JP2016069840A - 通風管理システム、通風制御装置およびプログラム - Google Patents

通風管理システム、通風制御装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オフィスビルにおいても、容易かつ効果的に自然通風を行うことができる通風管理システム、通風制御装置およびプログラムを提供する。【解決手段】通風管理システムは、建物の第1のフロアの外壁に設けられた外壁窓を開閉する外壁窓開閉装置36a〜36cと、外壁窓の通風経路上に位置する経路窓を開閉する経路窓開閉装置37a〜37cと、外壁窓についての開放指示および閉鎖指示をユーザから受け付ける指示入力手段34a〜34cとを備える。また、指示入力手段が受け付けた指示に応じて、外壁窓開閉装置を制御して外壁窓の開閉を行うとともに、経路窓開閉装置を連動制御して経路窓の開閉を行う開閉制御手段113を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、建物の通風管理システム、通風制御装置およびプログラムに関し、特に、オフィスビルに適した通風管理システム、通風制御装置およびプログラムに関する。
建物において自然通風を利用することは、省エネルギーの観点から非常に有効である。そのため、従来から、効果的に建物内の通風を行うための様々なシステムが提案されている。
たとえば、特開2014−81163号公報(特許文献1)には、屋外状況に基づいて通風経路を判断し、通風経路上の窓や扉を開放する屋内環境監視システムが開示されている。また、特開2014−141841号公報(特許文献2)には、複数の候補経路のなかから通風効果が大きい通風経路を設定する通風制御装置が開示されている。
特開2014−81163号公報 特開2014−141841号公報
現状では、オフィスビルにおいて屋内環境の改善に自然通風が利用されることは稀である。オフィスビルの外壁に設けられた窓の多くが、開放不可のFIX窓であったり、通風できたとしても、窓の開放によって通風するのではなく、サッシに通風用のガラリを設けるケースがほとんどであるからである。
一方で、外壁に開放可能な窓が設けられたオフィスビルも存在する。しかし、せっかく開放可能な窓が設けられていても、ほとんどのオフィスビルにおいて窓は閉鎖されたままとされている。その理由としては、窓を開放すると、書類が飛散する、ブラインドがばたつく、といった物理的要因の他、操作が面倒である、個人の判断で窓を開けたり空調を止めたりしにくい、という「気兼ね」が阻害要因となっている。
上述のような従来の通風システムは、屋外状況に応じて窓や扉が自動的に開放されるため、住宅には適用できるものの、上記したような物理的要因を考慮すると、オフィスビルに適用することは困難である。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、オフィスビルにおいても、容易かつ効果的に自然通風を行うことができる通風管理システム、通風制御装置およびプログラムを提供することである。
この発明のある局面に従う通風管理システムは、建物内の通風を管理するシステムであって、第1の外壁窓開閉装置と、第1の経路窓開閉装置と、第1の指示入力手段と、開閉制御手段とを備える。第1の外壁窓開閉装置は、建物の第1のフロアの外壁に設けられた第1の外壁窓を開閉する。第1の経路窓開閉装置は、第1の外壁窓の通風経路上に位置する第1の経路窓を開閉する。第1の指示入力手段は、第1の外壁窓についての開放指示および閉鎖指示をユーザから受け付ける。開閉制御手段は、第1の指示入力手段が受け付けた指示に応じて、第1の外壁窓開閉装置を制御して第1の外壁窓の開閉を行うとともに、第1の経路窓開閉装置を連動制御して第1の経路窓の開閉を行う。
好ましくは、通風管理システムは、建物外の気象情報を検知するための検知手段と、検知手段により検知された気象情報に基づいて、通風に適しているか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果を、第1のフロアのユーザに報知するための報知手段とをさらに備える。
建物は、第1のフロアに位置し、第1の外壁窓が設けられた外壁に面する居室と、第1のフロアに位置し、居室との境界部に第1の経路窓が設けられた非居室と、非居室に隣接し、屋外に面する吹抜け窓が設けられた吹抜け室とを有していてもよい。この場合、当該通風管理システムは、吹抜け窓を開閉するための吹抜け窓開閉装置をさらに備え、開閉制御手段は、第1の経路窓開閉装置と吹抜け窓開閉装置とを連動制御し、第1の経路窓の開閉に応じて吹抜け窓を開閉することが望ましい。
