JP2016073567A - 炊飯器 - Google Patents

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Kazuaki Moriiwa
和秋 守岩
直也 坂田
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直也 坂田
鈴木 康之
Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
彩斗 大竹
Ayato Otake
彩斗 大竹
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Abstract

【課題】情報端末機器と通信する際に誘導加熱コイルの駆動に伴うノイズの影響を受けにくい炊飯器を得る。【解決手段】情報端末機器200と通信可能な炊飯器100であって、被加熱物を誘導加熱する加熱手段30と、加熱手段30を制御する制御手段20と、情報端末機器200と通信する通信手段90と、を備え、制御手段20は、加熱手段30の駆動が停止している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、情報端末機器200から送信される設定情報を通信手段90において受信するように通信手段90を制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、炊飯器に関する。
従来、情報端末機器と通信する通信手段と、被加熱物を誘導加熱する加熱手段と、を備えた電気炊飯器があった(特許文献1参照)。特許文献1に記載の電気炊飯器は、通信手段が情報端末機器において設定された設定情報を受信し、当該設定情報に基づいて加熱手段を制御し、炊飯を行う。
特開2006−271460号公報([0051]、図1)
しかしながら、特許文献1に記載の電気炊飯器においては、加熱手段が駆動されて発生する交番磁界が、情報端末機器と電気炊飯器との間で行われる通信に対しノイズとして影響を与え、当該通信の誤動作を引き起こす可能性があるという課題があった。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたものであり、情報端末機器と通信する際に誘導加熱コイルの駆動に伴うノイズの影響を受けにくい炊飯器を提供することを目的とする。
本発明の炊飯器は、情報端末機器と通信可能な炊飯器であって、被加熱物を誘導加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記情報端末機器と通信する通信手段と、を備え、前記制御手段は、前記加熱手段の駆動が停止している場合に前記通信手段と前記情報端末機器とが通信可能であるとき、前記情報端末機器から送信される設定情報を前記通信手段において受信するように前記通信手段を制御するものである。
本発明の炊飯器は、加熱手段の駆動が停止している場合に前記通信手段と前記情報端末機器とが通信可能であるとき、情報端末機器から送信される設定情報を通信手段において受信する。このため、通信手段と情報端末機器との間で行われる通信が誘導加熱コイルの駆動に伴うノイズの影響を受ける可能性を低減できる。
本発明の実施の形態1に係る炊飯器100の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器100の表示手段50の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器100の表示手段50の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態9に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態10に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の炊飯器100について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る炊飯器100の構成を示すブロック図である。図2は本発明の実施の形態1に係る炊飯器100の表示手段50の表示例を示す図である。図3は本発明の実施の形態1に係る炊飯器100の表示手段50の表示例を示す図である。図4は本発明の実施の形態1に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。
図1に示されるように、炊飯器100は、例えば誘導加熱式の炊飯器であり、温度検知手段1と、入力手段10と、制御手段20と、加熱手段30と、報知手段40と、表示手段50と、通信手段90と、を備える。炊飯器100は、通信手段90を介して情報端末機器200と通信可能になっている。
温度検知手段1は、例えば炊飯器100の被加熱物の温度を検知するものである。入力手段10は、例えば、炊飯メニューを切り替えるボタン、米種や炊きあがりの硬さを設定するためのボタン等で構成されており、各種調理条件を設定するものである。ここで、調理条件とは例えば、米の銘柄に対応した炊飯パラメータ、調理時間、火力設定等である。
制御手段20は、例えば、温度検知手段1の検知情報、入力手段10の入力情報、通信手段90が受信した情報等に基づいて、例えば、加熱手段30、報知手段40、表示手段50等を制御する。なお、制御手段20は、例えば、この機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア、又はマイコン若しくはCPUなどの演算装置上で実行されるソフトウェアで構成される。
加熱手段30は、制御手段20からの指示に基づいて被加熱物を加熱するものであり、例えば誘導加熱コイルで構成される。報知手段40は、制御手段20からの指示に基づいて使用者に所定の報知内容を報知するものである。報知手段40は、例えば、光を点滅したり、ブザー音を出力するように構成されている。表示手段50は、例えば、炊飯器100の調理状態を表示するものである。表示手段50は、例えばLEDやLCDで構成される。なお、報知手段40及び表示手段50が、本発明の「報知手段」に相当する。
