JP2016065742A - 振動測定方法及び振動検出装置及び振動測定プログラム - Google Patents

振動測定方法及び振動検出装置及び振動測定プログラム Download PDF

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【課題】精度を保持した変位に関する振動測定を可能とする振動測定方法及び振動検出装置及び振動測定プログラムを提供する。
【解決手段】測定点に設置され、衛星からの信号を受信する1つのGNSS受信部1と、該GNSS受信部より出力される受信信号を所定時間間隔で取得し、隣接する2つの時刻で前記GNSS受信部からの受信信号を取得し、2つの受信信号からドップラー変動の時間差分を演算し、演算結果に基づき変位量を求め、該変位量の差分量を積分して振動を求める様構成した演算処理装置2とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動検出装置、特にGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機を用いた振動測定方法及び振動検出装置及び振動測定プログラムに関するものである。
一般的な振動検出装置としては、加速度センサを用いた振動検出装置が知られている。
斯かる振動検出装置では、加速度センサから得られる信号を積分して、変位(振幅)、更に振幅の時間的な変動から振動周波数等を求めていた。
又、振動検出装置で方向を求める場合には、3軸方向の振動を検出する様に、加速度センサを設置し、3軸の加速度信号から振動方向、振幅、振動周波数を求めていた。
加速度センサを用いた振動検出装置により得られた加速度データから変位を得る為には、例えば2階積分する必要があり、その過程で精度が低下する。又、積分処理過程でドリフト現象が生じる為、一般的にはハイパスフィルター通過処理を併用する。従って、ハイパスフィルター通過処理でカットされる長周期成分の計測は実用上不可能となる。即ち、加速度センサより求めた変位に含まれる長周期成分は、振幅量の信頼性が低くなるという問題があった。
例えば、振動検出装置をビル等に設置し、地震が発生した場合の振動、振動方向、振幅等を測定する場合、地震は何時発生するか分らないので、振動検出装置を設置し、長期に亘る測定を行わなければならないが、上記した様に、加速度センサを用いた振動検出装置では、ドリフトが存在する為、精度を持った変位を計測することは事実上不可能であった。
特表2013−534623号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、精度を保持した変位に関する振動測定を可能とする振動測定方法及び振動検出装置及び振動測定プログラムを提供するものである。
本発明は、測定点に設置され、衛星からの信号を受信する1つのGNSS受信部と、該GNSS受信部より出力される受信信号を所定時間間隔で取得し、隣接する2つの時刻で前記GNSS受信部からの受信信号を取得し、2つの受信信号からドップラー変動の時間差分を演算し、演算結果に基づき変位量を求め、該変位量の差分量を積分して振動を求める様構成した演算処理装置とを具備する振動検出装置に係るものである。
又本発明は、前記時間間隔は、衛星から発信される信号が10msから更新される時間間隔の1/2の範囲で選択され、更に被測定体の予想振動周期の1/10以下に設定される振動検出装置に係るものである。
又本発明は、測定点に設置された1つのGNSS受信部からの受信信号を所定時間間隔で取得し、隣接する2つの時刻で取得した受信信号に基づきドップラー変動の時間差分を演算し、演算結果に基づき2つの時刻での測定点の変位量を求め、該変位量の差分量を積分して振動を求める振動測定方法に係るものである。
更に又本発明は、測定点に設置され、衛星からの信号を受信し受信信号を出力する1つのGNSS受信部と、該GNSS受信部より出力される受信信号を所定時間間隔で取得する演算処理装置を具備する振動検出装置に於いて、前記演算処理装置に、隣接する2つの時刻で取得した2つの受信信号からドップラー変動の時間差分を演算し、演算結果に基づき2つの時刻での測定点の変位量を求め、該変位量の差分量を積分して振動を演算させる振動測定プログラムに係るものである。
本発明によれば、測定点に設置され、衛星からの信号を受信する1つのGNSS受信部と、該GNSS受信部より出力される受信信号を所定時間間隔で取得し、隣接する2つの時刻で前記GNSS受信部からの受信信号を取得し、2つの受信信号からドップラー変動の時間差分を演算し、演算結果に基づき変位量を求め、該変位量の差分量を積分して振動を求める様構成した演算処理装置とを具備するので、ドリフト等の影響がなく、長期に亘る振動測定が可能となる。