建物は、第1のフロアの上方または下方に位置する第2のフロアを有していてもよい。この場合、当該通風管理システムは、第2のフロアの外壁に設けられた第2の外壁窓を開閉するための第2の外壁窓開閉装置と、第2の外壁窓の通風経路上に位置する第2の経路窓を開閉するための第2の経路窓開閉装置と、第2の外壁窓についての開放指示および閉鎖指示をユーザから受け付けるための第2の指示入力手段とをさらに備えることが望ましい。また、開閉制御手段は、第1の指示入力手段または第2の指示入力手段から閉鎖指示が入力された場合、他の階の経路窓が閉状態である場合に限り、同一階の経路窓とともに、吹抜け窓を閉鎖することが望ましい。
第1の外壁窓は、居室の外壁に設けられた複数の窓を含み、かつ、第1の外壁窓開閉装置は、窓ごとに設けられていてもよい。この場合、開閉制御手段は、第1の指示入力手段により複数の窓のうちの少なくとも1つの開放指示が入力された場合に、第1の経路窓を開放し、複数の窓の全てが閉状態となる場合に限り、第1の経路窓を閉鎖することが望ましい。
好ましくは、検知手段は、外気温を検知するための外気温センサと、降雨の有無を検知するための降雨センサとを含む。この場合、開閉制御手段は、第1の外壁窓が開状態のときに降雨センサにより降雨が検知された場合には、第1の外壁窓および第1の経路窓を閉鎖してもよい。
この発明の他の局面に従う通風制御装置は、建物の所定のフロアの外壁に設けられた外壁窓を開閉するための外壁窓開閉装置、外壁窓の通風経路上に位置する経路窓を開閉するための経路窓開閉装置、および、外壁窓についての開放指示および閉鎖指示をユーザから受け付けるための指示入力手段のそれぞれと信号授受可能に接続され、建物内の通風を制御する装置である。通風制御装置は、指示入力手段からの、外壁窓についての指示信号を入力する入力手段と、入力手段に指示信号が入力された場合に、当該指示信号に応じて、外壁窓開閉装置を制御して外壁窓の開閉を行うとともに、経路窓開閉装置を連動制御して経路窓の開閉を行う開閉制御手段とを備える。
この発明のさらに他の局面に従う通風制御プログラムは、建物の所定のフロアの外壁に設けられた外壁窓を開閉するための外壁窓開閉装置、および、外壁窓の通風経路上に位置する経路窓を開閉するための経路窓開閉装置を制御するプログラムである。通風制御プログラムは、外壁窓についての開放指示および閉鎖指示をユーザから受け付けるステップと、ユーザから外壁窓の開放指示が入力された場合に、外壁窓開閉装置を制御して外壁窓を開放するとともに、経路窓開閉装置を連動制御して経路窓を開放するステップと、ユーザから外壁窓の閉鎖指示が入力された場合に、外壁窓開閉装置を制御して外壁窓を閉鎖するとともに、経路窓開閉装置を連動制御して経路窓を閉鎖するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、オフィスビルにおいても、容易かつ効果的に自然通風を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る通風管理システムが適用される建物の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る通風管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る通風制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る通風処理を示すフローチャートである。 図4のステップS6で表示される画面例を示す図である。 図4のステップS8で表示される画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る窓開放処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る窓閉鎖処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の変形例に係る外壁窓の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例における各窓の開閉状態を概念的に示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
(通風管理システムの構成について)
はじめに、通風管理システムの概略構成について説明する。本実施の形態に係る通風管理システムは、図1に示すようなオフィスビル9に適用される。