通信手段90は、情報端末機器200から送信された情報を受信するものである。また、通信手段90は、自身が有する情報を情報端末機器200に送信するものである。通信手段90は、例えば、情報端末機器200から送信される設定情報を受信する機能、及び、情報端末機器200に対して設定情報の送信を要求する機能を有する。
情報端末機器200は、通信手段90から送信された情報を受信するものである。また、情報端末機器200は、自身が有する情報を通信手段90に送信するものである。情報端末機器200は、例えばスマートフォン等の携帯端末で構成される。情報端末機器200は、例えば入力部(図示省略)及び表示部(図示省略)を有する。また、情報端末機器200は、タグ(図示省略)を有する。情報端末機器200は、上述のタグを介して自身の情報を通信手段90に送信する。
炊飯器100と情報端末機器200との通信は、例えば無線によって行われる。この通信の通信方式としては例えば、NFC(Near Field Communication)、すなわち近距離非接触通信が採用される。なお、炊飯器100と情報端末機器200との通信を行うための通信方式は上述の例に限定されるものではなく、種々の通信方法を採用することができる。他の通信方法としては例えば、無線LAN、BLUETOOTH(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、等が挙げられる。
以下に、炊飯器100の入力手段10の動作について説明する。
使用者は、入力手段10を操作することで、例えば、待機モード(取消モード)を選択することができる。待機モードは、例えば、炊飯器100の電源を入れた直後における状態を指している。
また、使用者は、入力手段10を操作することで、例えば、炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モード等の調理モードを選択することができる。なお、待機モードを実行している場合、加熱手段30は駆動しておらず、炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モードを実行している場合、加熱手段30は駆動している。入力手段10に入力された情報は、制御手段20に送られる。
以下に、炊飯器100の表示手段50の表示例について説明する。
図2に示されるように、表示手段50には、領域50a,50b,50cが設けられている。領域50aには、米の種類を示す「白米」が表示されている。領域50bには、炊飯予定の米の炊きあがり時の硬さを示す「ふつう」が表示されている。領域50cには、保温モードにおける保温方法を示す「たべごろ保温」が表示されている。図3に示されるように、表示手段50には、領域50a,50b,50c,50dが設けられている。領域50dには、炊飯完了時刻である「予約1 8:00にできあがり」が表示されている。なお、領域50aに表示される例としては、「白米」の他に「無洗米」、「発芽米」、「分づき米」、「玄米」等である。また、領域50bに表示される例としては、「ふつう」の他に「かため」、「やわらか」等である。
情報端末機器200は、例えば、「白米」、「ふつう」、「たべごろ保温」、「予約1 8:00にできあがり」のような設定情報を通信手段90に送信する。なお、情報端末機器200から送信される設定情報としては他に、炊飯予定の米の銘柄を示す情報、現在時刻を示す情報も挙げられる。
以下に、炊飯器100の一般的な動作について説明する。
まず、炊飯器100の電源がONされると、炊飯器100の炊飯条件は入力手段10を介して設定可能となる。入力手段10が操作されると、入力手段10の操作情報は制御手段20に入力される。制御手段20は、入力手段10に入力された操作情報に基づいて、例えば、加熱手段30、報知手段40、及び表示手段50を制御する。
また、炊飯器100の電源がONされると、制御手段20は、通信手段90が受信した設定情報に基づいて、加熱手段30、報知手段40、表示手段50等を制御することができる状態となる。なお、炊飯器100と情報端末機器200とが通信可能であるということは、例えば、炊飯器100と情報端末機器200とが所定距離近接したことを意味している。
以下に、炊飯器100と情報端末機器200との通信について説明する。
まず、炊飯器100の電源がONされ、通信手段90と情報端末機器200とが所定距離近接すると、情報端末機器200から信号が発せられる。情報端末機器200から発せられた信号は、通信手段90に送信される。情報端末機器200から発せられた信号は、通信手段90を介して制御手段20に入力される。また、入力手段10が操作された情報は、制御手段20に入力される。制御手段20は、入力手段10の操作情報又は情報端末機器200で設定された設定情報に基づいて、調理条件を設定して炊飯を行う。
ここで、通信手段90は、例えば、電力が供給されることで信号を発する機器で構成されている。この場合には例えば、通信手段90と情報端末機器200とが所定距離近接すると、情報端末機器200から発せられる電波によって通信手段90のICタグに電力が供給されることとなる。そして、通信手段90のICタグに電力が供給されると、通信手段90から信号が発せられることとなる。なお、情報端末機器200も同様に、電力が供給されることで信号を発する機器で構成されていてもよい。
ここで、本実施の形態1において例示する誘導加熱式の炊飯器100において、通信手段90と情報端末機器200との間で通信を行う場合を考える。このとき、通信手段90と情報端末機器200との間で通信を行うと、当該通信は誘導加熱コイルに流れる高周波数の電流によるノイズの影響を受ける可能性がある。このため、例えば、通信手段90と情報端末機器200との間で通信が正常に行われない(誤動作が生じる)ことが懸念される。そして、このようなノイズの影響は、誘導加熱コイルに流れる高周波数の電流の電流値が大きいほど、大きくなると考えられる。また、通信手段90と情報端末機器200との間で通信するデータの量が多い場合や、通信手段90と情報端末機器200との間で通信する時間が長くなる場合には、ご飯の炊き上がりが悪くなる等の不具合も懸念される。
