JP2016060439A - ホイールキャップ - Google Patents

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JP2016060439A
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道俊 常法
Michitoshi Joho
道俊 常法
伊藤 智之
Tomoyuki Ito
智之 伊藤
伸昭 三宅
Nobuaki Miyake
伸昭 三宅
昭典 酒向
Akinori Sako
昭典 酒向
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Abstract

【課題】キャップ体に凹部を形成しない金型とキャップ体に凹部を形成する金型とを共通化する。
【解決手段】ホイールキャップでは、キャップ体12にヒケの発生により凹部18が形成されている。このため、キャップ体12に凹部18を形成しない第1金型28を使用してキャップ体12に凹部18を形成でき、キャップ体12に凹部18を形成しない第1金型28とキャップ体12に凹部18を形成する第1金型28とを共通化できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のホイールを被覆するホイールキャップに関する。
下記特許文献1に記載のホイールキャップには、表面に凹部が形成されないものと表面に凹部が形成されたものとがある。
ここで、このようなホイールキャップでは、表面に凹部を形成しない金型と、表面に凹部を形成する金型と、を共通化できるのが好ましい。
特開平10−44701号公報
本発明は、上記事実を考慮し、キャップ体に凹部を形成しない金型とキャップ体に凹部を形成する金型とを共通化できるホイールキャップを得ることが目的である。
請求項1に記載のホイールキャップは、車両のホイールに取付けられ、前記ホイールを被覆するキャップ体と、前記キャップ体にヒケにより形成された凹部と、を備えている。
請求項2に記載のホイールキャップは、請求項1に記載のホイールキャップにおいて、前記キャップ体の前記凹部とは反対側に凸部を形成している。
請求項3に記載のホイールキャップは、請求項1又は請求項2に記載のホイールキャップにおいて、前記キャップ体に設けられ、前記凹部を境界にされた塗装部を備えている。
請求項4に記載のホイールキャップは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のホイールキャップにおいて、前記凹部位置の表面にクラックが形成されている。
請求項5に記載のホイールキャップは、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のホイールキャップにおいて、前記キャップ体を成形する金型に設けられ、前記キャップ体の前記凹部形成部分の温度を調整する調整手段を備えている。
請求項1に記載のホイールキャップでは、車両のホイールに取付けられるキャップ体がホイールを被覆する。
ここで、キャップ体にヒケにより凹部が形成されている。このため、キャップ体に凹部を形成しない金型を使用してキャップ体に凹部を形成でき、キャップ体に凹部を形成しない金型とキャップ体に凹部を形成する金型とを共通化できる。
請求項2に記載のホイールキャップでは、キャップ体の凹部とは反対側に凸部が形成されている。このため、キャップ体にヒケを発生させることができ、キャップ体に凹部を形成できる。
請求項3に記載のホイールキャップでは、キャップ体に設けられた塗装部が凹部を境界にされている。このため、塗装部の境界を明瞭にできる。
請求項4に記載のホイールキャップでは、凹部位置の表面にクラックが形成されている。このため、凹部位置を艶消し部分にすることができる。
請求項5に記載のホイールキャップでは、キャップ体を成形する金型に調整手段が設けられており、調整手段はキャップ体の凹部形成部分の温度を調整する。このため、調整手段がキャップ体の凹部形成部分の温度をキャップ体の凹部形成部分周囲の温度と相違させることで、キャップ体にヒケを発生させることができて、キャップ体に凹部を形成できる。
本発明の実施形態に係るホイールキャップを示す正面図である。 本発明の実施形態に係るホイールキャップを示す断面図(図1の2−2線断面図)である。 本発明の実施形態に係るホイールキャップのキャップ体を成形する金型装置を示す断面図である。 他のホイールキャップを示す正面図である。
図1には、本発明の実施形態に係るホイールキャップ10が正面図にて示されており、図2には、ホイールキャップ10が断面図(図1の2−2線断面図)にて示されている。
