JP2016070939A - 音響的性能が改善された音発生腕時計用ケース - Google Patents

音響的性能が改善された音発生腕時計用ケース Download PDF

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Abstract

【課題】ベゼル及び上側クリスタルで形成される一体化したサブアセンブリーを可能にして、音響上有効な固有モードで自由に振動するような機械的システムを提供する。【解決手段】ゴング6を直接支えるか又はゴング6を形成する音発生腕時計用の腕時計ベゼル1であって、腕時計クリスタル2を受けるトロイドと、及び薄い突起11とを有し、薄い突起11は、トロイドの平面に垂直に延在し、構造に固定するための雌ねじ17を有する。音発生腕時計のケース10は、ケースの中間部4を有し、腕時計ベゼル1を第1のOリングシーリングガスケット51を介してケースの中間部4の主面40に間接的に支えており、ケース中間部4と腕時計ベゼル1は、互いにしっかりと固定される。その位置は、腕時計ベゼル1の自由状態で過剰圧がない状態において、腕時計ベゼル1が所定の非ゼロの遊びJに対応する値の距離の分、主面40から離れているような位置である。【選択図】図2

Description

本発明は、衝撃ないし曲げに起因して振動し共鳴するように構成する少なくとも1つのゴングを有する音発生腕時計用の腕時計ベゼルであって、少なくとも1つの前記ゴングを直接支えるように構成するか又は少なくとも1つの前記ゴングを形成するものに関する。
本発明は、さらに、この種のベゼルを有するクリスタル(風防)−ベゼルのサブアセンブリーに関する。
本発明は、さらに、少なくとも1つのゴングを有するこのようなサブアセンブリーを有し、メイン受け面及び下側受け面を有するケース中間部部を有する音発生腕時計用ケースに関する。
本発明は、さらに、この種のケースを有する音発生腕時計に関する。
本発明は、腕時計の外側部品の分野に関し、特に、打撃機構、アラーム、オルゴールなどのような可聴性表現機構を有するムーブメント用のケースに関する。
音発生腕時計や打撃機構付き腕時計では、音のレベルについて常に関心が払われている。なぜなら、複雑であっても音の純度を確保しつつ、ユーザーに聞こえるように十分な強度を有する音声信号を発生させる必要があるからである。
外側の要素を付加的に使用することによって、音のレベルを改善することができる。1kHz〜6kHzの周波数範囲にて、打撃機構付き腕時計が発生させる音の周波数成分は豊富である必要がある。
従来の腕時計の外側の要素は、この範囲において効率的に放射しない。これに対して、典型的には6kHzよりも高いようなより高い周波数の放射であれば、一般的には問題を発生させない。
非常に厳しい幾何学的及び寸法上の制約が観察される場合、特に、低い剛性及び/又は小さな厚み又は穴の開いた開口を備えた面が観察される場合に、1〜6kHzの周波数範囲内のみにて放射することができる放射要素があり得る。
これらの制約は、一般的には、塵や水に対する不浸透性、衝撃及び浸漬などによる高い外圧に対する腕時計の機械的な耐久性を確保して腕時計用ムーブメントのメンテナンス及び保護を確実にするための機械的な腕時計設計の習慣に反している。
振動の伝達を促進するために音を発生させる要素を腕時計の外側部品と直接一体化させる手法が知られている。しかし、このような手法を用いても、外側部品がその固有モードにおいて自由に振動することができない場合には、あまり改善しない。
本出願人による欧州特許EP2367079B1は、クリスタルがその固有振動モードで自由に振動することを可能にする手法について記載している。この手法は、音響上有効であるが、生産が困難であり、優れた工員を必要とする。クリスタルの第1の(最低周波数の)振動は、主として5kHzより上で効率的である双極音源に対応するものである。
FREDERIC PIGUET名義のスイス特許出願CH700102A2は、ゴングと、及びケースのケース中間部又は裏蓋と直接一体化されているゴングホルダーとを有する腕時計用ケースについて記載している。
