JP2016059336A - 食肉グラインダ - Google Patents

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真哉 岡田
Masaya Okada
真哉 岡田
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Abstract

【課題】回転ナイフ式の食肉グラインダにおいて、そのブレード15および隔壁10が摩耗しないようにする。【解決手段】ブレード15のまわりにおいて、スペーサリング16が各隔壁10間に配置される。スペーサリング16はブレード15よりも大きい幅Wをもつ。したがって、スペーサリング16によって隔壁10の間隔が保持され、ブレード15は隔壁10と接触しない。【選択図】図3

Description

この発明は、原料肉をひき肉加工する食肉グラインダに関する。
特許文献1に記載されているように、原料肉をひき肉加工する食肉グラインダとして回転ナイフ式のものが使用されている。その食肉グラインダでは、原料肉送り通路がケーシングに形成される。さらに、ホッパがケーシングに形成され、送り通路に連通し、ホッパに原料肉が投入される。さらに、らせん状の送り羽根が送り通路に収容され、送り通路内で回転し、送り羽根の下流位置において、複数の隔壁が送り通路の長さ方向に間隔を置いて配置され、回転ナイフが各隔壁間に配置され、各隔壁間で回転する。隔壁は金属製のプレートからなり、複数の透孔を有する。回転ナイフは複数のブレードを有し、ブレードは放射状にのびる。ブレードも金属製のものである。そして、送り羽根によって原料肉が送られ、原料肉が隔壁の透孔に押し込まれ、ブレードによって原料肉がひき肉加工される。
この場合、回転ナイフが各隔壁間で回転するとき、ブレードが隔壁に接触し、摩擦によってブレードおよび隔壁が摩耗するという問題がある。摩耗によって金属粉が生じ、金属粉が原料肉に混入するおそれもある。原料肉のない状態で運転すると、原料肉の潤滑作用が得られず、プレートおよび隔壁が急激に発熱および摩耗する。プレートおよび隔壁が早期に破損することもある。
なお、特許文献2に記載されているように、ピックル液インジェクタでは、原料肉にピックル液が注入されるが、その後、マッサージによって原料肉が揉まれることが多い。ひき肉加工前、原料肉にピックル液が注入され、ひき肉加工後、マッサージによって原料肉が揉まれることもある。特許文献3に記載されているように、ミキサによって原料肉が混合撹拌されることもある。
したがって、この発明は、回転ナイフ式の食肉グラインダにおいて、そのブレードおよび隔壁が摩耗しないようにすることを目的とする。
特許第3335573号公報 特公平7−97959号公報 特許第4261615号公報
この発明によれば、原料肉送り通路がケーシングに形成される。さらに、ホッパがケーシングに形成され、送り通路に連通し、ホッパに原料肉が投入される。さらに、らせん状の送り羽根が送り通路に収容され、送り通路内で回転し、送り羽根の下流位置において、複数の隔壁が送り通路の長さ方向に間隔を置いて配置され、回転ナイフが各隔壁間に配置され、各隔壁間で回転する。隔壁は複数の透孔を有する。回転ナイフは複数のブレードを有し、ブレードは放射状にのびる。さらに、この発明によれば、ブレードのまわりにおいて、スペーサリングが各隔壁間に配置される。スペーサリングはブレードよりも大きい幅をもつ。したがって、スペーサリングによって隔壁の間隔が保持され、ブレードは隔壁と接触しない。そして、送り羽根によって原料肉が送られ、原料肉が隔壁の透孔に押し込まれ、ブレードによって原料肉がひき肉加工される。
好ましい実施例では、回転ナイフの中心位置において、回転軸が回転ナイフを貫通する。さらに、回転ナイフの両側において、カラーが回転軸にはめ合わされ、カラーによって回転ナイフが位置決めされ、回転ナイフは回転軸に沿って移動しない。
