JP2016070214A5 - - Google Patents

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近年、社会全体でエネルギー資源の有効活用の要請が高まってきており、エネルギーを再利用する様々な技術の開発が試みられている。その中でも、熱音響効果を利用して自動車の排ガス等の高温流体の熱を音波のエネルギーに変換し、そのエネルギーを最終的に電力等の形で出力するエネルギーリサイクルシステムは、得られるエネルギーの取得率(エネルギー効率)が高いことから注目を集めており、実用化に向けて様々な工夫が行われている。
ところで、ハニカム構造体自体は、その表面積の大きい立体形状を利用する目的で、熱音響効果とは無関係に、様々な用途について用いられてきた。たとえば、自動車の排ガスから微粒子を取り除く排気浄化触媒担持用のハニカム構造体は、その典型的な例であり、従来から様々なタイプのものが開発されている。また、他の例としては、イオン触媒体として利用するために、孔径が数十〜数百μmの小さい貫通孔を持つハニカム構造体も開発されており(たとえば、非特許文献1,2参照)、これらは、フィルタ目的のハニカム構造体で通常用いられる押出成形法とは全く異なり、専ら化学的な手法を用いて作製される。
[1] 第1の端面から第2の端面まで延在する複数のセルであって、振動することで音波を伝搬する作動流体によって内部が満たされる複数のセルを区画形成する隔壁を有し、該隔壁と前記作動流体との間で授受される熱と、前記作動流体の振動による音波のエネルギーとを相互に変換する熱・音波変換部品であって、前記セルの延在方向に垂直な前記セルの断面の面積をS、該断面の周長をCとしたときにHD=4×S/Cで定義される水力直径HDが0.4mm以下であり、前記熱・音波変換部品の各端面における開口率が60%以上93%以下であり、前記隔壁の表面の算術平均粗さ(Ra)が3μm以上20μm以下である熱・音波変換部品。
[3] 前記延在方向を含む断面における前記隔壁の前記表面の、該断面内で前記延在方向に直交する方向についての変動幅を表す真直度が、0.5mm以上3.0mm以下である[1]又は[2]記載の熱・音波変換部品。
[5] [1]〜[4]のいずれかに記載の熱・音波変換部品であって、前記作動流体が前記複数のセルの内部を満たしている状態において前記第1の端面側の第1端部と前記第2の端面側の第2端部との間に温度差が生じたときに、該温度差に応じて前記作動流体を前記延在方向に沿って振動させて音波を発生する熱・音波変換部品と、前記熱・音波変換部品の前記第1端部および前記第2端部にそれぞれ近接して設けられ、該両端部との間で熱の授受を行うことで該両端部の間に温度差を与える一対の熱交換部と、を備えた熱・音波変換ユニット。
[6] [1]〜[4]のいずれかに記載の熱・音波変換部品であって、前記作動流体が前記複数のセルの内部を満たしている状態において音波の伝播を受けて前記延在方向に沿って該作動流体が振動したときに、前記第1の端面側の第1端部と前記第2の端面側の第2端部との間に前記作動流体の振動に応じた温度差を生じさせる熱・音波変換部品と、前記熱・音波変換部品の前記第1端部および前記第2端部のうちの一方の端部に近接して設けられ、該一方の端部への熱の供給、あるいは、該一方の端部からの熱の吸収を行って該一方の端部の温度を一定温度に維持する熱交換部と、前記熱・音波変換部品の前記第1端部および前記第2端部のうちの、前記一方の端部とは反対側の他方の端部に近接して設けられ、前記熱交換部により前記一方の端部の温度が一定温度に維持されている状態において前記熱・音波変換部品が音波の伝播を受けたときに、前記一定温度に維持された前記一方の端部に対し前記他方の端部が、前記音波の伝播による前記作動流体の振動に応じた温度差を有するように、前記他方の端部との間で熱の授受を行って得られた熱あるいは冷熱を出力する熱・冷熱出力部と、を備えた熱・音波変換ユニット。ここで、「温熱あるいは冷熱を出力する」とは、たとえば、「温度が上がった流体、あるいは、温度が下がった流体を出力する」ことを意味する。
