JP2016061053A - 飛来物防護設備及び飛来物防護設備の設置方法 - Google Patents

飛来物防護設備及び飛来物防護設備の設置方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016061053A
JP2016061053A JP2014189191A JP2014189191A JP2016061053A JP 2016061053 A JP2016061053 A JP 2016061053A JP 2014189191 A JP2014189191 A JP 2014189191A JP 2014189191 A JP2014189191 A JP 2014189191A JP 2016061053 A JP2016061053 A JP 2016061053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
bracket
covering unit
flying object
large beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014189191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6456079B2 (ja
Inventor
郁恵 古川
Ikue Furukawa
郁恵 古川
志典 碓井
Yukinori Usui
志典 碓井
金山 晴幸
Haruyuki Kanayama
晴幸 金山
伸幸 服部
Nobuyuki Hattori
伸幸 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2014189191A priority Critical patent/JP6456079B2/ja
Publication of JP2016061053A publication Critical patent/JP2016061053A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6456079B2 publication Critical patent/JP6456079B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】上面が開放されている位置に設置されている保護対象を好適に保護することができる飛来物防護設備及び飛来物防護設備の設置方法を提供することにある。【解決手段】壁面で周囲が囲われた保護対象物に対して設置し、保護対象物の上面を飛来物から保護する飛来物防護設備であって、壁面の内の1つの基準壁面に直交する方向に並列に配置され、基準壁面に交差する一方の壁面から基準壁面に交差する他方の壁面までを覆う被覆ユニットを有し、被覆ユニットは、振動を低減する免震機構を介して壁面に支持されている。【選択図】図2

Description

本発明は、保護対象物に飛来物が到達することを抑制する飛来物防護設備及び飛来物防護設備の設置方法に関し、特に原子力施設の保護対象物に飛来物が到達することを抑制する飛来物防護設備及び飛来物防護設備の設置方法に関する。
原子力施設は、施設の安全を確保する機構が設けられている。例えば、飛来物から各種機器を保護するための機構が提案されている。例えば、特許文献1には、安全系の機器および系統を収納し、外部飛来物の衝突による衝撃に耐える壁厚に構築された建屋構造物と、この建屋構造物の上方に構築された屋根構造物とを有し、建屋構造物と屋根構造物とが互いに分離構成されるとともに、互いに独立した基礎構造部を備える原子炉建屋が記載されている。
特開2011−252800号公報
ここで、飛来物としては、突風や強風によって保護対象の設備に向かって飛翔してくる物体がある。このような飛来物が保護対象機器に衝突すると破損や故障の原因となる恐れがある。また、日本では、原子力規制委員会の定める「実用発電用原子炉及びその附属施設の位置、構造及び設備の基準に関する規則」第6条において、外部からの衝撃による損傷の防止として、安全施設は、想定される自然現象が発生した場合においても安全機能を損なわないものでなければならないと規定されている。この敷地周辺の自然環境を基に想定される自然現象の一つとして、竜巻の影響を挙げられている。このため、原子炉施設の供用期間中に極めてまれに発生する突風・強風を引き起こす自然現象としての竜巻及びその随伴事象等によって原子炉施設の安全性を損なうことのない設計とすることが求められている。具体的には、「原子力発電所の竜巻影響評価ガイド」に基づいて、設計竜巻及び設計荷重(設計竜巻荷重及びその他の組み合わせ荷重)を設定し、発電所における飛来物に係る調査し、飛来物防止対策を行い、さらに考慮すべき設計荷重に対する竜巻防護施設の構造健全性等の評価を行い、その結果に対応する対策を行い、安全機能を維持した状態とする。
ここで、取水ポンプ等の冷却設備の各種ポンプは、周囲は壁に囲まれているが上面が開放されている位置に設置されている。また、ポンプ以外の機器でも同様に上面が開放されている空間に設置されているものがある。このような機器は、周囲に他の機器が設置されているため、特許文献1に記載されているような全てを覆う建屋を設けることができないものがある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、上面が開放されている位置に設置されている保護対象を好適に保護することができる飛来物防護設備及び飛来物防護設備の設置方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明は、壁面で周囲が囲われた保護対象物に対して設置し、前記保護対象物の上面を飛来物から保護する飛来物防護設備であって、前記壁面の内の1つの基準壁面に直交する方向に並列に配置され、前記基準壁面に交差する一方の壁面から前記基準壁面に交差する他方の壁面までを覆う被覆ユニットを有し、前記被覆ユニットは、振動を低減する免震機構を介して前記壁面に支持されていることを特徴とする。
