JP2016062136A - 試験装置及び試験プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】試験の属人性を減らし、試験の自動化を進めることを目的とする。
【解決手段】試験装置10は、リモコン30aから被試験装置20aへ送信された要求データと、要求データを受信した場合に被試験装置20aからリモコン30aへ送信された応答データとを取得し、要求データに含まれる送信先情報を、被試験装置20aから試験対象の被試験装置20bに書き換えて試験データを生成するとともに、応答データから被試験装置20aの動作状態を示す値を抽出して、試験データに対する正しい動作を示す期待値データを生成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、リモートコントローラ(以下、リモコン)から操作される被試験装置の試験を行う技術に関する。
リモコンとの通信機能を有する空気調和機等の装置では、リモコンからの操作に対する動作を検証する通信試験を実施する必要がある。
通信試験では、試験毎に試験仕様書を確認しながら、リモコン操作によって試験データを手動入力する必要がある。試験仕様書がリモコン操作のレベルで記載されているとは限らず、試験仕様書の理解には試験対象の装置に関する知識が必要であるため、試験者によって試験精度と試験工数とが変わる場合がある。
一般的に、リモコンからの操作に対する装置の動作の評価は、期待される装置の動作状態を示す値を期待値として予め作成しておき、実際の動作結果が示す値と期待値とを比較することにより行われる。装置の動作の評価は、装置自体の挙動確認の他、記録された通信ログを確認する方法によっても行える。
しかし、いずれにしても、目視により確認を行うため、見落としや見誤りが発生しやすく、膨大な時間がかかってしまう。また、期待値の作成も人手で行う必要がある。回帰試験のように、変更の影響を網羅的に確認するような試験の場合、膨大な数の期待値を事前に作成する必要がある。そのため、試験の実施に膨大な時間がかかってしまう。
近年、空気調和機等の装置は機能が多様化、複雑化しており、品質確保のためには膨大な数の試験項目を実施する必要がある。人手による試験実施は非効率であり、様々な試験自動化方法が提案されている。
特許文献1には、リモコンと被試験装置との間において、リモコンからの操作情報である要求データを受信し、記録しておき、不具合発生時に記録した要求データを被試験装置に送る技術についての記載がある。
特開2008−187606号公報
特許文献1に記載された技術を用いれば、試験データの入力は省力化されるものの、依然として、試験結果の評価は試験者が目視で実施する必要があった。そのため、見落としや見誤りが発生しやすい。また、期待値の作成も人手で行う必要があるため、その作業にも膨大な時間がかかってしまう。さらに、試験者によって試験精度等が変わってしまい、試験品質の保証が困難である。
この発明は、試験の属人性を減らし、試験の自動化を進めることを目的とする。
この発明に係る試験装置は、
リモートコントローラから操作される被試験装置の試験を行う試験装置であり、
リモートコントローラから基準装置へ送信された要求データと、前記要求データを受信した場合に前記基準装置から前記リモートコントローラへ送信された応答データとを取得する通信データ取得部と、
前記通信データ取得部が取得した要求データに含まれる送信先情報を、前記基準装置から前記被試験装置に書き換えて試験データを生成する試験データ生成部と、
前記通信データ取得部が取得した応答データから前記基準装置の動作状態を示す値を抽出して、前記試験データに対する前記被試験装置の正しい動作状態を示す期待値データを生成する期待値データ生成部と
を備えることを特徴とする。
この発明に係る試験装置では、リモコンと基準装置との間の通信データから、試験データと期待値データとを生成する。生成された試験データにより被試験装置の試験を行い、生成された期待値データにより試験結果の評価を行うことができる。そのため、試験の属人性を減らし、試験の自動化を進めることが可能である。
実施の形態1に係る試験装置10の構成図。 実施の形態1に係る試験装置10の処理を示すフローチャート。 実施の形態2に係る試験装置10の構成図。 実施の形態2に係る試験装置10の処理を示すフローチャート。 実施の形態3に係る試験装置10の構成図。 実施の形態3に係る試験装置10の処理を示すフローチャート。 実施の形態1〜3に示した試験装置10のハードウェア構成の例を示す図。
実施の形態1.
