JP2016072096A - 金属線、太陽電池集電用インターコネクター、及び太陽電池モジュール - Google Patents

金属線、太陽電池集電用インターコネクター、及び太陽電池モジュール Download PDF

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Naoya SAWAKI
直哉 佐脇
木村 圭一
Keiichi Kimura
圭一 木村
宇野 智裕
Tomohiro Uno
智裕 宇野
中塚 淳
Jun Nakatsuka
淳 中塚
石井 守
Mamoru Ishii
守 石井
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Abstract

【課題】より接合性を向上することができる金属線、太陽電池集電用インターコネクター、及び太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】金属によりテープ状に形成された芯部12Aと、前記芯部12Aの表面に形成された半田層14とを有する金属線において、前記芯部12Aは、厚さ方向の凸部16Aが長さ方向に沿って形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体モジュール、例えば太陽電池モジュールの配線に使用される金属線、太陽電池集電用インターコネクター、及び太陽電池モジュールに関する。
半導体モジュールの配線に使用される金属線は、ICやLSI内部で使用されるボンディングワイヤ、IGBT等で使用されるタブ線、太陽電池の配線に使用される太陽電池集電用インターコネクター等が挙げられる。
太陽電池集電用インターコネクターは、テープ状の芯部と、当該芯部の表面に形成された半田層とを備える。芯部は、電気良導体である銅、アルミニウム、銀、金等の比較的純度の高い金属で形成され、1mm以上、6mm以下の幅で、0.1mm以上、0.3mm以下の平角線が用いられることが多い。半田層は、通常、溶融めっきにより形成される。半田層は、芯部の表面に付着した溶融半田が凝固する際に、表面張力によって幅方向側部から中央部にかけて厚さ方向に突出した形状に形成される。
これに対し、太陽電池セルに形成された電極との接合性を向上した太陽電池集電用インターコネクターが開示されている(例えば、特許文献1及び2)。上記特許文献1及び2には、太陽電池集電用インターコネクターを太陽電池セルの電極に強固に接合するため、半田層の表面を平坦に形成することが有効であると、開示されている。
特開2009−218560号公報 国際公開第2004/105141号
しかしながら、上記特許文献1及び2に係る太陽電池集電用インターコネクターでは、太陽電池セルの電極に接合する際、均一に接合するためより大きい荷重を印加する必要がある。
また、上記特許文献1及び2に係る太陽電池集電用インターコネクターでは、半田をリフローして接合する際、半田中に気泡が発生し、そのまま半田が凝固するとボイドが形成されてしまう、という問題があった。半田は、ボイドが生じた部分が未接着箇所となり、機械的、熱的疲労を受けた場合、亀裂の原因となり、長期信頼性が低下する。
そこで本発明は、より接合性を向上することができる金属線、太陽電池集電用インターコネクター、及び太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
本発明に係る金属線は、金属によりテープ状に形成された芯部と、前記芯部の表面に形成された半田層とを有する金属線において、前記芯部は、厚さ方向の凸部が長さ方向に沿って形成されていることを特徴とする。
本発明に係る太陽電池集電用インターコネクターは、上記金属線を用いたことを特徴とする。
本発明に係る太陽電池モジュールは、上記太陽電池集電用インターコネクターで太陽電池セルを直列接続したストリングを備えることを特徴とする。