また、前記被覆ユニットを複数有することが好ましい。
また、前記被覆ユニットと隣接する前記被覆ユニットとの間にそれぞれ配置され、前記被覆ユニットと隣接する前記被覆ユニットとの間を覆う複数の連結ユニットを有することが好ましい。
また、前記連結ユニットは、前記被覆ユニットに固定され、隣接する前記被覆ユニットに摺動可能な状態で載置されていることが好ましい。
また、前記被覆ユニットは、前記基準壁面に交差する一方の壁面から前記基準壁面に交差する他方の壁面まで伸びた2本の棒状部材と、2本の前記棒状部材の間に配置された連結部とを有する桁部と、前記桁部に貼られたネットとを有することが好ましい。
また、前記被覆ユニットは、前記基準壁面に交差する一方の壁面から前記基準壁面に交差する他方の壁面まで伸びた2本の棒状部材と、2本の前記棒状部材の間に配置された連結部とを有する桁部と、前記桁部に固定された板状部材とを有することが好ましい。
また、前記基準壁面に設置された第1ブラケットと、前記基準壁面と対面する壁面に設置された第2ブラケットと、一方の端部が前記第1ブラケットに支持され、他方の端部が前記第2ブラケットに支持された大梁と、をさらに有し、前記被覆ユニットは、一方の端部が前記大梁に固定され、他方の端部が前記壁面の上面に載置され、前記免震機構は、前記第1ブラケットの上面と前記大梁の下面との間に設置された第1ゴム支承と、前記第2ブラケットの上面と前記大梁との間に設置された第2ゴム支承と、前記被覆ユニットと前記壁面との間に配置された鋼製すべり支承と、を含むことが好ましい。
また、前記基準壁面の一方の壁面との連結部の近傍に設置された第1ブラケットと、前記基準壁面と対面する壁面の一方の壁面との連結部の近傍に設置された第2ブラケットと、前記基準壁面の他方の壁面との連結部の近傍に設置された第3ブラケットと、前記基準壁面と対面する壁面の他方の壁面との連結部の近傍に設置された第4ブラケットと、一方の端部が前記第1ブラケットに支持され、他方の端部が前記第2ブラケットに支持された第1大梁と、一方の端部が前記第3ブラケットに支持され、他方の端部が前記第4ブラケットに支持された第2大梁と、をさらに有し、前記被覆ユニットは、一方の端部が前記第1大梁に固定され、他方の端部が前記第2大梁に固定され、前記免震機構は、前記第1ブラケットの上面と前記第1大梁の下面との間に設置された第1ゴム支承と、前記第2ブラケットの上面と前記第1大梁との間に設置された第2ゴム支承と、前記第3ブラケットの上面と前記第2大梁の下面との間に設置された第3ゴム支承と、前記第4ブラケットの上面と前記第2大梁との間に設置された第4ゴム支承と、を含むことが好ましい。
また、前記基準壁面に交差する一方の壁面に、前記被覆ユニットに対応して設置された複数の第1個別ブラケットと、前記基準壁面に交差する他方の壁面に、前記被覆ユニットに対応して設置された複数の第2個別ブラケットと、をさらに有し、前記被覆ユニットは、一方の端部が前記第1個別ブラケットに載置され、他方の端部が前記第2個別ブラケットに載置され、前記免震機構は、前記第1個別ブラケットの上面と前記被覆ユニットの下面との間に設置された第1個別ゴム支承と、前記第2個別ブラケットの上面と前記被覆ユニットとの間に設置された第2個別ゴム支承と、を含むことが好ましい。
上記の目的を達成するための本発明は、壁面で周囲が囲われた保護対象物に対して設置し、前記保護対象物の上面を飛来物から保護する飛来物防護設備の設置方法であって、前記壁面の内の1つの基準壁面に第1ブラケットを設置し、前記基準壁面と対面する壁面に第2ブラケットを設置するステップと、前記第1ブラケットの上面に第1ゴム支承を設置し、前記第2ブラケットの上面に第2ゴム支承を設置するステップと、一方の端部を前記第1ゴム支承に連結し、他方の端部を前記第2ゴム支承に連結する大梁を設置するステップと、一方の端部が前記大梁に固定され、他方の端部が前記基準壁面に交差する方向に延在する壁面に鋼製すべり支承を介して支持され、前記大梁から前記大梁の延在方向と対面する前記壁面までを覆う被覆ユニットを、前記大梁の延在方向に並列に配置するステップと、前記被覆ユニットと隣接する前記被覆ユニットとの間にそれぞれ配置され、前記被覆ユニットと隣接する前記被覆ユニットとの間を覆う複数の連結ユニットを設置するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、上面が開放されている位置に設置されている保護対象を好適に保護することができる。