したがって、炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モード等の加熱動作中においては、通信手段90と情報端末機器200との間で通信を行わないようにすることが望ましい。そこで、本実施の形態1においては、加熱手段30の駆動が停止している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、情報端末機器200から送信される設定情報を通信手段90において受信するように通信手段90を制御する。
次に、図4のステップS101〜S103を参照しながら、本実施の形態1に係る炊飯器100の制御動作について説明する。図4に示されるように、使用者が炊飯器100の電源をONすることで、ステップS101に移行する。ステップS101において、制御手段20は、炊飯器100と情報端末機器200とが通信可能であるかどうか(所定距離だけ近接したかどうか)を判定する。
ステップS101において、制御手段20は、炊飯器100と情報端末機器200とが通信可能であると判定した場合には(ステップS101においてYES)、ステップS102に移行し、炊飯器100が待機モードであるか否かを判定する。
一方、ステップS101において、制御手段20は、炊飯器100と情報端末機器200とが通信可能でないと判定した場合には(ステップS101においてNO)、ステップS101を繰り返す。
ステップS102において、制御手段20は、炊飯器100が待機モードであると判定した場合には(ステップS102においてYES)、ステップS103に移行し、情報端末機器200から送信される設定情報を通信手段90に受信させ、図4の処理を終了する。
一方、ステップS102において、制御手段20は、炊飯器100が待機モードでないと判定した場合には(ステップS102においてNO)、図4の処理を終了する。
以上のように、本実施の形態1に係る炊飯器100は、加熱手段30の駆動が停止している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、情報端末機器200から送信される設定情報を通信手段90において受信する。このため、通信手段90と情報端末機器200との間で行われる通信が誘導加熱コイルの駆動に伴うノイズの影響を受ける可能性を低減できる。したがって、通信手段90と情報端末機器200との間で信頼性の高い通信を行うことができる。
実施の形態2.
本実施の形態2においては、炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モードの何れかの調理モードを実行している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、前記調理モードに代えて待機モードを実行するものである。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図5は本発明の実施の形態2に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。
図5のステップS201〜S204を参照しながら、本実施の形態2に係る炊飯器100の制御動作について説明する。なお、ステップS201における処理は、ステップS101における処理と同一であるために説明を省略する。また、ステップS202における処理は、ステップS102における処理と同一であるために説明を省略する。また、ステップS203における処理は、ステップS103における処理と同一であるために説明を省略する。
ステップS202における判定がNOである場合には、ステップS204に移行する。ステップS204において、制御手段20は、現在実行している調理モードに代えて待機モードに実行するように加熱手段30を制御し、ステップS203に移行する。ここで、「現在実行している調理モードに代えて待機モードに実行するように加熱手段30を制御」とは、例えば、加熱手段30の駆動を停止する制御を指す。
以上のように、本実施の形態2に係る炊飯器100は、炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モードの何れかの調理モードを実行している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、前記調理モードに代えて待機モードを実行するものである。このため、加熱手段30が駆動している場合であっても通信手段90と情報端末機器200との通信を優先して行うことができる。したがって、情報端末機器200において設定された設定情報を速やかに炊飯器100に送信することができる。
なお、以上の説明においては、加熱手段30が駆動している調理モードとして、炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モードを例示したが、これに限定されるものではなく、加熱手段30が駆動する調理モードであれば他のモードでもよい。
また、以上の説明においては、制御手段20は、加熱手段30が駆動している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、加熱手段30の加熱出力を停止させる例について説明したが、これに限定されない。例えば、加熱手段30の加熱出力を停止させる前提として、情報端末機器200において通信手段90との通信を許可する旨の設定がされていることを条件として課してもよい。
このようにすれば、通信手段90と情報端末機器200とが通信可能となるために必要となる距離が大きい場合であっても、加熱手段30の加熱出力を停止させる頻度が必要以上に高くなる可能性を低減できる。したがって、使用者が意図しないで加熱手段30の加熱出力を停止させることによる被加熱物の調理完了時刻の遅延を抑制することができる。
実施の形態3.
