JP2016064717A - フレーム付ドア構造 - Google Patents

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隆幸 河合
Takayuki Kawai
隆幸 河合
井上 法一
Norikazu Inoue
法一 井上
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Abstract

【課題】ドアガラスとドアフレームとの段差を解消するにあたり、部品点数を少なくして、コスト低減を図ることができるフレーム付ドア構造を提供する。【解決手段】ウィンドウレギュレータ40は、ドアガラス48の開閉時にその移動をガイドするとともにドアガラス48の保持を行うガイドレール43A、43Bを含む。ドアフレーム18には、ドアガラス48とドアフレーム18間のシールを車室内側のみから行うウェザーストリップを備えている。ガイドレール43A、43Bの保持によりドアフレーム18の車外側に設けられた意匠面とドアガラス48の外表面を略面一または面一に配置する。【選択図】図2

Description

本発明は、フレーム付ドア構造に関する。
従来、フレーム付サイドドアでは、ドアガラスをドアフレームに設けられた断面コ字状のガラスランでドアガラスの縁部の内外面を咥え込みして保持するようにしている。また、従来のフレーム付サイドドアでは、ドアガラスを昇降させて窓の開閉を行うウィンドウレギュレータが、ドアガラスの下端部を支持することによってドアガラスの上下方向の位置の規制のみを行うようにしている。そして、ドアガラスの前後左右の位置の保持については、前記ドアガラスを咥える前記ガラスランで行っている。
このため、フレーム付サイドドアでは、ドアガラスとドアフレームの間に段差が生じて、サイドウィンド部の凹凸により外観が悪化するとともに、前記段差により走行風の乱れが生じ、風切音が発生する問題がある。また、走行風抵抗による燃費が悪化する問題もある。
なお、前記サイドドアをハードトップ構造にすることで前記段差の解消を図ることが可能である。しかし、ドアの窓部分がドアガラスのみで構成されることにより、車体ボディとのシールがドアボディからドアガラスに乗り移るためシール切れが発生する。また、ドアが閉じられて、ドアガラスが閉鎖状態のときには、前記ドアガラスに隣接する部品は、ボデー側に取付けられているため、ドアガラスの建付けがドア内で完結するフレーム付ドアに比較してドア建付け精度が安定しにくいという問題がある。
特許文献1では、段差を解消しているフレーム付サイドドアが提案されている。特許文献1のフレーム付サイドドアでは、ドアガラスの車室側側面にスライド部材が固定され、スライド部材が、ドアフレーム(サッシュ)に設けられたガラスランに対して、昇降自在に配置するようにしている。また、ドアフレーム(サッシュ)には、前記スライド部材を摺動自在に保持するリテーナが設けられている。この構成によって、ドアガラスとドアフレームの外表面を面一にして、ドアガラスとドアフレームとの段差をなくして、ドアガラスとドアフレームの外表面を面一とするようにしている。
特開2008−149849号公報
しかし、特許文献1では、前記段差をなくすため、スライド部材をドアガラスに固定する構成及びドアフレームにはスライド部材を摺動自在に保持するリテーナを設ける必要があるため、部品点数が増加する問題がある。さらには、スライド部材をドアガラスに対して接着する工程、及び前記リテーナをドアフレームに対する取付ける工程が必要となり、コスト高となる。
本発明の目的は、ドアガラスとドアフレームとの段差を解消するにあたり、部品点数を少なくして、コスト低減を図ることができるフレーム付ドア構造を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明は、ドアフレームを有するドアボディと、前記ドアフレームの窓を開閉するドアガラスと、前記ドアボディ内に設けられて、前記ドアガラスの開閉位置調整を行うウィンドウレギュレータとを備えたフレーム付ドア構造において、前記ウィンドウレギュレータは、前記ドアガラスの開閉時にその移動をガイドするとともに前記ドアガラスの保持を行うガイドレールを含み、前記ドアフレームには、前記ドアガラスと前記ドアフレーム間のシールを車室内側のみから行うウェザーストリップを備え、前記ガイドレールの前記保持により前記ドアフレームの車外側に設けられた意匠面と前記ドアガラスの外表面を略面一または面一に配置したものである。
また、前記ウェザーストリップは、前記ドアガラスの端面及び内面に対して直接接触して配置されていることが好ましい。
また、前記ドアフレームの車外側に設けられた意匠面は、前記ドアフレームの外面に設けられたアウターガーニッシュの外面としてもよい。
また、前記ドアボディが、車両本体に対してヒンジを介して前記車両本体のドア開口部を開閉するものとしてもよい。
また、前記ドアボディが、車両本体に対してスライド自在に支持されて前記車両本体のドア開口部を開閉するものとしてもよい。
本発明によれば、ドアガラスとドアフレームとの段差を解消するにあたり、部品点数を少なくして、コスト低減を図ることができる効果を奏する。
一実施形態の車両の正面図。 一実施形態のフロントドアを車外側から見た一部破断正面図。 図2の3−3線断面図。 一実施形態のリアドアを車外側から見た正面図。 図1の5−5線断面図。 図1の6−6線断面図。 図1の7−7線断面図。 図1の8−8線断面図。 他の実施形態のフレーム付ドアの断面図。
