JP2016065646A - 空調用輻射パネルの結露水排水構造 - Google Patents

空調用輻射パネルの結露水排水構造 Download PDF

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Abstract

【課題】熱輻射方式の空調システムの輻射パネルに生じる結露水の飛散を防止することができ、施工後の輻射パネルの位置変更に伴う移動も容易な空調用輻射パネルの結露水排水構造を提供する。【解決手段】柵状の輻射パネル80に生じる結露水を回収して所定の排水経路へ排出するための排水構造を構成するドレンパン100は、輻射パネル80から落下する水分を回収するための開口部11を有する受水容器10と、受水容器10に回収された水分を排水経路へ排出するため受水容器10の底部12に設けられた排水口13と、受水容器10を輻射パネル80に垂下状に取り付けるため受水容器10の開口部11側に設けられた二つの係止部材14と、を備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、熱輻射方式の空調システムの一部として建物内に配置される輻射パネルに生じる結露水を回収して所定の排水経路へ排出するための空調用輻射パネルの結露水排水構造に関する。
建物内の冷暖房を行う空調システムとしては、ルームエアコンなどの空調装置を用いたものが代表的であるが、近年、建物内に配置された放熱器(輻射パネル)に熱媒を循環供給し、輻射パネルから輻射される熱気や冷気によって建物内の暖房や冷房を行う空調システムが提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特許文献1記載の「間仕切内隠蔽暖冷房システム」においては、建物の壁間仕切内の上部、下部がそれぞれ上方受材、下方受材で閉鎖された空間内に、暖冷房循環タイプの全プラスチック樹脂製の放熱器(輻射パネル)が吊下げ支承されており、冷房運転中に放熱器に生じる結露水を回収して所定の排水経路に排出するためのドレンパンが放熱器の下部に配置されている。
前記放熱器は、上下主管間に縦パイプ群を並列連通した第1放熱パネルと第2放熱パネルとを重層形態で一体化したものであり、一方の放熱パネルの上側主管にサプライ管が接続され、他方の放熱パネルの上側主管にリターン管が接続されている。放熱器の上側主管は、上方受材に固定された吊金具によって支承され、ドレンパンは下方受材上に配置されている。また、ドレンパンから下方受材を貫通した状態でドレンパイプ及び排水パイプが連通配置されている。
特許文献2記載の「輻射冷暖房システム」は、冷温水供給ユニットからの冷温水を行き側冷温水ヘッダー及び戻り側冷温水ヘッダーを介して並列関係に接続してある複数の輻射冷暖房パネルへ供給し、供給後は冷温水供給ユニットへ戻すことによって空調を行うものである。また、前記輻射冷暖房パネルに生じる結露水を処理するための結露受けが設けられているが、前記結露受けは、結露水を処理するだけでなく、輻射冷暖房パネルの下側を保持する保持台の役割を有している。
具体的には、前記「輻射冷暖房システム」の場合、輻射冷暖房パネルの下側の支持部材を結露受けのパネル受け体の受け凹部に嵌め込むことによって、輻射冷暖房パネル下側が結露受けによって起立状態に保持されている。
特開2011−226742号公報 特開2009−156517号公報
特許文献1に記載されている従来の放熱器(輻射パネル)方式の空調システムおいては、暖房・冷房運転時の輻射パネルの熱膨張・収縮に対応するため、輻射パネルは建物の上方受材に吊下げ状態に保持されているが、ドレンパン(受水容器)は下方受材上に固定されている。
このため、輻射パネルの熱膨張・収縮により、輻射パネルの下部とドレンパンとの相対位置関係が変化することがある。特に、冷房運転中は輻射パネルが収縮し、輻射パネルの下部とドレンパンとの距離が増大するので、輻射パネルに生じた結露水がドレンパン内に確実に落下しないことがある。