Buenter−Sanz−Mulet名義の国際特許WO00/36473は、ムーブメント及び音発生機構を有する密封された内室と、及び腕時計の外部と連通している開口を有する外室とを有するケースについて記載している。これらの2つのチャンバーは、音波を外室へと伝達するように構成する耐水性の壁によって隔てられている。
Roth & Genta − BULGARI名義の欧州特許出願EP2228693A1は、クリスタルに設けられた少なくとも1つの穴を介してクリスタルに固定されたゴングホルダーについて記載している。
RICHEMONT名義のスイス特許CH706079B1は、耐水性のケースであって、振動するアセンブリーを備えた音源デバイスが、当該耐水性のケースの内部に配置された第1の振動メンバーと、及び第1の振動メンバーを振動させる励起機構とを有するものについて記載している。この振動するアセンブリーは、耐水性のケースの外に配置された第2の振動メンバーを有し、これは、当該耐水性ケースを通り抜ける振動するアセンブリーの中間部分によって第1の振動メンバーに接続されており、この振動は、第1の振動メンバーから第2の振動メンバーに伝達され、耐水性ケースの外部で聴くことができる音を発する。
本発明は、周波数応答をさらに改善することを提案するものである。
本発明は、一方では、クリスタル−ベゼルのシステムの単純な耐水性アセンブリーを確実にし、他方では、非常に良好な耐衝撃性を確実にしつつ、特に、1〜6kHzの周波数範囲において、音発生腕時計の音のレベルを改善する。本発明は、ベゼル及び上側クリスタルで形成される一体化したサブアセンブリーを可能にして、音響上有効な固有モードで自由に振動するような機械的システムを提案する。
このために、本発明は、少なくとも1つのゴングを有する請求項1に記載の音発生腕時計用の腕時計ベゼルに関する。
本発明は、少なくとも1つのゴングを有する請求項3に記載の音発生腕時計用の別の腕時計ベゼルに関する。
本発明は、さらに、このようなベゼルを1つ有する請求項13に記載のクリスタル−ベゼルのサブアセンブリーに関する。
本発明は、さらに、請求項14に記載の音発生腕時計用ケースに関する。
本発明は、さらに、請求項15に記載の別の音発生腕時計用ケースに関する。
本発明は、さらに、この種のケースを有する音発生腕時計に関する。
添付図面を参照しながら下記の詳細な説明を読むことによって、本発明の他の特徴及び利点を理解することができるであろう。
図1A及び1Bは、本発明に係る音発生腕時計ベゼルについての概略的な斜視上面図及び下面図をそれぞれ示す。 図2Aは、本発明に係るクリスタル−ベゼルのサブアセンブリーを有する音発生腕時計用ケースの概略的な部分断面図を示す。図2B及び2Cは、その2箇所の拡大詳細図である。 従来のベゼルを備えた腕時計の外側(破線)及び本発明に係る分離しているベゼルを備えたベゼル−クリスタルのシステム(実線)についてクリスタルの軸加速度を、調和振動を縦軸して、横軸の周波数の関数として示した図である。 本発明に係るケースが取り付けられた音発生腕時計を示すブロック図である。
本発明は、腕時計の外側部品の分野に関し、特に、打撃機構、アラーム、オルゴールなどのような可聴性表現機構を有するムーブメント用のケースに関する。
以下、「音発生腕時計」とは、任意のタイプの可聴性表現を行う腕時計をいう。
「トロイド」とは、閉じているが必ずしも規則的でない、軸を中心に、実質的に平面又は円筒状又は放物面又は楕円面又は双曲面又は同様な表面の両側で展開された形状の中実体である。このようなトロイドは、リングによって、複数の回転、又はねじれたソリッドまでに形成されることができる。トロイドの射影が最大寸法を有するような平面を「トロイド平面」と呼ぶ。同じ論理を使用して、「トロイド状」の表面は、このようなトロイドの回転を描いたものである。
これらの可聴性機構は、ゴング、ベル、細長片、振動プレートのような一又は複数の振動及び共振素子を有する。本明細書においては、衝撃又は曲がりに起因して振動し共鳴するように構成するこのような振動し共鳴する要素のいずれに対しても、一般的な名称である通称「ゴング」を使用する。