スペーサリングはブレードよりも大きい半径をもつ。そして、ブレードのまわりにおいて、スペーサリングがブレードに対し間隔を置いて配置され、スペーサリングは回転せず、移動しないよう拘束される。
この発明の実施例を示す側面図である。 図1の食肉グラインダの断面図である。 図1の隔壁、回転ナイフおよびスペーサリングの拡大図である。 図3の回転ナイフおよびスペーサリングの正面図である。
以下、この発明の実施例を説明する。
図1はこの発明にかかる食肉グラインダ1を示す。図2に示すように、この食肉グラインダ1では、食肉送り通路2がケーシング3に形成される。さらに、ホッパ4がケーシング3に形成され、送り通路2に連通し、ホッパ4に原料肉が投入される。さらに、らせん状の送り羽根5,6が回転軸7に形成され、送り通路2に収容され、回転軸7がベアリング8に支持され、回転可能に案内され、ケーシング3の外側において、ベルトおよびプーリ9によって駆動モータと回転軸7が連結される。そして、駆動モータによって回転軸7が回転し、送り羽根5,6が送り通路2内で回転する。
特許文献1の食肉グラインダと同様、この食肉グラインダ1でも、送り羽根5,6の下流位置において、複数の隔壁10が送り通路2に収容され、送り通路2の長さ方向に間隔を置いて配置される。さらに、回転ナイフ11が送り通路2に収容され、各隔壁10間に配置され、各隔壁10間で回転する。この実施例では、2つの隔壁10が送り通路2の長さ方向に間隔を置いて配置され、ケーシング3に拘束され、固定され、回転ナイフ11が各隔壁10間に配置される。3つまたはそれ以上の隔壁を送り通路の長さ方向に配置し、ケーシングに拘束し、固定し、回転ナイフを各隔壁間に配置してもよい。さらに、図3に示すように、ブッシュ12がホルダ13に設けられ、隔壁10および回転ナイフ11の中心位置において、回転軸7が隔壁10および回転ナイフ11を貫通する。回転軸7はブッシュ12に支持され、回転可能に案内され、回転ナイフ11は回転軸7に拘束され、回転軸7と一体的に回転する。隔壁10は金属製のプレートからなり、複数の透孔14を有する。図4に示すように、回転ナイフ11は複数のブレード15を有し、ブレード15は放射状にのびる。ブレード15も金属製のものである。
この食肉グラインダでは、ブレード15のまわりにおいて、スペーサリング16が各隔壁10間に配置される。スペーサリング16はブレード15よりも大きい幅Wをもつ。したがって、スペーサリング16によって隔壁10の間隔が保持され、ブレード15の両側において、隔壁10とブレード15間に間隙C1,C2が形成され、ブレード15は隔壁10と接触しない。
さらに、この実施例では、回転ナイフ11の中心位置において、回転軸7が回転ナイフ11を貫通することは前述したとおりである。さらに、回転ナイフ11の両側において、カラー17,18が回転軸7にはめ合わされ、カラー17,18によって回転ナイフ11が位置決めされ、回転ナイフ11は回転軸7に沿って移動しない。
スペーサリング16はブレード15よりも大きい半径をもつ。そして、ブレード15のまわりにおいて、スペーサリング16がブレード15に対し間隔を置いて配置され、スペーサリング16は回転せず、移動しないよう拘束される。たとえば、キーによってケーシング3とスペーサリング16が拘束され、スペーサリング16は回転せず、移動しない。したがって、スペーサリング16とブレード15間に間隙C3が形成され、ブレード15はスペーサリング16と接触しない。
なお、この実施例では、2種類の送り羽根5,6が回転軸7に形成され、送り羽根5は大きいリードのもので、ホッパ4に対応する位置に配置される。送り羽根6は小さいリードのもので、送り羽根5と隔壁10間に配置される。
