JP2016069968A - 遠隔操作無人探査機用コアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正常時に、海底地盤からコアを確実に採取でき、異常時に、ROV及びコアリング装置を回収できるROV用コアリング装置を提供する。【解決手段】ROVに装着し、海底地盤からコアを採取するコアリング装置12は、ROVに装着する枠体14に、底面に対し接離動可能の回転駆動モータに連結したドライブスピンドル30と、ドライブスピンドル30に所定力以上の引張力で解除可能に連結し、前記海底地盤を掘削して前記コアを採取するコアバレル40と、前記回転駆動モータとコアバレル14とを把持する把持部材70と、コアバレル40で前記掘削孔を掘削するとき、前記回転駆動モータを把持した把持部材を枠体14の底面側に移動し、前記掘削孔からコアバレル40を前記引張力以上の力で引き抜くとき、コアバレル40を把持する把持部材70を枠体14の上面側に移動する移動装置60を具備する。【選択図】 図2

Description

本発明は、水中を移動可能の遠隔操作無人探査機に装着され、海底地盤を掘削してサンプリング用のコアを確実に且つ安全に採取できる遠隔操作無人探査機用コアリング装置に関するものである。
海底面下の鉱物資源の賦在量や品位等を調べるには、所定箇所の海底地盤のサンプリングを採取することが必要である。このような海底調査用として、下記特許文献1に、水中を移動可能の遠隔操作無人探査機(Remote Operated Vehicle:以下、R0Vという)に装着され、海底地盤を掘削してサンプリング用のコアを採取するROV用コアリング装置が記載されている。このROV用コアリング装置は、二本の油圧昇降シンリンダー装置で昇降されるベース部材に載置された油圧モータで回転駆動されるスピンドルにコアバレルが連結され、ROVから供給される油圧動力及び電力で駆動されることが記載されている。
特表2011−510188号公報
特許文献1に記載されたROV用コアリング装置は、海底に着底したROV用コアリング装置の二本の油圧昇降シリンダ装置で油圧モータ及びスピンドルが搭載されているベース部材を降下しつつ、油圧モータで回転しているスピンドルに連結したコアバレルで海底地盤を掘削し、サンプル用コアをコアバレル内に採取する。サンプル用コアの採取が完了すると、ベース部材を二本の油圧昇降シリンダ装置で上昇し、掘削孔からサンプル用コアを収納したコアバレルを引き抜き本体内に回収した後、ROV用コアリング装置をROVと共に浮上させる。このようなROV用コアリング装置によれば、複雑な海底地形でサンプリング用のコアを簡単に採取できる。
ROV用コアリング装置のスピンドルとコアバレルとは、螺着することにより、両者を簡単に且つ確実に連結できる。しかし、コアバレルの着脱の際に、両者の一方を把持しつつ他方を所定方向に回転しなければならず、コアバレルの交換作業等が複雑化する。また、コアバレルで海底地盤を掘削中にROVの故障や事故等で突然の停電等の異常事態が発生した場合、コアバレルを掘削孔から引き抜いてROV用コアリング装置をROVと共に引き上げて回収することを要するが、コアバレルを掘削孔から引き抜くために必要とする力がROVの引上げる最大許容力よりも大きいとき、ROV自体が海底に拘束されて回収が困難となるおそれがある。このような事態を避けるべく、停電等の異常事態が発生したとき、ドライブスピンドルとコアバレルとを切り離すことができる安全装置を装着することが考えられるが、ROV用コアリング装置が複雑化・大型化する。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたもので、複雑化・大型化することなく、正常時に、海底地盤からサンプル用コアを確実に採取でき、停電等の異常時には、コアリング装置の主要部を確実に回収できるROV用コアリング装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するためになされた本発明に係るROV用コアリング装置は、水中を移動可能のROVに装着され、海底地盤を掘削してサンプリング用のコアを採取するコアリング装置であって、前記ROVに装着される枠体に、その底面に対して接離動可能に設けられた回転駆動モータと、前記回転駆動モータと共に移動可能に設けられ、前