以下、本発明のフレーム付ドア構造を具体化した一実施形態について図1〜図8を参照して説明する。なお、図5、図6、及び図7は、フロントドア16、リアドア30が閉じられた状態における断面図である。また、図1〜図8に図示したUP、FR及びOUTの矢印は、車両上下方向の上側、車両前後方向の前側、及び車両幅方向の外側をそれぞれ示している。
図1に示すように、本実施形態のフレーム付ドア構造は、例えば、ミニバン等の車両において、車両本体10の側部に車両前後方向に並んでフロントドア16及びリアドア30に適用されている。
車両本体10の側部は、同車両本体10の図示しないフロア及びルーフ11の車幅方向外側の端部に沿ってそれぞれ延びる図示しないロッカ及びルーフサイドレール12を備えている。また、車両本体10の側部は、前記ロッカとルーフサイドレール12とを車両上下方向に繋ぐAピラー52、Bピラー62及びCピラー72を備えている。また、車両本体10の側部には、上記Aピラー52、ルーフサイドレール12、Bピラー62及び前記ロッカによって、図5に示すように車両側面視で略矩形状のフロントドア用のドア開口部13Aが形成されている。さらに、車両本体10の側部には、Bピラー62、ルーフサイドレール12、Cピラー72及び前記ロッカによって、図6、図7に示すように車両側面視で略矩形状のリアドア用のドア開口部13Bが形成されている。
上記ドア開口部13A、13Bがフロントドア16及びリアドア30により閉じられることによって、車室と車外側とが開閉可能に隔成されている。
また、図1に示すように車両本体10の側部は、ルーフサイドレール12の後端部から車両下方側に向けて延びると共に、図示しないバックドア開口部の一部を形成するDピラー74を備えている。また、車両本体10の側部におけるCピラー72とDピラー74との間には、ウインドシールドガラスとしてのクウォータウインドシールドガラス76が設けられている。
前記フロントドア16は、スイングドアであって、車体ボディ20(すなわち、Aピラー52)に設けられたドアヒンジ19を介して車体ボディ20に設けられたドア開口部13A(図5、図6参照)を開閉自在に連結されている。
前記リアドア30は、車体ボディ20に対して図示しないヒンジベースと、リアドア30に設けられた図示しないドアヒンジとの間が前記フロアの下方に設けられた図示しないリンクアームにて揺動自在に連結されている。そして、前記リアドア30は、前記リンクアームの揺動を伴って車両前後方向の後方または前方にスライドすることにより、図6、図7に示すようにリアドア用のドア開口部13Bを開閉するリンクアーム式のスライドドアとされている。
(フロントドア16について)
図2に示すようにフロントドア16は、ドアボディ17とドアフレーム18とを有するドアパネル14と、前記ドアボディ17とドアフレーム18とにより囲まれた窓開口部16bを開閉するドアガラス48とを備えている。
図2,図3に示すように、ドアパネル14は、車両幅方向内側に設けられた鋼板製のドアインナパネル22と、車両幅方向外側に設けられた鋼板製のドアアウタパネル23とで構成されている。前記ドアパネル14のドア構造がフルドアの場合には、ドアフレーム18とドアボディ17とが一体化されてプレス成形されている。
前記ドアインナパネル22とドアアウタパネル23とは、その前後両外周縁部及び下部の外周縁部がヘミング加工により一体に結合されている。フロントドア16の車両前後方向後側の縁部は、図5、図6に示すように車両前後方向且つ車両上下方向に延在するドア端末部16a(ヘミング結合部)としている。
また、ドアボディ17内において、前記ドアアウタパネル23とドアインナパネル22との間には所定の空間が形成されている。また、図3に示すように、ドアインナパネル22の車室側にはドアトリム15が設けられている。
図2、図3に示すようにドアボディ17内には、ウィンドウレギュレータ40が配置されている。図2、図3に示すようにウィンドウレギュレータ40は、互いに平行にかつ離間して配置された一対のガイドレール43A,43B及びキャリアプレート44A,44Bを備えている。ガイドレール43Aは、車両前後方向におけるドアインナパネル22の略中央部に対して上下一対のブラケット41、42を介して取付けられている。また、図2に示すもう一方のガイドレール43Bは、車両前後方向におけるドアインナパネル22の前端寄りの部位に対して図示しない上下一対のブラケットを介して取付けられている。
また、図3に示すように前記キャリアプレート44Aは、上下一対のシュー45を有しており、前記シュー45がガイドレール43Aに対して嵌装されることにより前記ガイドレール43Aに対して上下移動可能となっている。キャリアプレート44Bは、図2に示すように上下一対のシュー49を有しており、前記シュー49がガイドレール43Bに対して嵌装されることにより前記ガイドレール43Bに対して上下移動可能となっている。なお、図2では、シュー45の図示は省略されている。
前記キャリアプレート44A,44Bは、ドアガラス48の下部において前端寄りの部位並びに中央部に取り付けられて固定されている。本実施形態ではキャリアプレート44A,44Bのドアガラス48に対する固定はネジ締結により行われている。なお、キャリアプレート44A,44Bのドアガラス48に対する固定はネジ締結に限定するものではなく、他の固定手段であってもよい。
