JP2016065986A - 遮音性能診断装置、遮音性能診断方法 - Google Patents

遮音性能診断装置、遮音性能診断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リフォーム前とリフォーム後における遮音性能について簡単に把握することができる遮音性能診断装置、遮音性能診断方法を提供する。
【解決手段】改修前の床材を表す床材情報を入力する第1の入力部と、前記第1の入力部から入力される床材情報に基づいて、床材情報と遮音性能とを対応づけた遮音性能情報を記憶する記憶部から、前記改修前の床の遮音性能を表す改修前遮音性能を取得する第1の取得部と、改修後の床材を表す床材情報を入力する第2の入力部と、前記第2の入力部から入力される床材情報に基づいて、前記記憶部から前記改修後の床の遮音性能を表す改修後遮音性能を取得する第2の取得部と、前記改修前遮音性能と前記改修後遮音性能とを比較し、比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する出力部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遮音性能診断装置、遮音性能診断方法に関する。
マンションや戸建て等の住宅においてリフォームを行う場合、施主等の利用者は、一般に、内装について、設置可能な材料の中から任意に選択することが可能である。例えば、床のリフォームを行う場合、フローリング、二重床、絨毯等のうち、どの仕上げ材を用いるか、また、その仕上げ材の厚さをどの程度にするか等を選択することが可能である。施工主は、選択された仕上げ材に従い、床下地の上に設置することで施工する。この仕上げ材は、その材質や厚さ等によって、遮音性能が異なる。
ところで、設備の設計を簡単に行うための技術として、特許文献1に、排水設備における排水管継手の種類、排水立て管及び排水横主管の寸法の決定を容易に行うことができる排水設備の設計表が開示されている。
また、特許文献2に、遮音シミュレートに関する技術が記載されている。
特許第4668240号公報 特開2008−051935号公報
しかしながら、近年では、マンション等においては、新築時とリフォーム時とでは、遮音性能に関するルールが異なっていたり、リフォームの際、隣接する部屋等の周囲への配慮から、遮音性能を見直すことがある。この場合、施主は、下層階に対する遮音性能が同等かそれ以上となることを考慮し、仕上げ材を選択する場合がある。その際、施主は、一般に、仕上げ材の材質や厚さから遮音性能について把握仕様としても、選択した仕上げ材の遮音性能が、リフォーム前の遮音性能と同等かそれ以上となるのか、把握しにくい。そのため、仕上げ材を決定しにくいという問題がある。
一方、上述の特許文献1では、設備の設計を簡単に行うことが可能となるものであるが、排水設備における排水管継手の種類、排水立て管及び排水横主管の寸法の決定を容易に決定できる点に留まるものであり、床の仕上げ材を簡単に決定できるためのものではない。
また、上述の特許文献2では、遮音に関するシミュレートを行った結果に基づく遮音状況を体感し、遮音構造の選択を行うことができるが、リフォームを行うにあたり、床の遮音に関してどのような点を検討すべきか、具体的には開示されていない。また、特許文献2では、リフォーム前とリフォーム後の遮音性能の違いを把握しやすくする点についても具体的な検討は、なされていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、リフォーム前とリフォーム後における遮音性能について簡単に把握することができる遮音性能診断装置、遮音性能診断方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、改修前の床材を表す床材情報を入力する第1の入力部と、前記第1の入力部から入力される床材情報に基づいて、床材情報と遮音性能とを対応づけた遮音性能情報を記憶する記憶部から、前記改修前の床の遮音性能を表す改修前遮音性能を取得する第1の取得部と、改修後の床材を表す床材情報を入力する第2の入力部と、前記第2の入力部から入力される床材情報に基づいて、前記記憶部から前記改修後の床の遮音性能を表す改修後遮音性能を取得する第2の取得部と、前記改修前遮音性能と前記改修後遮音性能とを比較し、比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する出力部と、を有する。
