JP2016065986A - 遮音性能診断装置、遮音性能診断方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】改修前の床材を表す床材情報を入力する第1の入力部と、前記第1の入力部から入力される床材情報に基づいて、床材情報と遮音性能とを対応づけた遮音性能情報を記憶する記憶部から、前記改修前の床の遮音性能を表す改修前遮音性能を取得する第1の取得部と、改修後の床材を表す床材情報を入力する第2の入力部と、前記第2の入力部から入力される床材情報に基づいて、前記記憶部から前記改修後の床の遮音性能を表す改修後遮音性能を取得する第2の取得部と、前記改修前遮音性能と前記改修後遮音性能とを比較し、比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する出力部と、を有する。
【選択図】図1
Description
ところで、設備の設計を簡単に行うための技術として、特許文献1に、排水設備における排水管継手の種類、排水立て管及び排水横主管の寸法の決定を容易に行うことができる排水設備の設計表が開示されている。
また、特許文献2に、遮音シミュレートに関する技術が記載されている。
また、上述の特許文献2では、遮音に関するシミュレートを行った結果に基づく遮音状況を体感し、遮音構造の選択を行うことができるが、リフォームを行うにあたり、床の遮音に関してどのような点を検討すべきか、具体的には開示されていない。また、特許文献2では、リフォーム前とリフォーム後の遮音性能の違いを把握しやすくする点についても具体的な検討は、なされていない。
また、本発明は、上述の遮音性能診断装置において、前記記憶部は、前記遮音性能診断装置外の外部装置に設けられており、前記第1の取得部及び第2の取得部は、前記外部装置と通信を行うことで遮音性能を取得する。
また、本発明は、上述の遮音性能診断装置において、前記床材情報は、スラブの厚さと下地構成と床仕上げ材の材質を表す情報とが含まれる。
また、本発明は、上述の遮音性能診断装置において、前記出力部は、前記第2の入力部から床材情報が入力される毎に、その入力された床材情報に基づく比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する。
図1は、この発明の一実施形態による遮音性能診断装置10の構成を示す概略ブロック図である。
遮音性能診断装置10は、入力部101、記憶部102、遮音性能取得部103、判定部104、出力部105を含んで構成される。この遮音性能診断装置10は、例えば、持ち運び可能な端末装置である。
入力部101は、ユーザからの指示に応じて各種情報を入力する。この入力部101は、例えばキーボード、あるいはタッチパネル等である。入力部101は、リフォーム(改修)前の床材を表す床材情報や、リフォーム後の床材を表す床材情報を入力する。
遮音性能取得部103は、入力部101から入力されるリフォーム前の床材を表す床材情報に基づいて、リフォーム前の床の遮音性能を表すリフォーム前遮音性能を記憶部102から読み出すとともに、入力部101から入力されるリフォーム後の床材を表す床材情報に基づいて、リフォーム後の床の遮音性能を表す改修後遮音性能を読み出す。
判定部104は、リフォーム前遮音性能とリフォーム後遮音性能とを比較し、比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力部に出力する。
出力部105は、画像を出力する表示装置(例えばタッチパネル)やスピーカ等であり、判定部104から得られる情報に基づいて、画像や音声を出力する。
床材情報は、床を構成する材料を表す情報である。ここでは、例えば、床材情報として、スラブ厚、下地構成、仕上げ材の材質を表す情報が記憶される。また、スラブ厚を表す情報は、例えば、120mm、150mm、180mm等、厚さ毎に記憶される。下地構成を表す情報は、例えば、根太床、直貼り、二重床、遮音二重床等、床の下地の種類毎に記憶される。仕上げ材の材質を表す情報は、例えば、複合フローリング、無垢フローリング、クッションフロア、畳、薄畳、じゅうたん、直貼り遮音フローリング等の材料毎に記憶される。また、仕上げ材の材料について、同じ材料であっても厚さが複数種類ある場合には、その厚さ毎に、その厚さ毎に記憶される。
上述したデータ構造を有することにより、例えば、スラブ厚が120mm、下地構成が根太床、仕上げ材として厚さA(mm)の複合フローリングの組み合わせによって構成される床の遮音性能は、LL値がLL1a、LH値がLH1aであることが特定可能である。
