JP2016067341A - ペット用トイレ - Google Patents

ペット用トイレ Download PDF

Info

Publication number
JP2016067341A
JP2016067341A JP2014203834A JP2014203834A JP2016067341A JP 2016067341 A JP2016067341 A JP 2016067341A JP 2014203834 A JP2014203834 A JP 2014203834A JP 2014203834 A JP2014203834 A JP 2014203834A JP 2016067341 A JP2016067341 A JP 2016067341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
main body
bottom plate
pet
toilet sand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014203834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5665249B1 (ja
Inventor
征史 伊藤
Masashi Ito
征史 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ito Masashi Advertising Office Kk
Original Assignee
Ito Masashi Advertising Office Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ito Masashi Advertising Office Kk filed Critical Ito Masashi Advertising Office Kk
Priority to JP2014203834A priority Critical patent/JP5665249B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5665249B1 publication Critical patent/JP5665249B1/ja
Publication of JP2016067341A publication Critical patent/JP2016067341A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Abstract

【課題】トイレ砂と糞尿の処理を効率的且つ衛生的に行えると共に、ペットにとって安全で、意匠も優れたペット用トイレを提供する。
【解決手段】底板部分12と周壁部分13からなる本体部11に、その底面と周壁部分13を覆うトイレ処理用袋31を施し、その状態で一対の割型21a,21bからなる容器状のトイレ敷設部21を内嵌設置する。各割型21a,21bには、その底板部分22a,22bに多数の穿孔24a,24bが、下面に他方の割型との接合部に沿ってスペーサ25a,25bが、また囲い壁部分の上端に本体部11の周壁部分13に係合する外向きフランジ26a,26bがそれぞれ形成されている。そして、それらの上側にカバー部41がトイレ敷設部21の底板部分22a,22bだけを開放して外嵌する。ペットが引っ掛けるような部品はなく、トイレ砂と糞尿をトイレ処理用袋31で簡単に回収できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、猫等のペットが排泄を行うためのペット用トイレに関する。
従来から、ペット用トイレについては様々な方式のものが提案されているが、排泄物の処理に係るものが極めて多く、例えば下記特許文献1〜5に開示されているような発明がある。
しかしながら、それら発明のペット用トイレでは、“掃除に手間がかかる”、“掃除をこまめに行う必要がある”、“ スコップ等の道具を要する”、“掃除の際に手や指を汚す恐れがある”、また“特別なトイレ砂やシートを要してコストがかかる”といった問題点があった。
そこで、本願出願人は、前記問題点を解消させるべく下記特許文献6に係るペット用トイレを提案した。
そのペット用トイレは図12に示され、同図の(A)は外観斜視図、(B)は(A)におけるV-V矢視断面図に相当する。
まず、このペット用トイレ100は、トイレ砂載置部101、箱形の本体部102及び袋体103で構成されている。
ここで、トイレ砂載置部101は、多数の孔が形成されている板材が折り畳み可能に接続された簀の子101aと、簀の子101aの折れ部の両端に設けられたリング部101bと、そのリング部101bにコ字状のアームを接続させた持ち手部101cとからなる。
一方、本体部102は、上部が開放された箱状の基本的形態をなし、内側壁面にトイレ砂載置部101の周縁部裏面側を載置する設置用段差102aが形成されていると共に、底部がシートを載置可能な受け部102bとなっている。
また、袋体103は、図13(A)に示すように予め水分吸収シート103aを内蔵して、その開口部は紐103bを絞ることで閉鎖され、逆に、同図(B)に示すように開口部を手で強制的に拡げると紐103bが開口部の周りにfり出されて開放され、その開放状態で図12に示した態様にて本体部102の底面、内壁面及び上側枠壁部に覆設される。
このペット用トイレ100の使用に際しては、図14(A)に示すようにトイレ砂111をトイレ砂載置部101の簀の子101aの上にばら撒いて簀の子101a全体を覆うようにする。
そして、図14(B)に示すようにトイレ砂111を撒いた簀の子101aの上に猫112が入って排泄を行うと、尿は簀の子101aの孔を通過して水分吸収シート103aに吸収され、糞についてはトイレ砂111の上に滞留するが、その水分はトイレ砂111に吸収される。
