JP2016072089A - 複合荷電粒子ビーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄片試料の仕上げ加工に伴うカーテン効果を抑制し、筋の少ない観察像の取得を図る。【解決手段】複合荷電粒子ビーム装置100は、薄片試料7に第1の荷電粒子ビームを照射する第1の荷電粒子ビーム鏡筒と、薄片試料7の第1の荷電粒子ビームの照射位置に第2の荷電粒子ビームを照射する第2の荷電粒子ビーム鏡筒と、薄片試料7を固定する試料ホルダ6と、試料ホルダ6を載置する試料台5と、を備え、試料ホルダ6は、試料台5の上において、第1の回動軸A1を中心として薄片試料7の観察面に平行な面内で、薄片試料7を回動させることが可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、イオンビームで薄片試料を作製する複合荷電粒子ビーム装置に関するものである。
従来、集束イオンビーム(FIB;Focused Ion Beam)装置により透過電子顕微鏡(TEM;Transmission Electron Microscope)観察するための薄片試料を作製することが知られている。また、集束イオンビームの照射によりイオン種であるガリウムが薄片試料に注入されダメージ層を形成することも知られている。
近年では、ダメージ層を除去する手段として、薄片試料に気体イオンビーム(GIB;Gas Ion Beam)を照射し、ダメージ層を除去する仕上げ加工が提案されている(引用文献1参照)。このような手段によれば、ダメージ層の少ない薄片試料を形成することが可能となる。
特開2007−066710号公報
しかしながら、従来の手段では、半導体デバイスなどの構造物が薄片試料の観察面に露出している場合には、構造物の有無によって気体イオンビームのエッチングレートが異なるため、観察面に凹凸が形成され筋となって現れる現象、いわゆるカーテン効果が発生してしまう。このため、観察面の観察像に、本来のデバイス構造以外にイオンビーム加工で形成された筋も現れてしまうという課題がある。
特に、近年の先端デバイスでは様々な種類の材料が用いられる。そのためエッチングレートの差が顕著になるケースがある。
また、先端デバイスでは構造が微細であるので、観察対象も微細である。従って、観察面に現れる凹凸が小さい場合でも観察により影響してしまう。
本発明は、カーテン効果を抑制し、筋の少ない観察像を取得することができる複合荷電粒子ビーム装置を提供する。
本発明の複合荷電粒子ビーム装置は、薄片試料に第1の荷電粒子ビームを照射する第1の荷電粒子ビーム鏡筒と、前記薄片試料の前記第1の荷電粒子ビームの照射位置に第2の荷電粒子ビームを照射する第2の荷電粒子ビーム鏡筒と、前記薄片試料を固定する試料ホルダと、前記試料ホルダを載置する試料台と、を備え、前記試料ホルダは、前記試料台の上において、第1の回動軸を中心として前記薄片試料の観察面に平行な面内で、当該薄片試料を回動させることが可能である。
本発明の一態様として、例えば、前記試料台は傾斜軸を中心として傾斜することが可能であり、前記傾斜軸および前記第1の回動軸のユーセントリック位置が一致する。
本発明の一態様として、例えば、前記試料ホルダは、前記試料台の上において、前記第1の回動軸に略直交する第2の回動軸を中心として、前記薄片試料の観察面に垂直な面内で、当該薄片試料を回動させることが可能である。
本発明の一態様として、例えば、前記試料ホルダは、前記試料台の上に配置された基台と、前記基台に回転可能に取り付けられたホルダシャフトと、前記ホルダシャフトの回転に伴い回動する第2の回動ユニットと、前記第2の回動ユニットの凹部に収納されるとともに前記第2の回動ユニットとは独立して回動可能であり、前記薄片試料を保持する第1の回動ユニットと、を備え、前記第1の回動ユニットの回動により、前記薄片試料は前記第1の回動軸を中心として回動し、前記第2の回動ユニットの回動により、前記薄片試料は前記第2の回動軸を中心として回動する。