伝統的な方法で、腕時計用ケース10は、一又は複数のゴング6を支えるケース中間部4を有し、ケース中間部4上でベゼル1が組み立てられ、このベゼル1は、外側にある媒体に音の振動を伝えるクリスタル2の支持体としてはたらく。
本発明は、少なくとも1つのゴング6を有する音発生腕時計100用の腕時計ベゼル1に関する。このベゼル1は、少なくとも1つのこのようなゴング6を直接支えるように構成し、又は少なくとも1つのこのようなゴング6を形成する。
したがって、音響的性能を改善するためには、腕時計ベゼル1は、少なくとも1つのゴング6を、好ましくは、可聴性表現手段を形成するゴング6のすべてを、直接支える。
特定の実施形態において、ベゼルは、少なくとも1つのゴングと一体化されて作られる。より具体的には、ベゼル1は、音発生腕時計100が備えるすべてのゴング6と一体化される。
本発明に特有の1つの実施形態では、ベゼル1は、ゴング6を直接固定する少なくとも1つのフランジ14を有する。
特定の実施形態において、図1A〜2Cに示すように、ベゼル1は、腕時計クリスタル2を受けるように構成する受け面19を有するトロイド18を有する。
このトロイド18は、少なくとも1つの薄い突起11を有し、これは、トロイド18の平面に実質的に垂直に、受け面19を支える側とはトロイド18に対して反対の側に延在する。
より詳細には、この少なくとも1つの薄い突起11は、ゴング6とは離れており、トロイド18の軸方向にてトロイド18を越えるように延在する。
この少なくとも1つの突起11は、中実の遠位端13において、少なくとも1つの支持面15を有する。これは、具体的には(これに限定されない)、遠位の支持面であり、この遠位の支持面は、構造、特に、ケース中間部4、に対して当接連係するように構成する。また、少なくとも1つの突起11は、雌ねじのような固定手段17を有する。これは、前記少なくとも1つの突起11をその少なくとも1つの支持面15を介して構造に対して剛取り付けするように構成する。この剛取り付けは、押したりクランプしたりすることと組み合わされる。具体的には、このような突起11は、横方向から挟まれ、定位置に堅く保持されることができる。固定手段17は、図2Cに示してあるようなねじのような相補的な固定手段47と連係するように考えられたものである。
一般的には、この少なくとも1つの突起11は、少なくとも1つの当接面を有する。
好ましくは、ベゼル1は、このような突起11を複数有し、これらは、互いと実質的に平行な方向に延在し、平行又は同一平面内の支持面15を有する。
より詳細には、これらの突起が延在する方向は、腕時計用ケースの主軸と平行であり、この腕時計用ケースの主軸は、腕時計用ケースが設計される対象のムーブメントの主軸(針の主軸、又は振動する重量体のピボット軸)と平行である。
図面に示した特定の変種(これに制限されない)では、ベゼル1は、前記突起11を3つ有し、これらは、互いに平行な方向に延在し、同一平面内にある遠位の支持面15を有する。
好ましいことに、突起11はそれぞれ、トロイド18とその中実の遠位端13の間に、薄い中間の弾性細長片12を有し、これは、中実の遠位端13よりも可撓性があり、この薄い細長片12は、トロイド18の平面に対して実質的に垂直な方向に延在する。
好ましくは、ベゼル1は、受け面19を支える側とはトロイド18に対して反対の側で、構造と当接連係するように構成するメイン支持面150を有する。この構造とは、特に、ケース中間部4と、第1のOリングシーリングガスケット51を収容する円環状の溝151である。
この第1のOリングシーリングガスケット51は、Oリングシーリングガスケット51のすべての圧縮された位置において、受け面19を支える側とはトロイド18に対して反対の側において、メイン支持面150に対して突き出ているか又は少なくとも面上にある。
変種の1つにおいて、第1のOリングシーリングガスケット51は、弾性膜によって、又はマイクロメーター的な大きさの穴があるプレートによって置き換えたり、これらを付加的に用いたりしてもよい。