本発明によれば、金属線は、リフロー接合時に、溶融した半田と共に、半田中に生じた気泡も凸部の頂点から側縁部へ流れ、さらに側縁部へ到達した気泡は、浮力によって、外部へ抜け出すので、ボイドの発生を防ぐことができる。したがって金属線は、ボイドの発生を防いで未接着箇所が生じないようにすることにより、より接合性を向上することができる。
本実施形態に係るインターコネクターの構成を示す縦断面図である。 変形例(1)に係るインターコネクターの構成を示す縦断面図である。 変形例(2)に係るインターコネクターの構成を示す縦断面図である。 変形例(3)に係るインターコネクターの構成を示す縦断面図である。 変形例(4)に係るインターコネクターの構成を示す縦断面図である。 変形例(5)に係るインターコネクターの構成を示す縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
1.実施形態
(全体構成)
図1に示す金属線としての太陽電池集電用インターコネクター(以下、「インターコネクター」という)10Aは、芯部12Aと、当該芯部12Aの表面に形成された半田層14とを備える。本実施形態に係るインターコネクター10Aは、半田層14をリフローして接合するタイプについて説明する。
インターコネクター10Aは、長さ方向に対して垂直な面内において、扁平したテープ状の導体であり、テープ面が厚さ方向に突出している。インターコネクター10Aの長さ方向と平行な互いに対向する面のうち幅の広い面は、一般的にテープ面と呼ばれる。また他の対向する面は、一般的に側面と呼ばれる。本実施形態の場合、厚さとはテープ面間の巨視的な長さ、すなわち最大値をいい、幅とは側面間の最大値をいう。なお、幅方向は、短手方向とも呼ばれる。
芯部12Aは、テープ状の部材であり、前記テープ面に対応した一側表面と、当該一側表面の逆側に形成された他側表面とを有する。芯部12Aは、銅、銀、アルミニウムなど導電性の良好な金属または合金で形成することができる。
芯部12Aは、インターコネクター10Aとして使用する目的上、長手方向の降伏強度が小さく、導電率が高い方が望ましい。芯部12Aは、例えばJIS1100等のタフピッチ銅やJIS1020のような無酸素銅のような純銅で形成されるのが好ましい。さらに芯部12Aは、降伏強度が小さい材料として、十分に焼鈍されたJIS規格でいうO材のような状態であるのが好ましい。芯部12Aは、厚さが0.1〜0.3mm、幅が1mm〜3mmの範囲であるのが一般的である。
芯部12Aは、一側表面及び他側表面に、厚さ方向の凸部16Aが長さ方向に沿って形成されている。本実施形態の場合、凸部16Aは、芯部12Aの一側表面及び他側表面の中央部に形成されており、湾曲した山形状を有する。また芯部12Aの両側縁部には、平坦部18がそれぞれ形成されている。
芯部12Aは、中央部すなわち凸部16Aの頂点における厚さを2h、側縁部すなわち平坦部18における厚さを2hとした場合、下記式(1)
0.5μm<h−h≦20.0μm・・・(1)
を満たすように形成されるのが好ましい。上記範囲内の場合、半田が溶融する際に、中央部から側縁部へ半田が流れる。そうすると半田中に生じた気泡は、半田と共に側縁部へ流れ、さらに気泡自身の浮力によって側縁部からより抜けやすくなる。
−hが0.5μm以下の場合、電極との接合面にボイドが形成され、未接着箇所が増加するので、接合強度が低下する可能性がある。h−hが20.0μm超の場合、電極との接触面積が小さくなり、接合強度が低下してしまう。
平坦部18は、両側を合わせて芯部12Aの幅長さの50%以下であるのが好ましい。平坦部18の割合は小さいほど、気泡が留まる可能性が低くなるので、より好ましい。平坦部18が両側を合わせて芯部12Aの幅長さの50%より大きい場合、半田が十分に側縁部へ流れず、さらに気泡が側縁部から抜けにくくなる。
半田層14は、芯部12Aの一側表面及び他側表面の少なくとも一方に形成される。本実施形態の場合、半田層14は、一側表面及び他側表面を含む芯部12Aの全周に形成されている。半田層14は、Sn-Pb合金、Sn-Ag-Cu合金、Sn-Bi合金などの半田で形成することができる。
