JP2016070039A - 可搬式堤防用の支柱及び可搬式堤防 - Google Patents

可搬式堤防用の支柱及び可搬式堤防 Download PDF

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Abstract

【課題】基礎に可搬式堤防を設置するにあたり、基礎上に並設した支柱の間に壁面パネルを簡易な操作で取付けることができ、壁面パネルの側端部とこれを支持する支柱の凹溝内面の間を水密に塞いで接続部からの漏水の発生を防止する。【解決手段】基礎2に設けた穴部3に、壁面パネル5を支持する支柱4を着脱自在に構成するとともに、支柱4の凹溝4aに面した位置に、ゴム栓10などの押圧手段を設け、凹溝4aに嵌め込まれた壁面パネル5のパネル面を押圧手段で押圧して壁面パネル5を凹溝4a内の所定の位置に保持し、凹溝4a内面と壁面パネル5の側端部間の隙間を密閉して水密性を確保する。【選択図】図8

Description

本発明は、大雨に伴う河川の洪水により越水の危険性が高い堤防や、浸水の虞のある都市部の建物や地下の出入口などに設置して止水壁を構成する可搬式堤防に係り、止水性能を高める改良が施された可搬式堤防用の支柱の構造に関する。
大雨により河川からの越水が予想されるときに、これを防ぐための可搬式堤防として、例えば図16に示されるように、河川敷などの平坦な基礎101の上面に所定の間隔を開けて複数の差込用の穴部102を設けておき、大雨により河川からの越水が予想されるときに、穴部102に支柱103を差し込んで立て並べ、壁面パネル104を支柱103,103の間に嵌め込んで支持させることにより、緊急用の止水壁を基礎101上に形成する構成のものが知られている(例えば特許文献1,2及び3参照)。
実用新案登録第3166822号公報 特許第4898973号公報 特開2013−23814号公報
図示した可搬式堤防100は、天候が急変したときに短時間で設置する必要があるため、支柱103,103間への壁面パネル104の装着がスムーズに行えるように、図17(A)に示されるように、支柱103の凹溝の幅D103を壁面パネル104の厚みD104よりも若干大きく設定してある。そして、同図(B)に示されるように、止水壁の外側に溜まった水の水圧を壁面パネル104が受けて壁面パネル104の側部に設けた止水ゴム104aが前記凹溝の内面に押し潰されて密接することで、凹溝内の水密性が確保されるようになっている。
しかし、雨の降り始めなどの止水壁の外側の水の水位が低く、壁面パネル104が水圧を受けない或いは受ける水圧が小さい状態では、同図(C)に示されるように、凹溝の内面と壁面パネル104の側端部の周面の間の隙間から、僅かであるものの、止水壁の内側の水が外側に漏れ出すことがあった。このような漏水は、僅かであり、可搬式堤防100の止水性能上何ら問題はなく、河川に沿って可搬式堤防を設置するような屋外では気にならないものの、都市部において建物の出入口に設置するような態様では、僅かな漏水があっても建物の内部へ浸水の不安を抱かせることから、漏水防止対策が不可欠になる。
本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑み、基礎に可搬式堤防を設置するにあたり、基礎上に並設した支柱の間に壁面パネルを簡易な操作で取付けることができ、壁面パネルの側端部とこれを支持する支柱の凹溝内面の間を水密に塞いで、壁面パネルと支柱の接続部からの漏水の発生を防止して、止水壁の止水性能を高めることを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は、基礎の上面に複数形成された穴部に支柱を差し込んで基礎上に支柱を立て並べ、支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで、支柱の間に壁面パネルを取り付けることにより止水壁を形成する可搬式堤防用の前記支柱において、