好ましいことに、ベゼルは、金及び/又は白金の合金で作られている。また、青銅、チタン合金、又はいずれかのステンレス鋼のグレードで作られていてもよい。
本発明は、さらに、このようなベゼル1を1つ有するクリスタル−ベゼルのサブアセンブリー3に関する。このクリスタル−ベゼルのサブアセンブリー3は、ベゼル1が備える受け面19上で支えられるクリスタル2を有し、ベゼル1とクリスタル2の間に、第2のOリングシーリングガスケット52、弾性膜、又はマイクロメーター的な大きさの穴があるプレートを有する。このクリスタル−ベゼルのサブアセンブリー3は、少なくともゴング6を支えている。このクリスタル−ベゼルのサブアセンブリー3は、完全に独立しており、放射要素のみを支えている。
本発明は、さらに、少なくとも1つのゴング6を有しケース中間部4を有する音発生腕時計用ケース10に関する。
このケース中間部4は、メイン受け面40及び下側受け面45を有し、この下側受け面45は、突起11の一又は複数の遠位の支持面15と当接連係するように構成する。
腕時計用ケース10は、少なくとも1つのゴング6を支持するこのようなベゼル1を1つ、又はこのようなクリスタル−ベゼルのサブアセンブリー3を1つ支えており、これにおいて、ベゼル1は、第1のOリングシーリングガスケット51を介してメイン受け面40に間接的に支えられている。
ケース中間部4とベゼル1は、ベゼル1内に備えられた固定手段17及びケース中間部4に備えられた相補的固定手段47の連係によって、互いに固定されて保持される。その位置は、大気圧の他に圧力がかかっていないベゼル1の自由状態において、ベゼル1が、所定の非ゼロの遊びJに対応する値の分、メイン受け面40から離れているような位置である。
好ましくは、ベゼル1は少なくとも1つのこのような突起11を有し、突起11は薄い中間部の弾性細長片12を有する。
ベゼル1に対して最大過剰圧がかかった場合又は衝撃があった場合に、第1のOリングシーリングガスケット51が完全に圧縮されたときに、薄い中間部の細長片12がそれぞれ、ベゼル1とメイン受け面40の間の直接当接の影響の下で、弾性変形範囲内に留まり、これによって、薄い中間部の細長片12のいずれの不可逆的な弾性変形をも防ぐことができるように、ベゼル1に対する予想される最大過剰圧に応じて、遊びJが計算される。
本発明は、さらに、この種のケース10を有する音発生腕時計100に関する。
提案している革新的な設計では、上側クリスタル2は、従来の手法などで、ベゼル1に入れ込まれ、又はベゼル1の受け面19に接合され、又は溶接される。その後、ベゼル1は、少なくとも1つの突起11によってケース中間部4にねじ込まれる。図1A及び1Bに示す好ましい実施形態において、ベゼル1は、3つの薄い突起11を有する。特定の実施形態において、クリスタル−ベゼルのサブアセンブリー3は、一体化されている。特定の実施形態では、クリスタル−ベゼルのサブアセンブリー3は、サファイアで作られている。
ベゼルの全周にわたる接続によってケースに完全に接合している従来のベゼル−クリスタルのシステムと比べて、3つの薄い突起11によって達成される取り付け状態を「分離している」と呼ぶ。これによって、
− しっかりした機械的なベゼル−クリスタルのサブアセンブリー3の固有周波数を低下させることが可能になり、
− ほとんど単極な、すなわち、クリスタル2の全表面にわたって一貫した振動に対応するような、固有振動モードを選択することが可能になる。
突起11の数、厚み、長さ及び構成材料は、システムの有効な放射周波数範囲を変更することを可能にするパラメーターである。
特定の実施形態において、各突起11の最大寸法は、トロイド18の軸の方向の寸法である。
特定の実施形態において、突起11にはそれぞれ、実質的に平坦又は平坦な表面しかない。
特定の実施形態では、ベゼル1はフランジ14を有し、これには、ゴング6又は打撃機構付き腕時計の振動発生要素(例、ミニッツリピーターのゴング、音発生腕時計の振動プレート)が固定されている。これによって、ベゼル−クリスタルのサブアセンブリー3の振動モードに影響を与えるように振動発生源を取り付けずに、振動発生源と放射要素の間の振動の最適な伝達を確実にすることができる。
