JP2016070912A - 欠陥検査装置および欠陥検査方法 - Google Patents

欠陥検査装置および欠陥検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検出対象欠陥を高い感度で検出する。【解決手段】一実施形態の欠陥検査装置は、荷電粒子源と第1画像生成手段と第1および第2検出手段とを持つ。荷電粒子源は、荷電粒子ビームを生成し、第1および第2パターンを有する被検査体に照射する。第1検出手段は、前記荷電粒子の照射により前記被検査体からの二次荷電粒子を検出して信号を出力する。第2検出手段は、第1条件下で前記被検査体に荷電粒子ビームを照射して得られる画像から前記第1のパターンの第1の座標を抽出し、該座標に所定のマージンを設けたマスク領域を設定し、第2条件下で前記被検査体に荷電粒子ビームを照射して得られる画像と参照画像との差分を取り、該差分と前記マスク領域とを照合することにより前記第2パターンの欠陥を検出する。前記第1条件は、前記被検査体に荷電粒子ビームを照射して得られる画像中で前記第2パターンよりも高いコントラストが前記第1パターンについて得られる条件である。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、広く欠陥検査装置および欠陥検査方法に関する。
パターンが形成された基板に電子ビームを照射してSEM(Scanning Electron Microscope)像を取得し、隣接するダイ間または隣接するパターン間で相互に比較し、検出された相違点から欠陥を検出するSEM方式の検査技術がある。
また、絶縁膜、例えば酸化膜の上に配線溝とコンタクトホールとが混在して加工形成されている工程のパターンでは、表面に配線の溝が形成され、この配線溝の中にコンタクトホールが形成されているケースがある。このようなパターンにSEM方式の検査技術を適用した場合、配線溝とコンタクトホールとでは、加工寸法や深さ、アスペクト比が大きく異なるため、二次電子の収集率に差が生じてコントラストが大きく異なる。
例えば、酸化膜の表面は最も明るいコントラストが得られる(図3中の符号IS参照)。配線溝は、比較的大きなデザイン(寸法)で浅く加工され、アスペクト比が小さいため、酸化膜表面に対して暗いコントラストが得られる(図3中の符号WT1〜WT6参照)。
さらに、コンタクトホールは、比較的小さなデザイン(寸法)で深く加工され、アスペクト比が大きいため、最も暗いコントラストが得られる(図3、画像Img11中の符号CH1〜CH3参照)。
上記パターンを有する被検査体に対し、配線溝のオープン欠陥やショート欠陥を検査対象欠陥として最適な電子ビーム条件を決めて検査を実施した場合、周辺に対してコントラスト差が最も大きいコンタクトホールの僅かな形状変化や位置ズレは、隣接するダイ間または隣接するパターン間でSEMイメージの差分を取った場合、大きな差分信号となるために多数検出されることになる。
このように、コンタクトホールからの欠陥候補には、僅かな形状変化や位置ズレが多く含まれる。
しかしながら、コンタクトホールの僅かな形状変化や位置ズレは歩留りに影響がなく公差の範囲内に収まっている場合が多い。
この一方、検出対象欠陥である配線溝のオープン欠陥やショート欠陥は、コンタクトホールからの欠陥候補の数と比較すると一般的に著しく少ないので、多数の欠陥候補の中から配線溝の欠陥を抽出することが困難であるという問題がある。
特開2012−169571号公報
本発明が解決しようとする課題は、検出対象欠陥を高い感度で検出することができる欠陥検査装置および欠陥検査方法を提供することである。
一実施形態の欠陥検査装置は、荷電粒子源と、第1の画像生成手段と、第1および第2の検出手段とを持つ。荷電粒子源は、荷電粒子ビームを生成し、第1のパターンと第2のパターンとを備える被検査体に照射する。第1の検出手段は、前記荷電粒子の照射により前記被検査体からの二次荷電粒子を検出して信号を出力する。第2の検出手段は、第1の荷電粒子照射条件の下で前記被検査体に荷電粒子ビームを照射して得られる画像から前記第1のパターンの第1の座標を抽出し、前記第1の座標に所定のマージンを設けたマスク領域を設定し、第2の荷電粒子照射条件の下で前記被検査体に荷電粒子ビームを照射して得られる画像と、前記被検査体と同一の設計レイアウトに基づく前記被検査領域とは異なる参照領域に前記第2の荷電粒子照射条件の下で荷電粒子ビームを照射して得られた参照画像との差分を取り、該差分と前記マスク領域とを照合することにより、前記第2のパターンの欠陥を検出する。前記第1の荷電粒子照射条件は、前記被検査体に荷電粒子ビームを照射して得られる画像中で前記第2のパターンよりも高いコントラストが前記第1のパターンについて得られる条件である。