なお、本実施形態では、遮音性能としてLL値、LH値を用いる場合について説明するが、遮音性能は、LL値、LH値ではなく周波数(Hz)と音の強さ(dB)として表しても良い。
担当者は、リフォーム対象の物件の施工図や、現場調査を行った結果等を手がかりに、リフォーム前の床の施工状態を把握する。入力部101は、施工状態を把握した担当者かからの入力操作に応じて、リフォーム前の床材情報を入力する(ステップS10)。この入力は、例えば、スラブ厚さ、下地構成、仕上げ材について、それぞれリフォーム前の床材を選択する欄のプルダウンメニューから選択されることで行われる。
遮音性能取得部103は、リフォーム後の床の床材情報が再度入力されたか否かを判定し(ステップS22)、リフォーム後の床の床材情報が再度入力された場合には、ステップS11に移行し、リフォーム後の床の床材情報の入力を受け付け、ステップS12に移行する。一方、遮音性能診断装置10は、遮音性能取得部103から、一定時間内に再入力されない場合や、終了の指示が入力された場合には、処理を終了する。
担当者は、施主に対し、遮音性能診断装置10の画面を見せることで、リフォームによって遮音性能が改善されるか否かを施主に把握してもらうことができる。
なお、この実施形態においてはLL値とLH値の両方について判定を行っているが、いずれか一方のみの判定を行う様にしても良い。
施主は、この遮音性能の判定結果に表示される情報を参照することで、リフォームによって遮音性能が改善されるか否かを簡単に把握することが可能となる。
101 入力部
102 記憶部
103 遮音性能取得部
104 判定部
105 出力部
Claims (6)
- 改修前の床材を表す床材情報を入力する第1の入力部と、
前記第1の入力部から入力される床材情報に基づいて、床材情報と遮音性能とを対応づけた遮音性能情報を記憶する記憶部から、前記改修前の床の遮音性能を表す改修前遮音性能を取得する第1の取得部と、
改修後の床材を表す床材情報を入力する第2の入力部と、
前記第2の入力部から入力される床材情報に基づいて、前記記憶部から前記改修後の床の遮音性能を表す改修後遮音性能を取得する第2の取得部と、
前記改修前遮音性能と前記改修後遮音性能とを比較し、比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する出力部と、
を有する遮音性能診断装置。 - 前記記憶部は、前記遮音性能診断装置内に設けられている請求項1記載の遮音性能診断装置。
- 前記記憶部は、前記遮音性能診断装置外の外部装置に設けられており、
前記第1の取得部及び第2の取得部は、前記外部装置と通信を行うことで遮音性能を取得する請求項1記載の遮音性能診断装置。 - 前記床材情報は、スラブの厚さと下地構成と床仕上げ材の材質を表す情報とが含まれる請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の遮音性能診断装置。
- 前記出力部は、前記第2の入力部から床材情報が入力される毎に、その入力された床材情報に基づく比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の遮音性能診断装置。
- 第1の入力部が、改修前の床材を表す床材情報を入力し、
第1の取得部が、前記第1の入力部から入力される床材情報に基づいて、床材情報と遮音性能とを対応づけた遮音性能情報を記憶する記憶部から、前記改修前の床の遮音性能を表す改修前遮音性能を取得し、
第2の入力部が、改修後の床材を表す床材情報を入力し、
第2の取得部が、前記第2の入力部から入力される床材情報に基づいて、前記記憶部から前記改修後の床の遮音性能を表す改修後遮音性能を取得し、
出力部が、前記改修前遮音性能と前記改修後遮音性能とを比較し、比較結果に応じた遮音性能に関する情報を出力する
遮音性能診断方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2024079910A1 (ja) * | 2022-10-14 | 2024-04-18 | 株式会社デンソーテン | コンテンツ再生装置、振動制御信号生成装置、サーバ装置、振動制御信号生成方法、コンテンツ再生システム、及び設計支援装置 |
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2014
- 2014-09-25 JP JP2014195070A patent/JP6450123B2/ja active Active
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