JP2016058921A - 鉄道車両用カメラ装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

鉄道車両用カメラ装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Sachiko Akiyama
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Abstract

【課題】省スペースを図りつつ、情報量の多い映像データのリアルタイム利用を可能とする。
【解決手段】実施形態の鉄道車両用カメラ装置のカメラは、列車を構成する先頭車両に設けられ、先頭車両の前方の撮影を行い映像データを出力する。一次記憶部は、映像データを逐次更新しつつ所定容量の映像データを記憶可能とされている。制御部は、所定のトリガ条件が満たされた場合に、一次記憶部に記憶されている映像データのうちから、トリガ条件に対応する映像データを抽出し、トリガ条件の種別を表す情報とともに、無線通信を考慮した所定容量以下の容量を有する保存用記憶データとして保存用記憶部に転送する。保存用記憶部は、転送された保存用記憶データを記憶し、無線通信部は、所定の転送タイミングにおいて、保存用記憶データを地上側に無線送信する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、鉄道車両用カメラ装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、鉄道車両において、当該鉄道車両の運行状態を監視するためにカメラにより映像を記録するカメラ映像記録システムが提案されている。
上記従来のカメラ映像記録システムでは、車両電源が入っている間中、映像を記録し続けていた。
特開2012−70309号公報
このため、記録用に大容量のメモリが必要であるとともに、電源遮断時まで記録を行うために、UPS(無停電電源装置)により、書き込みが完了するまで電源を確保する必要があった。
また、映像データは、容量が大きくなるため、記録をとりだすために映像データを通信ネットワークを介して転送することが困難であり、リアルタイムで映像データを取得することは困難であった。すなわち、運行終了後に大容量の記憶装置(たとえば、ハードディスク)ごと交換するなどしていたため、リアルタイムで映像データを利用することはできなかった。
また、映像データを通信ネットワークを介して転送するためには、映像データの容量を下げる必要がある。このため、映像の解像度を下げたり、秒あたりの映像のコマ数を減らしたりして記録していたため、解析時に必要な情報が欠落する虞があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、省スペースを図りつつ、情報量の多い映像データのリアルタイム利用を可能とする鉄道車両用カメラ装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、実施形態の鉄道車両用カメラ装置のカメラは、列車を構成する先頭車両に設けられ、先頭車両の前方の撮影を行い映像データを出力する。
一次記憶部は、映像データを逐次更新しつつ所定容量の映像データを記憶可能とされている。
そして制御部は、所定のトリガ条件が満たされた場合に、一次記憶部に記憶されている映像データのうちから、トリガ条件に対応する映像データを抽出し、トリガ条件の種別を表す情報とともに、無線通信を考慮した所定容量以下の容量を有する保存用記憶データとして保存用記憶部に転送する。
この結果、保存用記憶部は、転送された保存用記憶データを記憶し、無線通信部は、所定の転送タイミングにおいて、保存用記憶データを地上側に無線送信する。
図1は、実施形態の鉄道車両用カメラ装置を設置した列車の概要構成説明図である。 図2は、コントローラの概要構成ブロック図である。 図3は、一次記憶データのデータフォーマット例の説明図である。 図4は、実施形態の撮影処理タイミングチャートである。 図5は、所定のトリガ条件が満たされた一次記憶データを保存記憶データとして記憶する処理の処理フローチャートである。 図6は、特定の場所に近づいた場合のトリガ条件の説明図である。 図7は、地上側へのデータ転送処理の処理フローチャートである。 図8は、転送データのデータフォーマットの一例の説明図である。 図9は、保存用記憶データを構成する実データの概念説明図である。