また、本発明は、上述の遮音性能診断装置において、前記記憶部は、前記遮音性能診断装置内に設けられている。
また、本発明は、上述の遮音性能診断装置において、前記記憶部は、前記遮音性能診断装置外の外部装置に設けられており、前記第1の取得部及び第2の取得部は、前記外部装置と通信を行うことで遮音性能を取得する。
また、本発明は、上述の遮音性能診断装置において、前記床材情報は、スラブの厚さと下地構成と床仕上げ材の材質を表す情報とが含まれる。
また、本発明は、上述の遮音性能診断装置において、前記出力部は、前記第2の入力部から床材情報が入力される毎に、その入力された床材情報に基づく比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する。
また、本発明は、第1の入力部が、改修前の床材を表す床材情報を入力し、第1の取得部が、前記第1の入力部から入力される床材情報に基づいて、床材情報と遮音性能とを対応づけた遮音性能情報を記憶する記憶部から、前記改修前の床の遮音性能を表す改修前遮音性能を取得し、第2の入力部が、改修後の床材を表す床材情報を入力し、第2の取得部が、前記第2の入力部から入力される床材情報に基づいて、前記記憶部から前記改修後の床の遮音性能を表す改修後遮音性能を取得し、出力部が、前記改修前遮音性能と前記改修後遮音性能とを比較し、比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する遮音性能診断方法である。
以上説明したように、この発明によれば、床のリフォーム前とリフォーム後の遮音性能の違いについて、施主が把握しやすくなる。
この発明の一実施形態による遮音性能診断装置10の構成を示す概略ブロック図である。 記憶部102に記憶される遮音性能情報の一例を表す図である。 遮音性能診断装置10の動作を説明するフローチャートである。 出力部105に出力される画面の一例を表す図である。
以下、本発明の一実施形態による遮音性能診断装置について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態による遮音性能診断装置10の構成を示す概略ブロック図である。
遮音性能診断装置10は、入力部101、記憶部102、遮音性能取得部103、判定部104、出力部105を含んで構成される。この遮音性能診断装置10は、例えば、持ち運び可能な端末装置である。
入力部101は、ユーザからの指示に応じて各種情報を入力する。この入力部101は、例えばキーボード、あるいはタッチパネル等である。入力部101は、リフォーム(改修)前の床材を表す床材情報や、リフォーム後の床材を表す床材情報を入力する。
記憶部102は、床材情報と遮音性能とを対応づけた遮音性能情報を記憶する。
遮音性能取得部103は、入力部101から入力されるリフォーム前の床材を表す床材情報に基づいて、リフォーム前の床の遮音性能を表すリフォーム前遮音性能を記憶部102から読み出すとともに、入力部101から入力されるリフォーム後の床材を表す床材情報に基づいて、リフォーム後の床の遮音性能を表す改修後遮音性能を読み出す。
判定部104は、リフォーム前遮音性能とリフォーム後遮音性能とを比較し、比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力部に出力する。
出力部105は、画像を出力する表示装置(例えばタッチパネル)やスピーカ等であり、判定部104から得られる情報に基づいて、画像や音声を出力する。
図2は、記憶部102に記憶される遮音性能情報の一例を表す図である。
床材情報は、床を構成する材料を表す情報である。ここでは、例えば、床材情報として、スラブ厚、下地構成、仕上げ材の材質を表す情報が記憶される。また、スラブ厚を表す情報は、例えば、120mm、150mm、180mm等、厚さ毎に記憶される。下地構成を表す情報は、例えば、根太床、直貼り、二重床、遮音二重床等、床の下地の種類毎に記憶される。仕上げ材の材質を表す情報は、例えば、複合フローリング、無垢フローリング、クッションフロア、畳、薄畳、じゅうたん、直貼り遮音フローリング等の材料毎に記憶される。また、仕上げ材の材料について、同じ材料であっても厚さが複数種類ある場合には、その厚さ毎に、その厚さ毎に記憶される。
