JP2016060212A - エンジン始動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両機能を制御する複数のシステムの状況を考慮して、エンジンを始動させるエンジン始動制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン始動制御装置1は、複数の運転モードの切替えを制御する運転モード切替制御部40と、エンジンを制御するエンジン制御部41と、起動信号を出力する起動スイッチ50と、起動スイッチ50から出力された起動信号を伝達可能であり、運転モード切替制御部40から出力された制御信号に基づいて、起動信号の伝達を遮断する第1の遮断部53と、第1の遮断部53を介して伝達された起動信号を伝達可能であり、エンジン制御部41から出力された制御信号に基づいて、起動信号の伝達を遮断する第2の遮断部55と、第2の遮断部55から出力された起動信号に基づいてエンジンの始動を制御する始動制御部11aと、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジン始動制御装置に関する。
従来、内燃機関を有する車両駆動系と、この車両駆動系に接続されて動力を供給する電動機発電機と、を備えるハイブリッド車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のハイブリッド車両では、外部から供給された電力を蓄電装置に蓄電し、この蓄電された電力をエンジンの始動や車両の駆動に利用している。
特表2009−508763号公報
例えば、ハイブリッド車両で採用される複数のシステムとしては、エンジンの制御システム、運転モードの切替えを行う制御システムなどがある。このような複数のシステムを備えたハイブリッド車両において、複数のシステムの状況を考慮して、エンジンを始動させることが求められている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、車両の機能を制御する複数のシステムの状況を考慮して、エンジンを始動させることが可能なエンジン始動制御装置を提供することを目的とする。
本発明のエンジン始動制御装置は、複数の運転モードを有するハイブリッド車両に搭載されたエンジンの始動を制御するエンジン始動制御装置であって、複数の運転モードの切替えを制御し、複数の運転モードのうち、エンジンを使用しない運転モードを実行する場合に、第1の制御信号を出力する運転モード切替制御部と、エンジンを制御し、エンジンの異常状態を検出した場合に、第2の制御信号を出力するエンジン制御部と、起動信号を出力する起動スイッチと、起動スイッチから出力された起動信号を伝達可能であると共に、運転モード切替制御部から出力された第1の制御信号に基づいて、起動信号の伝達を遮断する第1の遮断部と、第1の遮断部を介して伝達された起動信号を伝達可能であると共に、エンジン制御部から出力された第2の制御信号に基づいて、起動信号の伝達を遮断する第2の遮断部と、第2の遮断部を介して伝達された起動信号に基づいてエンジンの始動を制御する始動制御部と、を備える。
このエンジン始動制御装置では、複数の運転モードの切替えを制御する運転モード切替え制御部を備え、この運転モード切替え制御部は、エンジンを使用しない運転モードを実行する場合に第1の制御信号を出力する。エンジン始動制御装置では、運転モード切替え制御部から出力された第1の制御信号に基づいて、起動信号の伝達を遮断するので、エンジンの始動を制御する始動制御部に起動信号が伝達されない。これにより、運転モード切替え制御部の状況を考慮し、運転モードの切替えに応じて、エンジンの始動を抑止することができる。また、このエンジン始動制御装置では、エンジンを制御するエンジン制御部を備え、このエンジン制御部は、エンジンの異常状態を検出した場合に第2の制御信号を出力する。エンジン始動制御装置では、エンジン制御部から出力された第2の制御信号に基づいて、起動信号の伝達を遮断するので、起動信号が始動制御部に伝達されない。これにより、エンジン制御部の状況を考慮して、エンジンの始動を抑止することができる。その結果、エンジン始動制御装置では、車両の機能を制御する複数の制御部の状況を考慮して、安全性を向上させて、エンジンを始動させることができる。
また、エンジン始動制御装置は、ハイブリッド車両の変速機を制御し、変速機が中立でない場合に、第3の制御信号を出力する変速機制御部と、第1の遮断部を介して伝達された起動信号を伝達可能であると共に、変速機制御部から出力された第3の制御信号に基づいて、起動信号の伝達を遮断する第3の遮断部と、を更に備える構成でもよい。これにより、変速機が中立である場合にエンジンを始動させ、変速機が中立ではない場合に、エンジンの始動を抑止することができ、変速機制御部の状況を考慮して、エンジンを始動させることができる。