図1は、実施形態の鉄道車両用カメラ装置を設置した列車の概要構成説明図である。
図1においては、説明の簡略化のため、3両編成の列車を例として説明する。
列車10は、1号車を構成している制御車11と、2号車を構成している付随車12と、3号車を構成している制御車13と、を備えている。
制御車11は、当該制御車11の前方(図1の場合、左方向)の撮影を列車運行中は連続的に行い映像データを出力するカメラ21と、カメラ21の制御を含む各種制御を行うコントローラ22と、車両の情報を収集する伝送端末装置23と、運転士が運転制御を行うとともに、運転士の操作状態を表す操作信号を伝送端末装置23に出力するマスタコントローラ24(以下、マスコンという)を備えている。なお、伝送端末装置23には、上記した車両の情報や操作信号のほか、図示しない車上子(車上受信器)を介して受信した列車10の外部からのATC(Automatic Train Control)信号あるいはATS(Automatic Train Stop)信号などの外部制御信号も入力される。
また、制御車11は、カメラ21の撮影画像を含む各種情報を表示するディスプレイ25と、列車の速度に応じた速度パルス信号を出力する速度発電機26と、通信ネットワークを構築している車両内ネットワーク27と、GPS衛星からの測位用電波を受信し、自車両位置及び時間情報を検出するGPS車載器28と、伝送端末装置23が収集した情報を含む各種情報を地上側システム(図1の例の場合、管理システムSYS、駅システムST1、ST2)との間で無線でやりとりするための無線装置29と、音声を収集するための記録用マイク30と、を備えている。
上記構成において、カメラ21と、コントローラ22とは、例えば、USBインタフェースを介して接続がなされている。
付随車12は、伝送端末装置23と、車両内ネットワーク27と、を備えている。
制御車13は、制御車11とほぼ同様の構成を採っており、GPS車載器28及び無線装置29を除く、カメラ21と、コントローラ22と、伝送端末装置23と、マスコン24と、ディスプレイ25と、速度発電機26と、車両内ネットワーク27と、記録用マイク30と、を備えている。そして、伝送端末装置23は、車両内ネットワーク27を介して、制御車11に搭載されたGPS車載器28及び無線装置29と通信可能に接続されている。
上記構成において、伝送端末装置23は、無線装置29を介して、地上の管理システム、駅のシステム、車庫のシステム等と通信を行うように構成されている。
そして、伝送端末装置23は、マスコン24から入力された力行指示、ブレーキ指示、レバーサ指示、速度発電機26の速度パルス信号が入力され、列車10の速度、走行距離を算出する。
また伝送端末装置23は、GPS車載器28から自車両位置情報(緯度データ及び経度データ)及び時刻情報を取得する。
そして伝送端末装置23は、力行指示、ブレーキ指示、レバーサ指示、速度パルス信号、自車両位置情報及び時刻情報を、カメラ21による映像データの不揮発的な記録開始のトリガとして用いている。そして、伝送端末装置23は、所定のトリガ条件が満たされた場合に、映像データを不揮発的に記録するようにしている。
次にコントローラ22の構成について説明する。
図2は、コントローラの概要構成ブロック図である。
コントローラ22は、コントローラ22全体を制御するCPU31と、リングバッファとして構成され、GPS測位データ、列車10の運行状況データ、マスコンの操作状態、ATS等の外部装置からの制御状態を表す外部制御データ等に対応づけて、カメラ21が出力した映像データ及び記録用マイク30から入力された音声信号に対応する音声データを更新しつつ連続的に後述する一次記憶データD1として記憶する一次記憶メモリ32と、を備えている。
また、コントローラ22は、記録用マイク30から入力された音声信号のアナログ/ディジタル変換を行って音声データとして出力する音声入力部33と、伝送端末装置23に設けられたイーサネット(登録商標)ハブとLANケーブルを介して接続され、通信制御を行うLANコントローラ34と、一次記憶メモリ32に記憶した一次記憶データのうち所定のトリガ条件が満たされた一次記憶データを保存記憶データとして不揮発的に記憶する保存用高速メモリ35と、列車10に搭載された車両バッテリBTから電力の供給を受けて、コントローラ22を構成する各部に電力を供給する電源部36と、を備えている。