遮音性能は、各床材情報に対応付けて記憶される。遮音性能は、例えば、LL値(軽量衝撃音)とLH値(重量衝撃音)とによって表される。LL値は、軽量床衝撃に対する床の遮音性能を表す値であり、LH値は、重量床衝撃に対する床の遮音性能を表す値である。これらの値はJIS A 1419−2で規定されている測定方法により測定・算出される音レベルに基づくものであり、標準重量衝撃源を用いたものをLH値、標準軽量衝撃源を用いたものをLL値として表している。LL値とLH値は、スラブ厚、下地構成、仕上げ材の組み合わせ毎に対応づけて記憶される。
上述したデータ構造を有することにより、例えば、スラブ厚が120mm、下地構成が根太床、仕上げ材として厚さA(mm)の複合フローリングの組み合わせによって構成される床の遮音性能は、LL値がLL1a、LH値がLH1aであることが特定可能である。
なお、本実施形態では、遮音性能としてLL値、LH値を用いる場合について説明するが、遮音性能は、LL値、LH値ではなく周波数(Hz)と音の強さ(dB)として表しても良い。
図3は、遮音性能診断装置10の動作を説明するフローチャートである。ここでは、一例として、リフォームを行う前に、施工を行う担当者が遮音性能診断装置10を携帯して施主を訪問し、リフォーム後の床の仕様について相談する場面を想定して説明する。
担当者は、リフォーム対象の物件の施工図や、現場調査を行った結果等を手がかりに、リフォーム前の床の施工状態を把握する。入力部101は、施工状態を把握した担当者かからの入力操作に応じて、リフォーム前の床材情報を入力する(ステップS10)。この入力は、例えば、スラブ厚さ、下地構成、仕上げ材について、それぞれリフォーム前の床材を選択する欄のプルダウンメニューから選択されることで行われる。
次に担当者は、リフォーム後の床の仕上げ材を施主に選んでもらい、選択された仕上げ材をプルダウンメニューから選択入力する。入力部101は、担当者から入力されるリフォーム後の床の仕上げ材を表す入力操作に応じて、リフォーム後の床材情報を入力する(ステップS11)。この入力は、例えば、スラブ厚さ、下地構成、仕上げ材について、それぞれリフォーム後の床材を選択する欄のプルダウンメニューから選択されることで行われる。
リフォーム前とリフォーム後の床材情報が入力されると、取得部103は、入力された床材情報に対応する遮音性能について、記憶部102に記憶された遮音性能情報を参照して、リフォーム前の遮音性能とリフォーム後の遮音性能とを読み出す(ステップS12)。判定部104は、取得部103によって得られたリフォーム前の遮音性能とリフォーム後の遮音性能とを比較し(ステップS13)、比較結果に応じた判定結果を出力部105に出力する。例えば、判定部104は、リフォーム前の床のLL値とリフォーム後の床のLL値とを比較し、LL値が一致する場合には、LL値が示す遮音性能が同じであることを表す情報を出力し(ステップS14)、リフォーム前の床のLL値に比べてリフォーム後の床のLL値の方が小さい場合には、LL値が示す遮音性能が改善(向上)することを表す情報を出力する(ステップS15)。一方、判定部104は、リフォーム前の床のLL値に比べてリフォーム後の床のLL値の方が大きい場合には、LL値が示す遮音性能が改善されないことを表す情報を出力する(ステップS16)。ここで、LL値は、その数値が小さいほど遮音性能がよいことを表す。
また、判定部104は、LH値についても同様に判定する(ステップS17)。すなわち、判定部104は、リフォーム前の床のLH値とリフォーム後の床のLH値とを比較し、LH値が一致する場合には、LH値が示す遮音性能が同じであることを表す情報を出力し(ステップS18)、リフォーム前の床のLH値に比べてリフォーム後の床のLH値の方が小さい場合には、LH値が示す遮音性能が改善(向上)することを表す情報を出力する(ステップS19)。一方、判定部104は、リフォーム前の床のLH値に比べてリフォーム後の床のLH値の方が大きい場合には、遮音性能が改善されないことを表す情報を出力する(ステップS20)。ここで、LH値は、その数値が小さいほど遮音性能がよいことを表す。
