JP2016073536A - 椅子付きテーブル - Google Patents

椅子付きテーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2016073536A
JP2016073536A JP2014207208A JP2014207208A JP2016073536A JP 2016073536 A JP2016073536 A JP 2016073536A JP 2014207208 A JP2014207208 A JP 2014207208A JP 2014207208 A JP2014207208 A JP 2014207208A JP 2016073536 A JP2016073536 A JP 2016073536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
support
frame
support base
telescopic arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014207208A
Other languages
English (en)
Inventor
睦 黒田
Mutsumi Kuroda
睦 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutsumi Giken Co Ltd
Original Assignee
Mutsumi Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mutsumi Giken Co Ltd filed Critical Mutsumi Giken Co Ltd
Priority to JP2014207208A priority Critical patent/JP2016073536A/ja
Publication of JP2016073536A publication Critical patent/JP2016073536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

【課題】椅子に座った状態で椅子とテーブルとの間隔を極めてスムーズに調整する。【解決手段】椅子付きテーブルは、天板10とテーブル支柱11とテーブル支持台12とを備えるテーブル1と、座台20と椅子支柱21と椅子支持台22とを備える椅子2とを伸縮アーム3で連結している。テーブル支持台12は、水平姿勢を調整する高さ調整具4を下面に備え、椅子支持台22は、移動方向を伸縮アーム3の長手方向とする車輪5を両側に備える。伸縮アーム3はテーブル支持台12に連結されるガイドロッド31と椅子支持台22に連結される伸縮ロッド32とを伸縮自在に連結している。テーブル支持台12が高さ調整具4で水平姿勢に調整されてガイドロッド31が水平姿勢に保持され、椅子支持台22が車輪5で水平姿勢に保持されて伸縮ロッド32が水平姿勢に保持され、水平姿勢に保持されて伸縮アーム3が伸縮されて、椅子2とテーブル1との間隔が調整される。【選択図】図2

Description

本発明は、椅子をテーブルに連結してなる椅子付きテーブルであって、椅子とテーブルとの間隔を調整できる椅子付きテーブルに関する。
椅子をテーブルに連結すると共に、椅子をテーブルに接近し、あるいは離して椅子とテーブルとの間隔を調整できる椅子付きテーブルは開発されている。(特許文献1及び2参照)
特許文献1の椅子付きテーブルは、図18に示すように、途中をヒンジ131で折曲自在に連結している折曲アーム103を介して椅子102の支柱121をテーブル101の支柱111に連結して、椅子102の支柱121の下端にはダブル車輪105を固定している。この椅子付きテーブルは、椅子102とテーブル101との間に設けている折曲アーム103が、椅子102に座るユーザーの邪魔になって便利に使用できない欠点がある。とくに、椅子102に座るユーザーが椅子102から立ち上がる時に折曲アーム103が邪魔になって、椅子102の片側にしか出ることができない欠点がある。
特許文献2の椅子付きテーブルは、図19に示すように、床面の近傍において、椅子支持台222とテーブル支持台212とを伸縮アーム203で連結しているので、伸縮アーム203が椅子202から立ち上がるユーザーの邪魔になることはない。しかしながら、この構造の椅子付きテーブルは、椅子202に座る状態で、椅子202とテーブル201との間隔をスムーズに調整できない欠点がある。それは、椅子202に車輪がないことに加えて、伸縮アーム203をスムーズに伸縮できないからである。
欧州特許出願公開第1707076号公報 米国特許第5697668号公報
本発明は、従来の椅子付きテーブルが有する以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、椅子に座ったままの状態で椅子とテーブルとの間隔を極めてスムーズに調整できる椅子付きテーブルを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の椅子付きテーブルは、テーブル1と、このテーブル1に一端を連結している水平面内で直線状に伸縮できる伸縮アーム3と、この伸縮アーム3の他端に連結してなる椅子2と備える。テーブル1は、天板10、60、70、80と、この天板10、60、70、80の下面に固定してなるテーブル支柱11、61、81と、このテーブル支柱11、61、81の下端に連結してなるテーブル支持台12、62、72、82とを備える。椅子2は、座台20、90と、この座台20、90の下面に固定してなる椅子支柱21、91と、この椅子支柱21、91の下端に連結してなる椅子支持台22、92とを備える。テーブル支持台12、62、72、82は、隅部の高さを調整して水平姿勢を調整する高さ調整具4を下面に備えている。椅子支持台22、92は、水平姿勢でテーブル支持台12、62、72、82に向かって移動自在なように、椅子支持台12、62、72、82の移動方向を伸縮アーム3の長手方向とする車輪5を両側に設けている。伸縮アーム3はテーブル支持台12、62、72、82に垂直面内で非回動状態に連結されるガイドロッド31と、このガイドロッド31に長手方向に伸縮自在に連結されて、椅子支持台22、92に垂直面内で非回動状態に連結してなる伸縮ロッド32とを備える。椅子付きテーブルは、高さ調整具4でテーブル支持台12、62、72、82の水平姿勢が調整されて、テーブル支持台12、62、72、82に連結してなるガイドロッド31が水平姿勢に保持され、さらに、椅子支持台22、92が車輪5でもって水平姿勢に保持されて椅子支持台22、92に連結してなる伸縮ロッド32が水平姿勢に保持され、ガイドロッド31と伸縮ロッド32の両方が水平姿勢に保持されて伸縮アーム3が伸縮されて、椅子2とテーブル1との間隔が調整される。
