JP2016062534A - 情報処理装置 - Google Patents

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Kazuhiro Kitamura
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Abstract

【課題】操作体の情報入力画面への近接方向に応じて情報入力画面表示を制御する「情報処理装置」の提供。【解決手段】操作体の操作による情報入力画面を表示する画面表示部、操作体の近接位置に応じた出力信号を出力する、情報入力画面の付近に設けられた複数の近接位置検出センサを備えた近接検出部、複数の近接位置検出センサによる操作体の近接を検出する各検出領域の配置された方向の何れか一方の方向と、逆の他方の方向とからの操作体による情報入力画面への近接方向に応じて、情報入力画面の表示を制御する画面表示制御手段を有する情報処理装置で、近接位置検出センサのいずれかが出力する出力信号の出力レベルが閾値以上の時、複数の近接位置検出センサの出力レベルに基づき一方の方向及び他方の方向の少なくともいずれかを操作体が近接する近接方向と判定する近接方向判定手段を有する構成となる。【選択図】図2

Description

本発明は、情報入力画面を操作する操作体の情報入力画面への近接方向に応じて、情報入力画面の表示を制御する情報処理装置に関する。
車載機器の操作画面について、車載機器の操作者が運転者であるか同乗者であるかによってメニュー表示等の表示内容を変化させ、入力操作に制限を設ける等の設定をする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような表示内容を変化させて入力制限を設けるのは、例えば、運転者が操作するときには運転操作に支障を来たすおそれのある操作画面の表示を制限し、運転に支障が生じるのを防止する等の理由である。
特開2012−194692号公報
上記のような入力操作の画面表示の内容を運転者と同乗者とで差異を設けるためには、操作者が運転者か同乗者のいずれであるか判断する必要があり、上記特許文献1を含めた従来技術では、例えば、画面操作の説明図である図5に示すように、車載機器の操作画面周囲に設けた近接センサの検出結果を基にして判断していた。
図5に示すように、画面表示部100の操作画面が表示される画面表示側100aに接近する操作者の指、手又はタッチペン等の操作体111(以下「操作体111」という)を検出する近接センサ101a、101b、101c、101d(適宜、「近接センサ101a等」又は「近接センサ101a〜101d」と略す)が等間隔で横一連に操作画面100aの近傍に配置されている。画面表示部100は,操作画面等を表示する表示パネル(不図示)(LCD、有機EL等)と表示パネルに積層されたタッチパネル(不図示)とから成り、画面表示部100の周囲に設けられた周囲枠の一部である上部枠103に水平方向横一連に近接センサ101a〜101dが配置されている。近接センサ101a等は、発光素子と受光素子とを含んで成る構成で、発光素子から出た光が接近する検出物体に反射され、この反射した光を受光素子が感知すると共に、距離に応じた受光量を検出する光電センサである。
図5に示すように、画面表示部100の操作画面100a側には、近接する操作者の操作体111等を検知する近接センサ101a〜101dの検出領域105a、105b、105c、105dが形成されている(図中鎖線で示す)。近接センサ101a等は、紙面の左側である運転席側から運転者による操作体111が画面表示部100に向けて伸びてきたとき、近接センサ101a等のいずれかの検出量が閾値を超えたときに、操作体の接近を検出すると共に、図5より検出順序が近接センサ101a〜101b〜101cの順序となることから、操作体111の近接は、近接センサ101aの側から、すなわち運転席側からの進入で、運転者による操作と判断することが可能となる。
しかしながら、図6Aに示すように、操作者(運転者)の操作体111による操作と、助手席の同乗者の操作体112による画面表示部100への操作が同時に行われると、両方の操作体111、112による近接が交差してしまい、近接センサ101a〜101dの検出順序では判別が困難となる。また、図6Bに示すように、助手席の同乗者の操作体112による操作が終了して操作体112を引き戻す際に、運転者の操作体111が画面表示部100に接近する時も、上記同様に近接センサ101の検出順序ではいずれの操作であるか判別が困難となる。