ドアガラス48は、ガイドレール43A,43Bに対してそれぞれ上下移動可能になっている一対のキャリアプレート44A、44Bに対して固定されていることにより、ガイドレール43A,43Bが許容する範囲において移動可能である。また、ガイドレール43A,43Bは、キャリアプレート44A、44Bを介してドアガラス48の車両前後方向における上下の傾きがないように、かつ、車両幅方向における内外の傾きがないように規制している。なお、上記の規制ができることを前提として、キャリアプレート44A,44Bのドアガラス48への取付けは、ドアガラス48の下端における前端寄りの部位並びに中央部への取付けに限定するものではなく、他の箇所でもよい。
前記ブラケット41、42には図示はしないが一対のプーリーが設けられ、同プーリーには作動ケーブル46(図2参照)が巻回されている。作動ケーブル46はガイドレール43Aに沿って張設されるとともに、その一箇所において、キャリアプレート44Aに固定されている。図2に示すように、作動ケーブル46は、ドアインナパネル22に取り付けられた駆動モータ47に駆動される図示しないドラムに巻回されている。そして、両方向に回転可能な駆動モータ47の作動により、作動ケーブル46がいずれかの方向に牽引され、キャリアプレート44Aが、ガイドレール43Aに沿って上下に移動するようにされている。
ドアガラス48はドアボディ17内において、前記ドアアウタパネル23とドアインナパネル22との前記所定の空間に介装され、ドアボディ17内に収容可能に配置されている。ドアガラス48は、駆動モータ47が作動すると、キャリアプレート44Aを介して上下動することにより、図2、図3に示すドアボディ17の上端部であるベルトライン17aから出入り可能とされている。
図5、図6に示すようにドアフレーム18は、前記ドアアウタパネル23とドアインナパネル22とにより閉断面構造を有するように形成されている。そして、図2に示すように、ドアフレーム18は、ドアボディ17の上部において前後両部位に一体に連結された前枠部26と後枠部27、並びに両枠部26,27の上端を連結する上枠部28を有する。
また、ドアフレーム18は、図5、図6に示すように、前枠部26、後枠部27、上枠部28の外側面は、アウタパネル23の外側面にて形成されて、略平面状の意匠面29aを有するアウターガーニッシュ29が接着剤により貼着されている。なお、図2では、26、27、28の符号の引き出し線は、説明の便宜上、アウターガーニッシュ29の意匠面29a側から引き出されている。
図5、図6に示すようにドアフレーム18を構成するドアアウタパネル23の外表面において、窓開口部側には、アウターガーニッシュ29よりも車室内側に変位した取付段部31が形成されている。前記取付段部31の窓開口部を区画する内周全体には、周回する突条31aが形成されている。前記取付段部31には、ゴム等の弾性材からなるウェザーストリップ32が取付けられている。
ウェザーストリップ32は取付段部31に沿って配置される底壁33と、底壁33の窓開口部側縁側からともに立ち上がるシール壁34及びシールリップ35と、反窓開口部側縁から立ち上がって前記シール壁34に一体に連結した側壁36とを有する。底壁33、シール壁34及び側壁36で囲まれた空間は中空部37としている。また、ウェザーストリップ32は、底壁33の車室内側面に設けられた一対の取付リップ38にて取付段部31の突条31aに対して弾接的に挟着されている。また、ウェザーストリップ32は、側壁36の外表面に設けられた咬着凹部39にてアウターガーニッシュ29の窓開口部側縁部に弾性的に咬着されている。このようにして、ウェザーストリップ32は、ドアフレーム18に対して前記取付リップ38と前記咬着凹部39とにより、取付けられている。ウェザーストリップ32は、ドアガラス48が窓開口部16bを閉鎖しているとき、シール壁34及びシールリップ35がドアガラス48の端面48a及びドアガラス48の内面(車室内側面)に対してそれぞれ弾性的に当接することにより、シール性を発揮する。
すなわち、ドアガラス48は、ベルトライン17aに設けられた図3に示すベルトモール21を撓ませながら上昇して、最上位置(窓開口部を完全に閉じた位置)に達するまで、前端、後端及び上端の端面48aがウェザーストリップ32にて圧接される。このことにより、外部から車室内への水入り等が防止されている。また、図5、図6に示すように最上位置にドアガラス48が達した状態では、ドアガラス48の外表面は前記ガイドレール43A、43Bにより規制されることによりアウターガーニッシュ29の意匠面29aとが略面一または面一となるように保持されている。
図1に示すようにAピラー52には、その上部側に三角窓ガラス50が嵌められた三角窓51が設けられている。すなわち、Aピラー52には、三角窓51の前縁側を構成する前側傾斜枠部52Aと、三角窓51の後縁側を構成する後側傾斜枠部52Bと、三角窓51の下縁側を構成する下側横枠部52Cとを有する。
前側傾斜枠部52Aは、車両上方へ向けて車両後方側に傾斜して延びている。また、後側傾斜枠部52Bは、前側傾斜枠部52Aよりも直立に近い角度で車両上方へ向けて車両後方側に若干傾斜して延びている。また、下側横枠部52Cは、車両前後方向に延びている。Aピラー52は、その内板(車両幅方向内側の部位)を構成する図示しないピラーインナパネルと、外板(車両幅方向外側の部位)を構成するピラーアウタパネル53(図5参照)と、を備えている。
なお、図5において、符号54は、図1に示す後側傾斜枠部52B(ピラーアウタパネル53)に固定されたアウターガーニッシュである。また、符号55は、後側傾斜枠部52Bにおいて、アウターガーニッシュ54と後側傾斜枠部52Bに隣接して設けられたウェザーストリップであって、フロントドア16を閉じた際に、アウターガーニッシュ29の前端縁に接してシール性を発揮する。