また、ハイブリッド車両はバスであり、起動スイッチは車両前部の運転席に配置され、エンジンは車両後部に配置され、エンジン始動制御装置は、起動スイッチと始動制御部との間で起動信号の伝達を遮断する起動抑止スイッチと、起動信号を起動抑止スイッチの下流に出力する第2の起動スイッチとを更に備え、起動抑止スイッチ及び第2の起動スイッチが、車両後部に配置されている構成でもよい。この構成のエンジン始動制御装置では、起動スイッチと始動制御部との間に、起動抑止スイッチが接続されているので、起動スイッチが操作されて起動信号が出力され、第1の遮断部及び第2の遮断部によって、起動信号の伝達が遮断されない場合であっても、車両後部に配置された起動抑止スイッチを操作することで、起動信号の伝達を遮断することがきる。また、車両後部の第2の起動スイッチを操作することで、起動信号を起動抑止スイッチの下流に入力し、エンジンを始動させることができる。
また、エンジン始動制御装置は、エンジンのアイドリングの停止を制御するアイドルストップ制御部を更に備え、アイドルストップ制御部は、アイドリングを停止した状態から、エンジンを再始動させる場合に、エンジンを再始動させるための再始動信号を起動スイッチの下流に入力する構成でもよい。この構成のエンジン始動制御装置では、エンジンのアイドリングの停止制御において、エンジンを再始動させる場合に、複数の制御部の状況を考慮して、エンジンを再始動させることができる。
本発明によれば、車両の機能を制御する複数の制御部の状況を考慮して、エンジンを始動させることができる。
実施形態に係るエンジン始動制御装置を搭載したハイブリッド車両を示す概略構成図である。 実施形態に係るエンジン始動制御装置を示す概略構成図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、実施形態に係るエンジン始動装置を搭載したハイブリッド車両を示す概略構成図である。図1に示すように、エンジン始動制御装置1は、車両Vに搭載されたエンジン10を始動するための装置である。以下の説明では、まず、車両Vの構成について説明した後に、エンジン始動制御装置1の構成について説明する。
車両Vは、プラグインハイブリッド車両(以下、PHV:Plug-in Hybrid Vehicle)として構成されている。適用される車両Vとしては、ここでは中型バスが挙げられる。なお、車両Vは、特に限定されるものではなく、例えばトラック等の商用車であってもよく、大型車両や中型車両、普通乗用車、小型車両又は軽車両等の何れであってもよい。
車両Vは充電部を備えており、車両Vの外部の電源による充電が可能に構成されている。外部電源による充電としては、例えば、交流200Vの電源による普通充電と、急速充電とが挙げられる。急速充電としては、例えばCHAdeMO(登録商標)規格による急速充電方法が用いられる。
また、車両Vは給電部を備えており、車両Vの外部への電力供給(外部給電)が可能に構成されている。車両Vは、例えば、給電スイッチ31が操作され、当該給電部に可搬型外部給電装置(図示せず)が接続されることで、車両Vの外部へ電力を供給する。供給可能電力は、例えば定格10kWとされ、供給可能な電力量は、例えば248kWhとされている。また、車両Vでは、エンジン10の燃料を補充することで連続的な外部給電が可能とされている。このような車両Vは、例えば地震の被災地等において電気エネルギー供給源の役割を担う防災対応型PHVバスとして用いることができる。
車両Vは、PHV−ECU(ECU:Electronic Control Unit)40を備えている。PHV−ECU40は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を含むコンピュータにより構成されている。PHV−ECU40は、車両VをPHVとして機能させる統括的な制御を実施する。PHV−ECU40は、車両Vで実行可能な複数の運転モードの切替え(第1の機能)を制御する運転モード切替制御部として機能する。車両Vで実行可能な運転モードとしては、例えば、EV走行モード、HV走行モード、充電モード、給電モードが挙げられる。
EV走行モードとは、例えば、エンジン10が始動されず、モータジェネレータMGの駆動力により車両Vが走行される運転モードである。EV走行モードが実行される場合としては、車両Vが平坦路を走行している場合、及び車両Vが所定のEV指定エリア(例えば、市街地、病院及び学校の周辺等)を走行している場合等が挙げられる。車両Vでは、例えば図示しないGPSの位置情報等により車両VがEV指定エリアを走行しているか否かを判別し、現在の運転モードがHV走行モードに該当するか否かを判定してもよい。
HV走行モードとは、例えば、エンジン10が始動され、エンジン10及びモータジェネレータMGの駆動力により車両Vが走行される運転モードである。HV走行モードが実行される場合としては、車両Vが登坂路を走行している場合、及び車両Vが所定のHV指定エリア(例えば、郊外や高速道路等)を走行している場合等が挙げられる。車両Vでは、例えば図示しないGPSの位置情報等により車両VがHV指定エリアを走行しているか否かを判別し、現在の運転モードがHV走行に該当するか否かを判定してもよい。車両Vでは、図示しないGセンサ等により車両Vが登坂路を走行しているか否かを判別し、現在の運転モードがHV走行に該当するか否かを判定してもよい。