記回転駆動モータからの駆動力で回転するドライブスピンドルと、前記ドライブスピンドルと所定力以上の引張力で解除可能に連結されて回転し、先端部に装着されたビットで前記海底地盤に掘削孔を掘削して前記コアを採取するコアバレルと、前記回転駆動モータと前記掘削孔から露出する前記コアバレルの露出面とを把持可能に設けられた把持部材と、前記コアバレルで前記掘削孔を掘削するとき、前記回転駆動モータを把持した前記把持部材を前記枠体の海底側に移動し、前記掘削孔から前記コアバレルを前記引張力以上の力で引き抜くとき、前記コアバレルの前記露出面を把持する前記把持部を前記枠体の上面側に移動する移動装置とが設けられていることを特徴とするものである。
前記ドライブスピンドルが、前記回転駆動モータに一体に連結されており、前記ドライブスピンドルの連結部と連結される前記コアバレルの後端部には、前記ドライブスピンドルの連結部に設けられた複数の突起が挿入される複数のスリットが形成され、且つ前記ドライブスピンドルの連結部には、前記スリットよりも前記ビット側の周面を所定圧力で押圧して連結する複数のボールプランジャーが設けられていることにより、ドライブスピンドルとコアバレルとの着脱を簡単に行うことができる。
前記ボールプランジャーとしては、前記ドライブスピンドルの前記連結部の周面に開口された穿設孔と、前記穿設孔から一部突出するように挿入されたボールと、前記穿設孔内に挿入され、前記ボールを前記コアバレルの前記後端部の壁面を所定圧力で押圧する方向に付勢する付勢部材とが設けられているものを好適に用いることができる。
前記回転駆動モータは、前記枠体の海底側から上面側に亘って設けられたガイドに沿ってスライド可能に設けられたベース部材に装着され、前記移動装置として、前記ベース部材よりも下方に前記ガイドに沿ってスライド可能に設けられ、前記把持部材が装着された可動板と、前記枠体に装着され、前記可動板を前記枠体の底面に対して接離動自在に移動する移動用シリンダ装置とを具備するものが好適である。
前記把持部材が、一対の把持用シリンダ装置であり、前記一対の把持用シリンダ装置は、その間に前記回転駆動モータのハウジングと前記コアバレルの前記露出面との各所定位置を把持できるように対向して設けられているものであることが、回転駆動モータ及びコアバレルの把持を簡単に行うことができ好ましい。
前記回転駆動モータとしては、油圧モータを好適に用いることができる。
本発明のROV用コアリング装置では、海底地盤を掘削中に停電等の異常事態が発生したROVの回収の際に、コアバレルに所定以上の引張力が作用すると、ドライブスピンドルとの連結を簡単に解除でき、コアバレルから切り離されたコアリング装置をROVと共に引き上げて回収できる。また、ROVの引き上げのとき、コアバレルに作用する引張力が所定値未満である場合、コアバレルがドライブスピンドルと連結された状態でコアリング装置をROVと共に引き上げて回収できる。
ROVが正常状態であって、掘削が正常に完了した掘削孔からコアバレルを引く抜くとき、掘削孔から露出するコアバレルの露出面を把持する把持部材を移動装置で上方に移動することにより、コアバレルにドライブスピンドルとの連結解除の引張力以上の力を加えつつ、両者の連結状態を保持してコアバレルを掘削孔から確実に引き抜くことができ、海底地盤からサンプル用コアを確実に採取できる。
本発明を適用するROV用コアリング装置を含むコアリングシステムの概略図である。 本発明を適用するROV用コアリング装置の一例を示す斜視図である。 本発明を適用するROV用コアリング装置に用いられるドライブスピンドルの正面図及び縦断面図である。 本発明を適用するROV用コアリング装置に用いられるコアバレルの部分断面図及び拡大部分断面である。 本発明を適用するROV用コアリング装置に用いられる油圧モータ、ドライブスピンドル及びコアバレルが連結された状態を示す部分斜視図及び部分断面図である。 本発明を適用するROV用コアリング装置の油圧モータ及びドライブスピンドルの斜視図である。 本発明を適用するROV用コアリング装置の把持部材で把持される箇所を示す油圧モータ及びドライブスピンドルの正面図である。 本発明を適用するROV用コアリング装置に用いられる一対の把持用シリンダ装置が搭載された可動板と、この可動板を上下方向に移動する移動用シリンダ装置とを示す斜視図である。 本発明を適用するROV用コアリング装置を用いて海底地盤を掘削する掘削工程を説明する工程図である。 本発明を適用するROV用コアリング装置を用いて海底地盤を掘削した掘削孔からコアバレルを引き抜く引抜き工程を説明する工程図である。 本発明を適用するROV用コアリング装置の他の例を示す正面図である。