図5に示すようにウェザーストリップ55は、フロントドア16が閉じられた状態において、三角窓ガラス50の外表面と、アウターガーニッシュ29の意匠面29aと略面一または面一となる側面55aを有する。
本実施形態では、図5に示すように、三角窓ガラス50の外表面と、アウターガーニッシュ54、フロントドア16におけるアウターガーニッシュ29の意匠面29aとが略面一または面一となるように配置されている。
また、図5、図6に示すように、車体ボディ20において、ドア開口部13Aを構成する部材(ピラーアウタパネル53、Bピラー62のピラーアウタパネル63、ルーフサイドレール12)の内周面にはウェザーストリップ56が取付けられている。ウェザーストリップ56は、フロントドア16が閉じた状態でドアインナパネル22に当接してシール性を発揮する。また、図5、図6に示すように、ドアフレーム18のドア開口部13Aの内周面に対向するフロントドア16のドアインナパネル22には、ウェザーストリップ57が取付け固定されて、ドア開口部13Aを閉じた状態でドアフレーム18のドア開口部13Aの内周面に当接してシール性を発揮する。
(リアドア30について)
次に、リアドア30について説明する。
図1、図4に示すリアドア30はドアボディ117とドアフレーム118とを有するドアパネル114と、ドアフレーム118及びドアボディ117により囲まれたドアパネル114の窓開口部115を前後方向で区画するデビジョンバー119とを備えている。前記ドアパネル114のドア構造がフルドアの場合には、ドアフレーム118とドアボディ117とが一体化されてプレス成形されている。前記ドアボディ117において、ドアインナパネル58と、車両幅方向外側に設けられたドアアウタパネル59間には、所定の空間を有しており、ドアガラス136が出入り可能に配置されている。
前記デビジョンバー119により、窓開口部115は、前部開口115aと後部開口115bとに区画される。図4に示すようにデビジョンバー119は、車両上下方向に延びて上端が上枠部118cに一体に連結されるとともに、下端がドアボディ117に対して一体に連結されている。
図6、図7に示すようにリアドア30は、車両幅方向内側に設けられた鋼板からなるドアインナパネル58と、車両幅方向外側に設けられた鋼板からなるドアアウタパネル59とを有して構成されている。このドアインナパネル58とドアアウタパネル59とは、互いの外周縁部にてヘミング加工により一体に結合されている。そして、リアドア30の車両前後方向前側の縁部は、車両前後方向且つ車両上下方向に延在するドア端末部30a(ヘミング結合部)としている。具体的には、ドア端末部30aは、ドアインナパネル58及びドアアウタパネル59の縁部がそれぞれ車外側及び車室側に湾曲されて車両前後方向且つ車両上下方向に延在するフランジ状部58aとフランジ状部59aとが相互にヘミング結合されている。
図6に示すようにドア開口部13Bを閉じた状態のリアドア30車両前後方向前側のドア端末部30aは閉じた状態のフロントドア16において、車両前後方向後側のドア端末部16aに対して車両幅方向室内側に位置するように構成されている。
図4に示すように、ドアフレーム118は、前枠部118a、後枠部118b、前枠部118aと後枠部118bの上端を連結する上枠部118cを備える。
(前枠部118a及びその周辺の構成)
図6に示すように前枠部118aは、ドアインナパネル58、リインフォースメント60、及びドアアウタパネル59とにより閉断面構造を有するように形成されている。また、前枠部118aの窓開口部115側は、図6に示すようにドアインナパネル58とドアアウタパネル59の縁部がヘミング結合されて形成された結合部30bを有する。具体的には結合部30bは、ドアインナパネル58及びドアアウタパネル59の縁部がそれぞれ車外側及び車室側に湾曲されて車両前後方向且つ車両上下方向に延在するフランジ状部58bとフランジ状部59bとが、相互にヘミング結合されている。
図7に示すように、後枠部118bは、ドアインナパネル58、及びドアアウタパネル59とにより閉断面構造を有するように形成されている。また、後枠部118bの窓開口部115側は、図7に示すようにドアインナパネル58とドアアウタパネル59の縁部がヘミング結合されて形成された結合部30cを有する。
具体的には結合部30cは、ドアインナパネル58の縁部が車外側に湾曲されたフランジ状部58bとドアアウタパネル59の縁部が車室側に湾曲されたフランジ状部59bとが、相互にヘミング結合されている。
(上枠部118c及びその周辺の構成)
図8に示すように、上枠部118cは、ドアインナパネル58、及びドアアウタパネル59とにより閉断面構造を有するように形成されている。また、上枠部118cの窓開口部115側は、ドアインナパネル58とドアアウタパネル59の縁部がヘミング結合されて形成された結合部30dを有する。
具体的には上枠部118cのドアアウタパネル59は、図8に示すように、上部から中央部までの側面を意匠面59cとしている。また、意匠面59cよりも下方の部位は第1段部59dと第2段部59eを有するように室内側に2段に屈曲形成されている。さらに、第2段部59eから略90度室外側に有り曲げされて下方に延在するフランジ状部59fを有する。そして、前記結合部30dは、ドアアウタパネル59のフランジ状部59fとドアインナパネル58の縁部とが相互にヘミング結合されている。
第2段部59eの表面は下方に向くように配置されており、リテーナ64を介してゴム等の弾性材からなるガラスラン65が取付けられている。
