JP2016059818A - 口腔内で固定されるように構成された雄部との解除可能な連結を形成するための雌部 - Google Patents

口腔内で固定されるように構成された雄部との解除可能な連結を形成するための雌部 Download PDF

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Abstract

【課題】口腔内で固定されるように構成された雄部50との解除可能な接続を形成するための雌部を提供すること。【解決手段】雌部は、歯科用補綴物に固定されるよう構成されたハウジング20と、ハウジングに挿入可能であるとともにハウジングに対して回動可能であり、雄部の一部分51を収容することができるインサート1と、ハウジング内及びインサート上に形成されるとともに、インサートがハウジングに対して回転されるとき、インサートの直径を変化させる調節手段とを備える。少なくとも1つの突起5b、5c及び少なくとも1つの凹部が調節手段を形成するために設けられている。雌部は、ハウジング内及びインサート上に形成され、離散的に配置される係止位置を規定する係止手段を備える。インサートが、少なくとも1つの係止位置で、少なくとも1つの他の係止位置においてよりも大きく圧縮される。【選択図】図1

Description

本発明は、口腔内で固定されるように構成された、雄部との解除可能な連結を形成するための雌部に関する。雌部は、歯科用補綴物に固定されるように構成されたハウジング及びハウジングに挿入可能なインサートを備える。
この雌部は、取り外し可能な義歯又はその他のタイプの歯科用補綴物を、口腔内で解除可能に取り付けることを可能にするために、歯科用補綴物において使用される。使用期間が増大するにつれて、雌部が雄部に固定されるための保持力が、例えば摩滅によって低下しうる。
同出願人による欧州特許出願公開第867154号A1又は国際公開第2011/027229号A2から知られるような雌部のより簡潔な実施例においては、インサートを取り換えることによって当初の保持力を回復することができる。これには、追加的な取り換え部品が設けられる必要があり、保持力を設定するためにこれらの部品を交換する必要がある、という欠点がある。
保持力の調節を可能にする活性化可能な雌部も知られている。例えば、同出願人による欧州特許出願公開第0894480号A1には、インサートに作用する回転可能な調節リングを有する雌部が記載されている。同出願人による欧州特許出願公開第1021999号A1には、ラメラインサートと協働する雌部が記載されている。このタイプの雌部は、継続的な調節可能性のために設計されており、これにより、特定の所望の力水準を調節することが困難となる。
欧州特許出願公開第867154号A1 国際公開第2011/027229号A2 欧州特許出願公開第0894480号A1 欧州特許出願公開第1021999号A1
本発明の目的は、雌部が雄部に固定されるための保持力の明確且つ簡単な調節を可能にする雌部を提供することである。
この目的は、請求項1に記載の雌部によって実現される。これに追加される請求項は、本発明による雌部及びかかる雌部を備える連結セットを定義する。
請求項1によれば、インサートがハウジングに対して回転するときにインサートの直径を変化させる調節手段が設けられ、さらに、ハウジング内でインサート上に設けられる、離散的に配置される係止位置を規定するための係止手段であって、インサートが少なくとも1つの係止位置で、少なくとも1つの他の係止位置においてよりもより圧縮される係止手段が設けられる。インサートをハウジングに対して回転させることにより保持力を調節することの簡単な可能性は、ハウジングの内側だけでなくインサートの外側についても適切な形状とすることによって生み出される。
調節手段は、好ましくは、インサートが回転軸の周りを回転するときに、その軸位置が変化しないように設計される。これは、例えば、少なくとも1つのアンダーカットを設けるか、及び/又はネジ山のない調節手段を設計することにより実現される。
追加的特徴及びその利点が、追加的請求の範囲及び以下の説明から導出される。
本発明を、図を参照しつつ、例示的実施例に基づいて、以下により詳細に説明する。