また、ドレンパンは下方受材に固定されるとともに、ドレンパンから下方受材を貫通した状態でドレンパイプ及び排水パイプが配管されているため、施工後(輻射パネルを設置した後)の輻射パネルの位置変更に伴うドレンパンの移動が困難である。
一方、特許文献2記載の「輻射冷暖房システム」の場合、前述したように、結露受けは結露水を処理する役割だけでなく、輻射冷暖房パネルの下側を保持する保持台の役割を有しており、輻射冷暖房パネル下側が結露受けによって起立状態に保持されている。従って、輻射冷暖房パネルの重量を支えるために、結露受けは、部品点数が多く、頑丈で複雑な構造とならざるを得ない。また、合成樹脂製の熱輻射冷暖房パネルに採用する場合、冷暖房運転に伴って輻射冷暖房パネルが伸縮すると、結露水の処理に支障が生じる可能性がある。さらに、施工後(輻射冷暖房パネルを設置した後)、輻射冷暖房パネルの位置変更が必要となった場合、輻射冷暖房パネルの移動に伴う結露受けの移動が困難である。
本発明が解決しようとする課題は、熱輻射方式の空調システムの輻射パネルに生じる結露水の飛散を防止することができ、施工後の輻射パネルの位置変更に伴う移動も容易な空調用輻射パネルの結露水排水構造を提供することにある。
本発明の空調用輻射パネルの結露水排水構造は、熱輻射方式の空調システムの輻射パネルに生じる結露水を回収して所定の排水経路へ排出するための排水構造であって、前記輻射パネルから落下する水分を回収するための開口部を有する樋形状の受水容器と、前記受水容器に回収された水分を前記排水経路へ排出するため前記受水容器に設けられた排水口と、を有するドレンパンと、前記受水容器を前記輻射パネルに垂下状に取り付けるため前記受水容器に設けられた係止手段と、を備えたことを特徴とする。
このような構成とすれば、前記係止手段を介して受水容器を輻射パネルに垂下状に取り付けることにより、輻射パネルとドレンパンとを一体化することができるので、暖房・冷房運転時に輻射パネルが伸縮した場合においても輻射パネルとドレンパンとの距離を略一定に保持することが可能となり、特に冷房運転中に生じる結露水の飛散を防止することができる。また、ドレンパンは、前記係止手段を介して輻射パネルに取り付けられるため、施工後の輻射パネルの位置変更に伴う移動も容易である。さらに、ドレンパンの受水容器は樋形状であるため、輻射パネルからドレンパンに向かって落下した結露水を確実に受け止め、排水口に導くことができる。
ここで、前記輻射パネルが複数の縦パイプ及び横パイプを組み合わせて形成された柵状の輻射パネルであって、前記係止手段として、前記輻射パネルの横パイプに係合可能な係止部材を前記受水容器の開口部側に設けることが望ましい。
この場合、前記係止部材に、前記輻射パネルの横パイプを把持可能な湾状係合部若しくは前記輻射パネルの横パイプが挿通可能な孔状係合部を設けることができる。
また、前記係止部材に、前記横パイプの長手方向に沿った前記受水容器の移動を阻止するストッパ部を設けることもできる。
一方、前記受水容器の少なくとも一部が前記受水容器の排水口に向かう下り勾配をなすように前記輻射パネルに取り付け可能とすることができる。
さらに、前記排水口と前記排水経路との間に、伸縮性若しくは可撓性の少なくとも一方を有する排水管を配置することもできる。
一方、前記排水口と前記排水経路との間に、漏斗形状の受水部を有する受水器具を配置することもできる。
また、前記受水容器は、その横断面形状がV字形状若しくは倒立台形状とすることができる。
本発明により、熱輻射方式の空調システムの輻射パネルに生じる結露水の飛散を防止することができ、施工後の輻射パネルの位置変更に伴う移動も容易な空調用輻射パネルの結露水排水構造を提供することができる。