ここで、一次記憶データD1について説明する。
図3は、一次記憶データのデータフォーマット例の説明図である。
一次記憶データD1は、列車10を特定するための編成番号、列車番号(列番)、運行番号等が格納された列車特定データD11と、GPS車載器28が出力したGPS(測位)データD12と、列車の現在位置に対応するキロ程、列車の現在速度に対応するキロ程・速度データD13と、マスコン24の操作状態(操作状態履歴)を表す操作履歴データD14と、ATC信号あるいはATS信号などの外部制御信号の入力状態を表す外部制御データD15と、カメラ21の出力した映像データD16と、記録用マイク30から入力された音声信号に対応する音声データD17と、を備えている。
上記説明では、列車特定データD11、GPSデータD12、キロ程・速度データD13、操作データD14、外部制御データD15、映像データD16及び音声データD17は、一体に記録されているものとしているが、GPSデータD12、キロ程・速度データD13、操作データD14及び外部制御データD15は、入力される毎に入力時刻と対応づけて記憶し、映像データD16及び音声データD17は、撮影時刻あるいは録音時刻を特定可能なタイムコードを含めて連続的に常時記憶するようにすることも可能である。
次に実施形態の動作を説明する。
図4は、実施形態の撮影処理タイミングチャートである。
各コントローラ22のCPU31は、電源がオンにされると(ステップS11)、カメラ21を制御して鉄道車両の前方の画像の撮影を行う(ステップS12)。この結果、カメラ21からは、映像データがコントローラ22に出力される。
さらに、CPU31は、音声入力部33を介して、記録用マイク30から入力された音声信号の録音を行う(ステップS13)。この結果、記録用マイク30から入力された音声信号は、音声入力部33により音声データに変換されて出力される。
さらにまた、GPS車載器28は、GPS衛星からの測位用電波を受信し、自車両である制御車11の位置及び時刻情報を検出して、GPS位置データ及びGPS時刻データとしてコントローラ22に出力する(ステップS14)。これに伴い制御車11のコントローラ22は、LANコントローラ34を制御し、車両内ネットワーク27を介して、制御車13のコントローラ22にGPS位置データ及びGPS時刻データを転送する。
これらの結果、制御車11のコントローラ22及び制御車13のコントローラ22は、対応するカメラ21の映像データ及び対応する記録用マイク30に対応する音声データを一次記憶メモリ32に一次記憶データとして随時記憶する(ステップS15)。この場合において、上述したように、一次記憶メモリ32は、リングバッファとして構成されているので、映像データあるいは音声データである一次記憶データにより記憶容量が一杯になってしまった以降は、随時最も古い映像データあるいは音声データに対応する一次記憶データが上書きされて更新されることとなる。
図5は、所定のトリガ条件が満たされた一次記憶データを保存記憶データとして記憶する処理の処理フローチャートである。
上述した映像データの出力処理(ステップS12)、音声録音処理(ステップS13)、GPSデータ取得処理(ステップS14)及び一次記憶処理(ステップS15)と並行して、CPU31は、所定のトリガ条件が満たされた一次記憶データを保存記憶データとして記憶する処理を行っている。
まず、CPU31は、所定のトリガ条件が満たされたか否かを判別する(ステップS21)。
ここで、トリガ条件について説明する。
トリガ条件としては、例えば、非常事態が検出された場合や、履歴情報などに基づいて事故等が発生する可能性が高い特定の場所に近づいた場合等である。
まず、非常事態が検出された場合について説明する。
具体的には、運転士が非常ブレーキ(EB)を操作した場合等が挙げられる。すなわち、急停車を想定すると、力行あるいは一定速度以上の速度における走行において、非常ブレーキが操作される。
したがって、この場合には、力行あるいは一定速度以上の速度における走行において、非常ブレーキが操作されたことをトリガ条件とする。