以下、本発明を実施するための形態を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの形態に限定されるものではない。
本発明のROV用コアリング装置を用いて海底地盤からサンプリング用のコアを採取するコアリングシステムの一例を図1に示す。図1では、海上の船舶SとケーブルCを介して連結されているROV10にROV用コアリング装置12(以下、コアリング装置12という)が装着されている。ケーブルC内には、船舶SからROV10及びコアリング装置12に電力を供給する電線とROV10及びコアリング装置12を制御する光ファイバーとが内装されている。ROV10は、駆動推進装置を備えており、船舶Sからの指令で海中や海底を移動できる。図1に示すように海底の所定位置に着底したROV10は、船舶Sからの指令でコアリング装置12を用いて所望の海底地盤を掘削し、サンプル用のコアを採取する。
コアリング装置12は、図2に示すようにROV10に接続される枠体14内に、回転駆動モータとして、ROV10から供給される油圧で駆動される油圧モータ20と、その回転軸に連結されたドライブスピンドル30と、コアバレル40とが連結されて上下動可能に設けられている。枠体14は、アルミニウム製の4本の柱状体14aが上板14bと下板14cとの間に架け渡されて形成されている。4本の柱状体14aは、ベース部材22のガイドも兼ねている。上板14bには、油圧モータ20が通過可能の貫通孔が形成され、下板14cにも、コアバレル40が通過可能の貫通孔が形成されている。また、枠体14内に装着された移動装置60の移動用シリンダ装置60aで上下動可能に設けられた可動板60bに、コアバレル40を通過可能とする貫通孔が形成されており、把持部材70が搭載されている。把持部材70は、油圧モータ20の所定箇所と可動板60bの貫通孔を通過したコアバレル40の所定箇所とを把持する。
このように油圧モータ20の回転軸に連結されるドライブスピンドル30は、図3(a)の正面図及び図3(b)の縦断面図に示すように油圧モータ20の回転軸に連結される回転軸連結部32とコアバレル40の後端部が外挿されて係止される係止部34とから構成される。回転軸連結部32は、その端面に油圧モータ20の回転軸が挿入される挿入孔32aが開口され、この挿入孔32aの内壁面に先端が突出する複数のセットピン32bが等間隔で設けられている。また、係止部34は、その端面に挿入孔32aに連通されている連通孔34aが開口され、外挿されたコアバレル40の後端部にドライブスピンドル30の回転力を伝達する複数の回転伝達ピン34bが等間隔で設けられている。この回転伝達ピン34bの各先端部は、係止部34の周面から突出している。更に、回転伝達ピン34bよりも係止部34の端面側の周面に、外挿されたコアバレル40の後端部よりもビット側の内壁面を所定圧力で押圧する複数個のボールプランジャー36が等間隔で設けられている。ボールプランジャー36は、係止部34の壁部を貫通する貫通孔内に装着されており、ボール36aが貫通内に螺着された筒体36b内に挿入され、付勢部材としてのバネ36cによりコアバレル40の後端部のビット側内壁面を押圧し、コアバレル40を係止する。ボール36aは、筒体36bの先端部が加締められており、筒体36bから抜け出ることはない。また、ボール36aのバネ36cによる押圧力は、バネ36cの弾発力を調整して行うことができる。尚、ボールプランジャー36は市販されているものを用いることができる。
ドライブスピンドル30に係止されるコアバレル40は、図4に示すように筒状本体42の先端部44の先端縁に海底地盤を掘削する複数のビット44aが設けられている。この先端部44は、その部分拡大図に示すように多重構造であり、最内壁面が先端側方向に次第に縮径するテーパ面44bに形成されている。このテーパ面44bに沿って移動可能となるように筒体44cが遊嵌されている。筒体44cは、内周面に複数本の凹溝がリング状に形成されており、割れ目44dが長手方向に形成されている。筒体44cに先端部44の先端方向への力が作用すると、筒体44cは先端部44のテーパ面44bの内壁面に沿って次第に割れ目44dの幅が縮んで縮径されつつ、先端部44の先端方向にスライドする。
