JP2016070410A - 自動変速機のマニュアルバルブ動作機構 - Google Patents

自動変速機のマニュアルバルブ動作機構 Download PDF

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光路 中川
Koji Nakagawa
光路 中川
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Abstract

【課題】マニュアルバルブとマニュアルバルブレバーとの相互間の位置関係に融通性をもたせることができ、油路の増大または増加などを好適に図ることが可能な自動変速機のマニュアルバルブ動作機構を提供する。
【解決手段】マニュアルバルブレバーの正逆回転に対応してマニュアルバルブ1の軸長方向の往復直進動作を行ない、かつこの往復直進動作をマニュアルバルブ1に伝達させてマニュアルバルブ1を往復動可能とする中間部材3を備えており、マニュアルバルブレバーから中間部材3に動作力が伝達する第1の動作力伝達部J1に対し、中間部材3からマニュアルバルブ1に動作力が伝達する第2の動作力伝達部J2は、マニュアルバルブ1の軸長方向にオフセットされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動変速機のマニュアルバルブ動作機構に関する。
ここで、自動変速機のマニュアルバルブは、運転席にあるセレクトレバーの操作によって選択されたシフトレンジ(PRNDLなど)に応じて自動変速機に具備された所定のクラッチやブレーキ切替え用のライン圧を制御するように油路を切り替えるためのバルブである。
自動変速機のマニュアルバルブ動作機構としては、種々のものが提案されている(たとえば、特許文献1〜3)。これらのうち、代表的な機構の一例を、図5に示す。
同図において、マニュアルバルブ1は、バルブボディ5に設けられた油路50にスライド可能に挿入されている。マニュアルバルブ1を動作させるための手段として、コントロールシャフト6に連結されたマニュアルバルブレバー2(ディテントプレート)が設けられており、このマニュアルバルブレバー2のピン90が、マニュアルバルブ1の基端に突設されたニ股フォーク状の凸状部18のピンガイド溝18aに係入している。セレクトレバーの操作に対応してコントロールシャフト6が回転し、かつこれに伴ってマニュアルバルブレバー2が回転すると、ピン90の円弧軌跡の移動動作が、マニュアルバルブ1の直進動作に変換され、マニュアルバルブ1を適切に作動させることができる。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地があった。
自動変速機の油圧制御回路においては、たとえばシフトレンジがLの場合に、マニュアルバルブ1が装着された油路50から信号圧を取り出す仕様にすることが考えられる。一慨には言えないものの、機械的に信号圧を取り出せば、電気的信号を出力させる必要がないため、コスト低減を図る上で有利にすることが可能である。前記した信号圧の取り出しを実現する場合、既存のものと比較して、バルブボディ5に設けられている油路50の位置をできるだけ変更しないようにし、設計変更に要するコスト低減を図ることが望まれる。
ところが、油路50から新しく信号圧を取り出そうとすると、油路50が増えることとなり、この油路50は、たとえば図1の符号N1で示す領域に形成される。これに対し、油路50がバルブボディ5の壁面59に接近して設けられているなどの理由から、領域N1の幅Lbが狭い場合がある。このような場合には、前記した幅狭の領域N1に新たに油路を設けることは難しくなる。
前記した不具合は、一例であるが、従来の構造においては、マニュアルバルブレバー2とマニュアルバルブ1とはピン90を介して直結された構成であるため、マニュアルバルブレバー2の回転中心(コントロールシャフト6の位置)が定められると、マニュアルバルブ1の位置も略必然的に定まってしまい、マニュアルバルブ1をその軸長方向に位置ずれさせるといったことは容易ではない。その結果、設計変更などに際しての融通性に劣るものとなっている。