以上の椅子付きテーブルは、テーブル支持台と椅子支持台の両方で、テーブルと椅子とを水平姿勢に保持して倒れないよう保持しながら、椅子に座ったままの姿勢で椅子とテーブルとの間隔を極めてスムーズに調整できる特徴がある。それは、テーブルを固定しているテーブル支持台を高さ調整具で水平姿勢に保持し、さらに椅子を固定している椅子支持台を車輪で水平姿勢に保持して、テーブル支持台と椅子支持台の両方を水平姿勢に保持し、これ等に連結している伸縮アームを水平姿勢として伸縮させるからである。伸縮アームは、垂直面内で非回動状態でテーブル支持台と椅子支持台とに連結している。この構造は、椅子支持台がテーブルの転倒を阻止し、さらに、テーブル支持台が椅子の阻止するので、椅子支持台とテーブル支持台とを小さくしながら、とくに、伸縮アームの長手方向の幅を狭くしながら、テーブルと椅子を安定に自立できる。以上の椅子付きテーブルは、伸縮アームをこの構造で連結しながら、伸縮アームをスムーズに伸縮して、椅子とテーブルとの間隔を楽に調整できる。椅子付きテーブルは、伸縮アームに垂直方向の曲げ応力が作用するとスムーズに伸縮できなくなる。それは、垂直方向に作用する曲げ応力が、伸縮アームの摩擦抵抗を増大させるからである。以上の椅子付きテーブルは、伸縮アームを連結しているテーブル支持台を高さ調整具で水平姿勢に保持し、さらに、椅子支持台を車輪で水平姿勢に保持して伸縮アームを水平姿勢に保持するので、伸縮アームには曲げ応力が作用せず、伸縮アームをスムーズに伸縮して椅子とテーブルとの間隔をスムーズに調整できる。
本発明の椅子付きテーブルは、テーブル支持台12、72、82を四角形の枠フレーム15、75、85として、この枠フレーム15、75、85の四隅又は3隅に高さ調整具4を設けることができる。
この椅子付きテーブルは、高さ調整具でもってテーブル支持台を安定して水平姿勢に保持できる特徴がある。
本発明の椅子付きテーブルは、椅子支持台22、92を四角形の枠フレーム25、95として、四角形の四隅に車輪5を連結することができる。
この椅子付きテーブルは、四隅の車輪で椅子支持台をスムーズに伸縮アームの長手方向に移動して、椅子とテーブルとの間隔を自由に楽に調整できる。
本発明の椅子付きテーブルは、回転軸51を介して車輪5を椅子支持台22、92に回転自在に連結し、回転軸51を椅子支持台22、92の側面に水平姿勢で配置して椅子支持台22、92に固定し、車輪5の回転軸51を椅子支持台22、92の上下の中間に配置することができる。
この椅子付きテーブルは、車輪の取付構造を簡素化して車輪とその取付コストを低減でき、さらに車輪を連結している椅子支持台を低くでき、さらにまた、車輪でもって椅子支持台を伸縮アームの長手方向にスムーズに移動できる特徴がある。
本発明の椅子付きテーブルは、伸縮アーム3の一端をテーブル支持台12、62、72、82に固定して垂直面内で非回動状態にテーブル支持台12、62、72、82に連結し、伸縮アーム3の他端を椅子支持台22、92に固定して、垂直面内で非回動状態に連結することができる。
以上の椅子付きテーブルは、テーブル支持台と椅子支持台の両方に伸縮アームを強固に連結して、テーブルと椅子の両方を安定に自立できる特徴がある。
本発明の椅子付きテーブルは、伸縮アーム3を水平面内で回動自在にテーブル支持台12に連結することができる。
この椅子付きテーブルは、伸縮アームを水平面内で回動することで、椅子をテーブルに対して斜め方向に移動することもできる。
本発明の椅子付きテーブルは、テーブル1の片側、両側、又は周囲に複数の椅子2を備えて、各々の椅子2を伸縮アーム3を介してテーブル1に連結することができる。
この椅子付きテーブルは、テーブルの両側又は周囲に複数の椅子を連結するので、椅子支持台を小さくしながら、両側又は周囲の椅子でもってテーブルをより安定に自立できる特徴がある。
本発明の一実施例にかかる椅子付きテーブルの概略斜視図である。 図1に示す椅子付きテーブルの椅子を後方に移動させた状態を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例にかかる椅子付きテーブルの側面図である。 本発明の一実施例にかかる椅子付きテーブルの底面図である。 テーブル支柱の上端部を示す拡大斜視図である。 高さ調整具の一例を示す分解斜視図である。 座台と椅子支柱の連結構造を示す分解斜視図である。 椅子支持台の斜視図である。 図8に示す椅子支持台のIX−IX線断面図である。 伸縮アームの拡大横断面図である。 テーブル支持台と椅子支持台の上面を外装する一例を示す斜視図である。 本発明の他の実施例にかかる椅子付きテーブルの概略斜視図である。 本発明の他の実施例にかかる椅子付きテーブルの概略斜視図である。 本発明の他の実施例にかかる椅子付きテーブルの平面図である。 本発明の他の実施例にかかる椅子付きテーブルの概略斜視図である。 図15に示す椅子付きテーブルの伸縮アームとテーブル支持台との連結構造の一例を示す斜視図である。 図15に示す椅子付きテーブルの伸縮アームとテーブル支持台との連結構造の他の一例を示す斜視図である。 従来の椅子付きテーブルの側面図である。 従来の他の椅子付きテーブルの側面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための椅子付きテーブルを例示するものであって、本発明は椅子付きテーブルを以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図4に示す椅子付きテーブル100は、テーブル1と、このテーブル1に一端を連結して、水平面内で直線状に伸縮できる伸縮アーム3と、この伸縮アーム3の他端に連結してなる椅子2とを備えている。この椅子付きテーブル100は、伸縮アーム3を伸縮させて、椅子2とテーブル1との間隔を調整できるようにしている。
図1と図2に示す椅子付きテーブル100は、テーブル1と椅子2を構成する部材のうち、金属製のフレームや金属製の支柱で形成される部分を太線で示している。この金属フレームや金属支柱には、例えば、金属パイプや金属ロッド、金属鋼等が使用できる。本明細書において、以下に示す実施例では、これらの金属フレームや金属支柱として、金属パイプを使用する例を示している。このように、金属製のフレームや支柱を金属パイプとする構造は、強度を高くしながら全体を軽量にできる。ただ、本発明は、テーブルや椅子を構成する金属製のフレームや支柱を金属パイプに特定するものではなく、種々の金属フレームや金属支柱が使用できる。すなわち、本発明は、テーブルや椅子を構成する金属製のフレームや支柱として、金属パイプ(角筒状パイプ、丸筒状パイプ)、金属ロッド(角ロッド、丸ロッド)、L型鋼、H型鋼、C型鋼、あるいはこれ等を組み合わせたものが使用できる。
[テーブル1]
テーブル1は、天板10と、この天板10の下面に固定してなるテーブル支柱11と、このテーブル支柱11の下端に連結してなるテーブル支持台12とを備えている。