さらに、この実施例では、ピックル液インジェクタ19が食肉グラインダ1と組み合わされる。ピックル液インジェクタ19は特許文献2のピックル液インジェクタと同様のものである。そして、ピックル液インジェクタ19において、原料肉にピックル液が注入され、注入後、排出端20から原料肉が排出され、ホッパ4に原料肉が投入される。この関係上、送り羽根5とベアリング8間において、ケーシング3に開孔21が形成され、開孔21が送り通路2に連通する。その作用は後述する。
さらに、ミキサ22が食肉グラインダ1と組み合わされる。ミキサ22は特許文献3のミキサと同様のもので、原料肉を混合撹拌するためのものである。マッサージを食肉グラインダ1と組み合わせてもよい。マッサージは特許文献2のそれと同様のもので、原料肉を揉むためのものである。そして、隔壁10および回転ナイフ11の下流位置において、カップリング23およびパイプまたはホース24によってケーシング3とミキサ22またはマッサージが接続される。カップリング23によってケーシング3とパイプまたはホース24を分離させ、その分離位置にワゴン25を配置することもできる。
この食肉グラインダ1において、ピックル液の注入後、排出端20から原料肉が排出され、ホッパ4に原料肉が投入されるが、投入されると、原料肉が送り通路2に導かれる。さらに、送り羽根5,6が送り通路2内で回転し、送り羽根5,6によって原料肉が送られ、原料肉が隔壁10の透孔14に押し込まれる。さらに、回転ナイフ11が各隔壁10間で回転し、ブレード15によって原料肉がチョッピングされ、ひき肉加工される。
なお、原料肉にピックル液が注入されるが、食肉加工グラインダ1において、送り羽根5,6によって原料肉が送られるとき、原料肉からピックル液が放出されても、開口21からピックル液が排出され、ピックル液が送り通路2にたまることはない。したがって、ベアリング8からピックル液が漏れることはない。
さらに、送り羽根5,6によって原料肉が送られ、ひき肉加工後、原料肉がカップリング23およびパイプまたはホース24を通り、ミキサ22に送られ、ミキサ22によって原料肉が混合撹拌される。原料肉がマッサージに送られ、マッサージによって原料肉が揉まれるようにすることもできる。カップリング23によってケーシング3とパイプまたはホース24を分離させ、ワゴン25に原料肉を排出することもできる。
この食肉グラインダの場合、回転ナイフ11が各隔壁10間で回転するとき、スペーサリング16によって隔壁10の間隔が保持され、ブレード15は隔壁10と接触しない。したがって、摩擦によってブレード15および隔壁10が摩耗することはない。摩耗によって金属粉が生じ、金属粉が原料肉に混入するおそれもない。原料肉のない状態で運転したとき、原料肉の潤滑作用が得られなくても、ブレード15および隔壁10が急激に発熱および摩耗することもない。ブレード15および隔壁10が早期に破損することもない。
さらに、カラー17,18によって回転ナイフ11が位置決めされ、回転ナイフ11は回転軸7に沿って移動しない。したがって、ブレード15が隔壁10と接触せず、その摩擦および摩耗を確実に防止することができる。
ブレード15はスペーサリング16と接触せず、摩擦によってブレード15およびスペーサリング16が摩耗することもない。
この発明は、原料肉をひき肉加工する食肉グラインダに関する。
特許文献1に記載されているように、原料肉をひき肉加工する食肉グラインダとして回転ナイフ式のものが使用されている。その食肉グラインダでは、原料肉送り通路がケーシングに形成される。さらに、ホッパがケーシングに形成され、送り通路に連通し、ホッパに原料肉が投入される。さらに、らせん状の送り羽根が送り通路に収容され、送り通路内で回転し、送り羽根の下流位置において、複数の隔壁が送り通路の長さ方向に間隔を置いて配置され、回転ナイフが各隔壁間に配置され、各隔壁間で回転する。隔壁は金属製のプレートからなり、複数の透孔を有する。回転ナイフは複数のブレードを有し、ブレードは放射状にのびる。ブレードも金属製のものである。そして、送り羽根によって原料肉が送られ、原料肉が隔壁の透孔に押し込まれ、ブレードによって原料肉がひき肉加工される。