本発明の実施の形態である空調用輻射パネルの結露水排水構造を構成するドレンパンを示す斜視図である。 図1に示すドレンパンの平面図である。 図1に示すドレンパンの底面図である。 図1に示すドレンパンを輻射パネルに取り付けた排水構造を示す一部省略正面図である。 図4に示す排水構造の一部省略右側面図である。 図4中の矢線Aで示す領域の拡大図である。 図6中のC−C線における水平断面図である。 図5中の矢線Bで示す領域の拡大図である。 図1に示すドレンパンを輻射パネルに取り付ける手順を示す一部省略右側面図である。 図1に示すドレンパンの排水口の下方に受水部材を配置した状態を示す一部省略正面図である。 図1に示すドレンパンの排水口に排水管を接続した状態を示す一部省略正面図である。 図1に示すドレンパンの排水口にその他の排水管を接続した状態を示す一部省略正面図である。 図1に示すドレンパンの排水口にその他の排水管を接続した状態を示す一部省略正面図である。 本発明のその他の実施の形態である空調用輻射パネルの結露水排水構造を示す水平断面図である。 図14中のD−D線における一部省略断面図である。 ドレンパンに関するその他の実施の形態を示す斜視図である。 図16に示すドレンパンを用いたその他の実施の形態である空調用輻射パネルの結露水排水構造を示す水平断面図である。 図17に示す排水構造の右側面図である。 本発明のその他の実施の形態である空調用輻射パネルの結露水排水構造を示す正面図である。 図19中のE−E線における水平断面図である。 本発明のその他の実施の形態である空調用輻射パネルの結露水排水構造を示す正面図である。 ドレンパンに関するその他の実施の形態を示す斜視図である。 図22に示すドレンパンを輻射パネルに取り付けて空調用輻射パネルの結露水排水構造を形成する手順を示す工程図である。 図23(c)に示す空調用輻射パネルの結露水排水構造を示す右側面図である。 ドレンパンに関するその他の実施の形態を示す斜視図である。 図25に示すドレンパンの平面図である。 図25に示すドレンパンの右側面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態である空調用輻射パネルの結露水排水構造(以下、「排水構造」と略記する。)を構成するドレンパン100,200,300,400,500,600,700などについて説明する。
図1〜図5に示すように、本発明の実施の形態である排水構造を構成するドレンパン100は、合成樹脂材で形成された柵状の輻射パネル80に生じる結露水を受水容器10に回収して所定の排水経路へ排出するため当該輻射パネル80に取り付けて使用される部材である。ここで、図4,図5に示すように、輻射パネル80は、鉛直方向に配列された複数の縦パイプ81と、これらの縦パイプ81の上端及び下端をそれぞれ水平方向に連通する横パイプ(円管状の上部ヘッダ部材82,下部ヘッダ部材83)とを有する柵状の第1パネル80a及び第2パネル80bを平行に配置して形成されている。
第1パネル80aの上部ヘッダ部材82の右端部分には、ヒートポンプなどの熱源機(図示せず)から供給される、温度調節された熱媒を輻射パネル80内へ導入するための供給管84が接続され、第2パネル80bの上部ヘッダ部材82の右端部分には、輻射パネル80から熱媒を排出するための排出管85が接続されている。
供給管84から導入された熱媒は第1パネル80a及び第2パネル80bの複数の縦パイプ81の内部を流通し、この過程で縦パイプ81の表面から暖気若しくは冷気を放出することによって建物内の空調を行った後、排出管85から排出される。
図1〜図4に示すように、ドレンパン100は、冷房運転時に輻射パネル80の表面に発生する結露水を回収するための開口部11を有する受水容器10と、受水容器10に回収された水分を排水経路へ排出するため受水容器10の底部12に設けられた排水口13と、受水容器10を輻射パネル80に取り付けるため受水容器10の開口部11側に設けられた二つの係止部材14と、を備えている。