また、筒状本体42の後端部46は、ドライブスピンドル30の係止部34に外挿されて、ドライブスピンドル30と連結される部分である。この後端部46には、その端縁に開口され長手方向に延びる複数本のスリット46aが、端縁に沿って等間隔で形成されている。スリット46aは、ドライブスピンドル30の回転伝達ピン34bが挿入される部分である。更に、スリット46aよりもビット44a側の後端部46の内壁面には、内凹溝46bが形成されている。内凹溝46bは、ドライブスピンドル30に設けられたボールプランジャー36のボール36aが挿入される部分である。内凹溝46bよりもビット44a側の後端部46の外周面に、外凹溝46cが形成されている。この外凹溝46cは、把持部材70で把持される部分である。
図3に示すドライブスピンドル30の係止部34に、図4に示すコアバレル40の後端部46を外挿して両者を連結した状態を図5(a)に示す。コアバレル40の後端部46のスリット46aの各々に、ドライブスピンドル30の回転伝達ピン34bが挿入され、ドライブスピンドル30の回転力をコアバレル40に伝達する。また、コアバレル40の後端部46は、図5(b)に示すように、その内壁面に形成した内凹溝46bに入り込んだドライブスピンドル30のボール36aで押圧されて、ドライブスピンドル30の係止部34に係止されている。このようなドライブスピンドル30とコアバレル40との係止状態は、コアバレル40に所定の引張力が作用したとき解除されるように、ボールプランジャー36のボール36aのバネ36cの弾発力やボールプランジャー36の設置数を調整する。例えば、停電等が発生したROV10の引上げ最大許容力以下の引張力がコアバレル40に作用したとき、両者の係止が解除されるように調整することが好ましい。この係止状態を解除する引張力としては、100kg程度とすることが好ましい。尚、コアバレル40の後端部46の下端側の外周面に形成された外凹溝46cは、把持部材70で把持される部分である。
このようにコアバレル40と連結されたドライブスピンドル30は、油圧モータ20に連結されて、図2に示す枠体14内に上下動可能に設けられている。ドライブスピンドル30に連結された油圧モータ20は、図6に示すようにベース部材22に搭載されている。この油圧モータ20のハウジングには、コアバレル40内の水を排出する排出口(図示せず)も開口されている。この排出口は、掘削時にビット44aの冷却水がコアバレル40内を通過して排出されるためのものである。このような油圧モータ20の回転軸(図示せず)にドライブスピンドル30が連結されて一体化されている。また、ベース部材22は、その側面に設けられている案内部材22aが、ガイドとしての役割を兼ねている枠体14の4本の柱状体14aの各々にスライド可能に嵌められている。従って、ベース部材22に搭載された油圧モータ20は、ドライブスピンドル30及びコアバレル40と一緒にベース部材22のスライドに伴って柱状体14aに沿ってスライド可能である。ドライブスピンドル30との連結部近傍に、図7に示すように凹溝20aが設けられている。凹溝20aが設けられた部分は、油圧モータ20のハウジングを形成する部分であって、回転軸のハウジング部分である。この凹溝20aは、図2に示す把持部材70で把持される部分である。
油圧モータ20、ドライブスピンドル30及びコアバレル40を柱状体14aに沿って移動する移動装置60を図8に示す。移動装置60は、下端の固定端60eが下板14cに装着され、上端がストッパ板60cに装着されている一対の移動用シリンダ装置60a,60aと、移動用シリンダ装置60a,60aの可動部に装着された長方形状の可動板60bとを具備する。可動板60bの長手方向の両側面の各々に設けられた案内部材60dは、ガイドとしての役割を兼ねている4本の柱状体14aにスライド可能に嵌っている。この可動板60bに形成された、コアバレル40及びドライブスピンドル30が挿通される貫通孔を囲むように円筒体70bが配設されている。更に、円筒体70bを挟み込むように把持部材70としての一対の把持用シリンダ装置70a,70aが配設されている。把持用シリンダ装置70a,70aの各先端部は、円筒体70b内に挿通されたコアバレル40の外凹溝46c又は油圧モータ20のハウジングの凹溝20aを把持するように、円筒体70bの内壁面に開口された開口部70cから突出する。尚、移動用シリンダ装置60a,60a及び把持用シリンダ装置70a,70aは油圧で駆動される。
