JP2016068239A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】トレイ部を動作させるための機構を簡素化すること。
【解決手段】昇降と回動を行うロボット本体部12と、ロボット本体部12より下方に設けられたベース部11と、を備えるロボットであって、ロボット本体部12に設けられて下方向に突出する凸部12cと、ベース部11とロボット本体部12の間に設けられ、凸部12cが挿入される挿入部16cを有するトレイ部16と、トレイ部16の動作を所定の直線方向に規制するガイド手段11a、16dと、を備え、ロボット本体部12が下方に移動して、凸部12cがトレイ部16の挿入部16cに挿入された状態でロボット本体部12が回動した場合に、トレイ部16がガイド手段11a、16dによって規制された方向に移動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、搬送物を積載するトレイ部を有するロボットに関する。
従来、このような分野の技術として、特開平02−167688号公報がある。この公報に記載された搬送車では、多関節型ロボットを搬送車の前方に位置させ、搬送物収納部(トレイ)をその後方に位置させている。
この搬送車では、ロボットハンドによって搬送物を搬送物収納部への収納するとき、又は搬送物を搬送物収納部から取り出すときには、搬送物収納部と多関節型ロボットの間を遠ざけるように搬送物収納部を移動させる。これにより、搬送物収納部がロボットハンドの動作を妨げない状態にする。また搬送車の移動時には、搬送物収納部と多関節型ロボットの間を近づけるように、搬送物収納部を移動させる。これにより、収納作業や取り出し作業が容易に行えると共に、搬送路に狭い部分があったとしても移動が容易になる。
特開平02−167688号公報
しかしながら前述した従来の搬送車では、搬送物収納部がパラレルリンクを介して接続されている。この搬送車にはDCモータが設けられており、DCモータから与えられた駆動力によってパラレルリンクを動作させ、搬送物収納部を横方向に移動させる。しかしながら、搬送物収納部を任意の位置に動作させるための機構を複雑しなければならないという問題があった。
本発明は、トレイ部を動作させるための機構を簡素化したロボットを提供することを目的とする。
本発明にかかるロボットは、昇降と回動を行う昇降回転部と、前記昇降回転部より下方に設けられた非昇降部と、を備えるロボットであって、前記昇降回転部に設けられて下方向に突出する凸部と、前記非昇降部と前記昇降回転部の間に配置され、前記凸部が挿入される挿入部を有するトレイ部と、前記トレイ部の動作を所定の直線方向に規制するガイド手段と、を備え、前記昇降回転部が下方に移動して、前記凸部が前記トレイ部の前記挿入部に挿入された状態で前記昇降回転部が回動した場合に、前記トレイ部が前記ガイド手段によって規制された方向に移動する。
これにより、所定の位置に昇降回転部が配置された状態で、昇降回転部が旋回動作することによって、トレイ部を出し入れすることができる。
これにより、トレイ部を動作させるための機構を簡素化することができる。
ロボットの外観を示す斜視図である。 トレイを収納させた状態を示す正面図である。 トレイを排出させた状態を示す正面図である。 図2のIV−IV断面図である。 図3のV−V断面図である。 昇降回転部を上昇させた状態を示す正面図である。 昇降回転部を上昇させ回転部を回転させた状態を示す正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、ロボット1は、ロボット1のベース部(非昇降部)11と、ベース部11より上方に位置するロボット本体部(昇降回転部)12と、ロボット本体部12を回転させる回転部13と、ロボット本体部12に設けられたアーム部15と、ベース部11とロボット本体部12の台座12aと間に配置された平板状のトレイ部16と、を備える。
図2〜図5に示すように、ベース部11は上面が平坦な円盤状である。ベース部11の上部中央には、回転部13の下端が連結されている。ベース部11の上面には、ロボット本体部12の台座12aに設けられた凸部12cの回転軌跡の接線方向であって、所定の直線方向に延びた凸状のガイド部11aが設けられている。またベース部11の下部には、複数の車輪21が設けられている。ベース部11の内部には、モータからなる走行用駆動部(図示せず)と、走行用駆動部及び後述する各駆動部の動作を制御する制御部(図示せず)が設けられている。車輪21は、走行用駆動部からの駆動力によって動作する。またベース部11には、回転部13を回転駆動させるためのモータを有する回転用駆動部(図示せず)が設けられている。
ロボット本体部12は、台座12aと、台座12a上に設けられた胴部12bと、を備える。台座12aの下部には凸部12cが形成されている。例えばロボット本体部12は、回転部13に設けられた昇降用駆動部(図示せず)の回転方向の駆動力を、ボールネジを用いた機構により上下方向の駆動力に変換することで、回転部13に対して昇降動作を行う。また、胴部12bにはアーム部15の基部が上下するように連結されている。例えば、胴部12bには上下方向に延在する溝部(図示せず)が設けられており、アーム部15の基部が挿入され、この基部はモータ駆動するアーム昇降用駆動部(図示せず)により、胴部12bに対して上下方向に動作する。