天板10は、上面を平面状とする平板で、下面にテーブル支柱11が固定されている。天板10は、下面に固定されるテーブル支柱11を介して水平姿勢に支持されている。天板10には、例えば、木製の板材が使用される。ただ、天板には、プラスチック板等も使用できる。
テーブル支柱11は、垂直姿勢に配設された金属パイプで、下端がテーブル支持台12に固定され、上端には天板10が固定されている。図5のテーブル支柱11は、角筒状の金属パイプとしている。ただ、テーブル支柱は、円筒状の金属パイプとすることもできる。さらに、図5に示すテーブル支柱11は、天板10を固定するための支持枠13を上端に固定して設けている。図の支持枠13は、金属パイプを方形状に連結したもので、その中央部にテーブル支柱11を配置すると共に、方形状の4辺の中間を連結ロッド14を介してテーブル支柱11の上端に固定している。このテーブル支柱11は、支持枠13を貫通する止ネジ(図示せず)を天板10にねじ込んで、天板10が固定される。以上のように、枠形状に形成された支持枠13の中心部にテーブル支柱11を配置して天板10を固定する構造は、天板10の中央部分を下方からテーブル支柱11で支持するので、テーブル支柱11に対して傾動方向に外力がはたらくのを防止しながら、天板10を安定して水平姿勢に保持できる。
テーブル支持台12は、テーブル支柱11の下端が固定されており、テーブル支柱11を垂直姿勢に支持している。テーブル支持台12は、天板10が固定されたテーブル支柱11を安定して垂直姿勢に支持できる構造としている。図1ないし図4のテーブル支持台12は、平面視を四角形とする枠フレーム15としている。図に示す枠フレーム15は、縦枠15Aの両端に、縦枠15Aと直交する横枠15Bを連結して全体をコ字状とすると共に、縦枠15Aの中間には、横枠15Bと平行に支持フレーム16を連結し、さらに、横枠15Bの中間と支持フレーム16の中間とを中間フレーム17で連結して補強している。図4に示す枠フレーム15は、縦枠15Aと横枠15Bをコ字状に連結して平面視を略四角形状としているが、枠フレームは、縦枠と横枠とを方形状に連結して四角形状とすることもできる。すなわち、本明細書において、テーブル支持台を平面視を四角形とする枠フレームとするとは、枠フレームの平面視における外形が略四角形であって、方形状やコ字状、H字状等のように実質的な外形が四角形となる形状と含む広い意味で使用する。
テーブル支持台12は、支持フレーム16の上面であって、縦枠15Aから枠フレーム15の中心側に偏在した位置にテーブル支柱11の下端を固定している。このように、枠フレーム15の中心側に位置してテーブル支柱11を固定する構造は、テーブル支柱11にかかる荷重を枠フレーム15全体で支持できるので、テーブル支柱11に作用する外力によってテーブル支持台12が傾くのを有効に防止して、テーブル支持台12を安定して水平姿勢に保持できる特徴がある。ただ、テーブル支持台12に固定されるテーブル支柱11の位置は、椅子2側に近過ぎると椅子2に座ったユーザーの邪魔になることがあるので、好ましくは、枠フレーム15の中心部、または中心部よりも椅子2から遠ざかる方向に偏在した位置とする。
図1、図2及び図4に示すテーブル支持台12は、枠フレーム15に固定される支持フレーム16として、詳細には後述するが、テーブル支持台12に連結される伸縮アーム3のガイドロッド31を使用している。すなわち、テーブル支持台12に連結される伸縮アーム3の外装部を構成するフレーム材であるガイドロッド31を支持フレーム16に兼用して枠フレーム15に固定している。この構造の椅子付きテーブル100は、伸縮アーム3をテーブル支持台12に一体的に連結して、伸縮アーム3をテーブル支持台12に強固に固定できる。この椅子付きテーブル100は、テーブル支持台12を水平姿勢に調整することで伸縮アーム3を水平姿勢に配置できる。ただ、椅子付きテーブルは、必ずしも伸縮アームのガイドロッドを支持フレームに兼用する必要はなく、伸縮アームとは別部材である支持フレームを枠フレームに固定してテーブル支持台を構成することもできる。
さらに、図3と図4に示すテーブル支持台12は、隅部の高さを調整してテーブル支持台12の水平姿勢を調整する高さ調整具4を下面に備えている。図4に示すテーブル支持台12は、平面視が四角形の枠フレーム15の四隅に高さ調整具4を設けている。高さ調整具4は、図6に示すように、ネジ棒4aの下端に支持板4bを連結してなる高さ調節ネジ4Aで、この高さ調節ネジ4Aをテーブル支持台12の下面に設けた雌ネジ孔18にねじ込んで固定している。高さ調節ネジ4Aである高さ調整具4は、ネジ棒4aの締め込み量を調節してテーブル支持台12の下面と支持板4bとの間隔を調整し、テーブル支持台12の高さを調整する。テーブル支持台12は、高さ調整具4で下面の高さが調整されて水平姿勢に調整されて、テーブル支持台12に連結してなるガイドロッド31が水平姿勢に保持される。
このように四隅に高さ調整具4を設けてなるテーブル支持台12は、各高さ調整具4の高さを調整してテーブル支持台12を水平姿勢に調整しながら、テーブル支持台12の高さを調整してガイドロッド31を水平姿勢に保持できる。ただ、テーブル支持台は、四隅のうち、一の隅部には高さ調整のできない脚部を設けると共に、残りの3隅に高さ調整具を設けることもできる。この構造は、3隅に設けた高さ調整具の高さを調整してテーブル支持台を水平姿勢に調整する。この場合、一の隅部に固定される脚部は、ガイドロッドを水平姿勢に保持できる高さに設定される。
さらに、図4の底面図に示すテーブル支持台12は、枠フレーム15の四隅に加えて、中間フレーム17の下面にも高さ調整具4を設けている。図に示すテーブル支持台12は、テーブル支柱11を支持する支持フレーム16と中間フレーム17との連結位置に接近して各中間フレーム17の下面に高さ調整具4を固定している。このように、中間フレーム17の下面にも高さ調整具4を備えるテーブル支持台12は、より安定してテーブル支持台12を水平姿勢に保持できる。
さらに、図4に示す椅子付きテーブル100は、伸縮アーム3の下面側にもこれを支持する支持部19を設けている。支持部19は、伸縮アーム3の下面に固定されて、伸縮アーム3の高さを所定の高さに支持する。図の椅子付きテーブル100は、伸縮アーム3のガイドロッド31の先端の下面に、伸縮アーム3と交差する方向であって水平に延びるロッド状の支持部19を固定している。ただ、伸縮アームは複数箇所に支持部を設けることもできる。以上の支持部19は、テーブル支持台12の水平姿勢を高さ調整具4で調整する状態で、ガイドロッド31を水平姿勢に保持できる高さに設定される。このように、伸縮アーム3を支持部19で支持する構造は、伸縮ロッド32を安定して水平姿勢に支持できる。例えば、伸縮アーム3が伸長された状態においても、伸縮アーム3の中間部を下面から支持して安定して水平姿勢に保持できる。
[椅子2]
椅子2は、座台20と、この座台20の下面に固定してなる椅子支柱21と、この椅子支柱21の下端に連結してなる椅子支持台22とを備えている。