実施の形態1では、被試験装置20a(基準装置)に対するリモコン30aの操作と、リモコン30aからの操作に対する被試験装置20aの動作とから、被試験装置20aと同一の機能を有する被試験装置20bの試験データ及び期待値データを生成することについて説明する。
例えば、被試験装置20aとは、ある空気調和機であり、被試験装置20bとは、被試験装置20aとは異なる空気調和機であって、同一の機能を有する空気調和機である。なお、同一の機能を有するとは、全ての機能が同一であることに限らず、一部の機能が同一であることも含む。
図1は、実施の形態1に係る試験装置10の構成図である。
試験装置10は、被試験装置20aとネットワークを介して接続され、被試験装置20aとリモコン30aとの間の通信データを取得可能である。ネットワークは、有線ネットワークであっても、無線ネットワークであっても構わない。
試験装置10は、通信データ取得部11と、試験データ生成部12と、期待値データ生成部13とを備える。
図2は、実施の形態1に係る試験装置10の処理を示すフローチャートである。
(S11:要求データ取得処理)
試験者によってリモコン30aが操作され、リモコン30aから被試験装置20aへ要求データが送信される。すると、通信データ取得部11は、送信された要求データを取得し、記憶装置に記憶する。
要求データには、リモコン30aを示す送信元のアドレス情報と、被試験装置20aを示す送信先のアドレス情報と、操作内容を示す操作情報とが含まれる。
(S12:応答データ取得処理)
被試験装置20aは、リモコン30aから送信された要求データを受信すると、要求データに含まれる操作情報に応じた動作をし、応答データをリモコン30aへ返信する。すると、通信データ取得部11は、返信された応答データを取得し、記憶装置に記憶する。この際、通信データ取得部11は、S11で取得した要求データと対応付けて、応答データを記憶する。
応答データには、被試験装置20aを示す送信元のアドレス情報と、リモコン30aを示す送信先のアドレス情報と、被試験装置20aの動作状態を示す動作値とが含まれる。
(S13:試験データ生成処理)
試験データ生成部12は、S11で取得された要求データから試験データを生成する。
具体的には、試験データ生成部12は、要求データの送信元のアドレス情報を、被試験装置20bのリモコン30bを示すアドレス情報に替え、要求データの送信先のアドレス情報を、被試験装置20bを示すアドレス情報に替えて、試験データを生成する。
(S14:期待値データ生成処理)
期待値データ生成部13は、S12で取得された応答データから期待値データを生成する。
具体的には、期待値データ生成部13は、応答データから送信元のアドレス情報及び送信先のアドレス情報を取り除き、動作値だけを取り出して、期待値データを生成する。
以上のように、実施の形態1に係る試験装置10は、被試験装置20aへ送信された要求データと、被試験装置20aから返信された応答データとから、試験データ及び期待値データを生成する。生成された試験データにより被試験装置の試験を行うことにより、試験の自動化を進めることが可能である。また、生成された期待値データにより試験結果の評価を行うことにより、試験者による試験の精度のばらつきを抑えることができる。
なお、上記説明では、S13で送信元のアドレス情報を、リモコン30bを示すアドレス情報に替え、送信先のアドレス情報を、被試験装置20bを示すアドレス情報に替えた。
しかし、送信元のアドレス情報を、リモコン30毎に自由にアドレスを設定できる送信元アドレス部に替え、送信先のアドレス情報を、被試験装置20ごとに自由にアドレスを設定できる送信先アドレス部に替えてもよい。そして、試験実施時に、送信元アドレス部及び送信先アドレス部に具体的なアドレスを設定するようにしてもよい。
また、上記説明では、リモコン30aから被試験装置20aへ1つの要求データが送信された場合について説明した。
しかし、リモコン30aから被試験装置20aへ複数の要求データが順に送信され、それに伴い複数の試験データ及び期待値データが生成されてもよい。例えば、試験者が試験シナリオに沿って順にリモコン30aを操作し、リモコン30aから被試験装置20aへ複数の要求データが順に送信され、試験シナリオに沿った複数の試験データ及び期待値データが生成されてもよい。
