JP2016068895A - ランバーサポート装置 - Google Patents

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信悟 河合
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    • B60N2/64Back-rests or cushions
    • B60N2/66Lumbar supports

Abstract

【課題】送りねじ軸と、該送りねじ軸に螺合する雌ねじ部を有するスライダを有し、該スライダの進退でランバーサポートの位置を調整するランバーサポート装置において、送りねじ軸とナット部材の軸心のずれが生じる可能性が低く、円滑に作動するランバーサポート装置を提供する。【解決手段】シートフレーム10に固定されるベース部材40と;該ベース部材40に固定される駆動部50と;上記駆動部50によって回転駆動されるねじ軸55と;上記ねじ軸55に螺合する雌ねじ部を有し、上記ねじ軸55の回転により直進移動するスライダ60と;一端部が上記シートフレーム10に保持され、他端部が上記スライダ60によって上記一端側へ押圧されることで湾曲変形するマット部材30と;を有し、上記スライダ60は上記ベース部材40に直進移動可能に案内支持されているランバーサポート装置。【選択図】図1

Description

本発明は、車両シートのシートバック内に設けられ、着座者の背骨を支持するランバーサポート装置に関する。
特許文献1に開示されているランバーサポート装置は、送りねじ軸の回転によって、該送りねじ軸に螺合しているナット部材(雌ねじを有する部材)を進退させ、該ナット部材の進退で着座者の背骨の背後に位置するフロントパネル(ランバーサポート)を前後動させている。
特開平6-72202号公報
しかし、特許文献1では送りねじ軸を駆動する駆動部がベースに直接固定されるのに対し、ナット部材はベースに固定されたガイド板に案内支持されるため、部品単品でのばらつきや組み付けのばらつきにより、ねじ軸の軸心とナット部材の軸心(雌ねじ部の軸心)との位置が正確に合致せず作動に悪影響をきたすおそれがある。
従って、本発明は、送りねじ軸と、該送りねじ軸に螺合する雌ねじ部を有するナット部材を有し、該ナット部材の進退でランバーサポートの位置を調整するランバーサポート装置において、送りねじ軸とナット部材の軸心のずれが生じる可能性が低く、円滑に作動するランバーサポート装置を得ることを目的とする。
本発明によるランバーサポート装置は、シートフレームに固定されるベース部材と;該ベース部材に固定される駆動部と;上記駆動部によって回転駆動されるねじ軸と;上記ねじ軸に螺合する雌ねじ部を有し、上記ねじ軸の回転により直進移動するスライダと;一端部が上記シートフレームに保持され、他端部が上記スライダによって上記一端部側へ押圧されることで湾曲変形するマット部材と;を有し、上記スライダは上記ベース部材に直進移動可能に案内支持されていることを特徴としている。
上記駆動部は、好ましい一態様では、上記ねじ軸の周囲に位置して上記ベース部材に係合する駆動部位置決め部を備え、上記スライダは、上記雌ねじ部の周囲に位置して上記ベース部材に係合するスライダ位置決め部を備えている。
また、上記ベース部材には、上記スライダのスライダ位置決め部を案内支持するガイド部を形成し、上記駆動部位置決め部を該ガイド部に係合させることができる。
上記駆動部は、具体的には、上記ベース部材に、上記ねじ軸の軸方向移動を規制する締結部材によって固定し、上記締結部材は、上記駆動部の上記ねじ軸の径方向の位置調整を可能にするべく、該駆動部に形成した大径挿入孔に上記ねじ軸の径方向のクリアランスを与えて挿入することができる。
本発明によれば、送りねじ軸と、該送りねじ軸に螺合する雌ねじ部を有するスライダを有し、該スライダの進退でランバーサポートの位置を調整するランバーサポート装置において、送りねじ軸を有する駆動部と、スライダとを同一のベース部材に支持したので、送りねじ軸とスライダの雌ねじ部の軸心のずれが生じる可能性が低く、円滑に作動するランバーサポート装置を得ることができる。