又本発明によれば、前記時間間隔は、衛星から発信される信号が10msから更新される時間間隔の1/2の範囲で選択され、更に被測定体の予想振動周期の1/10以下に設定されるので、被測定体の振動状況に対応した最適な振動測定が実施可能である。
更に又本発明によれば、測定点に設置された1つのGNSS受信部からの受信信号を所定時間間隔で取得し、隣接する2つの時刻で取得した受信信号に基づきドップラー変動の時間差分を演算し、演算結果に基づき2つの時刻での測定点の変位量を求め、該変位量の差分量を積分して振動を求めるので、ドリフト等の影響がなく、長期に亘る振動測定が可能という優れた効果を発揮する。
本発明の実施例に係る振動検出装置の概略構成を示すブロック図である。 該振動検出装置の作用を示すフローチャートである。 該振動検出装置で得られた振動波形を示す図である。 測定された振動の周波数特性を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
本発明では、GNSS受信部が複数の衛星からの信号を受信した際に、得られる各衛星のドップラー変動を利用し、その変動値から物体の変位を検出し、更に検出した変位に基づき振動を検出している。尚、以下の説明ではGNSSの1つであるGPSを用いた場合を説明する。
通常、ドップラー変動を利用した測位方式は、相対測位と呼ばれており、2つの点で同時に共通のGPS衛星のドップラー周波数を観察することでその差分からそれらの2点間の斜距離を精密に求められる。
振動する物体の一点にGPS受信部を設置し、所定時間間隔で前記GPS受信部によりGPS衛星からの信号を受信することで、変位前、変位後の2点のドップラー変動を取得することができる。更に、前記所定時間間隔を同時と見なせる時間間隔に設定することで、変位前、変位後の2点の距離(所定時間での変位)を精密に求めることができる。
更に、所定時間間隔毎に、継続して2点間の変位を求め、該変位の差分量を積分することで、前記GPS受信部を設置した点の振動を測定することができる。
本発明に係る実施例は、上記振動の測定原理を利用した振動検出装置に係るものである。
先ず、図1に於いて、本実施例に係る振動検出装置の概略を説明する。
図1中、1は複数のGPS衛星からの電波を受信し、各GPS衛星毎の受信信号を出力するGPS受信部であり、測定点に1つ設けられる。2は演算処理装置であり、例えばPCが用いられる。又、3は前記演算処理装置2で演算した結果、例えば振動波形、振動周波数等を表示する表示部を示す。
更に、前記演算処理装置2の概略構成を説明する。
該演算処理装置2は、主にタイミング制御部5、信号取込み部6、演算部(CPU)7、記憶部8を具備している。
前記タイミング制御部5は、前記GPS受信部1が受信するGPS衛星からの信号の取込み時期を制御し、或は同期制御用のタイミング信号を発する。例えば、前記タイミング制御部5は、前記信号取込み部6に対し、設定された時間間隔Δtで前記受信信号を取込む為のタイミング信号を発する。
前記信号取込み部6は、前記GPS受信部1から入力される受信信号を、前記タイミング制御部5からのタイミング信号に従って取込み、更に受信信号を増幅、A/D変換する等の信号処理を行うと共に、受信信号から位置情報の信号、時刻情報の信号等に分離する。
前記演算部7は、前記信号取込み部6からの信号に基づき、GPS衛星の高度を演算し、或は基準GPS衛星を設定し、更に、前記GPS受信部1の座標位置を演算し、更に、前記GPS受信部1の座標位置の時間変位を演算し、更に演算結果を基に振動波形、振動周波数等を演算する。
前記記憶部8は、プログラム格納部8a、データ格納部8bを有し、前記プログラム格納部8aには受信信号からGPS衛星の位置、高度を演算するプログラム、或は更に前記GPS受信部1の位置を演算する測位プログラム、所定時間毎に測位プログラムで演算し得られた位置の時間的偏差を求め、更に時間的偏差を積分して、振動波形、振動周波数を演算する振動検出プログラム、前記演算部7で演算された結果、例えば振動波形等を前記表示部3に表示する為のプログラム等のプログラムが格納されている。
更に、前記データ格納部8bには、前記信号取込み部6から出力される受信信号、前記演算部7で時間間隔Δtで演算された結果等のデータが、前記タイミング制御部5からの同期信号に対応して格納されている。又、前記データ格納部8bには、前記演算部7で演算された振動波形等の振動検出結果も同様に格納される。
以下、本実施例に於ける作用について説明する。
1つの点でGPS衛星を観測すると、その観測量は以下の様な未知数の和として表される。
Figure 2016065742
ここで、
Φ(t) :時刻tの搬送波位相[cycle]