本発明の第1の例示的実施例による例示的な雄部、並びにハウジング及びインサートを備える雌部の分解図を示す。 側面視における図1によるインサートを示す。 縦断面における図1によるインサートを示す。断面図は、図4の線III−IIIによって示すように位置する。 横断面における図1によるインサートを示す。断面図は、図4の線IV−IVによって示すように定義される。 下方から見た図1によるハウジングを示す。 側面視における図1によるハウジングを示す。 図示する線VII−VIIによる断面における、図5によるハウジングを示す。 図示する線VIII−VIIIによる断面における、図6によるハウジングを示す。 組み立てられた状態の、図1によるハウジング及びインサートの断面図を示す。断面は、図3及び図6の線IX−IXによって示すように位置する。 ハウジングに挿入され、ここでは第1の係止位置で示される、図1によるハウジング及びインサートの断面図を示す。断面は、図6の線VIII−VIIIによって示すように位置する。 図10による断面図を示す。ただし、インサートは第2の係止位置にある。 図10による断面図を示す。ただし、インサートは第3の係止位置にある。 図1からの雄部の透視図を示す。 溝52の高さで切断された、上方から見た図1からの雄部を示す。 縦断面における図1からの雄部を示す。 縦断面において連結された図1からの構成部品を示す。雄部は一部のみを示す。 本発明の第2の例示的実施例による例示的な雄部、並びにハウジング及びインサートを備える雌部の分解図を示す。 側面視における図17によるインサートを示す。 縦断面における図17によるインサートを示す。断面図は、図20の線XIX−XIXによって示すように位置する。 横断面における図17によるインサートを示す。断面図は、図19の線XX−XXによって示すように位置する。 上方から見た図17によるインサートを示す。 下方から見た図17によるハウジングを示す。 ハウジングの底面の高さにおける断面図により、図22によるハウジングを示す。 ハウジング及びハウジングに挿入されたインサートの断面図を示す。インサートは、図17による第1の係止位置にある。 図24による断面図を示す。ただし、インサートは第2の係止位置にある。 図24による断面図を示す。ただし、インサートは第3の係止位置にある。 断面側面図における図22によるハウジングを示す。 縦断面における図17からの相互接続された部分を示す。
第1の例示的実施例
口腔内の歯科用補綴物の解除可能な連結に関して、図1は、連結セットを示しており、連結セットは、雄部50と、ハウジング20及びインサート1を有する雌部とを備える。図1に、各構成部品1、20、50が、図1の軸線方向xにそれぞれの間に偏位がある状態で示す。構成部品1、20、50は、これらを結合したり分離させたりするために、当該方向xに移動する。軸線方向xは、構成部品1、20、50の長手方向軸線によって定められ、インサート1がその周りをハウジング20に対して回転可能な回転軸に対応する。これについては、以下でさらに説明する。以下の説明では、軸線方向、長手方向軸線、及びx軸は、同義語として使用する。
図2から図4において個別に示すインサート1は、カバー要素1aを有し、x軸周りで延びる壁要素1bがカバー要素1aから突出する。インサート1は、カバー要素1aを通ってx軸線方向へ向かう貫通開口2を備える。また、インサート1は側部にスロット3を有する。スロット3は2つの要素1a、1bを貫通して、貫通開口2へ開口する。よって、インサートは、本質的にはC形状のリング要素として設計されている。
カバー要素1aは、壁厚が薄くなっている弱化領域4a、4bを有する。したがって、貫通開口2は、弱化領域4a、4bにおいて、径方向に見て、残りの部分よりもさらに外向きに延びるような形状をとる。弱化領域4a、4bを設けることにより、確実に、インサート1を径方向に、より均一に圧縮又は伸張させる。例えば、インサート1を、以下でさらに説明するように、活性化させるか、又は雄部50に固定させる。
外側では、カバー要素1aには突起5a、5b、5cが設けられており、突起5a、5b、5cは、径方向に突出するとともに、インサート1の周囲に分配される。
各突起5a、5b、5cは、傾斜した上部面6a、6cを有する。傾斜した上部面6a、6cは、インサート1のハウジング20への挿入を容易にするとともに、周方向で見て丸い形を有し、これにより、ハウジング20内でインサート1がさらに回転するのを容易にする。
各突起5a、5b、5cの底部面7a、7cは、停止面として機能する。停止面は、ハウジング20とこれに挿入されたインサート1が分離されたとき、ハウジング20の内面に当接する(例えば、図7の内面25c)。したがって、各突起5a、5b、5cは、インサート1のアンダーカット形状を画定し、ハウジング20内での保持を可能にする。
