JP2016074766A - インクジェット用非水系インク - Google Patents

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Abstract

【課題】インクの吐出性を改善し、印刷物の蛍光強度を高め、裏抜けを低減する非水系インクジェットインクを提供する。
【解決手段】環状官能基を有する基体樹脂を用いた蛍光顔料、ビニルピロリドンと炭素数10〜40のアルケンとの共重合体、及び非水系溶剤を含む、インクジェット用非水系インクである。蛍光顔料の環状官能基を有する基体樹脂の一形態としては、ベンゼン環及び/又はトリアジン環を有する。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット用非水系インクに関する。
インクジェット記録方式は、流動性の高いインクジェットインクを微細なヘッドノズルからインク粒子として噴射し、上記ノズルに対向して置かれた用紙等の記録媒体に画像を記録するものであり、低騒音で高速印字が可能であることから、近年急速に普及している。
溶剤からみると、インクは大きく、水系タイプインクと非水系タイプインクに分けられる。揮発性溶剤を主体とする溶剤系インクや不揮発性溶剤を主体とするオイル系インクのように、インク用溶媒として水を使用しない非水系インクは、水系インクに比べ乾燥性が良く、印刷適性にも優れている。
非水系インクを用いた印刷では、インクが記録媒体上に吐出されると、インク中の溶剤が記録媒体の内部に浸透する。この際、印刷物の画像濃度を高めるためには、インク中の色材が、記録媒体の表面で溶剤から離脱して、記録媒体の表面に留まることが望ましい。
しかし、色材の種類、顔料分散剤等の界面活性剤の使用、溶剤の種類等によって、インク中の色材が溶剤とともに記録媒体の内部に浸透する、いわゆる裏抜けが発生して、印刷物の表面濃度が低下するという問題がある。
特許文献1では、インクジェット用非水系染料インクが特定の共重合体を含むことで、印刷濃度を高くし、裏抜けを低減することが提案されている。また、特許文献1によれば、蛍光染料を用いた印刷において蛍光強度を高めることができる。
特開2013−119599号公報
特許文献1では、色材として染料を用いる場合に、溶剤が記録媒体に浸透することを防ぐ構成を開示している。しかし、色材として顔料を用いる場合に、インクの吐出を改善するために顔料の分散安定性を保ちながら、裏抜けを防止することは検討されていない。インクジェット用の顔料インクでは、分散安定性が低下すると、インクジェットヘッドからのインクの吐出不良につながることがある。
本発明の目的としては、インクの吐出性を改善し、印刷物の蛍光強度を高め、裏抜けを低減する非水系インクジェットインクを提供することである。
本発明の一側面としては、環状官能基を有する基体樹脂を用いた蛍光顔料、ビニルピロリドンと炭素数10〜40のアルケンとの共重合体、及び非水系溶剤を含む、インクジェット用非水系インクである。
本発明によれば、インクの吐出性を改善し、印刷物の蛍光強度を高め、裏抜けを低減する非水系インクジェットインクを提供することができる。
本発明の一実施形態によるインクジェット用非水系インク(以下、単に「インク」という場合がある。)は、
環状官能基を有する基体樹脂を用いた蛍光顔料、ビニルピロリドンと炭素数10〜40のアルケンとの共重合体、及び非水系溶剤を含む、ことを特徴とする。
これによって、インクの吐出性を改善し、印刷物の蛍光強度を高め、裏抜けを低減することができる。
本実施形態によれば、インクジェット用インクにおいて、吐出性及び蛍光強度を改善して、蛍光発色を呈するインクを提供することが可能になる。
蛍光染料を非水系溶剤に単に配合させるインクでは、非水系溶剤とともに蛍光染料が溶剤の内部に浸透して、裏抜けが発生しやすく、蛍光強度が低下するという問題がある。
また、蛍光顔料を非水系溶剤に安定して分散させることは難しい。蛍光顔料の分散性が低下すると、例えば、インクジェット印刷において、インクジェットヘッドの目詰まりの原因になることがある。
本発明では、蛍光顔料を構成する樹脂の種類に着目し、蛍光顔料に環状官能基を有する基体樹脂を用いることで、分散安定性を顕著に改善して、インクジェット印刷による吐出性を改善することができることを見出した。
さらに、本発明では、環状官能基を有する基体樹脂を用いた蛍光顔料を非水系溶剤に安定して分散させるために、各種分散剤の中でも、ビニルピロリドンと炭素数10〜40のアルケンとの共重合体が有効であることを見出した。
