JP2016058839A - 薄型アンテナ - Google Patents

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【課題】薄型化と構造の簡単化を図る。【解決手段】グランド板(7)と、グランド板(7)の上部に配置された誘電体基板(9)と、誘電体基板(9)にプリントされた導体パターン(11,13)とを用いて構成したCRLH線路からなる複数のアンテナ部(3−1〜3−4)を備え、複数の偏波に対応するように複数のアンテナ部(3−1〜3−4)の給電位相が設定される。【選択図】図1

Description

本発明は、メタマテリアル技術を用いて構成された薄型アンテナに関する。
近年、携帯電話等の移動通信技術は目覚ましく進歩し、それに伴って、その利用者は年々増加している。さらに、スマートフォンの普及により個人のデータ通信容量も増大している。
このような状況から、移動通信システムの基地局アンテナには周波数利用効率の向上等が求められている。そのため、基地局アンテナとしては、偏波ダイバーシチもしくは偏波間MIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)を行うことが可能な偏波共用(垂直偏波・水平偏波)アンテナが主流となっている。
一方、これまでの基地局アンテナがカバーしてきたエリアよりも狭いスモールセルと呼ばれるエリアをカバーするアンテナが多く報告されている。このスモールセルのアンテナは、鉄塔やビルの屋上に配置されるマクロセルのアンテナと異なり、高さの低い場所に取り付けられるので人の目に触れやすく、そのため、美観上の観点から、小型化、薄型化が求められている。
薄型アンテナは多く報告されている。例えば、特許文献1では容易に構成することができる薄型アンテナが提案されている。また、特許文献2及び特許文献3等では、人工磁気壁を用いた薄型アンテナが提案されている。
特開平10−247818号公報 特開2009−044556号公報 特開2014−107782号公報
しかし、特許文献1に記載のアンテナは平衡−不平衡変換器を設けなればならず、このため、構造が複雑になる、高さが増すなどのデメリットを生じる。また、特許文献2、3等に係るアンテナは、人工磁気壁を構成するためのFSS(Frequency Selective Surface)もしくはEBG(Electromagnetic Band Gap)の上部にアンテナ素子を配置するという構造を持つことになる。従って、薄型にはなるものの、基板を複数枚用意しなければならないために、構造が複雑になってしまう。
そこで、本発明の目的は、薄型化と構造の簡単化を図ることが可能な薄型アンテナを提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するため、グランド板と、前記グランド板の上部に配置された誘電体基板と、前記誘電体基板にプリントされた導体パターンとを用いて構成したCRLH線路(Composite Right / Left Handed)からなる複数のアンテナ部を備え、複数の偏波に対応するように前記複数のアンテナ部の給電位相を設定するようにしている。
一態様として、前記CRLH線路は、並列インダクタの一端が前記グランド板の立上げ部に短絡される。
他の態様として、前記CRLH線路は、チップキャパシタからなる直列キャパシタ及び/又はチップインダクタからなる並列インダクタを含むことができる。
更に別の態様として、前記CRLH線路は、並列インダクタの一端がピンを介して前記グランド板に短絡される。
また、別の態様として、前記CRLH線路は、並列インダクタの一端が前記グランド板の立上げ部に接近して位置され、前記並列インダクタの一端が該一端と前記グランド板の立上げ部との間の隙間に形成されるキャパシタを介して前記グランド板に接続される。
別の態様として、前記CRLH線路は、直列キャパシタがインターデジタルキャパシタとして形成される。
更に別の態様として、前記CRLH線路は、並列インダクタがスパイラルインダクタもしくはメアンダラインインダクタとして形成される。
他の態様として、前記CRLH線路は、直列キャパシタ及び並列インダクタが前記誘電体基板の上面に形成され、また、前記グランド板が前記誘電体基板の下面にプリント形成される。