本発明は、操作者の指等の操作体による情報入力画面への近接方向に応じて、情報入力画面の表示を制御することができる情報処理装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る情報処理装置は、操作体により操作される情報入力画面を表示する画面表示部と、前記情報入力画面に近接する操作体の近接位置に応じた出力信号を出力する、前記情報入力画面の付近に設けられた複数の近接位置検出センサを備えた近接検出部と、前記複数の近接位置検出センサによる前記操作体の近接を検出する各検出領域の配置された方向の何れか一方の方向と、該一方の方向とは逆となる他方の方向とからの前記操作体による前記情報入力画面への近接方向に応じて、前記情報入力画面の表示を制御する画面表示制御手段とを有する情報処理装置であって、前記複数の近接位置検出センサのいずれかが出力する前記出力信号の出力レベルが所定の閾値以上となった時に、前記複数の近接位置検出センサが出力する出力信号の出力レベルに基づいて、前記一方の方向及び前記他方の方向の少なくともいずれかを前記操作体が近接する前記近接方向と判定する近接方向判定手段を有する構成となる。
このような構成によれば、複数の近接位置検出センサを情報入力画面の付近に設け、この複数の近接位置検出センサによる各検出領域の配置された方向の何れか一方の方向と、該一方の方向とは逆となる他方の方向とからの操作体による情報入力画面への近接方向を、複数の近接位置検出センサのいずれかが出力する出力信号の出力レベルが所定の閾値以上となった時に、複数の近接位置検出センサが出力する出力信号の出力レベルに基づいて、一方の方向及び前記他方の方向の少なくともいずれかを前記操作体が近接する前記近接方向と判定するので、その近接方向に応じて情報入力画面の表示を制御することができるので、運転者又は同乗者による操作によって情報入力画面の表示内容を制御することが可能となる。
本発明に係る情報処理装置において、前記近接方向判定手段は、前記複数の近接位置検出センサが出力する出力信号の出力レベルの比較において、前記出力レベルが増加から減少又は減少から増加に変化する増減変化点が単数のときは、増加又は減少のうち変化する状態の緩やかな出力レベルを出力した前記近接位置検出センサの前記検出領域から、前記増減変化点となる出力レベルを出力した前記近接位置検出センサの前記検出領域に向かう方向と一致する、前記一方の方向又は前記他方の方向を前記近接方向と判定する構成とすることができる。
このような構成によれば、近接方向判定手段は、前記複数の近接位置検出センサが出力する出力信号の出力レベルの比較において、前記出力レベルが増加から減少又は減少から増加に変化する増減変化点が単数のときは、増加又は減少のうち変化する状態の緩やかな出力レベルを出力した近接位置検出センサの検出領域から、増減変化点となる出力レベルを出力した近接位置検出センサの検出領域に向かう方向と一致する、一方の方向又は他方の方向を前記近接方向と判定するので、画面表示制御手段は、操作体の近接方向に応じて情報入力画面の表示の制御ができるので、運転者又は同乗者による操作によって情報入力画面の表示内容を制御することが可能となる。これは、操作体が情報入力画面に近接する場合には、操作体を検出する近接位置検出センサによる出力信号の出力レベルは増減変化点に向けて増加するが、非検出の近接位置検出センサの出力レベルと較べると緩やかな増加又は減少であることから、比較により判明した上記の緩やかさ(増加又は減少)を基に上記判定が可能となる。
本発明に係る情報処理装置において、前記近接方向判定手段は、前記複数の近接位置検出センサが出力する出力信号の出力レベルの比較において、前記出力レベルが増加から減少又は減少から増加に変化する増減変化点が複数のときは、前記近接方向が前記一方の方向及び前記他方の方向を含むと判定する構成とすることができる。
このような構成によれば、増減変化点が複数のときは、操作体による近接方向が一方の方向及び他方の方向を含むと判定することができる。これは、複数の操作体がそれぞれ一方の方向と他方の方向とからそれぞれ近接するときに、出力信号の出力レベルの頂点が複数形成され、増減変化点も複数となることから近接方向が一方の方向及び他方の方向を含むと判定することができることになる。
本発明に係る情処理装置において、音声出力部により音声を発生させる音声制御手段を更に備え、前記近接方向判定手段により前記近接方向が前記一方の方向及び前記他方の方向を含むと判定した時は、前記画面表示制御手段による前記情報入力画面の表示の制御に代えて、前記音声制御手段が所定の注意音声を前記音声出力部により出力させる構成とすることができる。
このような構成によれば、近接方向判定手段により前記近接方向が前記一方の方向及び前記他方の方向を含むと判定した時は、画面表示制御手段による前記情報入力画面の表示の制御に代えて、音声制御手段が所定の注意音声を音声出力部により出力させるので、複数の方向から同時に操作されたことが容易に認識でき、再度、一方の方向又は他方の方向の何れかにより操作体を近接させて情報入力画面を操作することができる。