実際に、振動の観点からは、ベゼル−クリスタルのサブアセンブリー3は、腕時計の外側の残りから仮想的に分断されており、この腕時計の外側の残りは、ベゼル−クリスタルのサブアセンブリー3の振動時に仮想的には不動のまま維持される。
放射するベゼル又はクリスタルを備えたシステム又は従来のシステムにおいては、振動がクリスタルの振動によってのみ放射され、したがって、クリスタルには、リアクタンス(戻しばね)と機械的インピーダンス(慣性)の2重の役割がある。このようなシステムとは異なり、本発明の分離しているベゼル−クリスタルのサブアセンブリー3においては、戻しばねの役割は、ベゼル1を固定する薄い突起11によって果たされ、一方で、クリスタル2は、機械的システムのための慣性の役割だけを果たしている。このシステムのピストン式運動によって、単極の音響源が作られ、音認知の点で非常に効率的な音波を発生させることが可能になる。
図2は、ケース中間部4上のいわゆる分離しているベゼル1のアセンブリーを示している。
ベゼルとケース中間部の間の遊びJは、本発明の本質的な特徴であり、ベゼル1の完全な運動性を確保するために必要である。また、極端な衝撃があった場合に、ベゼル1がケース中間部4の周を押して薄い突起11が過度に変形したり可塑化したりすることを防ぐように、遊びJの寸法が決められる。
この設計手法においては、3×105N/m2(3バール)まで不浸透性が確保される。なぜなら、外圧の増加によって、第1のOリングシーリングガスケット51に対するベゼル1の壁の付着及びケース10のケース中間部4の付着が促進されるからである。
図3は、標準的なベゼルを備えた腕時計の外側(破線)及び本発明による分離しているベゼル1を備えたベゼル−クリスタルのサブアセンブリー3(実線)におけるシミュレーションされた調和振動時のクリスタル2の軸加速度を周波数の関数として示している。
完成した要素を用いてシミュレーションすることによって、固定された機械的なベゼル−クリスタルのシステムの寸法を決め、このシステムと腕時計の外側の残りの間の振動の伝達の大きさを把握することが可能になる。図3は、2つの腕時計の外側の(腕時計の面の外側の)振動加速度の周波数応答を示しており、これは、一方では、分離しているベゼル1(実線)によって、そして、他方では、ケース中間部に嵌められた標準的なベゼルスナップ(破線)によって形成されている。2つの腕時計の外側は、大きさと耐衝撃性の点で類似している。このグラフによると、標準的なベゼルで作られた腕時計の外側の第1の固有モードは、12kHzの周波数を有する。分離しているベゼル1で作られた腕時計の外側は、2〜10kHzの周波数範囲にて固有モードを有し、特に、2kHzより上で6kHz未満であるような耳の感度が最大の周波数範囲の3つの周波数にて固有モードを有する。
分離しているベゼル1を備えたベゼル−クリスタルのサブアセンブリー3を有する腕時計の外側は、2〜10kHzの周波数範囲において標準的な腕時計の外側よりも高い振動応答があり、これによって、打撃機構の効率的な音響放射を確実にすることが可能になる。
また、いくつかの共振(ピーク)の存在によって、いくつかのゴングの部分又はいくつかの振動プレート細長片の同時同調が可能になる。反対に、このシステムは、13kHzより上の周波数において振動が少なく、このことは有利である。なぜなら、打撃機構が発生する音は、一般的には、非常に高い周波数にて広帯域の成分を有するためである。分離しているベゼルを備えたベゼル−クリスタルのシステムは、打撃機構からのノイズをフィルタリングし、放射を防ぐことができる。
本発明は、以下のような多くの利点を有する。
− 1kHz〜6kHzの周波数範囲における音のレベルの改善
− 音響源、例えば、準単極の音源の発動(ピストンモードにおけるベゼル−クリスタルの振動)の類型を定めることができる可能性
− 複数の部分的な放射
− 振動発生要素と放射要素の間の振動の伝達の改善