出力部105は、判定部104から得られる情報に基づいて、遮音性能を表す判定結果をタッチパネル上に表示する(ステップS21)。ここでは音声によって遮音性能を表す情報を出力することもできる。
遮音性能取得部103は、リフォーム後の床の床材情報が再度入力されたか否かを判定し(ステップS22)、リフォーム後の床の床材情報が再度入力された場合には、ステップS11に移行し、リフォーム後の床の床材情報の入力を受け付け、ステップS12に移行する。一方、遮音性能診断装置10は、遮音性能取得部103から、一定時間内に再入力されない場合や、終了の指示が入力された場合には、処理を終了する。
担当者は、施主に対し、遮音性能診断装置10の画面を見せることで、リフォームによって遮音性能が改善されるか否かを施主に把握してもらうことができる。
なお、この実施形態においてはLL値とLH値の両方について判定を行っているが、いずれか一方のみの判定を行う様にしても良い。
図4は、出力部105に出力される画面の一例を表す図である。画面上方には、リフォーム前とリフォーム後の床について、それぞれ入力された床材情報が表示されるとともに、取得部103によって取得されたLL値とLH値とがそれぞれ対応づけられて表示される。また、画面下方には、遮音性能の判定結果が表示される。ここでは、LL値が改善されることを表す文字列とLH値が改善される文字列とが並べて表示される。
施主は、この遮音性能の判定結果に表示される情報を参照することで、リフォームによって遮音性能が改善されるか否かを簡単に把握することが可能となる。
以上説明した実施形態において、遮音性能診断装置10の取得部103は、記憶部102に記憶された遮音性能情報を参照することで、遮音性能を取得する場合について説明した。しかし、この記憶部103を外部装置(例えば遮音性能算出装置)に設け、取得部103が、入力部101から入力される床材情報を、この外部装置と通信を行うことで、遮音性能に関する情報を得るようにしてもよい。この場合、遮音性能診断装置10と外部装置とは、インターネット等のネットワークを経由して通信を行うことができる。また、この外部装置にさらに、判定部104に相当する機能を設け、遮音性能診断装置10が、入力部101から入力される床材情報を、外部装置に送信し、外部装置から得られる判定結果を受信し、判定結果を出力部105に出力するようにしてもよい。
また、床材情報を再度入力する場合、図4に示す画面上方において、リフォーム前とリフォーム後として表示されている床材情報に対し、タッチパネルを介してタッチすることで、プルダウンメニュー等から選択操作することで再度入力し、この選択される床材情報に応じて、LL値、LH値を取得し、判定し直すようにしてもよい。このように、リフォーム後の床材情報を再度入力することによって、遮音性能がどのように変わるかを簡単な操作入力で把握することが可能となる。また、このように、遮音性能の判定結果に応じて、再度床材情報を選択入力することで、床材情報が必要な遮音性能を満たすように見直しを行い、目標を満たすような床材情報を探しやすくすることができる。また、マンション等において、床の遮音性能については、LL値やLH値によって規定されることが多い。従って、上述の遮音性能診断装置10の出力部105に表示されるリフォーム後のLL値やLH値を参照することで、リフォーム後の遮音性能がマンションにおける遮音性能の規定を満たすか否かの判断も簡単に行うことができる。
このように、床材を再度選択入力することで、例えば、遮音性能を把握しつつ、仕上げ材のいずれにするかを検討しやすくすることができる。
また、上述した実施形態においては、出力部105は、判定部104によって判定された結果と、取得部103が取得した遮音性能との両方を出力する場合について説明したが、判定部104によって判定された結果を表示せず、取得部103が取得した遮音性能を表示(例えば、図4の画面上方の情報を表示)してもよい。この場合、担当者あるいは施主が、リフォーム前とリフォーム後の遮音性能を表す数値を見て比較することで、遮音性能が改善されるか否かを把握することが可能である。