本例示的実施例では、周方向に均等に分配された3つの突起5a〜5cが設けられる。ここでは、弱化領域4a、4b又はスロット3は、2つの突起5a、5b、5cの間に位置する(例えば、図4)。しかしながら、要素3、4a、4bは、突起5a、5b、5cに対して異なる周上の位置をとってもよい。突起5a、5b、5c及び弱化領域4a、4bの個数は、意図される目的に従って、1つ又は2つ以上であってもよい。より簡潔な実施例では、弱化領域4a、4bを省略してもよい。スロット3も省略されてもよい。これにより、壁要素1bは閉鎖したリングを形成するか、又は、1つ以上のノッチが壁要素1bに設けられ、ラメラを形成してもよい(例えば、第2の例示的実施例のノッチ3a〜3c)。
壁要素1bは、外側に溝9を備える。この溝は、インサート1を扱うための補助的器具に対する係合を容易にするように機能する。
インサート1の内部は、雄部50の一部及びそのヘッド51のためのレセプタクル10を画定するとともに、その形状に応じて適合している。本例示的実施例でのカバー要素1aの内部は、平らな内面10aによって画定され、この内面10aは、壁要素1bの凹状に湾曲した丸い内面10bに隣接する。内面10bは、本質的に円筒状の内面10cに隣接し、この内面10cは、傾斜した閉鎖面10dに隣接する。この傾斜により、レセプタクル10は内向きに徐々に細くなる入り口を有する。これによって、雄部50の挿入が容易になる。もちろん、インサート1の内部は、雄部の設計によって、ここで示すものと異なって設計されてもよい。この雄部のヘッドは、例えば、球形、円錐形、又はその他の形状をとってもよい。
重合などの方法で歯科用補綴物、例えば義歯に取り付けることが可能なハウジング20を、図5から図7でより詳細に示す。ハウジング20はポットの形に設計され、底要素20aを備える。底要素20aは、平らな上部面を有し、周囲の側壁20bがそこから突出する。ハウジング20の外側は、アンダーカット形状を有する。これは、x軸周りを走る1つ以上の保持溝21が設けられるということによる。したがって、ハウジング20と歯科用補綴物との間の安定した接続が確保される。さらに、ハウジング20の外側は、2つの対向する位置22にある平らな面を備えるように設計されている(例えば、図8)。例えば、プラスチック製の義歯に導入された場合、平らな側面22が設けられていることにより、より回動可能で安定したハウジング20の保持が確実となる。意図された目的によって、ハウジング20の外側は、異なる設計とすることもできる。
ハウジング20の内部は、インサート1のためのレセプタクルを画定する。底要素20aの内部は、平底25aにより画定される。側壁20bの内部は、円周内面25b〜25gを含む。円周内面25b〜25gは、以下に掲げるように、ハウジング20の開口へ向かう方向に相互に続く。
− 第1の内面25b。この内面は、インサート1上の突起5a〜5cと接するための内面である。
− 第2の内面25c。この内面は、第1の内面25bに対して横断方向に配置されるとともに、アンダーカットを形成する。これにより、突起5a〜5cは、インサート1がx軸線方向に引っ張られたとき、内面25cに当接する。
− 第3の内面25d。この内面は、第2の内面25cとともにアンダーカットを形成し、したがって、径方向で見たとき、少なくとも一部は、第1の内面25bよりもx軸の近くに位置する(例えば、図5でも、内面25bは隠されており、したがって破線によって表わされる)。
− 第4の内面25e。この内面は、広がって、拡張された内側直径への移行部を形成する。
− 第5の内面25f。この内面は、本質的に円筒状に形成されている。
− 第6の内面25g。この内面は、内向きに傾いた傾斜又は面取りを有し、インサート1の入口開口の端部を形成する。
第4の内面25eは、傾斜した位置26a〜26cを有する。位置26a〜26cは、内面25eの他の部分よりも大きく傾斜している。位置26a〜26cは、突起5a〜5cの挿入位置を規定し、したがって突起5a〜5cと同様に、x軸周りに分配される(例えば、図4及び図5)。位置26a〜26cの位置は、ここでは、第1の係止位置がハウジング20にインサート1が挿入された後で到達されるように、選択される(例えば、図10)。
第2の内面25cは、アンダーカットの肩を形成し、本実例の周方向に連続的に延びず、傾斜した位置26a〜26cに隣接する位置34a〜34cで中断される。これらの位置34a〜34cは、第3の内面25dが底25aへ延びる移行部を形成する(例えば、図1、図7及び図8)。