(蛍光顔料)
本実施形態によるインクには、環状官能基を有する基体樹脂を用いた蛍光顔料が含まれる。蛍光顔料は、蛍光染料によって基体樹脂を染着した着色剤である。
環状官能基としては、芳香環及び脂環のいずれであってもよく、また、炭素環及び複素環のいずれであってもよい。複素環としては、炭素とともに窒素、酸素等を有するものが好ましい。また、環状官能基としては、単環、及び2以上の環が連なった構造でもよい。
芳香族炭素環としては、ベンゼン環、ナフタレン、アントラセン等を挙げることができる。
脂環式炭素環としては、シクロヘキサン、シクロブタン等のシクロアルカン等を挙げることができる。
芳香族複素環としては、トリアジン環、ピリジン環、ピリミジン等の6員環、イミダゾール環、フラン環、ピロール環、ピラゾール環等の5員環等を挙げることができる。
脂環式複素環としては、ピロリドン等の5員環等を挙げることができる。
なかでも、基体樹脂は、芳香族炭素環及び/又は芳香族複素環を有することが好ましい。また、基体樹脂は、環状官能基を有する単位が、架橋されて、3次元網目構造を形成している樹脂であることが好ましい。
また、環状官能基を有する基体樹脂としては、5員環ないし6員環を有する樹脂であることが好ましく、より好ましくは、トリアジン環、ベンゼン環を有する樹脂を用いることができる。
トリアジン環を有する基体樹脂としては、メラミン樹脂、グアナミン樹脂等を好ましく用いることができる。
メラミン樹脂としては、メラミンのアミノ基にホルムアルデヒドを重縮合した樹脂、エポキシ変性メラミン樹脂、フェノール変性メラミン樹脂、アクリル変性メラミン樹脂、メチル化メラミン樹脂、エチル化メラミン樹脂、n−ブチル化メラミン樹脂、イソブチル化メラミン樹脂、アルキルエーテル化メラミン樹脂等を、単独で、または2種以上を組み合わせて用いることができる。
メラミン樹脂の重量平均分子量(Mw)としては、3000〜100000であるものを用いることができ、好ましくは、5000〜80000である。
ここで、樹脂の重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法により、標準ポリスチレン換算により求めることができる。以下同じである。
ベンゼン環を有する基体樹脂としては、フェノール樹脂等を好ましく用いることができる。
フェノール樹脂としては、ノボラック型フェノール樹脂及びレゾール型フェノール樹脂のいずれであってもよく、これらを組み合わせて用いてもよい。
ノボラック型フェノール樹脂は、フェノール類とアルデヒドとを酸触媒の存在下で反応させ製造することができる。
レゾール型フェノール樹脂は、フェノール類とアルデヒドとをアルカリ触媒の存在下で反応させ製造することができる。
また、変性アルキルフェノール樹脂を用いてもよい。変性フェノール樹脂としては、ロジン変性フェノール樹脂、アルコキシ基含有シラン変性フェノール樹脂等を挙げることができる。
原料であるフェノール類としては、フェノールの他に、炭素数1〜12のアルキル基を有するアルキルフェノールを用いてもよい。アルキルフェノールとしては、一例として、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、キシレノール、エチルフェノール、プロピルフェノール、ブチルフェノール、アミルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、ドデシルフェノール、ビスフェノールA、ビスフェノールB、ビスフェノールC、ビスフェノールE、ビスフェノールF等を用いることができる。これらは、単独で、または2種以上を組み合わせて用いてもよい。なお、これらのアルキルフェノールの置換基の位置は限定されない。
フェノール樹脂の重量平均分子量(Mw)としては、3000〜100000であるものを用いることができ、好ましくは、5000〜80000である。
また、環状官能基を有する基体樹脂として、ピリジン、ピロリドン等の単位を有するビニル化合物の共重合体を用いることができる。このような共重合体としては、ポリビニルピロリドン等を挙げることができる。
また、環状官能基を有する基体樹脂として、セルロース等のグルコース単位を有する樹脂を用いてもよい。
上記した基体樹脂の配合量は、蛍光顔料全体に対し、10.0質量%以上であることが好ましく、より好ましくは20.0質量%以上であり、さらに好ましくは40.0質量%以上である。