ρ(t) :時刻tのGPS衛星までの距離[m]
Trop(t) :時刻tの対流圏遅延量[m]
Iono(t) :時刻tの電離層遅延量[m]
clock(t)sat :時刻tのGPS衛星クロックオフセット[s]
clock(t)rcv :時刻tの受信機クロックオフセット[s]
W(t) :wind−up[cycle]
n(t) :観測ノイズ[cycle]
f :搬送波周波数[Hz]
c :光速[m/s]
N :アンビギュイティ[cycle]
又、式中、satはGPS衛星を示す添字、rcvは受信機を示す添字である。
然し乍ら、隣合う観測時間(時間間隔Δt)が短い場合、上記式の多くの未知数は殆ど変化しない。
又、GPS衛星クロックの変動量及び受信機クロックの変動量は、数〜数十ナノ秒(ns)程度となる。この変動量を長さに換算すると、数百mに相当する。
更に、GPS衛星クロックオフセットは、航法暦により与えられており、これが正しいと仮定すると、ノイズ以外の殆どのオフセット量を消去することができる。一方、受信機クロックオフセットは、その様な情報がないので、正確に予測することが難しい。その為、特定のGPS衛星を基準GPS衛星として、その他のGPS衛星との観測値の差分を取ることで、受信機クロック誤差を消去する。下記式2では、1番GPS衛星にして、2番GPS衛星との差分を取ったものとしている。これを3番GPS衛星以降にも、順次適用し、受信GPS衛星一個の式を作成できる。
Figure 2016065742
ただし
ΔΦsat(1-2):衛星(1)−衛星(2)の搬送波位相の差分[cycle]
Δρsat(1-2):衛星(1)−衛星(2)の距離差分[m]
Δclocksat(1-2):衛星(1)−衛星(2)の衛星クロックオフセット差分[m]
ΔTropsat(1-2):衛星(1)−衛星(2)の対流圏遅延量の差分[m]
ΔIonosat(1-2):衛星(1)−衛星(2)の電離層遅延量の差分[m]
上記処理を他の時間(例えばt2)の観測値でも行い、各測定時間間の差分を取得する。ここで、対流圏遅延、電離層遅延及びアンビギュイティ、GPS衛星の見かけ上の位相変化から成るWindup効果は、短い時間で略同量と仮定できる為、下記式3では消去される。又、クロックオフセットは、同じ航法暦を使用している場合、同一の多項式により推定可能である。
Figure 2016065742
ここで、GPS衛星iとGPS受信部1との距離をρiとすると、下記の様に表せる。
Figure 2016065742
ここで、
Xsat(i):GPS衛星iのX座標、Xrcv :GPS受信部1のX座標、
Ysat(i):GPS衛星iのY座標、Yrcv :GPS受信部1のY座標、
Zsat(i):GPS衛星iのZ座標、Zrcv :GPS受信部1のZ座標
式4を式3に適用すると、GPS衛星の組合わせが3つ以上あれば、時刻t1と時刻t2との間に変化した受信機移動座標の解法可能となる。
この解法を行う条件として、基準GPS衛星は、異なる時間間(t1,t2)でも同一のGPS衛星であること、基準GPS衛星の他に観測されている共通のGPS衛星が3つ以上必要であることが要求される。
更に、2つの異なる時間に受信された各GPS衛星のデータの間にサイクルスリップがないこと、GPS受信部の電源断により、位相カウンタがリセットされたことがないことが条件とされる。
尚、サイクルスリップがあった場合、位相カウンタがリセットされた場合等では、位相変動量の連続性を確保する処理(整数値バイアスの推定)を行い、或は位相の断絶部分のデータを排除すればよい。
上記解法により得られるデータは、基準となる観測時間での位置とその後の観測時間での位置の差分量である。従って、実際の移動量は、それぞれの差分量を積分することで得られる。
ここで、前記GPS受信部1から取込む受信信号の取得時間間隔Δtについて、最少時間間隔としては、実用上10ms(100Hz)程度である。
又、最大時間間隔としては、以下の制限を受ける。GPS衛星から発せられる電波は、2時間おきに最新のものに更新される。本実施例に於ける解法では、計算上のパラメータが同一であることが必要であり、更に少なくとも2点必要である。この為、2時間内に少なくとも2点のデータの取得が必要となり、最大時間間隔は1時間となる。
従って、設定される時間間隔は、10msから衛星からの信号が更新される時間間隔の1/2の範囲であり、更に被測定体の予想される振動周期の1/10程度に設定される。
図2を参照して、本実施例の作用を説明する。
STEP:01 測定を開始し、前記GPS受信部1が時刻t1で、複数のGPS衛星から電波を受信し、受信信号として前記GPS受信部1から取得する。更に、Δt後の時刻t2での複数のGPS衛星から受信した受信信号を前記GPS受信部1から取得する。