図8に示すようにガラスラン65は、第2段部59eに対向する底壁65aと、車外側側壁65bと、車室側側壁65cとにより、断面略コ字状の溝65dが形成されている。車外側側壁65bの先端には、溝65d内に向くシールリップ65eが一体に形成され、前部開口115aを閉じた状態のドアガラス136の上端車外側面を連続してシールすることが可能となっている。また、車室側側壁65cの先端には、溝65d内に向くシールリップ65fが一体に形成され、前部開口115aを閉じた状態のドアガラス136における上端の車内側面を連続してシールすることが可能となっている。
(デビジョンバー119周辺の構成)
図4、図7に示すデビジョンバー119は、後部開口115b側の肉厚部119aと、肉薄の支持片119bとを備えている。前記肉厚部119aは、車両上下方向に延在している。また、支持片119bは、前記肉厚部119aの前部開口115a側側面において車室側縁部から車両上下方向に且つ前後方向に延在するよう配置されている。図7に示すように支持片119bは、ゴム等の弾性材からなるウェザーストリップ121が取付けられて同ウェザーストリップ121を支持している。
ウェザーストリップ121は、支持片119bに沿って配置される底壁121aを有する。底壁121aには前部開口115a側から立ち上がるシール壁121b、シールリップ121cと、反前部開口115a側側縁から立ち上がりシール壁121bに連結した側壁121dとを有する。底壁121a、シール壁121b及び側壁121dで囲まれた空間は中空部121eとしている。ウェザーストリップ121は、底壁121aの車室内側面に設けられた一対の取付リップ121fが支持片119bの突条119cに対して弾接的に挟着することにより、デビジョンバー119に対して取付けられている。
上記中空部121eを形成する壁は、ドアガラス136が、前部開口115aを閉じた状態では、図7に示すように、ドアガラス136と後述する固定用ガラス129とに弾接的に挟まれた状態で両ガラスに接触して変形する。この場合、上記中空部121eを形成する壁の変形後の形状はドアガラス136の外表面、及び固定用ガラス129の意匠面129aよりも外方へ突出しないように設定されている。
また、図4に示すようにドアガラス136は、窓開口部115の前部開口115aを上下方向に開閉可能に配置されている。また、図7に示すようにドアパネル114の前記窓開口部115の後部開口115bには固定用ガラス129が配置されている。
図7に示すように、固定用ガラス129の前端は、その内面がデビジョンバー119の肉厚部119aに対して接着剤により固定されている。また、固定用ガラス129の中央部内面及び後端内面は、ドアアウタパネル59の車外側面及び後枠部118bの結合部30cの車室内側を覆うように取付けられたアウターガーニッシュ120の外表面に対して接着されている。図7に示すように、リアドア30を閉じた状態で固定用ガラス129の意匠面129aは、クウォータウインドシールドガラス76の外表面と略面一または面一となるように配置されている。
図7に示すように、クウォータウインドシールドガラス76の前端面を覆うようにCピラー72のピラーアウタパネル73にはウェザーストリップ122が設けられている。ウェザーストリップ122は、リアドア30が閉じられた状態では、リアドア30のドア端末部30aの内面に弾接して、シール性を発揮する。また、ウェザーストリップ122は、図7に示すように、車外側側面がクウォータウインドシールドガラス76の外表面から車外側に突出しないように形成されている。
また、図6、図7に示すように、車体ボディ20において、ドア開口部13Bを構成する部材(Bピラー62のピラーアウタパネル63、Cピラー72のピラーアウタパネル73、ルーフサイドレール12)の内周面にはウェザーストリップ123が取付けられている。ウェザーストリップ123は、リアドア30が閉じた状態でドアインナパネル58に弾接してシール性を発揮する。
図4、図6に示すように、前枠部118aの外側面には、略平面状の意匠面130aを有するアウターガーニッシュ130が接着剤等の取付け手段にて固定されている。なお、図4では、118a、118b符号の引き出し線は、説明の便宜上、アウターガーニッシュ130、固定用ガラス129の意匠面130a、129a側から引き出されている。
アウターガーニッシュ130の意匠面130aは、図6に示すように、フロントドア16及びリアドア30が閉じられた状態では、略面一または面一となるように配置されている。
図6に示すように前枠部118aのドア端末部30a及び結合部30bにはゴム等の弾性材からなるウェザーストリップ125、124が取付けられている。
前記ウェザーストリップ124は、結合部30bに沿って配置される底壁124aを有する。底壁124aには前部開口115a側から立ち上がるシール壁124b、シールリップ124cと、反前部開口115a側側縁から立ち上がってシール壁124bに連結した側壁124dとを有する。底壁124a、シール壁124b及び側壁124dで囲まれた空間は中空部124eとしている。ウェザーストリップ124は、底壁124aの車室内側面に設けられた取付リップ124fと底壁124aとが結合部30bに対して弾接的に挟着することにより、前枠部118aに対して取付けられている。また、ウェザーストリップ124は、側壁124dの外表面に設けられた咬着凹部124gにてアウターガーニッシュ130の前部開口115a側縁部に弾性的に咬着されている。このようにして、ウェザーストリップ124は、ドアフレーム118の前枠部118aに対して前記取付リップ124fと前記咬着凹部124gとにより、取付けられている。