充電モードとは、例えば、外部電源によりHVバッテリ23が充電される状態である。充電モードが実行される場合としては、車両Vの充電部に外部電源が接続されている場合等が挙げられる。車両Vでは、例えば充電部により、当該充電部に外部電源が接続されたか否かを判定し、現在の運転モードが充電モードに該当するか否かを判定してもよい。
給電モードとは、例えば、HVバッテリ23に蓄えられた電力を外部給電する状態である。給電モードが実行される場合としては、給電スイッチ31が操作されると共に車両Vの給電部に可搬型外部給電装置が接続されている場合等が挙げられる。給電モードが実行される場合として、HVバッテリ23の充電率が低いことからエンジン10が始動されてモータジェネレータMGで発電している場合が含まれてもよい。車両Vでは、例えばPHV−ECU40により、給電スイッチ31が操作されたか否かを判定し、現在の運転モードが給電モードに該当するか否かを判定してもよい。車両Vでは、例えば給電部により、当該給電部に可搬型外部給電装置が接続されたか否かを判定し、現在の運転モードが給電モードに該当するか否かを判定してもよい。車両Vでは、例えば充電ECU30により、HVバッテリ23の充電率が低いか否かを判定し、現在の運転モードが給電モードの場合においてエンジン10を始動するか否かを判定してもよい。
車両Vは、パワートレインPTと、高電圧系20と、充電ECU30と、を具備する。パワートレインPTは、エンジン10と、AMT(AMT:Automated Manual Transmission)13と、トランスファ15と、モータジェネレータ(電動機発電機)MGと、を有する。
エンジン10は、車両Vの車輪19を駆動するほか、発電機としてのモータジェネレータMGを駆動する。エンジン10としては、例えばディーゼルエンジンやガソリンエンジン等が採用されている。エンジン10は、例えば、車両Vの運転モード等に基づいて適宜運転又は停止される。エンジン10には、スタータ11が取り付けられている。スタータ11は、エンジン10を始動させる電動機である。スタータ11は、例えば、キースイッチ50の操作に基づいて作動される(詳しくは後述)。エンジン10の出力軸には、AMT13が接続されている。
AMT13は、第1クラッチ12を含んで機械式自動変速機として構成され、そのギア位置の変更(変速)及び第1クラッチ12の接続並びに分離の制御等の変速動作を自動で行う。AMT13は、第1プロペラシャフト14を介してトランスファ15と接続されており、エンジン10の駆動力をトランスファ15に伝達する。
トランスファ15は、第1プロペラシャフト14と、第2プロペラシャフト16と、モータジェネレータMGと、が駆動力を伝達可能に取り付けられている。つまり、トランスファ15は、AMT13及び第1プロペラシャフト14を介して、エンジン10と接続されると共に、第2プロペラシャフト16、デファレンシャルギア17及びドライブシャフト18を介して、車輪19と接続されている。トランスファ15は、例えばその内部に1又は複数のクラッチを含んで構成されており、エンジン10、モータジェネレータMG及び車輪19の相互間における駆動力の伝達及び非伝達を切り替える機能を有する。
トランスファ15は、PHV−ECU40に電気的に接続されており、例えば車両Vの運転モードに応じて上記クラッチを制御し、駆動力の伝達及び非伝達を切り替える。トランスファ15では、例えば、車両Vの運転モードがEV走行モードの場合、モータジェネレータMGと車輪19との間で駆動力が伝達される。トランスファ15では、例えば、車両Vの運転モードがHV走行モードの場合、エンジン10、モータジェネレータMG及び車輪19の相互間で駆動力が伝達される。トランスファ15では、例えば、車両Vの運転モードが給電モードの場合において、モータジェネレータMGによる発電中の場合、エンジン10からモータジェネレータMGへ駆動力が伝達される。
モータジェネレータMGは、車両Vの駆動源として機能すると共に、HVバッテリ23を充電するための発電機として機能する。モータジェネレータMGは、種々の出力とすることができ、ここでは最大出力が175kWとされている。
また、車両Vは、エンジンECU(エンジン制御部)41と、AMT−ECU(変速機制御部)42と、車両ECU43と、を備えている。エンジンECU41は、エンジン10に電気的に接続されており、エンジン10を総合的に制御する。また、エンジンECU41は、エンジン10の状態を検出可能な各種センサと電気的に接続され、エンジン10の状態を検出する。エンジンECU41は、エンジン10の水温及び油温を検出することができる。エンジンECU41は、所定の判定閾値と比較して、エンジン10の水温が異常な値であると判定した場合には、水温が異常であることを示す異常検出信号(第2の制御信号)を出力する。また、エンジンECU41は、所定の判定閾値と比較して、エンジン10の油温が異常な値であると判定した場合には、油温が異常であることを示す異常検出信号(第2の制御信号)を出力する。