一方、掃除をする際には、図14(C)に示すように、トイレ砂載置部101の持ち手部101cを持ち上げると、簀の子101aはその折れ部がリング部101bで上側へ引き上げられる態様で両側へ傾斜し、トイレ砂111と糞を水分吸収シート103aの上に滑落させる。
この場合、持ち手部101cを持ち上げているだけであり、またトイレ砂載置部101を水洗いする際にも持ち手部101cで簀の子101aを吊り下げた状態で行えるため、手を汚さずに簡単な作業で簀の子101aを洗浄できる。
また、トイレ砂111の交換だけでそのまま使用を継続するときには、トイレ砂111と糞を水分吸収シート103aの上に落とした後、そのまま簀の子101aを戻して新たなトイレ砂111を入れるだけで掃除は完了し、その場合は簀の子101aを持ち上げてそのまま降ろすだけで足りるため、きわめて簡単でかつ短時間に作業が完了する。
更に、トイレ砂111と糞を水分吸収シート103aの上に落とした後は、図14(D)に示すように袋体103の紐103bを絞れば、水分吸収シート103aとトイレ砂111や糞尿を袋体103の内部に収納した状態で開口部を閉鎖することができる。
したがって、この処理作業においても手を汚すことなく簡単且つ迅速に行うことができると共に、このペット用トイレ100の周囲や本体部102も汚さないようにできるという利点がある。
実開平6−60338号公報 特開2013−70664号公報 特開2008−141956号公報 特開平3−10755号公報 特開2006−109808号公報 特許第5563727号公報
前記のように、特許文献6のペット用トイレ100に係る発明は、掃除に道具を要さないだけでなく、掃除の作業が極めて簡単で手や指を汚すことなく衛生的に行うことを可能にしている。
しかしながら、図12及び図14から明らかなように、トイレ砂載置部101の持ち手部101cがコ字状アームを介して簀の子101aのリング部101bに取り付けられている構成上、ペット用トイレ100の設置状態では持ち手部101cが本体部102の上側枠壁部に倒れかかっており、ペットが本体部102の上側枠部を越えてトイレ砂111の上に入ろうとする際に、体の一部が持ち手部101cに引っ掛かって怪我をするような事態が生じ得る。
また、持ち手部101cは掃除の際に必要なだけであって、通常の設置・使用状態では不要な部品であり、それが常時外観に現れていることは意匠上好ましくない。
さらに、本体部102の上側枠壁部には袋体103の開口部が覆設されているが、ペットがその覆設部分の袋生地を爪で引っ掻いて破損させる可能性があり、その場合には袋体103によるトイレ砂111や糞尿の処理が適性にできなくなることがある。
また、ペット用トイレ100は室内に設置されることが多く、本体部102の上側枠壁部に袋体103が覆設されていると、外観上いかにも見苦しい印象を与える。
そこで、本発明は、特許文献6のペット用トイレの長所をそのまま備えながら、前記課題を解消したペット用トイレを提供することを目的として創作された。
本発明は、底板部分とその周縁に沿って立設した周壁部分とが一体形成されている本体部と、柔軟性を備えた袋体であって、前記本体部の底板部分から周壁部分の内側面に沿って展開され、更に前記袋体の開口部が前記本体部の周壁部分の上端から外側面を覆う大きさを有しているトイレ処理用袋と、前記本体部の周壁部分の内側に内嵌設置される一対の割型からなるトレイ状容器であって、前記トレイ状容器の半分を構成する前記各割型の底板部分における前記本体部の底板部分との対向面側にスペーサが形成されていると共に、前記各割型の囲い壁部分の上端における少なくとも他方の割型との接合部から最も離隔している区間には、前記トイレ処理用袋の覆設面を介して前記本体部の周壁部分の上端と係合当接する外向きフランジが形成されているトイレ砂敷設部と、前記トイレ処理用袋を施すと共に、前記トイレ砂敷設部を設置した状態の前記本体部に対して外嵌する枠状体であって、前記トイレ砂敷設部の底板領域の上側を開放させている一方、少なくとも前記トイレ砂敷設部のフランジ部及び前記トイレ処理用袋に覆われている前記本体部の周壁部分の外側を覆うように構成されたカバー部とを備えたことを特徴とするペット用トイレに係る。
本発明において、本体部は底板部分と周壁部分とからなり、上部が開放された箱状の基本的形態をなし、トイレ処理用袋によって底面と内壁面及び周壁部分の上端から外側面が覆われる。
そして、一対の割型からなるトレイ状容器であるトイレ砂敷設部が本体部の周壁部分の内側に内嵌設置せしめられるが、各割型はその底板部分に設けたスペーサによって本体部の底板部分から離隔した状態で支持されると共に、外向きフランジが本体部の周壁部分の上端と係合することによっても支持されている。
ところで、本体部にトイレ砂敷設部が内嵌設置せしめられた状態では、トイレ処理用袋の大半がトイレ砂敷設部の下側に隠れてしまうが、本体部の周壁部分の外側には未だ一部が露出している。
これに対しては、ペット用トイレとしての意匠をより優れたものにすることと併せて、カバー部を外嵌させることによって本体部の周壁部分に露出しているトイレ処理用袋を内側に隠すようにしている。
本発明のペット用トイレは、本体部にトイレ処理用袋を施し、トイレ砂敷設部を内嵌設置させた後、カバー部を外嵌させることによりペット用トイレが組み立てられ、トイレ砂敷設部における各割型の底板部分にトイレ砂を撒いて使用に供される。
なお、トイレ砂敷設部の各割型の底板部分に多数の穿孔を施すか否かはトイレの使用条件により選択される。
すなわち、ペットの尿量がトイレ砂の吸水容量で補える場合(ペットの尿量が小さい場合やトイレ砂の交換を頻繁に行う場合)には穿孔を施しておく必要はないが、ペットの尿量がトイレ砂の吸水容量で補えない場合については、トイレ砂敷設部を構成する各割型の底板部分に多数の穿孔を形成しておくと共に、トイレ処理用袋に水分吸収シートを内蔵したものを適用し、水分吸収シートをトイレ砂敷設部の穿孔形成領域に対向する位置に載置する。