一方、基体樹脂の配合量は、蛍光顔料全体に対し、99.5質量%以下であることが好ましく、より好ましくは99.0質量%以下であり、さらに好ましくは95.0質量%以下である。
蛍光顔料には、本発明の効果を損なわない限り、上記した環状官能基を有する樹脂以外のその他の樹脂が含まれてもよい。
その他の樹脂の具体例としては、ポリビニルアルコール(PVA)、(メタ)アクリル系樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ナイロン、メトキシメチル化ナイロン等のポリアミド樹脂、尿素−アルデヒド樹脂、スルホンアミド−アルデヒド樹脂等のアミノ−アルデヒド樹脂、ケトン樹脂、ポリ酢酸ビニル、これらの樹脂の誘導体等を挙げることができる。
これらは単独で、または2種以上を組み合わせて用いることができる。
なお、(メタ)アクリル系樹脂は、メタクリル樹脂及び/またはアクリル樹脂を意味し、メタクリル単位とアクリル単位とをそれぞれ単独で有する重合体とともに、メタクリル単位とアクリル単位とをともに有する共重合体を意味する。
蛍光染料としては、特に限定されず、一般的な蛍光染料を用いることができる。蛍光染料は、1種または2種以上を組み合わせて用いてもよい。
蛍光染料としては、例えば、ローダミン類、フルオレスセイン類、クマリン類、ナフタールイミド類、ベンゾキサンテン類、アクリジン類等を、単独で、または複数種を組み合わせて用いることができる。
具体例をカラーインデックスナンバー(C.I)で挙げると、
BASIC YELLOW 1、BASIC YELLOW 40、BASIC RED 1、BASIC RED 13、BASIC VIOLET 7、BASIC VIOLET 10、BASIC VIOLET 11:1、BASIC VIOLET 16、BASIC ORANGE 22、BASIC BLUE 7、BASIC GREEN 1等の塩基性染料;
ACID YELLOW 3、ACID YELLOW 7、ACID RED 52、ACID RED 77、ACID RED 92、ACID BLUE 9等の酸性染料;
DISPERSE YELLOW 82、DISPERSE ORANGE 11、DISPERSE RED 58、DISPERSE BLUE 7等の分散染料;
DIRECT YELLOW 85、DIRECT ORANGE 8、DIRECT RED 9、DIRECT BLUE 22、DIRECT GREEN 6等の直接染料;
FLUORESCENT BRIGTHING AGENT 55、FLUORESCENT BRIGTHING WHITE XWS 52、FLUORESCENT 162、FLUORESCENT 112等の蛍光増白染料;
SOLVENT YELLOW 44、SOLVENT YELLOW 116、SOLVENT YELLOW 131、SOLVENT RED 49、SOLVENT BLUE 5、SOLVENT PINK、SOLVENT GREEN 7等の油溶性染料等がある。
これらの蛍光染料は単独でまたは2以上を適宜組み合わせて用いることができる。
これらの中では、Basic Yellow 40、Basic Violet 1、Basic Violet 10、Basic Violet 11:1、Basic Red 1、Basic Red 1:1、Solvent Yellow44等を、単独で、または複数種を組み合わせて好ましく用いることができる。
蛍光顔料には、蛍光染料とともに、その他の色材を組み合わせて用いてもよい。その他の色材としては、蛍光色以外の染料や顔料を用いることができる。
また、蛍光色が得られにくい色調においては、蛍光染料とともに、蛍光色以外の染料、顔料、蛍光増白剤等を、単独で、または複数種を組み合わせて、蛍光顔料に配合することで、疑似的に蛍光色を呈するようにしてもよい。
蛍光染料は、蛍光顔料全体に対して、発色性の観点から、0.1〜50.0質量%で配合されることが好ましく、より好ましくは0.5〜40.0質量%である。
メラミン樹脂を用いた蛍光顔料の市販品としては、例えば、
シンロイヒ株式会社製「FZ3147」、「FZ3045S」、FZ5012、FZ3041S;
日本蛍光化学株式会社製「MPI−507C」、日本蛍光化学株式会社製「MPI−505C」、MPI−504C、MPI−502;
Dayglo color corp.製「AX−11」等を用いることができる。