本発明に係る情報処理装置において、前記近接位置検出センサは、光電センサ、超音波センサ及び電磁波センサの何れかである構成とすることができる。
このような構成によれば、近接する操作体の種類、検出環境等に応じて、適切な近接位置検出センサを選択することができる。
本発明に係る情報処理装置によれば、情報入力画面に近接する操作体の近接方向を判定し、近接方向に応じた情報入力画面の表示を制御することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置としての車載機器の構成を示すブロックである。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置としての車載機器の処理ユニットによる処理手順を示すフローチャートである。 図1に示す車載機器を操作する単数の操作体(指等)の近接の状態と当該操作体の近接を検出した時の出力信号のグラフとの説明図である。 図1に示す車載機器を操作する複数の操作体(指等)の同時近接の状態と当該操作体の近接を検出した時の出力信号のグラフとの説明図である。 単数の操作体(指等)による情報入力画面に近接する状態の従来説明図である。 複数の操作体(指等)による情報入力画面を両方向から同時に近接する状態の従来説明図である。 複数の操作体(指等)による情報入力画面を両方向から時間差を設けて近接する状態の従来説明図である。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係る情報処理装置としての車載機器は、図1に示すように構成される。
図1において、情報処理装置としての車載機器11は、入力用キー、操作ボタン等の情報入力画面、各種情報処理に伴う映像、及び地図情報等を表示するLCD、有機EL等から成る表示パネル12(ディスプレイ)と、表示パネル12の表面に一体となるように配置されるタッチパネル13とを含んで成る画面表示部14を有する。画面表示部14の表示画面(情報入力画面等)の付近には画面タッチにより入力操作する操作体(指、タッチペン等)(不図示)の表示画面への近接位置に応じた検出信号を出力する近接位置検出センサである光電センサ15a、15b、15c、15d(適宜、「光電センサ15a等」又は「光電センサ15a〜15d」と略す。)が設けられており、これらの光電センサ15a〜15dで近接検出部16を構成する。さらに、車載機器11は、コンピュータユニット(例えば、CPU、MPU)によって構成される処理ユニット17を有する。
処理ユニット17には、画面表示部14を構成する表示パネル12及びタッチパネル13、さらには光電センサ15a〜15dが接続され、加えて各種音源及び映像源(例えば、CD及びDVD)の再生処理が可能なAVユニット20及び自車両のナビゲーションが可能なナビゲーションユニット21が接続されている。また、処理ユニット17には、音声出力部を構成する、スピーカー18と接続される出力回路19が接続されている。これによって、操作体(指又はタッチペン)によるタッチパネル13への所定位置(表示パネル12の情報入力領域に対応するタッチ位置)へのタッチによって出力する音声、及びAVユニット20及びナビゲーションユニット21による処理に係る音声について出力回路19を介してスピーカー18からの出力が可能となっている。また、後述するように、複数の操作体が異なる方向から画面表示部14の表示画面に近接する場合、処理ユニット17は、注意音声について出力回路19を介してスピーカー18から出力する。加えて、処理ユニット17には、後述する操作体の近接方向の判定等に関する各種プログラム、AVユニット20及びナビゲーションユニット21において利用する楽曲情報、地図情報等の各種情報、及び上述した各種の入力用キー、操作ボタン等に対応する各種情報を記憶可能な記憶部23(例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ等)が接続されている。さらに、処理ユニット17には、情報入力用の物理的ハードキーの押圧ボタンである操作キー25(例えば、電源スイッチ、ホーム画面表示用)が接続されている。