本実施の形態3においては、炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モードの何れかの調理モードを実行している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、通信手段90と情報端末機器200との通信を許可しないようにするものである。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図6は本発明の実施の形態3に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。
図6のステップS301〜S309を参照しながら、本実施の形態3に係る炊飯器100の制御動作について説明する。なお、ステップS301における処理は、ステップS101における処理と同一であるために説明を省略する。また、ステップS302における処理は、ステップS102における処理と同一であるために説明を省略する。また、ステップS303における処理は、ステップS103における処理と同一であるために説明を省略する。
ステップS302における判定がNOである場合には、ステップS304に移行する。ステップS304において、制御手段20は、炊飯器100が炊飯モードを実行中であるか否かを判定する。
ステップS304において、制御手段20は、炊飯器100が炊飯モードを実行中であると判定した場合には(ステップS304においてYES)、ステップS308に移行する。
一方、ステップS304において、制御手段20は、炊飯器100が炊飯モードを実行中でないと判定した場合には(ステップS304においてNO)、ステップS305に移行し、炊飯器100が予約炊飯モードを実行中であるか否かを判定する。
ステップS305において、制御手段20は、炊飯器100が予約炊飯モードを実行中であると判定した場合には(ステップS305においてYES)、ステップS308に移行する。
一方、ステップS305において、制御手段20は、炊飯器100が予約炊飯モードを実行中でないと判定した場合には(ステップS305においてNO)、ステップS306に移行し、炊飯器100が保温モードを実行中であるか否かを判定する。
ステップS306において、制御手段20は、炊飯器100が保温モードを実行中であると判定した場合には(ステップS306においてYES)、ステップS308に移行する。
一方、ステップS306において、制御手段20は、炊飯器100が保温モードを実行中でないと判定した場合には(ステップS306においてNO)、ステップS307に移行する。
ステップS307において、制御手段20は、待機モードに移行し、ステップS303に移行する。ステップS308において、制御手段20は、報知手段40を制御し、ステップS309に移行し、現在設定されている調理モードを継続し、図6の処理を終了する。なお、ステップS308においては、報知手段40は、例えば待機モード以外のモードが実行されているために待機モードに移行不可である旨を示す内容を報知する。
具体的には例えば、ステップS304における判定がYESでありステップS308に移行した場合には、報知手段40は、炊飯モードを実行中であるため、待機モードに移行不可であることを示す内容を報知する。
また、具体的には例えば、ステップS305における判定がYESでありステップS308に移行した場合には、報知手段40は、予約炊飯モードを実行中であるため、待機モードに移行不可であることを示す内容を報知する。
また、具体的には例えば、ステップS306における判定がYESでありステップS308に移行した場合には、報知手段40は、保温モードを実行中であるため、待機モードに移行不可であることを示す内容を報知する。
以上のように、本実施の形態3に係る炊飯器100は、炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モードの何れかの調理モードを実行している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、実行している調理モードを継続する。すなわち、途中で加熱手段30の駆動を停止すると炊飯が完了出来ない等の不具合を生じる調理モードでは通信を不可として、調理モードを継続して炊飯動作を完了させる。このため、実行中の調理モードを中断して炊飯が未完了のまま待機モードに移行することがなくなり、被加熱物の加熱が未完了のまま動作モードが終了するという不具合が発生する可能性を低減できる。したがって、使い勝手を損なう可能性を低減できる。
なお、本実施の形態3においては、炊飯モード、予約炊飯モード、保温モードの順に判定を行う例について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、ステップS304、S305、及びS306の判定順序を適宜入れ替えてもよい。
実施の形態4.