座台20は、図7に示すように、ユーザーが座る部分となる座部40と、この座部40を椅子支柱21に連結するための連結パイプ41と、座部40に座るユーザーの背面側に設けられた背もたれ42とを備えている。座部40は、ユーザーが快適に座ることができるように、ベースプレート43の上面側に緩衝材(図示せず)を配設して、さらに表面を外装カバーで被覆している。図7に示す座台20は、座部40のベースプレート43の下面に円形の固定フレーム44を固定しており、この固定フレーム44には、直径方向に延びる固定プレート45を固定している。座台20は、固定プレート45の中央部において、下方に突出する連結パイプ41を固定している。図に示す連結パイプ41は円筒状の金属パイプで、この連結パイプ41を椅子支柱21に挿入して連結している。連結パイプ41の上端の周囲には、椅子支柱21の上端と接触する支持リング46を設けている。さらに、座台20は、固定プレート45の一端部にL字状の連結アーム47を固定しており、この連結アーム47の上端部に背もたれ42を固定している。
椅子支柱21は、図7に示すように、垂直姿勢に配設された金属パイプで、下端が椅子支持台22に固定されて、上端には座台20が固定されている。椅子支柱21は、円筒状の連結パイプ41を挿入して連結できるように、連結パイプ41の外径とほぼ等しい内径を有する円筒状の金属パイプとしている。さらに、椅子支柱21は、連結パイプ41を抜けないように連結するために、上端部に設けた雌ネジ孔28に半径方向にねじ込むストッパネジ23を備えている。座台20は、連結パイプ41の下端部の外周面に沿ってリング状の溝部48を設けており、この溝部48にストッパネジ23の先端が挿入される状態で、連結パイプ41を椅子支柱21から抜けないようにしている。また、連結パイプ41の外周に沿ってリング状の溝部48を設けることにより、ストッパネジ23の先端部を溝部48の内側で移動させて、座台20を椅子支柱21に対して回転できるようにしている。椅子支柱21は、上端縁にフランジ部24を設けており、連結パイプ41の上端の周囲に設けた支持リング46と対向して広い面積で支持できるようにしている。
椅子支持台22は、椅子支柱21の下端が固定されており、椅子支柱21を垂直姿勢に支持している。椅子支持台22は、座台20が固定された椅子支柱21を安定して垂直姿勢に支持できる構造としている。図8の椅子支持台22は、平面視を四角形とする枠フレーム25としている。図に示す枠フレーム25は、互いに対向する縦枠25Aの両端部を、横枠25Bで連結して全体の形状を方形状とすると共に、対向する縦枠25Aの中間部を中間フレーム26で連結している。さらに、図に示す椅子支持台22は、中間フレーム26の上面側に椅子支柱21の下端を固定している。図に示す椅子支持台22は、中間フレーム26の上面に支持プレート27を固定しており、この支持プレート27の中央部の上面に椅子支柱21を固定している。支持プレート27の両端部は、対向する縦枠25Aの上面に固定しており、一対の縦枠25Aと中間フレーム26とで支持プレート27を支持することで、ユーザーの体重がかかる椅子支柱21を安定して支持できるようにしている。
さらに、椅子支持台22は、図8に示すように、水平姿勢でテーブル支持台12に向かって移動自在なように、椅子支持台22の移動方向を伸縮アーム3の長手方向とする車輪5を両側に備えている。図8の椅子支持台22は、四角形の枠フレーム25の四隅に車輪5を連結して配置している。すなわち、この椅子支持台22は、両側に設けた車輪5の走行方向が伸縮アーム3の伸縮方向となるように4つの車輪5を椅子支持台22の四隅に固定している。車輪5は、回転軸51を介して椅子支持台22に回転自在に連結されている。車輪5の回転軸51は、図9に示すように、椅子支持台22の側面に水平姿勢で配置されて椅子支持台22に固定されている。図9に示す回転軸51は、椅子支持台22の上下の中間に配置されている。
図8に示す椅子支持台22は、四隅に配置される車輪5の回転軸51を互いに平行な水平姿勢に保持するために、片側に配置される2個の車輪5を車輪ユニット50として一体的に連結している。車輪ユニット50は、図8と図9に示すように、前後に離して配置された2個の車輪5の両側に一対の垂直プレート52を互いに平行な姿勢で配置しており、これ等の垂直プレート52の中間を連結部53で連結している。さらに、対向する垂直プレート52の間に車輪5を配置すると共に、この車輪5の車軸となる回転軸51を、一対の垂直プレート52と車輪5とを貫通する状態で挿通して固定している。一対の垂直プレート52の間に配置される2個の車輪5に挿通される回転軸51は、互いに平行であって水平な姿勢に配置される。図に示す回転軸31は先端部に雌ネジを設けたボルトで、一方の垂直プレート52の外側から挿入されると共に、他方の垂直プレート52の外側に設けたナット54にねじ込まれて固定されている。垂直プレート52と車輪5との間にはワッシャ55を挿通しており、車輪5を滑らかに回転できるようにしている。以上の構造により、車輪5の車軸となる回転軸51は、両端部が垂直プレート52に支持されて、大きな荷重に対しても安定して水平姿勢に保持される。
椅子支持台22は、図8に示すように、枠フレーム25の両側に一対の車輪ユニット50が固定されて、椅子支持台22の四隅の定位置に4個の車輪5が配置される。椅子支持台22の四隅に配置された4個の車輪5は、各々の回転軸51が伸縮アーム3の長手方向に直交する水平姿勢に配置されて、伸縮アーム3の長手方向となる一方向に走行できるように配置される。さらに、椅子支持台22は、枠フレーム25の四隅に配置される車輪5により水平姿勢に保持される。とくに、車輪5の回転軸51を椅子支持台22の側面に配置することにより、椅子支持台22を低い水平姿勢に保持できる。これにより、椅子支持台22は、安定した水平姿勢に保持された状態で、床面に沿って平行移動する。
[伸縮アーム3]
伸縮アーム3は、テーブル支持台12に連結されるガイドロッド31と、このガイドロッド31に長手方向に伸縮自在に連結されて、椅子支持台22に連結される伸縮ロッド32とを備えている。図10の拡大横断面図に示す伸縮アーム3は、ガイドロッド31と伸縮ロッド32とを横断面形状をコ字状とする細長いフレーム材としており、それぞれ開口部を下向きとする姿勢で、ガイドロッド31の内側に伸縮ロッド32を重ねて配置している。この伸縮アーム3は、ガイドロッド31に対して、内側の伸縮ロッド32を長手方向に出し入れする状態でスライドさせて伸縮する構造としている。さらに、伸縮アーム3は、伸縮ロッド32の内側に直動ベアリング33を配置しており、この直動ベアリング33を介して、ガイドロッド31と伸縮ロッド32とを低抵抗な状態でスムーズにスライドできる構造としている。