支柱の外側面に前記穴部周辺の基礎上面に係合するストッパー片が設けられているとともに、ストッパー片よりも上方の支柱の外側面に凹溝に嵌め込まれた壁面パネルのパネル面に圧接する押圧手段が設けられた構成を有することを特徴とする。
支柱に壁面パネルを装着支持させて止水壁を構成する場合、支柱の凹溝と壁面パネルの側端部のクリアランスをできる限り小さくすることが、止水性能を確保する上で望ましい。一方、クリアランスが全くないと、壁面パネルの凹溝への抜き差し操作がし難くなり、組み立て及び解体する際の作業性が悪くなる。
前記のように、壁面パネルのパネル面に圧接してパネル面を押圧する手段を支柱に設ければ、支柱の凹溝に壁面パネルを嵌め込むと、壁面パネルは押圧手段でパネル面が押されて、その側端部を凹溝内面に密着させて凹溝内の所定の装着位置に保持されるので、水位が低い場合でも、止水性能を維持して漏水の発生を防止することができ、また、凹溝と壁面パネルの側端部のクリアランスは壁面パネルの抜き差し操作に支障が生じない程度の大きさに設定することができる。
前記構成の支柱において、押圧手段は、支柱の凹溝を挟んだ対向位置にそれぞれ設けることができる。支柱の凹溝の両側に押圧手段が設けられていれば、基礎上に支柱を並設する際に、水を止水する側の向きを考慮せずに、任意の支柱を穴部に差し入れて基礎上に迅速な作業で支柱を設置することができる。
また、前記構成の支柱において、押圧手段を、縁部を凹溝内に突出させて支柱の外面に取付けられた弾性材として構成することができる。
弾性材は、厚さ方向に圧縮可能なゴム材や合成樹脂材などの弾性を有する適宜な材質のもの用い、凹溝内に壁面パネルを嵌め入れた際に弾性材がパネル面を確実に押圧するように、適宜な厚み、幅及び長さに形成したものを、その一部を凹溝内に突出させて取付けることができる。例えば支柱の凹溝の片側又は両側に、適宜な形状の弾性材をその一部が凹溝内に僅かに突出するように設け、或いは円柱形状や円錐台形状のゴム材を、その周面の一部が凹溝内にはみ出るように配置して、凹溝の一方の側に配置し又は両側の支柱外面に対向設置して押圧手段を構成してもよい。
また、押圧手段は、支柱に壁面パネルを抜き差しする方向に沿ってパネル面に圧接しながら回転し得るように設けてもよい。押圧手段がパネルに圧接しながら回転することで、壁面パネルの抜き差し操作が容易となり、併せて壁面パネルを凹溝内の所定の装着位置に誘導して取付けることができる。
さらに、押圧手段は、支柱の凹溝に沿って、例えば支柱の下部、中間部及び上部の3カ所に設置するなど複数個を設置してもよい。この場合、支柱の下端部に近い下部側に少なくとも一つの押圧手段を設置することが好ましく、さらに、支柱の凹溝内に複数枚差し込まれる壁面パネルの高さ方向の中間部から下端部の間の位置に設置することがより好ましい。このようにすることで、止水壁で堰き止められる水の水位が比較的低く、壁面パネルにかかる水圧が小さくても、支柱の下部側に設置された押圧手段により壁面パネルが押圧されることで、壁面パネルの側端部と支柱の凹溝内面との接合部分が密閉されて水密性が確保され、堰き止めた水の漏れを確実に防止することができる。
前記構成の支柱は、ストッパー片よりも下方の穴部に差し込まれる支柱の下部領域であって支柱が穴部に差し込まれた状態で穴部の上端に面する支柱の表面に沿って、穴部内面と支柱表面との隙間を塞ぐためのリング状弾性材が取付けられているとともに、支柱の外周に鍔状の弾性材が嵌め込まれ、当該鍔状弾性材が前記ストッパー片の下面に重ねて設けられた構成とすることができる。