図1は、保護対象機器とその周囲の構造を模式的に示す斜視図である。 図2は、飛来物防護設備の概略構成を示す上面図である。 図3は、図2のA−A線断面図である。 図4は、被覆ユニットの構造を示す斜視図である。 図5は、連結ユニットの構造を示す斜視図である。 図6は、連結ユニットの構造を示す断面図である。 図7は、飛来物防護設備の設置方法の一例を示すフローチャートである。 図8は、他の実施形態の飛来物防護設備の概略構成を示す上面図である。 図9は、図8のB−B線断面図である。 図10は、他の実施形態の飛来物防護設備の概略構成を示す上面図である。 図11は、図10のC−C線断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、保護対象機器とその周囲の構造を模式的に示す斜視図である。図1に示す施設は、例えば原子力施設であり、保護対象機器10は、ポンプである。原子力施設は、種々の安全対策のために、保護対象機器10を上面が開放された部屋11の内部に配置している。部屋11は、側面が壁面12、14、16、18で囲われた空間である。なお、底面は床(土台)となっている。部屋11は、壁面12と壁面18とが対面し、壁面14と壁面16とが対面し、壁面12の両端部が壁面14、16と接続し、壁面18の両端部が壁面14、16と接続し、上面から見た場合、矩形となる。本実施形態の部屋11は、壁面12、14、16、18が矩形の枠を形成するように配置したが、これに限定されない。保護対象機器10を囲う壁面は、変形した四角形でもよいし、五角形以上の多角形でもよい。なお、保護対象機器10を囲う壁面12、14、16、18は、保護対象機器10よりも鉛直方向上側まで伸びている。つまり、壁面12、14、16、18は、鉛直方向上側の端部が保護対象機器10の鉛直方向上側の端部よりも鉛直方向上側にある。
次に、図2から図6を用いて、本実施形態の飛来物防護設備20について説明する。図2は、飛来物防護設備の概略構成を示す上面図である。図3は、図2のA−A線断面図である。図5は、連結ユニットの構造を示す斜視図である。図6は、連結ユニットの構造を示す断面図である。
図1に示すように、保護対象機器10が配置されている部屋11は、上面が開放されている。飛来物防護設備20は、図2及び図3に示すように、部屋11の上面に配置され、上面の全面を覆っている。飛来物防護設備20は、保護対象機器10と鉛直方向において、距離L離れた位置に配置されている。部屋11の上面から部屋11に向かって飛来する飛来物が保護対象機器10に衝突することを防ぐ。飛来物としては、鋼製パイプ又は鋼製材等が想定される。
飛来物防護設備20は、4つのブラケット24と、大梁28と、複数の被覆ユニット30と、複数の連結ユニット32と、4つのゴム支承34と、を有する。なお、飛来物防護設備20は、壁面14、壁面16のいずれかが基準壁面となる。
4つのブラケット24は、2つのブラケット(第1ブラケット)24aと2つのブラケット(第2ブラケット)24bである。ブラケット24aは、壁面14の壁面18側の端部近傍に固定されている。ブラケット24bは、壁面16の壁面18側の端部近傍に水平方向に固定されている。2つのブラケット24(24a、24b)は、図5に示すように水平方向に並んで配置されている。ブラケット24は、多数の固定部(ボルト、釘)で壁面14、16に固定されている。
4つのゴム支承34は、4つのブラケット24の上にそれぞれ配置されている。ゴム支承34は、ゴムが鉛直方向に積層されており、振動を低減する機能を備えている。4つのゴム支承34は、2つのゴム支承(第1ゴム支承)34aと、2つのゴム支承(第2ゴム支承)34bとである。ゴム支承34aは、ブラケット24aの上面に固定されている。ゴム支承34bは、ブラケット24bの上面に固定されている。4つのゴム支承34は、上面に大梁28が乗せられている。つまり、ゴム支承34は、大梁28とブラケット24の間に配置されている。ゴム支承34は、ブラケット24から大梁28に伝達される振動を低減し、大梁28からブラケット24に伝達される振動を低減する。
大梁28は、壁面14から壁面16に延びた梁であり、壁面14、16の壁面18側の端部の近傍に配置されている。大梁28は、4つのゴム支承34の上面に載置されている。大梁28は、壁面14側の端部が2つのゴム支承34aの上面に載置され、壁面16側の端部が2つのゴム支承34bの上面に載置されている。大梁28は、複数の被覆ユニット30と複数の連結ユニット32を支持する部材であり、複数の被覆ユニット30と複数の連結ユニット32の荷重が付与されても実質的にたわまない部材である。
複数の被覆ユニット30は、壁面14、16に直交する方向(交差する方向)に並んで配置されている。つまり、複数の被覆ユニット30は、大梁28の延在方向に沿って列状に配置されている。被覆ユニット30は、一方の端部が大梁28と接し、他方の端部が壁面12と接している。これにより、被覆ユニット30は、大梁28から壁面12までを覆っている。
被覆ユニット30は、2本の棒状部材40と、複数の連結部42と、補強部43と、ネット44と、2つの固定部材(固定支承)46と、2つの鋼製すべり支承48と、を有する。2本の棒状部材40は、大梁28の延在方向に直交する方向、壁面14、16と平行に延びた棒状の部材であり、一方の端部が大梁28と対面し、他方の端部が壁面12と対面している。2本の棒状部材40は、大梁28の延在方向に離れて配置されている。複数の連結部42は、棒状部材40の延在方向に所定間隔離れて配置されている。複数の連結部42は、一方の端部が一方の棒状部材40と連結し、他方の端部が他方の棒状部材40と連結している。また、複数の連結部42は、1つが棒状部材40の大梁28側の端部近傍に配置され、1つが壁面12側の端部近傍に配置されている。これにより、被覆ユニット30は、2本の棒状部材40と、複数の連結部42とで、枠が形成される。補強部43は、2本の棒状部材40と複数の連結部42とで形成される枠の内部に配置され、枠の強度を補強する。補強部43は、両端が枠のそれぞれの部材に固定された複数の棒状部材で構成され、棒状部材が三角形となるトラス構造で配置されている。被覆ユニット30は、2本の棒状部材40と、複数の連結部42と、補強部43と、がネット44を支持する骨組みとなる。ネット44は、2本の棒状部材40と、複数の連結部42と、補強部43で形成された枠に貼られている。つまり、ネット44は、2本の棒状部材40と、複数の連結部42とで形成された枠の内部の空間を塞ぐように配置されている。ネット44は、網目が形成された部材であり、空気を通過させる。また、ネット44は、ネット44が貼られている場所に飛来物が落下すると飛来物の重みでたわむ。被覆ユニット30は、2本の棒状部材40と、複数の連結部42と、補強部43と、ネット44との組み合わせが、飛来物が保護対象機器10に向けて落下することを防止するように、保護対象機器10の上面を塞ぐ被覆部となる。