本発明に係る複合荷電粒子ビーム装置によれば、半導体デバイスなどの構造物を有する薄片試料であっても、カーテン効果を抑制し、筋の少ない観察像の取得を図ることができる。
本発明に係る実施形態の複合荷電粒子ビーム装置の全体構成図である。 実施形態の複合荷電粒子ビーム装置の要部構成図であって、試料台の動作と各鏡筒との配置関係を示す図である。 試料台の上に載置された試料ホルダの斜視図である。 図3のP部分の拡大図であって、主としてウォームホイールの拡大斜視図を示す図である。 試料ホルダにおけるウォームホイールの最上部に取り付けられたTEMグリッドの動きを示す図であり、(a)はウォームホイールの回動に伴うTEMグリッドの動きを示す模式図であり、(b)は回動台の回動に伴うTEMグリッドの動きを示す模式図である。 加工・観察対象としての薄片試料の模式図である。
以下、本発明に係る複合荷電粒子ビーム装置の実施形態について説明する。図1は、本実施形態の複合荷電粒子ビーム装置100の全体構成を示す。複合荷電粒子ビーム装置100は、第1の荷電粒子ビームとしての集束イオンビーム(FIB;Focused Ion Beam)を照射するFIB鏡筒(第1の荷電粒子ビーム鏡筒)1と、第2の荷電粒子ビームとしての電子ビーム(EB;Electron Beam)を照射するEB鏡筒(第2の荷電粒子ビーム鏡筒)2と、気体イオンビーム(GIB;Gas Ion Beam)を照射するGIB鏡筒3とを備えている。
FIB鏡筒1は、液体金属イオン源を備えている。また、GIB鏡筒3は、PIG型の気体イオン源を備えている。気体イオン源は、イオン源ガスとして、ヘリウム、アルゴン、キセノン、酸素などを用いる。
複合荷電粒子ビーム装置100はさらに、EB、FIB、またはGIBの照射により薄片試料7から発生する二次電子を検出する二次電子検出器4を備えている。なお、EBの照射により薄片試料7から発生する反射電子を検出する反射電子検出器を備えていても良い。
複合荷電粒子ビーム装置100はさらに、薄片試料7を保持・固定する試料ホルダ6と試料ホルダ6を載置する試料台5とを備える。試料台5は、図示せぬXYZの三軸方向に移動可能である。さらに試料台5は、後に述べるように傾斜、回転することもできる。
複合荷電粒子ビーム装置100はさらに、試料台制御部15を備える。試料台制御部15は図示せぬ駆動機構を制御してXYZの三軸方向に試料台5を移動させる。さらに試料台制御部15は、傾斜駆動部8を制御して試料台5を傾斜させるとともに、回転駆動部10を制御して試料台5を回転させる。
複合荷電粒子ビーム装置100はさらに、試料ホルダ制御部60を備える。試料ホルダ制御部60は、試料台5の上に配置された試料ホルダ6を駆動することにより、薄片試料7の向きを所望の向きに設定する。試料ホルダ6の構成及び作用の詳細は後に述べる。
複合荷電粒子ビーム装置100はさらに、FIB制御部11と、EB制御部12と、GIB制御部13と、像形成部14と、表示部18とを備える。EB制御部12はEB鏡筒2からのEB照射を制御する。FIB制御部11はFIB鏡筒1からのFIB照射を制御する。GIB制御部13はGIB鏡筒3からのGIB照射を制御する。像形成部14は、EBを走査させる信号と、二次電子検出器4で検出した二次電子の信号とからSEM像を形成する。表示部18はSEM像等の観察像や装置の各種制御条件等を表示することができる。また、像形成部14は、FIBを走査させる信号と、二次電子検出器4で検出した二次電子の信号とからSIM像を形成する。表示部18はSIM像を表示することができる。