これによれば、支柱を穴部に差し込んで支柱の下部領域を穴部に差し込み、穴部の上端にストッパー片が係合することにより、基礎の上面に支柱を安定的に立たせることができる。
支柱を穴部に差し込んだ状態で、支柱の下部領域の表面に固着したリング状弾性材が、自身の弾性により支柱の表面と穴部の内面との間に圧入するため、支柱の表面と穴部の内面とに密着するリング状弾性材によって、穴部上端における穴部内面と支柱表面との間の隙間が塞がれ、この隙間を通って水が漏れ出ることを効果的に防止することができる。
リング状弾性材は、穴部に支柱を差し込んだときに、穴部の内面と支柱の表面の間の隙間を塞ぐ大きさに設けることで、穴部を、支柱の差し込み操作に支障が生じない程度の大きさ、つまり、穴部の内形寸法を支柱の外形寸法に対して若干大きめに設定して形成することができ、これにより穴部への支柱の差し込み操作の容易性が担保され、支柱を設置する際の作業性を良好にすることができる。
また、ストッパー片の下側に鍔状弾性材が支柱の外周面に嵌め込まれ、この鍔状弾性材をストッパー片の下面に重ねて設置してあるので、支柱を穴部に差し込むと、ストッパー片が穴部上端に係合するのに伴って鍔状弾性材が穴部の上端周辺に接合し、併せてストッパー片の下面と支柱間に架設される壁面パネルの下端部で鍔状弾性材が下方へ押圧されて圧縮し、穴部上端における支柱の表面と穴部の内面との隙間に密着して嵌り込むことで支柱と穴部の接続部位の隙間が密閉され、当該接続部位の止水性がより高まる。
鍔状弾性材は、自身の弾性により穴部上端の周辺形状に沿って変形して接合するため、穴部が開けられた基礎の上面が凸凹していたり小石などが挟まっていたりしても穴部の上端周辺に密着して接合し、また、支柱の穴部との接続部位に水圧による荷重が集中して穴部内で支柱の位置が偏っても、支柱の偏りに追随して鍔状弾性材が変形して支柱の表面と穴部の内面との隙間に密着して嵌り込んだ状態が維持され、支柱と穴部の接続部位に隙間ができ、そこから水漏れが生じることはない。
前記リング状弾性材は、厚さ方向に収縮可能なゴム材や合成樹脂材などの弾性を有する適宜な材質のもの用い、支柱表面と穴部内面との隙間を確実に塞ぐために、適宜な厚み、幅及び長さに形成したものを用い、支柱の表面周方向に沿って帯状に固着して取付けることができる。
また、鍔状弾性材の素材としては、耐候性が良好で、容易に圧縮及び伸縮して隙間や粗面に密着して高い水密性を発揮する材料のもの、例えばエチレンプロピレンジエンゴムやブチルゴムなどの合成樹脂製のゴムや天然ゴム、これらを主成分として独立気泡、半独立気泡から連続気泡で発泡させた発泡材、或いは不織布などを用いることができる。これらの材料であれば、穴が形成される基礎の上面の凸凹にもぴったりと密着して接合し、良好な水密性を得ることができる。鍔状弾性材を市販の材料を加工して形成する場合、エチレンプロピレンジエンゴムを主成分とした半独立半連続気泡の発泡成形品である「エプトシーラー」(登録商標;日東電工株式会社製)の利用が好適である。
また、鍔状弾性材として、例えば心材を合成樹脂製のシート又は不織布、心材の表裏層を合成ゴムを主材とする発泡弾性ゴム材とした積層構造のものを用いてもよい。
鍔状弾性材は、その内側が支柱の断面形状と略同じ形状で開口していて、この開口部分に支柱がすっぽりと嵌り、且つ嵌った状態で支柱の外周面から外方へ適宜な幅で突出した鍔部を備えたリング状に形成することができる。例えば支柱が断面方形状であれば開口部は支柱の断面形状と略同寸法の方形状に、支柱が断面円形状であれば開口部は支柱の外径寸法と略同じ内径の円形状に形成される。
鍔部の幅は5mm〜20mm程度に設けることができる。また、鍔状弾性材の厚みは、その形成材料の圧縮及び伸縮性能により、例えば2mm〜10mm程度の適宜な寸法に設定することができる。鍔状弾性材を、前記エチレンプロピレンジエンゴムやブチルゴムなどを主成分とした発泡弾性材料で形成する場合、その厚みは5mm程度に設定することができる。