図10の直動ベアリング33は、長手方向にスライド可能な状態で連結された第1フレーム34及び第2フレーム35と、この第1フレーム34と第2フレーム35の間に配置される中間スライダー36とを備えている。第1フレーム34、第2フレーム35、及び中間スライダー36は、横断面形状を略コ字状としており、中間スライダー36の外側に第1フレーム34を配置すると共に、中間スライダー36の内側に第2フレーム35を収納している。第1フレーム34と中間スライダー36は、それぞれの開口部が下向きとなる姿勢で積層されると共に、第2フレーム35と中間スライダー36は、互いの開口部が対向する姿勢となるように、すなわち第2フレーム35は、開口部が上向きとなる姿勢で配置されている。
さらに、直動ベアリング33は、第1フレーム34と第2フレーム35とを低抵抗な状態でスムーズにスライドできるように、第1フレーム34と中間スライダー36との間、及び第2フレーム35と中間スライダー36との間に、それぞれ複数のボールベアリング37を配置している。第1フレーム34と中間スライダー36との間に配置される複数のボールベアリング37は、第1フレーム34の側壁の内面と中間スライダー36の側壁の外面との間に、長手方向に離して配列されている。第2フレーム35と中間スライダー36との間に配置される複数のボールベアリング37は、第2フレーム35の側壁の外面と中間スライダー36の側壁の内面との間に、長手方向に離して配列されている。この直動ベアリング33は、中間スライダー36の外側と内側に配置されたボールベアリング37を転動させる状態で、第1フレーム34と第2フレーム35とを低抵抗な状態で長手方向にスライドできるようにしている。
図10に示す伸縮アーム3は、直動ベアリング33の第1フレーム34を伸縮ロッド32に固定すると共に、直動ベアリング33の第2フレーム35の一端をガイドロッド31に固定しており、互いにスライドする第1フレーム34と第2フレーム35を介して、ガイドロッド31と伸縮ロッド32とを低抵抗な状態でスライドさせて長手方向に伸縮できるようにしている。図10に示す伸縮アーム3は、ガイドロッド31に連結プレート38を固定しており、この連結プレート38に止ネジ39を介して第2フレーム35を固定している。以上のように、直動ベアリングを備える伸縮アームは、ガイドロッドと伸縮ロッドをスムーズにスライドさせて伸縮できる特徴がある。ただ、伸縮アームは、必ずしも以上の構造には特定せず、ガイドロッドと伸縮ロッドとを低抵抗な状態でスライドさせて長手方向に伸縮できる種々の構造が採用できる。
以上の伸縮アーム3は、図1〜図4に示すように、ガイドロッド31がテーブル支持台12に固定されると共に、伸縮ロッド32が椅子支持台22に固定される。伸縮アーム3のガイドロッド31は、垂直面内で非回動状態となるようにテーブル支持台12に固定されている。図1、図2、及び図4に示すガイドロッド31は、前述のように、テーブル支持台12の支持フレーム16に兼用されており、テーブル支持台12の枠フレーム15と同一平面に配置されて、枠フレーム15に一体的に固定されている。さらに、図8の伸縮アーム3の伸縮ロッド32は、垂直面内で非回動状態となるように椅子支持台22に固定されている。これにより、椅子支持台22が車輪5で水平姿勢に保持される状態で、伸縮ロッド32が水平姿勢に保持される。図の伸縮ロッド32は、先端部が連結金具58と固定ネジ59を介して椅子支持台22の前面に固定されている。この構造は、搬送時において、固定ネジ59を外すことで椅子支持台22を伸縮アーム3から外して便利に搬送できる。
さらに、伸縮アーム3は図3に示すように、伸縮時の抵抗が小さくなるように、椅子支持台22の移動方向に沿って、すなわち床面9に対して平行な姿勢となるように配置される。伸縮アーム3は、一端がテーブル支持台12に固定されて、他端が椅子支持台22に固定された状態で、床面9に対して平行な水平姿勢となるように配置される。以上の椅子付きテーブル100は、伸縮アーム3を水平姿勢に保持するために、高さ調整部具4を調整して、テーブル支持台12の水平姿勢を調整する。図1〜図4に示す椅子付きテーブル100は、伸縮アーム3のガイドロッド31がテーブル支持台12と一体的に連結されているので、高さ調整部具4でテーブル支持台12の高さを調整することにより、ガイドロッド31の姿勢と高さが調整される。すなわち、この椅子付きテーブル100は、ガイドアーム31が水平な姿勢となるように、テーブル支持台12を水平姿勢に調整しながら、テーブル支持台12の高さを調整する。
以上の椅子付きテーブル100は、高さ調整具4でテーブル支持台12の水平姿勢が調整されて、テーブル支持台12に連結してなるガイドロッド31が水平姿勢に保持され、さらに、椅子支持台22が車輪5でもって水平姿勢に保持されて椅子支持台22に連結してなる伸縮ロッド32が水平姿勢に保持されて、伸縮アーム3が水平姿勢に保持される。椅子付きテーブル100は、ガイドロッド31と伸縮ロッド32の両方が水平姿勢に保持された状態で伸縮アーム3が伸縮されることにより椅子2とテーブル1との間隔が調整される。以上のように、水平姿勢に配置される伸縮アーム3は、椅子支持台22を水平方向に移動させる状態で、ガイドロッド31に対して伸縮ロッド32をスムーズにスライドさせて伸縮できる。したがって、この椅子付きテーブル100は、伸縮アーム3を水平姿勢に保持した状態で椅子支持台22を移動させることで、伸縮アーム3を伸縮させて、椅子2をテーブル1に向かう前後方向にスムーズに平行移動できる。
なお、本明細書において、前後方向とは、椅子がテーブルに対して接近し、あるいは離れる方向であって、テーブルと椅子を連結する伸縮アームの長手方向となる伸縮方向を意味するものとする。
さらに、以上の椅子付きテーブル100は、図11に示すように、テーブル支持台12及び椅子支持台22の上面を装飾カバー56で被覆することができる。椅子付きテーブル100は、例えば、テーブル支持台12の枠フレーム15の上面に平らな板材を固定すると共に、この板材の上面にシート材やマット材を敷設して装飾カバー56とする。このようなマット材として絨毯やカーペットやが使用できる。また、椅子付きテーブル100は、椅子支持台22の枠フレーム25の上面にも平らな板材を固定すると共に、この板材の上面に絨毯やカーペット等のシート材やマット材を敷設して装飾カバー56とする。さらにまた、椅子支持台22は、両側に配置された車輪5の上部をカバーする車輪カバー57を設けることもできる。このように、車輪カバー57を設ける構造は、ユーザーの足が車輪5に直接触れるのを防止して安全かつ清潔に使用できる。
[他の実施例]
以下、本発明の椅子付きテーブルの他の実施例を図12ないし図15に基づいて詳述する。なお、図12ないし図15に示す椅子付きテーブルについても、前述の図1と図2に示す椅子付きテーブルと同様に、テーブル1と椅子2を構成する部材のうち、金属製のフレームや金属製の支柱で形成される部分を太線で示している。さらに、以下に示す実施例は、主としてテーブルの構造や、テーブルと伸縮アームとの連結構造を特徴とするものである。したがって、椅子、車輪、高さ調整具等については、前述の構造を採用できるものとしてその説明は省略する。