複合荷電粒子ビーム装置100はさらに、入力部16と、制御部17を備える。オペレータは装置制御に関する条件を入力部16に入力する。入力部16は、入力された情報を制御部17に送信する。制御部17は、FIB制御部11、EB制御部12、GIB制御部13、像形成部14、試料台制御部15、表示部18、試料ホルダ制御部60に制御信号を送信し、装置の全体を制御する。
装置の制御について、例えば、オペレータは表示部18に表示されたSEM像やSIM像などの観察像に基づいて、FIBやGIBの照射領域を設定する。オペレータは表示部18に表示された観察像上に照射領域を設定する加工枠を入力部16により入力する。さらに、オペレータは加工開始の指示を入力部16に入力すると、制御部17からFIB制御部11又はGIB制御部13に照射領域と加工開始の信号が送信され、FIB制御部11からFIBが、又はGIB制御部13からGIBが、薄片試料7の指定された照射領域に照射される。これによりオペレータが入力した照射領域にFIBまたはGIBを照射することができる。
また、複合荷電粒子ビーム装置100は、薄片試料7のEB、FIB、またはGIBの照射領域付近にエッチングガスを供給するガス銃19を備えている。エッチングガスとして、塩素ガス、フッ素系ガス(フッ化キセノン、炭化フッ素など)、ヨウ素ガスなどのハロゲンガスを用いる。薄片試料7の材質と反応するエッチングガスを用いることで、EB、FIB、またはGIBによるガスアシストエッチングを施すことができる。特にEBによるガスアシストエッチングは、イオンスパッタによるダメージを薄片試料7に与えずにエッチング加工することができる。
図2は、複合荷電粒子ビーム装置100の要部であって、試料台5の動作と各鏡筒との配置関係を示す。FIB1b又はGIB3bで加工中の薄片試料7をSEM観察するために、FIB鏡筒1のFIB照射軸1aとEB鏡筒2のEB照射軸2a、及び、EB鏡筒2のEB照射軸2aとGIB鏡筒3のGIB照射軸3aは、試料台5の移動により位置調整された薄片試料7上で交差するように配置されている。すなわち、FIB鏡筒1のFIB1bの照射位置と、EB鏡筒2のEB2bの照射位置と、GIB鏡筒3のGIB3bの照射位置は、薄片試料7上で一致する。
試料台5は、FIB照射軸1aと直交し、かつ、FIB照射軸1aとGIB照射軸3aとがなす第1の面21の面内に位置する傾斜軸8aを中心に傾斜機構としての傾斜駆動部8により傾斜することができる。すなわち、傾斜機構としての傾斜駆動部8が、制御部17さらには試料台制御部15の制御の下で駆動し、矢印Aに示すように試料台5を傾斜させる。
また、試料台5は、回転駆動部10により、薄片試料7を平面内で回転する回転操作も可能となっている。すなわち、回転機構としての回転駆動部10が、制御部17さらには試料台制御部15の制御の下で駆動し、矢印Bに示すように試料台5を平面内で回転させる。回転機構としての回転駆動部10にはサーボモータ等種々のものが使用可能であり特にその種類は限定されない。
次に、試料台5の上に配置された試料ホルダ6の構成、動作、作用について説明する。図3に示すように、試料ホルダ6は、試料台5の上に直接に配置された基台61と、ホルダシャフト62と、第2の回動ユニットとしての回動台63と、第1の回動ユニットとしてのウォームホイール64とを備える。ホルダシャフト62は、外部からの電力供給により駆動する図示せぬモータからの給電により回転する。板状の回動台63は、減速ギアなどを介して、基台61の上部空間においてホルダシャフト62に接続しており、ホルダシャフト62の回転とともに、シャフト軸としてのF軸(flip軸)を回動中心軸として、FR1方向に回動(搖動)する。