前記構成の支柱は、必要な剛性を備えつつ軽量で容易に持ち運びができるように、断面略コ字形の鋼製枠材を用いて形成されていることが好ましい。
支柱の周側部に沿って壁面パネルを平行に又は交差状に取り付けて支持させる場合の支柱は、複数の断面略コ字形の鋼製枠材を互いに長手方向を平行に揃えて接合し且つ接合部分を溶接により一体に固定して形成することができる。例えば支柱の両側で壁面パネルを平行に支持させる場合は、一対の断面略コ字形の一対の鋼製枠材を互いに背面側を向き合わせて接合し且つ接合した背面側同士を溶接により一体に固定して形成することができる。
この場合、略コ字形の枠材内部は空隙であり、そのままでは、支柱を穴部に差し込んだ状態で、穴部に浸入した水が支柱内部の空隙を通って漏れ出てしまうことから、水が枠材内部を流れないようにする手段、例えば穴部に差し込まれた状態で基礎の上面に面する位置から下側の枠材の内側部分に合成樹脂材を充填して枠材内部を閉塞することが好ましい。合成樹脂材は、前記基礎の上面に面する位置から下側に向けて適宜な幅で充填されていればよく、また、支柱が穴部に差し込まれる幅の分だけ充填してもよい。枠材の内部に充填される合成樹脂材としては、例えば発泡ポリエチレンなどの軽量な合成樹脂製の充填材を用いることができる。
また、支柱は、壁面パネルを安定的に支持する剛性を備えるものであれば、強化プラスチックなどの合成樹脂材やコンクリートなどの鋼材以外の材料を用いて形成することができる。
また、本発明の可搬式堤防は、前記構成の支柱であって基礎の上面に形成された穴部に着脱自在に設けられた複数の支柱と、基礎上に立て並べた支柱の間で支持される壁面パネルとを具備した構成を有することを特徴とする。
かかる構成の可搬式堤防は、河川敷の堤防や都市部の建築物や地下の出入口などの構造物に面した部分などを基礎とし、この基礎の上面に複数形成された穴部に支柱を差し込んで基礎上に支柱を立て並べ、支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで、支柱の間に壁面パネルを取り付けることにより基礎上に止水壁を形成することができる。
本発明の一実施形態の可搬式堤防を基礎上に設置した状態の外観図である。 基礎に設ける穴部の概略構成図である。 図1の壁面パネルの平面図(A)、正面図(B)及び正面図中のC−C線断面図(C)である。 図3の支柱の外観図である。 図3の支柱の正面図と側面図である。 図5中のA−A線切断拡大端面図(A)、B−B線切断拡大断面図及びC−C線切断拡大端面図(C)である。 押圧手段であるゴム栓の外観図(A)と横断面図(B)である。 支柱に取付けたゴム栓の配置と壁面パネルの厚みとの関係を示した図(A)と支柱に壁面パネルを装着した状態を示した図(B)である。 鍔状弾性材の平面図(A)と横断面図(B)である。 支柱の側面における下部領域の半面を破断した要部拡大図である。 支柱を基礎に設けた穴部に差し込んで立てた状態を基礎と穴部のみを断面で示した要部拡大図である。 本発明の他の実施形態の支柱を示す外観図である。 図12の支柱の構成部材を展開した状態の斜視図である。 (A)は図12の支柱の正面図、(B)と(C)は(A)中のB−B線拡大断面図とC−C線拡大断面図である。 (A),(B)は本発明のさらに他の実施形態の支柱を示すそれぞれ側面図と正面図である。 従来の可搬式堤防の概略外観図である。 (A)〜(C)は図15の可搬式堤防の支柱の凹溝と壁面パネルの側端部の接続態様を説明するための図である。
本発明の好適な実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態の可搬式堤防を示している。