図12に示す椅子付きテーブル200は、伸縮アーム3を水平面内で回動自在にテーブル支持台12に連結している。図に示すテーブル支持台11の枠フレーム15は、縦枠15Aの両端に、縦枠15Aと直交する横枠15Bを連結して全体をコ字状とすると共に、縦枠15Aの中間には、横枠15Bと平行に支持フレーム16を連結し、さらに、支持フレーム16の先端と横枠15Bの中間とを中間フレーム17で連結している。このテーブル支持台12は、支持フレーム16の先端部分に位置して伸縮アーム3のガイドロッド31の先端を連結している。ガイドロッド31は、図に示すように、水平面内で回動できるように回動軸69を介して連結されている。この椅子付きテーブル200は、回動軸69を中心として伸縮アーム3を水平面内で回動することで、椅子2をテーブル1に対して斜め方向に移動することができる。
図13に示す椅子付きテーブル300は、テーブル1のテーブル支持台62と椅子2の椅子支持台92とを2本の伸縮アーム3で連結している。すなわち、この椅子付きテーブル300は、ひとつの椅子2に対して2本の伸縮アーム3を連結している。2本の伸縮アーム3は互いに平行に配置されており、各々のガイドロッド31をテーブル支持台62の枠フレーム65を構成する横枠65Bに兼用している。図に示す枠フレーム65は、縦枠65Aの両端に、縦枠65Aと直交する姿勢で伸縮アーム3のガイドロッド31を連結しており、このガイドロッド31を横枠65Bとして、全体の外形をコ字状としている。図13のテーブル支持台62は、縦枠65Aの両端の下面に高さ調整具4を設けると共に、コ字状に連結されたガイドロッド31の先端部の下面側に、伸縮アーム3を支持する支持部19を設けている。支持部19は、伸縮アーム3の下面に沿って、伸縮アーム3と交差する方向に延びるロッド状で、ガイドロッド31の下面に固定されて伸縮アーム3の高さを所定の高さに支持している。この支持部19は、テーブル支持台62の水平姿勢を高さ調整具4で調整する状態で、ガイドロッド31を水平姿勢に保持できる高さに設定される。以上のテーブル支持台62は、外形を略四角形とする枠フレーム65の四隅のうち、椅子側の2つの隅部には支持部19を設けて、この部分を所定の高さに保持すると共に、椅子2と反対側の2つの隅部には高さ調整具4を設けて、2つの隅部の高さを調整してテーブル支持部62を水平姿勢に調整しながらガイドロッド31を水平姿勢に保持している。
さらに、図13に示す椅子付きテーブル300は、テーブル支持台62の縦枠65Aの両端の上面に垂直姿勢でテーブル支柱61を固定すると共に、テーブル支柱61の上端にはコ字状の支持枠63を固定して、この支持枠63の上面に天板60を固定している。コ字状の支持枠63は、椅子側に突出する突出部63Xの下面を、サブ支柱61Xを介してテーブル支持台62の枠フレーム65に連結している。サブ支柱61Xは、その下端を、テーブル支柱61の下端に接近させて固定しており、上端に向かって椅子側に傾斜する傾斜姿勢で配置している。
さらに、2本の伸縮アーム3は、各々の伸縮ロッド32の先端を椅子支持台92の枠フレーム95の前面の両端部に垂直に固定している。図13の椅子支持台92は、平面視を四角形とする枠フレーム95で、前述の椅子支持台22と同様にして、四角形の枠フレーム95の四隅に車輪5を連結している。図の枠フレーム95は、互いに対向する縦枠95Aの両端部を、横枠95Bで連結して全体の形状を長方形とすると共に、対向する縦枠25Aの中間部を2本の中間フレーム26で連結している。さらに、図に示す椅子支持台92は、中間フレーム96の上面に椅子支柱91を固定している。図に示す椅子支持台92は、各々の中間フレーム96に2本ずつ、全体で4本の椅子支柱91を固定しており、その上端に方形状の支持枠93を連結して、この支持枠93に座台90を固定している。この構造の椅子2は、座台90を4本の椅子支柱91で支持することで、ユーザーの体重をバランス良く安定して支持できる特徴がある。
以上の椅子付きテーブル300は、2本の伸縮アーム3を長手方向に同時に伸縮させて、椅子支持台92を前後方向に移動させる。この構造は、2本の伸縮アーム3を同時に伸縮させることで、各伸縮アーム3が左右方向にぶれるのを防止してスムーズに伸縮できる。とくに、この椅子付きテーブル300は、椅子支持台92の両端部に2本の伸縮アーム3を連結するので、椅子支持台92を前後に移動させる際には、椅子支持台92の中央部分に作用する前後方向の力を左右の伸縮アーム3に2分割させてスムーズに移動できる。さらに、この椅子付きテーブル300は、2本の伸縮アーム3をテーブル支持台62の横枠65Bの位置に配置するので、椅子2に座ったユーザーは、2本の伸縮アーム3の間に足を置くことができる。このため、椅子2に座った状態で、伸縮アーム3がユーザーの足に触れたり邪魔になることがなく、快適に使用できる特徴も実現できる。
以上の椅子付きテーブルは、ひとつのテーブルに対してひとつの椅子を連結しているが、本発明の椅子付きテーブルは、ひとつのテーブルに対して複数の椅子を備えることもできる。この椅子付きテーブルは、例えば、テーブルの両側、片側、あるいは周囲に複数の椅子を配置し、これ等の椅子を、伸縮アームを介してテーブルに連結することができる。
図14に示す椅子付きテーブル400は、テーブル1を対面式のテーブルとして対向する辺にそれぞれ一対の椅子2を配置して、全体では4つの椅子2を配置している。なお、図14においては、4つの椅子2の配置をわかりやすくするために、テーブル支持台72と伸縮アーム3と椅子支持台22を平面図として示している。図14に示す椅子付きテーブル400は、テーブル1の天板70の外形を長方形状として、長辺側に一対の椅子2を配置している。テーブル支持台72の枠フレーム75は、縦枠75Aと横枠75Bとを方形状に連結すると共に、対向する横枠75Bの中間を中間フレーム77で連結し、さらに、対向する縦枠75Aの中間も連結フレーム78で連結して補強している。さらに、各々の椅子2を連結する伸縮アーム3は、ガイドロッド31を枠フレーム75に固定している。図に示す伸縮アーム3は、ガイドロッド31の一端を中間フレーム77に連結すると共に、ガイドロッド31の他端部を縦枠75Bの中間に連結している。各伸縮ロッド3は、縦枠75A及び中間フレーム77に対して直交する姿勢で連結されており、この伸縮ロッド3を伸縮させて椅子支持台22をテーブル1に接近し、あるいは離れる前後方向に移動できるようにしている。