次に、2つの固定部材46は、2本の棒状部材40のそれぞれの大梁28側に配置され、大梁28に対して棒状部材40を固定する。2つの鋼製すべり支承48は、2本の棒状部材40のそれぞれの壁面12側の端部に配置されている。鋼製すべり支承48は、壁面12に固定されている。鋼製すべり支承48は、壁面12に対して棒状部材40を所定の方向に移動可能な状態、つまり相対移動可能な状態で支持している。
被覆ユニット30は、図2、図3及び図4に示すように、2本の棒状部材40と、複数の連結部42と、補強部43と、ネット44とで、大梁28の延在方向の一部で、かつ、大梁28と壁面12との間の領域を覆う被覆構造を形成する。また、被覆ユニット30は、固定部材46で大梁28に固定され、鋼製すべり支承48で、壁面12に対して摺動可能な状態で支持される。
連結ユニット32は、大梁28の長手方向において、つまり被覆ユニット30が並んでいる方向において、被覆ユニット30と隣接する被覆ユニット30との間に配置されている。連結ユニット32は、被覆ユニット30と隣接する被覆ユニット30との間の空間を覆っている。また、連結ユニット32は、被覆ユニット30と壁面14との間にも配置され、被覆ユニット30と壁面14との間も覆っている。連結ユニット32は、被覆ユニット30と壁面16との間にも配置され、被覆ユニット30と壁面16との間も覆っている。
連結ユニット32は、複数の連結体60を有する。連結体60は、被覆ユニット30の長手方向(棒状部材40の延在方向)に配置されている。連結体60は、隣接する連結体60と近接して配置されている。連結体60は、板部61と、固定部材62と、摺動部材64と、を有する。板部61は、金属板、プラスチック板等の板状の部材である。なお、板部61は、被覆ユニット30の2本の棒状部材40と、複数の連結部42と、補強部43と、ネット44とで構成される被覆部と同じ構成としてもよい。固定部材62は、板部61と一方の被覆ユニット30との間に配置されている。固定部材62は、板部61を一方の被覆ユニット30に固定する。摺動部材64は、板部61と他方の被覆ユニット30との間に配置されている。摺動部材64は、板部61を他方の被覆ユニット30に対して摺動可能な状態とする。なお、連結ユニット32は、壁面14、16と被覆ユニット30との間に配置されている場合、壁面14、16と接する側に摺動部材64を設ける。
連結ユニット32は、以上のように連結体60が一方の被覆ユニット30に固定され、他方の被覆ユニット32に摺動可能に支持されている。これにより、連結ユニット32は、一方の被覆ユニット30と他方の被覆ユニット30との間に力が伝達することを抑制しつつ、被覆ユニット30の間を覆っている。
飛来物防護設備20は、以上のような構造である。飛来物防護設備20は、複数の被覆ユニット30を列状に配置し、その間をそれぞれ連結ユニット32で覆うことで、保護対象機器10の上面を覆うことができる。
また、飛来物防護設備20は、被覆ユニット30及び大梁28と部屋11との間に鋼製すべり支承48とゴム支承34を含む免震機構を設けることで、飛来物防護設備20から部屋11の壁面12、14、16、18に力が伝達することを抑制することができる。これにより、地震等により、施設が揺れて、部屋11が振動しても、その振動により飛来物防護設備20と部屋11との間に働く力を低減することができる。これにより、既存の構造物である部屋11の強度に与える影響を小さくすることができる。これにより、既存の構造物に与える影響を小さくしつつ、飛来物の落下を防護する設備を設けることができる。また、既存の構造物に与える影響を小さくできることで、飛来物防護設備20を設けることで、構造物に必要となる補強を少なくすることができる。また、飛来物防護設備20と部屋11との間に働く力を低減することができることで、飛来物防護設備20に必要な強度も低減することができ、大梁28等を小さくすることができる。
また、本実施形態の飛来物防護設備20は、被覆ユニット30にネット44を用いて所定の領域を塞ぐことで、空気を循環可能に維持しつつ、飛来物の落下を防護することができる。これにより、部屋11の内部からの放熱を好適に行うことができ、温度上昇を抑制することができる。また、ネット44は、飛来物として想定される鋼製パイプ又は鋼製材等が飛来した場合に、ネット44がたわんでも保護対象機器10と接しない距離だけ離れた位置に配置することが好ましい。また、ネット44は、上記飛来物が飛来した場合も飛来物が部屋11の内部に落下することを防げる強度とする。
また、飛来物防護設備20は、上記効果を得ることができ、また重量も軽くなるため、ネット44を用いることが好ましいが、ネット44に代えて板状部材、例えば金属板、プラスチック板等を用いてもよい。
ここで、本実施形態の飛来物防護設備20は、免震機構として、ゴム支承34と、鋼製すべり支承48を設けたが、免震機構はこれに限定されない。被覆部の位置ずれが抑制できていれば、鋼製すべり支承48に代えて、板部と回転体と組み合わせた摺動可能な構造としてもよい。また大梁28を支持する構造は、本実施形態のようにゴム支承34とすることが好ましい。