図示されるように、この可搬式堤防1は、河川敷や都市部の建造物に面した躯体面などの平坦な基礎2上に設けられた穴部3に着脱自在に取り付けられる複数の支柱4と、支柱4,4の間で支持される複数の壁面パネル5を備えてなり、予め基礎2の上面に支柱4を支持するための穴部3を一定の間隔を開けて複数形成しておき、河川の越水や下水道からの溢水が予想されるときに、支柱4を穴部3に差し込んで基礎2上に一列に立て並べ、支柱4の側部に設けられた凹溝4aに壁面パネル5の側端部を嵌め込んで、支柱4,4の間に壁面パネル5を取り付けることにより、基礎2上に緊急用の止水壁を形成する構成のものである。
穴部3は、図2に示されるように、支柱3の下部が略一杯に嵌る大きさの開口部31aを上部に有する有底箱形の鋼製の型枠31を、基礎2の上面と開口部31aの端面とが面一となるように基礎2内に埋め込んで形成されている。なお、降雨がないときに穴部3は、歩行者が穴部3に躓くなどの危険がないように、同図に示す蓋板32が取り付けられて開口部31aが塞がれた状態となっている。
また、壁面パネル5は、図3に示されるように、高剛性且つ軽量な合成樹脂材などにより、支柱4,4の間に架け渡される横幅及びその側端部が支柱4の凹溝4aに嵌合する厚みに形成された板材であり、その両側辺と下辺に沿って弾性を有する止水ゴム51が一体に固着して形成されている。
図1に示される可搬式堤防1は、壁面パネル5の運搬及び設置がし易いように壁面パネル5をその縦幅を小さく設定して形成し、支柱4,4の間に壁面パネル5を三段に重ねて設置することで支柱4と同高さの止水壁が形成されるように設けてあるが、図示されたものよりも壁面パネル5の縦幅を大きく設定し、支柱4,4の間に壁面パネル5を二段に重ねて設置し、或いは一枚の壁面パネル設置することにより、支柱4と同高さの止水壁が形成されるように設けてもよい。
図2は図1に示された本形態の支柱4の外観、図3は支柱4の側面図と正面図をそれぞれ示しており、この支柱4は壁面パネル5の側端部が嵌合する凹溝4aを左右両側に備えており、その下部領域を基礎2上に型枠31を埋め込んで設けられた穴部3に差し込んで、基礎2上に直立するように形成されている。
詳しくは、支柱4は、断面略コ字形の一対の鋼製の枠材41,41を互いに長手方向を平行に揃えてそれぞれの背面側同士を接合し、且つ接合部分を溶接により一体に固定するとともに、支柱4の穴部3に差し込まれる下部領域であって両枠材41,41の下端部側の枠材内部の空隙に発泡ポリエチレンからなる充填材6を充填して空隙を閉塞し、同じく支柱4の前記下部領域であって両枠材41,41の外面が連なる支柱4の正面側と背面側の外側面にL字アングル材からなる外方へ突出したストッパー片7,7を固着するとともに、ストッパー片7の下側に沿った支柱4の外側面全周には適宜な幅及び厚みの帯状の弾性ゴムからなるリング状弾性材8を一体に固着してあり、さらに、支柱4の外周に矩形リング形状をなす鍔状弾性材9を嵌め込み、この鍔状弾性材9をストッパー片7,7の下面に重ねて形成してある。
また、枠材41の凹溝4aが配置された側部の下側には、図7に示されるように、円錐台形状のゴム栓10,10が凹溝4aを挟んだ両側に対向配置し、且つ互いに周面の一部を凹溝4a内にはみ出させた位置で、当該側部の外面に留めネジで固定してある。ゴム栓10,10は、その中央の凹んだ部分に留めネジを差し込んで取付けられており、留めネジを軸として回転し得るように枠材41に固定してある。