図2に示すように枠体14の下板14cの貫通孔及び可動板60bの貫通孔を通過したコアバレル40と連結されたドライブスピンドル30及び油圧モータ20を、上板14b側から下板14c側に移動するとき、移動用シリンダ装置60a,60aを駆動し、把持用シリンダ装置70a,70aが搭載されている可動板60bを油圧モータ20のハウジングの凹溝20aの位置まで移動する。次いで、把持用シリンダ装置70a,70aを駆動して凹溝20aを把持した後、移動用シリンダ装置60a,60aを駆動して可動板60bを下板14c方向に移動する。
また、油圧モータ20、ドライブスピンドル30及びコアバレル40を、油圧モータ20の凹溝20aを把持用シリンダ装置70a,70aで把持した状態で下板14c側から上板14b側に移動するとき、把持用シリンダ装置70a,70aによる凹溝20aの把持を解除した後、移動用シリンダ装置60a,60aを駆動し、可動板60bをコアバレル40の後端部46の外凹溝46cまで下板14c側に移動する。次いで、把持用シリンダ装置70a,70aを駆動してコアバレル40の後端部46の外凹溝46cを把持した後、移動用シリンダ装置60a,60aを駆動して可動板60bを上板14b側に移動する。このようにして油圧モータ20、ドライブスピンドル30及びコアバレル40を下板14c側から上板14b側に移動する際に、コアバレル40にボールプランジャー36のボール36aの押圧力以上の引張力が作用しても、コアバレル40がドライブスピンドル30から外れることを防止できる。
図1〜図8に示すコアリング装置12を用いて海底地盤からサンプル用コアを採取する採取方法を図9及び図10に示す。図9及び図10に示すドライブスピンドル30とコアバレル40との連結は、コアバレル40に100kgの引張力が作用したとき解除されるように、ボールプランジャー36の設置数やボール36aを弾発するバネ36cの弾発力で調整している。図1に示すようにROV10が海底に着底したコアリング装置12は、図9(a)に示すように油圧モータ20の凹溝20aを把持用シリンダ装置70a,70aで把持した状態で移動用シリンダ装置60a,60aを駆動し、可動板60bを上限まで上昇する。次いで、図9(b)のように油圧モータ20を駆動してドライブスピンドル30及びコアバレル40を所定回転数で回転しつつ、移動用シリンダ装置60a,60aを駆動し、可動板60bを下板14c側に降下して海底地盤80をコアバレル40のビット44aで掘削する。海底地盤80を掘削しつつ、コアバレル40内にサンプル用のコアを採取する。図9(c)に示すように海底地盤80を所定深さ掘削したとき、掘削は終了し、油圧モータ20の駆動を停止する。このように海底地盤80を掘削する際には、コアバレル40に100kg以上の引張力が作用することがなく、ドライブスピンドルと切り離されることはない。
海底地盤80の掘削が終了し、油圧モータ20の駆動を停止したときは、把持用シリンダ装置70a,70aによる油圧モータ20の凹溝20aの把持を解除し、移動用シリンダ装置60a,60aを駆動して、図10(a)に示すように可動板60bを所定位置まで降下する。この降下は可動板60bの位置をセンサー或いはカメラ映像等で検出して外凹溝46cの高さに合わせて停止する。降下した可動板60bに載置されている把持用シリンダ装置70a,70aでコアバレル40の後端部46の外凹溝46cを把持する。次いで、移動用シリンダ装置60a,60aを駆動して、可動板60bを上板14b方向に移動し、掘削孔からコアバレル40を引き抜く。この際に、把持用シリンダ装置70a,70aで把持されているコアバレル40に作用する引張力により、筒状本体42が上方に移動しつつ、先端部44内に遊嵌されている筒体44cは、収容しているコアごと先端部44の内壁面に形成されたテーパ面44bに乗り上げ、割れ目44dが幅狭となって縮径され、コアが海底地盤80から切り離される。このようなコアバレル40の掘削孔82からの引抜きでは、コアバレル40に約1トンにも及ぶ引張力が作用する。この引張力は、コアバレル40を把持する把持用シリンダ装置70a,70aで対応でき、ボールプランジャー36によるドライブスピンドル30との連結部に100kg以上の引張力が作用せず、コアバレル40はドライブスピンドル30から切り離されることを防止できる。