半田層14は、厚さが、0.3μm以上40μm以下であるのが好ましい。なお、本明細書において半田層14の厚さは、目付量を用いる。ここで目付量とは、重量と密度から換算した平均的な厚さである。
インターコネクター10Aはテープ面が側面より大きいので、半田層14の厚さは、半田層14が全て一側表面及び他側表面上に形成されたとして算出した値を用い、特に断らない限り一側表面及び他側表面上に形成された厚さをいうものとする。
(製造方法)
次に、上記のように構成されたインターコネクター10Aの製造方法を説明する。まず、芯部12Aは、板材を所定の厚さになるまで圧延して、適宜スリット加工をすることにより平角形状の線材を形成する。次いで、当該線材に対し、所定形状のダイスを用いて伸線加工を施すことにより、所定の断面形状を有する芯部12Aを形成することができる。このように形成された芯部12Aは、加工硬化により降伏強度が大きい状態なので、焼鈍、あるいは後述する半田層14を形成する工程における熱を利用して、再結晶させ軟質化することが望ましい。なお、芯部12Aは、板材に変えて、断面が円形状の線材を圧延して、形成してもよい。図1〜6では側面が直線の場合を示したが、線材を圧延して芯部12Aを形成すると、側面の形状は湾曲した曲線形状になる。
次いで、芯部12Aの表面に半田層14を形成する。半田層14は、溶融めっきにより形成することができる。溶融めっきは、芯部12Aをめっき槽内に連続的に通し、芯部12A表面に半田をめっきする。芯部12Aに対する半田層14の厚さや幅方向の芯部12A同士の間隔は、溶融めっき液面から芯部12Aが出る出口に適当な形状の孔が空いた絞りダイスを配置した上で、当該絞りダイスを通過させたり、ワイピングノズルと呼ばれるノズルから不活性ガス等をめっき直後に噴射して、余分な溶融金属を吹き飛ばしたりすることで、調整することができる。半田層14は、上記溶融めっきに限らず、湿式めっきによって形成してもよい。
(作用及び効果)
上記のように構成されたインターコネクター10Aは、リフロー接合により、太陽電池セルに形成された電極に接合することができる。まず予熱したセルテーブル上の太陽電池セルにインターコネクター10Aを配置し、ピンで抑える。次いで、ホットエアを吹き付けてインターコネクター10Aの半田層14を溶融する。このようにしてインターコネクター10Aは太陽電池セルと接合される。
本実施形態の場合、芯部12Aは、厚さ方向の凸部16Aが長さ方向に沿って形成されている。リフロー接合時に、溶融した半田は、凸部16Aの頂点から側縁部へ流れる。そうすると、溶融した半田と共に、半田中に生じた気泡も凸部16Aの頂点から側縁部へ流れる。さらに側縁部へ到達した気泡は、気泡自身の浮力によって、インターコネクター10Aと電極の間から外部へ抜け出す。そうするとインターコネクター10Aと電極の接合面にボイドは生じないので、未接着箇所も生じない。したがってインターコネクター10Aは、ボイドの発生を防いで未接着箇所が生じないようにすることにより、より接合性を向上することができる。
さらに凸部16Aは上記式(1)を満たすことにより、より確実にボイドの発生を防ぐことができるので、インターコネクター10Aは、より確実に接合性を向上することができる。
本実施形態に係るインターコネクター10Aは、太陽電池セルを直列接続してストリングを形成することにより、太陽電池モジュールを得ることができる。
(変形例)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。
上記実施形態の場合、芯部12Aに形成された凸部16Aは、半田層を形成する際の溶融めっきの表面張力によって形成される半田層表面の形状に近似させてもよい。具体的には、円弧や楕円の弧線等が挙げられる。これにより、インターコネクター10Aは、半田層を均一に薄く形成することができるので、同様なめっき速度でめっきした場合でも、従来の平角線等と比べて半田層14の目付量を小さくすることができる。すなわち、同様の目付量の半田を積層する場合、従来の平角線と比べてめっき速度を速くでき、生産性を向上できる。