この手法によって、ベゼル−クリスタルの振動モードに影響を与えずに、振動素子を放射要素上に直接固定することが可能になる。
− システムが、音発生腕時計の不浸透性を維持することができ、外圧の下の打撃機構付きムーブメントの劣化を防ぐために十分な機械的強度を有することを確実にすることができる。
− 打撃機構の高周波ノイズ(13kHz以上)を減少させる可能性
− 一体化部品の製造の可能性
1 腕時計ベゼル
2 腕時計クリスタル
3 クリスタル−ベゼルのアセンブリー
4 ケース中間部
6 ゴング
10 腕時計用ケース
11 突起
12 細長片
13 遠位端
14 フランジ
15 支持面
17 固定手段
18 トロイド
19 受け面
40 メイン受け面
45 下側受け面
47 相補的固定手段
51 第1のOリングシーリングガスケット
52 第2のOリングシーリングガスケット
100 音発生腕時計
150 メイン支持面
151 円環状の溝
J 遊び

Claims (19)

  1. 衝撃ないし曲げに起因して振動し共鳴するように構成する少なくとも1つのゴング(6)を有する音発生腕時計(100)用の腕時計ベゼル(1)であって、
    当該腕時計ベゼル(1)は、少なくとも1つの前記ゴング(6)を直接支えるように構成するか又は少なくとも1つの前記ゴング(6)を形成し、
    当該腕時計ベゼル(1)は、ゴング(6)を直接取り付けるための少なくとも1つのフランジ(14)を有する
    ことを特徴とする腕時計ベゼル(1)。
  2. 当該腕時計ベゼル(1)は、腕時計クリスタル(2)を受けるように構成する受け面(19)を有するトロイド(18)と、及び少なくとも1つの薄い突起(11)を有し、この少なくとも1つの薄い突起(11)は、前記ゴング(6)から離れており、前記受け面(19)を支える側とは反対のトロイド(18)の側に、前記トロイド(18)の軸方向にて前記トロイド(18)を越えて、前記トロイド(18)の平面に実質的に垂直に延在し、
    前記少なくとも1つの突起(11)は、中実の遠位端(13)において、構造に当接連係するように構成する少なくとも1つの支持面(15)と、及び構造に押し付けられるか又はクランプされた前記少なくとも1つの支持面(15)によって前記少なくとも1つの突起(11)を剛取り付けするように構成する固定手段(17)とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の腕時計ベゼル(1)。
  3. 衝撃ないし曲げに起因して振動し共鳴するように構成する少なくとも1つのゴング(6)を有する音発生腕時計(100)用の腕時計ベゼル(1)であって、
    当該腕時計ベゼル(1)は、少なくとも1つの前記ゴング(6)を直接支えるように構成するか又は少なくとも1つの前記ゴング(6)を形成し、
    当該腕時計ベゼル(1)は、腕時計クリスタル(2)を受けるように構成する受け面(19)を有するトロイド(18)と、及び少なくとも1つの薄い突起(11)を有し、この少なくとも1つの薄い突起(11)は、前記ゴング(6)から離れており、前記受け面(19)を支える側とは反対のトロイド(18)の側に、前記トロイド(18)の軸方向にて前記トロイド(18)を越えて、前記トロイド(18)の平面に実質的に垂直に延在し、
    前記少なくとも1つの突起(11)は、中実の遠位端(13)において、構造に当接連係するように構成する少なくとも1つの支持面(15)と、及び構造に押し付けられるか又はクランプされた前記少なくとも1つの支持面(15)によって前記少なくとも1つの突起(11)を剛取り付けするように構成する固定手段(17)とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の腕時計ベゼル(1)。
  4. 当該腕時計ベゼル(1)は、ゴング(6)を直接取り付けるための少なくとも1つのフランジ(14)を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の腕時計ベゼル(1)。