他の態様として、無給電素子を付加してもよい。
本発明によれば、不平衡線路であるマイクロストリップ線路を応用したCRLH線路による薄型アンテナを提供することができる。このアンテナは、同軸コネクタを平衡−不平衡変換器なしで接続すること可能であるとともに、マイクロストリップ線路を応用しているため薄型に構成することが可能である。更に、CRLH線路を形成した誘電体基板をグランド板上に配置することによって構成することができるので、組立が容易である。
本発明に係る薄型アンテナの第1の実施形態を示す俯瞰図である。 図1のアンテナの部分拡大図である。 ユニットセル5の拡大斜視図である。 図3のA矢視図である。 図3のB矢視図である。 ユニットセルの等価回路モデルである。 ユニットセルの分散特性である。 垂直偏波の水平面内指向性を示すグラフである。 水平偏波の水平面内指向性を示すグラフである。 垂直偏波の垂直面内指向性を示すグラフである。 水平偏波の垂直面内指向性を示すグラフである。 アンテナ上の電流分布の一例を示す平面図である。 アンテナ上の電流分布の他の例を示す平面図である。 ハイブリッドカプラを用いた偏波共用化のための給電回路を示す回路図である。 (a)は本発明に係る薄型アンテナの第2の実施形態を示す俯瞰図、(b)はこのアンテナの部分拡大図である。 (a)は本発明に係る薄型アンテナの第3の実施形態を示す俯瞰図、(b)はこのアンテナの部分拡大図である。 (a)は本発明に係る薄型アンテナの第4の実施形態を示す俯瞰図、(b)はこのアンテナの部分拡大図である。 本発明に係る薄型アンテナの第5の実施形態を示す俯瞰図である。 図18のアンテナにおけるユニットセルの等価回路モデルである。 本発明に係る薄型アンテナの第6の実施形態を示す俯瞰図である。
本発明では、メタマテリアル技術のひとつであるCRLH(Composite Right / Left Handed) 伝送線路を用いている。CRLH伝送線路とは、一般的な伝送線路(右手系伝送線路)に直列キャパシタや並列インダクタといった左手系のエレメントを追加して特異な性質をもたせたものである。特異な性質の例としては、負の共振モードをもつことや漏れ波を生じることが挙げられる。
図1は、本発明に係る薄型アンテナの第1の実施形態を示す俯瞰図である。この薄型アンテナ1−1は、4つのアンテナ部3−1〜3−4を備えている。アンテナ部3−1〜3−4は、それぞれz方向に配列する複数(本実施形態では7つ)のユニットセル5によって構成されている。
図3にユニットセル5の拡大斜視図を示し、図4及び図5に図1のA矢視図及びB矢視図を示す。図6は、ユニットセル5の等価回路モデルである。
ユニットセル5は、yz平面に設置されたグランド板(接地導体)7、このグランド板7の上方に対向配置された誘電体基板9、この誘電体基板9の上面に形成した導体パターン11、及び、誘電体基板9の下面に形成した導体パターン13を備えている。
導体パターン11,13は、印刷配線板の作成手法を用いてy方向に沿う形態で形成されている。従って、この導体パターン11,13は、誘電体基板9の面に貼着された金属箔(例えば銅箔)によって形成されている。
導体パターン11の一部と導体パターン13の一部は、誘電体基板9を挟んで互いに対向しているので、平行平板キャパシタを構成している。このキャパシタは、図6に示す直列キャパシタCに対応する。また、このキャパシタは寄生インダクタをもち、この寄生インダクタは図4に示す直列インダクタLの一構成要素となる。更に、このキャパシタは、グランド板7との間に寄生キャパシタを形成し、この寄生キャパシタは図4に示す並列キャパシタCの一構成要素となる。
一方、導体パターン11はインダクタを構成する。このインダクタは、導体パターン11の一端がグランド板7の立上げ部7aにハンダ付け等の手段で短絡されていることから、図6に示す並列インダクタLに対応する。
以上から明らかなように、ユニットセル5は、CRLH線路を構成している。
上記ユニットセル5を複数配列してなる図1に示すアンテナ部3−1〜3−4もCRLH線路を構成する。このアンテナ部3−1〜3−4は、組み立てやすさの観点から終端が開放され、かつ、それぞれの端部に給電点P1〜P4が設けられている。給電点P1は、図2に示すように、誘電体基板9の下面に対して垂直に配置された金属板(銅箔)15とグランド板7との間に設けられている。金属板15は、ユニットセル5の導体パターン13と接続されているので、給電点P1への給電によってアンテナ部3−1が励振される。他のアンテナ部3−2〜3−4の給電点P2〜P4も同様の形態で設けられている。