図1に示す如く、本実施形態に係るホイールキャップ10は、樹脂製で正面視円形板状のキャップ体12を備えており、キャップ体12は、車両のホイール(図示省略)の車幅方向外側に取付けられて、ホイールの車幅方向外側を被覆する。
キャップ体12の周部には、略半楕円状の貫通孔14が複数形成されており、複数の貫通孔14は、キャップ体12の周方向に等間隔に配置されている。キャップ体12には、貫通孔14間において、断面U字形板状の連結部16(図2参照)が設けられており、連結部16は、キャップ体12の径方向に延伸されて、キャップ体12の中心部と外周部とを連結している。
連結部16の表面には、正面視略三角形溝状の凹部18(図2参照)が形成されており、凹部18の表面は、湾曲されている。
キャップ体12の表面には、凹部18の外側部分において、塗装部としての膜状の第1塗装部20が塗装により設けられており、キャップ体12の表面には、凹部18の内側部分において、塗装部としての膜状の第2塗装部22が塗装により設けられている。第1塗装部20と第2塗装部22とは、異なる色にされており、凹部18は、第1塗装部20及び第2塗装部22の見切り(境界)にされている。
連結部16の裏面には、凹部18とは反対側の全体において、断面矩形状の凸部24が形成されており、凸部24は、連結部16の裏面側に突出されている。
図3には、キャップ体12を成形する金型装置26が断面図にて示されている。
図3に示す如く、金型装置26には、金型としての第1金型28と、追加金型としての第2金型30と、が設けられており、第1金型28と第2金型30との間に、キャビティー32が形成される。
第1金型28の第2金型30側の端部には、板状の成形部28Aが密着固定により設けられており、成形部28Aは、キャビティー32の第1金型28側の外周面を構成すると共に、耐熱性及び熱伝導性を有する材料により構成されている。第1金型28には、成形部28Aのキャビティー32とは反対側において、調整手段としての加熱冷却装置34が設けられており、加熱冷却装置34は、成形部28Aに接触されると共に、キャップ体12の凹部18形成部分に沿って配置されている。
第2金型30の第1金型28側の面には、断面矩形状の成形凹部36が形成されており、成形凹部36は、キャップ体12の凸部24形成部分に沿って配置されると共に、キャビティー32を構成している。第2金型30には、成形凹部36の第1金型28とは反対側において、筒状の入駒38(スライドコア)が設けられており、入駒38は、第2金型30に対しキャビティー32側及びキャビティー32とは反対側に移動可能にされて、成形凹部36を閉塞及び形成可能にされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態に係るホイールキャップ10が作製される際には、金型装置26のキャビティー32内に樹脂が射出されて、キャップ体12が成形される。
キャップ体12が成形される際には、第2金型30の成形凹部36によってキャップ体12に凸部24が形成される。しかも、特に第1金型28及び第2金型30が冷却される際に、第1金型28の加熱冷却装置34が成形部28Aを介してキャップ体12の凸部24とは反対側の部分を加熱又は冷却して、キャップ体12の凸部24とは反対側の部分とキャップ体12の当該部分の周囲との間に温度差が発生される。このため、キャップ体12の凸部24とは反対側の面に、ヒケの発生により凹部18が形成される。
キャップ体12が成形された後には、キャップ体12表面の凹部18の内側部分にマスク塗装が行われてから、キャップ体12表面の凹部18の外側部分に塗装により第1塗装部20が設けられた後に、当該マスク塗装がキャップ体12から剥離される。また、キャップ体12表面の凹部18の外側部分にマスク塗装が行われてから、キャップ体12表面の凹部18の内側部分に塗装により第2塗装部22が設けられた後に、当該マスク塗装がキャップ体12から剥離される。これにより、多色塗装のホイールキャップ10が作製される。
また、図4に示す他のホイールキャップ50が作製される際には、金型装置26のキャビティー32内に樹脂が射出されて、キャップ体12が成形される。
キャップ体12が成形される際には、第2金型30に対し入駒38がキャビティー32側に移動されて成形凹部36が閉塞されることで、キャップ体12に凸部24が形成されない。しかも、特に第1金型28及び第2金型30が冷却される際に、加熱冷却装置34が成形部28Aを介してキャップ体12の入駒38とは反対側の部分を加熱又は冷却して、キャップ体12の入駒38とは反対側の部分がキャップ体12の当該部分の周囲と同一の温度にされる。このため、キャップ体12の入駒38とは反対側の面に、ヒケの発生による凹部18が形成されない。