また、本実施形態の飛来物防護設備20は、大梁28を支持するブラケット、ゴム支承34を1つの壁面に対して2つ設けたがその数は限定されない。1つでもよいし、2つ以上でもよい。また、1つのブラケットに2つのゴム支承を設置してもよいし、2つのブラケットに1つのゴム支承を設置してもよい。
また、飛来物防護設備20は、固定する各部をねじ止め等の着脱可能な機構で固定することが好ましい。これにより、簡単に着脱可能とすることができ、メンテナンス時等、部屋11の上面を開放することができる。これにより、建屋等を立てる場合よりも既存の機能が低減することを抑制することができる。
次に、図7を用いて、飛来物防護設備20の設置方法について説明する。図7は、飛来物防護設備の設置方法の一例を示すフローチャートである。図7に示す処理は、作業者が各種重機を用い、作業を行うことで実行することができる。まず、作業者は、壁面にブラケットを設置する(ステップS12)。次に、作業者は、ブラケットの上面にゴム支承を設置する(ステップS14)。次に、作業者は、ゴム支承の上に大梁を設置する(ステップS16)。作業者は、大梁を設置したら、被覆ユニットを設置し(ステップS18)、その後、連結ユニットを設置する(ステップS20)。
飛来物防護設備20は、以上のように設置することができる。なお、飛来物防護設備20は、連結ユニット32を固定する対象の被覆ユニット30に予め固定しておいてもよい。この場合、被覆ユニット30と連結ユニット32とは一度に設置することができる。
飛来物防護設備20は、被覆ユニット30の一方が大梁28に固定され、他方が壁面に支持されている構造としたが、これに限定されない。飛来物防護設備20は、設置される部屋11の条件に応じて、大梁28の本数を変化させたり、ブラケットの位置を調整したり、免震機構の構造を変更することができる。飛来物防護設備20は、ブラケット以外の部材が免震機構を介して部屋11と繋がっている構造であればよい。
図8は、他の実施形態の飛来物防護設備の概略構成を示す上面図である。図9は、図8のB−B線断面図である。なお、飛来物防護設備20aのうち、飛来物防護設備20と同様の構成には、同様の符号を付して説明を省略する。図8及び図9に示す飛来物防護設備20aは、8つのブラケット24と、第1大梁28a、第2大梁28bと、複数の被覆ユニット30aと、複数の連結ユニット32と、8つのゴム支承34と、を有する。
8つのブラケットは、2つのブラケット(第1ブラケット)24a、2つのブラケット(第2ブラケット)24b、2つのブラケット(第3ブラケット)24c及び2つのブラケット(第4ブラケット)24dである。ブラケット24aは、壁面14の壁面18側の端部近傍に固定されている。ブラケット24bは、壁面16の壁面18側の端部近傍に水平方向に固定されている。ブラケット24cは、壁面14の壁面12側の端部近傍に固定されている。ブラケット24dは、壁面16の壁面12側の端部近傍に水平方向に固定されている。
8つのゴム支承34は、8つのブラケット24の上にそれぞれ配置されている。8つのゴム支承34は、2つのゴム支承(第1ゴム支承)34aと、2つのゴム支承(第2ゴム支承)34bと、2つのゴム支承(第3ゴム支承)34cと、2つのゴム支承(第4ゴム支承)34dと、である。ゴム支承34aは、ブラケット24aの上面に固定されている。ゴム支承34bは、ブラケット24bの上面に固定されている。ゴム支承34cは、ブラケット24cの上面に固定されている。ゴム支承34dは、ブラケット24dの上面に固定されている。ゴム支承34a、34bは、上面に第1大梁28aが乗せられている。つまり、ゴム支承34a、34bは、第1大梁28aとブラケット24の間に配置されている。ゴム支承34c、34dは、上面に第2大梁28bが乗せられている。つまり、ゴム支承34c、34dは、第2大梁28bとブラケット24の間に配置されている。ゴム支承34は、ブラケット24から第1大梁28a、第2大梁28bに伝達される振動を低減し、第1大梁28a、第2大梁28bからブラケット24に伝達される振動を低減する。
第1大梁28aは、壁面14から壁面16に延びた梁であり、壁面14、16の壁面18側の端部の近傍に配置されている。第1大梁28aは、壁面14側の端部が2つのゴム支承34aの上面に載置され、壁面16側の端部が2つのゴム支承34bの上面に載置されている。
第2大梁28bは、壁面14から壁面16に延びた梁であり、壁面14、16の壁面12側の端部の近傍に配置されている。第2大梁28bは、壁面14側の端部が2つのゴム支承34cの上面に載置され、壁面16側の端部が2つのゴム支承34dの上面に載置されている。
被覆ユニット30aは、壁面14、16に直交する方向(交差する方向)に並んで配置されている。つまり、複数の被覆ユニット30aは、第1大梁28a、第2大梁28bの延在方向に沿って列状に配置されている。被覆ユニット30aは、一方の端部が第1大梁28aと接し、他方の端部が第2大梁28bと接している。これにより、被覆ユニット30aは、第1大梁28aから第2大梁28bまでを覆っている。
被覆ユニット30aは、被覆部141と、4つの固定部材142とを有する。被覆部141は、被覆ユニット30aの2本の棒状部材40と、複数の連結部42と、補強部43と、ネット44とで構成される。固定部材142は、被覆部141の四隅に配置されており、第1大梁28aまたは第2大梁28bと対面している。固定部材142は、例えば鋼製固定支承であり、対面する第1大梁28aまたは第2大梁28bに対して被覆部141を固定している。なお、固定部材142は、一部を鋼製すべり支承としてもよいし、ゴム支承としてもよい。