本発明によるランバーサポート装置を組立状態で後方から見た斜視図であって、可撓ロアマットが最後方位置にある状態を示している。 同可撓ロアマットが最前方位置にある状態を示す斜視図である。 図2の側面図である。 本発明によるランバーサポート装置の分解状態の斜視図である。 可撓ロアマット単体の背面斜視図である。 図1のランバーサポート装置に背面カバーを装着した状態の斜視図である。 本発明によるランバーサポート装置の可撓ロアマットとスライダの結合状態を示す、ベースプレートを除いて描いた部分拡大斜視図である。 図7のVIII-VIII線に沿う断面図である。 ベースプレートと、該ベースプレートに支持された駆動モータユニット及びスライダ部分の拡大斜視図である。 図6のX-X線に沿う断面図である。 図9のXI-XI線に沿う断面図である。 図9のXII-XII線に沿う断面図である。
図は、本発明によるランバーサポート装置100の一実施形態を示している。以下の説明では、「上下前後左右」を車両に搭載した状態のシートを基準に図に示した方向とし、左右方向の中心から左右外方を「外方」とする。ランバーサポート装置100は、シートバック内に固定されるフレーム部材(シートフレーム)10、フレーム部材10の上部に固定される固定アッパマット20、中間部から下部に支持される可撓ロアマット(可撓マット部材、ランバーサポート)30、フレーム部材10の下部に固定されるベースプレート(ベース部材)40、ベースプレート40に支持される駆動モータユニット(駆動部)50、ベースプレート40に可動に支持され、駆動モータユニット50によって昇降運動するスライダ(ナット部材)60、及び可撓ロアマット30とスライダ60を結合する板ばね(ブラケット)(補強結合体)70を主たる構成要素としている。
金属線材を曲折加工してなるフレーム部材10は、左右対称な形状をなしており、下方から上方に順に、左右方向に延びる下端水平部11、下端水平部11から一旦後方外方上方に延びた後、前方内方上方に戻る外方膨出部12、外方膨出部12から上方に延びる(図3参照)の上方延長部13、上方延長部13の上端部に形成した外方屈曲水平部14、外方屈曲水平部14の上端から上方にかつ外方に傾斜して延びる外方延長部15、及び外方延長部15の上端から上方に延びる上端垂直部16を有している。上方延長部13は、図3、図4に明らかなように、下方の垂直部13aと、垂直部13aの上端から後方に傾斜して延びる後方傾斜部13bとからなっている。上方延長部13の垂直部13aと下端水平部11はほぼ同一の平面上に位置しており、垂直部13aと後方傾斜部13bは、シートバックの上部後方傾斜形状に対応している。
樹脂材料の成形品からなる固定アッパマット20及び可撓ロアマット30は、フレーム部材10と同様に、左右対称な形状をなしている。このうち固定アッパマット20は、中央上部にU字状の切欠部21を有する板状部品であり、その左右に、フレーム部材10の外方延長部15に掛け止められる上方フック22と下方フック23を有している。また、上方フック22の上下に位置させてフレーム部材10の外方延長部15の内外に位置して係合する(外方延長部15を挟み込む)振れ止め突起24と25を備えている。26は、固定アッパマット20の剛性を部分的に高める剛性付与突起である。
可撓ロアマット30は、本ランバーサポート装置100を内蔵したシートの着座者の背骨部分を含む背中の後部に位置する板状部品であり、その上端部にフレーム部材10の外方屈曲水平部14に掛け止められる掛け止めフック31を有している。図5は可撓ロアマット30を背面から見た形状を描いている。この可撓ロアマット30には、その上方の前面中央に、上下方向に延びる剛性板挿入溝33が形成されている。この剛性板挿入溝33には剛性を高める金属板34が挿入されている。
縦長の金属板34は、下方が開放された二股部34aと、各二股部34aに開口する上下方向に長い長孔34bを備えており、剛性板挿入溝33には、二股部34a内に位置して金属板34の落下を防ぐ凸部33aと、長孔34bに係合する弾性爪33bが形成されている。弾性爪33bは、U字状のスリット33cによって下端部が自由な片持ち梁状に形成されている。剛性板挿入溝33の周縁には金属板34の縁部に係合して脱落を防ぐ係止爪33dが形成されている。金属板34は、可撓ロアマット30の剛性を高める(曲がりにくくする)作用をし、二股部34aの強度及び長さによって、可撓ロアマット30の下方の曲がり易さ及び曲がり始める位置を変化させることができる。