実施の一形態による欠陥検査装置の概略構成を示すブロック図の一例。 (a)は、被検査体の一例に形成された任意のダイにおけるパターンレイアウトの一例を示す図、(b)は、(a)のA−A切断線による断面図の一例を示す図。 図1に示す欠陥検査装置を用いた欠陥検査の概略を説明するための図の一例。 吸収電流像を用いてマスク領域を設定する理由を説明する図の例。 吸収電流像を用いてマスク領域を設定する理由を説明する図の例。 (a)は、被検査体の他の一例を示す部分断面図の一例、(b)および(c)は、1keV以下の加速電圧で数nAからpAオーダーのプローブ電流というSEM条件で電子ビームを照射して得られた形状コントラスト像および電位コントラスト像の各一例を示す図。 実施の一形態による欠陥検査方法の概略手順を示すフローチャート。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。図面において、同一の部分には同一の参照番号を付し、その重複説明は適宜省略する。添付の図面は、それぞれ発明の説明とその理解を促すためのものであり、各図における形状や寸法、比などは実際の装置と異なる箇所がある点に留意されたい。
また、以下の説明において、荷電粒子ビームの一例として電子ビームを取り挙げて説明するが、本発明はこれに限ることなく例えばイオンビームにも適用可能である。
(1)欠陥検査装置
図1は、実施の一形態による荷電粒子ビーム装置の概略構成を示すブロック図の一例である。図1に示す電子ビーム検査装置は、走査型電子顕微鏡40と、制御コンピュータ21と、欠陥検出部33と、記憶装置28と、表示装置29と、入力装置20と、を備える。制御コンピュータ21は、欠陥検出部33、記憶装置28、表示装置29および入力装置20に接続される。
走査型電子顕微鏡40は、鏡筒9、試料室8、電子銃制御部22、レンズ制御部23,44、偏向器制御部24、信号処理部25、第1画像生成部31、吸収電流取得部53、第2画像生成部51およびステージ制御部26を含む。
鏡筒9には電子銃6と、コンデンサレンズ4と、偏向器5と、対物レンズ3と、検出器7が設けられ、また、試料室8内には、検査対象パターンが形成された被検査体100を支持するステージ10とアクチュエータ12が設けられる。
制御コンピュータ21は、電子銃制御部22、レンズ制御部23,44、偏向器制御部24、信号処理部25、第1画像生成部31、第2画像生成部51およびステージ制御部26にも接続される。制御コンピュータ21は、各種の制御信号を生成して電子銃制御部22、レンズ制御部23、偏向器制御部24およびステージ制御部26へ送る。
電子銃制御部22は、鏡筒9内の電子銃6に接続され、レンズ制御部23はコンデンサレンズ4に接続され、レンズ制御部44は対物レンズ3に接続され、偏向器制御部24は偏向器5に接続され、信号処理部25は検出器7に接続される。第1画像生成部31は信号処理部25に接続される。第2画像生成部51は吸収電流取得部53に接続される。ステージ制御部26は試料室8内のアクチュエータ12に接続される。
電子銃制御部22は、制御コンピュータ21の指示による照射条件に従って制御信号を生成し、この制御信号を受けて電子銃6は電子ビームEBを生成して放出する。放出された電子ビームEBは、コンデンサレンズ4により集束された後に対物レンズ3により焦点位置が調整されて被検査体100に照射される。
レンズ制御部23は、制御コンピュータ21の指示に従って制御信号を生成し、この制御信号を受けてコンデンサレンズ4が電子ビームEBを集束する。
レンズ制御部44は、制御コンピュータ21の指示に従って制御信号を生成し、この制御信号を受けて対物レンズ3が電子ビームEBの焦点位置を調整し、電子ビームEBをジャストフォーカスで被検査体100の表面に入射させる。
偏向器制御部24は、制御コンピュータ21の指示に従って制御信号を生成し、偏向器5は偏向器制御部24から送られる制御信号により偏向電界または偏向磁界を形成して電子ビームEBをX方向およびY方向に適宜偏向して被検査体100の表面を走査する。