第1の内面25bは、ハウジング20内のインサート1の係止位置を画定するように形成されている。一般的に、内面25bは、x軸を横切る断面図では、円形の形状とは異なる形状をとる。これは、例えば、その湾曲の中心が回転軸xから半径方向に偏位している湾曲を有する少なくとも1つの凹部を設けることにより実現できる。図8は、横断面でのハウジング20の拡大図であり、例示的実施例を示す。多数の凹部31a〜31c、32a〜32c、33a〜33cが設けられており、インサート1が径方向に圧縮される大きさが、ハウジング20に対するインサート1の角度位置によって決まるように設計される。
本実例では、ハウジング20は3つの突起を有するインサート1を受け入れるように設計される。ハウジング20の内面25bは、横断面で見たとき、3回回転対称を有する。すなわち、内面25bの形状は、120度後に繰り返される。さらに、本実例では、3つの係止位置が設けられる。したがって、内面25bは、120度の円弧セグメント上で見たとき、第1のタイプ31a〜31c、第2のタイプ32a〜32c、及び第3のタイプ33a〜33cの凹部を有する。位置34a、34b、34cのうちの1つは、第3のタイプ33a〜33cの凹部のそれぞれと隣接しており、次の120度の円弧セグメントへの移行部を形成する。
各タイプの凹部31a〜31c、32a〜32c、33a〜33cは、異なるように設計されている。各凹部31a〜31c、32a〜32c、33a〜33cの湾曲は、ここでは同一になるように選択されているが、中心x0からの最大距離は異なっている。したがって、第1のタイプの凹部31a〜31c、第2のタイプの凹部32a〜32c、及び第3のタイプの凹部33a〜33cが延びる角度範囲、並びに同一のタイプの凹部31a〜31c、32a〜32c、33a〜33cの中点の間の距離は異なっている。凹部31a、32a、33aが延びる角度α、β、γは、図8で実例として示す。この実例では、凹部31aと31b、32aと32b、及び33aと33bの中間点の間の距離d1、d2、d3も示す。ここで、α>β>γ且つd1>d2>d3である。
凹部31a〜31c、32a〜32c、33a〜33cは、ここでは本質的に円筒状の面の断面として形成されるが、異なる形状、好ましくは円形をとってもよい。
インサート1とハウジング20は、突起5a〜5cが、傾斜した位置26a〜26cの上方に挿入されることができるとともに、第1のタイプの凹部31a〜31c内に設置されるように、構成部品を相互に配列することにより組み合わせることができる。インサート1は第1の係止位置に位置する(例えば、図10)。ここでは、インサート1がハウジング20から分離している状態の場合と本質的に同じ形状をとるように設計される。そしてハウジング20が実質上、インサート1にさらなる半径方向力をかけないように、設計されている。必要な場合、例えば、雌部1、20が雄部50に保持されるための保持力が弱まった場合、インサート1は十分に大きなトルクを受けることにより、次の係止位置へ移動させられる。この結果、突起5a〜5cは、第1のタイプの凹部31a〜31cから移動し、第2のタイプの凹部32a〜32cに位置する(例えば、図11)。第2の係止位置は、ハウジング20がインサート1に半径方向力をかけることによってこれを圧縮するという事実により活性化が実現されるように設計される。図12に示す、x軸の周りをインサート1が回転することにより定められる第3の係止位置は、ここでより大きな活性化を発揮する。すなわち、インサート1はここで最大限まで圧縮される。インサート1が再度x軸の周りを回転する場合、第3の係止位置から位置34a〜34cを通って第1の係止位置まで移動する。
インサート1の壁要素1bは、入口開口の領域内のハウジング20の側壁20bからの距離で延在し、その間に隙間37を形成する(例えば、図9及び図16)。インサート1の縁部は、外部からの影響を受けやすいので、必要に応じて、例えば溝9に作用する補助的器具によって圧縮されることができる。また、ハウジング20から取り除くこともできる。
雌部1、20は、例えば図13から図15に示すように、雄部50の相手方として使用できる。雄部は、ここでは、接続端部50aを備えるとともに、中央の雄部50bを介して固定端部50cと接続される当接部として設計される。中央の雄部50b及び固定端部50cは、当接部50がインプラントに固定できるように設計される。この目的のために、固定端部50cは、例えばインプラントの補助ネジ山にねじ込まれることができるようなネジ山を備える。