図1を参照して、オフィスビル9は、複数の事務室91と、複数の廊下室92と、1つの階段室93とを有している。事務室91は、外壁に面した居室であり、オフィスビル9のたとえば2〜4階にそれぞれ設けられている。廊下室92は、非居室であり、間仕切りを介して同一階の事務室91にそれぞれ隣接している。階段室93は、オフィスビル9のたとえば1階から最上階まで連通する吹抜け室であり、全ての廊下室92に隣接されている。階段室93と廊下室92との境界部には、常時、通風可能な開口部24が設けられているものとする。
図1に示されるように、各事務室91の外壁には、屋外に面する開閉可能な窓(以下「外壁窓」という)21が設けられている。また、各階において、事務室91と廊下室92との境界部(間仕切り壁)に、開閉可能な窓(以下「経路窓」という)22が設けられている。また、階段室93には、屋外に面する開閉可能な窓または扉(以下「吹抜け窓」という)23が設けられている。これら、外壁窓21、経路窓22、および吹抜け窓23の開閉は、電動で行われる。
外壁窓21は、たとえば、外壁の上方位置に設けられた排煙窓である。経路窓22は、同一階の外壁窓21の通風経路上に位置しており、典型的には、間仕切り壁の扉上の欄間に設けられた窓である。吹抜け窓23は、経路窓22を介して、全ての階の外壁窓21の通風経路上に位置している。なお、「通風経路」とは、屋外へ抜ける風の通路に限定されず、屋内の他室へ抜ける風の通路も含む。
また、オフィスビル9においては、各事務室91のたとえば壁面に、操作パネル33が設けられている。各操作パネル33は、事務室91の外壁窓21についての開閉指示を受け付けたり、各種情報を表示したりする。
なお、図1等において、オフィスビル9内の2〜4階にかけて複数存在する構成物については、適宜、2階の構成物の符号に「a」を付加し、3階の構成物の符号に「b」を付加し、4階の構成物の符号に「c」を付加して示している。つまり、オフィスビル9の2階の事務室91aに、外壁窓21aおよび操作パネル33aが設けられ、事務室91aと廊下室92aとの境界部に経路窓22aが設けられている。オフィスビル9の3階の事務室91bに、外壁窓21bおよび操作パネル33bが設けられ、事務室91bと廊下室92bとの境界部に経路窓22bが設けられている。オフィスビル9の4階の事務室91cに、外壁窓21cおよび操作パネル33cが設けられ、事務室91cと廊下室92cとの境界部に経路窓22cが設けられている。
通風管理システム1は、図2に示されるように、このようなオフィスビル9内の通風を管理するために、上述の操作パネル33a〜33cに加え、通風を制御するための通風制御装置10と、外気温を検知する外気温センサ31と、降雨の有無を検知する降雨センサ32と、外壁窓21a〜21cの開閉をそれぞれ行うための外壁窓開閉装置36a〜36cと、経路窓22a〜22cの開閉をそれぞれ行うため経路窓開閉装置37a〜37cと、吹抜け窓23の開閉を行うため吹抜け窓開閉装置38とを備えている。
通風制御装置10は、外気温センサ31、降雨センサ32、操作パネル33a〜33c、外壁窓開閉装置36a〜36c、経路窓開閉装置37a〜37c、および吹抜け窓開閉装置38のそれぞれと、有線または無線にて、信号授受可能に接続されている。通風制御装置10は、また、各階の換気扇41(41a〜41c)や、空調機42(42a〜42c)とも接続されていてもよい。各階の操作パネル33(33a〜33c)は、ユーザ(在室者)からの指示の入力を受け付けるための指示入力装置34(34a〜34c)と、各種情報を表示するための表示装置35(35a〜35c)とを一体的に有している。なお、各事務室91において、指示入力装置34と表示装置35とは、個別に設けられていてもよい。
(通風制御装置の構成について)
次に、通風制御装置10の構成について説明する。図3を参照して、通風制御装置10は、各種演算および処理を行う制御部11と、各種データおよびプログラムを記憶する記憶部12と、接続機器との間で情報の入力および出力を行う入出力I/F(InterFace)13と、計時動作を行う計時部14と、ネットワーク通信を行うための通信I/F15と、記録媒体17からのデータやプログラムを読出し/書込み可能な駆動部16とを含む。