この場合、回転ナイフが各隔壁間で回転するとき、ブレードが隔壁に接触し、摩擦によってブレードおよび隔壁が摩耗するという問題がある。摩耗によって金属粉が生じ、金属粉が原料肉に混入するおそれもある。原料肉のない状態で運転すると、原料肉の潤滑作用が得られず、プレートおよび隔壁が急激に発熱および摩耗する。プレートおよび隔壁が早期に破損することもある。
なお、特許文献2に記載されているように、ピックル液インジェクタでは、原料肉にピックル液が注入されるが、その後、マッサージによって原料肉が揉まれることが多い。ひき肉加工前、原料肉にピックル液が注入され、ひき肉加工後、マッサージによって原料肉が揉まれることもある。特許文献3に記載されているように、ミキサによって原料肉が混合撹拌されることもある。
したがって、この発明は、回転ナイフ式の食肉グラインダにおいて、そのブレードおよび隔壁が摩耗しないようにすることを目的とする。
特許第3335573号公報 特公平7−97959号公報 特許第4261615号公報
この発明によれば、原料肉送り通路がケーシングに形成される。さらに、ホッパがケーシングに形成され、送り通路に連通し、ホッパに原料肉が投入される。さらに、らせん状の送り羽根が送り通路に収容され、送り通路内で回転し、送り羽根の下流位置において、複数の隔壁が送り通路の長さ方向に間隔を置いて配置され、回転ナイフが各隔壁間に配置され、各隔壁間で回転する。隔壁は複数の透孔を有する。回転ナイフは複数のブレードを有し、ブレードは放射状にのびる。さらに、この発明によれば、ブレードのまわりにおいて、スペーサリングが各隔壁間に配置される。スペーサリングはブレードよりも大きい幅をもつ。したがって、スペーサリングによって隔壁の間隔が保持され、ブレードは隔壁と接触しない。そして、送り羽根によって原料肉が送られ、原料肉が隔壁の透孔に押し込まれ、ブレードによって原料肉がひき肉加工される。
好ましい実施例では、回転ナイフの中心位置において、回転軸が回転ナイフを貫通する。さらに、回転ナイフの両側において、カラーが回転軸にはめ合わされ、カラーによって回転ナイフが位置決めされ、回転ナイフは回転軸に沿って移動しない。
スペーサリングはブレードよりも大きい半径をもつ。そして、ブレードのまわりにおいて、スペーサリングがブレードに対し間隔を置いて配置され、スペーサリングは回転せず、移動しないよう拘束される。
この発明の実施例を示す側面図である。 図1の食肉グラインダの断面図である。 図1の隔壁、回転ナイフおよびスペーサリングの拡大図である。 図3の回転ナイフおよびスペーサリングの正面図である。
以下、この発明の実施例を説明する。
図1はこの発明にかかる食肉グラインダ1を示す。図2に示すように、この食肉グラインダ1では、原料肉送り通路2がケーシング3に形成される。さらに、ホッパ4がケーシング3に形成され、送り通路2に連通し、ホッパ4に原料肉が投入される。さらに、らせん状の送り羽根5,6が回転軸7に形成され、送り通路2に収容され、回転軸7がベアリング8に支持され、回転可能に案内され、ケーシング3の外側において、ベルトおよびプーリ9によって駆動モータと回転軸7が連結される。そして、駆動モータによって回転軸7が回転し、送り羽根5,6が送り通路2内で回転する。
特許文献1の食肉グラインダと同様、この食肉グラインダ1でも、送り羽根5,6の下流位置において、複数の隔壁10が送り通路2に収容され、送り通路2の長さ方向に間隔を置いて配置される。さらに、回転ナイフ11が送り通路2に収容され、各隔壁10間に配置され、各隔壁10間で回転する。この実施例では、2つの隔壁10が送り通路2の長さ方向に間隔を置いて配置され、ケーシング3に拘束され、固定され、回転ナイフ11が各隔壁10間に配置される。3つまたはそれ以上の隔壁を送り通路の長さ方向に配置し、ケーシングに拘束し、固定し、回転ナイフを各隔壁間に配置してもよい。さらに、図3に示すように、ブッシュ12がホルダ13に設けられ、隔壁10および回転ナイフ11の中心位置において、回転軸7が隔壁10および回転ナイフ11を貫通する。回転軸7はブッシュ12に支持され、回転可能に案内され、回転ナイフ11は回転軸7に拘束され、回転軸7と一体的に回転する。隔壁10は金属製のプレートからなり、複数の透孔14を有する。図4に示すように、回転ナイフ11は複数のブレード15を有し、ブレード15は放射状にのびる。ブレード15も金属製のものである。