電子ビームEBの照射により被検査体100の表面から二次電子、反射電子および後方散乱電子(以下、単に「二次電子等」という)2が発生し、検出器7により検出されて検出信号が信号処理部25に送られる。本実施形態において、電子ビームEBは例えば荷電粒子ビームに対応し、二次電子等2は例えば二次荷電粒子に対応し、検出器7は第1の検出手段に対応する。
検出器7からの検出信号は信号処理部25により処理されて第1画像生成部31に送られる。第1画像生成部31は、信号処理部25から送られる信号から被検査体100の表面に形成されたパターンの像(SEM像)を生成する。SEM像は、制御コンピュータ21を介して表示装置29により表示されると共に、記憶装置28に格納される。
吸収電流取得部53は、被検査体100へ照射した電子ビームEBのうち基板S(図2(b)参照)に吸収された電流を測定し、測定結果を第2画像生成部51へ送る。第2画像生成部51は、吸収電流取得部53からの測定信号を処理して、吸収電流像(図3の符号Img1参照)を生成する。
欠陥検出部33は、記憶装置28からSEM像または吸収電流像を取り出してダイ・ツー・ダイ(Die to Die)検査またはセル・ツー・セル(Cell to Cell)検査の手法を用いて後述する手順により検査対象パターンの欠陥の座標を抽出する。抽出結果は制御コンピュータ21に送られ、表示装置29により表示されるほか、記憶装置28に格納される。本実施形態において、欠陥検出部33は例えば第2の検出手段に対応する。
ステージ10は、X方向、Y方向およびZ方向に移動可能であり、制御コンピュータ21からの指示によりステージ制御部26が生成した制御信号に従ってアクチュエータ12がステージ10を移動する。
入力装置20は、電子ビーム条件、検査対象パターンの種類、検査エリアの座標位置、欠陥検出のための各種閾値などの情報を制御コンピュータ21へ入力するためのインタフェイスである。
記憶装置28は、後述する欠陥検査の手順が記述されたレシピファイルを格納し、このレシピファイルを制御コンピュータ21が読み取って欠陥検査を実行する。記憶装置28はまた、入力装置20から入力された検査条件、例えば後述する第1および第2のEB照射条件(SEM条件)をも格納する。
図1に示す欠陥検査装置1を用いた欠陥検査について図2(a)乃至図6(c)を参照して説明する。
図2(a)は、被検査体100の任意のダイにおけるパターンレイアウトの一例を示し、図2(b)は、図2(a)のA−A切断線における断面図の一例を示す。
図2(a)および図2(b)に示す被検査体100は、基板Sと、基板S上に成膜された絶縁膜、例えば酸化膜ISと、酸化膜ISの一部が選択的に除去されて形成された配線溝WT1〜WT6とを含む。被検査体100はまた、配線溝WT3,WT5,WT6中で酸化膜ISの一部が選択的に除去されて基板Sの表面が露出するようにそれぞれ形成されたコンタクトホールCH1〜CH3を含む。
図2(a)に示すように、配線溝WT3,WT5,WT6はコンタクトホールCH1〜CH3よりも寸法が大きいが浅く形成されており、アスペクト比が相対的に小さい。
この一方、コンタクトホールCH1〜CH3は、配線溝WT3,WT5,WT6よりも寸法は小さいが深く加工され、アスペクト比が相対的に大きい。
本実施形態において、配線溝WT1〜WT6は欠陥検査の対象となるパターンであり、コンタクトホールCH1〜CH3は欠陥検査の対象から除外されるパターンである。すなわち、本実施形態において、コンタクトホールCH1〜CH3は例えば第1のパターンに対応し、配線溝WT1〜WT6は例えば第2のパターンに対応する。
欠陥検査において、まず、欠陥検査装置1の制御コンピュータ21が記憶装置28から第1EB照射条件(SEM条件)を引き出す。第1EB照射条件として、本実施形態ではSEM像中でコンタクトホールCH1〜CH3のみが強調される条件、より具体的には、約10keV以上の高加速電圧による高エネルギー条件の他、後述する電位コントラストを得るEB条件が挙げられる。本実施形態において、第1EB照射条件(SEM条件)は例えば第1の荷電粒子照射条件に対応する。