  5. 当該腕時計ベゼル(1)は、複数の突起(11)を有し、これらのそれぞれは、互いに実質的に平行な方向に延在し、平行な又は同一平面内にある支持面(15)を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の腕時計ベゼル(1)。
  6. 前記突起(11)はそれぞれ、前記トロイド(18)の軸方向にて最大寸法を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の腕時計ベゼル(1)。
  7. 前記突起(11)はそれぞれ、平坦な面のみを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の腕時計ベゼル(1)。
  8. 当該腕時計ベゼル(1)は、前記突起(11)を3つ有し、これらは、互いに平行な方向に延在し、その遠位にある前記支持面(15)は同一平面内にある
    ことを特徴とする請求項3に記載の腕時計ベゼル(1)。
  9. 前記突起(11)はそれぞれ、前記トロイド(18)と前記中実の遠位端(13)の間に、前記中実の遠位端(13)よりも可撓性がある薄い中間部の弾性細長片(12)を有し、
    前記薄い細長片(12)は、前記トロイド(18)の平面に実質的に垂直な方向に延在する
    ことを特徴とする請求項3に記載の腕時計ベゼル(1)。
  10. 前記腕時計ベゼル(1)は、前記受け面(19)を支える側とは反対のトロイド(18)の側にて、構造と当接連係するように構成するメイン支持面(150)と、及び
    第1のOリングシーリングガスケット(51)を収容する円環状の溝(151)とを有し、
    この円環状の溝(151)は、前記受け面(19)を支える側とは反対のトロイド(18)の側にて、前記第1のOリングシーリングガスケット(51)のすべての圧縮された位置において、前記メイン支持面(150)から突き出ているか又は面内にある
    ことを特徴とする請求項3に記載の腕時計ベゼル(1)。
  11. 当該腕時計ベゼル(1)は、少なくとも1つの前記ゴング(6)と一体化されている
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の腕時計ベゼル(1)。
  12. 当該腕時計ベゼル(1)は、金及び/又は白金の合金で作られている
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の腕時計ベゼル(1)。
  13. 請求項1又は3に記載の腕時計ベゼル(1)を有するクリスタル−ベゼルのアセンブリー(3)であって、
    当該クリスタル−ベゼルのアセンブリー(3)は、前記腕時計ベゼル(1)が備える受け面(19)上に支持されているクリスタル(2)と、及び
    前記腕時計ベゼル(1)と前記クリスタル(2)の間にある第2のOリングシーリングガスケット(52)とを有し、
    当該クリスタル−ベゼルのアセンブリー(3)は、少なくとも1つのゴング(6)を支えている
    ことを特徴とするクリスタル−ベゼルのアセンブリー(3)。
  14. 少なくとも1つのゴング(6)と、及びメイン受け面(40)及び下側受け面(45)を有するケース中間部(4)とを有する音発生腕時計用ケース(10)であって、
    当該腕時計用ケース(10)は、少なくとも1つのゴング(6)を支える請求項1に記載の腕時計ベゼル(1)を支えるか、又は前記腕時計ベゼル(1)が備える受け面(19)上に支持されるクリスタル(2)と、及び前記腕時計ベゼル(1)と前記クリスタル(2)の間に第2のOリングシーリングガスケット(52)とを有するクリスタル−ベゼルのアセンブリー(3)を支えており、
    前記クリスタル−ベゼルのアセンブリー(3)は、第1のOリングシーリングガスケット(51)によって前記腕時計ベゼル(1)がメイン受け面(40)に間接的に支えられている状態で、少なくとも1つのゴング(6)を支えており、
    前記ケース中間部(4)及び前記腕時計ベゼル(1)は、前記腕時計ベゼル(1)が備える固定手段(17)と前記ケース中間部(4)が備える相補的固定手段(47)との連係によって、互いに固定保持され、