制御部11は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置により実現される。記憶部12には、通風を制御するための制御プログラムが予め記憶されている。記憶部12は、たとえば、フラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置により実現される。入出力I/F13は、上記した指示入力装置34a〜34cおよび表示装置35a〜35cと、有線または無線にて接続されている。計時部14は、制御部11からの指示に応じて時間を計測するタイマである。なお、計時部14は、常に日時を計測するクロックであってもよい。記録媒体17は、たとえば、CD−ROM(Compact Disc-ROM)などの光学媒体や、メモリカードなどであってよい。
図3に示されるように、本実施の形態では、制御部11は、その機能として、判定部111と、報知処理部112と、開閉制御部113とを含んでいる。
判定部111は、外気温センサ31および降雨センサ32から得られる気象情報に基づいて、現在通風に適しているか否かを判定する。具体的には、外気温が所定の温度帯(たとえば20℃〜25℃)であり、降雨がない場合に、通風に適していると判定し、それ以外の場合に、通風に適していないと判定する。
報知処理部112は、判定部111による判定結果を、各事務室91のユーザに報知する処理を実行する。具体的には、報知処理部112は、入出力I/F13を介して、各事務室91の表示装置35(操作パネル33)に、通風推奨を示す情報、および、通風非推奨を示す情報のいずれかを表示させる。
開閉制御部113は、入出力I/F13を介して指示入力装置34から得られる、外壁窓の開放指示および閉鎖指示に基づいて、外壁窓21の開閉を行うとともに、経路窓22および吹抜け窓23の開閉を制御する。なお、「開放指示」とは、窓を閉状態から開状態へ切替える指示であり、「閉鎖指示」とは、窓を開状態から閉状態へ切替える指示であるものとする。
開閉制御部113は、たとえば、2階の事務室91aにおける指示入力装置34a(操作パネル33)に開放指示または閉鎖指示が入力された場合、外壁窓21aの開閉に応じて少なくとも経路窓22aを開閉するように、外壁窓開閉装置36aと経路窓開閉装置37aとを連動制御する。吹抜け窓開閉装置38については、全ての階の経路窓22(外壁窓21)が閉状態の場合に吹抜け窓23が閉鎖され、それ以外の場合に吹抜け窓23が開放されるように、制御される。
なお、本実施の形態では、判定部111、報知処理部112、および開閉制御部113の機能は、制御部11がソフトウェアを実行することで実現されることとするが、これらのうち少なくとも1つの機能は、ハードウェアにより実現されてもよい。
(動作について)
次に、通風管理システム1の動作について説明する。通風管理システム1の動作は、通風制御装置10の制御部11が図4に示す通風処理を実行することによって実現される。
図4は、本実施の形態に係る通風処理を示すフローチャートである。この通風処理は、通風制御装置10の制御部11が、記憶部12に予め記憶された制御プログラムを読出して実行することで実現される。
はじめに、判定部111が、外気温センサ31からの信号に基づいて、現在の外気温が、たとえば20℃〜25℃の温度帯に含まれているか否かを判断する(ステップS2)。現在の外気温が上記温度帯に含まれていれば(ステップS2においてYES)、ステップS4に進み、現在の外気温が上記温度帯に含まれていなければ(ステップS2においてNO)、ステップS8に進む。
ステップS4では、判定部111は、降雨センサ32からの信号に基づいて、降雨の有無を判定する。現在降雨なしと判定された場合(ステップS4にてYES)、ステップS6に進み、現在降雨ありと判定された場合(ステップS4にてNO)、ステップS8に進む。
ステップS6では、報知処理部112が、通風推奨を報知する。この場合における、各事務室91に設けられた操作パネル33の表示例を、図5に示す。図5に示されるように、操作パネル33には、「通風に適しています」という文字が表示されている。また、操作パネル33上には、同階の外壁窓21を開放状態(OPEN)とするための指示ボタンBT1と、同階の外壁窓21を閉鎖状態(CLOSE)とするための指示ボタンBT2とが表示されている。指示ボタンBT1,BT2は、現状の外壁窓21の状態が識別可能となるように表示されてもよい。
一方、ステップS8では、報知処理部112が、通風非推奨を報知する。この場合における、各事務室91に設けられた操作パネル33の表示例を、図6に示す。図6に示されるように、操作パネル33には、「通風に適していません」という文字が表示されている。また、この場合も、図5と同様に、2つの指示ボタンBT1,BT2が表示されている。なお、ステップS6,S8いずれの場合も、操作パネル33には、ステップS2およびS4で検知した外気温および降雨の有無の情報が、さらに表示されてもよい。