受水容器10は、その全体が、垂直断面がV字状をした樋形状の部材であり、その両端部分はそれぞれ平板状の側壁15で閉塞されている。図7に示すように、受水容器10の開口部11の上縁部10aの幅W1は、輻射パネル80の2本の下部ヘッダ部材83の配列幅W2より大であり、上縁部10aは平滑化処理が施されている。側壁15の上縁部15aは、開口部11の上縁部10aより低く設定されている。二つの側壁15の間の距離Lは、下部ヘッダ部材83の長さより大である。
二つの係止部材14は、受水容器10の開口部11の側壁15寄りの部分に起立状に設けられている。係止部材14は、全体形状がC字形状をなす平板状の部材であり、輻射パネル80の2本の横パイプ(平行をなす2本の下部ヘッダ部材83)の外周を同時に把持可能な湾状係合部14aを有している。
ドレンパン100は、発泡ポリプロピレン製の平板材を所定寸法にカットし、これに曲げ加工を施して、横断面V字状の樋形状をなすように成形し、その両端部に同材料製の三角状の側壁15を接着するとともに、その上縁部10a側に同材料製の二つの係止部材14を接着して形成することができる。発泡ポリプロピレン製のドレンパン100は、断熱性が良好で、軽量であるが、これに限定しないので、他の合成樹脂材料や金属材料などを用いて製造することができ、製造方法についても前述した組立方式のほか、一体成形法などを採用することもできる。
図6〜図8に示すように、ドレンパン100は、二つの係止部材14の湾状係合部14aで、輻射パネル80の2本の下部ヘッダ部材83を把持することにより、輻射パネル80の下部に着脱可能に取り付けられる。輻射パネル80に取り付けられたドレンパン100の受水容器10は、その樋形状の長手方向が輻射パネル80の下部ヘッダ部材83の長手方向と略平行をなしている。なお、係止部材14の個数は限定しないので、下部ヘッダ部材83の長さに応じて設定される受水容器10のサイズなどに応じて増減することができる。
ドレンパン100を輻射パネル80に取り付ける方法は限定しないが、例えば、図9に示すように、輻射パネル80の第1パネル80aの下部ヘッダ部材83に係止部材14の湾状係合部14aを引掛け、その状態で当該下部ヘッダ部材83を中心に受水容器10を回転させるようにして、第2パネル80bの下部ヘッダ部材83を湾状係合部14a内に嵌め込めば、取り付けが完了する。また、前述と逆の作業を行えば、輻射パネル80からドレンパン100を取り外すことができる。
輻射パネル80が冷房運転しているときに、縦パイプ81の外周面などに生じた結露水は縦パイプ81の長手方向に沿って流下していき、下部ヘッダ部材83に到達した後、その外周面を伝わって、ドレンパン100の受水容器10の開口部11に向かって落下し、受水容器10内に回収される。受水容器10内に回収された結露水は排水口13に向かって流れ、排水口13を通って所定の排水経路に排出される。
ドレンパン100は係止部材14を介して輻射パネル80に取り付けることにより、輻射パネル80とドレンパン100とが一体化されるので、暖房・冷房運転時に輻射パネル80が縦方向に伸縮した場合も輻射パネル80とドレンパン100との距離を略一定に保持することができる。従って、冷房運転中の輻射パネル80に生じる結露水は周囲に飛散することなく、全てドレンパン100に回収され、所定の排水経路に排出される。また、ドレンパン100は、係止部材14を介して輻射パネル80に取り付けられるため、施工後の輻射パネル80の位置変更に伴う移動も容易である。
係止部材14は受水容器10の開口部11側に設けられているので、輻射パネル80の下部ヘッダ部材83に対する着脱作業がやり易く、取り付け状態の確認も容易である。また、下部ヘッダ部材83から係止部材14まで伝わってきた結露水も確実に受水容器10内へ回収することができ、結露水を受水容器10内に導くガイドとしても機能する。係止部材14には、下部ヘッダ部材83を把持可能な湾状係合部14aが設けられているので、輻射パネル80側に何ら加工を施すことなく取り付け可能であり、確実に取り付けることができる。
