JP2016071916A - 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガラス基板の主表面に対して垂直な側壁面、および、前記主表面と前記側壁面とを接続する介在面を、第1の研磨液を用いて研磨する研磨処理を有する磁気ディスク用ガラス基板の製造方法である。第1の研磨液は、第1の平均粒径を有する第1の砥粒群と、第1の平均粒径よりも大きい第2の平均粒径を有する第2の砥粒群とを含む。あらかじめ、第1の研磨液中に含まれる第1の砥粒群の質量M1に対する第2の砥粒群の質量M2の比M1/M2と、第1の研磨液を用いて端面研磨処理をしたときの側壁面と介在面との接続部の曲率半径との対応関係を求めておき、曲率半径が所望の値となるように第1の研磨液の比M1/M2を調整し、当該調整して得られた第1の研磨液を用いて研磨処理を行う。
【選択図】 図3
Description
さらに、記憶容量の一層の増大化のために、DFH(Dynamic Flying Height)機構を搭載した磁気ヘッドを用いて磁気記録面からの浮上距離を極めて短くすることにより、磁気ヘッドの記録再生素子と磁気ディスクの磁気記録層との間の磁気的スペーシングを低減して情報の記録再生の精度をより高める(S/N比を向上させる)ことも行われている。この場合においても、磁気ヘッドによる磁気記録情報の読み書きを長期に亘って安定して行うために、磁気ディスクの基板の表面凹凸を可能な限り小さくすることが求められる。
そこで、本発明者が検討したところ、研磨スラリ中の砥粒の粒度分布を所定の範囲に保つことで、研磨処理後のガラス基板における接続部の曲率半径を一定の範囲に保つことができることがわかった。
前記第1の研磨液は、
第1の平均粒径を有する第1の砥粒群と、
前記第1の平均粒径よりも大きい第2の平均粒径を有する第2の砥粒群とを含み、
あらかじめ、前記第1の研磨液中に含まれる前記第1の砥粒群の質量M1に対する前記第2の砥粒群の質量M2の比M1/M2と、前記第1の研磨液を用いて前記端面研磨処理をしたときの前記側壁面と前記介在面との接続部の曲率半径との対応関係を求めておき、
前記曲率半径が所望の値となるように前記第1の研磨液の前記比M1/M2を調整し、当該調整して得られた前記第1の研磨液を用いて前記研磨処理を行う。
計測した曲率半径に対応する、第1の砥粒群の質量m1に対する第2の砥粒群の質量m2の比m1/m2を算出し、前記比m1/m2が前記比M1/M2となるように前記端面研磨処理に用いた後の第1の研磨液に追加する前記第1の砥粒群の追加量又は前記第2の砥粒群の追加量を決定し、
決定された追加量の前記第1の砥粒群又は前記第2の砥粒群を前記第1の研磨液に追加することが好ましい。
前記第2の研磨液は、前記第1の平均粒径を有する第1の砥粒群を含み、
前記主表面研磨処理に用いられた前記第2の研磨液に含まれる砥粒を前記第1の研磨液に追加することで、前記第1の研磨液を調整する、ことが好ましい。
前記第2の砥粒群の添加回数が増えるに連れて前記第2の砥粒群の添加量が減少するように前記第2の砥粒群の添加量を調整する、ことが好ましい。
前記第2の砥粒群は、D50値が3μm〜6μmである、ことが好ましい。
まず、磁気ディスク用ガラス基板について説明する。磁気ディスク用ガラス基板は、円板形状であって、外周と同心の円形の中心孔がくり抜かれたリング状である。磁気ディスク用ガラス基板の両面の円環状領域に磁性層(記録領域)が形成されることで、磁気ディスクが形成される。
本実施形態の基板1は、主表面10と、外側端面20と、内側端面30とを有する。
外側端面20は、主表面に対して垂直な外側壁面21、および、主表面10と外側壁面21とを接続する介在面22が含まれる。介在面22は、主表面10および外側壁面21に対して傾斜しており、外側壁面21と介在面22とは、所定の曲率半径Rを有する接続部23により接続されている。
内側端面30は、主表面10に対して垂直な内側壁面31、および、主表面10と内側壁面31とを接続する介在面32が含まれる。介在面32は、主表面10および内側壁面31に対して傾斜しており、内側壁面31と介在面32とは、所定の曲率半径Rを有する接続部33により接続されている。
次に、磁気ディスク用ガラス基板の製造方法を説明する。先ず、一対の主表面を有する板状の磁気ディスク用ガラス基板の素材となるガラスブランクをプレス成形により作製する(プレス成形処理)。次に、作製されたガラスブランクの中心部分に円孔を形成しリング形状(円環状)のガラス基板とする(円孔形成処理)。次に、円孔を形成したガラス基板に対して形状加工を行う(形状加工処理)。これにより、ガラス基板が生成される。次に、形状加工されたガラス基板に対して端面研磨を行う(端面研磨処理)。端面研磨の行われたガラス基板に、平坦度を改善するための精密研削を行う(精密研削処理)。次に、ガラス基板の主表面に第1研磨を行う(第1研磨処理)。次に、ガラス基板に対して化学強化を行う(化学強化処理)。次に、化学強化されたガラス基板に対して第2研磨を行う(第2研磨処理)。以上の処理を経て、磁気ディスク用ガラス基板が得られる。以下、各処理について、詳細に説明する。