可撓ロアマット30の下方の平板部36には、左右一対の対称形状の着力部35が形成されている。着力部35は、U字状のスリット35aによって画成されており、下端部が自由な片持ち梁状をしている。着力部35は、下端部に着力バー部35bを有し、着力バー部35bの上方に、中心側に位置する結合板ばね支持部35cと、外側に位置する、フレーム部材10の上方延長部13との結合溝35dを有している。以上の左右の着力部35の着力バー部35bには、以下に説明するように、その下方から駆動モータユニット50によって昇降運動するスライダ60が係合し、スライダ60の昇降運動によって可撓ロアマット30が湾曲変形する。
駆動モータユニット50とスライダ60を支持するベースプレート40は、フレーム部材10に固定されている。詳細には、ベースプレート40は左右非対称な部材であり、上下方向に長い板状部42には、上端が開放された上下方向に長い長溝(ガイド部)41が形成されている。また、板状部42には、その下端部に前方に突出する固定アーム43が曲折形成され、その上端部に長溝41の左右の一方に位置して前方に突出する固定アーム44が曲折形成されている。固定アーム43は、固定ブラケット43aを介してフレーム部材10の下端水平部11に固定されており、固定アーム44は、固定ブラケット44aを介してフレーム部材10の一方の上方延長部13に固定されている。
ベースプレート40には、また、板状部42の上端部に、長溝41の左右において前方と後方に突出する駆動部支持アーム45と46が曲折形成されている。この駆動部支持アーム45と46上には、駆動モータユニット50が固定される。
駆動モータユニット50は、アッパケース51とロアケース52の間に、駆動モータ53と、駆動モータ53によって回転駆動されるウォームホイル54を挟着支持したもので、ウォームホイル54と同軸一体に、ベースプレート40の長溝41に沿って伸びる送りねじ軸(ねじ軸)55が結合されている。
ロアケース52には、図9、図10に示すように、その下端部に、送りねじ軸55を囲む筒状部52aが形成されており、この筒状部52aから径方向外方に突出させて一対の径方向突起52bが形成されている。各径方向突起52bには、ベースプレート40の長溝41に嵌まる係合溝52c(図11)が形成されていて、この係合溝52cの内面に、ベースプレート40の板状部42に係合する複数の位置決め突起52d(同)が形成されている。これらの筒状部52a、径方向突起52b、係合溝52c及び位置決め突起52dは、駆動モータユニット50の位置決め部を構成する。筒状部52aの下端部は、スライダ60の上方移動端を規制する。
スライダ60は、ベースプレート40の長溝41に嵌まる左右一対の摺動溝(スライダ位置決め部)61(図7はベースプレート40を除いて描いている)を有する本体部62と、この本体部62から左右に延びて可撓ロアマット30の着力部35の着力バー部35bと係合する一対の押圧アーム(押圧部)63と、送りねじ軸55に螺合する雌ねじ部64を有している。
ベースプレート40の長溝41には、スライダ60の摺動溝61と、駆動モータユニット50の径方向突起52bの係合溝52cを順に嵌める。すなわち、スライダ60の摺動溝61をベースプレート40の長溝41に嵌めると同時に、雌ねじ部64に駆動モータユニット50の送りねじ軸55を螺合させ、次いで、駆動モータユニット50のロアケース52の係合溝52cをベースプレート40の長溝41に嵌める。ロアケース52の径方向突起52bの係合溝52cの上端は閉じており(有底であり)、この有底部がベースプレート40の長溝41の上端部において板状部42に当接することで、ロアケース52(駆動モータユニット50)のねじ軸55方向の位置が定まる。このように、同一のベースプレート40の長溝41(を形成した板状部42)に、スライダ60とその駆動源である駆動モータユニット50を支持することにより、ねじ軸55の正逆回転によってスライダ60を円滑に長溝41に沿って直進移動させることができる。
なお、送りねじ軸55のスライダ60からの突出端には、ダンパリング(ワッシャ)55aを嵌めた後、かしめナット55bをかしめて送りねじ軸55に固定し、スライダ60の下方移動端を規制している。ダンパリング55aは、スライダ60と当接した後、送りねじ軸55が逆転するとき、異音の発生を防止する。