上記実施形態の場合、凸部16Aは、芯部12Aの一側表面及び他側表面の中央部に形成され、湾曲した山形状を有し、さらに芯部12Aの側縁部には、平坦部18がそれぞれ形成されている場合について説明したが、本発明はこれに限られない。
例えば、図2に示すように、インターコネクター10Bは、芯部12Bの一側表面及び他側表面が、直線状の山形状に形成されている。凸部16Bは、芯部12Bの一側表面及び他側表面の中央部を頂点とし、一側表面及び他側表面の全面に形成されている。この場合、芯部12Bの一側表面及び他側表面には、平坦部が形成されていないので、気泡が両側縁部からより抜けやすい。
また、図3に示すように、インターコネクター10Cは、芯部12Cの一側表面及び他側表面が、湾曲した山形状に形成されている。凸部16Cは、芯部12Cの一側表面及び他側表面の中央部を頂点とし、一側表面及び他側表面の全面に形成されている。この場合、芯部12Cの一側表面及び他側表面には、平坦部が形成されていないので、気泡が両側縁部からより抜けやすい。
上記実施形態の場合、凸部16Aは、左右対称である場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば図4に示すように、左右非対称であってもよい。本図に示すように、芯部12Dの一側表面に形成された凸部16Dは、頂点が右側に偏った位置になるように緩やかな山形状に形成されている。当該凸部16Dの左側には平坦部20が形成されている。芯部12Dの他側表面に形成された凸部16Dは、頂点が左側に偏った位置になるように緩やかな山形状に形成されている。当該凸部16Dの右側には平坦部20が形成されている。
また、図5に示すように、左右非対称の芯部12Eを形成してもよい。本図に示す芯部12Eは、一側表面に形成された凸部16Eが頂点が左側に偏った位置になるように形成されており、両側縁部に繋がる緩やかな山形状を有する。芯部の他側表面に形成された凸部16Eは、頂点が右側に偏った位置になるように形成されており、両側縁部に繋がる緩やかな山形状を有する。
上記した図2〜図5に示すインターコネクター10B〜10Eは、厚さ方向の凸部16B〜16Eが長さ方向に沿って形成されている芯部12B〜12Eを備えることにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、芯部が平坦部を有しない場合、上記2hは、側面と、一側表面及び他側表面が交差する点の間の長さとする。
上記実施形態の場合、インターコネクター10Aは、リフロー接合により太陽電池セルの電極に接合するタイプについて説明したが、本発明はこれに限らず、導電性ペーストや導電性接着フィルムで接合するタイプに適用することもできる。
導電性ペーストや導電性接着フィルムで接合する場合、半田層は接着剤としては機能せず、芯部の防錆のために設けられる。そのため半田層は、薄く形成すれば足りる。因みに従来、導電性ペーストや導電性接着フィルムで接合する用途向けのインターコネクターは、芯部が平角線などであり、表面が平坦であるので、半田層も薄いため、テープ面も平坦となる。
これに対し、図6に示すように、インターコネクター10Fは、芯部12Cが凸部16Cを有していることにより、半田層14の厚さが薄くても、テープ面が厚さ方向に突出している。
導電性ペーストは、導電性粒子と熱硬化性樹脂とで形成される。導電性ペーストは、熱導電性粒子と硬化性樹脂とが加熱されることによって硬化、焼結し、太陽電池セルとインターコネクター10Fを接合する。導電性粒子と熱硬化性樹脂とが加熱された際、導電性ペースト内に気泡が生じる場合がある。本実施形態に係るインターコネクター10Fは、芯部12Cに凸部16Cが形成されていることにより、テープ面が厚さ方向に突出している。これにより凸部16Cの頂点から側縁部へ熱が伝わる。そうすると凸部16Cから側縁部へ向かって順に導電性粒子と熱硬化性樹脂とが硬化、焼結していく。これにより、導電性ペースト内に生じた気泡も凸部16Cの頂点から側縁部へ流れる。さらに側縁部へ到達した気泡は、浮力によって、インターコネクター10Fと電極の間から外部へ抜け出す。したがってインターコネクター10Fは、ボイドの発生を防いで未接着箇所が生じないようにすることにより、より接合性を向上することができる。