タッチパネル13は、指又はタッチペン(スタイラスペン)等の操作体(不図示)がタッチパネル13の表面に触れることで生じる電極間の静電容量の変化を検出するポインティングデバイスであり、各種の入力用キー及び操作ボタン等が画像表示される表示パネル12の表面に一体となるように配置されている。タッチパネル13には、表示パネル12に表示された入力用キー、操作ボタン、アイコン等を画像表示する情報入力領域(表示画像)にそれぞれ対応するタッチ検出領域が設定されていて、タッチパネル13上のタッチ検出領域内のタッチ位置に指又はタッチペン等の操作体が触れると、そのタッチ位置に対応する表示パネル12上の情報入力領域(表示画像)の入力用キー、アイコン等に関連するプログラム等が実行されることになる。なお、タッチパネル13は上記静電容量式に限定されず、超音波式、感圧式、光検出式等のものを使用してもよいが、指等の操作体が触れることで電界変化による静電容量の減少を感知して、接触位置を検出する静電容量式は軽い操作感で使用できる等の理由から、静電容量式のタッチパネルが車載機、携帯端末等の情報入力装置に使用される。
光電センサ15a等は、投光部と受光部との一体形のセンサで、投光部から出た光のうち被検出物体である操作体により反射された光の受光量に応じた検出信号を出力するものであり、被検出物体が近接するほどに反射する受光量も多くなることから検出信号の出力レベル(電流値等)の増加により、処理ユニット17が近接の程度を判断することが可能となる。光電センサ15a〜15dは、画面表示部14の表示画面(情報入力画面)の周囲枠の一部である上部枠等に水平方向に横一連となって所定間隔で設けられている。これにより、光電センサ15a〜15dは、画面表示部14の表示画面(情報入力画面)に沿った、横方向(水平方向)に一連に配置され、各光電センサ15a〜15dによる被検出物体の検出領域もそれぞれ横方向(水平方向)に一連に配置された状態となっている(後述する図3、図4参照)。
上記した情報処理装置11の処理ユニット17は、図2に示す手順にて動作する。なお、構成を示す図1、表示画面(情報入力画面)に近接する状態を説明した図3、図4を適宜参照する。
図2において、車載機器11の処理ユニット17は、操作体31、32(図3、図4参照)の近接を検出する光電センサ15a〜15d(近接位置検出センサ)の出力信号の出力レベル(電流値等)が所定の閾値以上となるものがあるか否かを判定する(S11:近接方向判定手段)。光電センサ15a〜15dの出力信号の出力レベルがいずれも所定の閾値未満であるときは(S11のNO)、処理ユニット17が繰り返し光電センサ15a〜15dの出力レベルが所定の閾値以上であるか否かを判定する。所定の閾値は、操作体31、32が光電センサ15a、15b、15c、15dの各検出領域35a、35b、35c、35dに進入したときに、光電センサ15a〜15dからの出力信号の出力レベルの所定の値を閾値として定めることができる。なお、閾値を高く設定しすぎると、閾値以上の出力レベルを検出したときには、既に操作体31、32が画面表示部14の表示画像(情報入力画面)にタッチした後になってしまうことになるので、タッチ前に画面の変更等が可能となるように閾値を設定する。
処理ユニット17が、光電センサ15a〜15dのいずれかの出力信号について、出力レベルが所定の閾値以上であると判定したときは(S11のYES)、光電センサ15a〜15dによる出力レベルを比較して、出力レベルが増加から減少又は減少から増加に変化する増減変化点が有るか否かを判定する(S12:近接方向判定手段)。増減変化点については、図3を参照して以下で説明する。
図3は、画面表示部14に指等の操作体31が近接したときに、操作体31の近接に応じた光電センサ15a〜15dの出力信号の出力レベルのグラフ表示を含む操作体の近接状態の説明図である。図3に示すように、表示パネル12とその表面に設けたタッチセンサ13から成る画面表示部14の周囲枠の一部である、上部枠37に所定間隔で光電センサ15a、15b、15c、15dが表示画面(情報入力画面)に対して横方向(水平方向)一連に設けられている。これにより、光電センサ15a、15b、15cに基づく所定範囲の空間である検出領域35a、35b、35c、35dが画面表示部14の画面表示側14aに横方向(水平方向)一連に設けられている。
図3に示すように、操作体31が運転席38の側から画面表示部14の表示画面に近接し、操作体31が光電センサ15cの検出領域35cにおいて深く進入したことで、光電センサ15cの出力信号の出力レベルが閾値以上となっている。このとき、操作体31の検出領域への進入の程度に応じて、光電センサ15a、光電センサ15bそして光電センサ15cの出力レベルは増加し、操作体31を検出していない光電センサ15dの出力レベルは最も低い値(非検出時の出力レベル)となっている。このとき、出力レベルは、光電センサ15a、光電センサ15b、光電センサ15cへと増加し、光電センサ15dへと急減に減少している。このとき、増加から減少に変更する点である、光電センサ15cの出力値が増減変化点となり、出力レベルが緩やかに変化する状態となる、検出領域35a、35bから閾値を検出した検出領域35cに向けた方向(矢印41の示す方向:一方の方向)が、処理ユニット17により操作体31の近接方向と判定される。なお、増減変化点については、上記した増加から減少に変化する点のほか、減少から増加する場合も含まれる。