報知処理部112による報知処理が終わると、いずれかの階で開閉指示が入力されたか否かが判断される(ステップS10)。いずれかの階で開放指示が入力された場合、すなわち上記指示ボタンBT1が指示された場合(ステップS10にてYES、「OPEN」)、開閉制御部113により窓開放処理が実行される(ステップS12)。窓開放処理については、図7にサブルーチンを挙げて説明する。
図7を参照して、開閉制御部113は、指示のあった階の外壁窓開閉装置36を制御して、その階の外壁窓21を開放するとともに(ステップS32)、同一階における経路窓開閉装置37を連動的に制御して、経路窓22を開放する(ステップS34)。
続いて、開閉制御部113は、吹抜け窓23が既に開状態か否かを判断する(ステップS36)。吹抜け窓23が開状態であれば(ステップS36にてYES)、吹抜け窓開閉装置38を制御することなく、処理はメインルーチンに戻される。一方、吹抜け窓23が閉状態であれば(ステップS36にてNO)、開閉制御部113は、さらに吹抜け窓開閉装置38を制御して、吹抜け窓23を開放する(ステップS38)。この処理が終われば、処理はメインルーチンに戻される。
再び図4を参照して、窓開放処理が終わると、その階の換気扇41および空調機42をOFFにし(ステップS14)、上記ステップS2に戻る。
ステップS10において、いずれかの階で閉鎖指示が入力されたと判断された場合、すなわち上記指示ボタンBT2が指示された場合(ステップS10にてYES、「CLOSE」)、開閉制御部113により窓閉鎖処理が実行される(ステップS16)。窓閉鎖処理については、図8にサブルーチンを挙げて説明する。
図8を参照して、開閉制御部113は、指示のあった階の外壁窓開閉装置36を制御して、その階の外壁窓21を閉鎖するとともに(ステップS42)、同一階における経路窓開閉装置37を連動的に制御して、経路窓22を閉鎖する(ステップS44)。
続いて、開閉制御部113は、他のいずれかの階の経路窓22が開状態であるか否かを判断する(ステップS46)。他のいずれかの階の経路窓22が開状態であれば(ステップS46にてYES)、吹抜け窓開閉装置38を制御することなく、吹抜け窓23を開状態としたまま、処理はメインルーチンに戻される。
一方、他のいずれの階においても経路窓22が閉状態であれば(ステップS46にてNO)、開閉制御部113は、吹抜け窓開閉装置38を制御して、吹抜け窓23を閉鎖する(ステップS48)。つまり、開閉制御部113は、他の階の経路窓22も閉状態である場合に限り、指示のあった階の経路窓22とともに吹抜け窓23を閉鎖する。この処理が終われば、処理はメインルーチンに戻される。
なお、経路窓22は同一階の外壁窓21と連動するため、ステップS46では、他のいずれかの階の外壁窓21が開状態か否かが判断されてもよい。
再び図4を参照して、窓閉鎖処理が終わると、その階の換気扇41をONにし(ステップS18)、上記ステップS2に戻る。なお、外壁窓21が閉鎖された場合においては、空調機42のON/OFFは、空調機42自体が有する操作装置に対する指示に従うものとする。
報知処理部112による報知処理が行われてから所定時間(たとえば5分)の間、いずれの階の操作パネル33においても開閉指示が入力されなければ(ステップS10にてNO、ステップS20にてYES)、ステップS2に戻り、上記処理を繰り返す。
上述のように、本実施の形態によれば、外壁窓21の開放に伴って、その通風経路上の経路窓22および吹抜け窓23も開放されるため、オフィスビル9においても容易に自然通風を利用することができる。また、判定部111により通風に適していると判定された場合であっても、ユーザから開放指示があった場合にのみ、外壁窓21が開放される。つまり、本システム1によれば、通風のための窓の開放が半自動で行われる。したがって、外壁窓21が自動的に開放されることによる、たとえば書類が飛散するといった不都合を回避することができる。さらに、判定部111による判定結果がユーザに報知されるため、通風推奨が報知された場合には、ユーザは「気兼ね」することなく外壁窓21の開放指示を入力することができる。
また、いずれかの階の外壁窓21を閉鎖する場合であっても、他の階の外壁窓21が開放されていれば、吹抜け窓23は開放したままとされる。そのため、各階において快適な屋内環境を実現することができる。
(変形例)