蛍光顔料を構成する環状官能基を有する基体樹脂は、通常軟化点が150℃以下のものを用いることができ、好ましくは軟化点が100℃以下であり、さらに好ましくは80℃以下である。この範囲であることで、印刷物の蛍光強度をより高めることができる。
環状官能基を有する基体樹脂の軟化点の下限値は、特に限定されないが、通常40℃以上のものを用いることができる。
ここで、軟化点の測定は環球法軟化点試験に従って行うことができる。
特に、基体樹脂の軟化点が100℃以下であることで、印刷物の蛍光強度をより高めることができるとともに、インクの吐出性能をより高めることができる。
ビーズミル等の分散機を用いて蛍光顔料を非水系溶剤に分散させる場合では、ビーズの衝突エネルギーにより、顔料分散体の温度が上昇することがある。この際に、基体樹脂の軟化点が100℃以下であることで、顔料分散体が高温になると、基体樹脂が柔らかくなり、過度な衝突エネルギーの吸収を緩和して、蛍光顔料の破壊を防ぐことができると考えられる。これによって、微笑で安定な蛍光顔料分散体を得ることができ、印刷物の蛍光強度及びインクの吐出性能を改善することができる。
環状官能基を有する基体樹脂を用いた蛍光顔料は、体積基準で測定した平均粒子径が120〜300nmであることが好ましく、より好ましくは、150〜250nmである。
ここで、体積基準で測定した平均粒子径の測定方法としては、株式会社堀場製作所製レーザー回折/散乱式粒子径分布測定装置LA−950V2を使用する方法がある。
環状官能基を有する基体樹脂を用いた蛍光顔料は、インク全体に対し、発色性の観点から、3質量%以上であることが好ましく、より好ましくは5質量%以上である。
一方、環状官能基を有する基体樹脂を用いた蛍光顔料は、インク全体に対し、分散安定性の観点から、20質量%以下であることが好ましく、より好ましくは15質量%以下である。
本実施形態によるインクには、本発明の効果を阻害しない限り、蛍光顔料とともに、その他の色材が含まれてもよい。
その他の色材としては、その他の蛍光顔料、その他の顔料、染料等、これら2種以上の組み合わせを挙げることができる。
染料としては、例えば、塩基性染料、酸性染料、直接染料、可溶性バット染料、酸性媒染染料、媒染染料、反応染料、バット染料、硫化染料、金属錯塩染料等を挙げることができる。
顔料としては、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、多環式顔料及び染付レーキ顔料等の有機顔料並びに無機顔料を用いることができる。アゾ顔料としては、溶性アゾレーキ顔料、不溶性アゾ顔料及び縮合アゾ顔料等が挙げられる。フタロシアニン顔料としては、金属フタロシアニン顔料及び無金属フタロシアニン顔料等が挙げられる。多環式顔料としては、キナクリドン系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、イソインドリン系顔料、イソインドリノン系顔料、ジオキシサジン系顔料、チオインジゴ系顔料、アンスラキノン系顔料、キノフタロン系顔料、金属錯体顔料及びジケトピロロピロール(DPP)等が挙げられる。無機顔料としては、代表的にはカーボンブラック及び酸化チタン等が挙げられる。これらの顔料は単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて使用してもよい。
(共重合体)
本実施形態によるインクには、ビニルピロリドン(VP)と炭素数10〜40のアルケンとの共重合体(以下、これを「アルキル化PVP」ともいう。)を含む。
アルキル化PVPは、インクに配合されることで、蛍光顔料の分散安定性を高めることができ、インクジェット印刷による吐出性を改善することができる。特に、本発明では、環状官能基を有する基体樹脂を用いた蛍光顔料を用いる場合では、各種分散剤の中でも、アルキル化PVPを用いることで、分散安定性が改善されることを見出した。
アルキル化PVPのピロリドン骨格と、蛍光顔料の基体樹脂の環状官能基とは、ともに環状であるため、アルキル化PVPと蛍光顔料とは親和性が高く、分散安定性が向上すると考えられる。蛍光顔料の基体樹脂がトリアジン環を有することで、アルキル化PVPのピロリドン骨格と、複素環として構造がより近くなり、アルキル化PVPと蛍光顔料との親和性を高め、分散安定性をより向上させることができる。