    その固定保持される位置は、前記腕時計ベゼル(1)が自由状態にあって大気圧以外の圧力がない状態において、
    前記腕時計ベゼル(1)が所定の非ゼロの遊び(J)に対応する値を有する距離の分、前記メイン受け面(40)から離れているような位置である
    ことを特徴とする音発生腕時計用ケース(10)。
  15. 少なくとも1つのゴング(6)と、及びメイン受け面(40)及び下側受け面(45)を有するケース中間部(4)とを有する音発生腕時計用ケース(10)であって、
    当該腕時計用ケース(10)は、少なくとも1つのゴング(6)を支える請求項3に記載の腕時計ベゼル(1)を支えるか、又は前記腕時計ベゼル(1)が備える受け面(19)上に支持されるクリスタル(2)と、及び前記腕時計ベゼル(1)と前記クリスタル(2)の間に第2のOリングシーリングガスケット(52)とを有するクリスタル−ベゼルのアセンブリー(3)を支えており、
    前記クリスタル−ベゼルのアセンブリー(3)は、第1のOリングシーリングガスケット(51)によって前記腕時計ベゼル(1)がメイン受け面(40)に間接的に支えられている状態で、少なくとも1つのゴング(6)を支えており、
    前記ケース中間部(4)及び前記腕時計ベゼル(1)は、前記腕時計ベゼル(1)が備える固定手段(17)と前記ケース中間部(4)が備える相補的固定手段(47)との連係によって、互いに固定保持され、
    その固定保持される位置は、前記腕時計ベゼル(1)が自由状態にあって大気圧以外の圧力がない状態において、
    前記腕時計ベゼル(1)が所定の非ゼロの遊び(J)に対応する値を有する距離の分、前記メイン受け面(40)から離れているような位置である
    ことを特徴とする音発生腕時計用ケース(10)。
  16. 前記腕時計ベゼル(1)は、請求項3に記載の前記腕時計ベゼル(1)であって、少なくとも1つの突起(11)を有し、
    前記突起(11)は、薄い中間部の弾性細長片(12)を有し、
    前記腕時計ベゼル(1)に対して最大過剰圧がかかった場合又は衝撃があった場合に、前記第1のOリングシーリングガスケット(51)が完全に圧縮されたときに、前記薄い中間部の細長片(12)のそれぞれが、前記腕時計ベゼル(1)と前記メイン受け面(40)の間の直接当接の影響の下で、弾性変形範囲内に留まり、これによって、前記薄い中間部の細長片(12)のいずれの不可逆的な塑性変形をも防ぐように、前記遊び(J)が前記腕時計ベゼル(1)に対する最大の予測過剰圧の関数として計算される
    ことを特徴とする請求項14に記載の音発生腕時計用ケース(10)。
  17. 前記腕時計ベゼル(1)は、請求項3に記載の前記腕時計ベゼル(1)であって、少なくとも1つの突起(11)を有し、
    前記突起(11)は、薄い中間部の弾性細長片(12)を有し、
    前記腕時計ベゼル(1)に対して最大過剰圧がかかった場合又は衝撃があった場合に、前記第1のOリングシーリングガスケット(51)が完全に圧縮されたときに、前記薄い中間部の細長片(12)のそれぞれが、前記腕時計ベゼル(1)と前記メイン受け面(40)の間の直接当接の影響の下で、弾性変形範囲内に留まり、これによって、前記薄い中間部の細長片(12)のいずれの不可逆的な塑性変形をも防ぐように、前記遊び(J)が前記腕時計ベゼル(1)に対する最大の予測過剰圧の関数として計算される
    ことを特徴とする請求項15に記載の音発生腕時計用ケース(10)。
  18. 前記腕時計ベゼル(1)は、前記音発生腕時計(100)が備えるすべてのゴング(6)と一体化されているように作られる
    ことを特徴とする請求項14〜17のいずれかに記載の音発生腕時計用ケース(10)。
  19. 請求項14又は15に記載の音発生腕時計用ケース(10)を1つ有する
    ことを特徴とする音発生腕時計(100)。
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