これにより、非常ブレーキが操作されたタイミング、すなわち、トリガ条件が満たされたタイミングを基準に、過去に第1の所定時間(例えば、2分)遡ったタイミング(記録開始タイミング)から、トリガ条件が満たされたタイミングを基準に第2の所定時間が経過したタイミング(記録終了タイミング)までの一次記憶データを保存用記憶データとして保存用高速メモリ35に転送することとなる。
次に特定の場所に近づいた場合について説明する。
図6は、特定の場所に近づいた場合のトリガ条件の説明図である。
具体的には、特定の場所としては、踏切、駅、急カーブの場所等の列車の先頭車両の通過地点あるいは停車地点のうち、事故発生が予測される場所が挙げられる。
より詳細には、踏切51の場合には、図6の左側に示すように、踏切51に列車10の先頭部が、踏切51に進入する地点(位置)P00を基準として列車10の進行方向手前に距離L1の地点である地点P01に至ったことをトリガ条件とする。ここで、地点P00は、キロ程で把握することが可能である。
これにより、列車10の先頭部の位置が地点P01に至ったタイミングに撮影がなされた映像データに対応する画像G1から保存用記憶データとして取り扱われる。そして、列車10の先頭部が踏切51に進入する地点(位置)P00から進行方向に距離L2の地点である地点P02に至ったタイミングまでの一次記憶データを保存用記憶データとして保存用高速メモリ35に転送することとなる。
同様に駅のホーム52の場合には、図6の右側に示すように、列車10の停車地点P10を基準として、列車10の進行方向手前に距離Xの地点である地点P11に至ったことをトリガ条件とする。ここで、停車地点P10は、キロ程で把握することが可能である。
これにより、列車10の先頭部の位置が地点P11に至ったタイミングに撮影がなされた映像データに対応する画像から保存用記憶データとして取り扱われる。そして、列車10の先頭部が列車10の停車地点P10を基準として進行方向に距離Yの地点である地点P12に至ったタイミングまでの一次記憶データを保存用記憶データとして保存用高速メモリ35に転送することとなる。
この場合において、距離X及び距離Yは、列車10の停車地点P10から駅のホーム52の長さを十分に超える距離に設定される。
ステップS21の判別において、所定のトリガ条件が満たされていないと判別された場合には(ステップS21;No)、CPU31は、処理待機状態となる。
ステップS21の判別において、所定のトリガ条件が満たされたと判別された場合には(ステップS21;Yes)、CPU31は、トリガ条件に対応する一次記憶データを抽出する(ステップS22)。
具体的には、非常事態が検出された場合について説明する。
まず、CPU31は、非常ブレーキが操作されるとトリガ条件が満たされたと判別する(ステップS21;Yes)。
そして、CPU31は、非常ブレーキが操作されたタイミング、すなわち、トリガ条件が満たされたタイミングを基準に、過去に第1の所定時間(例えば、2分)遡ったタイミング(記録開始タイミング)から順次時間の経過に沿って、一次記憶データを保存用記憶データとして抽出する(ステップS22)。
このとき、保存用記憶データは、無線通信を考慮し、無線通信帯域を圧迫しない所定容量以下の容量を有するように設定されている。
そして保存用記憶データとして抽出した一次記憶データを保存用高速メモリ35に転送する(ステップS23)。
そして、CPU31は、転送が完了したか否かを判別する(ステップS24)。
すなわち、CPU31は、保存用記憶データとして転送した一次記憶データの記録タイミングが、トリガ条件が満たされたタイミングを基準に第2の所定時間が経過したタイミング(記録終了タイミング)に至ったか否かを判別することとなる。
ステップS24の判別において、未だ転送が完了していない場合には(ステップS24;No)、処理を再びステップS22に移行し、以下同様の処理を繰り返すこととなる。
ステップS24の判別において、転送が完了した場合には(ステップS24;Yes)、処理を再びステップS21に移行して以下同様の処理を行う。
一方、特定の場所に近づいた場合については、まずは、CPU31は、列車10の先頭部が、基準地点(基準位置)を基準として列車10の進行方向手前に第1の所定距離の地点である地点に至るとトリガ条件が満たされたと判別する(ステップS21;Yes)。