本発明のペット用トイレでは、使用に供されて尿を吸収し糞が混入したトイレ砂の交換が必要になった場合には、トイレ砂敷設部の各割型の外向きフランジを同時に又は順次に引き起こして底板部分を傾斜させる。
その操作によって、各割型の底板部分に撒かれていた使用後のトイレ砂は底板部分から滑落して本体部の底板部分の略中央部に堆積する。
その場合、本体部側には予めトイレ処理用袋が覆設されているため、前記のように堆積した使用後のトイレ砂はそのままトイレ処理用袋に収容されて廃棄される。なお、トイレ処理用袋が水分吸収シートを内蔵している場合にあっては、尿を吸収した水分吸収シートも使用後のトイレ砂と共にトイレ処理用袋で収容・廃棄される。
したがって、本発明のペット用トイレによれば、トイレ砂敷設部の各割型に対する前記作業はトイレ砂に手を触れずに簡単且つ迅速に行うことができ、また外向きフランジは本体部の周壁部分とカバー部との間にあって、トイレ砂もペットも接触し得ない位置にあるため、上記特許文献6のペット用トイレと同様に、トイレ砂や排泄物の処理作業を衛生的に行うことができる。
そして、本発明のペット用トイレでは、上記特許文献6のペット用トイレのようにトイレ砂載置部に持ち手部に相当するようなものは設けておらず、またトイレ処理用袋の袋体が外部に露出しない構成になっているため、上記特許文献6のペット用トイレで課題とされているペットに対する安全性の問題、ペットが袋体を破損させる可能性の問題及び使用状態における意匠上の問題を全て合理的に解消している。
本発明のペット用トイレにおいて、前記トイレ砂敷設部を構成する前記各割型の底板部分に形成されるスペーサは、前記各割型同士の接合部における各底板部分相互の接合部分に沿ってそれぞれ形成されていることが望ましい。
この構成によれば、外向きフランジが本体部の周壁部分の上端と係合していることと相俟って、ペットの体重が大きい場合にあっても、簡素なスペーサの配置によりトイレ砂敷設部の中央部を強力に支持できる。
また、本発明のペット用トイレにおいて、前記トイレ砂敷設部を構成する前記各割型における他方の割型との接合部から最も離隔した区間に形成されている外向きフランジの一部には、把手用孔を形成しておくことが望ましい。
各割側の外向きフランジを本体部の周壁部分の上端との係合状態から引き起こす際に、把手用孔に指を掛けて行うようにすれば操作がより容易になり、また、各割型を水洗浄した場合などに、把手用孔をフックなどに引っ掛けて割型を乾燥させることが可能になる。
また、本発明のペット用トイレにおいては、前記トイレ砂敷設部の各割型における囲い壁部分が、各割型同士の接合部に近い区間において、前記接合部から離隔するにつれて壁の高さが増大する弧状又は傾斜状に形成されており、前記トイレ砂敷設部の各割型における底板部分と囲い壁部分との連続部分が、少なくとも前記接合部から最も離隔している区間において、弧状曲面又は傾斜状面で形成されていることが望ましい。
トイレ砂敷設部の本体部に対する内嵌条件によっては、各割型と本体部の内壁面との抵触によって回転が妨げられる場合があるが、各割型を前記のような形状や曲面に形成しておくことにより、各割型の外向きフランジを本体部の周壁部分の上端との係合状態から引き起こす際に各割型が円滑に回転する。
更に、各割型を同時に引き起こした場合には、囲い壁部分が前記弧状に形成されていることにより、各割型の回転に伴って接合していた底板部分の縁部が除々に離隔してゆき、使用後のトイレ砂と糞をトイレ処理用袋の中央領域に効率よく堆積させることができ、トイレ処理用袋によるトイレ砂と糞の収容・廃棄を容易にする。
また、本発明のペット用トイレの前記トイレ砂敷設部の各割型については、前記各割型の囲い壁部分における上端の全区間に外向きフランジが形成されており、前記各割型同士の接合部における各外向きフランジ相互の接合部分をヒンジ機構で連結し、且つ前記トイレ砂敷設部の各割型における底板部分と囲い壁部分との連続部分が、少なくとも前記接合部から最も離隔している区間において、弧状曲面又は傾斜状面で形成された構成にしてもよい。
トイレ砂敷設部を各割型がヒンジ機構で連結した一体のものとして取り扱うことができ、また、機能的には、各割型を一方ずつ引き起こしても、双方を同時に引き起こしても、使用後のトイレ砂と糞をトイレ処理用袋の中央領域に効率よく堆積させることができる。
本発明のペット用トイレによれば、上記特許文献6のペット用トイレと同様にトイレ砂や糞尿の処理作業を効率的且つ衛生的に行えると共に、次のような有意な効果を奏する。
(1) ペットが敷設したトイレ砂の上に出入りする際に体を引っ掛けてしまうような部品がないため、ペットに対する安全性の確保が図れる。
(2) カバー部によってペットがトイレ処理用袋に触れることができない構成になっていることにより、ペットがトイレ処理用袋の袋体を引っ掻いて破損させるような不都合は生じない。
(3) 上記特許文献6のペット用トイレにおける持ち手部のような外部に露出した部品が存在せず、またトイレ処理用袋はカバー部によって外部に露出しないようになっているため、意匠的に優れたものを実現できる。
(4) トイレ砂敷設部の各割型の外向きフランジを本体部の周壁部分の上端から引き起こすだけで、使用後のトイレ砂や排泄物をトイレ処理用袋の中央領域にまとめて堆積させることができ、トイレ処理用袋の閉鎖作業がより簡単に実行できるようになる。
(5) トイレ砂敷設部の各割型はプラスチック成形品として製造でき、上記特許文献6の場合のように簀の子とリング部と持ち手部からなる機構的結合部品ではないため、洗浄が比較的簡単に行える。