AMT−ECU42は、AMT13に電気的に接続されており、例えばAMT13の変速動作等を制御する。車両ECU43は、AMT−ECU42に電気的に接続されており、例えば、車両Vの速度等に基づいてAMT−ECU42に変速信号を出力する。また、AMT−ECU42は、AMT13が中立(ギアが噛み合っていない状態)であるか否かを判定し、AMT13が中立である場合には、中立信号を出力し、AMT13が中立ではない場合には、非中立信号(第3の制御信号)を出力する。
車両ECU43は、例えば、エンジン10のアイドリングの停止を制御するアイドルストップ制御部を有する。このアイドルストップ制御部は、エンジン10のアイドリングを停止させた状態から、エンジン10を再始動させる場合に、エンジン10を再始動させるための再始動信号を出力する。
高電圧系20は、インバータ21と、メインコンタクタ22と、HVバッテリ23と、プリチャージリレー24と、を有し、これらが高電圧ケーブル26で接続されて構成されている。
なお、高電圧系20では、後述のキースイッチ50のスイッチ状態がOFFの場合、高電圧系20の回路が遮断され、車両VがPHVとして走行不可能とされる。一方、高電圧系20では、キースイッチ50のスイッチ状態がON(キースイッチオン)の場合、高電圧系20の回路が接続され、車両VがPHVとして走行可能とされる。また、高電圧系20では、キースイッチ50のスイッチ状態がOFFからONに切り替えられた場合、遮断されていた高電圧系20が接続される処理(車両Vの起動処理)が行われる。
インバータ21は、メインコンタクタ22とモータジェネレータMGとに電気的に接続されている。インバータ21は、メインコンタクタ22から入力される電力を交流に変換し、当該変換した電力をモータジェネレータMGへ出力する。また、インバータ21は、モータジェネレータMGから入力される電力を直流に変換し、当該変換した電力をメインコンタクタ22へ出力する。
メインコンタクタ22は、キースイッチ50のスイッチ状態がONの場合、インバータ21とHVバッテリ23とを電気的に接続するための接点を含むリレーである。メインコンタクタ22は、HVバッテリ23のプラス側とマイナス側とにそれぞれ設けられている。メインコンタクタ22では、例えば駆動信号の入力によりメインコンタクタ22の接点が駆動され、メインコンタクタ22の接点が接触状態とされる。これにより、メインコンタクタ22では、インバータ21とHVバッテリ23とが電気的に接続される(高電圧系接続)。
HVバッテリ23は、その内部で複数の二次電池が接続されて構成されている。HVバッテリ23としては、種々の形式の二次電池を用いることができ、ここでは定格電力量が40kWhのリチウムイオン電池が採用されている。HVバッテリ23の電力は、例えばモータジェネレータMGの駆動及び外部給電の電源等として用いることができる。HVバッテリ23では、例えば充電ECU30からの信号の入力により、HVバッテリ23内部の二次電池から高電圧ケーブル26を介した電力供給が可能とされる。
プリチャージリレー24は、車両Vの起動処理において、インバータ21を保護するためのプリチャージに供されるリレーである。プリチャージリレー24は、例えば、上述のメインコンタクタ22よりも先に駆動され、インバータ21をプリチャージする。プリチャージリレー24は、例えば、HVバッテリ23のプラス側の電路においてメインコンタクタ22に並列に接続されている。プリチャージリレー24は、抵抗24aと直列に接続されている。プリチャージリレー24では、この抵抗24aによりインバータ21に流れる電流が制限される。
充電ECU30は、メインコンタクタ22と、HVバッテリ23と、プリチャージリレー24と、PHV−ECU40と、に電気的に接続されている。充電ECU30は、例えば車両Vの起動処理において、HVバッテリ23とプリチャージリレー24とに駆動信号を出力する。充電ECU30は、例えばインバータ21のプリチャージが完了した後、メインコンタクタ22に駆動信号を出力する。また、充電ECU30は、HVバッテリ23の充電率を検出する。
また、充電ECU30は、HVバッテリ23における充電及び放電を制御する。HVバッテリ制御部として機能する。充電ECU30は、HVバッテリ23の温度、HVバッテリ23の残充電量を検出する。充電ECU30は、HVバッテリ23に関する各種情報を含む信号をPHV−ECU40に出力する。充電ECU30は、HVバッテリ23の残充電量が基準値未満である場合に、エンジン10を作動させるように指令信号を出力してもよい。
また、充電ECU30は、入力した信号に基づいて、車両Vの状態や運転モードを確認することができる。車両Vの状態としては、キースイッチ50がOFFである状態、キースイッチ50がONである状態、走行が可能である状態、給電中である状態、急速充電中である状態、普通充電中である状態などが挙げられる。
