏れは一般的に比較的低速で流れており、従来のシュラウドキャビティ109の典型的な構成(その1つが図4に示されている)だとすると、漏れは半径方向外側方向に移動し、従って、一般的に主流の接線方向成分が欠けている。流れ速度及び/又は方向の差により、混合損失が増大する。
次に、図5〜7を参照すると、本発明の実施形態に従った接線流インデューサ141の実施例を含む同様のシュラウドキャビティ109が示されている。接線流インデューサ141は、本明細書において規定されているように、回転時、少なくとも部分的な接線方向成分を誘導し、且つ/又は上流の隙間137を介してシュラウドキャビティ109から出る漏れ流れの速度を増加させるように構成される面を含む。従って、接線流インデューサ141は、多くの異なる形状からなっていても良く、その特定の形状は、シュラウドの上流側に沿ってシュラウドキャビティの形状によって規定されることになる。一般に、接線流インデューサ141は、平坦面を含むように形成され、その平面は、半径方向/軸方向平面(即ち、一般的にタービンの軸線と交差する平面)にほぼ位置合わせされている。後述するように、この配列の変形例も可能である。即ち、接線流インデューサ141の平坦面は、半径方向に配向された基準線及び/又は軸方向に配向された基準線と角度を成すようにわずかに斜めに又はオフセットしても良い。また、実施形態では、図示されていないが、わずかに湾曲した面を含んでも良い。この種の実施形態では、この湾曲した面は回転方向に向かって凹形状を呈する。
接線流インデューサ141を説明する別の様式は、シュラウドキャビティ109の上流キャビティ部分117内に維持している位置関係である。前述のように、上流キャビティ部分115は、一般的に、シュラウド101の前端面と、それに対向する回転構造103の面との間に維持される軸方向隙間を指す。シュラウドキャビティの上流部分もまた、図4に示すように、シュラウド101上に位置付けられている前縁フランジ121によって幾分包囲されている。以下に記載の実施例に示すように、接線流インデューサ141は、上流キャビティ部分115内の回転構造103から軸方向に延在するフィンを含む。これらのフィン141は、円周方向にほぼ垂直になる、即ち、回転方向に向かって幅広面(平坦であるか又は若干湾曲する)を呈するように配向される。場合によっては、既述のように、上流キャビティ部分115はステップ125を含んでも良い。これらの場合、接線流インデューサ141はまた、ステップの面から半径方向に延在するフィンを含んでも良い。好適な実施形態では、接線流インデューサ141の外側半径方向縁部は、前縁フランジ121の半径方向位置の内側寄りで終端する。このようにして、作動状態が変化する間、2つの構成要素間の接触を回避することができる。
図5に示すように、ある実施形態では、接線流インデューサ141は、上流キャビティ部分115内に位置付けられているフィン141を含む。フィン141は、多くの異なる形状からなっていても良いが、図示のように、「L」字型を有する。この形状は、シュラウド101及び周囲のシュラウドキャビティ109の形状だとすると、うまく機能することができる。図5の斜視図を考えると、「L」の下端脚部は軸方向に延在するのに対して、上端脚部は半径方向に延在する。フィン141の比較的薄い厚みは、図示のように、一般的に円周方向に延在する。
この構成及び配向が軸方向/半径方向平面を形成し、これが回転構造の一部として圧縮機の軸線を中心に回転すると、漏れが上流の隙間137から出るときに漏れ流れにエネルギーを付与することが理解されるであろう。回転することにより、このエネルギーが、漏れが出るときに漏れに接線方向成分を付与し、且つ/又は漏れの速度を増加させて、主流に再び入る流れが招く混合損失を低減することになることが理解されるであろう。