この場合、要求データが送信される毎に、図2のS11からS14までの処理が実行され、試験データ及び期待値データが生成される。また、要求データが送信される毎に、図2のS11からS12までの処理が実行され、その後、要求データ及び応答データの各組についてS13からS14までの処理が実行されてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、試験データ及び期待値データを生成することについて説明した。実施の形態2では、試験データ及び期待値データを用いて試験を実施することについて説明する。
実施の形態2では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図3は、実施の形態2に係る試験装置10の構成図である。
図3に示す試験装置10は、図1に示す試験装置10が備える構成に加え、試験実行部14と、ドメイン知識受付部15(範囲情報受付部)と、評価部16と、シーケンス図作成部17(作図部)と、表示部18とを備える。
図4は、実施の形態2に係る試験装置10の処理を示すフローチャートである。
図2に示すS11からS14が実行され、試験データ及び期待値データが生成され、試験装置10がネットワークを介して被試験装置20bに接続された後に、S21が実行される。
(S21:試験データ送信処理)
試験実行部14は、S13で生成された試験データを、被試験装置20bに送信して試験を実行する。
(S22:応答データ取得処理)
被試験装置20aは、S22で送信された試験データを受信すると、試験データに含まれる操作情報に応じた動作をし、応答データをリモコン30bへ返信する。すると、通信データ取得部11は、返信された応答データを取得し、記憶装置に記憶する。この際、通信データ取得部11は、S21で取得した試験データと対応付けて、応答データを記憶する。
(S23:ドメイン知識受付処理)
ドメイン知識受付部15は、S21で送信された試験データに対応する期待値データに関して、試験者によって入力されたドメイン知識ファイル(範囲情報)を受け付け、記憶装置に記憶する。ドメイン知識ファイルは、期待値データが示す値の許容範囲を示す情報であり、例えば、値の振れ幅や通信タイミングのずれ幅等を示す情報である。
(S24:評価処理)
評価部16は、S21で送信された試験データに対応する期待値データと、S22で取得した応答データと、S23で入力されたドメイン知識ファイルとを用いて、被試験装置20bの動作を評価する。
具体的には、評価部16は、応答データに含まれる動作値が、期待値データが示す動作値を基準として、ドメイン知識ファイルが示す許容範囲に入っているか否かにより、被試験装置20bの動作を評価する。言い換えると、評価部16は、応答データに含まれる動作値と期待値データが示す動作値との差分が、ドメイン知識ファイルが示す許容範囲に入っているか否かにより、被試験装置20bの動作を評価する。
(S25:作図処理)
シーケンス図作成部17は、S21で送信した試験データに含まれる操作情報と、S22で取得した応答データに含まれる動作値とを時系列に示したシーケンス図を作成する。また、シーケンス図作成部17は、応答データに含まれる動作値とともに、S21で送信された試験データに対応する期待値データが示す動作値を示す。
(S26:表示処理)
表示部18は、S24で評価部16が評価した評価結果と、S25でシーケンス図作成部17が作成したシーケンス図とを表示装置に表示することにより、試験者に提示する。
以上のように、実施の形態2に係る試験装置10は、試験データを被試験装置20bへ送信して試験を実行し、期待値データに基づき被試験装置20bの動作を評価する。これにより、試験の実行を自動化できる。また、試験精度のばらつきがなくなる。また、試験者の見落としや見誤りがなく、試験の品質が向上する。
また、実施の形態2に係る試験装置10は、ドメイン知識ファイルを用いて被試験装置20bの動作を評価する。そのため、試験者の暗黙知による判断を一般化することができる。
また、実施の形態2に係る試験装置10は、シーケンス図を作成する。シーケンス図は、試験結果のエビデンスとすることができ、別途手作業で試験結果のエビデンスを作成する手間を省くことができる。
なお、複数の試験データ及び期待値データが生成されている場合、生成された順にS21からS26の処理が実行される。そして、各試験データについて、被試験装置20bの動作が評価され、徐々にシーケンス図が作成されていく。
また、上記説明では、S23でドメイン知識ファイルの入力を受け付けるとした。しかし、ドメイン知識ファイルは、図4に示す処理の実行前に受け付けられていても構わない。
実施の形態3.