そしてCPU31は、以降、順次時間の経過に沿って、一次記憶データを保存用記憶データとして抽出する(ステップS22)。
そして、CPU31は、保存用記憶データとして抽出した一次記憶データを保存用高速メモリ35に転送する(ステップS23)。
そして、CPU31は、転送が完了したか否かを判別する(ステップS24)。
すなわち、CPU31は、保存用記憶データとして転送した一次記憶データの記録タイミングが、トリガ条件が満たされたタイミングを基準に第2の所定時間が経過したタイミング(記録終了タイミング)に至ったか否かを判別することとなる。
ステップS24の判別において、未だ転送が完了していない場合には(ステップS24;No)、処理を再びステップS22に移行し、以下同様の処理を繰り返すこととなる。
ステップS24の判別において、転送が完了した場合には(ステップS24;Yes)、処理を再びステップS21に移行して以下同様の処理を行う。
図7は、地上側へのデータ転送処理の処理フローチャートである。
まず、CPU31は、地上の管理システムSYS等への後述する保存用記憶データD2のデータ転送タイミングであるか否かを判別する(ステップS31)。
ステップS31の判別において、地上システム等へのデータ転送タイミングではないと判別された場合には(ステップS31;No)、CPU31は、待機状態となる。
ステップS31の判別において、地上システム等へのデータ転送タイミングであると判別された場合には(ステップS31;Yes)、CPU31は、転送条件に対応する一又は複数の保存用記憶データD2を抽出する(ステップS32)。
続いてCPU31は、抽出された一又は複数の保存用記憶データD2を転送データDTに組み込んで無線装置29を介して送信し、地上システム等へデータ転送を行う(ステップS33)。この場合において、転送データDTについても、無線通信を考慮して無線通信が確実に行える、すなわち、無線通信帯域を圧迫することがない所定容量以下の容量を有するように設定されている。
そして、CPU31は、送信が完了したか否かを判別し(ステップS34)、送信が完了するまでは(ステップS34;No)、処理を再びステップS33に移行して転送処理を継続する。
ここで、転送データDTの構成について説明する。
図8は、転送データのデータフォーマットの一例の説明図である。
図8においては、転送データDTは、複数(n個)の保存用記憶データD2、すなわち、保存用記憶データD2−1〜D2−nを組み込んでいる場合を示している。
保存用記憶データD2−1〜D2−nは、同様の構成であるので、保存用記憶データD2−1について説明する。
保存用記憶データD2−1は、当該保存用記憶データDの種別(トリガの種別)を表す(トリガ)種別データD21と、撮影開始時刻を表す撮影開始情報データD22と、撮影終了時刻を表す撮影終了情報データD23と、一次記憶データD1に対応する実データD24と、を備えている。
上記構成において、種別データD21は、対応する撮影データが、例えば、非常事態が検出された場合に相当するのか、あるいは、人身事故等が発生する可能性が高い特定の場所に近づいた場合に相当するのか等の情報であり、映像検索用に用いられるものである。
図9は、保存用記憶データを構成する実データの概念説明図である。
図9においては、実データD24の内容を視覚的に理解が容易となるように実データD24の一部示している。また、図9の例は、非常事態が検出された場合に相当するものであり、トリガとなるタイミングに非常ブレーキ(EB)操作がなされた場合のものである。
実データD24は、上述したように、一次記憶データD1に対応する列車特定データD11、GPSデータD12、キロ程・速度データD13、操作データD14、外部制御データD15、映像データD16及び音声データD17を含んでいる。
より詳細には、GPSデータD12に基づくGPS時刻12時34分56秒(12:34:56)〜12時34分57秒(12:34:57)の期間に非常ブレーキが操作されたことが、操作データD14から理解できる。