また、アルキル化PVPを用いる場合では、印刷物の蛍光強度及び裏抜けをより改善することができる。これは、アルキル化PVPは、アルキル基部分で非水系溶剤との親和性が高く溶剤に溶解可能であるが、ピロリドン骨格部分で極性が高いため、顔料と溶剤との分離性(溶剤離脱性)を高めることができる。このため、インクが用紙に着弾された後に、顔料と溶剤とが分離して、溶剤のみが用紙内部に浸透し、顔料が用紙表面に留まりやすくなり、裏抜けを低減し、蛍光強度を高めることができる。
上記のとおりアルキル化PVPと蛍光顔料との親和性が高いことからも、溶剤のみが用紙内部に浸透して、蛍光顔料とこれに吸着するアルキル化PVPとがともに用紙表面に留まりやすくすることができる。
アルキル化PVPは、具体的には、デセン、ウンデセン、ドデセン、トリデセン、テトラデセン、ペンタデセン、ヘキサデセン、ヘプタデセン、オクタデセン、ノナデセン、イコセン、エイコセン、ドコセン、およびトリアコンテン等から選ばれるアルケンと、VPとの共重合体が挙げられる。なかでも、炭素数12〜24のアルケンとPVとの共重合体であることが、分散安定性の観点から好ましく、VP−ヘキサデセン共重合体、VP−エイコセン共重合体、VP−トリアコンテン共重合体等を用いることが好ましい。共重合体には、複数種のアルケンが含まれていてもよい。
VPとアルケンとの共重合比(モル比)は、極性を適切に制御する観点から、VP:アルケンが1:9以上5:5未満であることが好ましく、2:8〜4:6であることがより好ましい。
アルキル化PVPの分子量(質量平均分子量、GC法測定、標準ポリスチレン換算)は、3000〜5万であることが好ましく、5000〜3万であることがより好ましい。
市販品としては、
VP−ヘキサデセン共重合体として、アイ・エス・ピー・ジャパン株式会社製「アンタロンV−216」およびGanex V−216、Induchem社製Unimer U−151等が挙げられ、
VP−エイコセン共重合体としては、ISP社製Antaron V−220およびGanex V−220、Induchem社製 Unimer U−15等が挙げられる。
インクには、複数種のアルキル化PVPが含まれていてもよい。
上記アルキル化PVPは、分散安定性の観点から、インク全体に対し、0.1質量%以上であることが好ましく、より好ましくは1.0質量%以上である。
一方、上記アルキル化PVPは、インク全体に対し、20.0質量%以下であることが好ましく、より好ましくは15.0質量%以下である。これによって、十分な分散安定性を得るとともに、過剰な分散剤の添加を制限することができる。
また、アルキル化PVPは、質量比で、顔料1に対し0.2〜1.0であることが好ましく、より好ましくは顔料1に対し0.2以上である。
本実施形態によるインクには、本発明の効果を阻害しない限り、アルキル化PVPとともに、その他の顔料分散剤が含まれてもよい。
その他の顔料分散剤としては、蛍光顔料を溶剤中に安定して分散させるものが好ましく、例えば、水酸基含有カルボン酸エステル、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量酸エステルの塩、高分子量ポリカルボン酸の塩、長鎖ポリアミノアマイドと極性酸エステルの塩、高分子量不飽和酸エステル、高分子共重合物、変性ポリウレタン、変性ポリアクリレート、ポリエーテルエステル型アニオン系活性剤、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリエステルポリアミン、ステアリルアミンアセテート等を用いることができ、そのうち、高分子分散剤が好ましい。
(非水系溶剤)
本実施形態によるインクには、非水系溶剤が含まれる。
非水系溶剤としては、非極性有機溶剤及び極性有機溶剤の何れも使用できる。これらは、単独で使用してもよく、組み合わせて使用することもできる。なお、本発明において、非水系溶剤としては、1気圧20℃において同容量の水と均一に混合しない非水溶性の有機溶剤を用いることが好ましい。