さらにインターコネクター10Fは、ピンで抑える際に、凸部16Cの頂点に荷重が集中するので、少ない荷重で太陽電池セルの電極に密着することができる。したがってインターコネクター10Fは、従来の平角線などの平坦な表面を有するインターコネクターに比べ、より接合性を向上することができる。
また導電性接着フィルムで接合する場合、芯部12Cは、厚さ方向の凸部16Cが長さ方向に沿って形成されている。これにより、インターコネクター10Fは、ピンで抑える際に、テープ面の頂点に荷重が集中するので、中央部付近において導電性接着フィルムの導電性粒子同士を接触させるのに十分な圧力を確実に加えることができる。したがってインターコネクター10Fは、従来の平角線などの平坦なテープ面を有するインターコネクターに比べ、より接合性を向上することができる。
2.実施例
(1)第1実施例
(試料)
実施例として上記「製造方法」に示す手順でインターコネクターを作製し、リフロー接合により太陽電池セルに接合して、その効果を調べた。
(実施例1〜4)
純度99.9%以上、厚さ1.2mmの無酸素銅板(JIS C1020 1/2H材)を0.23mmに冷間圧延した後、スリット加工により幅1.5mmにし、断面が厚さ0.23mm×幅1.5mmの平角形状の銅線材を作製した。
次いで、さまざまな断面形状のベアリング部を有する伸線用の異形ダイスを用い、伸線加工することにより、所定の断面形状の芯部を作製した。芯部の断面形状は、図4に相当する「左右非対称」とした。
次いで、連続半田めっき装置で溶融めっきにより芯部の表面に半田層を形成した。連続半田めっき装置は、芯部表面の酸化被膜を除去する光輝焼鈍炉と、溶融めっき槽とからなる。連続半田めっき装置は、光輝焼鈍炉に導入された芯部は、大気に触れることなく溶融めっき槽へと導入されるように形成されている。めっき浴は、Snに対するPbの濃度を40重量%とした。芯部をめっき浴に通す速度(めっき速度)は、5.0m/min(一定)とした。このようにして実施例1に係るインターコネクターを作製した。
芯部の断面形状を、図1に相当する「平坦部あり」、図2に相当する「直線状の山形状」、図3に相当する「湾曲した山形状」とした以外は、実施例1と同様に、実施例2〜4に係るインターコネクターを作製した。
(実施例5〜11)
純度99.9%以上、φ1.2〜1.25mmのタフピッチ銅線材(JIS 1100 1/2H材)を冷間圧延により、断面が厚さ0.25mm×幅2.0mmの平角形状の銅線材を作製した。上記実施例1と同様の手順で図3に相当する「湾曲した山形状」の断面形状を有し、h−hの値が異なる芯部を作製した。
次いで、連続半田めっき装置で溶融めっきにより芯部の表面に半田層を形成した。Snに対するAg濃度を3.0重量%、Cu濃度を0.5重量%としためっき浴を用いた。めっき速度は、半田層の厚さが30.0μmとなるように10.0〜15.0m/minの範囲で制御した。このようにして実施例5〜11に係るインターコネクターを作製した。
(比較例1及び2)
比較として、芯部の断面形状が平角である「平坦」である以外は、上記実施例1と同様の手順で、比較例1に係るインターコネクターを作製した。また、芯部の断面形状が平角である「平坦」、凸部の形状が上記式(1)の範囲外である芯部を用いた以外は、上記実施例5〜11と同様の手順で、比較例2に係るインターコネクターを作製した。
(太陽電池セルとの接合)
作製したインターコネクターを、太陽電池セルの電極に接合した。インターコネクターの接合には、全自動配線装置((株)エヌ・ピー・シー製)を使用した。この全自動配線装置は、半田をリフローして太陽電池セルとインターコネクターを接合する。まず予熱したセルテーブル上の太陽電池セルにインターコネクターを配置し、ピンで抑える。次いで、ホットエアを吹き付けてインターコネクターの半田層を溶融して太陽電池セルとインターコネクターを接合する。接合温度は、セルテーブルの温度を160℃、ホットエアの温度を400℃に設定して接合した。