実施の形態2では、実施の形態1で説明した処理によって生成された試験データ及び期待値データを用いて、試験を実施することについて説明した。実施の形態3では、試験を実施して作成されたシーケンス図を編集することにより、試験データ及び期待値データを編集することについて説明する。
図5は、実施の形態3に係る試験装置10の構成図である。
図5に示す試験装置10は、図3に示す試験装置10が備える構成に加え、データ編集部19を備える。データ編集部19は、期待値データ編集部191と、試験データ編集部192とを備える。
図6は、実施の形態3に係る試験装置10の処理を示すフローチャートである。
図4に示すS21からS26が実行され、シーケンス図が生成された後に、S31が実行される。
(S31:期待値データ編集判定処理)
期待値データ編集部191は、期待値データを編集するか否かを判定する。
例えば、期待値データ編集部191は、試験者に期待値データを編集するかを問い合わせ、問い合わせに対する試験者の入力に従い、期待値データを編集するか否かを判定する。
期待値データ編集部191は、期待値データを編集する場合(S31でYES)、処理をS32へ進め、編集しない場合(S31でNO)、処理をS33へ進める。
(S32:期待値データ編集処理)
期待値データ編集部191は、試験者からの入力を受け付け、受け付けた入力に従い、シーケンス図における期待値データが示す動作値を編集する。そして、期待値データ編集部191は、編集されたシーケンス図に従い、期待値データを編集して、記憶装置に記憶された期待値データを上書きする。
(S33:試験データ編集判定処理)
試験データ編集部192は、試験データを編集するか否かを判定する。
例えば、試験データ編集部192は、試験者に試験データを編集するかを問い合わせ、問い合わせに対する試験者の入力に従い、試験データを編集するか否かを判定する。
試験データ編集部192は、試験データを編集する場合(S33でYES)、処理をS34へ進め、編集しない場合(S33でNO)、処理を終了する。
(S34:試験データ編集処理)
試験データ編集部192は、試験者からの入力を受け付け、受け付けた入力に従い、シーケンス図における試験データが示す操作情報を編集する。そして、試験データ編集部192は、編集されたシーケンス図に従い、試験データを編集して、記憶装置に記憶された試験データを上書きする。
以上のように、実施の形態3に係る試験装置10は、シーケンス図を編集することにより、試験データ及び期待値データを編集できる。そのため、試験を実施した結果、試験の内容を変更したい場合に、適宜試験内容を変更することが可能である。また、シーケンス図を編集するため、容易に試験内容の変更が可能である。
なお、上記説明では、試験データ及び期待値データを編集することを説明した。しかし、他にも、試験データの入力順序を編集する等してもよい。この場合、シーケンス図の試験データ及び期待値データの組を入れ替えることにより、試験データの入力順序を変更することが可能である。
図7は、実施の形態1〜3に示した試験装置10のハードウェア構成の例を示す図である。
試験装置10は、コンピュータである。試験装置10の各要素をプログラムで実現することができる。
試験装置10のハードウェア構成としては、バスに、演算装置901、外部記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904、入出力装置905が接続されている。
演算装置901は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等である。外部記憶装置902は、例えばROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ、ハードディスク装置等である。外部記憶装置902は、記憶装置26の一例である。主記憶装置903は、例えばRAM(Random Access Memory)等である。通信装置904は、例えば通信ボード等である。入出力装置905は、例えばマウス、キーボード、ディスプレイ装置等である。
プログラムは、通常は外部記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされた状態で、順次演算装置901に読み込まれ、実行される。
プログラムは、通信データ取得部11、試験データ生成部12、期待値データ生成部13、試験実行部14、ドメイン知識受付部15、評価部16、シーケンス図作成部17、表示部18、データ編集部19、期待値データ編集部191、試験データ編集部192として説明している機能を実現するプログラムである。
更に、外部記憶装置902にはオペレーティングシステム(OS)も記憶されており、OSの少なくとも一部が主記憶装置903にロードされ、演算装置901はOSを実行しながら、上記プログラムを実行する。
また、上記実施の形態の説明において、各部が記憶する、取得する、生成する、送信する、受け付ける、評価する、作成する、表示する、編集する等と説明した情報等が主記憶装置903にファイルとして記憶されている。