応用例に応じて、構成部品50b及び50cは、雄部50が他の歯科用部品(ルート・ピン、ルート・アンカー、バー、とりわけ、CAD/CAMにより製造されたバー、例えば、ネジ山のある雄部のヘッドの形をとり、これを使用してヘッドを面一にバーにねじ込むことができるもの、ルート・キャップ等)若しくは、骨又は歯根と直接連結できるように設計されることもできる。
特に、図15に示すように、雄部50の接続端部50aは、凸型及び/又は平面形状の外形を有する端面上のヘッド51を備える。本実例では、外形には平端面51aがある。この平端面51aは、ここで円形の横断面を有する円周状の丸い面51bと横方向に隣接する。ヘッド51は、好ましくは、口腔内使用の際に使用者に不快感を与える縁部がなく、且つ/又は、凸型の面、とりわけ清掃を困難にするくぼみがない。面51bは、2つの側面52a、52cを備える溝52に隣接する。側面52a、52cの間に底面52bが位置する。側面52a、52cは、横断面で見たとき、お互いに対向するように位置する。溝52は、底面52bの方向へ徐々に細くなっていく。上述のように、雄部のヘッドは、異なる形状、例えば球形、円錐形などをとってもよい。
周囲のカラー54は、本事例ではディスク形状で、溝52に隣接する。このカラー54は、図15に示すように、横方向に突出し、ここではヘッド51よりも大きい直径を有する。カラー54は、中央の雄部50bに隣接する。
インサート1及びハウジング20で構成される雌部は、x軸線方向に移動させることにより、雄部1上に位置することができる。図16は、組み立てられた状態での構成部品1、20、50を示す。雄部50のヘッド51は、インサート1のレセプタクル10に収容され、インサート1の内側と少なくとも一部が接している。したがって、インサート1は、雄部1の一部、ここではヘッド51を取り囲む。カラー54及びハウジング20の縁部は、カラー54がハウジング20の外側に位置するように位置する。
各構成部品1、20、50は、口腔内での使用に適した材料、例えばチタン等の金属、又はPEAK(ポリアリルエーテルケトン)、特にPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)又はPEKK(ポリエーテルケトンケトン)等のプラスチック製である。特別な実施例では、インサート20は、好ましくは金含有量が50重量%超の合金製である。
第2の例示的実施例
第1の例示的実施例では、突起5a〜5c及び凹部31a〜31c、32a〜32c、33a〜33cは調節手段として機能する。これにより、インサート1がハウジング20及び係止手段に対して回転するとき、インサート1の直径が変化する。これと同時に、突起5a〜5c及び凹部31a〜31c、32a〜32c、33a〜33cは、離散的に配置された係止位置を規定することができる係止手段としても機能する。
また、以下に説明する実施例の場合のように、調節手段と係止手段とを相互に別個に設計することも考えられる。
図17は、雄部50’並びにハウジング20’及びインサート1’を有する雌部を備えた連結セットの第2の例示的実施例を示す。第1の例示的実施例と同じ要素は、同じ参照記号が付されている。
図18から図21において個別に示すインサート1’は、カバー要素1a’を有し、x軸周りで延びる壁要素1b’がカバー要素1a’から突出する。2つの要素1a’、1b’を貫通するスロット3に加えて、壁要素1b’は、ラメラを有するように、ノッチ3a、3b、3cを備える(例えば、図17)。
係止手段を形成するために、小隆起15a、15b、15cがカバー要素1a’の外側に配置される。小隆起15a、15b、15cは、ベース面から突出するとともに、ハウジング20’の底25a’に形成されたくぼみ41a〜41c、42a〜42c、43a〜43cに係合されることができる(例えば、図22及び図23)。
図17及び図27に示すように、ハウジング20’は、円周内面25b’〜25d’、25g、25fを含む側壁20b’を有する底要素20a’を備える。円周内面25b’〜25d’、25g、25fは、ハウジング20’内の開口に向かう方向で見たとき、以下の通り相互に続く。
− インサート1’上の突起5a〜5cと接するための第1の内面25b’。
− 面25b’に対して横向きに配置される第2の内面25c’。
− 第3の内面25d’。
− 第4の内面25e’。この内面は、広がって、他の2つの内面25f及び25gへの移行部を形成する。これは、第1の例示的実施例によるインサート1の場合と同じである。