(A)は本発明の実施例1のペット用トイレに係る本体部の外観斜視図、(B)は(A)におけるQ-Q矢視断面図である。 (A)は本発明の実施例1のペット用トイレに係るトイレ砂敷設部を構成する各割型の外観斜視図、(B)は(A)におけるR-R矢視断面図である。 (A)は本発明の実施例1のペット用トイレに係るトイレ処理用袋の開口部が閉じた状態での外観斜視図、(B)は開口部を開放した状態でのトイレ処理用袋の外観斜視図である。 (A)は本発明の実施例1のペット用トイレに係るカバー部の外観斜視図、(B)は(A)におけるS-S矢視断面図である。 (A)〜(C)及び(E)は本発明の実施例1のペット用トイレの組み立て段階を示す図である。(D)は(C)の組み立て段階図におけるT-T矢視断面図である。 (A)は本発明の実施例1のペット用トイレに係る組み立て完了後の外観斜視図、(B)は(A)におけるU-U矢視断面図である。 (A)〜(D)及び(G)は本発明の実施例1のペット用トイレの使用方法を示す外観斜視図である。(E)及び(F)は各割型を本体部側から同時に引き起こした場合におけるトイレ砂等の滑落状態を示す断面図である。 本発明の実施例2のペット用トイレに係る本体部及びトイレ砂敷設部を構成する各割型の外観斜視図である。 本発明の実施例3のペット用トイレに係るトイレ砂敷設部の外観斜視図である。 本発明の実施例3のペット用トイレに係るトイレ砂敷設部を本体部に内嵌設置した状態での断面図である。 本発明の実施例3のペット用トイレにおいて各割型を本体部側から同時に引き起こした場合の状態を示す断面図である。 (A)は従来技術のペット用トイレに係る外観斜視図、(B)は(A)におけるV-V矢視断面図である。 (A)は従来技術のペット用トイレに係るトイレ処理用袋の開口部が閉じた状態での外観斜視図、(B)は開口部を開放した状態でのトイレ処理用袋の外観斜視図である。 (A)〜(D)は従来技術のペット用トイレの使用方法を示す外観斜視図である。
以下、本発明のペット用トイレの実施例について図面(図1〜図11)を参照しながら詳細に説明する。
[実施例1]
図1〜図4はこの実施例のペット用トイレの構成部品を示している。
先ず、図1は本体部11を示し、本体部11は底板部分12と周壁部分13とからなる方形箱状の基本形態をなしている。
ただし、周壁部分13はその上端部分には全周に亘って外側へ突出したリブ14が形成されており、上端面が幅広くなっている。また、底板部分12についても周壁部分13の外壁面より外側へ一定幅だけ大きな平面形状を有すると共に、周壁部分13の外壁面から前記リブ14の突出幅に相当する位置には段差15が形成されている。
図2は一対の割型21a,21bからなるトイレ砂敷設部21を示し、このトイレ砂敷設部21は2つの割型21a,21bが接合することでトレイ状容器の形態をなし、その接合状態で後述するように前記本体部11の周壁部分13の内側に内嵌設置される。
そして、トイレ砂敷設部21を構成する各割型21a,21bは次のような形態的特徴を備えている。
(1) 各割型21a,21bは、それぞれ底板部分22a,22bと三方の囲い壁部分23a,23bとを備えて前記トレイ状容器の半分を構成し、各底板部分22a,22bには多数の穿孔24a,24bが形成されている。
(2) 各割型21a,21b同士が接合した場合に各底板部分22a,22bが相互に当接する部分に沿って、下側向きに帯板状のスペーサ25a,25bが形成されている。
(3) 囲い壁部分23a,23bの上端には、他方の割型との接合部に近い区間を除き、外向きフランジ26a,26bが形成されている。
(4) 囲い壁部分23a,23bにおける他方の割型との接合部に近い区間は、接合部から離隔するにつれて壁の高さが増大する円弧状の形状に形成されている。(円弧状の形成部分:27a,27b)
(5) 底板部分22a,22bと囲い壁部分23a,23bとの連続部分は、他方の割型との接合部から最も離隔している区間では円弧状の曲面に形成されている。(円弧状の曲面部分:28a,28b)
図3はトイレ処理用袋31を示し、基本的には上記特許文献6のペット用トイレで使用している袋体(図13)と同様のものであり、予め水分吸収シート32を内蔵しており、その開口部33が紐34を絞ることで閉鎖され[図3(A)]、逆に開口部33を拡げると紐34が繰り出されて開放状態となる[図3(B)]。
図4はカバー部41を示す。このカバー部41は本体部11に外嵌する枠状体であり、基枠部分42と、その3つの枠辺の上側に一体形成された立壁部分43と、基枠部分42の上部位置で内向きに形成された係合フランジ44とからなる。
以上の構成部品を用いて、本実施例のペット用トイレは図5(A)〜(E)の手順で組み立てられる。
先ず、図5(A)に示すように、トイレ処理用袋31の開口部33を拡げて開放状態とし、それを本体部11の底板部分12から周壁部分13の内側表面に展着し、更に開口部33の近傍部分が本体部11のリブ14から周壁部分13の外側表面までを覆う態様で周設される。
また、トイレ処理用袋31の水分吸収シート32は本体部11の底板部分12の中央領域に位置するように載置される。
そして、図5(B)に示すように割型21a,21bからなるトイレ砂敷設部21を本体部11の周壁部分13の内側に内嵌設置させる。すなわち、各割型21a,21bの外向きフランジ26a,26bをトイレ処理用袋31で覆われている本体部11のリブ14の上側に載置させると、各割型21a,21bはそれぞれのスペーサ25a,25bを接合させて本体部11に内嵌設置され、その状態では図5(C),(D)に示すように各割型21a,21bによってトレイ状容器が構成されている。
その場合、トイレ砂敷設部21の底板部分22a,22bにおける穿孔24a,24bの形成領域の下側にトイレ処理用袋31の水分吸収シート32が載置されており、且つ各割型21a,21bの外向きフランジ26a,26bとスペーサ25a,25bによって底板部分22a,22bが水分吸収シート32から離隔した状態で支持されていることになる。