また、ドレンパン100の受水容器10は輻射パネル80の下部ヘッダ部材83と略平行に取り付け可能な樋形状をなしているので、下部ヘッダ部材83から落下する結露水を確実に回収することができるだけでなく、輻射パネル80に取り付けたときの一体感が良好であり、外観上の違和感も生じない。
ドレンパン100の受水容器10の排水口13から所定の排水経路に至るまでの通水経路については限定しないので、施工現場に応じた方式を採用することができるが、例えば、図10〜13に示すような実施形態とすることができる。
図10に示す実施形態においては、ドレンパン100の受水容器10の排水口13の下方に漏斗形状の受水部20aを有する受水器具20が配置され、受水器具20の下部排水口20bが排水経路30に連通されている。排水口13と受水器具20との間に他の部材を配置する必要がないので、施工時の位置合わせが容易であり、ドレンパン100の位置が上下に変わったときの対応も容易である。
また、受水器具20は漏斗形状の受水部20aを有しているので、当該受水器具20を排水経路30上に載置するだけで済み、ドレンパン100の排水口13と排水経路30とを接続するホースなどが不要である。さらに、冷房・暖房時の輻射パネル80の伸縮に伴うドレンパン100の排水口13の位置変化に的確に対応することができる。
そのほか、受水器具20の受水部20aの平面視形状は排水口13の外径より大径の円形であるため、ドレンパンの排水口13の下端開口部が受水部20aの円形領域内にある限り受水機能を発揮する。このため、施工時のドレンパン100の排水口13との位置合わせが容易であることに加え、受水容器10内に捕集した結露水を漏らさず排水経路30へ排出することができる。
図11に示す実施形態においては、ドレンパン100の受水容器10の排水口13に蛇腹状の排水管21が接続され、排水管21の下端部が排水経路30に連通されている。蛇腹状の排水管21は伸縮性及び可撓性を有するので、施工時の排水口13と排水経路30との位置合わせが容易である。
図12に示す実施形態においては、ドレンパン100の受水容器10の排水口13に可撓性を有する排水管22が接続され、排水管22の下端部が排水経路30に連通されている。排水管22は可撓性を有し、湾曲可能であるので、施工時の排水口13と排水経路30との位置合わせが容易である。
図13に示す実施形態においては、ドレンパン100の受水容器10の排水口13に排水管23が接続され、排水管23の下端部が排水経路30に連通されている。排水管23は、外径の異なる複数の円筒体23a,23b,23cからなる入れ子構造を有し、同軸上で伸縮可能であるため、施工時の排水口13と排水経路30との位置合わせが容易である。
次に、図14,図15に基づいて、本発明のその他の実施の形態である排水構造について説明する。本実施形態の排水構造を構成するドレンパン200においては、図1に示すドレンパン100の係止部材14と同様に係止部材24が設けられているが、係止部材24の湾状係合部24aを形成する二つの突片24b,24cのうちの一方の突片24bを他方の突片24cに向かって突出させている。
また、ドレンパン200が取り付けられた輻射パネル70は、これを形成する第1パネル80aと第2パネル80bとが横パイプ(上部ヘッダ部材82,下部ヘッダ部材83)の長手方向に、隣り合う縦パイプ81の配置間隔と同じ距離だけ互いに変位した構造を有している。
輻射パネル70の下部ヘッダ部材83に対し、ドレンパン200を取り付けた場合、図14,図15に示すように、係止部材24の一方の突片24bが第1パネル80aの縦パイプ81の間に嵌入し、他方の突片24cが第2パネル80bの縦パイプ81の裏側(第1パネル80aの反対側)に位置した状態となる。これにより、係止部材24の突片24bが、隣り合う縦パイプ81の間に挟まれた状態となってストッパ部として機能するので、ドレンパン200が輻射パネル70の下部ヘッダ部材83の長手方向に沿って移動するのを阻止することができる。
