JP2016074136A - 段ボール反り防止方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
Description
段ボールの波目に垂直な方向に、波のピッチの1〜10倍の幅の押し罫を、波のピッチの2〜10倍の間隔で複数本入れることを特徴とする。
この場合、段ボールの波板が潰されないため、段ボールの緩衝性が低下することがない。
段ボールの波目に垂直な方向に、波のピッチの1〜10倍の幅の押し罫を、波のピッチの2〜10倍の間隔で複数本入れるための押し罫形成手段を備えることを特徴とする。
a)ロールから引き出された、波板と平板からなる段ボールシートを前記波板の波目と直交する方向に搬送する搬送手段と、
b)前記段ボールシートに対して、波目と直交する方向に切り込みを入れる縦切装置と、
c)前記段ボールシートに対して、該段ボールシートの波目に沿う方向に切り込みを入れる横切装置と、
d)前記段ボール箱のサイズの情報を受け入れるサイズ設定手段と、
e)前記サイズの情報から前記段ボールブランクのサイズと前記縦切装置及び前記横切装置による切り込み位置を決定する切り込み位置決定手段と、
f)前記切り込み位置決定手段により決定された切り込み位置に基づき前記縦切装置及び前記横切装置を制御する制御手段と
を備える段ボールブランク製造装置に設けるとよい。
本発明の一実施例である段ボール反り防止装置を備えた段ボールブランク製造装置について、図1〜図4を参照しながら説明する。この段ボールブランク製造装置10では、段ボールシートとして、波板と平板から成る、波目ピッチ(隣接する山と山又は谷と谷の間の間隔)pの片面段ボールのシート(以下、片段シートという)Pを用いている。図1に示すように、この段ボールブランク製造装置10は、片段シートPを搬送する搬送装置20と、段ボール反り防止装置50と、片段シートPに縦及び横方向の切り込みを入れる縦切装置30及び横切装置40と、これら搬送装置20、段ボール反り防止装置50、縦切装置30、横切装置40を制御する制御装置70と、使用者が段ボール箱の種類や寸法、片段シートPの寸法、及び段ボール反り防止装置50によって形成する押し罫Q1の長さBL1等を設定入力するためのコントロールパネル71を備えている。
まず、搬送装置20のローラコンベア22aによりロール状片段シートP1から片段シートPを一定速度vで引き出す(ステップS13)。上ロールを下降させるタイミングになると、上ローラ上下動機構57により上ローラ51を、その押圧部55a〜55dの最大径部が下ローラ52の押圧部56a〜56dの最大径部にほぼ接触する位置まで下ろし、片段シートPを両ローラ52、53の押圧部55a−56a、55bー56b、55cー56c、55a−56dの間で押圧する(ステップS14、図4参照)。その後、回転機構58により上ローラ51を片段シートPが搬送される速度vと同じ速度で回転駆動する。下ローラ52は、片段シートPを介して上ローラ51に従動して回転する(ステップS15)。これによって、片段シートPには、図4(c)に示すような、波目と垂直な方向に4本の押し罫Q1が形成される。これらの押し罫Q1が、片段シートPの長手方向(搬送方向)に所定の長さBL1だけ形成され上ローラを上昇させるタイミングとなると、上ローラ上下動機構57によって上ローラ51を上げる(ステップS16)。
図5(a)は、本発明の別の実施例である段ボール反り防止装置の側面図である。この段ボール反り防止装置80の上ローラ81及び下ローラ83は、一方(図5(a)では上ローラ81)が凸部82を、他方(下ローラ83)がそれに対応する凹部84をそれぞれ複数有し、これらにより段ボールの波目に垂直な方向に複数の押し罫Q2を形成して、段ボールの本来の波に垂直な波状の凹凸を形成する方式としている。これら凸部82及び凹部84の対から成る波押し罫形成部は、第1実施例よりも狭い間隔で多数配置されている。すなわち、上ローラ81では、幅40 mmの、弧状断面を有する凸部82が20 mmの間隔で配置され、下ローラ83では、同幅の、対応する断面形状を有する凹部84が同間隔で配置されている(図5(b))。上ローラ81の凸部82の断面弧の半径は68 mm、上ローラ81の最大径(すなわち、凸部82の突端部における直径)は93 mmである。下ローラ83の凹部84の断面弧の半径は同じく68 mm、下ローラ83の最小径(すなわち、凹部の谷部における直径)は87 mmである。これら上ローラ81及び下ローラ83は、無垢材からの削り出しで作成してもよいし、各パーツの組み立てで作成してもよい。
20…搬送装置
21…支持部
22…ローラコンベア
30…縦切装置
31…支持台
32…フレーム
33…縦切ユニット