第2の内面25c’は、第3の内面25d’とともにアンダーカットを形成し、第3の内面25d’が底25a’へと延びる移行部を形成する位置34a’〜34c’で中断される。
第1の内面25b’は、インサート1’上の突起5a〜5cとともに、インサート1’の直径を変化させることを可能にする調節手段を形成するような形状をとる。一般的に、内面25b’はx軸を横切る断面で見たとき、円形の形状から逸脱した形状をとる。図23は、横断面でのハウジング20’の拡大図である。内面25b’は、角度δにわたって延びる円弧セグメントを含む凹部31a’〜31c’を有する。本実例では、ハウジング20’は、3つの突起5a〜5cを含むインサート1’を受け、3つの同一の円弧セグメントδが設けられて、各円弧セグメントが120度半径方向に偏位するよう配置されるように設計されている。さらに、ここでは、時計回り方向で見たときに、円弧セグメントδは円形で、距離dは減少していくように設計される。円弧セグメントδの外側では、内面25b’は付加的な湾曲した円弧セグメントを有する。これらの付加的な円弧セグメントは、好ましくは、インサート1’の各突起5a、5b、5cが内面25b’全体に沿って回転できるように設計される。
さらに、本例示的実施例では、インサート1’が3つの小隆起を有する、3つの係止位置が設けられる。よって、ハウジング底面25a’は、3つのくぼみのセットを有する。これらは、それぞれ120度だけ半径方向に偏位している。図23によると、3つのセットは、くぼみ41a、42a、43aと、くぼみ41b、42b、43bと、くぼみ41c、42c、43cとによって形成される。意図される応用例に応じて、小隆起及びくぼみの個数及び配置が異なるように選択することもできる。より簡潔な実施例では、例えば、1つの小隆起と2つのくぼみが、所定の2つの係止位置のために設けられる。インサートが2つ以上のくぼみを有し、ハウジングが1つ又は複数の小隆起を有するような、補完的な設計も可能である。
くぼみ41a〜43cの配置は、係止効果を得られるように選択される。ハウジング20’に対するインサート1’の回転位置によって、突起5a〜5cが円弧セグメントδ上で異なる位置に配置され、インサート1’がそれに従って変化する直径を有する。全体としては、これにより、雌部1’、20’が雄部50’に保持される保持力を精密に調節する。
本例示的実施例では、図24から図26は、インサート1’の様々な係止位置を示す。図24による第1の係止位置では、小隆起15a〜15cはくぼみ41a〜41c内に位置し、図25による第2の係止位置では、小隆起はくぼみ42a〜42c内に位置し、図26による第3の係止位置では、小隆起はくぼみ43a〜43c内に位置する。インサート1’が第1の係止位置から第2の係止位置、次いで第3の係止位置へと移動するそれぞれの場合に、距離dは、減少する。これにより、インサート1’はそれに従って圧縮される。
図28は、インサート1’がハウジング20’に挿入されるとともに、雄部50’のヘッド51上に位置している配置を横切る横断面を示す。ヘッド51は、ここでは図15による雄部50の場合と本質的に同様に設計されるが、異なるように設計されてもよい。
ここで説明する雌部には、雄部が保持される保持力を容易に調節し、これを正確に設定する手段が利用可能であるという利点がある。これを可能にするのは、不必要に追加的な部品を設けることなくハウジングとインサートの形状を適切なものにすることのみである。これは、知られている活性化可能な変形形態の場合と同様である。
以上の説明から、当業者は、特許請求の範囲で定義される本発明の保護の範囲を超えることなく多数の修正を利用できる。
回転の結果としてインサートの直径を変化させる調節手段は、以上に示す例示的実施例ではハウジング底面25a、25a’の隣に位置する。ハウジングの内側及びインサートの外側を、x軸線方向に見たときに、調節手段が異なるレベルに位置するように設計することも考えられる。例えば、図7及び図27による内面25fのレベルに面25b又は面25b’のようなタイプの面を設け、それに従ってインサート1又は1’上の突起5a〜5cのレベルを開口に向けてオフセットさせて、配置することが考えられる。