次に、図2を参照して、エンジン始動制御装置1について説明する。図2は、実施形態に係るエンジン始動制御装置を示す概略構成図である。図2に示すように、エンジン始動制御装置1は、スタータ11と、キースイッチ(起動スイッチ)50と、点検用起動抑止スイッチ52と、複数の起動抑止リレー53〜55と、アイドルストップ再始動リレー57と、点検用起動スイッチ(第2の起動スイッチ)58と、を備えている。また、システム起動スイッチ51は、上記の各種ECUを含み、具体的には、充電ECU30、PHV−ECU40、エンジンECU41、AMT−ECU42、車両ECU43を含む。
スタータ11は、スタータリレー(始動制御部)11aと電気的に接続されている。駆動信号(リレー作動信号)の入力によりスタータリレー11aの接点が駆動される。スタータ11は、スタータリレー11aの接点が駆動されて接触状態とされることで、補機バッテリ59の電力が供給されて作動し、エンジン10を始動する。
キースイッチ50は、その操作によりスタータ11を作動させるためのイグニッションスイッチであり、操作者による操作に応じて起動信号を出力する。キースイッチ50は、例えば車両前部の運転席に配置されている。キースイッチ50は、例えば、キーが挿し込まれると共に回転されることで、操作される。キースイッチ50は、内部に物理的な接点を含むキーシリンダを有する。このキーシリンダは、キースイッチ50の操作位置に応じて複数のスイッチ状態が切り替えられる。スイッチ状態としては、OFF,ACC(アクセサリ),ON(キースイッチオン)及びST(スタータスイッチオン)が挙げられる。
キースイッチ50のスイッチ状態がACCの場合、例えばカーオーディオ装置等の電装品への電力供給が可能とされる。キースイッチ50のスイッチ状態がONの場合、例えばカーオーディオ装置等の電装品への電力供給に加え、PHV−ECU40等への電力供給が可能とされる。キースイッチ50のスイッチ状態がSTの場合、例えばPHV−ECU40等への電力供給が可能とされると共に、起動信号(スタータ作動信号)を出力する。なお、キースイッチ50のスイッチ状態がOFFの場合、例えばハザードランプ等の電装品への電力供給が可能とされる。
キースイッチ50の下流には、点検用起動抑止スイッチ52が電気的に接続されている。更に、点検用起動抑止スイッチ52の下流には、起動抑止リレー53、充電ECU30及びPHV−ECU40が電気的に接続されている。
点検用起動抑止スイッチ52は、車両後部のエンジン10の近傍に配置され、作業者によって操作されて、閉状態又は開状態に切り替わる。点検用起動抑止スイッチ52が、閉状態である場合には、キースイッチ50から出力された起動信号は、起動抑止リレー53、充電ECU30及びPHV−ECU40に伝達される。充電ECU30及びPHV−ECU40は、キースイッチ50から出力された起動信号を検出して起動され、各種機能を制御可能な状態とし、車両Vを走行可能な状態とする。
点検用起動抑止スイッチ52が、開状態である場合には、キースイッチ50と、起動抑止リレー54、充電ECU30及びPHV−ECU40との接続が解除され、起動信号の伝達が遮断される。キースイッチ50から出力された起動信号は、起動抑止リレー53、充電ECU30及びPHV−ECU40に入力されない。
複数の起動抑止リレー53〜55は、直列に接続されている。起動抑止リレー(第1の遮断部)53の下流に、起動抑止リレー(第3の遮断部)54が接続され、起動抑止リレー54の下流に、起動抑止リレー(第2の遮断部)55が接続されている。起動抑止リレー55の下流にはスタータリレー11aが接続されている。
起動抑止リレー53は、PHV−ECU40と電気的に接続されており、PHV−ECU40から出力された駆動信号(スタータカット信号、第1の制御信号)により、その接点が駆動される。すなわち、起動抑止リレー53は、PHV−ECU40によってエンジン10の始動が必要ではないと判定された場合に、起動信号の伝達を遮断する。これにより、起動信号は、起動抑止リレー54に入力されない。
具体的には、PHV−ECU40は、PHVとしての車両Vにおける現在の運転モードに基づいて、エンジン10の始動が必要であるか否かを判定すると共に、エンジン10の始動が必要ではないと判定された場合、起動抑止リレー53に駆動信号を出力する。PHV−ECU40は、車両Vの現在の運転モードがEV走行モードに該当する場合、エンジン10の始動が必要ではないと判定する。また、運転モードが充電モード又は給電モードに該当する場合において、エンジン10を始動させない場合に、PHV−ECU40は、エンジン10の始動が必要ではないと判定する。例えば、HVバッテリ23の充電量(電池の残量)が少ない場合には、エンジン10を始動させ、HVバッテリ23の充電量が十分である場合には、エンジン10を始動させない。