34…左右移動機構
35…縦切刃上下動機構
40…横切装置
41…支持台
42…ガイドレール
43…横切ユニット
44…左右移動機構
45…横切刃上下動機構
50…段ボール反り防止装置
51、81…上ローラ
52、82…下ローラ
53、54…軸部
55a〜55d、56a〜56d…押圧部
57、85…上ローラ上下動機構
58…回転機構
70…制御装置
71…コントロールパネル
80…段ボール反り防止装置
81…上ローラ
82…凸部
83…下ローラ
84…凹部
85…上ローラ上下動機構
P、P2…段ボールシート
P1…ロール状片段シート
Q1、Q2…押し罫
Claims (9)
- 段ボールの波目に垂直な方向に、波のピッチの1〜10倍の幅の押し罫を、波のピッチの2〜10倍の間隔で複数本入れることを特徴とする段ボールの反り防止方法。
- 前記押し罫が、段ボールの波板を潰さずに、前記波目に垂直な方向に波状の凹凸を形成するものである請求項1に記載の段ボールの反り防止方法。
- 前記複数の押し罫を、段ボールの波目に平行な側の端部から波のピッチの10〜100倍の長さで形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の段ボールの反り防止方法。
- 段ボールの波目に垂直な方向に、波のピッチの1〜10倍の幅の押し罫を、波のピッチの2〜10倍の間隔で複数本入れるための押し罫形成手段を備えることを特徴とする段ボール反り防止装置。
- 前記押し罫形成手段が、一方が、前記段ボールの波目に垂直な方向に凸罫を入れるローラであり、他方が該凸罫に対応した凹罫を入れるローラであることを特徴とする請求項4に記載の段ボール反り防止装置。
- 段ボールの波目に垂直な方向に、段ボールの波板を潰さずに押し罫を複数本入れることにより、前記波目に垂直な方向に波状の凹凸を形成することを特徴とする段ボールの反り防止方法。
- 段ボールの波目に垂直な方向に、段ボールの波板を潰さずに押し罫を複数本入るための押し罫形成手段であって、一方が、前記段ボールの波目に垂直な方向に凸罫を入れるローラであり、他方が該凸罫に対応した凹罫を入れるローラである押し罫形成手段を備えることを特徴とする段ボール反り防止装置。
- a)ロールから引き出された、波板と平板からなる段ボールシートを前記波板の波目と直交する方向に搬送する搬送手段と、
b)請求項4又は5又は7に記載の段ボール反り防止装置と、
c)前記段ボールシートに対して、波目と直交する方向に切り込みを入れる縦切装置と、
d)前記段ボールシートに対して、該段ボールシートの波目に沿う方向に切り込みを入れる横切装置と、
e)前記段ボール箱のサイズの情報を受け入れるサイズ設定手段と、
f)前記サイズの情報から段ボールブランクのサイズと前記縦切装置及び前記横切装置による切り込み位置を決定する切り込み位置決定手段と、
g)前記切り込み位置決定手段により決定された切り込み位置に基づき前記縦切装置及び前記横切装置を制御する制御手段と
を備えることを特徴とする段ボールブランク製造装置。 - 前記段ボール反り防止装置が前記縦切装置及び前記横切装置の上流側に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の段ボールブランク製造装置。
Priority Applications (1)
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JP2014205889A JP2016074136A (ja) | 2014-10-06 | 2014-10-06 | 段ボール反り防止方法及び装置 |
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JP2016074136A5 JP2016074136A5 (ja) | 2017-08-10 |
Family
ID=55950522
Family Applications (1)
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JP2014205889A Pending JP2016074136A (ja) | 2014-10-06 | 2014-10-06 | 段ボール反り防止方法及び装置 |
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2014
- 2014-10-06 JP JP2014205889A patent/JP2016074136A/ja active Pending
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