図8に示されるように、周面を凹溝4a内に突出させて取り付けられたゴム栓10,10の周縁間の幅D10は、壁面パネル5の厚みD5と略同じかそれよりも大きく設定されており、壁面パネル5の側端部を凹溝4a内にスムーズに嵌めることができるようになっている。また、一側のゴム栓10の周縁と凹溝4aの内面間の幅D10aは、壁面パネル5の側縁の止水ゴム51も含めた厚みD51よりも小さく設定されており、同図(B)に示されるように、支柱4の凹溝4aに壁面パネル5の側端部を嵌め込むと、壁面パネル5の裏面側のパネル面にゴム栓10が圧接して壁面パネル5を外側に押圧し、これにより止水ゴム51が凹溝4aの内面に押さえ付けられて密接し、壁面パネル5が凹溝4a内の所定の装着位置に保持されるとともに、凹溝4a内の壁面パネル5の側端部の水密性が確保されるようになっている。
図6、図10及び図11に示されるように、支柱4の外面に設けたストッパー片7,7は、支柱4を穴部3に差し込んだときに、穴部3の周辺の基礎2の上面に係合してストッパー片7,7よりも下側の支柱4の下部領域を穴部3内に没入させるように設けられており、充填材6は、前記ストッパー片7,7の係合により穴部3に没入する支柱4の下部領域の長さ分だけ、つまり両枠材41,41の下端部からストッパー片7の取り付け位置に至る高さまで充填してある。
また、リング状弾性材8はストッパー片7の直下から下方へ適宜な幅だけ支柱4の外面に重ねて固着されており、図11に示されるように、支柱4を穴部3に差し込んだ状態で、リング状弾性材8が穴部3の上端に面して穴部3の内面に圧接し、これにより穴部3の内面と支柱4の表面との隙間が塞がれるように設けてある。
鍔状弾性材9は、圧縮及び伸縮性が良好な発泡弾性ゴム材を用い、図9に示されるように、支柱4の外周面が一杯に嵌る方形の開口部9aを幅10mm程度の鍔部9bで囲った、厚さ5mm程度の矩形リング形状に形成されており、支柱4の下端部からその外周面に嵌め込んでストッパー片7,7の下面に重ねて設置してある。
この鍔状弾性材9としては、合成樹脂或いは不織布からなるシート状又はフィルム状を心材層とし、その表裏両面に、合成樹脂ゴム発泡材料を積層した構成のものを用いることが好ましい。合成樹脂ゴム発泡材料は柔軟であるため、これ単体で鍔状弾性材9を形成した場合、施工の際に、鍔状弾性材9が捻れたり折れ重なったりすることがある。前記心材に合成樹脂ゴム発泡材料を積層した構成の鍔状弾性材9であれば、弾性とともに適度な剛性が付与されて、施工の際に鍔状弾性材9が捻れたり折れたりし難く、所定の位置にぴったりと取り付けることができて、捻れや折れによる隙間が生じることがない。
支柱4は、豪雨による下水道からの溢水などにより止水壁に計画規模の水圧が作用した際に、壁面パネル5を凹溝4aから脱落させずに安定的に支持可能な剛性が付与される外形寸法に設けられ、また、穴部3は、その開口部31aに支柱4を容易に差し込むことが可能な内形寸法及び計画規模の水圧が壁面パネル5の表面に垂直方向に作用しても支柱4が倒れない程度の深さに設けられる。
例えば厚み2.3mmの鋼製枠材41を組み合わせて穴部3に没入する下部を横幅90mm,奥行き75mmの外形寸法に支柱4を設けた場合、穴部3の開口部31aの内寸を95mm×80mm程度に設ければ支柱4の差し込み操作を容易且つ確実に行え、また、穴部3の深さを250mm程度として支柱4の下部が穴部3内に200mm程度没入する深さに設ければ、壁面パネル5に水圧が作用しても支柱4が倒れる虞はない。そして、前記外形寸法の支柱4の下部全周に、厚み2〜5mm程度のリング状弾性材8を固着しておけば、支柱4を穴部3に差し込んだときにリング状弾性材8が圧縮して没入するとともに穴部3の上端内面に圧接して、穴部3と支柱4との隙間が確実に塞がれることとなる。
また、支柱4が前記外形寸法に形成されている場合、鍔状弾性材9は、その開口部9aを支柱4の下部の外形寸法と同じ寸法に設けて形成することにより、鍔状弾性材9が支柱4の外側面に密着して嵌り込み、支柱4を穴部3に差し込んだ際に、穴部3の上端における穴部3の内面と支柱4の表面との隙間に鍔状弾性材9が嵌り込み、支柱4と穴部3の接続部位の隙間を確実に塞ぐことができる。