本実施の形態4において、炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モードの何れかの調理モードを行っている場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、待機モードに移行するか否かを使用者に選択させるようにしたものである。なお、本実施の形態4において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図7は本発明の実施の形態4に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。
図7のステップS401〜S406を参照しながら、本実施の形態4に係る炊飯器100の制御動作について説明する。なお、ステップS401における処理は、ステップS101における処理と同一であるために説明を省略する。また、ステップS402における処理は、ステップS102における処理と同一であるために説明を省略する。また、ステップS403における処理は、ステップS103における処理と同一であるために説明を省略する。
ステップS402における判定がNOの場合には、ステップS404に移行する。ステップS404において、制御手段20は、待機モードに移行してよいか否か要求する旨を表示手段50に表示させる。また、ステップS404において、制御手段20は、待機モードに移行する操作入力が入力手段10に入力されたか否かを判定する。
ステップS404において、制御手段20は、待機モードに移行する操作入力が入力手段10に入力されたと判定した場合には(ステップS404においてYES)、ステップS405に移行する。
一方、ステップS404において、制御手段20は、待機モードに移行する操作入力が入力手段10に入力されなかったと判定した場合には(ステップS404においてNO)、ステップS406に移行する。
ステップS405において、制御手段20は、実行中の調理モードから待機モードに移行させ、ステップS403に移行する。ステップS406において、制御手段20は、現在実行しているモードを維持し、図7の処理を終了する。
以上のように、本実施の形態4に係る炊飯器100は、炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モードの何れかの調理モードを実行している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、加熱手段30の駆動を停止させるか否かの操作を要求するように報知手段40を制御し、加熱手段30の駆動を停止させる操作が入力手段10に入力されると、加熱手段30の駆動を停止するように加熱手段30を制御する。このため、使用者は、炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モードの何れかの調理モードを実行している場合において、通信手段90と情報端末機器200との間で通信を行うためには、加熱手段30の駆動を停止させる必要があることを認識することができる。また、使用者は、待機モード以外の動作モード(例えば、炊飯モード)を優先するのか、炊飯器100と情報端末機器200との通信を優先するのか、を選択することができ、使用者の意思を反映することができる。すなわち、使用者の意思に反して不本意にモードが切り替わってしまうことがなくなる。
実施の形態5.
本実施の形態5においては、情報端末機器200が通信手段90に対して送信した設定情報を表示手段50に表示する。なお、本実施の形態5において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態5においては、加熱手段30の駆動が停止している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、情報端末機器200から送信される設定情報を通信手段90において受信する。そして、制御手段20は、通信手段90において受信した設定情報を表示手段50に表示させる。これにより、表示手段50には、通信手段90において受信した設定情報が表示される。
以上のように、本実施の形態5に係る炊飯器100は、制御手段20が、通信手段90において受信した設定情報を表示手段50に表示させる。このため、使用者は設定情報の内容を容易に確認することができる。したがって、使用者が意図しない炊飯が誤って実行される可能性を低減できる。
実施の形態6.
本実施の形態6においては、情報端末機器200が通信手段90に設定情報を送信して表示手段50が基準時間だけ表示を行った後、自動的に炊飯動作を開始するものである。なお、本実施の形態6において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態6においては、加熱手段30の駆動が停止している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、情報端末機器200から送信される設定情報を通信手段90において受信する。そして、制御手段20は、通信手段90において受信した設定情報を表示手段50に表示させる。表示手段50は、通信手段90において受信した設定情報を基準時間だけ表示する。表示手段50が、通信手段90において受信した設定情報を基準時間だけ表示した後、制御手段20は、通信手段90において受信した設定情報を加味した加熱手段30を制御する。これにより、通信手段90において受信した設定情報を加味した炊飯動作が開始される。
以上のように、本実施の形態6に係る炊飯器100は、制御手段20が、表示手段50の表示を基準時間行った後に炊飯動作を開始する。このため、使用者は設定情報の内容を容易に確認することができる。したがって、使用者が意図しない炊飯が誤って実行される可能性を低減できる。また、炊飯開始前に設定内容が確認でき、且つ自動的に炊飯動作を開始し、炊飯中は通常の表示がされているので、使い勝手が良い。
実施の形態7.
本実施の形態7においては、情報端末機器200が通信手段90に設定情報を送信して表示手段50が所定時間だけ表示を行うと同時に炊飯動作を自動的に開始するものである。なお、本実施の形態7において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態7においては、加熱手段30の駆動が停止している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、情報端末機器200から送信される設定情報を通信手段90において受信する。そして、制御手段20は、通信手段90において受信した設定情報を表示手段50に表示させ、同時に、通信手段90において受信した設定情報に基づいて加熱手段30を制御する。これにより、表示手段50は、通信手段90において受信した設定情報を所定時間だけ表示し、通信手段90において受信した設定情報を加味した炊飯動作が開始される。なお、制御手段20が、通信手段90において受信した設定情報を表示手段50に表示させるタイミングと、制御手段20が、通信手段90において受信した設定情報に基づいて加熱手段30を制御するタイミングとは、完全に同一のタイミングであることに限定されるものではない。
以上のように、本実施の形態7に係る炊飯器100は、制御手段20が、表示手段50の表示を行うと同時に炊飯動作を開始し、前記炊飯動作を開始してから基準時間経過後に表示手段50の表示を終了する。このため、自動的に炊飯動作が開始され、表示手段50を参照して設定内容を確認することができる。したがって、使用者は、炊飯動作が開始されてから表示手段50の表示が行われるまでの時間的な遅れを感じることがなく、小気味良い。また、炊飯動作中においては、表示手段50には通常の表示がされているので、使い勝手が良い。
実施の形態8.