図5(C),(D)のように本体部11にトイレ処理用袋31が施されてトイレ砂敷設部21が設置されると、図5(E)に示すようにカバー部41が上側から外嵌せしめられる。
その場合、本体部11側に内嵌設置されているトイレ砂敷設部21の外向きフランジ26a,26bの上側に対してカバー部41の係合フランジ44が係合すると共に、トイレ砂敷設部21の外向きフランジ26a,26bの外周側面及び本体部11のリブ14と段差15の外周側面に対してカバー部41の基枠部分42が外嵌することになる。
その結果、図6(A)に示すように、カバー部41は係合フランジ44が構成する枠内にトイレ砂敷設部21の底板部分22a,22bを開放させた状態で本体部11に外嵌固定され、また、カバー部41の立壁部分43が前記開放部分の三方を囲むことになって、丁度ハーフドーム型のペット用トイレが構成される。
そして、図6(B)からも明らかなように、カバー部41が外嵌されることにより、本体部11に施されているトイレ処理用袋31が外部に殆んど露出しないようになっている。
以上の手順で組み立てられた本実施例のペット用トイレは、図7(A)〜(G)の順序で使用される。
先ず、図7(A)に示すように、図6の状態に組み立てられたペット用トイレのトイレ砂敷設部21の底板部分22a,22bに所要量のトイレ砂50を撒いてペット(この場合は猫)51のトイレ利用に供する。
そして、図7(B)に示すように、予め習慣付けられているペット51はペット用トイレのトイレ砂50の上で排尿・排便を行うが、排尿についてはトイレ砂50によってある程度吸収されるものの、その余の尿についてはトイレ砂敷設部21の底板部分22a,22bに形成されている穿孔24a,24bを通過してトイレ処理用袋31の水分吸収シート32の上に滴下し、同水分吸収シート32によって吸収される。
ところで、上記背景技術の欄で説明したように、ペット用トイレは一定期間ごとに掃除がなされ、トイレ砂50を交換することになる。
掃除に際して、この実施例のペット用トイレでは、先ず、図7(C)に示すようにカバー部41を本体部11に対する外嵌状態から取り外す。
カバー部41の取り外しによって、本体部11に内嵌設置されているトイレ砂敷設部21が表れ、各割型21a,21bで構成されている底板部分22a,22bには排尿・排便がなされたトイレ砂50が載っているが、この実施例のペット用トイレでは、図7(D)に示すように、各割型21a,21bの外向きフランジ26a,26bをトイレ処理用袋31で覆われている本体部11のリブ14の上側から引き起こし、各割型21a,21bの底板部分22a,22bを内側に傾斜させてトイレ砂50をトイレ処理用袋31の上に滑落させる。
その場合、各割型21a,21bは、スペーサ25a,25bの位置を支点、外向きフランジ26a,26bを力点として、底板部分22a,22bに載荷されたトイレ砂50を持ち上げるように回転せしめられるため、当然にスペーサ25a,25bの位置から最も遠い位置にある外向きフランジ26a,26bの部分を引き起こすのが合理的であるが、図7(E)は外向きフランジ26a,26bを同時に引き起こしたときの状態を示す。
図7(E)に示されるように、各割型21a,21bの外向きフランジ26a,26bを同時に引き起こすと、囲い壁部分23a,23bにおける他方の割型との接合部に近い区間の円弧状の形成部分27a,27bが相互に当接し合い、各割型21a,21bが回転するにつれて、水分吸収シート32の上に載っている各スペーサ25a,25bの先端を外側へ摺動させながら各割型21a,21b間の隙間を除々に拡げてゆく。
したがって、各割型21a,21bの外向きフランジ26a,26bを引き起こしてゆくと各底板部分22a,22bのトイレ砂50は各割型21a,21b間の隙間へ滑落してゆき、図7(F)に示すように、各割型21a,21bを90°回転させて外向きフランジ26a,26b同士が接合した状態では、トイレ砂50は水分吸収シート32のほぼ中央にまとまって堆積した状態となる。
以降、図7(G)に示すように、水分吸収シート32と使用後の糞尿の混在したトイレ砂50をトイレ処理用袋31でまとめて回収して廃棄することになるが、前記のようにトイレ砂50が水分吸収シート32のほぼ中央に堆積していると、水分吸収シート32の開口部33を本体部11の周壁部分13から外して閉じる際の作業が容易になり、トイレ砂50を周囲に撒き散らすことなく、簡単に開口部33を紐34で閉じることができる。
なお、この実施例では、トイレ砂敷設部21を構成する各割型21a,21bの底板部分22a,22bに多数の穿孔24a,24bを形成しておき、ペット51の排尿を穿孔24a,24bから下側へ滴下させてトイレ処理用袋31の水分吸収シート32で受けて吸収させるようにしているが、ペット51の排尿量が少なく、トイレ砂50の交換を頻繁に行うような場合には、トイレ砂50だけで排尿の吸収を賄うことができ、前記底板部分22a,22bに対する穿孔24a,24bの形成は不要であり、またトイレ処理用袋31に水分吸収シート32を内蔵させなくてもよい。
また、各割型21a,21bのスペーサ25a,25bは各底板部分22a,22bが相互に当接する部分に沿って形成されているが、スペーサとしては、トイレ砂50の重量とペット51の体重が載荷重量としてかかる各底板部分22a,22bを本体部11の底板部分12から離隔させて支持する機能を備えていればよく、必ずしもこの実施例の位置や形態による必要はない。
また、この実施例では、各割型21a,21bの外向きフランジ26a,26bが他方の割型との接合部に近い区間以外の長い区間に亘って形成されているが、外向きフランジ26a,26bは各底板部分22a,22bにかかる前記載荷重量を支えると共に、各割型21a,21bを引き起こす際の把手としての機能を有しており、前記載荷重量をスペーサによって十分に支持できていれば、引き起こしのための力が小さくても足りるように、他方の割型との接合部から最も離隔した区間に設けておくだけでもよい。