このように構成された本形態の支柱4によれば、支柱4を穴部3に差し込んで支柱4のストッパー片7,7を穴部3の開口上端に係合させることにより、基礎2上に支柱4を直立させることができ、基礎2上に並設した支柱4,4の凹溝4aに壁面パネル5の側端部を嵌め入れて支持させるとともに、複数の壁面パネル5を多段に重ねて取り付けることにより、基礎2上に緊急用の止水壁を構成することができる。
支柱4と穴部3は、支柱4を穴部3に差し込んだときに支柱4の周囲に穴部3の内面との間で適度な隙間ができる程度の大きさに形成してあるので、穴部3に支柱4を差し込む操作が容易であり、可搬式堤防1を簡易な作業で迅速に設置することが可能である。
また、支柱4の凹溝4aに壁面パネル5の側端部を嵌め入れると、壁面パネル5のパネル面にゴム栓10が圧接して壁面パネル5を外側に押圧するため、壁面パネル5の側縁の止水ゴム51が凹溝4aの内面に押さえ付けられて密接し、壁面パネル5が凹溝4a内の所定の装着位置に保持されるとともに、凹溝4a内の壁面パネル5の側端部との隙間を閉鎖して水密性を確保し、支柱4と壁面パネル5の接続部位からの漏水を防止することができる。
また、図11に示されるように、支柱4を穴部4に差し込んだ状態で、支柱4の下部領域の外面に固着させたリング状弾性材8が、自身の弾性により支柱4の表面と穴部3の上端内面との間に収縮して圧入し、支柱4の外面と穴部3の内面とに密着するため、穴部3の上端における穴部3と支柱4との間の隙間Cはリング状弾性材8により完全に塞がれる。従って、止水壁を基礎2上に設置したときに、止水壁の外側に溜まった水が、穴部3と支柱4との隙間Cを通って止水壁の内側に漏れ出るようなことはなく、また、穴部3内に没入した支柱4の下部領域の内部は、充填材6を充填して枠材41,41内の空隙を閉塞してあるので、穴部3に浸入した水が支柱4の内部を通って漏れ出るようなこともない。
さらに、ストッパー片7,7の下側に重ねられた鍔状弾性材9が、ストッパー片7,7が穴部3の上端に係合するのに伴って穴部3の上端周辺に接合し、併せてストッパー片7,7の下面と支柱4,4間に架設される壁面パネル5の下端部で鍔状弾性材9が下方へ押圧されて圧縮し、穴部3の上端における支柱4の表面と穴部3の内面との隙間に密着して嵌り込むことで、支柱4と穴部3の接続部位の隙間が密閉され、この接続部位の止水性を高めることができる。
鍔状弾性材9は、自身の弾性により穴部3の上端の周辺形状に沿って変形して接合するため、穴部3が開けられた基礎2の上面が凸凹していたり小石などが挟まっていたりしても穴部3の上端周辺に密着して接合し、また、支柱4の穴部3との接続部位に水圧による荷重が集中して穴部3内で支柱4の位置が偏っても、支柱4の偏りに追随して鍔状弾性材9が変形して支柱4の表面と穴部3の内面との隙間に密着して嵌り込んだ状態が維持され、支柱4と穴部3の接続部位に隙間ができることはなく、接続部位からの水漏れの発生を効果的に防止することができる。
図12、図13及び図14は本発明の他の実施形態の支柱4Aの外観を示しており、この支柱4Aはその周側部に、周方向に沿って略90度の角度を開けて凹溝4a,4aが設けられており、可搬式堤防1のコーナー部に設置されて前記両凹溝4a,4aに壁面パネル5の側端部をそれぞれ嵌合させることにより、支柱4に壁面パネル5,5を交差状に支持させて取り付けられるように構成されたものである。
詳しくは、図13に示されるように、支柱4Aは、いずれも断面略コ字形の鋼製枠材であって、穴部3に差し込まれる分の長さを有する枠材41と、壁面パネル5の高さ寸法と略同じ長さ有する枠材41と、両枠材41,41を合せた長さを有する枠材41との長さの異なる三つの枠材からなり、最も長い枠材41と短い枠材41を互いに下端部を揃え且つ背面側同士を接合して溶接により一体に固定するとともに、その上部に中間の長さの枠材41を直交配置して接合し、接合部を溶接により一体に固定して形成してある。