キャップ体12が成形された後には、キャップ体12の表面全体が同一色で塗装される。これにより、1色塗装のホイールキャップ50が作製される。この場合、キャップ体12の表面に凹部18(溝部)が形成されないため、ホイールキャップ50の意匠(見栄え)が低下することを抑制できる。
ここで、本実施形態に係る多色塗装のホイールキャップ10では、キャップ体12の表面にヒケの発生により凹部18が形成されている。このため、1色塗装のホイールキャップ50の如くキャップ体12の表面に凹部18を形成しない金型装置26(特に第1金型28)を使用してキャップ体12の表面に凹部18を形成でき、キャップ体12に凹部18を形成しない金型装置26(特に第1金型28)とキャップ体12に凹部18を形成する金型装置26(特に第1金型28)とを共通化できる。これにより、共通の金型装置26(特に第1金型28)により、多色塗装のホイールキャップ10と1色塗装のホイールキャップ50とを作製できる。
さらに、ホイールキャップ10では、キャップ体12の凹部18とは反対側に凸部24が形成されている。このため、キャップ体12の表面にヒケを発生させることができ、キャップ体12の表面に凹部18を形成できる。
しかも、ホイールキャップ10では、キャップ体12が成形される際に、加熱冷却装置34がキャップ体12の凸部24とは反対側の部分とキャップ体12の当該部分の周囲との間に温度差を発生させる。このため、キャップ体12の表面にヒケを効果的に発生させることができ、キャップ体12の表面に凹部18を効果的に形成できる。
また、ホイールキャップ10では、キャップ体12の表面に設けられた第1塗装部20及び第2塗装部22が凹部18を見切りにされている。このため、キャップ体12の表面に第1塗装部20及び第2塗装部22を設ける前のキャップ体12表面へのマスク塗装の見切りが凹部18にされることで、マスク塗装の見切りを明瞭にでき、第1塗装部20及び第2塗装部22の見切りを明瞭にできる。さらに、マスクテープを使用する必要をなくすことができ、ホイールキャップ10の生産性を向上できると共に、コストを低減できる。
なお、本実施形態のホイールキャップ10では、凹部18を第1塗装部20及び第2塗装部22の見切りにした。しかしながら、凹部18の表面に塗装部を設けてもよい。これにより、凹部18の表面に沿って塗装部の表面に凹部が形成されることで、塗装部表面の凹部をホイールキャップ10の意匠の模様として利用できる。この場合、キャップ体12の成形後の残留応力により、塗装部の凹部位置の塗膜にクラック(特にマイクロクラック)が形成されてもよい(凹部18の表面にもクラック(特にマイクロクラック)が形成されてもよい)。これにより、塗装部表面の凹部をホイールキャップ10の意匠の艶消し模様として利用できる。しかも、第1金型28への加熱冷却装置34の設置を調整することで、ホイールキャップ10の意匠における塗装部表面の凹部による模様を自由に設定できる。
また、本実施形態では、金型装置26に加熱冷却装置34及び成形凹部36を設けた。しかしながら、金型装置26に加熱冷却装置34及び成形凹部36の一方を設けてもよい。この場合でも、ホイールキャップ10が作製される際に、加熱冷却装置34及び成形凹部36の一方によって、キャップ体12にヒケの発生により凹部18を形成できる。
10 ホイールキャップ
12 キャップ体
18 凹部
20 第1塗装部(塗装部)
22 第2塗装部(塗装部)
24 凸部
28 第1金型(金型)
34 加熱冷却装置(調整手段)

Claims (5)

  1. 車両のホイールに取付けられ、前記ホイールを被覆するキャップ体と、
    前記キャップ体にヒケにより形成された凹部と、
    を備えたホイールキャップ。
  2. 前記キャップ体の前記凹部とは反対側に凸部を形成した請求項1記載のホイールキャップ。
  3. 前記キャップ体に設けられ、前記凹部を境界にされた塗装部を備えた請求項1又は請求項2記載のホイールキャップ。
  4. 前記凹部位置の表面にクラックが形成された請求項1〜請求項3の何れか1項記載のホイールキャップ。
  5. 前記キャップ体を成形する金型に設けられ、前記キャップ体の前記凹部形成部分の温度を調整する調整手段を備えた請求項1〜請求項4の何れか1項記載のホイールキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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