非極性有機溶剤としては、脂肪族炭化水素溶剤、脂環式炭化水素溶剤、芳香族炭化水素溶剤等の石油系炭化水素溶剤を好ましく挙げることができる。脂肪族炭化水素溶剤及び脂環式炭化水素溶剤としては、パラフィン系、イソパラフィン系、ナフテン系等の非水系溶剤を挙げることができ、市販品としては、0号ソルベントL、0号ソルベントM、0号ソルベントH、カクタスノルマルパラフィンN−10、カクタスノルマルパラフィンN−11、カクタスノルマルパラフィンN−12、カクタスノルマルパラフィンN−13、カクタスノルマルパラフィンN−14、カクタスノルマルパラフィンN−15H、カクタスノルマルパラフィンYHNP、カクタスノルマルパラフィンSHNP、アイソゾール300、アイソゾール400、テクリーンN−16、テクリーンN−20、テクリーンN−22、AFソルベント4号、AFソルベント5号、AFソルベント6号、AFソルベント7号、ナフテゾール160、ナフテゾール200、ナフテゾール220(いずれもJX日鉱日石エネルギー株式会社製);アイソパーG、アイソパーH、アイソパーL、アイソパーM、エクソールD40、エクソールD60、エクソールD80、エクソールD95、エクソールD110、エクソールD130(いずれも東燃ゼネラル石油株式会社製)等を好ましく挙げることができる。芳香族炭化水素溶剤としては、グレードアルケンL、グレードアルケン200P(いずれもJX日鉱日石エネルギー株式会社製)、ソルベッソ100、ソルベッソ150、ソルベッソ200、ソルベッソ200ND(いずれも東燃ゼネラル石油株式会社製)等を好ましく挙げることができる。石油系炭化水素溶剤の蒸留初留点は、100℃以上であることが好ましく、150℃以上であることがより好ましく、200℃以上であることがいっそう好ましい。蒸留初留点はJIS K0066「化学製品の蒸留試験方法」に従って測定することができる。
極性有機溶剤としては、脂肪酸エステル系溶剤、高級アルコール系溶剤、高級脂肪酸系溶剤等を好ましく挙げることができる。例えば、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソデシル、ラウリン酸メチル、ラウリン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸ヘキシル、パルミチン酸イソオクチル、パルミチン酸イソステアリル、オレイン酸メチル、オレイン酸エチル、オレイン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、オレイン酸ヘキシル、リノール酸メチル、リノール酸エチル、リノール酸イソブチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ヘキシル、ステアリン酸イソオクチル、イソステアリン酸イソプロピル、ピバリン酸2−オクチルデシル、大豆油メチル、大豆油イソブチル、トール油メチル、トール油イソブチル等の1分子中の炭素数が13以上、好ましくは16〜30の脂肪酸エステル系溶剤;イソミリスチルアルコール、イソパルミチルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、イソエイコシルアルコール、デシルテトラデカノール等の1分子中の炭素数が6以上、好ましくは12〜20の高級アルコール系溶剤;ラウリン酸、イソミリスチン酸、パルミチン酸、イソパルミチン酸、α−リノレン酸、リノール酸、オレイン酸、イソステアリン酸等の1分子中の炭素数が12以上、好ましくは14〜20の高級脂肪酸系溶剤等が挙げられる。
脂肪酸エステル系溶剤、高級アルコール系溶剤、高級脂肪酸系溶剤等の極性有機溶剤の沸点は、150℃以上であることが好ましく、200℃以上であることがより好ましく、250℃以上であるか、大気圧下では分解して蒸発しないために沸点が観測されないことが一層好ましい。
これらの非水系溶剤は、単独で使用してもよく、単一の相を形成する限り2種以上を組み合わせて使用することもできる。また、使用する非水系溶剤と単一相を形成できる範囲で他の有機溶剤を含ませてもよい。
(任意成分)
以上の各成分に加え、インクには、必要に応じて、本発明の目的を阻害しない範囲内で、当該分野において通常用いられている各種添加剤を含ませることができる。
具体的には、消泡剤、表面張力低下剤等として、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、または高分子系、シリコーン系、フッ素系の界面活性剤等をインクに配合してもよい。
また、酸化防止剤として、ジブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、トコフェロール、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤレチック酸等をインクに配合してもよい。
(インク調整方法)