飛来物防護設備20aのように、対面する2つの壁面の近傍にそれぞれ第1大梁28a、第2大梁28bを設け、被覆ユニット30aの両端を第1大梁28a、第2大梁28bで支持することで、壁面の上面を使用できない場合でも飛来物防護設備20aを設置することができる。また、2つの第1大梁28a、第2大梁28bとブラケットの間にゴム支承を設けることで、振動発生時に、飛来物防護設備20aのブラケット以外の部分と、壁面との間に作用する力を低減することができる。
図10は、他の実施形態の飛来物防護設備の概略構成を示す上面図である。図11は、図10のC−C線断面図である。なお、飛来物防護設備20bのうち、飛来物防護設備20aと同様の構成には、同様の符号を付して説明を省略する。図10及び図11に示す飛来物防護設備20bは、複数の被覆ユニット30bと、複数の連結ユニット32と、多数の個別ブラケット202と、多数のゴム支承204と、を有する。
被覆ユニット30bは、壁面14、16に平行な方向に並んで配置されている。つまり、複数の被覆ユニット30bは、壁面12、18に直交する(交差する)方向に沿って列状に配置されている。被覆ユニット30bは、一方の端部が壁面14の近傍に配置され、他方の端部が壁面16の近傍に配置される。これにより、被覆ユニット30bは、壁面14から壁面16までを覆っている。
被覆ユニット30bは、被覆部206を有する。被覆部206は、被覆ユニット30bの2本の棒状部材40と、複数の連結部42と、補強部43と、ネット44とで構成される。
個別ブラケット202は、1つの被覆ユニット30bに対して、それぞれ4つ設けられている。1つの被覆ユニット30bに対する4つの個別ブラケット202は、2つの個別ブラケット(第1個別ブラケット)202a、2つの個別ブラケット(第2個別ブラケット)202bである。ブラケット202aは、壁面14に固定されている。ブラケット202bは、壁面16に固定されている。
個別ゴム支承204は、1つの被覆ユニット30bに対して、それぞれ4つ設けられている。1つの被覆ユニット30bに対する4つの個別ゴム支承204は、4つの個別ブラケット202の上にそれぞれ配置されている。4つの個別ゴム支承204は、2つの個別ゴム支承(第1個別ゴム支承)204aと、2つの個別ゴム支承(第2個別ゴム支承)204bとである。個別ゴム支承204aは、個別ブラケット202aの上面に固定されている。個別ゴム支承204bは、個別ブラケット202bの上面に固定されている。個別ゴム支承204a、204bは、上面に被覆ユニット30bが乗せられている。つまり、個別ゴム支承204a、204bは、被覆ユニット30bと個別ブラケット202の間に配置されている。個別ゴム支承204は、個別ブラケット202から被覆ユニット30bに伝達される振動を低減し、被覆ユニット30bから個別ブラケット202に伝達される振動を低減する。
飛来物防護設備20bのように、大梁を設けずに、壁面の個別ブラケットをそれぞれの被覆ユニット30bに対して設けることで、壁面に大梁を設置できない場合でも飛来物防護設備20bを設置することができる。また、個別ブラケット202と被覆ユニット30bとの間に個別ゴム支承を設けることで、振動発生時に、飛来物防護設備20bの個別ブラケット以外の部分と、壁面との間に作用する力を低減することができる。
なお、本実施形態において、飛来物防護設部20は、被覆ユニット30が複数設けられているが、被覆ユニット30が単数であってもよい。この場合、飛来物防護設部20は、連結ユニット32が被覆ユニット30と壁面14との間にも配置されるが、連結ユニット32が設けられなくてもよい。
10 保護対象機器(保護対象物)
12、16、18 壁面
14 壁面(基準壁面)
20、20a、20b 飛来物防護設備
24 ブラケット
24a 第1ブラケット
24b 第2ブラケット
28 大梁
30 被覆ユニット
32 連結ユニット
34 ゴム支承
34a 第1ゴム支承
34b 第2ゴム支承
40 棒状部材
42 連結部
43 補強部材
44 ネット
46 固定部材
48 鋼製すべり支承
60 連結体
61 板部
62 固定部材
64 摺動部材

Claims (10)

  1. 壁面で周囲が囲われた保護対象物に対して設置し、前記保護対象物の上面を飛来物から保護する飛来物防護設備であって、
    前記壁面の内の1つの基準壁面に直交する方向に並列に配置され、前記基準壁面に交差する一方の壁面から前記基準壁面に交差する他方の壁面までを覆う被覆ユニットを有し、
    前記被覆ユニットは、振動を低減する免震機構を介して前記壁面に支持されていることを特徴とする飛来物防護設備。
  2. 前記被覆ユニットを複数有することを特徴とする請求項1に記載の飛来物防護設備。
  3. 前記被覆ユニットと隣接する前記被覆ユニットとの間にそれぞれ配置され、前記被覆ユニットと隣接する前記被覆ユニットとの間を覆う複数の連結ユニットを有することを特徴とする請求項2に記載の飛来物防護設備。
  4. 前記連結ユニットは、前記被覆ユニットに固定され、隣接する前記被覆ユニットに摺動可能な状態で載置されていることを特徴とする請求項3に記載の飛来物防護設備。
  5. 前記被覆ユニットは、前記基準壁面に交差する一方の壁面から前記基準壁面に交差する他方の壁面まで伸びた2本の棒状部材と、2本の前記棒状部材の間に配置された連結部とを有する桁部と、前記桁部に貼られたネットとを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の飛来物防護設備。