ここで示す3つの突起と3つの係止位置を有する雌部の実施例は、実例の1つにすぎない。一般的に、ハウジング内の凹部の個数、形状、及び位置並びに小隆起及びくぼみ(存在する場合)は、調節可能な係止オプションの個数、並びに突起の個数、形状、及び位置に基づく。簡素な実施例では、例えば、1つの凹部及び1つの突起が調節手段として設けられ、1つの小隆起及び2つのくぼみが係止手段として設けられることにより、2つの係止位置が設けられ、この2つの係止位置ではインサートが異なる大きさに圧縮される。インサートの外側に1つ以上の凹部及び/又は1つ以上のくぼみが設けられ、1つ以上の突起及び/又は1つ以上の小隆起がハウジングの内側に設けられるような補完的な配置も可能である。
インサートの内側は、使用される雄部の対応する形状によって設計される。したがって、インサートは、例えば、ヘッドとは異なる雄部の構成部品が収容できるように設計されてもよい。例えば、貫通開口は、雄部のヘッドがそれを貫通して、ハウジングに収容されるような形状をとる。これによって、組み立てられた状態で、インサートが両端部の間に位置する雄部領域を取り囲む。
1 インサート
1a カバー要素
1b 壁要素
2 貫通開口
3 スロット
3a ノッチ
3b ノッチ
3c ノッチ
4a 弱化領域
4b 弱化領域
5a 突起
5b 突起
5c 突起
6a 傾斜した上部面
6c 傾斜した上部面
7a 底部面
7c 底部面
9 溝
10 レセプタクル
10a 平らな内面
10b 丸い内面
10c 円筒状の内面
10d 傾斜した閉鎖面
15a 小隆起
15b 小隆起
15c 小隆起
20 ハウジング
20a 底要素
20b 側壁
21 保持溝
22 平らな側面
25a 平底
25b 第1の内面
25c 第2の内面
25d 第3の内面
25e 第4の内面
25f 第5の内面
25g 第6の内面
26a 傾斜した位置
26b 傾斜した位置
26c 傾斜した位置
31a 第1のタイプの凹部
31b 第1のタイプの凹部
31c 第1のタイプの凹部
32a 第2のタイプの凹部
32b 第2のタイプの凹部
32c 第2のタイプの凹部
33a 第3のタイプの凹部
33b 第3のタイプの凹部
33c 第3のタイプの凹部
34a 傾斜した位置26a〜26cに隣接する位置
34b 傾斜した位置26a〜26cに隣接する位置
34c 傾斜した位置26a〜26cに隣接する位置
37 隙間
41a くぼみ
41b くぼみ
41c くぼみ
42a くぼみ
42b くぼみ
42c くぼみ
43a くぼみ
43b くぼみ
43c くぼみ
50 雄部
50a 接続端部
50b 中央の雄部
50c 固定端部
51 ヘッド
51a 平端面
51b 丸い面
52 溝
52a 側面
52c 側面
52b 底面
54 カラー

Claims (16)

  1. 口腔内で固定されるように構成された雄部(50;50’)との解除可能な接続を形成するための雌部であって、歯科用補綴物に固定されるように構成されたハウジング(20;20’)と、前記ハウジングに挿入可能であるとともに前記ハウジングに対して回動可能であり、且つ前記雄部(50;50’)の部分(51)を受けるための内部(10)を有するインサート(1;1’)と、前記ハウジング内で前記インサート上に形成されるとともに、前記インサートが前記ハウジングに対して回転されるとき、前記インサートの直径を変化させる調節手段(5a〜5c、31a〜31c、32a〜32c、33a〜33c;31a’〜31c’)とを備え、前記ハウジングが内面(25a〜25g;25a’〜25e’)を有し、前記インサートが外面を有する、雌部において、前記調整手段を形成するために、前記内面及び外面のうちの1つが少なくとも1つの突起(5a〜5c)を備え、前記内面及び外面のうちの他の1つ(25a〜25g;25a’〜25e’)が、前記少なくとも1つの突起が係合可能な少なくとも1つの凹部(31a〜31c、32a〜32c、33a〜33c;31a’〜31c’)を備え、雌部が、前記ハウジング(20;20’)内で前記インサート(1;1’)上に形成されて、離散的に配置される係止位置を規定する係止手段(5a〜5c、31a〜31c、32a〜32c、33a〜33c;15a〜15c、41a〜41c、42a〜42c、43a〜43c)を備え、前記インサートが、少なくとも1つの係止位置で、少なくとも1つの他の係止位置においてよりも大きく圧縮される、ことを特徴とする雌部。
  2. 前記少なくとも1つの凹部(31a〜31c、32a〜32c、33a〜33c;31a’〜31c’)が形成される前記内面(25a〜25g;25a’〜25e’)が、アンダーカット(25c;25c’)を備えて、前記インサート(1;1’)を前記ハウジング(20;20’)に保持力により保持し、好ましくは、前記少なくとも1つの凹部が、前記インサート(1;1’)が前記ハウジング(20;20’)に挿入可能な方向で見て、前記アンダーカットの後方に位置する、請求項1に記載の雌部。