特開平11−336892号公報 特開2000−240790号公報 特開平08−200486号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、マニュアルバルブとマニュアルバルブレバーとの相互間の位置関係に融通性をもたせることができ、油路の増大または増加などを好適に図ることが可能な自動変速機のマニュアルバルブ動作機構を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される自動変速機のマニュアルバルブ動作機構は、セレクトレバーの操作に対応して回転するマニュアルバルブレバーと、バルブボディに設けられた油路にスライド可能に挿入されたマニュアルバルブと、を備えている、自動変速機のマニュアルバルブ動作機構であって、前記マニュアルバルブレバーの正逆回転に対応して前記マニュアルバルブの軸長方向の往復直進動作を行ない、かつこの往復直進動作を前記マニュアルバルブに伝達させて前記マニュアルバルブを往復動可能とする中間部材を、さらに備えており、前記マニュアルバルブレバーから前記中間部材に動作力が伝達する第1の動作力伝達部に対し、前記中間部材から前記マニュアルバルブに動作力が伝達する第2の動作力伝達部は、前記マニュアルバルブの軸長方向にオフセットされていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、マニュアルバルブレバーとマニュアルバルブとは中間部材を介して間接的に駆動連結されており、第1の動作力伝達部に対して第2の動作力伝達部がマニュアルバルブの長手方向にオフセットされているために、マニュアルバルブは、マニュアルバルブレバーに対し、前記オフセット方向に前記オフセット寸法と同一寸法だけ位置ずれした配置となる。このため、マニュアルバルブレバーの位置が一定であったとしても、マニュアルバルブについてはその軸長方向に位置ずれさせた設定とすることができる。したがって、設計変更などに際しての融通性に優れたものとすることができる。
また、本発明によれば、後述する実施形態からも理解されるように、マニュアルバルブをその軸長方向に位置ずれさせることにより、マニュアルバルブが配された油路の位置変更を行なうようなことなく、信号圧を取り出すための油路を好適に設けることができるといった利点も得られる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る自動変速機のマニュアルバルブ動作機構の一例を示す一部断面要部底面図である。 (a)は、図1に示す動作機構の一部破断要部正面図であり、(b)は、(a)のIIb−IIb要部断面図である。 図1に示す動作機構で用いられている中間部材の斜視図である。 図1に示す動作機構で用いられている押さえ部材の斜視図である。 従来技術の一例を示す一部断面要部底面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
なお、理解の容易のため、以降の説明においては、図5に示した先の従来技術と同一または類似の構成要素には、先の従来技術と同一の符号を付すこととする。
図1および図2に示す自動変速機のマニュアルバルブ動作機構Aは、マニュアルバルブ1、マニュアルバルブレバー2(図1では不図示)、中間部材3、および押さえ部材4を具備している。
マニュアルバルブ1は、バルブボディ5の内部に設けられた油路50にスライド可能に挿入されている。図面では、1つの油路50のみが示されているが、この油路50には、信号圧用の複数の油路が分岐した状態で連通している。
マニュアルバルブレバー2は、たとえば図2(b)に示すような形状のディテントプレートであり、コントロールシャフト6によって回転される。コントロールシャフト6は、運転席のセレクトレバーの操作に対応して所定角度だけ正逆いずれかの方向に回転し、これに連れもってマニュアルバルブレバー2も回転する。マニュアルバルブレバー2の側面部には、バネ板などを利用した位置決め部材70の先端部が係入する複数の凹部22が形成されている。マニュアルバルブレバー2には、たとえば下向き突出状の第1のピン8Aが設けられている。
中間部材3は、マニュアルバルブレバー2の正逆回転に対応してマニュアルバルブ1の軸長方向に往復直進動作を行ない、かつこの往復直進動作力をマニュアルバルブ1に伝達し、マニュアルバルブ1を作動させるものである。この中間部材3は、図3に示すように、ニ股フォーク状部分30を有し、そのガイド溝30aには、マニュアルバルブレバー2の第1のピン8Aが進入する。図2(b)に示すように、マニュアルバルブレバー2の回転時において、第1のピン8Aはガイド溝30a内に進入したまま円弧軌跡で移動する。このことにより、中間部材3はマニュアルバルブ1の軸長方向に移動する。第1のピン8Aとガイド溝30aの内壁面との当接箇所は、第1の動作力伝達部J1である。
一方、中間部材3は、下向きに突出する第2のピン8Bを有しており、この第2のピン8Bの下端部がマニュアルバルブ1に係合手段などを用いて駆動連結されている。このことにより、マニュアルバルブ1は中間部材3の動作に伴い、所定のストロークSaで往復動し、ライン圧を制御するための油路切替え動作が可能である。第2のピン8Bとマニュアルバルブ1との連結箇所は、第2の動作力伝達部J2である。
第2の動作力伝達部J2は、第1の動作力伝達部J1に対して、マニュアルバルブ1の軸長方向に適当な寸法Laだけオフセットされている。