  6. 前記被覆ユニットは、前記基準壁面に交差する一方の壁面から前記基準壁面に交差する他方の壁面まで伸びた2本の棒状部材と、2本の前記棒状部材の間に配置された連結部とを有する桁部と、前記桁部に固定された板状部材とを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の飛来物防護設備。
  7. 前記基準壁面に設置された第1ブラケットと、
    前記基準壁面と対面する壁面に設置された第2ブラケットと、
    一方の端部が前記第1ブラケットに支持され、他方の端部が前記第2ブラケットに支持された大梁と、をさらに有し、
    前記被覆ユニットは、一方の端部が前記大梁に固定され、他方の端部が前記壁面の上面に載置され、
    前記免震機構は、前記第1ブラケットの上面と前記大梁の下面との間に設置された第1ゴム支承と、前記第2ブラケットの上面と前記大梁との間に設置された第2ゴム支承と、前記被覆ユニットと前記壁面との間に配置された鋼製すべり支承と、を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の飛来物防護設備。
  8. 前記基準壁面の一方の壁面との連結部の近傍に設置された第1ブラケットと、
    前記基準壁面と対面する壁面の一方の壁面との連結部の近傍に設置された第2ブラケットと、
    前記基準壁面の他方の壁面との連結部の近傍に設置された第3ブラケットと、
    前記基準壁面と対面する壁面の他方の壁面との連結部の近傍に設置された第4ブラケットと、
    一方の端部が前記第1ブラケットに支持され、他方の端部が前記第2ブラケットに支持された第1大梁と、
    一方の端部が前記第3ブラケットに支持され、他方の端部が前記第4ブラケットに支持された第2大梁と、をさらに有し、
    前記被覆ユニットは、一方の端部が前記第1大梁に固定され、他方の端部が前記第2大梁に固定され、
    前記免震機構は、前記第1ブラケットの上面と前記第1大梁の下面との間に設置された第1ゴム支承と、前記第2ブラケットの上面と前記第1大梁との間に設置された第2ゴム支承と、前記第3ブラケットの上面と前記第2大梁の下面との間に設置された第3ゴム支承と、前記第4ブラケットの上面と前記第2大梁との間に設置された第4ゴム支承と、を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の飛来物防護設備。
  9. 前記基準壁面に交差する一方の壁面に、前記被覆ユニットに対応して設置された複数の第1個別ブラケットと、
    前記基準壁面に交差する他方の壁面に、前記被覆ユニットに対応して設置された複数の第2個別ブラケットと、をさらに有し、
    前記被覆ユニットは、一方の端部が前記第1個別ブラケットに載置され、他方の端部が前記第2個別ブラケットに載置され、
    前記免震機構は、前記第1個別ブラケットの上面と前記被覆ユニットの下面との間に設置された第1個別ゴム支承と、前記第2個別ブラケットの上面と前記被覆ユニットとの間に設置された第2個別ゴム支承と、を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の飛来物防護設備。
  10. 壁面で周囲が囲われた保護対象物に対して設置し、前記保護対象物の上面を飛来物から保護する飛来物防護設備の設置方法であって、
    前記壁面の内の1つの基準壁面に第1ブラケットを設置し、前記基準壁面と対面する壁面に第2ブラケットを設置するステップと、
    前記第1ブラケットの上面に第1ゴム支承を設置し、前記第2ブラケットの上面に第2ゴム支承を設置するステップと、
    一方の端部を前記第1ゴム支承に連結し、他方の端部を前記第2ゴム支承に連結する大梁を設置するステップと、
    一方の端部が前記大梁に固定され、他方の端部が前記基準壁面に交差する方向に延在する壁面に鋼製すべり支承を介して支持され、前記大梁から前記大梁の延在方向と対面する前記壁面までを覆う被覆ユニットを、前記大梁の延在方向に並列に配置するステップと、
    前記被覆ユニットと隣接する前記被覆ユニットとの間にそれぞれ配置され、前記被覆ユニットと隣接する前記被覆ユニットとの間を覆う複数の連結ユニットを設置するステップと、を有することを特徴とする飛来物防護設備の設置方法。
JP2014189191A 2014-09-17 2014-09-17 飛来物防護設備及び飛来物防護設備の設置方法 Active JP6456079B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014189191A JP6456079B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 飛来物防護設備及び飛来物防護設備の設置方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014189191A JP6456079B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 飛来物防護設備及び飛来物防護設備の設置方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016061053A true JP2016061053A (ja) 2016-04-25
JP6456079B2 JP6456079B2 (ja) 2019-01-23

Family