図2に示すように、処理ユニット17は、増減変化点が有りと判定したときには(S12のYES)、増減変化点が1箇所であるか否かを判定する(S13:近接方向判定手段)。処理ユニット17は,さらに増減変化点が1箇所と判定したときは(S13のYES)、出力レベルの変化について運転席38側の方が助手席39側の方よりも緩やかであるか否かを判定する(S14:近接方向判定手段)。そして、処理ユニット17は、図3に示すように、出力レベルの変化が運転席38側の方が緩やかであると判定したときには、操作体の近接方向は運転席38側から画像表示部14に向けた方向(矢印41の示す方向)と判定し、操作体31の近接は運転者によるものと判断できるので、画面表示部14には運転者用画面を表示する(S15:画面制御手段)。
一方、処理ユニット17は、出力レベルの変化について、運転席38側の方が助手席39側の方より緩やかではない、即ち助手席39側の方が緩やかと判定したときは(S14のNO)、操作体の近接方向は助手席39側から画像表示部14に向けた方向(矢印42の示す方向)と判定し、操作体の近接は助手席の同乗者によるものと判定して、画面表示部14には同乗者用画面を表示する(S16:画面制御手段)。上記したように、処理ユニット17が操作体の近接方向を判定して、操作体の近接が運転者によるものか、同乗者によるものかが識別できるので、運転者用画面と同乗者用画面との画面表示の制御が可能となる。上記画面表示により動作が終了する。
処理ユニット17は、ステップ13において増減変化点が1箇所でない(2箇所以上)と判定したときは(S13のNO)、画面表示部14に一方の方向と他方の方向とから操作体がそれぞれ同時に近接するとして注意音声を出力する(S17:音声制御手段)。これは、図4に示すように操作体31が一方の方向である運転席38側から画面表示部14に向けた方向(矢印41の示す方向)で表示画面(情報入力画面)近接し、同時に他の操作体32が他方の方向である助手席39側から画面表示部14に向けた方向(矢印42の示す方向)で表示画面(情報入力画面)に近接するとき、2個の光電センサ15a、15cの出力信号の出力レベルが閾値以上となり、これにより増減変化点も2箇所となることから2方向からの操作体の同時の近接を判定できる。操作体31、32は検出領域35c、35aに深く進入するので、光電センサ15c、15aによる出力信号の出力レベルは閾値以上となり、他の光電センサ15b、15dの出力信号の出力レベルより大きくなる。光電センサ15dの検出領域35dには操作体31、32の進入がなく出力レベルは非検出時の出力レベルであるのに対し、光電センサ15bの検出領域には操作体31、32の進入があるので出力レベルは閾値と非検出時のレベルとの間になるので、図4に示すように、光電センサ15b、15cの出力レベルの値が増減変化点として2箇所となる。
処理ユニット17は、上記したように注意音声を出力した後(S17:音声制御手段)、操作体31、32の何れかによる近接によって操作が再開されることから、再度、出力レベルが所定閾値以上となるか否かを判定する(S11:近接方向判定手段)。
処理ユニット17は、光電センサ15a〜15dの出力レベルの比較において増減変化点有りと判定しないとき(S12のNO)、即ち閾値を超えた出力レベルが有りの場合でも増減変化点がないときは、閾値以上となるのは1箇所であるか否かを判定する(S18:近接方向判定手段)。そして、処理ユニット17は、閾値以上となるのが1箇所でないと判定したときは、操作体31、32による近接であるとして、注意音声を出力し(S17:音声制御手段)、操作体31又は操作体32の単独操作を求める。これは、例えば操作体31が運転席38側から検出領域35aに進入し、操作体32が助手席39側から検出領域35dに進入してそれぞれ所定閾値の出力レベルが出力された時には、所定閾値以上の出力レベルが2箇所で、かつ増減変化点がない場合となる。また、操作体31が転席38側から検出領域35bに進入し、操作体32が助手席39側から検出領域35cに進入してそれぞれ所定閾値の出力レベルが出力された時も上記同様になる。