本発明の熱・音波変換ユニットおよび熱・音波変換部品の一実施形態が適用された電力発生システムの模式的な構成図である。 図1の熱・音波変換ユニットおよび熱・音波変換部品が適用された冷熱発生システムの模式図である。 図1の熱・音波変換ユニットの構成を表した模式図である。 図3の熱・音波変換ユニットにおける高温側熱交換器の外観斜視図である。 高温側環状管の流入口および流出口を含む平面で見たときの高温側熱交換器の断面図である。 高温側環状管の管内にさらに別のハニカム構造体が嵌合している熱・音波変換ユニットの一形態を表す模式図である。 図6のA−A線の断面における高温側熱交換器の模式的な断面構成図である。 図6および図7に示す熱・音波変換ユニットとは別の本発明の熱・音波変換ユニットの一形態を表す模式図である。 図8に示す熱・音波変換ユニットとはさらに別の熱・音波変換ユニットの一形態を表す模式図である。 メッシュ構造を採用した高温側熱交換器の断面図である。 図3に示す熱・音波変換部品のセルの貫通方向に垂直な面内における熱・音波変換部品の断面図である。 隔壁表面の真直度を説明するための概念図である。 本実施形態におけるハニカム成形体の作製に用いられる口金の外観斜視図である。 図13に示す口金の、図13とは反対側から見たときの外観斜視図である。 図13に示す口金の表面の一部を示す拡大平面図である。 図15に示す口金のA−A’断面を示す模式図である。 押さえ板構造の一例を表した図である。 図17とは別の押さえ板構造の一例を表した図である。 さらに別の押さえ板構造の一例を表した図である。 図19とはさらに別の押さえ板構造の一例を表した図である。
音波発生部7で発生した音波は、伝播管5’を図2の一点鎖線矢印の方向に伝播し、さらにループ管4’内を図2の点線矢印の方向に伝播していく。そして、熱・音波変換ユニット100に到達し、熱・音波変換部品1の図2の上側から各セル内に進行していく。このとき、音波による熱輸送により、高温側熱交換器2側の端部が低温側熱交換器3側の端部よりも相対的に温度が高い状態が実現する。高温側熱交換器2では常温近傍の冷却流体が流入し、常温より高い温度で流出する。一方、音波による熱輸送により熱が高温側熱交換器2側の端部へ輸送されてしまうので、熱・音波変換部品1の低温側熱交換器3側の端部は、常温より低い温度となる。低温側熱交換器3では常温近傍の冷却流体が流入し、熱・音波変換部品1の低温側熱交換器3側の端部に熱を奪われるため、常温より低い温度で流出する。言い換えれば、冷水の形で、冷熱が出力されることになる。
熱・音波変換部品1では、それぞれが細い管状の貫通孔である複数のセル14が、隔壁11によって区画形成されてなるハニカム構造を有している。ここで、本明細書では、「セル」という語を、隔壁を含まない貫通孔のみを指すものとして用いる。各セル14は、図3の上下方向を貫通方向(各セル14が延在する延在方向)とし、低温側熱交換器3側の端面および高温側熱交換器2側の端面の両端面において開口する。熱・音波変換部品1の、低温側熱交換器3側の端面は、金属部材32と接しているとともに、金属部材32を間において低温側熱交換器3に対向している。なお、ここでは、金属部材32が配置されているが、本発明では、金属部材32が省略された形態も採用可能である。金属部材32が省略された場合には、後述のメッシュ積層体30と接触する作動流体が冷却された後に、その冷却された作動流体が、音波の振動に対応した作動流体の変位により熱・音波変換部品1の端面近傍に接触しこの端面近傍を冷却する。ここで、金属部材32が省略された形態では、熱・音波変換部品1と低温側熱交換器3との間の隙間は極力小さいことが好ましい。
図6は、高温側環状管の管内にさらに別のハニカム構造体が嵌合している熱・音波変換ユニットの一形態を表す模式図であり、図7は、図6のA−A線の断面における高温側熱交換器の模式的な断面構成図である。
図6の熱・音波変換ユニット200における高温側熱交換器2’は、熱交換ハニカム構造体20’および2つの互いに異なる高温側環状管211,212を有している。熱交換ハニカム構造体20’は、図中の水平方向を貫通方向とする2以上のセルが隔壁により区画形成されたハニカム構造を有しており、2つの異なる高温側環状管211,212により加熱流体から伝達された熱を熱・音波変換部品1に伝達する。ここで、熱交換ハニカム構造体20’は、熱・音波変換部品1から間隔tを置いて配置されている。
図8は、図6および図7に示す熱・音波変換ユニットとは別の本発明の熱・音波変換ユニットの一形態を表す模式図、図9は、図8に示す熱・音波変換ユニットとはさらに別の熱・音波変換ユニットの一形態を表す模式図である。