なお、各階において、事務室91の外壁窓21は、複数の窓を含んでもよい。つまり、各事務室91の外壁には、図9に示されるように、経路窓22との通風経路上にある複数の窓(外壁窓)21−1,21−2,21−3が設けられていてもよい。この場合、窓ごとに、通風制御装置10により制御される外壁窓開閉装置36が設けられ、窓ごとに、開閉指示が可能であってもよい。
当該変形例では、開閉制御部113は、複数の窓21−1,21−2,21−3のうちの少なくとも1つの開放指示が入力された場合に、同一フロアの経路窓22を開放し、全ての窓21−1,21−2,21−3が閉状態となる場合に限り、経路窓22を閉鎖することが望ましい。
図10には、当該変形例において開閉制御部113により実行される開閉制御の具体例が、概念的に示されている。図10を参照して、たとえば2階および4階の事務室91a,91cでは、少なくとも1つの外壁窓21が開放状態であるため、同一階の経路窓22a,22cは開放されている。これに対し、3階の事務室91bでは、全ての外壁窓21が閉鎖状態であるため、同一階の経路窓22bは閉鎖されている。この場合、2階および4階の経路窓22a,22cが開放されているため、吹抜け窓23は開放状態とされている。
(他の変形例)
上記実施の形態では、屋外の気象情報として、外気温と降雨の有無とが検知されることとしたが、湿度、風向、風速など他の情報がさらに検知されてもよい。つまり、判定部111は、これらの情報をさらに用いて、通風の適/不適を判定してもよい。
また、報知処理部112は、判定部111による判定結果を表示によりユーザに報知することとしたが、音声など他の方法によりユーザに報知してもよい。
また、本実施の形態では、判定部111により通風に適していないと判断される場合でも、その旨を報知するのみで、外壁窓21の開閉操作はユーザに任せていた。しかし、降雨時、あるいは、強風時など、屋外の気象が特に通風に不適な状況である場合には、開閉制御部113は、少なくとも屋外に面する外壁窓21および吹抜け窓23を強制的に閉鎖してもよい。また、この場合、報知処理部112による通風非推奨の報知は行われなくてもよい。
また、上記実施の形態では、外壁窓21の通風経路上に、経路窓22と吹抜け窓23とが位置することとしたが、少なくとも経路窓22が位置していればよい。つまり、オフィスビル9には、吹抜け窓23が設けられていなくてもよい。この場合、経路窓22は、屋内の間仕切り壁に設けられた窓または扉に限定されず、屋外に面する窓、すなわち他の外壁窓であってもよい。
また、上記実施の形態では、通風管理システム1がオフィスビル9に適用されることとしたが、集合住宅など他種の建物に適用してもよい。その場合、上記した事務室91は、リビングなどの居室であってもよい。
また、上記実施の形態では、複数フロアに、制御対象となる外壁窓21および経路窓22が設けられることとしたが、任意の1フロアにのみ、制御対象となる外壁窓21および経路窓22が設けられてもよい。この場合、経路窓22の開閉に応じて吹抜け窓23が開閉されればよい。
なお、図4に示した通風処理に従う建物の通風制御方法を、プログラム(通風制御プログラム)として提供することもできる。このようなプログラムは、CD−ROMなどの光学媒体や、メモリカードなどのコンピュータ読取り可能な一時的でない(non-transitory)記録媒体にて記録させて提供することができる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 通風管理システム、9 オフィスビル(建物)、10 通風制御装置、11 制御部、12 記憶部、13 入出力I/F、14 計時部、15 通信I/F、16 駆動部、17 記録媒体、21(21a〜21c) 外壁窓、22(22a〜22c) 経路窓、23 吹抜け窓、24 開口部、31 外気温センサ、32 降雨センサ、33(33a〜33c) 操作パネル、34(34a〜34c) 指示入力装置、35(35a〜35c) 表示装置、36(36a〜36c) 外壁窓開閉装置、37(37a〜37c) 経路窓開閉装置、38 吹抜け窓開閉装置、41(41a〜41c) 換気扇、42(42a〜42c) 空調機、91(91a,91c,91b) 事務室、92(92a〜92c) 廊下室、93 階段室、111 判定部、112 報知処理部、113 開閉制御部、BT1,BT2 指示ボタン。

Claims (8)

  1. 建物内の通風を管理するシステムであって、
    前記建物の第1のフロアの外壁に設けられた第1の外壁窓を開閉するための第1の外壁窓開閉装置と、
    前記第1の外壁窓の通風経路上に位置する第1の経路窓を開閉するための第1の経路窓開閉装置と、