さらに、図15の斜視図に示す椅子付きテーブル500は、テーブル1を一方向に延びるカウンタータイプのテーブルとして、片側に4個の椅子2を配置している。図15に示す椅子付きテーブル500は、テーブル1の天板80の外形を細長い長方形状として、長辺に沿って4つの椅子2を配置している。テーブル支持台82の枠フレーム85は、天板80の延在方向に延びる複数の縦枠85Aとこの縦枠85Aの両端に連結された横枠85Bとで構成している。図に示す枠フレーム85は3本の縦枠85Aを平行に配置すると共に、これ等の縦枠85Aの両端を横枠85Bで連結して全体の外形を略四角形状としている。テーブル支持台82は、細長い枠フレーム85の両端に位置してテーブル支柱81を固定しており、このテーブル支柱81で天板80を支持している。さらに、テーブル支持台82は、椅子2が配置される側の縦枠85Aに、複数の伸縮アーム3を連結している。
図15に示す椅子付きテーブル500は、テーブル1の片側に配置される複数の椅子2について、隣り合う椅子2同士が互いに接近し、あるいは離れることができるように、すなわち前後方向と交差する方向である左右方向に対しても移動できる構造で連結している。この構造を実現するために、図15に示す椅子付きテーブル500は、各椅子2に連結された伸縮アーム3のテーブル側をテーブル支持台12に対して左右方向に移動できる構造で連結している。図に示す椅子付きテーブル500は、伸縮アーム3のテーブル側の先端部にスライドガイド86を連結しており、このスライドガイド86を縦枠85Aに沿って移動できる構造としている。スライドガイド86が連結される縦枠85Aは、スライドガイド86を長手方向にスライドできるスライドロッド87としている。
スライドガイド86とスライドロッド87の一例を図16に示す。この図に示すスライドロッド87はレール形状に形成している。スライドガイド86はレール状のスライドロッド87をカバーする形状とすると共に、レールを走行するローラー88を設けている。この椅子付きテーブル500は、スライドガイド86をスライドロッド87に沿って走行させることにより、伸縮アーム3をテーブル1に対してスムーズに左右方向にスライドさせて、隣接する椅子2同士の間隔を調整する。ここで、椅子支持台22に配置された車輪5は、伸縮アーム3の伸縮方向にのみ走行可能な構造となっているので、椅子2を左右方向に移動させる際には、椅子2を軽く持ち上げて車輪5を床面から浮かせることで移動できる。
さらに、スライドガイド86とスライドロッド87は、図17に示す構造とすることもできる。この図に示すスライドロッド87は角柱状のロッド又はパイプとしている。スライドガイド86は、角筒状の筒体としており、その中心にスライドロッド87を挿通している。このスライドガイド86は、図17の矢印で示すように、スライドロッド87に沿ってスライドさせることにより、伸縮アーム3をテーブル1に対して左右方向にスライドさせて、隣接する椅子2同士の間隔を調整する。
さらに、スライドガイド86は、図17に示すように、2本の伸縮アーム3を介してひとつの椅子支持台22に連結することもできる。この構造は、2本の伸縮アーム3とスライドガイド86と椅子支持台22とを方形状に連結するので、椅子2を床面から浮かせて左右方向に移動させる状態で、伸縮アーム3が左右方向にぶれてスライドガイド86が水平面内で回動するのを抑制でき、スライドガイド86をスライドロッド87に沿ってスムーズに移動できる特徴がある。
本発明の椅子付きテーブルは、椅子が連結されたテーブルとして、椅子に座ったままの状態で椅子を前後に移動させてテーブルとの間隔を調整できる椅子付きテーブルとして便利に使用できる。
100、200、300、400、500…椅子付きテーブル
1…テーブル
2…椅子
3…伸縮アーム
4…高さ調整具
4A…高さ調節ネジ
4a…ネジ棒
4b…支持板
5…車輪
9…床面
10…天板
11…テーブル支柱
12…テーブル支持台
13…支持枠
14…連結ロッド
15…枠フレーム
15A…縦枠
15B…横枠
16…支持フレーム
17…中間フレーム
18…雌ネジ孔
19…支持部
20…座台
21…椅子支柱
22…椅子支持台
23…ストッパネジ
24…フランジ部
25…枠フレーム
25A…縦枠
25B…横枠
26…中間フレーム
27…支持プレート
28…雌ネジ孔
31…ガイドロッド
32…伸縮ロッド
33…直動ベアリング
34…第1フレーム
35…第2フレーム
36…中間スライダー
37…ボールベアリング
38…連結プレート
39…止ネジ
40…座部
41…連結パイプ
42…背もたれ
43…ベースプレート
44…固定フレーム
45…固定プレート
46…支持リング
47…連結アーム
48…溝部
50…車輪ユニット
51…回転軸
52…垂直プレート
53…連結部
54…ナット
55…ワッシャ
56…装飾カバー
57…車輪カバー
58…連結金具
59…固定ネジ
60…天板
61…テーブル支柱
61X…サブ支柱
62…テーブル支持台
63…支持枠
63X…突出部
65…枠フレーム
65A…縦枠
65B…横枠
69…回動軸
70…天板
72…テーブル支持台
75…枠フレーム
75A…縦枠
75B…横枠
77…中間フレーム
78…連結フレーム
80…天板
81…テーブル支柱
82…テーブル支持台
85…枠フレーム
85A…縦枠
85B…横枠
86…スライドガイド
87…スライドロッド
88…ローラー
90…座台
91…椅子支柱
92…椅子支持台
93…支持枠
95…枠フレーム
95A…縦枠
95B…横枠
96…中間フレーム
101…テーブル
102…椅子
103…折曲アーム
105…ダブル車輪
111…支柱
121…支柱
131…ヒンジ
201…テーブル
202…椅子
203…伸縮アーム
212…テーブル支持台
222…椅子支持台

Claims (7)

  1. テーブル(1)と、
    このテーブル(1)に一端を連結してなる水平面内で直線状に伸縮できる伸縮アーム(3)と、
    この伸縮アーム(3)の他端に連結してなる椅子(2)と備える椅子付きテーブルであって、
    前記テーブル(1)は、天板(10;60;70;80)と、この天板(10;60;70;80)の下面に固定してなるテーブル支柱(11;61;81)と、このテーブル支柱(11;61;81)の下端に連結してなるテーブル支持台(12;62;72;82)とを備え、
    前記椅子(2)は、座台(20;90)と、この座台(20;90)の下面に固定してなる椅子支柱(21;91)と、この椅子支柱(21;91)の下端に連結してなる椅子支持台(22;92)とを備え、
    前記テーブル支持台(12;62;72;82)は、隅部の高さを調整して水平姿勢を調整する高さ調整具(4)を下面に備えており、
    前記椅子支持台(22;92)は、水平姿勢で前記テーブル支持台(12;62;72;82)に向かって移動自在なように、椅子支持台(22;92)の移動方向を前記伸縮アーム(3)の長手方向とする車輪(5)を両側に設けており、
    前記伸縮アーム(3)は前記テーブル支持台(12;62;72;82)に垂直面内で非回動状態に連結されるガイドロッド(31)と、このガイドロッド(31)に長手方向に伸縮自在に連結されて、前記椅子支持台(22;92)に垂直面内で非回動状態に連結してなる伸縮ロッド(32)とを備え、