ID=55797165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014189191A Active JP6456079B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 飛来物防護設備及び飛来物防護設備の設置方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6456079B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11190061A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Nkk Corp 建築物の骨組構造
JP2002047827A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Tomoe Corp 免震構造物
US20070022672A1 (en) * 2005-07-11 2007-02-01 Bachynski Michael R Hurricane protection harness
JP2014105458A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Toyota Home Kk 建物の屋根構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11190061A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Nkk Corp 建築物の骨組構造
JP2002047827A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Tomoe Corp 免震構造物
US20070022672A1 (en) * 2005-07-11 2007-02-01 Bachynski Michael R Hurricane protection harness
JP2014105458A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Toyota Home Kk 建物の屋根構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP6456079B2 (ja) 2019-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8689932B2 (en) On-base enclosure
KR101000206B1 (ko) 내진성능을 갖는 창호시스템
JP2010024649A (ja) 二重床の耐震補強構造及び二重床の耐震補強方法
JP6517050B2 (ja) 飛来物防護設備
JP6456079B2 (ja) 飛来物防護設備及び飛来物防護設備の設置方法
KR101546052B1 (ko) 비앵커링 간접정착 방식 내진 이중마루
JP2010248835A (ja) 制振構造物及び制振方法
JP2010242449A (ja) 既存建物の制震改修構造および制震改修方法
JP6692665B2 (ja) 衝撃低減装置及び発電プラント
JP6241096B2 (ja) 免震建物及び免震方法
JP7374647B2 (ja) 飛翔体衝突防護装置および飛翔体衝突防護方法
JP2016505733A (ja) 耐震建物システム
JP2015200124A (ja) 防護対象建屋
JP6539105B2 (ja) 原子炉建屋
RU109178U1 (ru) Сейсмостойкое здание
JP6754710B2 (ja) 自立型防護壁、自立型防護壁の設計方法、自立型防護壁の製造方法
RU2397303C1 (ru) Сейсмо-взрывозащищенный автономный пункт управления
Nawrotzki et al. 3-D Base Control Systems for the seismic protection of power plant equipment and buildings
JP2005106554A (ja) 放射性物質貯蔵建物および放射性物質貯蔵建物における換気方法
Kwag et al. Structural integrity evaluation of a service pool working platform in research reactor
JPS6367369A (ja) 建屋内に免震機能を有する構造物
Pan et al. Effects of High Frequency Ground Motion on the Local Seismic Responses of Safety-related Nuclear Structures
US20130225066A1 (en) Protective cover for a ventilation opening
Baliga et al. Application of an integrated head assembly concept at pressurized water reactor commercial nuclear plants
Shoushtari Seismic behavior of tall building structures by friction damper

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170915

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6456079

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150