中間部材3に前記したような直進動作をさせるには、中間部材3の回り止めを図る必要がある。そのための手段として、たとえば図2(a)に示すように、中間部材3の一側縁部に曲げ部31を形成し(図3も参照)、かつこの曲げ部31をバルブボディ5の上面部に設けられたスライドガイド部75に係合させる手段が採用されている。
押さえ部材4は、中間部材3とスライドガイド部75との係合状態を適切に維持させ、かつ中間部材3の姿勢および動作の安定化を図るためのものである。この押さえ部材4は、図4に示すような形状を有しており、バルブボディ5の上部にボルト止めされる。押さえ部材4は、その一部分が横向き略U字状に曲げられて形成された第1および第2の押さえ片部41,42を有している。これら第1および第2の押さえ片部41,42は、互いに対向する方向にバネ性を有している。図2(a)に示すように、押さえ部材4により中間部材3は浮き上がりが防止され、マニュアルバルブレバー2を支持することができる。
次に、前記したマニュアルバルブ動作機構Aの作用について説明する。
まず、マニュアルバルブレバー2とマニュアルバルブ1とが中間部材3を介して連結さ
れ、かつ第2の動作力伝達部J2が、第1の動作力伝達部J1に対してマニュアルバルブ1の長手方向に寸法Laでオフセットされた構成であるため、マニュアルバルブレバー2とマニュアルバルブレバー2とをピンを介して直結させる構成(図5の従来技術の構成)と比較すると、マニュアルバルブ1の全体が前記オフセット方向に寸法Laだけ位置ずれした配置となる。このため、コントロールシャフト6やマニュアルバルブレバー2の位置が一定であったとしても、前記オフセットの方向および寸法Laを適宜に選択することにより、マニュアルバルブ1を所望の好適な位置に設定することが可能となる。その結果、設計変更などに際しての融通性に優れたものとなる。
図1に示す例においては、マニュアルバルブ1の全体が油路50から引き抜かれる方向(同図の上側方向)にオフセットされている。このため、マニュアルバルブ1の全体がオフセットされていない場合と比較すると、マニュアルバルブ1の先端側(同図の下側)において油路50を寸法Laだけ拡大し、油路の数を増やすといったことが可能となる。油路50のこの部分は、たとえばシフトレンジLの信号圧を取得するための油路とすることが可能であり、図5を参照して説明した従来技術の不具合を好適に解消することが可能である。前記したような油路50の増加に際し、マニュアルバルブ1が挿入される油路50の実質的な位置変更はなされていない。また、コントロールシャフト6やマニュアルバルブ1の位置変更も不要である。マニュアルバルブ1の全体の位置ずれ寸法を所望の寸法に変更設定するようなことは、中間部材3の仕様を変更することによって容易に実現できる。このようなことから、設計変更に要するコスト低減を図ることもできる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る自動変速機のマニュアルバルブ動作機構の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
マニュアルバルブレバーは、たとえばステッピングモータなどを利用して回転させることが可能であり、セレクトレバーの操作に対応させてマニュアルバルブレバーを回転させるための具体的な手段は限定されない。第1の動作力伝達部J1に対する第2の動作力伝達部J2の具体的なオフセット寸法の値は問わない。また、そのオフセット方向は、上述の実施形態とは反対の方向とすることも可能である。
A 自動変速機のマニュアルバルブ動作機構
J1 第1の動作力伝達部
J2 第2の動作力伝達部
1 マニュアルバルブ
2 マニュアルバルブレバー
3 中間部材
5 バルブボディ

Claims (1)

  1. セレクトレバーの操作に対応して回転するマニュアルバルブレバーと、
    バルブボディに設けられた油路にスライド可能に挿入されたマニュアルバルブと、
    を備えている、自動変速機のマニュアルバルブ動作機構であって、
    前記マニュアルバルブレバーの正逆回転に対応して前記マニュアルバルブの軸長方向の往復直進動作を行ない、かつこの往復直進動作を前記マニュアルバルブに伝達させて前記マニュアルバルブを往復動可能とする中間部材を、さらに備えており、
    前記マニュアルバルブレバーから前記中間部材に動作力が伝達する第1の動作力伝達部に対し、前記中間部材から前記マニュアルバルブに動作力が伝達する第2の動作力伝達部は、前記マニュアルバルブの軸長方向にオフセットされていることを特徴とする、自動変速機のマニュアルバルブ動作機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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