図4は、図3のP部分の拡大図である。ウォームホイール64は、回動台63に形成された凹部63aに収納されている。ウォームホイール64には、円弧状に形成されたガイド溝66が形成されている。回動台63に設けられ、回動台63とは独立して駆動するローラー65が、ガイド溝66に摺動しつつ回転可能な状態でガイド溝66にはめ込まれている。ローラー65が回転すると、空転せずにガイド溝66に摺動しつつ回転するため、ローラー65の回転により、ウォームホイール64は、ローラー軸としてのS軸(swing軸)を回動中心軸として、SR1方向に回動(搖動)する。したがって、ウォームホイール64は、回動台63とは独立して回動可能(搖動可能)である。
ウォームホイール64の最上部には、薄片試料7が直接取り付け可能な試料保持部としてのTEMグリッド67が設けられている。TEMグリッド67は薄板により作成されており、中央部分に試料保持台67aが形成され、試料保持台67aの上に5本の柱67b1、67b2、67b3、67b4、67b5が形成されている。薄片試料7は、柱67b1〜67b5に取り付けられる。
TEMグリッド67は、回動台63、ウォームホイール64の回動に伴い、図5に示すように移動し、TEMグリッド67に取り付けられた薄片試料7も移動する。図5(a)は、ウォームホイール64の回動に伴うTEMグリッド67の動作を示す。TEMグリッド67は、図4におけるウォームホイール64の動き矢印SR1と連動した矢印SR2方向に回動する。図5(b)は、回動台63の回動に伴うTEMグリッド67の動作を示す。TEMグリッド67は、図3における回動台63の動き矢印FR1と連動した矢印FR2方向に回動する。
図5(a)に示すように本実施形態では、ウォームホイール64ひいてはTEMグリッド67が、試料台5の上において、紙面に垂直方向に延びる第1の回動軸A1を中心として薄片試料7の観察面に平行な面内で、薄片試料7を回動させることが可能である。ここでの第1の回動軸A1は図4のS軸に平行であり、TEMグリッド67が当該第1の回動軸A1を中心として回動する仮想的な軸である。そして、薄片試料7の観察面は紙面に平行な方向、すなわち第1の回動軸A1に垂直な方向に拡がっており、薄片試料7が、紙面、すなわち当該観察面に平行な面内で回動する。また、第1の回動軸A1は、柱67b1〜67b5のうち、中央に位置する柱67b3の位置に合致する。
ここで、図2に示したよう8に、試料台5は傾斜軸8aを中心として傾斜することが可能であるが、この傾斜軸8aと第1の回動軸A1のユーセントリック(eucentric)位置は一致する。すなわち、図5(a)、(b)に示す基準線Eはユーセントリック位置を示し、基準線E上に傾斜軸8aと第1の回動軸A1が位置する。ここでユーセントリック位置は、薄片試料7上におけるFIB1bおよびEB2b(ならびにGIB3b)の照射位置に相当する。このような構成により、たとえ試料台5の傾斜と図5(a)に示すTEMグリッド67の回動が同時に行われても、照射対象が元の照射位置からずれることはなく、正確な加工および観察が実施可能となる。
尚、図5(a)においては第1の回動軸A1が延びる方向は紙面に垂直方向に固定されているが、傾斜軸8aが延びる方向は試料台5の回転駆動部10による回転により変化するため、図5(a)では固定されていない。
また、図5(b)に示すように本実施形態では、回動台63ひいてはTEMグリッド67が、試料台5の上において、紙面に垂直方向に延びる第2の回動軸A2を中心として薄片試料7の観察面に垂直な面内で、薄片試料7を回動させることが可能である。ここでの第2の回動軸A2は図3のF軸に一致し、TEMグリッド67が当該第2の回動軸A2を中心として回動する仮想的な軸である。そして、薄片試料7の観察面は紙面に垂直な方向、すなわち第2の回動軸A2に平行な方向に拡がっており、薄片試料7が、紙面、すなわち当該観察面に垂直な面内で回動する。また、試料台5の傾斜軸8aと第2の回動軸A2のユーセントリック位置も一致する。