また、この実施例では、各割型21a,21bの囲い壁部分23a,23bにおける他方の割型との接合部に近い区間が円弧状の形成部分27a,27bとなっているが、各割型21a,21bを引き起こす際に各割型21a,21bの回転が妨げられなければよく、必ずしも円弧状に形成する必要はなく、円弧以外の弧状や傾斜状の形状にしてもよい。
更に、本体部11に対してトイレ砂敷設部21(割型21a,21b)が緩く内嵌している場合やトイレ砂敷設部21が浅いトレイ状容器である場合には、各割型21a,21bの回転を確保するための前記形状的工夫はあえて必要とされない場合もある。
また、この実施例では、底板部分22a,22bと囲い壁部分23a,23bとの連続部分の内の他方の割型との接合部から最も離隔している区間が円弧状の曲面28a,28bとなっているが、前記形状的工夫と同様に、各割型21a,21bの回転が確保できる場合には必ずしも円弧状の曲面等として形成する必要はなく、円弧以外の弧状曲面や傾斜状面としてもよい。
また、この実施例では、本体部11の周壁部分13の上端には全周に亘って外側へ突出したリブ14が形成されており、これは周壁部分13の補強のために施されたものであるが、周壁部分13が充分な強度を有している場合には必ずしも設ける必要はない。
その他、この実施例では、カバー部41がその基枠部分42の3つの枠辺の上側に立壁部分43を形成しているためにハーフドーム型のペット用トイレになっているが、立壁部分43を設けずに箱型のペット用トイレとしてもよく、また基枠部分の上側をドーム状に覆うと共に、そのドームの一部に出入口を形成した形態のカバー部を適用することでドーム型のペット用トイレとしてもよい。
なお、本体部11が方形箱状の基本形態をなしており、トイレ砂敷設部21(割型21a,21b)、トイレ処理用袋31及びカバー部41もそれに対応した形態とされているが、本体部11を円形や楕円形の箱状形態としてもよく、当然にその場合には他の構成部品もそれに対応する形態とされる。
また、この実施例のトイレ処理用袋31は予め開口部33に設けられている紐34の繰出し/絞りによって開口部33の開閉が行えるようになっているが、必ずしも紐34が設けられている必要はなく、別途に紐を用意しておいて開口部33を締め結ぶようにしてもよく、さらには、トイレ処理用袋31の容量がトイレ砂50の量に対して充分な大きさを有していれば、開口部33付近のシート自体で結び目を作る態様で閉鎖することもできる。
[実施例2]
この実施例は、トイレ砂敷設部21の各割型21a,21bについての変形に係り、図8に示すように、各割型21a,21bにおける他方の割型との接合部から最も離隔した区間にある外向きフランジ26a,26bの一部に把手用孔29a,29bを形成した点に特徴がある。
また、本体部11の周壁部分13の上端に設けられているリブ14には、トイレ砂敷設部21(割型21a,21b)が内嵌設置された状態で外向きフランジ26a,26bの前記把手用孔29a,29bに対応する位置に切欠き16a,16bが形成されている。
このように、各割型21a,21bの外向きフランジ26a,26bに把手用孔29a,29bを形成しておくと、図7(D),(E),(F)に示したように各割型21a,21bを引き起こす際に、本体部11の切欠き16a,16bの下側から各割型21a,21bの把手用孔29a,29bに指を引っ掛けて行うことができ、各割型21a,21bの引き起こし作業が容易になる。ただし、図8では示していないが、本体部11にはトイレ処理用袋31が施されているため、把手用孔29a,29bに指を引っ掛ける際には、トイレ処理用袋31を切欠き16a,16bの部分で内側に押しやる必要がある。
また、外向きフランジ26a,26bの把手用孔29a,29bは、各割型21a,21bを水洗浄した後に乾燥させるときに、フック等に引っ掛けるための孔としても利用できる。
なお、本体部11の周壁部分13に補強の必要がなくリブ14が施されていない場合には、前記切欠き16a,16bを形成する必要がないことは当然である。
[実施例3]
この実施例もトイレ砂敷設部21の変形に係り、図9に示される。
先ず、トイレ砂敷設部61の各割型61a,61bの囲い壁部分63a,63bは三方の全区間に形成されており、各割型61a,61bの外向きフランジ66a,66bも全区間に形成されている。
各割型61a,61bにおける、それ以外の部分は図8に示した割型21a,21bと同様であるが、この実施例は、各割型61a,61b同士の接合部における各外向きフランジ66a,66b相互の接合部分をヒンジ機構69,70で連結した点に特徴がある。
また、この実施例のトイレ砂敷設部61は、各割型61a,61bにおける底板部分62a,62bと囲い壁部分63a,63bとの連続部分が、前記接合部から最も離隔している区間において円弧状の曲面部分68a,68bとして形成されている。
したがって、図10に示すように、この実施例のトイレ砂敷設部61を本体部11に内嵌設置した状態においては、各割型61a,61bが外向きフランジ66a,66b相互間でヒンジ機構69,70によって連結されていることを除いて、上記の各実施例と同様である。
そして、各割型61a,61bの外向きフランジ66a,66bを本体部11の周壁部分13のリブ14から引き起こすと、図11に示すように、各割型61a,61bはヒンジ機構69,70を中心に回転し、水分吸収シート32の上に載っている各スペーサ65a,65bの先端を外側へ摺動させながら各割型61a,61bの底板部分62a,62b間の隙間を拡げてゆく。