上記中空部124eを形成する壁は、ドアガラス136が前部開口115aを閉じた状態では、図6に示すように、ドアガラス136とアウターガーニッシュ130に弾接的に挟まれた状態で両部材に接触して変形する。この場合、上記中空部121eを形成する壁の変形後の形状はドアガラス136の外表面、及びアウターガーニッシュ130の意匠面130aよりも外方へ突出しないように設定されている。
また、図4に示すようにドアボディ117の前部開口115aに臨むベルトライン117aの部位にはベルトモール126が設けられている。ドアガラス136は、前記ベルトモール126を撓ませながら上昇して、前部開口115aを完全に閉じた最上位置に達すると、前端面及び後端面がウェザーストリップ124、121にて圧接される。この状態では、ウェザーストリップ124、121のシールリップ124c、121cは、ドアガラス136の内面(車室側側面)に弾接してシール性を発揮する。このことにより、外部から車室内への水入り等が防止されている。
また、図6に示すようにドアガラス136が最上位置に達した状態では、ドアガラス136の外表面は後述するガイドレール143A、143Bにより規制されてアウターガーニッシュ130の意匠面130aと略面一または面一となるように保持されている。また、図7に示すようにドアガラス136が最上位置に達した状態では、ドアガラス136の外表面は後述するガイドレール143A、143Bにより規制されて固定用ガラス129の意匠面129aと略面一または面一となるように保持されている。
図6に示すようにウェザーストリップ125は、底壁125a、車外側側壁125b、車室側側壁125cからなる断面コ字状の本体部125dを有している。ウェザーストリップ125は、ドア端末部30aに対して車室側側壁125内面に突出した取付けリップ(符号なし)と、車外側側壁125bとの間にドア端末部30aを挟着することにより、リアドア30に取付けられている。ウェザーストリップ125の車外側側壁125bの先端には、アウターガーニッシュ130の前端面に沿って配置された突出壁125eが形成され、突出壁125eの先端には、車室側に向かって延びるシールリップ125fが設けられている。
図6に示すように、突出壁125eの先端は、アウターガーニッシュ130の意匠面130aから車外側へ突出しないように設定されている。図6に示すようにウェザーストリップ125は、フロントドア16及びリアドア30が閉じた状態では、フロントドア16のアウターガーニッシュ29の後端縁及びドアボディ17のドア端末部16aにシールリップ125fが弾接してシール性を発揮する。
(リアドア30を支持する構成)
ここで、リアドア30を支持する構成について簡単に説明する。
図8に示すように、ルーフサイドレール12は、図示しないインナパネルとアウタパネル12aで閉断面構造を有して構成されている。ルーフサイドレール12の車外側側面には、車両前後方向に延在するスライドアッパレール80が固定されている。スライドアッパレール80の上方において、ルーフサイドレール12のアウタパネル12aには閉じた状態のリアドア30のドア端末部30aに対して弾接的に当接するゴム等からなるシール部材131が設けられている。
なお、スライドアッパレール80以外に、車体ボディ20におけるドア開口部13Bの下方の部位には図示しないスライドレール、及びドア開口部13Bよりも後方の車体ボディ20の側面中央にはスライドレール20a(図1参照)がそれぞれ設けられている。
スライドアッパレール80は、チャンネル状に形成されて下方に開口を有する。スライドアッパレール80には、リアドア30の上枠部118cに連結された図示しないブラケットを介して図示しないガイドローラが回転自在に係入されている。
また、前記図示しないスライドレール及びスライドレール20aには、リアドア30に固定された図示しないブラケットを介して図示しないガイドローラが回転自在に係入されている。リアドア30は、上記のようにして各レールにガイドローラを介してスライド可能に支持されている。
アウタパネル12aの下縁には、フランジ部12bが設けられており、フランジ部12bの下方は、前記ドア開口部13Bとなっている。フランジ部12bには、中空のシール部132aを有するゴム等の弾性材からなるウェザーストリップ132が取付けられている。ウェザーストリップ132は、リアドア30がドア開口部13Bを閉じた状態では、上枠部118cの内面下部に圧接して密閉する。
図6に示すようにリアドア30及びフロントドア16がともに閉じた状態では、アウターガーニッシュ130の意匠面130aとアウターガーニッシュ29の意匠面129aとが略面一または面一となるように両者の意匠面の位置が設定されている。
(リアドア30のウィンドウレギュレータ140について)
図4に示すようにドアガラス136は、ドアボディ117のドアアウタパネル59とドアインナパネル58との前記所定の空間にその一部分が収容可能に配置されて、ドアボディ117内に設けられたウィンドウレギュレータ140により駆動される。前記ウィンドウレギュレータ140の構成は、ウィンドウレギュレータ40と同様の構成であるため、詳細な説明を省略する。すなわち、ウィンドウレギュレータ140は、ウィンドウレギュレータ40と同様に、一対のガイドレール143A、143B、ドアガラス136の下部において、前端及び中央部にそれぞれ連結された一対のキャリアプレート144A、144B、駆動モータ145、作動ケーブル(図示しない)等を備えている。
ドアガラス136は、前記一対のガイドレール143A、143Bに対してそれぞれ上下移動可能になっているキャリアプレート144A、144Bに対して固定されていることにより、ガイドレール143A、143Bが許容する範囲において移動可能である。また、ガイドレール143A、143Bは、キャリアプレート144A、144Bを介してドアガラス136の車両前後方向における上下の傾きがないように、かつ、車両幅方向における内外の傾きがないように規制している。