制御コンピュータ21は、第1EB照射条件に従って各種の制御信号を生成し、電子銃6から電子ビームEBを基板Sに向けて照射させ、コンデンサレンズ4により電子ビームEBを集束させた上で、対物レンズ3で焦点位置を調整しながら偏向器5で基板Sの表面を走査させる。
吸収電流取得部53は、基板Sに照射した電子ビームEBのうち基板Sに吸収される電流を測定して測定信号を第2画像生成部51へ送る。画像生成部51は、吸収電流取得部53からの測定信号から第1EB照射条件下での基板Sの吸収電流像を生成する。生成された吸収電流像は、制御コンピュータ21を介して記憶装置28へ送られ、記憶される。このようにして取得された吸収電流像は、図3の符号Img1に示すように、コンタクトホールCH1〜CH3のみが明示されたコントラストを有する。吸収電流取得部53および画像生成部51により生成された吸収電流像は、本実施形態において例えば第1の画像に対応する。
次に、欠陥検出部33は、記憶装置28から吸収電流像を引き出してコンタクトホールCH1〜CH3の座標を抽出する。本実施形態において、コンタクトホールCH1〜CH3の座標は例えば第1の座標に対応する。
欠陥検出部33は続いて、抽出された座標に所定量のマージンを持たせることにより領域を設定し、これをマスク領域と定義する。例えば図3の吸収電流像Img1について得られたマスク領域の一例を図3中の画像Img31中の符号MK1〜MK3に示す。
マスク領域の設定に際し、コンタクトホールの位置ずれが生じていないことが既に確認された良品を使用することが望ましいが、通常生じ得る位置ずれをカバーできるだけの大きさのマージンを設定すれば、被検査体100の像を用いてもよい。マージンの値としては例えば配線WT3,WT5,WT6の幅の約10%が採用される。
なお、本例では矩形のマスク領域を設定したが、これに限ること無く例えば円形のマスク領域を設定してもよい。
本実施形態において、マスク領域の設定はダイ毎に行われる。しかしながら、所定の範囲、例えば同一ロット内でリソグラフィの変動が少ない場合は、一つのダイで特定されたコンタクトホール座標を他のダイに適用してもよい。この場合は、一旦設定されたマスク領域を例えば同一ロット内の他のダイに適用できるので、欠陥検査の効率が向上する。
設定されたマスク領域は、制御コンピュータ21を介して記憶装置28へ送られ、記憶される。
続いて、制御コンピュータ21が記憶装置28から第2EB照射条件(SEM条件)を引き出す。第2EB照射条件として、本実施形態では配線溝のオープン欠陥およびショート欠陥に対して他のいずれのEB照射条件よりもコントラストが付くEB照射条件が選択される。より具体的には、例えば二次電子放出率が高く、パターンの形状が最も明確になるEB照射条件(例えば1keV以下の加速電圧で数nAからpAオーダーのプローブ電流)が選択される(以下、第2EB照射条件(SEM条件)によって得られたSEM像を「形状コントラスト像」と称する)。本実施形態において、第2EB照射条件(SEM条件)は例えば第2の荷電粒子照射条件に対応する。
制御コンピュータ21は、第2EB照射条件に従って各種の制御信号を生成し、電子銃6から電子ビームEBを基板Sに向けて照射させ、コンデンサレンズ4によりビーム束を調整させた後に対物レンズ3で焦点位置を調整しながら偏向器5で基板Sの表面を走査させる。
電子ビームEBの照射により基板Sの表面から二次電子等2が発生し、検出器7により検出されて検出信号が信号処理部25に送られる。信号処理部25は検出器7からの検出信号を処理して第1画像生成部31に送る。第1画像生成部31は、信号処理部25から送られる信号から検査画像(SEM像)を生成する。SEM像は、制御コンピュータ21を介して表示装置29により表示されると共に、記憶装置28に格納される。
検査画像の一例を画像Img11として図3に示す。画像Img11は、コンタクトホールCH2の近傍で配線WT1とWT2とが短絡しており、欠陥SDFとなっている。
図3中の参照画像Img13は、被検査体100の領域のうち画像Img11が得られた領域とは別の領域における同一レイアウトのダイであって配線間の短絡も配線中の開放もない良品ダイから、画像Img11が得られた電子ビーム条件(SEM条件)と同一の条件下で取得した検査画像の一例である。
画像Img13との対比により明らかなように、画像Img11においてコンタクトホールCH2,CH3についても位置ずれが発生しているが、その位置ずれの程度はいずれも公差の範囲内に収まっている。