図8に示す熱・音波変換ユニットでは、高温側熱交換器2Aにおいて、図中の上側から加熱流体が流入し高温側熱交換器2Aの内部を通って図中の下方向に向けて流出する。一方、図9に示す熱・音波変換ユニットでは、高温側熱交換器2A’において、図中の上側から加熱流体が流入し高温側熱交換器2A’の内部を通って図中の上方向に向けて流出する。ここで、図8および図9に示す熱・音波変換ユニットのいずれも、低温側熱交換器3Aにおいては、図中の上側から冷却流体が流入し低温側熱交換器3Aの内部を通って図中の上方向に向けて流出する。ここで、図8および図9では、内部構造(以下の2つのハニカム構造体22,23を含む構造)を明らかにするために、一部については透視図となっている。
図3に示すように、熱交換ハニカム構造体20の、熱・音波変換部品1側の端面(熱交換ハニカム構造体20の上側の端面)は、熱・音波変換部品1の、高温側熱交換器2側の端面(熱・音波変換部品1の下側の端面)と直接に接触している。以下、この熱交換ハニカム構造体20の上側の端面を接触面20sと呼ぶ。なお、本発明では、このように熱・音波変換部品1と熱交換ハニカム構造体20とが直接に接触する代わりに、熱・音波変換部品1と熱交換ハニカム構造体20との間に図6の間隔tのような隙間が存在していてもよい。この場合、熱交換ハニカム構造体20に対して伝達された熱は、熱交換ハニカム構造体20と接した作動流体に伝達され、その加熱された作動流体が、音波の振動に対応した作動流体の変位により熱・音波変換部品1の端面近傍に接触し、この端面近傍が加熱される。これにより、熱・音波変換部品1の、高温側熱交換器2側の端部は、低温側熱交換器3側の端部に比して相対的に温度の高い状態に維持されることとなる。
また、図3に示すように、熱交換ハニカム構造体20では、熱・音波変換部品1との接触面20sは、熱交換ハニカム構造体20が高温の加熱流体と直接に接触して熱を受ける受熱領域21cよりも、熱・音波変換部品1側(図の上方向)にずれた位置にあり、受熱領域21cと重ならないようになっている。仮に、接触面20sが受熱領域21cと重なってしまうと、接触面20sのうち、受熱領域21cに近い縁の周辺と、受熱領域21cから遠い中央付近とでは、温度差が大きく異なる状態が生じることがある。この場合、熱・音波変換部品1の、熱交換ハニカム構造体20側の端部(図3の下端部)が均一に加熱されないために、熱・音波変換部品1の各セルの自励振動が各セルに応じてムラが出るという問題が生じ得る。図3の熱交換ハニカム構造体20では、接触面20sが熱領域21cと重ならないようになっていることで、こうした問題を回避している。
ここで、真直度の具体的な測定方法としては、たとえば、熱音波変換部品1の各セルの貫通方向に沿った熱音波変換部品1の全長にわたる断面において任意に5個のセル14を選択しそれら5個のセル14それぞれについて熱音波変換部品1の全長にわたる隔壁11の表面11aの変動の最大値(最大の変化量)を求め、それら5個のセル14の最大の変化量の平均値を真直度とする測定方法が採用できる。
また、熱・音波変換部品1では、熱・音波変換部品1の構成材料、特に、隔壁11の構成材料の20〜800℃における熱膨張率が6ppm/K以下であることが好ましい。ここで、熱膨張の測定方法としては、たとえば、各セルの貫通方向に沿った10mm以上の長さを有する試験片であって、この貫通方向、および、この貫通方向に直交する方向を含む断面の面積が4mm以上100mm以下である試験片を熱音波変換部品1から切り出し、この貫通方向の熱膨張率を、石英を標準比較サンプルとする示差式の熱膨張計により測定する方法を採用することができる。
第1の問題に関しては、各セルの水力直径が0.4mm以下であって開口率が60%以上93%以下の、水力直径がきわめて小さく開口率が高い(セル密度が高い)熱・音波変換部品1に対応した口金(以下、正規口金と呼ぶ)による押出成形の実行前に、リブの厚さが0.04mm以上0.09mm以下というリブの厚さがきわめて小さい口金(以下、ダミー口金と呼ぶ)での坏土の押出処理が行われる。なお、ここでいう「リブの厚さ」とは、成形体ハニカムの隔壁厚さのことで、口金におけるスリット幅を指しており、各スリットは、坏土の排出孔であって作製対象のハニカム構造体の各隔壁部分の形状を決定するものである。以下、「リブの厚さ」を、スリット幅を意味するものとして用いる。このダミー口金を用いた押出処理により、目詰まりの原因となりやすい坏土成分をあらかじめ取り除くことができる。この押出処理後の坏土を用いて正規口金による押出成形を実行することにより、上記の目詰まりの発生を抑えることが可能となる。