また、ドアガラス136は、前記駆動モータ145が作動すると、前記作動ケーブルに連結されたキャリアプレート144A、144Bを介して上下動することにより、ドアボディ117の上端部であるベルトライン117aから出入り可能とされている。
(実施形態の作用)
上記実施形態の作用を説明する。
フロントドア16では、ドアガラス48はガイドレール43A、43Bにより規制されて、最上位置にドアガラス48が達した状態のとき、その外表面がアウターガーニッシュ29の意匠面29aと略面一または面一となる。
また、リアドア30では、ドアガラス136はガイドレール143A、143Bにより規制されて、最上位置にドアガラス136が達した状態のとき、その外表面がアウターガーニッシュ130及び固定用ガラス129の意匠面130a、129aと略面一または面一となる。
また、フロントドア16、リアドア30が閉じられた状態において、図5〜図7に示すようにウェザーストリップ55、125、122が、アウターガーニッシュ29、130、固定用ガラス129、クウォータウインドシールドガラス76から車外側から外方に突出しないようにされている。
このため、本実施形態の車両本体10の側部における車両前後方向において、三角窓ガラス50からクウォータウインドシールドガラス76までの範囲に亘って、フラッシュサーフェイスとすることができる。
また、本実施形態では、スライドドアであるリアドア30において、ドアガラス136、アウターガーニッシュ130、及び固定用ガラス129を略面一または面一にしてフラッシュサーフェイス化することができる。
なお、スライドドアでは、ルーフサイドレール12に設けられたスライドアッパレール80を含む複数のスライドレールで支持する必要がある。そして、スライドアッパレール80に対しては、ドアフレーム118に連結されたブラケットを介して図示しないガイドローラが回転自在に係入される。このような構造を有するスライドドアでは、従来、フラッシュサーフェイス化したものは提案されていない。本実施形態によれば、スライドドアにおいて、フラッシュサーフェイス化できる効果がある。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態のフレーム付ドア構造では、ウィンドウレギュレータ40、140は、ドアガラス48、136の開閉時にその移動をガイドするとともにドアガラス48、136の保持を行うガイドレール43A、43B、143A、143Bを含む。また、ドアフレーム18、118には、ドアガラス48、136とドアフレーム18、118間のシールを車室内側のみから行うウェザーストリップ32、121、124を備えている。また、ガイドレール43A、43B、143A、143Bの保持によりドアフレーム18、118の車外側に設けられた意匠面とドアガラス48、136の外表面を略面一または面一に配置している。この結果、本実施形態によれば、ドアガラスとドアフレームとの段差を解消するにあたり、部品点数を少なくして、コスト低減を図ることができる効果を奏する。
また、ドアガラスとドアフレームとの段差が解消できるため、外観の向上、風切り音の減少を図ることができるとともに、走行抵抗が減少するため走行燃費の向上を図ることができる。また、ドアガラスとドアフレームとの段差が解消できるため、洗車時の拭き取り作業性を向上することができる。
(2)また、本実施形態では、ウェザーストリップ32、124、121は、ドアガラス48、136の端面及び内面に対して接触して配置されている。この結果、本実施形態によれば、フレーム付ドア構造において、ウェザーストリップ32、124、121により、ドアガラスを閉じた状態におけるドアガラス48、136とドアフレーム18、118むと間のシール性を向上することができる。
(3)また、本実施形態では、ドアフレーム18、118の車外側に設けられた意匠面を、ドアフレーム18、118の外面に設けられたアウターガーニッシュ29、130の外面としている。この結果、本実施形態では、ドアフレーム18、118に設けられたアウターガーニッシュ29、130の意匠面とドアガラス48、136において、段差が解消されて、上記(1)、(2)の効果を容易に実現することができる。
(4)本実施形態のフレーム付ドア構造は、車両本体10に対してヒンジ(ドアヒンジ)を介して車両本体10のドア開口部13Aを開閉するドアボディ17に適用している。この結果、車両本体10のドア開口部に対してドアヒンジで開閉するドアにおいて、上記(1)〜(3)の効果を容易に実現できる。
(5)本実施形態のフレーム付ドア構造は、車両本体10に対して、ドアボディ117がスライド自在に支持されてドア開口部13Bを開閉するドア(リアドア30)に適用している。この結果、車両本体10のドア開口部に対してスライドで開閉するドアにおいて、上記(1)〜(3)の効果を容易に実現できる。
なお、従来のハードトップ構造は、ドア上部にスライドするための部品(例えば、スライドドアローラ等)を固定するドアフレームを有しないため、スライドドアには適用できない。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態のフロントドア16では、ドアガラス48とアウターガーニッシュ29とを略面一または面一とした。この構成に代えて、図9に示すようにアウターガーニッシュ29を省略して、ドアガラス48とドアフレーム18のドアアウタパネル23の車外側側面を意匠面として、この意匠面とドアガラス48の外表面とを略面一または面一としてもよい。