また、各割型61a,61bの接合部から最も離隔している区間の円弧状の曲面部分68a,68bは、各割型61a,61bが引き起こされる際に本体部11の周壁部分13の内面が常に抵触しない条件を成立させており、各割型61a,61bの円滑な回転を可能にしている。
その結果、各割型61a,61bの底板部分62a,62bに載っている使用後のトイレ砂(図示せず)は前記隙間へ滑落してゆき、実施例1の図7(E),(F)で説明した場合と同様に、水分吸収シート32のほぼ中央にまとめて堆積させることができ、引いてはトイレ処理用袋31による糞尿とトイレ砂の効率的な回収を実現する。
本発明は家庭で猫や犬を飼う場合に必要となるペット用トイレに適用できる。
11…本体部、12…底板部分、13…周壁部分、14…リブ、15…段差、16a,16b…切欠き、21…トイレ砂敷設部、21a,21b…割型、22a,22b…底板部分、23a,23b…囲い壁部分、24a,24b…穿孔、25a,25b…スペーサ、26a,26b…外向きフランジ、27a,27b…円弧状の形成部分、28a,28b…円弧状の曲面部分、29a,29b…把手用孔、31…トイレ処理用袋、32…水分吸収シート、33…開口部、34…紐、41…カバー部、42…基枠部分、43…立壁部分、44…係合フランジ、50…トイレ砂、51…ペット、61…トイレ砂敷設部、61a,61b…割型、62a,62b…底板部分、63a,63b…囲い壁部分、65a,65b…スペーサ、66a,66b…外向きフランジ、68a,68b…円弧状の曲面部分、69,70…ヒンジ機構、100…ペット用トイレ、101…トイレ砂載置部、101a…簀の子、101b…リング部、101c…持ち手部、102…本体部、102a…設置用段差、102b…受け部、103…袋体、103a…水分吸収シート、103b…紐。

Claims (6)

  1. 底板部分とその周縁に沿って立設した周壁部分とが一体形成されている本体部と、
    柔軟性を備えた袋体であって、前記本体部の底板部分から周壁部分の内側面に沿って展開され、更に前記袋体の開口部が前記本体部の周壁部分の上端から外側面を覆う大きさを有しているトイレ処理用袋と、
    前記本体部の周壁部分の内側に内嵌設置される一対の割型からなるトレイ状容器であって、前記トレイ状容器の半分を構成する前記各割型の底板部分における前記本体部の底板部分との対向面側にスペーサが形成されていると共に、前記各割型の囲い壁部分の上端における少なくとも他方の割型との接合部から最も離隔している区間には、前記トイレ処理用袋の覆設面を介して前記本体部の周壁部分の上端と係合当接する外向きフランジが形成されているトイレ砂敷設部と、
    前記トイレ処理用袋を施すと共に、前記トイレ砂敷設部を設置した状態の前記本体部に対して外嵌する枠状体であって、前記トイレ砂敷設部の底板領域の上側を開放させる一方、少なくとも前記トイレ砂敷設部のフランジ部及び前記トイレ処理用袋に覆われている前記本体部の周壁部分の外側を覆うように構成されたカバー部と
    を備えたことを特徴とするペット用トイレ。
  2. 前記トイレ砂敷設部を構成する前記各割型の底板部分に多数の穿孔が形成されていると共に、前記トイレ処理用袋が水分吸収シートを内在しており、前記トイレ処理用袋の前記本体部への取り付けに際しては、前記水分吸収シートを前記トイレ砂敷設部の穿孔形成領域に対向する位置に載置することとした請求項1に記載のペット用トイレ。
  3. 前記トイレ砂敷設部を構成する前記各割型の底板部分に形成されるスペーサが、前記各割型同士の接合部における各底板部分相互の接合部分に沿ってそれぞれ形成されている請求項1又は請求項2に記載のペット用トイレ。
  4. 前記トイレ砂敷設部を構成する前記各割型における他方の割型との接合部から最も離隔した区間に形成されている外向きフランジの一部に把手用孔を形成した請求項1、請求項2又は請求項3に記載のペット用トイレ。
  5. 前記トイレ砂敷設部の各割型における囲い壁部分が、各割型同士の接合部に近い区間において、前記接合部から離隔するにつれて壁の高さが増大する弧状又は傾斜状に形成されており、前記トイレ砂敷設部の各割型における底板部分と囲い壁部分との連続部分が、少なくとも前記接合部から最も離隔している区間において、弧状曲面又は傾斜状面で形成されている請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載のペット用トイレ。
  6. 前記トイレ砂敷設部の各割型における囲い壁部分の上端の全区間に外向きフランジが形成されており、前記各割型同士の接合部における各外向きフランジ相互の接合部分をヒンジ機構で連結し、且つ前記トイレ砂敷設部の各割型における底板部分と囲い壁部分との連続部分が、少なくとも前記接合部から最も離隔している区間において、弧状曲面又は傾斜状面で形成されている請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載のペット用トイレ。
JP2014203834A 2014-10-02 2014-10-02 ペット用トイレ Active JP5665249B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014203834A JP5665249B1 (ja) 2014-10-02 2014-10-02 ペット用トイレ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014203834A JP5665249B1 (ja) 2014-10-02 2014-10-02 ペット用トイレ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5665249B1 JP5665249B1 (ja) 2015-02-04
JP2016067341A true JP2016067341A (ja) 2016-05-09