インクの調整方法としては、特に限定されず、ボールミル、ビーズミル等の任意の分散手段を用いて配合成分を混合することによって調製できるが、例えば、顔料と、アルキル化PVPを含む顔料分散剤と、非水系溶剤とを含む顔料分散体をまず調製し、さらに非水系溶剤およびその他の任意の成分を加えて製造することができる。顔料分散体を調製する際の非水系溶剤(あるいは希釈溶剤)は、インクに含まれる非水系溶剤と同じであることが好ましい。
本発明に係るインクは、インクジェット記録装置用として好ましく使用できる。インクジェット用インクとして用いる場合のインクの粘度は、吐出ヘッドのノズル径や吐出環境等によってその適性範囲は異なるが、一般に、23℃において5〜30mPa・sであることが好ましく、5〜15mPa・sであることがより好ましく、約10mPa・s程度であることが最も適している。ここで粘度は、23℃において0.1Pa/sの速度で剪断応力を0Paから増加させたときの10Paにおける値を表す。
インクジェット用インクを用いた印刷方法としては、特に限定されず、ピエゾ方式、静電方式、サーマル方式など、いずれの方式のものであってもよい。インクジェット記録装置を用いる場合は、デジタル信号に基づいてインクジェットヘッドから本実施形態によるインクを吐出させ、吐出されたインク液滴を記録媒体に付着させるようにすることが好ましい。
記録媒体としては、特に限定されるものではなく、普通紙、コート紙及び特殊紙等の印刷用紙、布、無機質シート、フィルム、OHPシート並びにこれらを基材として裏面に粘着層を設けた粘着シート等を用いることができる。これらの中でも、普通紙及びコート紙等の印刷用紙を好ましく用いることができる。
普通紙は、その面上にインク受容層やフィルム層等が形成されていない印刷用紙である。普通紙の一例としては、上質紙、中質紙、PPC用紙、更紙及び再生紙等を挙げることができる。また、コート紙としては、いわゆる塗工印刷用紙やインクジェット用コート紙を好ましく用いることができる。塗工印刷用紙とは、従来、凸版印刷、オフセット印刷及びグラビア印刷等で使用されている印刷用紙であって、クレーや炭酸カルシウム等の無機顔料と澱粉等のバインダーを含む塗料を用いて、上質紙や中質紙の表面に塗工層を設けた印刷用紙である。塗工印刷用紙は、塗料の塗工量や塗工方法により、微塗工紙、上質軽量コート紙、中質軽量コート紙、上質コート紙、中質コート紙、アート紙及びキャストコート紙等に分類される。インクジェット用コート紙としては、マット紙及びフォト光沢紙等を挙げることができる。
以下に、本発明を実施例により詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されない。
<インク調整>
表1及び表2に、実施例及び比較例のインクの処方を示す。各表に示す配合にしたがって、各成分を混合及び分散することで、インクを調整した。分散条件を以下に示す。
(分散条件)
分散機:ビーズミル「MiniCer」(アシザワ・ファインテック株式会社製)。
ビーズ:ジルコニアビーズ。
ビーズ径:φ=0.5mm。
ビーズ充填率:90%。
分散滞留時間:15分。
各表において、分散剤に揮発分が含まれる場合は、分散剤の全体量とともに不揮発分量をカッコ内に併せて示す。
Figure 2016074766
各表に示す成分は、以下の通りである。
(蛍光顔料)
FZ3147:シンロイヒ株式会社製「FZ3147」、メラミン樹脂を含むピンク系蛍光顔料、軟化点120℃。
FZ3045S:シンロイヒ株式会社製「FZ3045S」、メラミン樹脂を含むレモンイエロー系蛍光顔料、軟化点120℃。
MPI−507C:日本蛍光化学株式会社製「MPI−507C」、メラミン樹脂を含むピンク系蛍光顔料、軟化点65℃。
MPI−505C:日本蛍光化学株式会社製「MPI−505C」、メラミン樹脂を含むイエロー系蛍光顔料、軟化点65℃。
AX−11:Dayglo color corp.製「AX−11」、メラミン樹脂を含むピンク系蛍光顔料、軟化点110℃。
フェノール樹脂系蛍光顔料:以下の製造例によって調整したもの。
SX−117:シンロイヒ株式会社製「SX−117」、アクリル樹脂を含むピンク系蛍光顔料、軟化点200℃。
NKS−1007:日本蛍光化学株式会社製「NKS−1007」、ポリアミド樹脂を含むピンク系蛍光顔料、軟化点95℃。
(蛍光染料)
AIZEN COLOR SPILON RED C−BH:保土ヶ谷化学工業株式会社製「AIZEN COLOR SPILON RED C−BH」、赤系蛍光染料。