駆動モータユニット50(アッパケース51とロアケース52)には、図12に示すように、固定ボルト(締結部材)56を緩通させる一対の大径挿入孔57が形成されている。固定ボルト56は、ワッシャ付き大径頭部56aと、無ねじ部56bと、無ねじ部56bより小径の先端雄ねじ部56cとを順に有し、ベースプレート40の駆動部支持アーム45と46には、固定ボルト56の先端雄ねじ部56cを螺合させる雌ねじ部45aと46aが形成されている。固定ボルト56は、大径挿入孔57に嵌めてその先端雄ねじ部56bを駆動部支持アーム45と46の雌ねじ部45aと46aに螺合させられる。この状態では、図12に示すように、固定ボルト56の無ねじ部56bと大径挿入孔57との間には径方向のクリアランスcが存在し、駆動モータユニット50は、このクリアランスの範囲内で、ベースプレート40上において、送りねじ軸55の径方向に位置調整ができる。従って、固定ボルト56を緩めた状態で、送りねじ軸55とスライダ60の雌ねじ部64との正常螺合状態を維持しつつ(軸心のずれを生じさせることなく)、スライダ60とモータ駆動ユニット50のベースプレート40に対する位置を調整し、調整後固定ボルト56を締めることで、送りねじ軸55の軸方向移動を規制してベースプレート40上の正しい位置に駆動モータユニット50を固定することができる。
可撓ロアマット30の一対の着力部35とスライダ60とは、着力部35の剛性アップ部材を兼ねる板ばね(ブラケット)70によって次のように結合されている。上述のように、一対の着力部35の着力バー部35bの下端部には、スライダ60の左右の押圧アーム63が当接する。図8、図4に示すように、着力バー部35bと押圧アーム63の当接部は、ほぼ水平な平面部35b1と平面部63aからなっており、押圧アーム63の下面は、略四半凸円筒面63bからなっている。この略四半凸円筒面63bの一部には、外方に突出する抜止突起(離脱防止部)63cが突出形成されている。
着力部35の結合板ばね支持部35cには、下方から順に、板ばね70を挿入する挿入ブリッジ35c1と、逆U字状のスリット35c2によって上端部を自由端部とした片持ち梁状の弾性爪35c3と、抜止突起35c4とが形成されており、弾性爪35c3の先端部には、係止爪35c5が形成されている。
一方、板ばね70は、挿入ブリッジ35c1から挿入される平板部71と、平板部71の下端部を押圧アーム63の略四半凸円筒面63bに沿うように滑らかに曲折させた略四半凹円筒部72を有し、平板部71の上端部には係止孔73が形成されている。また略四半凹円筒部72には、押圧アーム63の略四半凸円筒面63bと板ばね70の略四半凹円筒部72の相対回動角度が所定値を超えたとき、押圧アーム63の抜止突起63cに係合して、着力部35(着力バー部35b)と押圧アーム63の離脱を防止する抜止部74(離脱防止部)が形成されている。また押圧アーム63には、板ばね70とは反対側において、可撓ロアマット30の着力部35の平面部35b1より上方に突出する係止爪63d(図8)が形成されており、この係止爪63dと板ばね70の略四半凹円筒部72との間に、着力部35を保持する。
以上の板ばね70は、次のように、可撓ロアマット30の着力部35(着力バー部35b)と、スライダ60の押圧アーム63を結合し、両者の離脱を防止する。スライダ60の押圧アーム63の平面部63aを可撓ロアマット30の着力バー部35bの平面部35b1に当接または近接させた状態において、板ばね70の平板部71を挿入ブリッジ35c1に挿入し、弾性爪35c3を弾性変形させながら、平板部71の先端を抜止突起35c4の下面に挿入する。すると、係止孔73の位置が係止爪35c5と一致したとき、係止爪35c5が係止孔73に入って係合する。この状態では、板ばね70の略四半凹円筒部72が押圧アーム63の略四半凸円筒面63bに当接してスライダ60の平面部63aが着力バー部35bの平面部35b1に当接する(図8)。このとき、抜止部74は、抜止突起63cの前方に位置する。この組立状態において、仮に後部から力を与えて可撓ロアマット30を前方に移動させたとしても、押圧アーム63の略四半凸円筒面63bと板ばね70の略四半凹円筒部72が相対回動した後、板ばね70の抜止部74が押圧アーム63の抜止突起63cに当接して、可撓ロアマット30の着力部35(着力バー部35b)と、スライダ60の押圧アーム63との離脱を防止する。
また板ばね70は、可撓ロアマット30の結合板ばね支持部35cに支持された状態では、可撓ロアマット30の下方の剛性を高め、曲がりにくくする。板ばね(補強結合体)70は、鋼材等の金属材料から構成することができるが、必ずしも板状でなくてもよい。