    前記高さ調整具(4)で前記テーブル支持台(12;62;72;82)の水平姿勢が調整されて前記テーブル支持台(12;62;72;82)に連結してなる前記ガイドロッド(31)が水平姿勢に保持され、さらに、前記椅子支持台(22;92)が前記車輪(5)でもって水平姿勢に保持されて前記椅子支持台(22;92)に連結してなる前記伸縮ロッド(32)が水平姿勢に保持され、
    前記ガイドロッド(31)と前記伸縮ロッド(32)の両方が水平姿勢に保持されて前記伸縮アーム(3)が伸縮されて、前記椅子(2)と前記テーブル(1)との間隔が調整されるようにしてなる椅子付きテーブル。
  2. 請求項1に記載される椅子付きテーブルであって、
    前記テーブル支持台(12;72;82)が四角形の枠フレーム(15;75;85)で、この枠フレーム(15;75;85)の四隅又は3隅に前記高さ調整具(4)を設けてなることを特徴とする椅子付きテーブル。
  3. 請求項1又は2に記載される椅子付きテーブルであって、
    前記椅子支持台(22;92)が四角形の枠フレーム(25;95)で、四角形の四隅に前記車輪(5)を連結してなることを特徴とする椅子付きテーブル。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載される椅子付きテーブルであって、
    前記車輪(5)が回転軸(51)を介して前記椅子支持台(22;92)に回転自在に連結され、前記回転軸(51)は、前記椅子支持台(22;92)の側面に水平姿勢で配置されて前記椅子支持台(22;92)に固定され、前記車輪(5)の回転軸(51)を前記椅子支持台(22;92)の上下の中間に配置してなることを特徴とする椅子付きテーブル。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載される椅子付きテーブルであって、
    前記伸縮アーム(3)の一端が前記テーブル支持台(12;62;72;82)に固定されて垂直面内で非回動状態に前記テーブル支持台(12;62;72;82)に連結され、前記伸縮アーム(3)の他端が前記椅子支持台(22;92)に固定されて、垂直面内で非回動状態に連結されてなることを特徴とする椅子付きテーブル。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載される椅子付きテーブルであって、
    前記伸縮アーム(3)が水平面内で回動自在に前記テーブル支持台(12)に連結してなることを特徴とする椅子付きテーブル。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載される椅子付きテーブルであって、
    前記テーブル(1)の片側、両側、又は周囲に複数の椅子(2)を備えており、各々の椅子(2)が前記伸縮アーム(3)を介して前記テーブル(1)に連結されてなることを特徴とする椅子付きテーブル。
JP2014207208A 2014-10-08 2014-10-08 椅子付きテーブル Pending JP2016073536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014207208A JP2016073536A (ja) 2014-10-08 2014-10-08 椅子付きテーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014207208A JP2016073536A (ja) 2014-10-08 2014-10-08 椅子付きテーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016073536A true JP2016073536A (ja) 2016-05-12

Family

ID=55950256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014207208A Pending JP2016073536A (ja) 2014-10-08 2014-10-08 椅子付きテーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016073536A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108634638A (zh) * 2018-05-18 2018-10-12 安徽工程大学 一种具可拆卸功能的办公设备组合装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108634638A (zh) * 2018-05-18 2018-10-12 安徽工程大学 一种具可拆卸功能的办公设备组合装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070151489A1 (en) Rotating over-bed computer desk
US8256359B1 (en) Height adjustable table
JP3109781U (ja) 板付きフラットウォーカーの構造
US20170007017A1 (en) Electric height adjustable platform for computer keyboard and monitor
CA2828157C (en) Multifunctional seat furniture
JP2004305233A (ja) 脚構造体、及び天板付家具
JP2016073536A (ja) 椅子付きテーブル
US8662515B2 (en) Movable wheelchair structure
KR20210032708A (ko) 낚시대 받침틀 파지기능을 구비한 전폭 조절식 좌대받침틀
JP2010279627A (ja) イス兼用の杖
KR101399642B1 (ko) 높이 조절형 책상
JP6482309B2 (ja) 昇降機構及び家具
US20180192767A1 (en) Slidable furniture with in-wall mounting system
JP7430899B2 (ja) 昇降テーブル
KR101565301B1 (ko) 테이블용 다리장치
RU227077U1 (ru) Стол ученический
WO2018084171A1 (ja) 天板付什器
JPH0234325Y2 (ja)
CN104106927B (zh) 一体化课桌椅
KR200347009Y1 (ko) 이동형 책걸상
KR20190113404A (ko) 실내 및 실외에서 사용이 가능한 이동식 의자 겸용 테이블
NO20110387A1 (no) Anordning ved mobel
KR200337304Y1 (ko) 이동형 책걸상
JP6710146B2 (ja) 天板付什器
JPH0339085Y2 (ja)