    前記第1の外壁窓についての開放指示および閉鎖指示をユーザから受け付けるための第1の指示入力手段と、
    前記第1の指示入力手段が受け付けた指示に応じて、前記第1の外壁窓開閉装置を制御して前記第1の外壁窓の開閉を行うとともに、前記第1の経路窓開閉装置を連動制御して前記第1の経路窓の開閉を行う開閉制御手段とを備える、通風管理システム。
  2. 前記建物外の気象情報を検知するための検知手段と、
    前記検知手段により検知された気象情報に基づいて、通風に適しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果を、前記第1のフロアのユーザに報知するための報知手段とをさらに備える、請求項1に記載の通風管理システム。
  3. 前記建物は、前記第1のフロアに位置し、前記第1の外壁窓が設けられた外壁に面する居室と、前記第1のフロアに位置し、前記居室との境界部に前記第1の経路窓が設けられた非居室と、前記非居室に隣接し、屋外に面する吹抜け窓が設けられた吹抜け室とを有しており、
    当該通風管理システムは、前記吹抜け窓を開閉するための吹抜け窓開閉装置をさらに備え、
    前記開閉制御手段は、前記第1の経路窓開閉装置と前記吹抜け窓開閉装置とを連動制御し、前記第1の経路窓の開閉に応じて前記吹抜け窓を開閉する、請求項1または2に記載の通風管理システム。
  4. 前記建物は、前記第1のフロアの上方または下方に位置する第2のフロアを有しており、
    当該通風管理システムは、前記第2のフロアの外壁に設けられた第2の外壁窓を開閉するための第2の外壁窓開閉装置と、前記第2の外壁窓の通風経路上に位置する第2の経路窓を開閉するための第2の経路窓開閉装置と、前記第2の外壁窓についての開放指示および閉鎖指示をユーザから受け付けるための第2の指示入力手段とをさらに備え、
    前記開閉制御手段は、前記第1の指示入力手段または前記第2の指示入力手段から閉鎖指示が入力された場合、他の階の前記経路窓が閉状態である場合に限り、同一階の前記経路窓とともに、前記吹抜け窓を閉鎖する、請求項3に記載の通風管理システム。
  5. 前記第1の外壁窓は、前記居室の外壁に設けられた複数の窓を含み、かつ、第1の外壁窓開閉装置は、前記窓ごとに設けられており、
    前記開閉制御手段は、前記第1の指示入力手段により前記複数の窓のうちの少なくとも1つの開放指示が入力された場合に、前記第1の経路窓を開放し、前記複数の窓の全てが閉状態となる場合に限り、前記第1の経路窓を閉鎖する、請求項3に記載の通風管理システム。
  6. 前記検知手段は、外気温を検知するための外気温センサと、降雨の有無を検知するための降雨センサとを含み、
    前記開閉制御手段は、前記第1の外壁窓が開状態のときに前記降雨センサにより降雨が検知された場合には、前記第1の外壁窓および前記第1の経路窓を閉鎖する、請求項2に記載の通風管理システム。
  7. 建物の所定のフロアの外壁に設けられた外壁窓を開閉するための外壁窓開閉装置、前記外壁窓の通風経路上に位置する経路窓を開閉するための経路窓開閉装置、および、前記外壁窓についての開放指示および閉鎖指示をユーザから受け付けるための指示入力手段のそれぞれと信号授受可能に接続され、前記建物内の通風を制御する装置であって、
    前記指示入力手段からの、前記外壁窓についての指示信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段に指示信号が入力された場合に、当該指示信号に応じて、前記外壁窓開閉装置を制御して前記外壁窓の開閉を行うとともに、前記経路窓開閉装置を連動制御して前記経路窓の開閉を行う開閉制御手段とを備える、通風制御装置。
  8. 建物の所定のフロアの外壁に設けられた外壁窓を開閉するための外壁窓開閉装置、および、前記外壁窓の通風経路上に位置する経路窓を開閉するための経路窓開閉装置を制御するプログラムであって、
    前記外壁窓についての開放指示および閉鎖指示をユーザから受け付けるステップと、
    ユーザから前記外壁窓の開放指示が入力された場合に、前記外壁窓開閉装置を制御して前記外壁窓を開放するとともに、前記経路窓開閉装置を連動制御して前記経路窓を開放するステップと、
    ユーザから前記外壁窓の閉鎖指示が入力された場合に、前記外壁窓開閉装置を制御して前記外壁窓を閉鎖するとともに、前記経路窓開閉装置を連動制御して前記経路窓を閉鎖するステップとをコンピュータに実行させる、通風制御プログラム。
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