尚、図5(a)、(b)では、TEMグリッド67の動きをわかりやすく示すため、互いに異なる回動位置にある三つのTEMグリッド67を水平方向に引き離した状態で示した。しかしながら、実際の装置においては、第1及び第2の回動軸A2を中心として回動するため、異なる位置にある三つのTEMグリッド67は離れた状態ではない。
図6は、半導体デバイスの一部を切り出した薄片試料7の模式図である。薄片試料7は、デバイスの構造物31、32、33を有している。観察面としての断面7aには構造物31、33が露出している。上面7cの側から、FIB1b、EB2b、GIB3bが照射される。
このような断面に対し、一つの方向から荷電粒子ビームを照射すると構造物のある部分とない部分とでエッチングレートが異なるため、断面上に凹凸が形成される。凹凸が形成された断面をSEM観察すると、観察像には凹凸に起因する筋が含まれてしまう。この筋はイオンビーム加工により形成されたものであるから、半導体デバイスの構造物や欠陥ではない。観察像に筋が現れてしまうと、半導体デバイスの構造物や欠陥と見分けがつかなくなってしまうことがある。
本実施形態の複合荷電粒子ビーム装置100では、試料台5は、傾斜駆動部8の作用により傾斜軸8aを中心に傾斜可能であり、かつ、回転駆動部10の作用により回転可能であって、FIB鏡筒1、EB鏡筒2、GIB鏡筒3に対する薄片試料7の相対的な位置(向き)を変更することができる。さらに試料台5の上の試料ホルダ6が、図5に示す作用により、FIB鏡筒1、EB鏡筒2、GIB鏡筒3に対する薄片試料7の相対的な位置(向き)を変更することができる。試料台5および試料ホルダ6の動きの組み合わせにより、例えば、薄片試料7へのGIB鏡筒3からのGIB3bの照射方向をきめ細かく設定することができる。よって、一の方向からのGIB3bによるエッチング加工で生じた薄片試料7の観察面としての断面7aに発生した凹凸を、他の方向からのGIB3bでエッチング加工することが自由に可能であり、断面7aに露出したデバイスの構造物による凹凸の形成を抑制することができる。また、ユーセントリック位置において薄片試料7のFIB鏡筒1、EB鏡筒2、GIB鏡筒3に対する相対的な位置(向き)を変更することができるため、例えば、S軸もしくはF軸を中心にビーム照射中にTEMグリッドを連続的に往復駆動させることにより、薄片試料7へのビーム照射が均一に行われる。これによりデバイスの構造物による凹凸の形成を抑制することができる。ひいては得られる観察面の観察像における余計な筋の発生を抑制することができ、精度の高い観察を行うことができる。
尚、本例ではGIB3bの薄片試料7に対する照射方向を変動させる例について説明したが、FIB1b、EB2bの薄片試料7に照射方向を変動させるようにすることも可能である。
上記の説明では、FIB鏡筒1が鉛直方向に配置されているが、FIB鏡筒1とEB鏡筒2とを入れ替えて配置しても良い。
また、一般的にGIB3bにより薄片試料7の仕上げ加工が施されるが、GIB3bの代わりに、EB2bによるガスアシストエッチングや、FIB1bを用いても良い。FIB1bを用いる場合は、薄片試料7の断面7aを形成する加工と仕上げ加工とにおいて、FIB1bのビームエネルギーを変更することが望ましい。すなわち、薄片試料7の断面7aを形成する加工では、加速電圧が30から40kVで加速されたFIB1bを用いて高速に、かつビーム径の小さいビームで急峻な断面を形成し、仕上げ加工では、加速電圧1kVから10kV程度の低加速のFIB1bを用いて、薄片試料7への侵入長の小さいビームを用いることで、ダメージの小さい加工を施す。これにより、ダメージの小さい仕上げ加工を施すことができる。
また、試料ホルダ6のサイズ、薄片試料7の取り付け方法等の詳細は特に限定されず、観測に応じて最適なものを選択することが可能である。また、薄片試料7の表面、裏面を入れ替えることにより、表面および裏面の両方を加工することが可能となる。