次に、図6を参照すると、接線流インデューサ141の代替的実施形態が示されている。図6に示すフィン141は、図5の形状と同様であるが、下部の軸方向に延在する脚部が欠けており、他の形状で示されている。しかし、図6のフィン141の形状はまた、流出する漏れに所望の流れ方向及び/又は速度を付与するのに効果的であり、一部のシュラウドキャビティ109により良い形状であると判明している。図6は、半径方向/軸方向平面からわずかに斜めに又はオフセットされている面を有するフィン141の一例を提供する。図示のように、フィン141は、半径方向に配向された基準線151に対して∠Θを成す方向に延在する。実施形態において、フィン141の配向のこのようなオフセットは、フィンが回転方向へ「傾く」ように行なわれる。その他の実施形態では、フィン141の配向のこのようなオフセットは、フィンが回転方向から「それる」ように行なわれる。好適な実施形態では、フィン141は、∠Θがほぼ−20°〜20°の間であるように配向されることになる。より好ましくは、フィン141は、∠Θがほぼ−10°〜10°の間であるように配向されることになる。この角度は、所望の流れが形成されるように「調整」することができることが理解されるであろう。
次に、図7を参照すると、接線流インデューサ141の別の代替的実施形態が示されている。この場合、フィン141は弓形形状を有する。前述のように、多くの構成が可能であり、図7のフィン141は、流出する漏れに所望の接線流方向及び/又は速度を付与するのに効果的であり、特定のシュラウドキャビティ109の形状により良い形状であると判明している。図7は、半径方向/軸方向平面からわずかに斜めに又はオフセットされている面を有するフィン141の別の例を提供する。図示のように、フィン141は、軸方向に配向された基準線153に対して∠Ωを成す方向に延在する。上記の図6と同様に、フィン141の配向のこのようなオフセットは、フィンが回転方向へ「傾く」ように行なわれても良く、或いは、フィンが回転方向から「それる」ように行なわれても良い。好適な実施形態では、フィン141は、∠Ωがほぼ−20°〜20°の間であるように配向されることになる。より好ましくは、フィン141は、∠Ωがほぼ−10°〜10°の間であるように配向されることになる。この角度は、所望の流れが形成されるように「調整」することができることが理解されるであろう。
接線流インデューサ141は、所望の漏れ流れが達成されるように円周方向に離間配置される。一般的に、複数の接線流インデューサ141は、それらが取り付けられる回転構造103の円周の周囲に等間隔に離間配置されることになる。加えて、接線流インデューサ141をフィンとして形成することが好適な実施形態であるが、必要条件ではないことが理解されるであろう。
当業者には理解されるように、複数の例示的実施形態に関して上述した多くの様々な特徴及び構成は、本発明のその他の可能な実施形態を形成するように更に選択的に適用することができる。簡潔にするため、及び当業者の能力を考慮して、各々の可能な繰り返しは本明細書で詳細には述べていないが、添付の複数の請求項によって包含される全ての組み合わせ及び可能な実施形態は、本出願の一部をなすものとする。加えて、本発明の複数の例示的実施形態の上記の説明から、当業者であれば改善、変更、及び修正が理解されるであろう。当該技術分野の範囲内にあるそのような改善、変更、及び修正はまた、添付の特許請求の範囲によって保護されるものとする。更に、上記のことは、本出願の記載した実施形態のみに関連するが、添付の特許請求の範囲及びその同等物によって定められる本出願の技術的精神及び技術的範囲から逸脱することなく、多くの変更及び修正を本明細書において行なうことができる点を理解されたい。
50 ガスタービンエンジン
52 圧縮機
54 タービン
56 燃焼器
60 圧縮機動翼
62 圧縮機静翼
66 タービン動翼
68 タービン静翼
101 シュラウド
103 回転構造
105 翼形部
111 前縁部
112 後縁部
109 シュラウドキャビティ
115 上流キャビティ部分
117 中間キャビティ部分
119 下流キャビティ部分
121 前縁フランジ
125 ステップ
127 ナイフエッジシール
129 後縁フランジ
135 下流の隙間
137 上流の隙間
141 接線流インデューサ
151 半径方向に配向された基準線
153 軸方向に配向された基準線

Claims (11)

  1. タービンエンジンの圧縮機(52)であって、少なくとも部分的に、回転構造(103)によって包囲され、それらの間にシュラウドキャビティ(109)を形成するシュラウド(101)を備えた静翼(62)を含む圧縮機(52)において、前記圧縮機(52)は、
    前記シュラウドキャビティ(109)内に配置された複数の接線流インデューサ(141)を備え、