以上のランバーサポート装置100は、駆動モータユニット50により送りねじ軸55を正逆に回転駆動してスライダ60をベースプレート40の長溝41に沿って移動させると、可撓ロアマット30の着力部35が押圧されて該可撓ロアマット30が弾性変形し、着座者の背骨側への突出量が変化する。このとき、スライダ60の押圧アーム63の略四半凸円筒面63bと板ばね70の略四半凹円筒部72は滑らかに相対回動するため、可撓ロアマット30をスムースに湾曲動作させることができる。そして、送りねじ軸55を有する駆動モータユニット50はベースプレート40の長溝41の端部に固定され、スライダ60は、同じ長溝41に支持されているので、送りねじ軸55と雌ねじ部64の同軸性を保証して円滑な作動を確保することができる。図1はスライダ60が下降端にある状態を描いており、図2はスライダ60が上昇端にある状態を描いている。
なお、本ランバーサポート装置100は、完成状態ではフレーム部材10の背面にカバー80が装着される(図6、図8、図10)。この背面カバー80には、その下端部に、駆動モータユニット50を上方から囲む庇部81が形成されている。
100 ランバーサポート装置
10 フレーム部材(シートフレーム)
11 下端水平部
12 外方膨出部
13 上方延長部
13a 垂直部
13b 後方傾斜部
14 外方屈曲水平部
15 外方延長部
16 上端垂直部
20 固定アッパマット
30 可撓ロアマット(可撓マット部材、ランバーサポート)
31 掛け止めフック
33 剛性板挿入溝
33a 凸部
33b 弾性爪
33c 係止爪
34 金属板
34a 二股部
34b 長孔
35 着力部
35a U字状スリット
35b 着力バー部
35b1 平面部
35c 結合板ばね支持部
35c1 挿入ブリッジ
35c2 逆U字状スリット
35c3 弾性爪
35c4 抜止突起
35c5 係止爪
36 平板部
40 ベースプレート(ベース部材)
41 長溝(ガイド部)
42 板状部
43 44 固定アーム
43a 44a 固定ブラケット
45 46 駆動部支持アーム
45a 46a 雌ねじ部
50 駆動モータユニット(駆動部)
51 アッパケース
52 ロアケース
52a 筒状部(駆動部位置決め部)
52b 径方向突起(駆動部位置決め部)
52c 係合溝(駆動部位置決め部)
52d 位置決め突起(駆動部位置決め部)
53 駆動モータ
54 ウォームホイル
55 送りねじ軸(ねじ軸)
55a ダンパリング
55b かしめナット
56 固定ボルト(締結部材)
56a ワッシャ付き大径頭部
56b 無ねじ部
56c 先端雄ねじ部
57 大径挿入孔
60 スライダ(ナット部材)
61 摺動溝(スライダ位置決め部)
62 本体部
63 押圧アーム(押圧部)
63a 平面部
63b 略四半凸円筒面
63c 抜止突起(離脱防止部)
64 雌ねじ部
70 板ばね(補強結合体)
71 平板部
72 略四半凹円筒部
73 係止孔
74 抜止部(離脱防止部)
80 カバー部材
81 庇部

Claims (4)

  1. シートフレームに固定されるベース部材と;
    該ベース部材に固定される駆動部と;
    上記駆動部によって回転駆動されるねじ軸と;
    上記ねじ軸に螺合する雌ねじ部を有し、上記ねじ軸の回転により直進移動するスライダと;
    一端部が上記シートフレームに保持され、他端部が上記スライダによって上記一端部側へ押圧されることで湾曲変形するマット部材と;
    を有し、
    上記スライダは上記ベース部材に直進移動可能に案内支持されていることを特徴とするランバーサポート装置。
  2. 請求項1記載のランバーサポート装置において、上記駆動部は、上記ねじ軸の周囲に位置して上記ベース部材に係合する駆動部位置決め部を有し、上記スライダは、上記雌ねじ部の周囲に位置して上記ベース部材に係合するスライダ位置決め部を有するランバーサポート装置。
  3. 請求項2記載のランバーサポート装置において、上記ベース部材には、上記スライダのスライダ位置決め部を案内支持するガイド部が形成され、上記駆動部位置決め部は、該ガイド部に係合するランバーサポート装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載のランバーサポート装置において、上記駆動部は、上記ベース部材に、上記ねじ軸の軸方向移動を規制する締結部材によって固定されており、上記締結部材は、上記駆動部の上記ねじ軸の径方向の位置調整を可能にするべく、該駆動部に形成した大径挿入孔に上記ねじ軸の径方向のクリアランスを与えて挿入されているランバーサポート装置。
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