本実施の形態8においては、情報端末機器200の表示部に表示する炊飯に関する設定内容のうち複数の内容を識別表示するものである。なお、本実施の形態8において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態8においては、情報端末機器200の表示部に表示される項目のうち、入力が必須な項目とそれ以外の項目とを識別表示するものである。具体的には例えば、情報端末機器200の表示部に表示される項目のうち、入力が必須な項目とそれ以外の項目とを異なる色で表示するものである。なお、設定情報の重要度に応じて3色以上を用いて表示してもよい。また、設定情報の重要度の高い項目である程、使用者の注意を引く色を使用してもよい。また、設定情報の重要度に応じて表示部に占める領域の割合を変えて表示してもよい。
以上のように、本実施の形態8に係る炊飯器100は、情報端末機器200の表示部に表示される項目のうち、入力が必須な項目とそれ以外の項目とを識別表示するものである。このため、情報端末機器200の表示部に表示される入力情報の重要度を視覚的に認識することができる。また、情報端末機器200の表示部に表示される入力必須項目が明確に認識することができるため、入力必須項目への入力し忘れ等を防止することができ、使い勝手が良くなる。
実施の形態9.
本実施の形態9においては、情報端末機器200が、炊飯に関する設定内容に変更があった(更新があった)場合にのみ、通信手段90に対して設定情報を送信するものである。なお、本実施の形態9において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図8は本発明の実施の形態9に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。図8のステップS501〜S504を参照しながら、本実施の形態9に係る炊飯器100の制御動作について説明する。なお、ステップS501における処理は、ステップS101における処理と同一であるために省略する。また、ステップS502における処理は、ステップS102における処理と同一であるために省略する。また、ステップS503における処理は、ステップS103における処理と同一であるために省略する。
ステップS502における判定がYESの場合には、ステップS503に移行する。ステップS503において、情報端末機器200は、情報端末機器200に入力された設定情報と、先行して情報端末機器200から通信手段90に送信された設定情報と、を比較して、変更があるか否かを判定する。
ステップS503において、情報端末機器200は、情報端末機器200に入力された設定情報と、先行して情報端末機器200から通信手段90に送信された設定情報と、を比較して、変更があると判定した場合には(ステップS503においてYES)、ステップS504に移行する。
一方、ステップS503において、情報端末機器200は、情報端末機器200に入力された設定情報と、先行して情報端末機器200から通信手段90に送信された設定情報と、を比較して、変更がないと判定した場合には(ステップS503においてNO)、図8の処理を終了する。
以上のように、本実施の形態9に係る炊飯器100は、情報端末機器200に入力された設定情報と、先行して情報端末機器200から通信手段90に送信された設定情報と、が相違するときのみ、情報端末機器200に入力された設定情報を通信手段90に送信する。このため、通信手段90が過去の設定情報と同一の設定情報を受信する可能性を低減できる。すなわち、不要な通信が発生する可能性を低減できる。また、加熱手段30がノイズ等により誤ったデータが伝送され、誤設定となる可能性を低減できる。
実施の形態10.
本実施の形態10においては、通信手段90が情報端末機器200から受信した設定情報の内容に応じて設定情報の更新の有無を決定するものである。なお、本実施の形態10において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図9は本発明の実施の形態10に係る炊飯器100の動作を示すフローチャートである。図9のステップS601〜S606を参照しながら、本実施の形態10に係る炊飯器100の制御動作について説明する。なお、ステップS601における処理は、ステップS101における処理と同一であり、ステップS602における処理は、ステップS102における処理と同一であり、ステップS603における処理は、ステップS103における処理と同一であるため、説明を省略する。
ステップS604において、制御手段20は、通信手段90が情報端末機器200から受信した設定情報と、先行して通信手段90が情報端末機器200から受信した設定情報(既定情報)と、を比較して変更が有るか否かを判定する。また、ステップS602における判定がNOの場合には、図9の処理を終了する。
ステップS604において、制御手段20は、通信手段90が情報端末機器200から受信した設定情報と、先行して通信手段90が情報端末機器200から受信した設定情報(既定情報)と、を比較して変更有りと判定した場合には(ステップS604においてYES)、ステップS605に移行する。
一方、ステップS604において、制御手段20は、通信手段90が情報端末機器200から受信した設定情報と、先行して通信手段90が情報端末機器200から受信した設定情報(既定情報)と、を比較して変更無しと判定した場合には(ステップS604においてNO)、ステップS606に移行する。
ステップS605において、制御手段20は、自身の内部で記憶している設定情報を更新し、図9の処理を終了する。ステップS606において、制御手段20は、自身の内部で記憶している設定情報を更新しないで、図9の処理を終了する。
以上のように、本実施の形態10に係る炊飯器100は、制御手段20は、情報端末機器200から送信される設定情報と、先行して情報端末機器200から送信された既定情報と、が相違するとき、自身に記憶されている設定情報を更新し、設定情報に基づいて炊飯を実行し、情報端末機器200から送信される設定情報と、先行して情報端末機器200から送信された既定情報と、が同一であるとき、既定情報に基づいて炊飯を実行する。このため、制御手段20は、不要な設定変更(設定更新)を行うことがなくなるので、処理時間の短縮化、ノイズ等による誤設定を抑制することができる。
実施の形態11.