本実施形態において、画像Img11は例えば第2の画像に対応し、画像Img13は例えば参照画像に対応し、参照画像Img13を取得した領域は例えば参照領域に対応する。
次に、欠陥検出部33は、記憶装置28から検査画像と参照画像とを引き出し、画像処理によりこれらの画像の差分画像を生成する。生成された差分画像は、制御コンピュータ21を介して表示装置29により表示されると共に、記憶装置28に格納される。
前述した画像を例に取り上げて説明すると、欠陥検出部33は、図3に示すように、検査画像Img11と参照画像Img13との差分画像を生成し、差分画像Img21として出力する。差分画像Img21にはコンタクトホールCH1〜CH3からの擬似欠陥CDF2,CDF3を含む欠陥候補CDF1〜CDF3が含まれる。本実施形態において、全ての欠陥候補の座標は例えば第2の座標に対応する。
次いで、欠陥検出部33は、記憶装置28から差分画像とマスク領域とを引き出して照合することにより、差分画像中の欠陥候補のうち、マスク領域内の欠陥候補を除外する。その結果、コンタクトホールからの擬似欠陥が除去された欠陥座標情報が抽出される。
前述した例を取り上げてより具体的に説明すると、欠陥検出部33は、図3に示すように、差分画像Img21をマスク領域Img31と照合することにより、欠陥候補CDF1〜CDF3のうち、コンタクトホールCH1〜CH3の位置ずれに由来する擬似欠陥である欠陥候補CDF2,CDF3を除外し、画像Img41に示すように、欠陥候補CDF1のみを欠陥として抽出する。
このように、本実施形態によれば、高加速電圧での高エネルギーの電子ビーム条件(SEM条件)下で取得した吸収電流像からマスク領域を設定するので、検査対象外の擬似欠陥を高い精度で除去することができる。
上記説明では、マスク領域の設定に際して吸収電流像を用いる場合を取り挙げたが、これに限ること無く、高加速電圧での高エネルギーの電子ビーム条件(SEM条件)下で取得したSEM像からマスク領域を設定することも可能である。
例えば10keV以上の高加速電圧での高エネルギーのEB条件(SEM条件)を用いて被検査体100に電子ビームEBを照射すると、アスペクト比の高いコンタクトホール内部から発生し、検出器7で主に検出可能な低エネルギーの二次電子は、コンタクトホールパターンの側壁に吸収されてしまい、図4(c)の断面図に示すように、酸化膜ISの表面に出て来ることができない。このため、図4(a)の符号CH11に示すように、コンタクトホールについて暗いコントラストが得られる。
一方、アスペクト比が小さい配線溝、例えば図4(c)のWT11に対しては、電子の侵入距離が大きくなるため、検出器7によって主に検出される低エネルギーの二次電子が表面の形状変化に鈍感になる。このため、得られるSEM像では、配線溝WT11が明るくなって表面の酸化膜ISとのコントラスト差が減少する。この結果、第1画像生成部31は、図4(a)に示すように、コンタクトホールパターンCH11が強調されたSEM像を形成することが可能になる。生成されたSEM像は、制御コンピュータ21を介して記憶装置28へ送られ、記憶される。このように高加速電圧での高エネルギーのEB条件下で得られたSEM像は本例において例えば第1の画像に対応する。
欠陥検出部33は、記憶装置28からSEM像を引き出してコンタクトホール、図4(a)に示す例では、コンタクトホールCH11の座標を抽出する。欠陥検出部33は続いて、抽出された座標に所定量のマージンを持たせることによりマスク領域を設定する。
その後は、前述した吸収電流像を用いた例と同様に、欠陥検出部33により検査画像(図3のImg11参照)と参照画像(図3のImg13参照)から差分画像(図3のImg21参照)を生成し、得られた差分画像とマスク領域と照合することにより、差分画像中の欠陥候補のうち、マスク領域内の欠陥候補を除外する。その結果、コンタクトホールからの擬似欠陥が除去された欠陥座標情報が抽出される。
しかしながら、高エネルギーの電子ビーム条件(SEM条件)を用いる場合は、得られるSEM像のS/Nが低いという問題がある。これは、パターン表面から放出される二次電子等には前述した低エネルギーの二次電子に加えて、高エネルギーの反射電子が含まれており、高エネルギーの電子ビーム条件(SEM条件)を用いると、高エネルギーの反射電子の割合が増加し、検出器7で主に捕集される低エネルギーの二次電子が減少してしまうためである。