また、図7の構成は、あくまでも試験装置10のハードウェア構成の一例を示すものであり、試験装置10のハードウェア構成は図7に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
10 試験装置、11 通信データ取得部、12 試験データ生成部、13 期待値データ生成部、14 試験実行部、15 ドメイン知識受付部、16 評価部、17 シーケンス図作成部、18 表示部、19 データ編集部、191 期待値データ編集部、192 試験データ編集部、20 被試験装置、30 リモコン。

Claims (8)

  1. リモートコントローラから操作される被試験装置の試験を行う試験装置であり、
    リモートコントローラから基準装置へ送信された要求データと、前記要求データを受信した場合に前記基準装置から前記リモートコントローラへ送信された応答データとを取得する通信データ取得部と、
    前記通信データ取得部が取得した要求データに含まれる送信先情報を、前記基準装置から前記被試験装置に書き換えて試験データを生成する試験データ生成部と、
    前記通信データ取得部が取得した応答データから前記基準装置の動作状態を示す値を抽出して、前記試験データに対する前記被試験装置の正しい動作状態を示す期待値データを生成する期待値データ生成部と
    を備えることを特徴とする試験装置。
  2. 前記試験装置は、さらに、
    前記試験データ生成部が生成した試験データを前記被試験装置へ送信して試験を実行する試験実行部と、
    前記試験実行部が送信した試験データに対して、前記被試験装置から送信された応答データと、前記期待値データ生成部が生成した期待値データとに基づき、前記被試験装置の動作を評価する評価部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記試験装置は、さらに、
    前記期待値データが示す値の許容範囲を示す範囲情報の入力を受け付ける範囲情報受付部
    を備え、
    前記評価部は、前記期待値データが示す値を基準として、前記範囲情報受付部が受け付けた範囲情報が示す範囲に、前記被試験装置から送信された応答データが示す前記被試験装置の動作状態を示す値が入るか否かにより、前記被試験装置の動作を評価する
    ことを特徴とする請求項2に記載の試験装置。
  4. 前記試験装置は、さらに、
    前記試験データに対する編集情報の入力を受け付け、受け付けた編集情報に従い前記試験データを編集する試験データ編集部
    を備え、
    前記試験実行部は、前記編集部が編集した試験データを前記被試験装置へ送信して試験を実行する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の試験装置。
  5. 前記試験装置は、さらに、
    前記期待値データに対する編集情報の入力を受け付け、受け付けた編集情報に従い前記期待値データを編集する期待値データ編集部
    を備え、
    前記評価部は、前記期待値データ編集部が編集した期待値データに基づき、前記被試験装置の動作を評価する
    ことを特徴とする請求項2から4までのいずれか1項に記載の試験装置。
  6. 前記通信データ取得部は、複数の要求データと、各要求データを受信した場合に前記基準装置から前記リモートコントローラへ送信された応答データとを取得し、
    前記試験データ生成部は、各要求データから試験データを生成し、
    前記期待値データ生成部は、各応答データから期待値データを生成し、
    前記試験実行部は、要求データが送信された順序に従い、各要求データから生成された試験データを前記被試験装置へ送信して試験を実行する
    ことを特徴とする請求項2から5までのいずれか1項に記載の試験装置。
  7. 前記試験装置は、さらに、
    前記試験実行部が送信した試験データと、前記試験データに対して、前記被試験装置から送信された応答データとを時系列に示した図を生成する作図部
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の試験装置。
  8. リモートコントローラから操作される被試験装置の試験を行う試験プログラムであり、
    リモートコントローラから基準装置へ送信された要求データと、前記要求データを受信した場合に前記基準装置から前記リモートコントローラへ送信された応答データとを取得する通信データ取得処理と、
    前記通信データ取得処理で取得した要求データに含まれる送信先情報を、前記基準装置から前記被試験装置に書き換えて試験データを生成する試験データ生成処理と、
    前記通信データ取得処理で取得した応答データから前記基準装置の動作状態を示す値を抽出して、前記試験データに対する前記被試験装置の正しい動作状態を示す期待値データを生成する期待値データ生成処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする試験プログラム。
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