尚、上記の実施形態では、試料ホルダ6の詳細な構成が示されている。しかしながら、試料ホルダ6の構成は実施形態のものには限定されない。すなわち、試料ホルダ6が試料台5の上において、第1の回動軸A1を中心として薄片試料7の観察面に平行な面内で、薄片試料7を回動させることが可能であればよく、実施形態のウォームホイール64は必須の構成ではない。また、試料ホルダ6が試料台5の上において、第1の回動軸A1に略直交する第2の回動軸A2を中心として、薄片試料7の観察面に垂直な面内で、薄片試料7を回動させることが可能であればよく、実施形態の回動台63も必須の構成ではない。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係る複合荷電粒子ビーム装置は、薄片試料に対し、各種のビームの照射方向をきめ細かに設定することが可能であるため、カーテン効果を抑制し、筋の少ない観察像を取得することができる。
1:FIB鏡筒
1a:FIB照射軸
1b:FIB
2:EB鏡筒
2a:EB照射軸
2b:EB
3:GIB鏡筒
3a:GIB照射軸
3b:GIB
4:二次電子検出器
5:試料台
6:試料ホルダ
7:薄片試料
7a:断面
7c:上面
8:傾斜駆動部
8a:傾斜軸
10:回転駆動部
11:FIB制御部
12:EB制御部
13:GIB制御部
14:像形成部
15:試料台制御部
16:入力部
17:制御部
18:表示部
19:ガス銃
21:第1の面
31、32、33:構造物
60:試料ホルダ制御部
61:基台
62:ホルダシャフト
63:回動台(第2の回動ユニット)
64:ウォームホイール(第1の回動ユニット)
65:ローラー
66:ガイド溝
67:TEMグリッド(試料保持部)
100:複合荷電粒子ビーム装置
A1:第1の回動軸
A2:第2の回動軸

Claims (4)

  1. 薄片試料に第1の荷電粒子ビームを照射する第1の荷電粒子ビーム鏡筒と、
    前記薄片試料の前記第1の荷電粒子ビームの照射位置に第2の荷電粒子ビームを照射する第2の荷電粒子ビーム鏡筒と、
    前記薄片試料を固定する試料ホルダと、
    前記試料ホルダを載置する試料台と、を備え、
    前記試料ホルダは、前記試料台の上において、第1の回動軸を中心として前記薄片試料の観察面に平行な面内で、当該薄片試料を回動させることが可能である、複合荷電粒子ビーム装置。
  2. 請求項1に記載の複合荷電粒子ビーム装置であって、
    前記試料台は傾斜軸を中心として傾斜することが可能であり、
    前記傾斜軸および前記第1の回動軸のユーセントリック位置が一致する、複合荷電粒子ビーム装置。
  3. 請求項2に記載の複合荷電粒子ビーム装置であって、
    前記試料ホルダは、前記試料台の上において、前記第1の回動軸に略直交する第2の回動軸を中心として、前記薄片試料の観察面に垂直な面内で、当該薄片試料を回動させることが可能である、複合荷電粒子ビーム装置。
  4. 請求項3に記載の複合荷電粒子ビーム装置であって、
    前記試料ホルダは、
    前記試料台の上に配置された基台と、
    前記基台に回転可能に取り付けられたホルダシャフトと、
    前記ホルダシャフトの回転に伴い回動する第2の回動ユニットと、
    前記第2の回動ユニットの凹部に収納されるとともに前記第2の回動ユニットとは独立して回動可能であり、前記薄片試料を保持する第1の回動ユニットと、を備え、
    前記第1の回動ユニットの回動により、前記薄片試料は前記第1の回動軸を中心として回動し、
    前記第2の回動ユニットの回動により、前記薄片試料は前記第2の回動軸を中心として回動する、複合荷電粒子ビーム装置。
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