そこで、低エネルギーの二次電子に加えて高エネルギーの二次(反射)電子まで含めて検出することが重要になるが、高エネルギーの二次(反射)電子に関しては検出器7での捕集が設計上、非常に困難であり、そのため、その大部分は電子ビーム鏡筒9の側壁等に吸収されてしまう。このように高エネルギーの二次(反射)電子は検出効率が低い。
これに対して前述したように、吸収電流取得部53および第2画像生成部51により、基板Sに吸収される電流を測定して図4(b)に示すような吸収電流像を生成し、この吸収電流像からマスク領域を設定すると、S/Nを改善することが可能となり、コンタクトホール座標の抽出精度を向上させることが可能になる。この点は例えば図4(a)と図4(b)とのコントラストの対比からも明らかである。
なお、理解を容易にするため、高加速電圧での高エネルギーの電子ビーム条件(SEM条件)を用いた場合との対比で、低加速電圧での低エネルギーの電子ビーム条件(SEM条件)を用いた場合のSEM像、吸収電流像および二次(反射)電子等の放出態様を図5(a)乃至図5(c)に示す。
上述した説明では、高加速電圧での高エネルギーの電子ビーム条件(SEM条件)下で取得した吸収電流像またはSEM像からマスク領域を設定したが、これに限ること無く、後述する電位コントラスト像を用いてマスク領域を設定することも可能である。
図6(a)は、被検査体の他の一例を示す部分断面図の一例である。図6(a)に示す被検査体200において、基板S上に絶縁膜、例えば酸化膜ISが成膜され、酸化膜ISの一部が選択的に除去されて配線溝WT21,WT22が形成され、基板Sの表面が露出するように酸化膜ISの他の一部が除去されてコンタクトホールCH4が形成されている。また、基板Sの表面が露出するように配線溝WT21中で酸化膜ISの一部が選択的に除去されてコンタクトホールCH5が形成されている。
配線溝WT21,WT22は、酸化膜ISの表面層に形成され、電子ビームEBにより照射された電子が基板Sへ逃げることができないフローティングパターンとなっている。
この一方で、コンタクトホールCH4,CH5は基板Sと導通しており、電子ビームEBにより照射された電子は基板Sへ逃げる。
このような場合、例えば1keV以下の低加速電圧で数十nAオーダーのプローブ電流というSEM条件で電子ビームEBを照射すれば、例えば図6(c)で符号Img51に示すような電位コントラスト像を得ることができる。このようにして得られた電位コントラスト像を用いても図3の符号Img31に示すようなマスク領域を設定することが可能である。
このようなSEM条件を用いる場合、図1に示す欠陥検査装置において吸収電流取得部53および第2画像生成部51は使用されず、形状コントラスト像を取得する場合と同様に、検出器7、信号処理部25および第1画像生成部31により電位コントラスト像を取得することができる。
なお、図6(b)は、1keV以下の加速電圧で数nAからpAオーダーのプローブ電流というSEM条件で被検査体200に電子ビームEBを照射して得られた形状コントラスト像Img53の一例を示す。
以上述べた少なくとも一つの実施形態の欠陥検査装置によれば、検査対象から除外されるパターンについてマスク領域を設定し、このマスク領域と、検査画像と参照画像との差分画像とを照合するので、検出対象欠陥とそれ以外の欠陥とを精度良く分離することができる。これにより、検出対象欠陥を高い感度で検出することができる。
マスク領域の設定に際し、設計データを用いる方法も理論的には可能である。例えば設計データ中でコンタクトホールの座標を予め抽出しておき、得られた座標データからマスク領域を設定し、上述した差分画像との照合により、コンタクトホールに由来する擬似欠陥を除去する方法が考えられる。
しかしながら、前述した通り、基板上に実際に形成されたコンタクトホールの位置は、ステージ10のアライメント精度などに依存して設計データ上の座標との間でズレが生じる。この問題を回避するためには、膨大な数のコンタクトホールの各々に対して大きなトレランス、例えば上述したマスク領域の設定に使用するマージンの10倍を超えるトレランスを考慮したマスク領域の設定が必要となる。このような大きなトレランスを採用すると、非常に大きな面積がマスク領域の対象範囲になってしまい、本来検出されるべきターゲット欠陥が併せて除外されてしまうという問題がある。