使用した太陽電池セルは、大きさ156×156mm、厚さ200μmの多結晶シリコン基板である。太陽電池セルの受光面及び裏面には、それぞれインターコネクターが接合される電極が形成されている。電極は、太陽電池セルの各表面にそれぞれ平行に3本配置されている。この電極は、銀で形成されており、幅が2mmである。実施例及び比較例に係るインターコネクターの詳細な構成を表1に示す。
(ピール強度及び未接着部位の発生量)
得られた試料に対し90°ピール試験を行い、ピール強度及び未接着部位の発生量を調べた。90°ピール試験の方法について説明する。まず、インターコネクターを接合した太陽電池セルを水平に固定する。前記インターコネクターの端部をはがして、当該端部を引張試験機のチャックでつかむ。当該チャックを水平面に直交する真上に引張り、インターコネクターを太陽電池セルの電極からはがしながら、ロードセルにかかる荷重を測定する。ピール強度は、インターコネクターが太陽電池セルの電極から完全に剥離するまでの間に要した荷重の平均値を、電極の幅で除した値とした。
また未接着部位の発生量は、ピール試験後の太陽電池セルの電極表面を観察して測定した。目視で10枚の太陽電池セルの電極表面を実体顕微鏡で観察し、電極の色が見えた箇所の個数を計測した。因みに、良好に接合されている場合、通常は半田において剥離するため、半田の銀色が観察される。一方、未接着箇所がある場合、その部位において電極の白色が観察される。10枚の太陽電池セルの受光面に配置された電極(合計30本)について観察し、未接着部位の数が1個以下の場合は◎、2個又は3個の場合は○、4個又は5個の場合は△、6個以上の場合は×とし表1の「接合性」の欄に示した。
(熱サイクル特性)
太陽電池セルの発電性能を測定し、太陽電池としての長期信頼性を調べた。発電性能は、JIS C8912に基づくソーラーシミュレーターを使用し、JIS C8913に準じた方法で電流−電圧特性を計測し、発電効率を導出することにより、測定した。
また、発電効率を測定した太陽電池セルについて熱サイクル試験(TCT:Thermal Cycling test)を実施した。熱サイクル試験の条件は、−45℃から80℃を2サイクル/時間とした。100サイクル後の太陽電池セルについて、再度、発電性能を測定した。10個の太陽電池セルについて同様の試験を行い、測定された発電効率の平均値を表1に示す。
Figure 2016072096
表1に示す通り、実施例1〜11に係るインターコネクターは、芯部が凸部を有することにより、接合性の評価が△以上で、良好であった。さらに実施例1〜10に係るインターコネクターは、h−hが所定範囲内であることにより、高いピール強度が得られることが確認できた。また実施例11は、凸部を有しているので接合性が良好であるものの、h−hが所定範囲の上限を超えているため、ピール強度が低下した。
これに対し、比較例1及び2に係るインターコネクターは、芯部が凸部を有しないので、接合性が×であった。
(2)第2実施例
(試料)
実施例として上記「製造方法」に示す手順でインターコネクターを作製し、導電性ペーストにより太陽電池セルに接合して、その効果を調べた。
(実施例12〜15)
純度99.9%以上、厚さ1.2mmの無酸素銅板(JIS C1020 1/2H材)を0.23mmに冷間圧延した後、スリット加工により幅1.3mmにし、断面が厚さ0.23mm×幅1.3mmの平角形状の銅線材を作製した。次いで、さまざまな断面形状のベアリング部を有する伸線用の異形ダイスを用い、伸線加工することにより、所定の断面形状の芯部を作製した。
次いで、芯部を上記実施例1と同じ連続半田めっき装置で溶融めっきにより半田層を形成した。めっき浴は、Snに対するPbの濃度を40重量%とした。めっき速度は、半田層の厚さが3.0μmとなるように8.0〜9.0m/minの範囲で制御した。このようにして実施例12〜15に係るインターコネクターを作製した。