    各接線流インデューサ(141)は、回転時、上流の隙間(137)を介して前記シュラウドキャビティ(109)から出て前記圧縮機(52)の主流路に再び入る漏れ流れに接線方向成分を誘導するように構成される前記回転構造上に配置された面からなる、圧縮機(52)。
  2. 前記シュラウドキャビティ(109)は、前記シュラウド(101)の前端面と、前記シュラウド(101)の前記前端面に対向する前記回転構造(103)の面との間に維持された軸方向隙間を含む上流キャビティ部分(115)を含み、
    前記接線流インデューサ(141)は、前記上流キャビティ部分(115)内に配置される、請求項に記載の圧縮機(52)。
  3. 前記上流キャビティ部分(115)は、前記シュラウド(101)の外側半径方向前縁部上に配置された前縁フランジによって部分的に包囲され、
    前記接線流インデューサ(141)の外側半径方向縁部は、前記前縁フランジの軸方向終端部の半径方向位置の内側寄りで終端しており、
    前記シュラウド(101)の前記前端面に対向する前記回転構造(103)はステップ(125)を含み、
    前記回転構造(103)は、動作中に前記タービンの軸線を中心に回転する構成要素を含み、
    前記静翼(62)は、前縁部及び後縁部と、内側半径方向端部に前記シュラウド(101)とを有する翼形部を含む固定構成要素を含み、
    前記上流の隙間は、前記シュラウド(101)の外側半径方向前縁部と、前記シュラウド(101)の前記外側半径前縁部に対向する前記回転構造(103)との間に隙間を含む、請求項に記載の圧縮機(52)。
  4. 前記シュラウドキャビティ(109)は、
    前記シュラウド(101)の内側面と、前記シュラウド(101)の前記内側面に対向する前記回転構造(103)の面との間に半径方向隙間を有する中間キャビティ部分(117)と、
    前記シュラウド(101)の後端面と、前記シュラウド(101)の前記後端面に対向する前記回転構造(103)の面との間に軸方向隙間を有する下流キャビティ部分(119)とを含み、
    前記上流キャビティ部分(115)、前記中間キャビティ部分(117)、及び前記下流キャビティ部分(119)は流体連通しており、
    前記圧縮機(52)のある作動状態の間に、前記漏れ流れは、下流の隙間(135)を介して前記シュラウドキャビティ(109)に入り、前記下流キャビティ部分(119)を通って半径方向内側に流れ、前記中間キャビティ部分(117)を通って軸方向上流方向に流れ、前記上流キャビティ部分(115)を通って半径方向外側に流れ、前記上流の隙間(137)を介して前記シュラウドキャビティ(109)から出る漏れを含む、請求項に記載の圧縮機(52)。
  5. 前記接線流インデューサ(141)は、面を誘導するフィンを含み、
    前記フィンは、前記面がほぼ回転方向へ向かうように構成される、請求項に記載の圧縮機(52)。
  6. 前記フィンは、前記上流キャビティ部分(115)内の前記回転構造(103)のほぼ半径方向に位置合わせされた面から軸方向に延在する、請求項に記載の圧縮機(52)。
  7. 前記上流キャビティ部分(115)はステップ(125)を含み、
    前記フィンは、前記ステップ(125)のほぼ軸方向に位置合わせされた面から半径方向に延在する、請求項に記載の圧縮機(52)。
  8. 前記フィンは「L」字型を有し、
    前記「L」字型の第1の脚部は略軸方向に延在し、
    前記「L」字型の第2の脚部は略半径方向に延在し、
    前記フィンの厚みは略円周方向に延在する、請求項に記載の圧縮機(52)。
  9. 前記フィンの配向は、前記フィンが半径方向に配向された基準線(151)に対して∠Θを成すように半径方向にオフセットされ、
    ∠Θは−20°〜20°の間の値を有する、請求項に記載の圧縮機(52)。
  10. 前記フィンの配向は、前記フィンが軸方向に配向された基準線(153)に対して∠Ωを成すようにオフセットされ、
    ∠Ωは−20°〜20°の間の値を有する、請求項に記載の圧縮機(52)。
  11. 前記フィンの配向は、前記フィンが前記回転部品の回転方向へ傾くように軸方向にオフセットされる、請求項に記載の圧縮機(52)。
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