起動抑止リレー54は、AMT−ECU42と電気的に接続されており、AMT−ECU42から出力された駆動信号(非中立信号、第3の制御信号)により、その接点が駆動される。すなわち、起動抑止リレー54は、AMT−ECU42によってエンジン10を始動させない判定した場合に、起動信号の伝達を遮断する。これにより、起動信号は、起動抑止リレー55に入力されない。
具体的には、AMT−ECU42は、AMT13が中立であるか否かに基づいて、エンジン10を始動させるか否かを判定すると共に、エンジン10を始動させないと判定した場合、起動抑止リレー54に駆動信号を出力する。AMT−ECU42は、AMT13が中立ではない場合、エンジン10を始動させないと判定する。
また、起動抑止リレー54の下流には、エンジンECU41が電気的に接続されている。起動抑止リレー54によって、起動信号の伝達が遮断されない場合に、起動信号はエンジンECU41に入力され、起動抑止リレー54によって、起動信号の伝達が遮断される場合に、起動信号はエンジンECU41に入力されない。エンジンECU41は、キースイッチ50から出力された起動信号を検出して起動され、エンジン10を制御可能な状態となる。
起動抑止リレー55は、エンジンECU41と電気的に接続されており、エンジンECU41から出力された駆動信号(異常検出信号、第2の制御信号)により、その接点が駆動される。すなわち、起動抑止リレー55は、エンジンECU41によってエンジン10を始動させない判定した場合に、起動信号の伝達を遮断する。これにより、起動信号は、スタータリレー11aに入力されない。
具体的には、エンジンECU41は、エンジン10の状態に基づいて、エンジン10を始動させるか否かを判定すると共に、エンジン10を始動させないと判定した場合、起動抑止リレー54に駆動信号を出力する。エンジンECU41は、エンジン10の水温が異常な値である場合、エンジン10を始動させないと判定する。また、エンジンECU41は、エンジン10の油温が異常な値である場合、エンジン10を始動させないと判定する。
アイドルストップ再始動リレー57は、キースイッチ50との点検用起動抑止スイッチ52との間の電路に電気的に接続されている。また、アイドルストップ再始動リレー57は、車両ECU43と電気的に接続されており、車両ECU43から出力された駆動信号により、その接点が駆動される。すなわち、アイドルストップ再始動リレー57は、車両ECU43によって、エンジン10のアイドリングの停止状態から、エンジン10を再始動させると判定された場合に、エンジン10を再始動させるための再始動信号を起動信号として、アイドルストップ再始動信号をキースイッチ50の下流に入力する。
点検用起動スイッチ58は、点検用起動抑止スイッチ52の下流に接続され、充電ECU30、PHV−ECU40及び起動抑止リレー53と電気的に接続されている。点検用起動スイッチ58は、車両後部のエンジン10の近傍に配置され、作業者によって操作され、閉状態又は開状態に切替えられる。点検用起動スイッチ58が閉状態である場合には、点検用起動スイッチ58から出力された起動信号は、充電ECU30、PHV−ECU40及び起動抑止リレー53に入力される。
次に、エンジン始動制御装置1の作用について説明する。
エンジン始動制御装置1では、キースイッチ50のキー状態がSTである場合に、起動信号を出力する。点検用起動抑止スイッチ52が閉状態である場合には、起動信号は下流の起動抑止リレー53、充電ECU30及びPHV−ECU40に入力される。点検用起動抑止スイッチ52が開状態である場合には、起動信号の伝達は遮断される。
次に、充電ECU30及びPHV−ECU40は、起動信号を検出して起動されて、制御可能な状態となる。また、PHV−ECU40は、運転モードとしてエンジン10を使用しないEV走行モードを選択した場合に、駆動信号を起動抑止リレー53に出力する。これにより、起動抑止リレー53における起動信号の伝達が遮断され、エンジン10の始動は抑止される。一方、運転モードがHV走行モードである場合には、起動信号は起動抑止リレー54に伝達される。また、充電モード又は給電モードである場合において、HVバッテリ23の充電量が少ない場合に、起動信号が起動抑止リレー54に伝達されるようにする。充電モード又は給電モードである場合において、HVバッテリ23の充電量が十分である場合には、PHV−ECU40は、駆動信号を起動抑止リレー53に出力して、エンジン10の始動を抑止させる。
次に、AMT−ECU42は、AMT13の状態を検出して、AMT13が中立状態ではない場合に、駆動信号を起動抑止リレー54に出力する。これにより、起動抑止リレー54における起動信号の伝達が遮断され、エンジン10の始動は抑止される。一方、AMT13が中立状態である場合に、起動信号は起動抑止リレー55及びエンジンECU41に伝達される。エンジンECU41は、起動信号を検出して起動されて、制御可能な状態となる。