ドレンパン200を輻射パネル70に取り付ける方法は限定しないが、例えば、図9に示す取り付け方法と同様に、輻射パネル70の第1パネル80aの下部ヘッダ部材83に係止部材24の一方の突片24bを引掛け、その状態で当該下部ヘッダ部材83を中心に受水容器10を回転させるようにして、第2パネル80bの下部ヘッダ部材83に他方の突片24cを引掛け、2本の下部ヘッダ部材83を湾状係合部24a内に嵌め込めば、取り付けが完了する。また、前述と逆の作業を行えば、輻射パネル70からドレンパン200を取り外すことができる。その他の部分の構造、機能などはドレンパン100と同様であるため、図1〜図3中の符号と同符号を付して説明を省略する。
次に、図16〜図18に基づいて、本発明のその他の実施の形態である排水構造を構成するドレンパン300について説明する。ドレンパン300においては、係止部材34の湾状係合部34aを形成する二つの突片34b,34cの間隔を、図1に示すドレンパン100の係止部材14の場合より、広く設定している。また、受水容器10の上縁部10aには起立部10xが設けられている。
従って、図17,図18に示すように、3枚の柵状パネル(第1パネル80a,第2パネル80b,第3パネル80c)を有する輻射パネル60の3本の下部ヘッダ部材83に対し、好適に取り付けることができる。その他の部分の構造、機能などはドレンパン100と同様であるため、図1〜図3中の符号と同符号を付して説明を省略する。
次に、図19,図20に基づいて、本発明のその他の実施の形態である排水構造を構成するドレンパン400について説明する。ドレンパン400は、図1に示すドレンパン100と略同様の構造であるが、図4に示す輻射パネル80と若干異なる構造を有する輻射パネル50に取り付け可能である。
輻射パネル50は、水平方向に平行に配列された複数の横パイプ51と、これらの横パイプ51の左右端部をそれぞれ連通する、横パイプ51より太径の縦型ヘッダ52(縦パイプ52)と、を有する2枚の柵状パネル(第1パネル50aと第2パネル50b)を平行に配置することによって形成されている。ドレンパン400の係止部材44は、輻射パネル50の最下部に位置する2本の横パイプ51を着脱可能に把持する湾状係合部(図示せず)を有している。
次に、図21に基づいて、本発明のその他の実施の形態である排水構造について説明する。本実施形態の排水構造を構成するドレンパン500の構造は図19,図20に示すドレンパン400と略同様であるが、輻射パネル50と構造の異なる輻射パネル40の横パイプ41を把持するために、二つの係止部材54a,54bにそれぞれ設けられた湾状係合部(図示せず)の位置が互いに異なっている。具体的には、図21中の左側の係止部材54aの湾状係合部の位置は、右側の係止部材54bの湾状係合部の位置より高く(受水部材10より上に離れた状態に)設定されている。
輻射パネル40は複数の横パイプ41と、これらの左右端部を連通する、横パイプ41より太径の縦型ヘッダ42(縦パイプ42)と、を有する2枚の柵状パネルを平行に配置することによって形成されているが、複数の横パイプ41は右下がりの勾配をなすように傾斜配列され、2本の縦型ヘッダ42は鉛直方向に配置されている。
前述したように、係止部材54aの湾状係合部の位置は、係止部材54bの湾状係合部の位置より高く設定されているため、輻射パネル40の最下部に位置する横パイプ41に対し、二つの係止部材54a,54bを介してドレンパン500を取り付けたとき、ドレンパン500の受水容器10は、その長手方向が概ね水平状態をなすように保持される。なお、前記「概ね水平状態をなすように保持される」とは、完全な水平状態に限らず、排水口13側が僅かに下がるような傾斜状態(例えば、水平に対して概ね1度程度した傾斜状態)も含むものとする。