また、上述した実施形態において、遮音性能診断装置10は、床材情報が入力された際に、その入力された床材情報に従ってリフォームを行う場合にかかるコスト(材料費)を算出するコスト算出部を有するようにしてもよい。例えば、リフォーム前とリフォーム後において変更された床材情報から必要な資材を特定し、この資材の単価とリフォームを行う面積とに基づいて、資材費用を算出することができる。この場合、資材の単価は、記憶部102に記憶しておき、これを参照するようにしてもよい。また、リフォームを行う面積については、入力部101から入力するようにしてもよいし、リフォームを行う設計データから得るようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、リフォーム後の仕上げ材を施主に選んでもらい、その選択結果を入力部101から入力する場合について説明したが、リフォーム前の床材情報が入力された際、遮音性能取得部103が、そのリフォーム前の床材情報に対応する遮音性能情報を読み出すとともに、この遮音性能と同じあるいは遮音性能が向上(騒音レベルを低減可能な性能)する仕上げ材を記憶部102を参照して特定し、仕上げ材の候補として出力部105によって出力するようにしてもよい。これにより、施主は、どの仕上げ材を利用すれば、遮音性能が維持、あるいは向上するか、簡単に把握することができる。なお、ここでは、遮音性能取得部103は、遮音性能が向上する床材情報を特定するにあたり、仕上げ材だけでなく、リフォームを下地構成についても行う場合には、遮音性能が維持、あるいは向上する下地構成と仕上げ材の組み合わせを抽出し、出力部105によって出力するようにしてもよい。
上述した実施形態における遮音性能診断装置10をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10 遮音性能診断装置
101 入力部
102 記憶部
103 遮音性能取得部
104 判定部
105 出力部

Claims (6)

  1. 改修前の床材を表す床材情報を入力する第1の入力部と、
    前記第1の入力部から入力される床材情報に基づいて、床材情報と遮音性能とを対応づけた遮音性能情報を記憶する記憶部から、前記改修前の床の遮音性能を表す改修前遮音性能を取得する第1の取得部と、
    改修後の床材を表す床材情報を入力する第2の入力部と、
    前記第2の入力部から入力される床材情報に基づいて、前記記憶部から前記改修後の床の遮音性能を表す改修後遮音性能を取得する第2の取得部と、
    前記改修前遮音性能と前記改修後遮音性能とを比較し、比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する出力部と、
    を有する遮音性能診断装置。
  2. 前記記憶部は、前記遮音性能診断装置内に設けられている請求項1記載の遮音性能診断装置。
  3. 前記記憶部は、前記遮音性能診断装置外の外部装置に設けられており、
    前記第1の取得部及び第2の取得部は、前記外部装置と通信を行うことで遮音性能を取得する請求項1記載の遮音性能診断装置。
  4. 前記床材情報は、スラブの厚さと下地構成と床仕上げ材の材質を表す情報とが含まれる請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の遮音性能診断装置。
  5. 前記出力部は、前記第2の入力部から床材情報が入力される毎に、その入力された床材情報に基づく比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の遮音性能診断装置。
  6. 第1の入力部が、改修前の床材を表す床材情報を入力し、
    第1の取得部が、前記第1の入力部から入力される床材情報に基づいて、床材情報と遮音性能とを対応づけた遮音性能情報を記憶する記憶部から、前記改修前の床の遮音性能を表す改修前遮音性能を取得し、
    第2の入力部が、改修後の床材を表す床材情報を入力し、
    第2の取得部が、前記第2の入力部から入力される床材情報に基づいて、前記記憶部から前記改修後の床の遮音性能を表す改修後遮音性能を取得し、
    出力部が、前記改修前遮音性能と前記改修後遮音性能とを比較し、比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する
    遮音性能診断方法。
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