作製したインターコネクターを、導電性粒子(Ag)を含有するアクリル系樹脂の導電性ペーストを用い、上記実施例1と同様に、太陽電池セルの電極に接合した。接合温度は、半田の固層線温度以下の150℃とした。
(実施例16〜22)
純度99.9%以上、φ1.2〜1.25mmのタフピッチ銅線材(JIS 1100 1/2H材)を冷間圧延により、断面が厚さ0.25mm×幅2.0mmの平角形状の銅線材を作製した。上記実施例1と同様の手順で図3に相当する「湾曲した山形状」の断面形状を有し、h−hの値が異なる芯部を作製した。
次いで、芯部を連続半田めっき装置で溶融めっきにより半田層を形成した。Snに対するAg濃度を3.0重量%、Cu濃度を0.5重量%としためっき浴を用いた。めっき速度は、半田層の厚さが1.0μmとなるように4.0〜7.0m/minの範囲で制御した。このようにして実施例16〜22に係るインターコネクターを作製した。
作製したインターコネクターを、上記導電性ペーストを用い、太陽電池セルの電極に接合した。なお、使用した太陽電池セルは、大きさ156×156mm、厚さ180μmの単結晶シリコン基板である。太陽電池セルの受光面及び裏面には、それぞれインターコネクターが接合される電極が形成されている。電極は、太陽電池セルの各表面にそれぞれ平行に3本配置されている。この電極は、銀で形成されており、幅が2mmである。接合温度は、半田の固層線温度以下の150℃とした。
(比較例3及び4)
比較として、芯部の断面形状が平角である「平坦」である芯部を用いた以外は、上記実施例12〜15と同様の手順で、比較例3に係るインターコネクターを作製し、太陽電池セルに接合した。また、芯部の断面形状が平角である「平坦」、又は凸部の形状が上記式(1)の範囲外である芯部を用いた以外は、上記実施例16〜22と同様の手順で、比較例5に係るインターコネクターを作製し、太陽電池セルに接合した。実施例及び比較例に係るインターコネクターの詳細な構成を表2に示す。
Figure 2016072096
(評価)
得られた試料に対し、ピール強度及び未接着部位の発生量、発電性能を調べた。表2に示す通り、実施例12〜22に係るインターコネクターは、芯部が凸部を有することにより、接合性の評価が△以上で、良好であった。さらに実施例12〜21に係るインターコネクターは、h−hが所定範囲内であることにより、高いピール強度が得られることが確認できた。また実施例22に係るインターコネクターは、凸部を有しているので接合性が良好であるものの、h−hが所定範囲の上限を超えているため、ピール強度が低下した。
これに対し、比較例3及び4に係るインターコネクターは、芯部が凸部を有しないので、接合性が×であった。
(3)第3実施例
(試料)
実施例として上記「製造方法」に示す手順でインターコネクターを作製し、導電性接着フィルムにより太陽電池セルに接合して、その効果を調べた。
(実施例23〜26)
純度99.9%以上、厚さ1.2mmの無酸素銅板(JIS C1020 1/2H材)を0.23mmに冷間圧延した後、スリット加工により幅2.0mmにし、断面が厚さ0.23mm×幅2.0mmの平角形状の銅線材を作製した。次いで、さまざまな断面形状のベアリング部を有する伸線用の異形ダイスを用い、伸線加工することにより、所定の断面形状の芯部を作製した。
次いで、芯部を上記実施例1と同じ連続半田めっき装置で溶融めっきにより半田層を形成した。めっき浴は、Snに対するPbの濃度を40重量%とした。めっき速度は、半田層の厚さが5.0μmとなるように5.0〜6.0m/minの範囲で制御した。このようにして実施例23〜26に係るインターコネクターを作製した。
作製したインターコネクターを、導電性粒子(Ag)を含有するエポキシ系樹脂の導電性接着フィルムを用い、上記実施例1と同様に、太陽電池セルの電極に接合した。導電性接着フィルムを太陽電池セルとインターコネクターの間に挟んで配置し、接合温度180℃、荷重2MPa、時間10秒の条件で接合した。