これに対し、以上述べた少なくとも一つの実施形態の欠陥検査装置によれば、実際に基板上に作成されたパターンから画像を取得し、得られた画像から小さなマージンでマスク領域を設定するので、検出対象欠陥が除外されてしまうことなく、高い感度で検出することができる。
(2)欠陥検査方法
実施の一形態による欠陥検査方法について図7のフローチャートを参照しながら説明する。
欠陥検査に先立ち、被検査体上のパターンについて検査対象となるパターンと検査対象から除外するパターンとを選別する。例えば図2(a)に示す被検査体100を取り挙げると、酸化膜ISの表層に形成された配線溝のパターンWT1,WT2,WT4を検査対象パターンと特定し、配線WT5,WT3,WT6中に形成されたコンタクトホールCH1−CH3参照)を検査対象から除外されるパターンと特定する。
まず、コンタクトホールのみが強調されるEB照射条件下で電子ビームを被検査体に照射して第1の画像を取得する(ステップS1)。
コンタクトホールのみが強調されるEB照射条件は、例えば10keV以上の高加速電圧での高エネルギーのEB条件(SEM条件)と、例えば1keV以下の低加速電圧で数十nAオーダーのプローブ電流というSEM条件とを含む。
高加速電圧での高エネルギーのEB条件(SEM条件)下では、第1の画像として例えば図3の吸収電流像Img1に示すような吸収電流像の他、図4(a)のSEM像が取得される。
また、1keV以下の低加速電圧で数十nAオーダーのプローブ電流というSEM条件下で、例えば図6(a)に示す被検査体200中配線溝WT21,WT22を検査対象パターンと特定し、コンタクトホールCH4,CH5を検査対象から除外されるパターンと特定すると、第1の画像として例えば図6(c)の符号Img51に示すような電位コントラスト像が取得される。
次に、取得された第1の画像を処理してコンタクトホールの座標を抽出し、抽出された座標に所定量のマージンを持たせたマスク領域を設定する(ステップS2)。本実施形態において、コンタクトホールの座標は例えば第1の座標に対応する。
続いて、検査対象欠陥に対して他のいずれのEB照射条件よりもコントラストがつくEB照射条件下で電子ビームを被検査体に照射し、第2の画像を取得する(ステップS3)。
ここで、検査対象欠陥に対して他のいずれのEB照射条件よりもコントラストがつくEB照射条件として、例えば二次電子放出率が高く、パターンの形状が最も明確になるEB照射条件(例えば1keV以下の加速電圧で数nAからpAオーダーのプローブ電流)を挙げることができる。
次に、得られた第2の画像と参照画像との差分画像を生成し、欠陥候補座標を抽出する(ステップS4)。
参照画像としては、上述した通り、検査領域のレイアウトと同一レイアウトのダイまたはセルであって欠陥が無いことが既に確認された良品について得られたSEM像を用いてもよいが、ダイ・ツー・ダイまたはセル・ツー・セルによる欠陥検査手法が採用されている場合は、隣接するダイまたは隣接するパターンについて得られた画像を用いてもよい。
差分画像から抽出された欠陥候補座標には、検査対象である、配線溝の短絡欠陥や開放欠陥の座標に加え、検査対象でない、コンタクトホールの僅かな形状変化や位置ズレ等による擬似欠陥の座標も含まれている。このようなコンタクトホールに起因する擬似欠陥を含む欠陥候補座標は、本実施形態において例えば第2の座標に対応する。
次いで、抽出された欠陥候補座標をマスク領域と照合し、このマスク領域内に位置する欠陥候補を除外する(ステップS5)。これにより、コンタクトホールの僅かな形状変化や位置ズレ等による擬似欠陥の座標を除外することができる。
最後に、残余の欠陥候補座標を検査対象の欠陥座標として抽出する(ステップS6)。
以上述べた少なくとも一つの実施形態の欠陥検査方法によれば、検査対象から除外されるパターンについてマスク領域を設定し、このマスク領域と、検査画像と参照画像との差分画像とを照合するので、検出対象欠陥とそれ以外の欠陥とを精度良く分離することができる。これにより、検出対象欠陥を高い感度で検出することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