この食肉グラインダでは、ブレード15のまわりにおいて、スペーサリング16が各隔壁10間に配置される。スペーサリング16はブレード15よりも大きい幅Wをもつ。したがって、スペーサリング16によって隔壁10の間隔が保持され、ブレード15の両側において、隔壁10とブレード15間に間隙C1,C2が形成され、ブレード15は隔壁10と接触しない。
さらに、この実施例では、回転ナイフ11の中心位置において、回転軸7が回転ナイフ11を貫通することは前述したとおりである。さらに、回転ナイフ11の両側において、カラー17,18が回転軸7にはめ合わされ、カラー17,18によって回転ナイフ11が位置決めされ、回転ナイフ11は回転軸7に沿って移動しない。
スペーサリング16はブレード15よりも大きい半径をもつ。そして、ブレード15のまわりにおいて、スペーサリング16がブレード15に対し間隔を置いて配置され、スペーサリング16は回転せず、移動しないよう拘束される。たとえば、キーによってケーシング3とスペーサリング16が拘束され、スペーサリング16は回転せず、移動しない。したがって、スペーサリング16とブレード15間に間隙C3が形成され、ブレード15はスペーサリング16と接触しない。
なお、この実施例では、2種類の送り羽根5,6が回転軸7に形成され、送り羽根5は大きいリードのもので、ホッパ4に対応する位置に配置される。送り羽根6は小さいリードのもので、送り羽根5と隔壁10間に配置される。
さらに、この実施例では、ピックル液インジェクタ19が食肉グラインダ1と組み合わされる。ピックル液インジェクタ19は特許文献2のピックル液インジェクタと同様のものである。そして、ピックル液インジェクタ19において、原料肉にピックル液が注入され、注入後、排出端20から原料肉が排出され、ホッパ4に原料肉が投入される。この関係上、送り羽根5とベアリング8間において、ケーシング3に開孔21が形成され、開孔21が送り通路2に連通する。その作用は後述する。
さらに、ミキサ22が食肉グラインダ1と組み合わされる。ミキサ22は特許文献3のミキサと同様のもので、原料肉を混合撹拌するためのものである。マッサージを食肉グラインダ1と組み合わせてもよい。マッサージは特許文献2のそれと同様のもので、原料肉を揉むためのものである。そして、隔壁10および回転ナイフ11の下流位置において、カップリング23およびパイプまたはホース24によってケーシング3とミキサ22またはマッサージが接続される。カップリング23によってケーシング3とパイプまたはホース24を分離させ、その分離位置にワゴン25を配置することもできる。
この食肉グラインダ1において、ピックル液の注入後、排出端20から原料肉が排出され、ホッパ4に原料肉が投入されるが、投入されると、原料肉が送り通路2に導かれる。さらに、送り羽根5,6が送り通路2内で回転し、送り羽根5,6によって原料肉が送られ、原料肉が隔壁10の透孔14に押し込まれる。さらに、回転ナイフ11が各隔壁10間で回転し、ブレード15によって原料肉がチョッピングされ、ひき肉加工される。
なお、原料肉にピックル液が注入されるが、食肉加工グラインダ1において、送り羽根5,6によって原料肉が送られるとき、原料肉からピックル液が放出されても、開口21からピックル液が排出され、ピックル液が送り通路2にたまることはない。したがって、ベアリング8からピックル液が漏れることはない。