Family

ID=52569443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014203834A Active JP5665249B1 (ja) 2014-10-02 2014-10-02 ペット用トイレ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5665249B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018186189A1 (ja) * 2017-04-07 2018-10-11 ユニ・チャーム株式会社 動物用トイレ
JP2018191618A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 進展工業株式会社 ペット用トイレ
JP2020039332A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 竹内 常雄 分離合体する動物用トイレ容器
JP2020096608A (ja) * 2020-01-31 2020-06-25 進展工業株式会社 ペット用トイレ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0624457U (ja) * 1992-08-31 1994-04-05 伸光 高宮 ペット用トイレ
JP2000188988A (ja) * 1998-12-28 2000-07-11 Noriko Sato ペット用トイレ
JP2007244366A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Reiko Sefranek ネコトイレ用糞便除去ネット
JP5433281B2 (ja) * 2009-04-08 2014-03-05 花王株式会社 ペット用トイレ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018186189A1 (ja) * 2017-04-07 2018-10-11 ユニ・チャーム株式会社 動物用トイレ
JP2018191618A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 進展工業株式会社 ペット用トイレ
JP2020039332A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 竹内 常雄 分離合体する動物用トイレ容器
JP7185220B2 (ja) 2018-09-13 2022-12-07 常雄 竹内 分離合体する動物用トイレ容器
JP2020096608A (ja) * 2020-01-31 2020-06-25 進展工業株式会社 ペット用トイレ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5665249B1 (ja) 2015-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5665249B1 (ja) ペット用トイレ
US7434539B2 (en) Waste disposal system
US4711198A (en) Throw away cat litter box
KR101954771B1 (ko) 조립식 배변판 어셈블리
EP3178314A1 (en) Closed litter box for pets
US5267530A (en) Self cleaning cat litter box
US20080105207A1 (en) Waste receptacle
CA2359247A1 (en) Multi purpose house for pets
JP2006204230A (ja) ペット用トイレ
US20170231190A1 (en) Easy Clean Animal Litter Box
JP2014100143A (ja) 吸収パッド
CN201888141U (zh) 宠物笼
US20100275853A1 (en) Pet Litter Receptacle
TWI441592B (zh) 貓便盆
US20210144952A1 (en) Small Animal Cage With Integrated Cleaning Door
US10258019B1 (en) Quick sifting dog proof litter device
US5645013A (en) Pet litter box
US20130036982A1 (en) Flip n Go
JP5563727B1 (ja) ペット用トイレ
JP2000188988A (ja) ペット用トイレ
WO2008089011A2 (en) Waste receptacle
JP3088484U (ja) 固まらない粒状物を使用する為のペット用便器
KR20120004948A (ko) 일회용 고양이 화장실
JP6863754B2 (ja) 犬トイレ用小便補助具
KR200360422Y1 (ko) 애견용 배설물 받침

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20141028

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20141202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5665249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250