これにより、非常ブレーキEBが操作されたタイミング、すなわち、トリガ条件が満たされたタイミングを基準に、過去に第1の所定時間(例えば、2分)遡ったタイミング(記録開始タイミング)から、トリガ条件が満たされたタイミングを基準に第2の所定時間が経過したタイミング(記録終了タイミング)までの一次記憶データD1の列車特定データD11、GPSデータD12、キロ程・速度データD13、操作データD14、外部制御データD15、映像データD16及び音声データD17が実データD24として保存用記憶データDとして保存用高速メモリ35に転送することとなる。
ここで、映像データ16としては、図1の実施形態の場合には、制御車11のカメラ21が撮影した進行方向の映像データ16−1及び制御車13のカメラ21が撮影した進行方向後方向の映像データ16−2の双方が含まれる。
また、音声データD17としては、図1の実施形態の場合には、制御車11の記録用マイク30から入力された音声信号に対応する音声データD17−1及び、制御車13の記録用マイク30から入力された音声信号に対応する音声データD17−2の双方が含まれる。
以上の説明のように、本実施形態によれば、地上側に列車10からの転送データDTの転送は、映像データの中で実際に解析に使用される可能性が高い何らかのトリガ条件に対応する映像データの一部を含む高解像度の小容量のものとできるため、必要な映像を鮮明に効率よくメモリに記録することができるとともに、無線通信帯域を圧迫することがなく転送可能であるため、リアルタイムで監視を行うことも可能となる。
また、トリガ前後の運転室内の音声データ記録においても、発生時の乗務員の発する音声や、警笛音、車両からの異音なども事故等の原因解析の役立足せることが可能となる。
さらにトリガ条件の種別毎に識別可能に記録しているので、多くの映像データの中から必要な映像に対応する映像データを容易に検索できる。
さらにまた、マスコン24の操作状態、ATC制御信号などの外部制御信号、列車10の速度等についても同時に記録されているので、解析を容易とすることができる。
また、運転室内には、例えば、USB接続のカメラ21及び小型の記録用マイク30を配置するだけでよいので、設置スペースを小さくでき、在来線用の鉄道車両のように、設置スペースの制限が厳しい鉄道車両であっても容易に車両用カメラ撮影システムを構築することができる。
また、1回に転送する転送データDTの容量を小さくできるので、転送時間を短くでき、電源断時であっても、UPS(無停電電源)を設けることなく、車載バッテリで対応が可能となる。
さらにまた、リアルタイムに映像データを転送することで、車掌側(例えば、制御車13側)や、地上側でも同時に映像データを共有することができ、的確な指示を乗務員に与えることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 列車
11 制御車
12 付随車
13 制御車
16 映像データ
21 カメラ
22 コントローラ
23 伝送端末装置
24 マスコン
25 ディスプレイ
26 速度発電機
27 車両内ネットワーク
28 GPS車載器
29 無線装置
30 記録用マイク
31 CPU
32 一次記憶メモリ
33 音声入力部
34 LANコントローラ
35 保存用高速メモリ
36 電源部
51 踏切
52 ホーム
D1 一次記憶データ
D2、D2−1〜D2−n 保存用記憶データ
D11 列車特定データ
D12 GPSデータ
D13 キロ程・速度データ
D14 操作データ
D15 外部制御データ
D16 映像データ
D17 音声データ
D21 種別データ
D22 撮影開始情報データ
D23 撮影終了情報データ
D24 実データ
DT 転送データ
L1 距離(第1の所定距離)
L2 距離(第2の所定距離)
ST1、ST2 駅システム
SYS 管理システム
X 距離(第1の所定距離)
Y 距離(第2の所定距離)

Claims (10)

  1. 列車を構成する先頭車両に設けられ、前記先頭車両の前方の撮影を行い映像データを出力するカメラと、
    前記映像データを逐次更新しつつ所定容量の前記映像データを記憶可能な一次記憶部と、
    転送された保存用記憶データを記憶する保存用記憶部と、
    所定のトリガ条件が満たされた場合に、前記一次記憶部に記憶されている前記映像データのうちから、前記トリガ条件に対応する前記映像データを抽出し、前記トリガ条件の種別を表す情報とともに、無線通信を考慮した所定容量以下の容量を有する保存用記憶データとして前記保存用記憶部に転送させる制御部と、