本実施の形態11においては、制御手段20が有する複数のマイコン間の通信と、通信手段90と情報端末機器200との通信と、が重複しないようにしたものである。なお、本実施の形態11において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態11においては、制御手段20が複数のマイコン(図示省略)を有し、複数のマイコンは相互に通信可能となるように構成されている。また、本実施の形態11においては、制御手段20が通信の優先順位を規定する情報を有している。具体的には例えば、制御手段20は、複数のマイコン間の通信と、通信手段90と情報端末機器200との通信と、の優先順位を規定する情報を有している。なお、この優先順位は、予め決定されていてもよいし、使用者によって決定されていてもよい。
加熱手段30の駆動が停止している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、制御手段20は、複数のマイコン間の通信と、通信手段90と情報端末機器200との通信と、が重複しないような制御を行う。
例えば、通信手段90と情報端末機器200との通信が制御手段20が有する複数のマイコン間の通信よりも優先される場合を考える。このとき、制御手段20が有する複数のマイコン間の通信が行われている場合に、通信手段90と情報端末機器200との通信が可能であるとき、制御手段20は、制御手段20が有する複数のマイコン間の通信を停止し、通信手段90と情報端末機器200との通信を行う。
また例えば、制御手段20が有する複数のマイコン間の通信が通信手段90と情報端末機器200との通信よりも優先される場合を考える。このとき、通信手段90と情報端末機器200との通信が行われている場合に、制御手段20が有する複数のマイコン間の通信を行う必要があるとき、制御手段20は、通信手段90と情報端末機器200との通信を停止し、制御手段20が有する複数のマイコン間の通信を行う。
以上のように、本実施の形態11に係る炊飯器100は、制御手段20が、複数のマイコン間の通信と、情報端末機器200と炊飯器100と、の通信のうち何れを優先させるのかを判定する。このため、通信手段90と情報端末機器200との間で行われる通信(例えば非接触の近距離)が近傍回路パターンに誘導現象を生じさせるような場合であっても、一方のマイコン間での通信に関する不具合が発生する可能性が低くなる。また、マイコンの処理についても、何れか一方の処理に特化することが出来るので、複雑な処理を行う必要が無くなり、処理の負荷を軽減することができる。また、ソフトウェアの容量を低減することもできる。
なお、本実施の形態11は、複数のマイコン間の通信と、通信手段90と情報端末機器200との通信と、の優先順位を規定する例に限定されるものではなく、制御手段20が有する複数のマイコン間の通信と、通信手段90と情報端末機器200との通信と、が重複しないようにすればよい。
例えば、制御手段20は、加熱手段30の駆動が停止している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、複数のマイコン相互間の通信が行われているか否かを判定してもよい。
このとき、制御手段20は、複数のマイコン相互間の通信が行われていると判定した場合には、複数のマイコン相互間の通信が終了するまで、通信手段90と情報端末機器200との通信を行わせないように通信手段90を制御する。
一方、制御手段20は、複数のマイコン相互間の通信が行われていないと判定した場合には、通信手段90と情報端末機器200との通信を行う。
実施の形態12.