熔融ガラス流の先端部を切断器により切断し、切断された熔融ガラス塊を一対の金型のプレス成形面の間に挟みこみ、プレスしてガラスブランクを成形する。
ガラスブランクに対してドリル等を用いて円孔を形成することにより円形状の孔があいたディスク状のガラス基板を得ることもできる。
形状加工処理では、円孔形成処理後のガラス基板の端部に対する面取り加工を行う。
端面研磨処理では、ガラス基板の外側端面および内側端面に対して、ブラシ研磨により鏡面仕上げを行う。ここで、端面は、ガラス基板の主表面に対して垂直な側壁面、および、前記主表面と前記側壁面とを接続する介在面からなる。
端面研磨処理では、複数のガラス素板を主表面同士の間にスペーサを挟んで積層する。この積層体を回転させながら、ガラス基板の外側端面および内側端面に研磨ブラシを当てて研磨を行う。
端面研磨処理を行うことにより、ガラス基板の端面に付着した塵等の異物や、傷等の損傷の除去を行うことができる。
端面研磨処理の際、酸化セリウム等の微粒子を遊離砥粒として含む第1の研磨液が研磨ブラシに供給される。第1の研磨液については、後述する。
精密研削処理では、遊星歯車機構を備えた両面研削装置を用いて、ガラス基板の主表面に対して研削加工を行う。具体的には、ガラスブランクから生成されたガラス基板の外周側端面を、両面研削装置の保持部材に設けられた保持孔内に保持しながらガラス基板の両側の主表面の研削を行う。両面研削装置は、上下一対の定盤(上定盤および下定盤)を有しており、上定盤および下定盤の間にガラス基板が狭持される。そして、上定盤または下定盤のいずれか一方、または、双方を移動操作させ、ガラス基板と各定盤とを相対的に移動させることにより、ガラス基板の両主表面を研削することができる。
第1研磨処理は、主表面研磨処理であり、例えば固定砥粒による研削を行った場合に主表面に残留したキズや歪みの除去、あるいは微小な表面凹凸(マイクロウェービネス、粗さ)の調整を目的とする。具体的には、両面研磨装置の研磨用キャリアに設けられた保持孔内にガラス基板の外周側端面を保持しながら、ガラス基板の両側の主表面の研磨が行われる。
化学強化処理では、ガラス基板を化学強化液中に浸漬することで、ガラス基板を化学強化する。化学強化液として、例えば硝酸カリウムと硫酸ナトリウムの混合熔融液等を用いることができる。
第2研磨処理は、主表面の鏡面研磨を目的とする。第2研磨においても、第1研磨に用いる両面研磨装置と同様の構成を有する両面研磨装置が用いられる。具体的には、ガラス基板の外周側端面を、両面研磨装置の研磨用キャリアに設けられた保持孔内に保持しながらガラス基板の両側の主表面の研磨が行われる。第2研磨による取り代は、例えば1〜10nm程度である。第2研磨処理が第1研磨処理と異なる点は、遊離砥粒の種類及び粒子サイズが異なることと、樹脂ポリッシャの硬度が異なることである。具体的には、粒径5〜100nm程度のコロイダルシリカを遊離砥粒として含む研磨液が両面研磨装置の研磨パッドとガラス基板の主表面との間に供給され、ガラス基板の主表面が研磨される。研磨されたガラス基板を中性洗剤、純水、イソプロピルアルコール等を用いて洗浄することで、磁気ディスク用ガラス基板が得られる。
第2研磨処理を実施することで、主表面の粗さ(Ra)を0.1nm以下かつ主表面のマイクロウェービネスを0.1nm以下とすることができる。このようにして、第2研磨の施されたガラス基板は、適宜洗浄・乾燥されて磁気ディスク用ガラス基板となる。
第1の研磨液は、第1の平均粒径を有する第1の砥粒群と、第1の平均粒径よりも大きい第2の平均粒径を有する第2の砥粒群とを含む。
一方、第2の研磨液は、第1の平均粒径を有する第1の砥粒群を含む。
また、第2の砥粒群は、例えばD50値が3μm〜6μmである。
例えば、継続して端面研磨処理を行った後のある時点の第1の研磨液に含まれる第1の砥粒群の質量をm1、第2の砥粒群の質量をm2とすると、この時点の第1の研磨液を用いて端面研磨処理を行って得られた磁気ディスク用ガラス基板の接続部の曲率半径rを計測することで、比m1/m2を算出することができる。継続して端面研磨処理を行ったことによる第2の砥粒群の質量の変化量と第1の砥粒群の質量の変化量の絶対値が等しく符号が異なるとすると、m1+m2の初期値がわかれば、m1およびm2を求めることができる。
例えば、所望の曲率半径Rに対応する比がM1/M2であれば、第1の研磨液に第1の砥粒群を追加する場合、その追加量をΔm1とすれば、