第2の板状部303の材質の一種であるステンレス鋼としては、公知のステンレス鋼を用いることができる。たとえば、SUS304、SUS303等を挙げることができる。また、第2の板状部303の大きさは、特に限定されず、用途に合わせて、所望の大きさにすることができる。ただし、第2の板状部303が円板状である場合、円板の直径(一方の面および他方の面の直径)は20〜40mmであることが好ましい。また、第2の板状部303の厚さについては2〜8mmが好ましい。2mmより薄いと成形抵抗による応力による変形、破損を生じ、8mmより厚いと成形抵抗が過大になり成形体の押し出しが困難となる。
第1の板状部307の大きさは特に限定されず、用途に合わせて、所望の大きさにすることができる。ただし、第1の板状部307が円板状である場合、円板の直径は、20〜40mmが好ましい。第1の板状部307および第2の板状部303が円板状である場合、第1の板状部307の直径は、第2の板状部303の直径の90〜100%が好ましい。なお、第1の板状部307の厚さは、0.3〜1.2mmであることが好ましく、0.5〜0.9mmであることが更に好ましい。また、第1の板状部307の厚さは、第2の板状部303の厚さの0.05〜2倍であることが好ましい。
図18に示す押さえ板構造550では、図18の下向き矢印の向きに成形原料は押し出される。この押さえ板構造550には、成形原料を供給する裏孔553と、成形原料を押し出すスリット552を有する口金554と、その口金554の下流側に設けた押さえ板555とが備えられている。口金554は内側部571と外周部572とからなる。内側部571は下流側(図18中の下方)に突出して外周部572との間に段差部575を形成しており、この内側部571には、ハニカム構造を成形するスリット573が備わっている。一方、外周部572には、スリット573より短いスリット574が備わっている。口金554と押さえ板555との間には、ハニカム構造の外壁を成形する隙間部557が形成されている。なお、押さえ治具558および裏押さえ板55は、口金554と押さえ板555とをセットするためのホルダーである。
図18に示す押さえ板構造550を用いた押出成形においては、成形原料は、口金554の上流側(図18中の上方)から押出機(図示しない)によって口金554を通じて下流側に向かって押し出される。下流側が開放された口金554の内側部571に備えられているスリット573から押し出された成形原料561は、多数のセルからなるハニカム構造に成形される。一方、口金554の外周部572に備わるスリット574から押出された成形原料561は、隙間部557の作用によって、ハニカム形状が潰されるとともに、押出方向から段差部575方向へと進行方向を変え、押さえ板555が開口したところで、再び押出方向へと進行方向を変え、セルを取り囲む外壁を形成する。
(1)セルの貫通方向に垂直な面(垂直面)内でのセルの水力直径HD(2)熱・音波変換部品の断面全体における開口率(各端面における開口率と同じ)(3)隔壁表面の算術平均粗さ(Ra)(4)隔壁表面の開口率(5)隔壁表面の真直度(6)隔壁の構成材料の熱伝導率
(実施例3,4および比較例2,3)
上述の実施例1の製造方法とは、押出成形の際に用いる口金が異なる点を除き同じ製造方法を用いて、上述の6種類のパラメータのうち熱・音波変換部品の各端面の開口率(上記垂直面の開口率と同じ)の値が実施例1とは主に異なる実施例3,4および比較例2,3の熱・音波変換部品を作製した。
(実施例12,13)
上述の実施例1の製造方法とは、セラミック原料が異なる点を除き同じ製造方法を用いて、上述の6種類のパラメータのうち、隔壁の構成材料の熱伝導率の値のみが実施例1とは異なる実施例12,13の熱・音波変換部品を作製した。ここで、実施例12,13では、セラミック原料として、実施例1のコージェライト化原料に代えて、アルミナ−コージェライト系複合材料金属珪素−炭化珪素−コージェライト系複合材料、および炭化珪素−コージェライト系複合材料が、それぞれ用いられていることで、熱伝導率の値が実施例1とは異なるようになっている。
1:熱・音波変換部品、1a:干渉材、2,2’,2A,2A’:高温側熱交換器、3:低温側熱交換器、4:ループ管、4’:ループ管、5:共鳴管、5’:伝播管、6:エネルギー変換器、7:音波発生部、11:隔壁、11a:表面、12:接合部、12’:接合部、13:外周壁、14:セル、20:熱交換ハニカム構造体、20’:熱交換ハニカム構造体、20a:隔壁、20b:外周壁、20c:スリット、20d:セル、20s:接触面、21:高温側環状管、211:高温側環状管、212:高温側環状管、2110:管内ハニカム構造体、2120:管内ハニカム構造体、21a:流入口、21b:流出口、21c:受熱領域、21d:耐熱性金属板、21e:フィン、22,23:ハニカム構造体、