また、エンジンECU41は、エンジン10の異常状態を検出した場合には、駆動信号を起動抑止リレー55に出力する。これにより、起動抑止リレーにおける起動信号の伝達が遮断され、エンジン10の始動は抑止される。一方、エンジン10が異常状態ではない場合には、起動信号はスタータリレー11aに伝達される。スタータリレー11aに起動信号が入力されると、スタータ11が作動してエンジン10を始動させる。
このように本実施形態のエンジン始動制御装置1では、PHV−ECU40によって車両Vの運転モードを確認し、PHV−ECU40の状況を考慮して、エンジン10を始動させることができる。また、エンジン始動制御装置1では、AMT−ECU42によってAMT13の状態を確認し、AMT−ECU42の状況を考慮して、エンジン10を始動させることができる。更に、エンジン始動制御装置1では、エンジンECU41によってエンジン10の状態を検出し、エンジンECU41の状況を考慮して、エンジン10を始動させることができる。これらにより、エンジン始動制御装置1では、複数の制御部の状況を考慮して、エンジン10の始動させることができる。
また、エンジン始動制御装置1では、アイドルストップ制御部を有する車両ECU43は、アイドリングを停止した状態からエンジン10を再始動させる場合に、起動信号として再始動信号を、キースイッチ50と点検用起動抑止スイッチ52との間の電路に入力する。起動抑止リレー53〜55によって、再始動信号の伝達を遮断することができるので、エンジン始動制御装置1では、複数の制御部の状況を考慮して、アイドリングの停止状態からエンジンを再始動させることができる。
また、エンジン始動制御装置1では、点検用起動抑止スイッチ52が開状態である場合には、起動信号が遮断される。点検用起動抑止スイッチ52は、車両後部のエンジン10の近傍に配置されているので、点検作業者は車両前部のキースイッチ50を操作しなくても、車両後部の点検用起動抑止スイッチ52を操作して開状態とすることで、起動信号を遮断することができる。また、点検用起動抑止スイッチ52は、キースイッチ50の下流に接続されているので、車両前部の運転席に配置されたキースイッチ50が操作された場合であっても、起動信号の伝達が遮断される。その結果、エンジン10の点検時に、誤ってエンジン10が始動されるおそれがない。
また、エンジン始動制御装置1では、点検用起動スイッチ58から出力された起動信号は、起動抑止リレー53に入力される。点検用起動スイッチ58は、車両後部のエンジン10の近傍に配置されているので、点検作業者は点検用起動スイッチ58を操作して、エンジン10を始動させることができ、点検時において、エンジン10を始動させて、エンジン10の状態を確認することができる。点検作業者は、運転席に配置されたキースイッチ50を操作しなくても、車両後部の点検用起動スイッチ58を操作することで、エンジン10を始動させることができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で下記のような種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態の車両Vは、給電可能なPHVとして構成されていたが、例えば、単にハイブリッド車両として構成されていてもよい。また、車両Vの運転モードとしてEV走行モード、HV走行モード、充電モード及び給電モードを例示したが、運転モードはこれらに限定されない。
また、上記実施形態では、車両Vが備えるECU(制御部)として、充電ECU30、PHV−ECU40、エンジンECU41、AMT−ECU42及び車両ECU43を例示したが、車両Vが備えるECUは、その数及び種類は限定されない。例えば、モータジェネレータMGを制御する制御部を備える構成でもよい。
また、上記実施形態では、第1〜第3の遮断部を備える構成としているが、エンジン始動制御装置1は、第1及び第2の遮断部を備える構成でもよく、その他の制御部によって制御される第4の遮断部を備える構成でもよい。例えば、充電ECU30により制御される第4の遮断部としての起動抑止リレーを備える構成でもよい。充電ECU30は、HVバッテリ23の状況を認識して、起動抑止リレーに制御信号を送信して、起動信号の伝達を遮断させる構成でもよい。
また、上記実施形態では、キースイッチ50から出力された起動信号を、充電ECU30、PHV−ECU40及びエンジンECU41に入力し、起動信号の入力に基づいて、これらの充電ECU30、PHV−ECU40及びエンジンECU41を起動させているが、その他のECUに起動信号を入力しECUを起動させてもよい。また、一つのECUに起動信号を入力し、このECUを介して他のECUに信号を出力して、他のECUを起動させてもよい。
また、上記実施形態では、第3の遮断部は、第1の遮断部と第2の遮断部との間に接続されているが、第2の遮断部の下流に接続されていてもよい。
また、上記実施形態では、起動スイッチとしてキースイッチ50を例示したが、起動スイッチは、例えばボタン式のスイッチでもよく、センサによってキーの存在を確認した後に、起動信号を出力するものでもよく、その他のスイッチでもよい。