回転部13は、ベース部11から鉛直上方に延在する円柱である。回転部13には、ロボット本体部12が昇降自在な状態で連結されている。ここで、回転部13に対してロボット本体部12は、回転方向には変位せず、昇降方向にのみ変位するようにガイドされた状態で連結されている。上下方向に延在する回転部13は、ベース部11に設けられた回転用駆動部の駆動力により回動する。ここで回転部13とロボット本体部12は、回転方向には変位しない状態で連結されていることから、ロボット本体部12は、回転部13の回動と一緒に回動する。なお回転部13には、ロボット本体部12を昇降させるためのモータを有する昇降用駆動部が設けられている。
図1に示すように、アーム部15は多関節アームであり、先端側に把持部15aを備える。アーム部15は、胴部12b内に設けられたアーム昇降用駆動部により昇降動作を行う。把持部15aは、例えば先端部が二股に分かれており、搬送物を挟むことにより搬送物を把持する。アーム部15は、把持部15aがトレイ部16に届くように十分に長く、しかも自由に動き得る関節を有している。これによって、把持部15aが把持した搬送物をトレイ部16に載置することや、トレイ部16に載置されていた搬送物を把持部15aにより把持することができる。
図4及び図5に示すように、トレイ部16は、アーム部15で把持された物品を載置する載置部16aと、載置部16aに一体的に設けられた支持部16bと、を備える。支持部16bには、ロボット本体部12の台座12aに設けられた凸部12cが挿入される切欠き状の挿入部16cと、ガイド部11aと嵌合状態であって、トレイ部16を直線的にガイドするスライド部16dと、が設けられている。トレイ部16は、上下方向に薄い平板である。載置部16aは幅が広く形成されており、支持部16bは幅が狭く且つ長く形成されている。トレイ部16は、アーム部15に把持された搬送物を載置部16aに載置する場合や、載置部16aに載置された物体を取り出す場合には、ロボット1の内部に格納された状態から、外部に排出した状態になる。
トレイ部16の載置部16aが排出されている場合には、載置部16aに搬送物を容易に載置できる。支持部16bの挿入部16cは、ガイド部11aにより規制される所定の直線方向に対して垂直な方向に延在する。挿入部16cは、一端が開口したコの字状を有する。
ここで図6に示すように、ロボット本体部12が上方向に移動した場合には、挿入部16cは凸部12cが挿入されない状態となる。図7に示すように、ロボット本体部12が上方向に移動した状態で回転部13が回転した場合、凸部12cはトレイ部16と係合していないため、トレイ部16は何も影響を受けない。また図2及び図3に示すように、ロボット本体部12が下方に移動したときに、挿入部16cに凸部12cが挿入された状態となる。挿入部16cに凸部12cが挿入された状態で回転部13が回転した場合には、凸部12cは、挿入部16cの延在方向に摺動しながら、その移動軌跡における接線方向に力を加える。ここで、挿入部16cは、凸部12cが接触するために平行に延在する接触面16eと、接触面16fを有する。なお、挿入部16cは、凸部12cが円弧状に動いたときに、端面16gまで凸部12cが到達しないように長く形成されている。
スライド部16dは、トレイ部16の下面において、ガイド部11aと嵌合した状態になっていて、ガイド部11a上で摺動する。これにより、トレイ部16は所定の直線方向にのみ動作するようにガイドされる。
次に、ロボット1の動作について説明する。
図1に示すように、ロボット1はトレイ部16を格納した状態で走行を行う。これにより、狭いスペースであっても、トレイ部16を壁などに衝突させずに走行させることができる。
ロボット1が搬送物の近くまで移動した後には、ロボット1は、トレイ部16を格納した状態から排出させるように動作する。まず、ロボット本体部12を降下させた状態で、回転部13が回転して、凸部12cが挿入部15aの直上に位置するように位置合わせを行い、その後、ロボット本体部12を更に降下させる。これにより図2に示すように、凸部12cは、トレイ部16の挿入部15aに挿入された状態となる。その後、回転部13が図5の矢印方向に回転することにより、凸部12cは回転部13の軸を中心にして円弧状に動く。そして、凸部12cは、円弧状の移動軌跡を描きながら移動しながら、接触面16eに力を加える。言い換えると、凸部12cは、挿入部16cの延在する方向に摺動しながら接触面16eに力を加え、トレイ部16を、ガイド部11aにより規制された所定の直線方向に移動させる。これにより、載置部16aがロボット1から排出された状態となる。なお、ガイド部11aの延在方向の端部にはマグネットによるラッチ機構が設けられており、トレイ部16がガイド部11aに沿って動作して載置部16aが完全に排出した状態となったときに、トレイ部16の揺動を防止する。