その後、コアを収容したコアバレル40を、図10(a)に示すように枠体14内に引き上げた後、把持用シリンダ装置70a,70aの把持を解除し、移動用シリンダ装置60a,60aを駆動して、図10(b)に示すように可動板60bを下限まで降下し、コアリングを終了する。コアリングを終了したコアリング装置12は、ROV10と共に浮上し船舶Sに回収し、ドライブスピンドル30から切り離したコアバレル40内のコアを回収する。
ここで、図9(c)に示すように海底地盤80の掘削の途中、或いは図10(a)に示すように掘削が完了した掘削孔からのコアバレル40の引抜き前に、ROV10に停電等の事故が発生し、油圧が喪失した場合、油圧モータ20及び移動用シリンダ装置60a,60aが停止し、把持用シリンダ装置70a,70aによるコアバレル40の把持も解除される。このような事態では、コアバレル40はボールプランジャー36のみでドライブスピンドル30と連結されており、掘削孔82からコアバレル40を引き抜くことはできないが、ROV10を引き上げることのできる引上げ力でドライブスピンドル30がコアバレル40から切り離され、コアバレル40を除くコアリング装置12をROV10と共に回収できる。尚、図9(a)に示すように掘削開始前や図10(b)に示すように掘削が完了し、掘削孔82からコアバレル40を引き抜いたときに、ROV10に停電等が発生した場合は、コアバレル40はボールプランジャー36のみでドライブスピンドル30と連結されている状態で、ROV10と共に引き上げて回収できる。
図2〜図10に示すコアリング装置12は、単一のコアバレル40が搭載されたものを示したが、図11に示すように複数のコアバレル40が収容されたコアリング装置12であってもよい。図11に示すコアリング装置12は、枠体14に一端が固定されたマガジン駆動シリンダ装置90で左右方向に移動するマガジン92に複数本のコアバレル40が収容される。図11に示すマガジン92の第1収容部92aには、空の二本のコアバレル40が収容されており、可動板60bに搭載された把持用シリンダ装置70a,70aで把持された油圧モータ20に連結されたドライブスピンドル30に、海底地盤80の掘削を行うコアバレル40が連結されている。ドライブスピンドル30とコアバレル40との連結はボールプランジャー36でなされている。海底地盤80の掘削を図9に示すと同様に行った後、図10に示すと同様にして掘削孔82からのコアバレル40を抜き取る。掘削孔82から抜き取られたコアバレル40は、マガジン92の第2収容部92bに収容する。
マガジン92の第1収容部92aに収容されている空のコアバレル40は、ROV10で移動した次の掘削地点の掘削に用いられる。このように図11に示すコアリング装置12によれば、ROV10の一度の潜水で複数個所の海底地盤80のサンプリング用のコアを採取できる。
これまでの説明では、ボールプランジャー36は、図3に示すようにコアバレル40の後端部46の内壁面を押圧するようにドライブスピンドル30の外周面からボール36aが突出するように設けられていた。このボールプランジャー36を、コアバレル40の後端部46をドライブスピンドル30内に内挿可能とし、内挿されたコアバレル40の後端部46の外周面をボール36aで押圧するようにボールプランジャー36をドライブスピンドル30に設けてもよい。
以上、説明してきたROV用コアリング装置12は、ROV10に装着して海底地盤80のサンプリング用のコアを簡単に採取できる。また、停電等の事故や故障が発生したROV10を引き上げるとき、ROV10の引上げ力で掘削孔82からコアバレル40を抜き出すことができない場合であっても、コアバレル40を切り離して、ROV10及びコアバレル40を除くコアリング装置12を引き上げることができる。
本発明に係るROV用コアリング装置は、ROVに装着して海底地盤のサンプリング用のコアを簡単に且つ安全に採取できる。