6…電子銃、7…検出器、31…第1画像生成部、33…欠陥検出部、51…第2画像生成部、100…被検査体、CH1〜CH5…コンタクトホール、EB…電子ビーム、WT1〜WT6,WT21,WT22…配線溝、Img1…吸収電流像、Img13…参照画像、Img21…差分画像、Img31…マスク領域。

Claims (5)

  1. 荷電粒子ビームを生成し、第1のパターンと第2のパターンとを備える被検査体に照射する荷電粒子源と、
    前記荷電粒子の照射により前記被検査体からの二次荷電粒子を検出して信号を出力する第1の検出手段と、
    前記信号を処理して画像を生成する第1の画像生成手段と、
    第1の荷電粒子照射条件の下で前記被検査体に荷電粒子ビームを照射して得られる画像から前記第1のパターンの第1の座標を抽出し、前記第1の座標に所定のマージンを設けたマスク領域を設定し、第2の荷電粒子照射条件の下で前記被検査体に荷電粒子ビームを照射して得られる画像と、前記被検査体と同一の設計レイアウトに基づく前記被検査領域とは異なる参照領域に前記第2の荷電粒子照射条件の下で荷電粒子ビームを照射して得られた参照画像との差分を取り、該差分と前記マスク領域とを照合することにより、前記第2のパターンの欠陥を検出する第2の検出手段と、
    を備え、
    前記第1の荷電粒子照射条件は、前記被検査体に荷電粒子ビームを照射して得られる画像中で前記第2のパターンよりも高いコントラストが前記第1のパターンについて得られる条件である、
    欠陥検査装置。
  2. 前記被検査体は、前記第1および第2のパターンがその上に形成された基板を備え、
    前記装置は、照射された荷電粒子ビームのうち前記基板に吸収された電流を検知し、得られた電流値を処理して吸収電流像を生成する第2の画像生成手段をさらに備え、
    前記第1の荷電粒子照射条件による荷電粒子ビームのエネルギーは、前記第2の荷電粒子照射条件による荷電粒子ビームのエネルギーよりも高く、
    前記第2の検出手段は、前記第1の荷電粒子照射条件下で得られた前記吸収電流像を処理することにより前記第1の座標を抽出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の欠陥検査装置。
  3. 前記第1の荷電粒子照射条件は、電位コントラスト像を得るための条件であることを特徴とする請求項1または2に記載の欠陥検査装置。
  4. 第1の荷電粒子照射条件の下で荷電粒子ビームを生成し、第1のパターンと第2のパターンとを備える被検査体に前記荷電粒子ビームを照射して得られた信号から第1の画像を生成することと、
    前記第1の画像から前記第1のパターンの第1の座標を抽出することと、
    前記第1の座標に所定のマージンを設けたマスク領域を設定することと、
    第2の荷電粒子照射条件の下で荷電粒子ビームを生成し、前記被検査体の被検査領域に前記荷電粒子ビームを照射し、前記被検査体から発生する二次荷電粒子を検出して得られた信号から第2の画像を生成することと、
    前記被検査体と同一のレイアウトに基づく前記被検査領域とは異なる参照領域に前記第2の荷電粒子照射条件の下で荷電粒子ビームを照射して得られた参照画像と前記第2の画像との差分を取ることと、
    前記差分と前記マスク領域とを照合することにより、前記第2のパターンの欠陥を検出することと、
    を備え、
    前記第1の荷電粒子照射条件は、前記被検査体に荷電粒子ビームを照射して得られる画像中で前記第2のパターンよりも高いコントラストが前記第1のパターンについて得られる条件である、
    欠陥検査方法。
  5. 前記被検査体は、前記第1および第2のパターンがその上に形成された基板を備え、
    前記方法は、照射された荷電粒子ビームのうち前記基板に吸収された電流を検知し、得られた電流値を処理して吸収電流像を生成することをさらに備え、
    前記第1の荷電粒子照射条件による荷電粒子ビームのエネルギーは、前記第2の荷電粒子照射条件による荷電粒子ビームのエネルギーよりも高く、
    前記第1の座標は、前記第1の荷電粒子照射条件下で得られた前記吸収電流像を処理することにより抽出される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の欠陥検査方法
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