ロボット1が搬送物を把持して載置部16aに載置させる場合には、図6に示すように、ロボット本体部12が上昇する。これにより、凸部12cが挿入部16cから抜去された状態となる。その後、図7に示すように、アーム部15で搬送物を把持するために回転部13によって回転動作を行う。ここで、凸部12cと挿入部16cとは接触していないため、ロボット1が回転部13によって回転動作した場合や、ロボット本体部12によって昇降動作した場合であっても、トレイ部16は、これらの回転動作及び昇降動作の影響を受けない。すなわちトレイ部16は、載置部16aがロボット1の外側に排出した状態が維持される。その後、アーム部15で把持した物体を、載置部16aに載置する。
トレイ部16をロボット1内に収納する場合には、回転部13を回転させることにより、凸部12cがトレイ部16の挿入部16cの直上に配置されるように位置合わせを行い、その後、ロボット本体部12を下降させる。これにより図3に示すように、凸部12cは挿入部16cに挿入された状態となる。その後、回転部13を、トレイ部16が排出させたときと反対方向に動作させる。これによりトレイ部16は排出させたときと反対方向に後進するので、トレイ部16が収納された状態となる。すなわち凸部12cは、挿入部16cの延在方向に摺動しながら接触面16fに力を加えることで、トレイ部16をガイド部11aにより規制された所定の直線方向に移動させ、トレイ部16を収納する。なお、トレイ部16が完全に収納された状態となった場合には、ガイド部11aの端部に設けられたマグネットを用いたラッチ機構によって揺動が防止される。
このようにして、トレイ部16が収納された状態と排出された状態を、ロボット本体部12の回転を利用することにより変更することができる。また、ロボット本体部12の回転によりトレイ部16を進退させるか否かは、ロボット本体部12による昇降状態を変更することによって決定することができる。したがって、トレイ部16を動作させるための複雑な動力源や機構を必要とせず、ロボット1が搬送物の把持等を行うための動作に用いる動力源や機構を利用してトレイ部16の出し入れを操作することができ、機構を簡素化することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、回転部13を回すための回転用駆動部がベース部11に設けられているものとして説明したが、回転部13自体に設けられていてもよい。同様に、昇降用駆動部はロボット本体部12に設けられていても良く、アーム昇降用駆動部がアーム部15自体に設けられていても良い。また、各駆動部は上記以外の場所に設けられていても良い。
ロボット本体部12は、2つのモータの動作の組み合わせによって回転動作と上下運動の状態を自在に変更できるボールスプラインネジを用いることにより、回動と昇降運動とを制御することとしても良い。
上記では、それぞれモータの駆動力により各部が動作するように記載したが、モータの駆動力を適切に伝達させるために、減速機などの機構を用いても良いことは言うまでも無い。
また、ロボット1には、1つのアーム部15のみが設けられているものとして説明したが、複数のアーム部15が設けられていても良い。
挿入部16cはコの字型に形成されているものが望ましいが、凸部12cの軌道の接線方向に対して垂直方向に延在する長孔や長溝であっても良い。
ガイド部11aの形状は、凸部12cの移動軌跡における接線方向であって、所定の直線方向に長く形成された凸部であり、スライド部16dはガイド部11aと嵌合しているものとして説明したが、それ以外の形状でもよい。例えばガイド部11aにはレールを設けておき、スライド部16dはガイド部11aに設けられたレール上を動作する構造としても良い。
制御部による各駆動部の制御は、例えば人によるコントローラからの入力や、予め入力されたプログラム等に基づいて行うことができる。
1…ロボット、11…ベース部(非昇降部)、11a…ガイド部、12…ロボット本体部(昇降回転部)、12a…台座、12b…胴部、12c…凸部、13…回転部、15…アーム部、15a…把持部、16…トレイ部、16a…載置部、16b…支持部、16c…挿入部、16d…スライド部、16e…接触面、16f…接触面、16g…端面、21…車輪

Claims (1)

  1. 昇降と回動を行う昇降回転部と、前記昇降回転部より下方に設けられた非昇降部と、を備えるロボットであって、
    前記昇降回転部に設けられて下方向に突出する凸部と、
    前記非昇降部と前記昇降回転部の間に配置され、前記凸部が挿入される挿入部を有するトレイ部と、
    前記トレイ部の動作を所定の直線方向に規制するガイド手段と、を備え、
    前記昇降回転部が下方に移動して、前記凸部が前記トレイ部の前記挿入部に挿入された状態で前記昇降回転部が回動した場合に、前記トレイ部が前記ガイド手段によって規制された方向に移動する、
    ロボット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106625769A (zh) * 2016-11-23 2017-05-10 上海螺趣科技有限公司 一种服务机器人
WO2020012797A1 (ja) * 2018-07-13 2020-01-16 株式会社松浦機械製作所 工具収納方法

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