10:ROV、12:コアリング装置、14:枠体、14a:柱状体、14b:上板、14c:下板、20:油圧モータ、20a:凹溝、22:ベース部材、22a:案内部材、30:ドライブスピンドル、32:回転軸連結部、32a:挿入孔、32b:セットピン、34:係止部、34a:連通孔、34b:回転伝達ピン、36:ボールプランジャー、36a:ボール、36b:筒体、36c:バネ、40:コアバレル、42:筒状本体、44:先端部、44a:ビット、44b:テーパ面、44c:筒体、44d:割れ目、46:後端部、46a:スリット、46b:内凹溝、46c:外凹溝、60:移動装置、60a:移動用シリンダ装置、60b:可動板、60c:ストッパ板、60d:案内部材、60e:固定端、70:把持部材、70a:把持用シリンダ装置、70b:円筒体、70c:開口部、80:海底地盤、82:掘削孔、90:マガジン駆動シリンダ装置、92:マガジン、92a:第1収容部、92b:第2収容部、C:ケーブル、S:船舶

Claims (6)

  1. 水中を移動可能の遠隔操作無人探査機に装着され、海底地盤を掘削してサンプリング用のコアを採取するコアリング装置であって、
    前記遠隔操作無人探査機に装着される枠体に、その底面に対して接離動可能に設けられた回転駆動モータと、
    前記回転駆動モータと共に移動可能に設けられ、前記回転駆動モータからの駆動力で回転するドライブスピンドルと、
    前記ドライブスピンドルと所定力以上の引張力で解除可能に連結されて回転し、先端部に装着されたビットで前記海底地盤に掘削孔を掘削して前記コアを採取するコアバレルと、
    前記回転駆動モータと前記掘削孔から露出する前記コアバレルの露出面とを把持する把持部材と、
    前記コアバレルで前記掘削孔を掘削するとき、前記回転駆動モータを把持した前記把持部材を前記枠体の海底側に移動し、前記掘削孔から前記コアバレルを前記引張力以上の力で引き抜くとき、前記コアバレルの前記露出面を把持する前記把持部を前記枠体の上面側に移動する移動装置とが設けられていることを特徴とする遠隔操作無人探査機用コアリング装置。
  2. 前記ドライブスピンドルが、前記回転駆動モータに一体に連結されており、前記ドライブスピンドルの連結部と連結される前記コアバレルの後端部には、前記ドライブスピンドルの連結部に設けられた複数の突起が挿入される複数のスリットが形成され、
    且つ前記ドライブスピンドルの連結部には、前記スリットよりも前記ビット側の周面を所定圧力で押圧して連結する複数のボールプランジャーが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作無人探査機用コアリング装置。
  3. 前記ボールプランジャーは、前記ドライブスピンドルの前記連結部の周面に開口された穿設孔と、前記穿設孔から一部突出するように挿入されたボールと、前記穿設孔内に挿入され、前記ボールを前記コアバレルの前記後端部の壁面を所定圧力で押圧する方向に付勢する付勢部材とが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の遠隔操作無人探査機用コアリング装置。
  4. 前記回転駆動モータは、前記枠体の海底側から上面側に亘って設けられたガイドに沿ってスライド可能に設けられたベース部材に装着され、
    前記移動装置は、前記ベース部材よりも下方に前記ガイドに沿ってスライド可能に設けられ、前記把持部材が装着された可動板と、前記枠体に装着され、前記可動板を前記枠体の底面に対して接離動自在に移動する移動用シリンダ装置とを具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遠隔操作無人探査機用コアリング装置。
  5. 前記把持部材が、一対の把持用シリンダ装置であり、前記一対の把持用シリンダ装置は、その間に前記回転駆動モータのハウジングと前記コアバレルの前記露出面との各所定位置を把持できるように対向して設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遠隔操作無人探査機用コアリング装置。
  6. 前記回転駆動モータが油圧モータであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遠隔操作無人探査機用コアリング装置。
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