(m1+Δm1)/m2=M1/M2
を満たすΔm1を決定することができる。
同様に、第1の研磨液に第2の砥粒群を追加する場合、その追加量をΔm2とすれば、
m1/(m2+Δm2)=M1/M2
を満たすΔm2を決定することができる。
決定した追加量の第1の砥粒群又は第2の砥粒群を第1の研磨液に追加することで、その後の端面研磨処理において、接続部の曲率半径が所望の値となる基板を得ることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
D50値が1μmの酸化セリウムの遊離砥粒を第1の遊離砥粒群とした。添加する質量をM1とする。
D50値が4μmの粒度分布を有する酸化セリウムの遊離砥粒を第2の遊離砥粒群とした。添加する質量をM2とする。
初期の質量比をM1:M2=4:1として、10wt%の酸化セリウムの研磨液を用意した。50枚(1バッチ)のガラス基板をスペーサを挟んで重ね、ガラス基板の外周端部に対して研磨ブラシを用いて端面研磨処理を行なった。1バッチ目の研磨処理後の外周端部の接続部の曲率半径を計測したところ、曲率半径の平均値は400μmであった。
次に、第1の研磨液に第2の砥粒群を適宜追加し、攪拌することで、質量比を4に調整した。調整後の第1の研磨液を用いてガラス基板の端面研磨処理を1バッチ行い、処理後のガラス基板の接続部の曲率半径を計測したところ、曲率半径は400μmに戻った。
10 主表面
20 外側端面
21 外側壁面
22 介在面
23 接続部
30 内側端面
31 内側壁面
32 介在面
33 接続部
Claims (6)
- ガラス基板の主表面に対して垂直な側壁面、および、前記主表面と前記側壁面とを接続する介在面からなる端面を、第1の研磨液を供給しながら研磨ブラシを用いて研磨する端面研磨処理を有する磁気ディスク用ガラス基板の製造方法であって、
前記第1の研磨液は、
第1の平均粒径を有する第1の砥粒群と、
前記第1の平均粒径よりも大きい第2の平均粒径を有する第2の砥粒群とを含み、
あらかじめ、前記第1の研磨液中に含まれる前記第1の砥粒群の質量M1に対する前記第2の砥粒群の質量M2の比M1/M2と、前記第1の研磨液を用いて端面研磨処理をしたときの前記側壁面と前記介在面との接続部の曲率半径との対応関係を求めておき、
前記曲率半径が所望の値となるように前記第1の研磨液の前記比M1/M2を調整し、
当該調整して得られた前記第1の研磨液を用いて前記端面研磨処理を行う、磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。 - 前記第1の研磨液を前記端面研磨処理に用いた後、得られた磁気ディスク用ガラス基板の接続部の曲率半径を計測し、
計測した曲率半径に対応する、第1の砥粒群の質量m1に対する第2の砥粒群の質量m2の比m1/m2を算出し、
前記比m1/m2が前記比M1/M2となるように前記端面研磨処理に用いた後の第1の研磨液に追加する前記第1の砥粒群の追加量又は前記第2の砥粒群の追加量を決定し、
決定された追加量の前記第1の砥粒群又は前記第2の砥粒群を前記第1の研磨液に追加する、請求項1に記載の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。 - 前記主表面と研磨パッドとの間に第2の研磨液を供給し、前記ガラス基板の主表面を研磨する主表面研磨処理をさらに有し、
前記第2の研磨液は、前記第1の平均粒径を有する第1の砥粒群を含み、
前記主表面研磨処理に用いられた前記第2の研磨液に含まれる砥粒を前記第1の研磨液に追加することで、前記第1の研磨液を調整する、請求項1又は2に記載の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。 - 前記端面研磨処理が所定期間行われる毎に、前記第1の研磨液に前記第2の砥粒群を添加する処理を含み、
前記第2の砥粒群を添加する処理の回数が増えるに連れて前記第2の砥粒群の添加量が減少するように前記第2の砥粒群の添加量を調整する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。 - 前記第1の砥粒群は、体積分布の粒度分布にて、粒子径が小さい側から砥粒の相対頻度を累積した累積相対頻度が50%となる点の粒子径D50値が0.5μm〜1.5μmであり、
前記第2の砥粒群は、D50値が3μm〜6μmである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。 - 前記砥粒は酸化セリウムである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法。
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