・前記実施形態では、ウィンドウレギュレータ40、140をワイヤー式のウィンドウレギュレータで構成したが、アーム式のウィンドウレギュレータで構成してもよい。
・ウェザーストリップ32、124、121は、前記実施形態のウェザーストリップ32、124、121の構成に限定するものではなく、ドアガラス48、136の端面及び車室内側をシールするものであれば、他の断面構造を有していても良い。
・前記実施形態では、ドアパネル14及びドアパネル114のドア構造をフルドアにしたが、ドアパネル14及びドアパネル114のドア構造をサッシュドアにしてもよい。
10…車両本体、11…ルーフ、12…ルーフサイドレール、
12a…アウタパネル、13A,13B…ドア開口部、14…ドアパネル、
15…ドアトリム、16…フロントドア、16b…窓開口部、
17…ドアボディ、17a…ベルトライン、18…ドアフレーム、
19…ドアヒンジ、20…車体ボディ、21…ベルトモール、
22…ドアインナパネル、23…ドアアウタパネル、26…前枠部、
27…後枠部、28…上枠部、29…アウターガーニッシュ、
30…リアドア、31…取付段部、32…ウェザーストリップ、
33…底壁、34…シール壁、35…シールリップ、36…側壁、
37…中空部、38…取付リップ、39…咬着凹部、
40…ウィンドウレギュレータ、41、42…ブラケット、
43A,43B…ガイドレール、44A,44B…キャリアプレート、
45…シュー、46…作動ケーブル、47…駆動モータ、
48…ドアガラス、48a…端面、49…シュー、
50…三角窓ガラス、51…三角窓、52…Aピラー(フロントピラー)、
52A…前側傾斜枠部、52B…後側傾斜枠部、52C…下側横枠部、
53…ピラーアウタパネル、54…アウターガーニッシュ、
55、56、57…ウェザーストリップ、
58…ドアインナパネル、58a…フランジ状部、58b…フランジ状部、
59…ドアアウタパネル、59a…フランジ状部、59b…フランジ状部、
59c…意匠面、59d…第1段部、59e…第2段部、
59f…フランジ状部、60…リインフォースメント、62…Bピラー、
63…ピラーアウタパネル、64…リテーナ、65…ガラスラン、
65a…底壁、65b…車外側側壁、65c…車室側側壁、65d…溝、
65e…シールリップ、65f…シールリップ、72…Cピラー、
73…ピラーアウタパネル、74…Dピラー、
76…クウォータウインドシールドガラス、
114…ドアパネル、115…窓開口部、115a…前部開口、
115b…後部開口、117…ドアボディ、117a…ベルトライン、
118…ドアフレーム、118a…前枠部、118b…後枠部、
118c…上枠部、119…デビジョンバー、119a…肉厚部、
119b…支持片、120…アウターガーニッシュ、
121…ウェザーストリップ、121a…底壁、121b…シール壁、
121c…シールリップ、121d…側壁、121e…中空部、
121f…取付リップ、122、123、124…ウェザーストリップ、
124a…底壁、124b…シール壁、124c…シールリップ、
124d…側壁、124e…中空部、124f…取付リップ、
125…ウェザーストリップ、125a…底壁、125b…車外側側壁、
125c…車室側側壁、125d…本体部、125e…突出壁、
125f…シールリップ、129…固定用ガラス、129a…意匠面、
130…アウターガーニッシュ、130a…意匠面、131…シール部材、
132…ウェザーストリップ、132a…シール部、134…窓開口部、
136…ドアガラス、140…ウィンドウレギュレータ、
143A、143B…ガイドレール、
144A、144B…キャリアプレート、145…駆動モータ。

Claims (5)

  1. ドアフレームを有するドアボディと、前記ドアフレームの窓開口部を開閉するドアガラスと、前記ドアボディ内に設けられて、前記ドアガラスの開閉位置調整を行うウィンドウレギュレータとを備えたフレーム付ドア構造において、
    前記ウィンドウレギュレータは、前記ドアガラスの開閉時にその移動をガイドするとともに前記ドアガラスの保持を行うガイドレールを含み、
    前記ドアフレームには、前記ドアガラスと前記ドアフレーム間のシールを車室内側のみから行うウェザーストリップを備え、
    前記ガイドレールの前記保持により前記ドアフレームの車外側に設けられた意匠面と前記ドアガラスの外表面を略面一または面一に配置したフレーム付ドア構造。
  2. 前記ウェザーストリップは、前記ドアガラスの端面及び内面に対して接触して配置されている請求項1に記載のフレーム付ドア構造。
  3. 前記ドアフレームの車外側に設けられた意匠面は、前記ドアフレームの外面に設けられたアウターガーニッシュの外面である請求項1または請求項2に記載のフレーム付ドア構造。
  4. 前記ドアボディが、車両本体に対してヒンジを介して前記車両本体のドア開口部を開閉するものである請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載のフレーム付ドア構造。
  5. 前記ドアボディが、車両本体に対してスライド自在に支持されて前記車両本体のドア開口部を開閉するものである請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載のフレーム付ドア構造。
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