図21に示す輻射パネル40においては、複数の横パイプ41自身が右下がりに傾斜しているため、輻射パネル40に生じた結露水は傾斜方向(図21中の右側方向)に導かれ、ドレンパン500に捕集される。
従って、輻射パネル40に発生した結露水が横パイプ41の低位側から集中的にドレンパン500の受水容器10内に落下することがあっても、水平状態にある受水容器10の排水口13から確実に排水することができる。
次に、図22〜図24に基づいて、本発明のその他の実施の形態である排水構造について説明する。本実施形態の排水構造を構成するドレンパン600は、図1に示すドレンパン100の係止部材14と形状の異なる係止部材64、即ち、切り欠いた部分のない孔状係合部64aを有する二つの係止部材64が設けられている。その他の部分の構造、機能はドレンパン100と同様である。
ドレンパン600は、図23に示すように、下部ヘッダ部材83の左端部83a、右端部83bが、それぞれ左端に位置する縦パイプ81a、右端に位置する縦パイプ81bより外側に突出した構造を有する輻射パネル45に取り付けるのに適している。
ドレンパン600を輻射パネル45に取り付ける場合、図23(a)に示すように、ドレンパン600を右下がりの傾斜姿勢にして、ドレンパン600を図中右側へ移動させることにより、左側の係止部材64の孔状係合部64aを下部ヘッダ部材83の左端部83aに向かって移動させ、左側の係止部材64の孔状係合部64a内に下部ヘッダ部材83の左端部83aを挿入する。
次に、図23(b)に示すように、ドレンパン600を水平姿勢とし、ドレンパン600を図中左側へ移動させることにより、右側の係止部材64の孔状係合部64aを下部ヘッダ部材83の右端部83bに向かって移動させ、図23(c)に示すように、右側の係止部材64の孔状係合部64a内に下部ヘッダ部材83の右端部83bを挿入すると、輻射パネル45に対するドレンパン600の取り付けが完了する。
図24に示すように、輻射パネル45に取り付けられた後のドレンパン600は、その係止部材64に設けられた、切欠き部の無い孔状係合部64a内に2本の下部ヘッダ部材83が挿入された状態で保持されるので、保持力が高く、施工後も長期間に亘って安定保持することができる。
次に、図25〜図27に基づいて、本発明のその他の実施の形態である排水構造を構成するドレンパン700について説明する。図25〜図27に示すように、ドレンパン700は、図1に示すドレンパン100の受水容器10と形状の異なる受水容器10Xを備えている。即ち、図1に示すドレンパン100の受水容器10の横断面形状がV字形状であるのに対し、ドレンパン700の受水容器10Xの横断面形状は倒立台形状をなしている点において異なっている。
図25〜図27に示すように、受水容器10Xの横断面形状は倒立台形状であることにより、受水容器10Xの底部12Xは平面状をなしているので、結露水に伴って落下したゴミや空気中の塵埃などが付着し難く、もし付着した場合においても清掃がし易いという利点がある。また、図8に示すように、ドレンパン100においては、横断面形状がV字形状をなす受水容器100のV字頂点である底部12の下面側に排水口13が取り付けられるので、製造上、多少作り難い面があるのに対し、受水容器10Xにおいては、排水口13は平面状をなす底部12Xの下面側に取り付けられるため、製造が容易である。その他の部分の構造、機能はドレンパン100と同様であるため、図1中の符号と同じ符号を付して説明を省略する。
なお、前述した実施の形態に係る排水構造及びそれらを構成するドレンパン100,200,300,400,500,600,700などは本発明を例示するものであり、本発明の排水構造及びドレンパンなどは前述した排水構造及びドレンパン100,200,300,400,500,600,700などに限定されない。
本発明の空調用輻射パネルの結露水排水構造は、熱輻射方式の空調システムの輻射パネルに生じる結露水を回収して所定の排水経路に排出する手段として、戸建て住宅や集合住宅などを建設する産業分野において広く利用することができる。