23’:金属メッシュ体、22a:金属外筒、23a:金属メッシュ外筒、23b:メタライズ層、30:メッシュ積層体、31:低温側環状管、31a:流入口、31b:流出口、32:金属部材、301:口金、303:第2の板状部、305:裏孔、305a,309a,311a:開口部、306:第2の接合面、307:第1の板状部、307a:第1の層、307b:第2の層、307ba:第2の層の一方の面、309:スリット、310:第1の接合面、311:穴部、313:セルブロック、401:口金、402:押さえ部、403:裏押さえ部、404:ハニカム成形体、405:間隙、406:傾斜面、407:対向面、550:押さえ板構造、552:スリット、553:裏孔、554:口金、555:押さえ板、557:隙間部、558:押さえ治具、55:裏押さえ板、561:押し出された成形原料、571:内側部、572:外周部、573,574:スリット、575:段差部、602,702:スリット、603,703:裏孔、604,704:口金、605,705:押さえ板、615,715:段差部、100:熱・音波変換ユニット、200:熱・音波変換ユニット、100a:ハウジング、1000:電力発生システム、2000:冷熱発生システム。

Claims (6)

  1. 第1の端面から第2の端面まで延在する複数のセルであって、振動することで音波を伝搬する作動流体によって内部が満たされる複数のセルを区画形成する隔壁を有し、該隔壁と前記作動流体との間で授受される熱と、前記作動流体の振動による音波のエネルギーとを相互に変換する熱・音波変換部品であって、
    前記セルの延在方向に垂直な前記セルの断面の面積をS、該断面の周長をCとしたときにHD=4×S/Cで定義される水力直径HDが0.4mm以下であり、
    前記熱・音波変換部品の各端面における開口率が60%以上93%以下であり、
    前記隔壁の表面の算術平均粗さ(Ra)が3μm以上20μm以下である熱・音波変換部品。
  2. 前記隔壁は、多孔質材料で構成されたものであり、前記隔壁の前記表面における開口率が5%以上30%未満である請求項1記載の熱・音波変換部品。
  3. 前記延在方向を含む断面における前記隔壁の前記表面の、該断面内で前記延在方向に直交する方向についての変動幅を表す真直度が、0.5mm以上3.0mm以下である請求項1又は2記載の熱・音波変換部品。
  4. 前記隔壁の構成材料の熱伝導率が5W/mK以下である請求項1〜3のうちのいずれかに記載の熱・音波変換部品。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱・音波変換部品であって、前記作動流体が前記複数のセルの内部を満たしている状態において前記第1の端面側の第1端部と前記第2の端面側の第2端部との間に温度差が生じたときに、該温度差に応じて前記作動流体を前記延在方向に沿って振動させて音波を発生する熱・音波変換部品と、
    前記熱・音波変換部品の前記第1端部および前記第2端部にそれぞれ近接して設けられ、該両端部との間で熱の授受を行うことで該両端部の間に温度差を与える一対の熱交換部と、を備えた熱・音波変換ユニット。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱・音波変換部品であって、前記作動流体が前記複数のセルの内部を満たしている状態において音波の伝播を受けて前記延在方向に沿って該作動流体が振動したときに、前記第1の端面側の第1端部と前記第2の端面側の第2端部との間に前記作動流体の振動に応じた温度差を生じさせる熱・音波変換部品と、
    前記熱・音波変換部品の前記第1端部および前記第2端部のうちの一方の端部に近接して設けられ、該一方の端部への熱の供給、あるいは、該一方の端部からの熱の吸収を行って該一方の端部の温度を一定温度に維持する熱交換部と、
    前記熱・音波変換部品の前記第1端部および前記第2端部のうちの、前記一方の端部とは反対側の他方の端部に近接して設けられ、前記熱交換部により前記一方の端部の温度が一定温度に維持されている状態において前記熱・音波変換部品が音波の伝播を受けたときに、前記一定温度に維持された前記一方の端部に対し前記他方の端部が、前記音波の伝播による前記作動流体の振動に応じた温度差を有するように、前記他方の端部との間で熱の授受を行って得られた熱あるいは冷熱を出力する熱・冷熱出力部と、を備えた熱・音波変換ユニット。
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