また、上記実施形態では、起動抑止リレー53〜55から出力された起動信号をスタータリレー11aに入力し、この起動信号に基づいて、スタータ11を駆動してエンジン10を始動(または再始動)させているが、起動抑止リレー53〜55を介して伝達された起動信号を車両ECU43に入力し、この起動信号の入力を受けて車両ECU43が指令信号をスタータリレー11aに入力して、スタータ11を駆動させてエンジン10を始動させてもよく、その他のECUを介して、スタータリレー11aを駆動してもよい。
また、上記実施形態として、車両Vは、大型のバスでもよく、大型のトラックでもよく、その他の車両でもよい。また、エンジン10は、車両後部に配置されたものに限定されず、車両前部に配置されたものでもよく、その他の位置に配置されたものでもよい。
また、上記実施形態では、キースイッチ50を車両前部の運転席に設け、点検用起動抑止スイッチ52及び点検用起動スイッチ58を車両後部のエンジン10の近傍に設けているが、これらのスイッチ50,52,58は、車両の前部、中央部、後部のいずれの位置に設けられえたものでもよい。点検用起動抑止スイッチ52及び点検用起動スイッチ58は、キースイッチ50と同じ位置に設けられたものでもよい。
また、上記実施形態では、点検用起動スイッチ58から出力された起動信号を、起動抑止リレー53の上流に入力しているが、起動抑止リレー53の下流に起動信号を入力してもよい。また、エンジン始動制御装置1は、点検用起動スイッチ58から出力された起動信号を、エンジンECU41に入力して、エンジンECU41を起動させる構成でもよい。また、エンジン始動制御装置1は、AMT−ECU42から出力された中立信号を起動信号として、点検用起動スイッチ58を介して点検用起動抑止スイッチ52の下流に入力する構成でもよい。
1…エンジン始動制御装置、10…エンジン、11a…スタータリレー(始動制御部)、13…変速機、40…PHV−ECU(運転モード切替制御部)、41…エンジンECU(エンジン制御部)、42…AMT−ECU(変速機制御部)、43…車両ECU(アイドルストップ制御部)、50…キースイッチ(起動スイッチ)、53…起動抑止リレー(第1の遮断部)、54…起動抑止リレー(第2の遮断部)、55…起動抑止リレー(第3の遮断部)、58…点検用起動スイッチ(第2の起動スイッチ)、V…ハイブリッド車両。

Claims (4)

  1. 複数の運転モードを有するハイブリッド車両に搭載されたエンジンの始動を制御するエンジン始動制御装置であって、
    前記複数の運転モードの切替えを制御し、前記複数の運転モードのうち、前記エンジンを使用しない前記運転モードを実行する場合に、第1の制御信号を出力する運転モード切替制御部と、
    前記エンジンを制御し、前記エンジンの異常状態を検出した場合に、第2の制御信号を出力するエンジン制御部と、
    起動信号を出力する起動スイッチと、
    前記起動スイッチから出力された前記起動信号を伝達可能であると共に、前記運転モード切替制御部から出力された第1の制御信号に基づいて、前記起動信号の伝達を遮断する第1の遮断部と、
    前記第1の遮断部を介して伝達された前記起動信号を伝達可能であると共に、前記エンジン制御部から出力された第2の制御信号に基づいて、前記起動信号の伝達を遮断する第2の遮断部と、
    前記第2の遮断部を介して伝達された前記起動信号に基づいて前記エンジンの始動を制御する始動制御部と、を備えるエンジン始動制御装置。
  2. 前記ハイブリッド車両の変速機を制御し、前記変速機が中立でない場合に、第3の制御信号を出力する変速機制御部と、
    前記第1の遮断部を介して伝達された前記起動信号を伝達可能であると共に、前記変速機制御部から出力された第3の制御信号に基づいて、前記起動信号の伝達を遮断する第3の遮断部と、を更に備える請求項1に記載のエンジン始動制御装置。
  3. 前記ハイブリッド車両はバスであり、
    前記起動スイッチは車両前部の運転席に配置され、
    前記エンジンは車両後部に配置され、
    前記エンジン始動制御装置は、前記起動スイッチと前記始動制御部との間で前記起動信号の伝達を遮断する起動抑止スイッチと、
    起動信号を前記起動抑止スイッチの下流に出力する第2の起動スイッチとを更に備え、
    前記起動抑止スイッチ及び前記第2の起動スイッチが、前記車両後部に配置されている請求項1又は2に記載のエンジン始動制御装置。
  4. 前記エンジンのアイドリングの停止を制御するアイドルストップ制御部を更に備え、
    前記アイドルストップ制御部は、前記アイドリングを停止した状態から、前記エンジンを再始動させる場合に、前記エンジンを再始動させるための再始動信号を前記起動信号として前記起動スイッチの下流に入力する請求項1〜3の何れか一項に記載のエンジン始動制御装置。
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