10,10X 受水容器
10a 上縁部
11 開口部
12,12X,13X 底部
13 排水口
14,24,34,44,54a,54b,64 係止部材
14a,24a,34a 湾状係合部
15 側壁
20 受水器具
20a 受水部
21,22,23 排水管
23a,23b,23c 円筒体
24b,24c 突片
30 排水経路
64a 孔状係合部
80,70,60,50,40,45 輻射パネル
80a 第1パネル
80b 第2パネル
80c 第3パネル
81 縦パイプ
82 上部ヘッダ部材
83 下部ヘッダ部材
84 供給管
85 排出管
100,200,300,400,500,600,700 ドレンパン
L 長さ
W1,W2 幅
本発明の空調用輻射パネルの結露水排水構造は、熱輻射方式の空調システムの輻射パネルに生じる結露水を回収して所定の排水経路へ排出するための排水構造であって、前記輻射パネルから落下する水分を回収するための開口部を有する樋形状の受水容器と、前記受水容器に回収された水分を前記排水経路へ排出するため前記受水容器に設けられた排水口と、を有するドレンパンと、前記受水容器を前記輻射パネルに垂下状に取り付けるため前記受水容器に設けられた係止手段と、を備え
前記輻射パネルが複数の縦パイプ及び横パイプを組み合わせて形成された柵状の輻射パネルであって、前記係止手段として、前記輻射パネルの横パイプに垂下状に係合可能な係止部材を前記受水容器の開口部側に設けたことを特徴とする。
また、本発明の空調用輻射パネルの結露水排水構造においては、前記輻射パネルが複数の縦パイプ及び横パイプを組み合わせて形成された柵状の輻射パネルであって、前記係止手段として、前記輻射パネルの横パイプに垂下状に係合可能な係止部材を前記受水容器の開口部側に設けている

Claims (8)

  1. 熱輻射方式の空調システムの輻射パネルに生じる結露水を回収して所定の排水経路へ排出するための排水構造であって、前記輻射パネルから落下する水分を回収するための開口部を有する樋形状の受水容器と、前記受水容器に回収された水分を前記排水経路へ排出するため前記受水容器に設けられた排水口と、を有するドレンパンと、前記受水容器を前記輻射パネルに垂下状に取り付けるため前記受水容器に設けられた係止手段と、を備えた空調用輻射パネルの結露水排水構造。
  2. 前記輻射パネルが複数の縦パイプ及び横パイプを組み合わせて形成された柵状の輻射パネルであって、前記係止手段として、前記輻射パネルの横パイプに係合可能な係止部材を前記受水容器の開口部側に設けた請求項1記載の空調用輻射パネルの結露水排水構造。
  3. 前記係止部材に、前記輻射パネルの横パイプを把持可能な湾状係合部若しくは前記輻射パネルの横パイプが挿通可能な孔状係合部を設けた請求項2記載の空調用輻射パネルの結露水排水構造。
  4. 前記係止部材に、前記横パイプの長手方向に沿った前記受水容器の移動を阻止するストッパ部を設けた請求項2または3記載の空調用輻射パネルの結露水排水構造。
  5. 前記受水容器の少なくとも一部が前記受水容器の排水口に向かう下り勾配をなすように前記輻射パネルに取り付け可能な請求項1〜4のいずれかに記載の空調用輻射パネルの結露水排水構造。
  6. 前記排水口と前記排水経路との間に、伸縮性若しくは可撓性の少なくとも一方を有する排水管を配置した請求項1〜5のいずれかに記載の空調用輻射パネルの結露水排水構造。
  7. 前記排水口と前記排水経路との間に、漏斗形状の受水部を有する受水器具を配置した請求項1〜5のいずれかに記載の空調用輻射パネルの結露水排水構造。
  8. 前記受水容器の横断面形状がV字形状若しくは倒立台形状である請求項1〜7のいずれかに記載の空調用輻射パネルの結露水排水構造。
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