(分散剤)
アンタロンV−216:アイ・エス・ピー・ジャパン株式会社製「アンタロンV−216」、(ビニルピロリドン/ヘキサデセン)コポリマー。
アンタロンV−220:アイ・エス・ピー・ジャパン株式会社製「アンタロンV−220」、(エイコセン/ビニルピロリドン)コポリマー。
ソルスパース18000:日本ルーブリゾール株式会社製「ソルスパース18000」、ポリエステルアミン構造を有する顔料分散剤。
(非水系溶剤)
アイソパーG:東燃ゼネラル石油株式会社製「アイソパーG」、イソパラフィン炭化水素系溶剤。
イソノナン酸イソノニル:日清オイリオグループ株式会社製。
<フェノール樹脂系蛍光顔料>
温度計、攪拌機及び還流冷却器をつけた反応容器に、フェノール1000部、92質量パラホルムアルデヒド溶液700部及び水酸化バリウム15部、純水15部を仕込み、蛍光染料としてAIZEN COLOR SPILON RED C−BHを40部添加後、80℃に昇温して2時間反応を行った後、25質量%硫酸水溶液15部を添加した。その後、0.1気圧で減圧蒸留を行い、固体化した樹脂を得た。使用に当たってはこの樹脂を粉砕して、フェノール樹脂を固体樹脂とする赤色のフェノール樹脂系蛍光顔料とした。
<評価>
上記した各インクを用いて、以下に示す評価を行った。結果を各表に併せて示す。
(吐出性)
上記した各インクをライン式インクジェットプリンタ「オルフィスEX9050」(理想科学工業株式会社製)に装填し、A3サイズの普通紙(理想用紙薄口、理想科学工業株式会社製)にベタ画像を印刷して、印刷物を得た。なお、「オルフィスEX9050」は、ライン型インクジェットヘッドを使用し、主走査方向(ノズルが並んでいる方向)に直交する副走査方向に用紙を搬送して印刷を行うシステムである。
印刷をA3用紙10枚に対して行って、10枚目の用紙表面において白スジの有無を目視で観察し、以下の基準で吐出性を評価した。
A:白スジが発生しなかった。
B:白スジが発生した。
C:ベタ画像が形成できないほど白スジが発生した。
(蛍光強度)
上記した吐出性と同様にして、印刷物を得た。
得られた印刷物について、ベタ画像部分にUV照射ランプ(Handy UV LampSLUV−4、ASONE株式会社製)を用いて365nmの波長の光を照射し、蛍光強度を目視で観察し、以下の基準で評価した。
A:はっきりと蛍光発色しているのがわかった。
B:部屋を暗くすると蛍光発色しているのがわかった。
−:吐出性が悪く、評価が困難であった。
(裏抜け)
上記した吐出性と同様にして、印刷物を得た。
得られた印刷物について、ベタ画像部分の裏面を目視で観察した。具体的には、ベタ画像部分の表面の蛍光色に対して、ベタ画像部分の裏面の蛍光色の発色性を比較した。そして、以下の基準で裏抜けを評価した。
A:裏面側から表面の蛍光色が確認されず、ほとんど裏抜けしていなかった。
B:裏面側からわずかに表面の蛍光色が確認され、わずかに裏抜けが発生した。
C:裏面側から表面よりも薄いが表面の蛍光色が確認され、裏抜けが発生した。
−:吐出性が悪く、評価が困難であった。
上記各表に示す通り、各実施例のインクは、いずれの評価も良好であった。
実施例1〜3では、蛍光顔料の軟化点が100℃以下であり、より蛍光強度が増加した。
比較例1では、分散剤がソルスパース18000であり、吐出性が低下した。
比較例2〜4では、蛍光顔料がアクリル樹脂系又はポリアミド樹脂系であり、インクの安定性が十分に得られず、吐出性が低下した。
比較例5では、蛍光染料を用いており、裏抜けが低下した。

Claims (4)

  1. 環状官能基を有する基体樹脂を用いた蛍光顔料、ビニルピロリドンと炭素数10〜40のアルケンとの共重合体、及び非水系溶剤を含む、インクジェット用非水系インク。
  2. 前記環状官能基を有する基体樹脂は、ベンゼン環及び/又はトリアジン環を有する、請求項1に記載のインクジェット用非水系インク。
  3. 前記環状官能基を有する基体樹脂は、フェノール樹脂及び/又はメラミン樹脂である、請求項1または2に記載のインクジェット用非水系インク。
  4. 前記環状官能基を有する基体樹脂の軟化点が100℃以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット用非水系インク。
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