STEP:02 時刻t1、時刻t2での受信信号よりそれぞれのGPS衛星の位置を計算する。
STEP:03 時刻t1でのそれぞれのGPS衛星の高度角を計算し、高度角の最も大きいGPS衛星を基準GPS衛星とする。
STEP:04 時刻t1で受信された受信信号について基準GPS衛星とその他のGPS衛星の受信信号の差分を作成する。
STEP:05 時刻t2で受信された受信信号について基準GPS衛星とその他のGPS衛星の受信信号の差分を作成する。
STEP:06 時刻t1、時刻t2での各GPS衛星と受信位置(測定点)との距離を、受信信号と同様のGPS衛星の組合わせで計算する。
STEP:07 STEP:06で得られたデータ(GPS衛星と測定点迄の距離)に基づき、時刻t1を基準とした時刻t2での測定点を測位(座標(x,y,z)測定)する。
STEP:08 時刻t1を基準とした時刻t2での座標から、偏差Δx、Δy、Δzを求め、移動量(Δx、Δy、Δz)を全体移動量に加算する(積分する)。
STEP:09 時刻t2の受信信号を保存し、時刻t3でのGPS衛星からの電波を受信し、受信信号として取得する。時刻t2の受信信号、時刻t3の受信信号について、STEP:02〜STEP:08の処理を実行する。
所定時間間隔で、継続的にGPS衛星からデータを取得し、隣接する時間毎に、偏差Δx、Δy、Δzを求め積分を実行することで、継続した振動測定が可能となる。
又、上記した様に、10msから衛星からの信号が更新される時間間隔の1/2の範囲で、データの取得時間間隔を被測定体の振動状況に対応して設定できる。従って、被測定体の振動状況に対応した最適な振動測定が実施可能である。
実験で得られた観測データを図3に示す。
実験の条件としては、前記GPS受信部1が設置されている振動検知対象物を、±5mmの振幅で、且つ1Hzで振動させ、前記GPS受信部1の受信信号を0.05秒間間隔で取込む様に設定している。
図3では、略±5mmの振幅で、規則正しく振動している状態が観察できる。尚、図3に於いて横軸はGPSタイム、縦軸の単位はmである。
更に、周期性を確認する為、観測データをFFTによる周波数分解を行った。その結果は、図4に示されている。
図4より、実験で設定した1Hzの位置にパワースペクトルが現れており、本実施例で測定した振動が、実験で設定した条件を反映していることが確認された。
本実施例では、GPS受信部1によりGPS衛星からの信号を受信し、前記GPS受信部1が設置されている点(測定点)の時間的変位を求め、時間的変位を積分することで振動を測定している。時間的変位を求める過程では、ドリフト等の影響を受けることはない。更に、積分過程で誤差の累積等が考えられるが、前記GPS受信部1自体の座標を測定することも可能であり、測定した前記GPS受信部1の座標に基づき、振動中心を補正する等を行えば、正確な振動測定が長期に亘って実施することができる。尚、GPS受信部1と演算処理装置2とを一体とし、GPS受信機として構成してもよい。
1 GPS受信部
2 演算処理装置
3 表示部
5 タイミング制御部
6 信号取込み部
7 演算部
8 記憶部

Claims (4)

  1. 測定点に設置され、衛星からの信号を受信する1つのGNSS受信部と、該GNSS受信部より出力される受信信号を所定時間間隔で取得し、隣接する2つの時刻で前記GNSS受信部からの受信信号を取得し、2つの受信信号からドップラー変動の時間差分を演算し、演算結果に基づき変位量を求め、該変位量の差分量を積分して振動を求める様構成した演算処理装置とを具備することを特徴とする振動検出装置。
  2. 前記時間間隔は、衛星から発信される信号が10msから更新される時間間隔の1/2の範囲で選択され、更に被測定体の予想振動周期の1/10以下に設定される請求項1の振動検出装置。
  3. 測定点に設置された1つのGNSS受信部からの受信信号を所定時間間隔で取得し、隣接する2つの時刻で取得した受信信号に基づきドップラー変動の時間差分を演算し、演算結果に基づき2つの時刻での測定点の変位量を求め、該変位量の差分量を積分して振動を求めることを特徴とする振動測定方法。
  4. 測定点に設置され、衛星からの信号を受信し受信信号を出力する1つのGNSS受信部と、該GNSS受信部より出力される受信信号を所定時間間隔で取得する演算処理装置を具備する振動検出装置に於いて、前記演算処理装置に、隣接する2つの時刻で取得した2つの受信信号からドップラー変動の時間差分を演算し、演算結果に基づき2つの時刻での測定点の変位量を求め、該変位量の差分量を積分して振動を演算させることを特徴とする振動測定プログラム。
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