    所定の転送タイミングにおいて、前記保存用記憶データを地上側に無線送信する無線通信部と、
    を備えた鉄道車両用カメラ装置。
  2. 前記カメラ及び前記制御部は、列車の前後方向の先頭車両を構成しているそれぞれの鉄道車両に設けられ、
    前記無線通信部は、前記先頭車両のいずれか一方に設けられている、
    請求項1記載の鉄道車両用カメラ装置。
  3. 前記先頭車両にそれぞれ設けられた前記制御部同士は、車両内ネットワークを介して接続されている、
    請求項2記載の鉄道車両用カメラ装置。
  4. 前記トリガ条件は、非常ブレーキの操作がなされた場合であり、
    前記トリガ条件に対応する前記映像データは、前記非常ブレーキが操作されたタイミングから第1の所定時間遡った時刻から前記非常ブレーキが操作されたタイミングから第2の所定時間経過した時刻までに撮影された映像データである、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の鉄道車両用カメラ装置。
  5. 前記トリガ条件は、前記鉄道車両の走行速度が所定速度以上で有り、かつ、非常ブレーキの操作がなされた場合である、
    請求項4記載の鉄道車両用カメラ装置。
  6. 前記トリガ条件は、運行経路上の所定の地点に至るまでの距離が第1の所定の距離となる第1地点に前記鉄道車両が到達した場合であり、
    前記トリガ条件に対応する前記映像データは、前記第1地点に到達してから前記所定の地点までの距離が第2の所定の距離となる第2地点に到達するまでに撮影された映像データである、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の鉄道車両用カメラ装置。
  7. 前記所定の地点は、踏切、駅、カーブ等の前記先頭車両の通過地点あるいは停止地点に対応づけられて設定されている、
    請求項6記載の鉄道車両用カメラ装置。
  8. 前記先頭車両には、設置場所周囲の音声記録を行うための記録用マイクが設けられており、
    前記一次記憶部及び前記保存用記憶部は、記憶した前記映像データに対応する音声の音声データを記録可能とされている、
    請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の鉄道車両用カメラ装置。
  9. 列車を構成する先頭車両に設けられ、前記先頭車両の前方の撮影を行い映像データを出力するカメラと、前記映像データを逐次更新しつつ所定容量の前記映像データを記憶可能な一次記憶部と、転送された保存用記憶データを記憶する保存用記憶部と、無線通信部と、を備えた鉄道車両用カメラ装置で実行される制御方法であって、
    所定のトリガ条件が満たされた場合に、前記一次記憶部に記憶されている前記映像データのうちから、前記トリガ条件に対応する前記映像データを抽出する過程と、
    前記トリガ条件の種別を表す情報とともに、無線通信を考慮した所定容量以下の容量を有する保存用記憶データとして前記保存用記憶部に転送させる過程と、
    所定の転送タイミングにおいて、前記無線通信部を介して前記保存用記憶データを地上側に無線送信する過程と、
    を備えた制御方法。
  10. 列車を構成する先頭車両に設けられ、前記先頭車両の前方の撮影を行い映像データを出力するカメラと、前記映像データを逐次更新しつつ所定容量の前記映像データを記憶可能な一次記憶部と、転送された保存用記憶データを記憶する保存用記憶部と、無線通信部と、を備えた鉄道車両用カメラ装置をコンピュータにより制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    所定のトリガ条件が満たされた場合に、前記一次記憶部に記憶されている前記映像データのうちから、前記トリガ条件に対応する前記映像データを抽出する手段と、
    前記トリガ条件の種別を表す情報とともに、無線通信を考慮した所定容量以下の容量を有する保存用記憶データとして前記保存用記憶部に転送させる手段と、
    所定の転送タイミングにおいて、前記無線通信部を介して前記保存用記憶データを地上側に無線送信する手段と、
    して機能させるプログラム。
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