処理ユニット17は、ステップ18において閾値以上となるのが1箇所と判定したときは(S18のYES)、運転席38側の検出領域の出力レベルが閾値以上であるか否かを判定する(S19:近接方向判定手段)。このような状態となるのは、操作体31が単独で運転席38から検出領域35aに進入して出力レベルが所定閾値以上となった時、又は操作体32が単独で助手席39側から検出領域35dに進入して出力レベルが所定値以上となった時が該当する。したがって、運転席38側の検出領域の出力レベルが閾値以上であるときは(S19のYES)、処理ユニット17は、運転席38側から検出領域35aに操作体31が進入した閾値以上となったものとして、画面表示部14に運転者用画面を表示する(S15:画面表示制御手段)。また、運転席38側の検出領域の出力レベルが閾値以上でないとき(S19のNO)、処理ユニット17は、助手席390側から検出領域35dに操作体32が進入して閾値以上となったものとして、画面表示部14に同乗者用画面を表示する(S16:画面表示制御手段)。
このように、画面表示部14の表示画像(情報入力画面)に近接する操作体31等を光電センサ15a〜15dで検出し、その検出領域35a〜35dへの近接の度合いに応じて出力される出力信号の出力レベルに基づいて、操作体が近接して来る方向が判定できるので、この判定結果により画面表示部の表示画像(情報入力画面)を運転者用と同乗者用とに切り替えが可能となる。これにより、例えば、運転者の情報入力画面の表示に制限を設けて運転に支障が生じないようにすることができ、同乗者には操作の自由度を高くして利便性を向上させることができる。
以上、説明したように、本発明に係る情報処理装置は、情報入力画面に近接する操作体の近接方向を判定し、近接方向に応じた情報入力画面の表示を制御することができるという効果を奏し、操作体による情報入力画面への近接方向に応じて、情報入力画面の表示を制御する情報処理装置として有用である。
11 車載機器(情報処理装置)
12 表示パネル
13 タッチセンサ
14 画面表示部
15a、15b、15c、15d 光電センサ(近接位置検出センサ)
16 近接検出部
17 処理ユニット
18 スピーカー
19 出力回路
20 AVユニット
21 ナビゲーションユニット
23 記憶部
25 操作キー

Claims (5)

  1. 操作体により操作される情報入力画面を表示する画面表示部と、
    前記情報入力画面に近接する操作体の近接位置に応じた出力信号を出力する、前記情報入力画面の付近に設けられた複数の近接位置検出センサを備えた近接検出部と、
    前記複数の近接位置検出センサによる前記操作体の近接を検出する各検出領域の配置された方向の何れか一方の方向と、該一方の方向とは逆となる他方の方向とからの前記操作体による前記情報入力画面への近接方向に応じて、前記情報入力画面の表示を制御する画面表示制御手段とを有する情報処理装置であって、
    前記複数の近接位置検出センサのいずれかが出力する前記出力信号の出力レベルが所定の閾値以上となった時に、前記複数の近接位置検出センサが出力する出力信号の出力レベルに基づいて、前記一方の方向及び前記他方の方向の少なくともいずれかを前記操作体が近接する前記近接方向と判定する近接方向判定手段を有する情報処理装置。
  2. 前記近接方向判定手段は、前記複数の近接位置検出センサが出力する出力信号の出力レベルの比較において、前記出力レベルが増加から減少又は減少から増加に変化する増減変化点が単数のときは、増加又は減少のうち変化する状態の緩やかな出力レベルを出力した前記近接位置検出センサの前記検出領域から、前記増減変化点となる出力レベルを出力した前記近接位置検出センサの前記検出領域に向かう方向と一致する、前記一方の方向又は前記他方の方向を前記近接方向と判定する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記近接方向判定手段は、前記複数の近接位置検出センサが出力する出力信号の出力レベルの比較において、前記出力レベルが増加から減少又は減少から増加に変化する増減変化点が複数のときは、前記近接方向が前記一方の方向及び前記他方の方向を含むと判定する請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 音声出力部により音声を発生させる音声制御手段を更に備え、
    前記近接方向判定手段により前記近接方向が前記一方の方向及び前記他方の方向を含むと判定した時は、前記画面表示制御手段による前記情報入力画面の表示の制御に代えて、前記音声制御手段が所定の注意音声を前記音声出力部により出力させる請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記近接位置検出センサは、光電センサ、超音波センサ及び電磁波センサの何れかである請求項1乃至4の何れかに記載の情報処理装置。
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