  3. 前記調節手段(5a〜5c、31a〜31c、32a〜32c、33a〜33c;31a’〜31c’)がネジ山なしで形成される、請求項1又は2に記載の雌部。
  4. 前記少なくとも1つの凹部(31a〜31c、32a〜32c、33a〜33c;31a’〜31c’)が、前記ハウジング(20;20’)に対して前記インサート(1;1’)が回転する回転軸(x)に対して径方向に偏位するように位置する中心を有する湾曲を含む、請求項1から3までのいずれか一項に記載の雌部。
  5. 前記少なくとも1つの凹部(31a〜31c、32a〜32c、33a〜33c;31a’〜31c’)が前記ハウジング(20;20’)の前記内側(25a〜25g;25a〜25e’)に形成されるとともに、前記少なくとも1つの突起(5a〜5c)が前記インサート(1;1’)の外側に形成される、請求項1から4までのいずれか一項に記載の雌部。
  6. 前記少なくとも1つの突起(5a〜5c)とともに、調整手段及び係止手段として機能する、少なくとも2つの凹部(31a〜31c、32a〜32c、33a〜33c)を備える、請求項1から5までのいずれか一項に記載の雌部。
  7. 前記係止手段が、前記調整手段と異なるとともに、くぼみ(41a〜41c、42a〜42c、43a〜43c)と係合可能な少なくとも1つの小隆起(15a〜15c)を備え、前記くぼみは好ましくは前記ハウジング(20’)の前記底面(25a’)又は前記インサートの側面に形成され、前記インサートが挿入されたとき、前記ハウジングの前記底面に対向する、請求項1から5までのいずれか一項に記載の雌部。
  8. 少なくとも2つの凹部(31a〜31c、32a〜32c、33a〜33c)を備え、前記少なくとも2つの凹部は、以下の特徴、すなわち、
    形状、
    前記各凹部が前記回転軸周りで延出する角度範囲(α、β、γ)、
    前記回転軸の前記中心(x0)からの最大距離
    のうち少なくとも1つにおいて異なる、請求項1から7までのいずれか一項に記載の雌部。
  9. 前記インサート(1;1’)が前記ハウジング(20;20’)に挿入されたとき、前記ハウジング(20;20’)と前記インサート(1;1’)との間に隙間(37)が形成され、前記インサートを取り扱うための補助的器具が前記隙間に挿入可能である、請求項1から8までのいずれか一項に記載の雌部。
  10. 前記インサート(1;1’)の前記外面が少なくとも1つのくぼみ、特に溝(9)を備え、前記くぼみが、前記インサートが前記ハウジング(20;20’)に挿入されるとき、前記隙間(37)に位置し、且つ/又は前記隙間(37)が前方へ開放され、前記回転軸(x)周りで延びる、請求項9に記載の雌部。
  11. 前記インサート(1;1’)が、前記回転軸(x)方向で見たとき、補助的器具との回動可能に固定された接続するように構成され、且つ/又はその周囲を連続的に又はスロット(3)によって中断される壁(1a、1a’)が延びる、貫通開口(2)を備える、請求項1から10までのいずれか一項に記載の雌部。
  12. 前記インサート(1;1’)が、壁厚を変化させることにより少なくとも1つの弱化領域(4a、4b)を形成する壁を備える、請求項1から11までのいずれか一項に記載の雌部。
  13. 少なくとも2つの突起(5a〜5c)を備え、前記回転軸(x)方向に見たとき、前記少なくとも1つの弱化領域(4a、4b)が前記少なくとも2つの突起の間に配置される、請求項12に記載の雌部。
  14. 前記インサートが、プラスチック(特にPEEK又はPEKKなどのPEAK)若しくは金属、特に金合金などで作られる、請求項1から13までのいずれか一項に記載の雌部。
  15. 口腔内で歯科用補綴物を解除可能に取り付けるための、請求項1から14までのいずれか一項に記載の雌部と、これに連結されるよう構成され、好ましくは当接部、インプラント、ルート・ピン、ルート・アンカー又はバーの要素として形成される雄部(50;50’)と、を備える連結セット。
  16. 前記雄部(50;50’)のヘッド端部(50a)の軸線方向の終端である外面(51a、51b)が、平面状及び/又は凸型の形状を有する、請求項15に記載の連結セット。
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