さらに、送り羽根5,6によって原料肉が送られ、ひき肉加工後、原料肉がカップリング23およびパイプまたはホース24を通り、ミキサ22に送られ、ミキサ22によって原料肉が混合撹拌される。原料肉がマッサージに送られ、マッサージによって原料肉が揉まれるようにすることもできる。カップリング23によってケーシング3とパイプまたはホース24を分離させ、ワゴン25に原料肉を排出することもできる。
この食肉グラインダの場合、回転ナイフ11が各隔壁10間で回転するとき、スペーサリング16によって隔壁10の間隔が保持され、ブレード15は隔壁10と接触しない。したがって、摩擦によってブレード15および隔壁10が摩耗することはない。摩耗によって金属粉が生じ、金属粉が原料肉に混入するおそれもない。原料肉のない状態で運転したとき、原料肉の潤滑作用が得られなくても、ブレード15および隔壁10が急激に発熱および摩耗することもない。ブレード15および隔壁10が早期に破損することもない。
さらに、カラー17,18によって回転ナイフ11が位置決めされ、回転ナイフ11は回転軸7に沿って移動しない。したがって、ブレード15が隔壁10と接触せず、その摩擦および摩耗を確実に防止することができる。
ブレード15はスペーサリング16と接触せず、摩擦によってブレード15およびスペーサリング16が摩耗することもない。
1 食肉グラインダ
2 原料肉送り通路
3 ケーシング
4 ホッパ
5,6 送り羽根
7 回転軸
10 隔壁
11 回転ナイフ
14 透孔
15 ブレード
16 スペーサリング
17,18 カラー

Claims (3)

  1. ケーシングに形成された原料肉送り通路と、
    前記ケーシングに形成され、前記送り通路に連通し、原料肉が投入されるホッパと、
    前記送り通路に収容され、前記送り通路内で回転するらせん状の送り羽根と、
    複数の透孔を有し、前記送り羽根の下流位置において、前記送り通路の長さ方向に間隔を置いて配置された複数の隔壁と、
    放射状にのびる複数のブレードを有し、前記各隔壁間に配置され、前記各隔壁間で回転する回転ナイフと、
    前記ブレードよりも大きい幅をもち、前記ブレードのまわりにおいて、前記各隔壁間に配置され、その間隔を保持し、前記ブレードが前記隔壁と接触しないようにするスペーサリングとからなり、
    前記送り羽根によって前記原料肉を送り、前記原料肉を前記透孔に押し込み、前記ブレードによって前記原料肉をひき肉加工するようにしたことを特徴とする食肉グラインダ。
  2. 前記回転ナイフの中心位置において、回転軸が前記回転ナイフを貫通し、前記回転ナイフの両側において、カラーが前記回転軸にはめ合わされ、前記カラーによって前記回転ナイフが位置決めされ、前記回転ナイフが前記回転軸に沿って移動しないようにした請求項1に記載の食肉グラインダ。
  3. 前記スペーサリングは前記ブレードよりも大きい半径をもち、前記ブレードのまわりにおいて、前記スペーサリングが前記ブレードに対し間隔を置いて配置され、前記スペーサリングは回転せず、移動しないよう拘束されている請求項1に記載の食肉グラインダ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4985278A (ja) * 1972-12-20 1974-08-15
US6592060B1 (en) * 1998-05-28 2003-07-15 Tiromat Kramer & Grebe Gmbh & Co. Kg Grinder for frozen and fresh meat
US20130284835A1 (en) * 2011-01-26 2013-10-31 Evolution S.R.L. Mincing unit cutting group

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