(実施例27〜33)
純度99.9%以上、φ1.2〜1.25mmのタフピッチ銅線材(JIS 1100 1/2H材)を冷間圧延により、断面が厚さ0.25mm×幅2.0mmの平角形状の銅線材を作製した。上記実施例1と同様の手順で図3に相当する「湾曲した山形状」の断面形状を有し、h−hの値が異なる芯部を作製した。
次いで、芯部を上記実施例1と同じ連続半田めっき装置で溶融めっきにより半田層を形成した。めっき浴は、Snに対するPbの濃度を40重量%とした。めっき速度を半田層の厚さが0.5μmとなるようにアルゴンガスを吹き付けながら2.0〜4.0m/minの範囲で制御して半田層を形成した、実施例27〜33に係るインターコネクターを作製した。
大きさ156×156mm、厚さ180μmの単結晶シリコン基板からなる太陽電池セルを使用した以外は、上記実施例23〜26と同様に、作製したインターコネクターを太陽電池セルの電極に接合した。
(比較例5及び6)
比較として、芯部の断面形状が平角である「平坦」である芯部を用いた以外は、上記実施例23〜26と同様の手順で、比較例5に係るインターコネクターを作製し、太陽電池セルに接合した。また凸部の形状が上記式(1)の範囲外である芯部を用いた以外は、上記実施例27〜33と同様の手順で、比較例5及び6に係るインターコネクターを作製し、太陽電池セルに接合した。実施例及び比較例に係るインターコネクターの詳細な構成を表3に示す。
Figure 2016072096
(評価)
得られた試料に対し、ピール強度及び未接着部位の発生量、発電性能を調べた。表3に示す通り、実施例23〜33に係るインターコネクターは、芯部が凸部を有することにより、接合性の評価が△以上で、良好であった。さらに実施例23〜32に係るインターコネクターは、h−hが所定範囲内であることにより、高いピール強度が得られることが確認できた。また実施例33に係るインターコネクターは、凸部を有しているので接合性が良好であるものの、h−hが所定範囲の上限を超えているため、ピール強度が低下した。
これに対し、比較例5及び6に係るインターコネクターは、芯部が凸部を有しないので、接合性が×であった。
10A〜10F インターコネクター
12A〜12E 芯部
14 半田層
16A〜16E 凸部

Claims (8)

  1. 金属によりテープ状に形成された芯部と、
    前記芯部の表面に形成された半田層とを有する金属線において、
    前記芯部は、厚さ方向の凸部が長さ方向に沿って形成されていることを特徴とする金属線。
  2. 前記凸部は前記芯部の一側表面及び他側表面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の金属線。
  3. 前記凸部は、前記芯部の幅方向の中央部に形成されており、幅方向の両側縁部より、厚さ方向に突出していることを特徴とする請求項1又は2記載の金属線。
  4. 前記凸部は、直線状の山形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の金属線。
  5. 前記凸部は、湾曲した山形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の金属線。
  6. 前記芯部は、
    前記中央部の厚さを2h、前記側縁部の厚さを2hとした場合、下記式
    0.5μm<h−h≦20.0μm
    を満たすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の金属線。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の金属線を用いたことを特徴とする太陽電池集電用インターコネクター。
  8. 請求項7記載の太陽電池集電用インターコネクターで太陽電池セルを直列接続したストリングを備えることを特徴とする太陽電池モジュール。
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