支柱4Aの凹溝4aが配置された側部の下側に円錐台形状のゴム栓10,10が凹溝4aを挟んだ両側に対向配置し、且つ互いに周面の一部を凹溝4a内にはみ出させた位置で留めネジで固定してあること、支柱4Aの下部側面部にはL字アングル材からなる外方へ突出したストッパー片7,7が固着されていること、穴部3に没入する支柱4Aの枠材41の内部に充填材6が充填されているとともに前記ストッパー片7の下側に沿った支柱4の外周面全体に帯状のリング状弾性材8が一体に固着され、ストッパー片7,7の下面に重ねて鍔状弾性材9を重ねてあることは前記形態の支柱4と同様である。
図15は、本発明のさらに他の実施形態の支柱4と支柱4Aの外観を示しており、同図(A)の支柱4は、支柱4で支持される壁面パネル5の内、最下段とその上に重ねられる壁面パネル5のパネル面を支持するためのゴム栓10,10を支柱4の下部と中間高さ位置の凹溝4aに面して設けた構成、同図(B)の支柱4Aは、3段に重ねて支柱4Aで支持される壁面パネル5の各パネル面を支持するためのゴム栓10,10を支柱4Aの凹溝4aに沿って上下に間隔を開けて三カ所設けた構成のものである。図示した支柱4と支柱4Aに設けられた各ゴム栓10,10は、何れも壁面パネル5の中間部分よりも下端部寄りの位置でパネル面に圧接するように配置してある。
なお、図示した可搬式堤防1、支柱4,4A及び壁面パネル5の形態は一例であり、本発明はこれに限定されず、他の適宜な形態で構成することが可能である。
1 可搬式堤防、2 基礎、3 穴部、4 支柱、5 壁面パネル、6 充填材、7 ストッパー片、8 リング状弾性材、9 鍔状弾性材、10 ゴム栓

Claims (6)

  1. 基礎の上面に複数形成された穴部に支柱を差し込んで基礎上に支柱を立て並べ、支柱の側部に設けられた凹溝に壁面パネルの側端部を嵌め込んで、支柱の間に壁面パネルを取り付けることにより止水壁を形成する可搬式堤防の前記支柱において、
    支柱の外側面に前記穴部周辺の基礎上面に係合するストッパー片が設けられているとともに、
    ストッパー片よりも上方の支柱の外側面に凹溝に嵌め込まれた壁面パネルのパネル面に圧接する押圧手段が設けられた構成を有することを特徴とする可搬式堤防用の支柱。
  2. 凹溝を挟んだ対向位置に押圧手段がそれぞれ設けられた構成を有することを特徴とする請求項1に記載の可搬式堤防用の支柱。
  3. 押圧手段は、縁部を凹溝内に突出させて支柱の外面に取付けられた弾性材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の可搬式堤防用の支柱。
  4. 押圧手段は円錐台形状のゴム材であることを特徴とする請求項3に記載の可搬式堤防の支柱。
  5. ストッパー片よりも下方の穴部に差し込まれる支柱の下部領域であって支柱が穴部に差し込まれた状態で穴部の上端に面する支柱の表面に沿って、穴部内面と支柱表面との隙間を塞ぐためのリング状弾性材が取付けられているとともに、
    支柱の外周に鍔状の弾性材が嵌め込まれ、当該鍔状弾性材が前記ストッパー片の下面に重ねて設けられた構成を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の可搬式堤防用の支柱。
  6. 基礎の上面に形成された穴部に着脱自在な請求項1〜5の何れかに記載の複数の支柱と、基礎上に立て並べた支柱の間で支持される壁面パネルとを具備した構成を有する可搬式堤防。
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