本実施の形態12においては、制御手段20は、通信手段90が情報端末機器200から受信した時刻情報に基づいて現在時刻の更新の有無を決定するものである。なお、本実施の形態12において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態12においては、炊飯器100に内蔵されている時計の現在時刻設定を修正するものである。また、本実施の形態12においては、情報端末機器200から送信される設定情報が、現在時刻に関する時刻情報を含んでいる。加熱手段30の駆動が停止している場合に通信手段90と情報端末機器200とが通信可能であるとき、情報端末機器200から送信される設定情報を通信手段90において受信する。そして、制御手段20は、情報端末機器200から送信される設定情報に含まれる現在時刻と、自身が記憶している現在時刻と、を比較して一致しているか否かを判定する。
制御手段20は、情報端末機器200から送信される時刻情報と、自身が記憶している時刻情報と、を比較して相違すると判定した場合には、制御手段20は、情報端末機器200から送信された時刻情報に基づいて、自身の内部で記憶している現在時刻を更新する。
以上のように、本実施の形態12に係る炊飯器100は、制御手段20が、情報端末機器200から送信される設定情報に含まれる現在時刻と、自身が記憶している現在時刻と、が相違するとき、時刻情報に基づいて現在時刻を更新する。このため、通信手段90と情報端末機器200とが通信を行う毎に炊飯器100の現在時刻を修正することができ、現在時刻を手動で修正する操作を要しない。したがって、信頼性及び利便性の高い炊飯器100を得ることができる。
1 温度検知手段、10 入力手段、20 制御手段、30 加熱手段、40 報知手段、50 表示手段、50a,50b,50c,50d 領域、90 通信手段、100 炊飯器、200 情報端末機器。

Claims (13)

  1. 情報端末機器と通信可能な炊飯器であって、
    被加熱物を誘導加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段を制御する制御手段と、
    前記情報端末機器と通信する通信手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記加熱手段の駆動が停止している場合に前記通信手段と前記情報端末機器とが通信可能であるとき、前記情報端末機器から送信される設定情報を前記通信手段において受信するように前記通信手段を制御する
    ことを特徴とする炊飯器。
  2. 前記制御手段は、
    前記加熱手段が駆動している場合に前記通信手段と前記情報端末機器とが通信可能であるとき、前記加熱手段の駆動を停止させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記制御手段は、
    炊飯モード、予約炊飯モード、及び保温モードの何れかの調理モードを実行している場合に前記通信手段と前記情報端末機器とが通信可能であるとき、前記調理モードに代えて待機モードを実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
  4. 報知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記加熱手段が駆動している場合に前記通信手段と前記情報端末機器とが通信可能であるとき、前記情報端末機器から送信される設定情報を前記通信手段において受信不可である旨を前記報知手段に報知させる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の炊飯器。
  5. 報知手段と、入力手段と、をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記加熱手段が駆動している場合に前記通信手段と前記情報端末機器とが通信可能であるとき、前記加熱手段の駆動を停止させるか否かの操作を要求するように前記報知手段を制御し、前記加熱手段の駆動を停止させる操作が前記入力手段に入力されると、前記加熱手段の駆動を停止するように前記加熱手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の炊飯器。
  6. 報知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記通信手段において受信した設定情報を前記報知手段に報知させる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の炊飯器。
  7. 前記制御手段は、
    前記報知手段の報知を基準時間行った後に炊飯動作を開始する
    ことを特徴とする請求項6に記載の炊飯器。
  8. 前記制御手段は、
    前記報知手段の報知を行うと同時に炊飯動作を開始し、前記炊飯動作を開始してから基準時間経過後に前記報知手段の報知を終了する
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の炊飯器。
  9. 前記情報端末機器は、表示部を備え、
    前記表示部は、
    前記設定情報のうち入力が必須な項目とそれ以外の項目とを識別表示する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の炊飯器。
  10. 前記情報端末機器は、
    該情報端末機器から送信される設定情報と、先行して該情報端末機器から送信された既定情報と、が相違するとき、前記設定情報を前記通信手段に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか一項に記載の炊飯器。
  11. 前記制御手段は、
    前記情報端末機器から送信される設定情報と、先行して前記情報端末機器から送信された既定情報と、が相違するとき、前記設定情報に基づいて炊飯を実行し、
    前記情報端末機器から送信される設定情報と、先行して前記情報端末機器から送信された既定情報と、が同一であるとき、前記既定情報に基づいて炊飯を実行する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項10の何れか一項に記載の炊飯器。
  12. 前記制御手段は、
    複数のマイコンを有し、前記複数のマイコン間で行われる通信と、前記通信手段及び前記情報端末機器間で行われる通信と、が重複しないように制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜請求項11の何れか一項に記載の炊飯器。
  13. 前記情報端末機器から送信される設定情報は現在時刻に関する時刻情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記情報端末機器から送信される設定情報に含まれる現在時刻と、前記制御手段が有する現在時刻と、が相違するとき、前記時刻情報に基づいて現在時刻を更新する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項12の何れか一項に記載の炊飯器。
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