なお、アンテナ部3−1〜3−4は、ユニットセル5の配列数が多いほど高利得となる。
図7にユニットセル5の分散特性(各周波数におけるセル間の位相変化量)を示す。図において、横軸は位相定数βpの絶対値、縦軸は正規化周波数である。図から明らかなように、使用周波数fにおいてはアンテナの位相が変化していない。このことから、アンテナ部3−1〜3−4が正面方向に漏れ波を放射することが理解される。
本実施形態に係るアンテナ1−1は、以下に述べるように、アンテナ部3−1〜3−4の給電位相を変えることによって使用する偏波を変更することができる。
なお、以下の説明では、給電点P1, P2と給電点P3, P4間の給電位相差を180°とする場合の給電方法をA、給電点P1, P3と給電点P2, P4間の給電位相差を180°とする場合の給電方法をBとする。
給電方法Aでの周波数fの垂直偏波の水平面(θ=90°面)内放射パターンを図8に示し、給電方法Bでの周波数fの水平偏波の水平面内放射パターンを図9に示す。
これらの図から明らかなように、本実施形態に係るアンテナ1−1によれば、給電方法Aを採用した場合に垂直偏波が放射され、給電方法Bを採用した場合に水平偏波が放射される。
給電方法Aでの周波数fの垂直偏波の垂直面(φ=0°面)内放射パターンを図10に示し、給電方法Bでの周波数fの水平偏波の垂直面内放射パターンを図11に示す。これらの図から明らかなように、垂直面内においても、同様の結果が得られる。
給電方法Aの場合におけるアンテナ部3−1〜3−4上の電流分布を図12に示す。給電方法Aの場合には、給電点P1, P2と給電点P3, P4間で電流が逆位相となるため、電流分布が図示のようになる。この電流分布によれば、y方向に流れる電流成分は左右対称になるので放射に寄与しないが、z方向に流れる電流成分は強め合うため放射に寄与することになる。そのため給電方法Aでは、垂直偏波のみが放射され、交差偏波成分である水平偏波は放射されない。
一方、給電方法Bの場合におけるアンテナ部3−1〜3−4上の電流分布を図13に示す。給電方法Aの場合には、給電点P1, P3と給電点P2, P4間で電流が逆位相となるため、電流分布が図示のようになる。この電流分布によれば、z方向に流れる電流成分は上下対称になるので放射に寄与しないが、y方向に流れる電流成分は強め合うため放射に寄与することになる。そのため、給電方法Bでは、水平偏波のみが放射され、交差偏波成分である垂直偏波は放射されない。
従って、上記構成の本実施形態に係るアンテナ1−1によれば、給電方法A,Bの選択によって垂直偏波アンテナとしての機能と水平偏波アンテナとしての機能とを切り替えることが可能である。なお、給電方法A,Bを選択的に実行するための給電手段は周知の給電回路を用いて容易に構成することができるので、ここではその説明を省略する。
上記構成の本実施形態に係るアンテナ1−1を偏波共用アンテナとして動作させる場合には、図14に示すようにハイブリッドカプラ17,19を併用すればよい。ハイブリッドカプラ17,19は、Σ結合入力ポート側から信号を入力した場合に、この入力信号を出力ポートから同位相のまま出力し、また、Δ結合入力ポート側から信号を入力した場合に、この入力信号を出力ポートから逆位相で出力する。従って、端子T、端子Tに選択的に信号を入力することによって偏波を共用することが可能になる。
なお、ハイブリッドカプラ17,19は、誘電体基板9上にマイクロストリップラインを用いて容易に形成することができる。
図15(a)は、本発明に係る薄型アンテナの第2の実施形態を示す俯瞰図である。この第2の実施形態のアンテナ1−2は、図6に示す直列キャパシタCがインターデジタルキャパシタによって構成されている。
インターデジタルキャパシタは、図15(b)に拡大して示すように、導体パターン110(図5の導体パターン11に対応)に形成された複数の櫛歯状突起110aと、導体パターン130(図5の導体パターン13に対応)に形成された櫛歯状突起130aとを組み合すことによって構成される。図5の導体パターン13は誘電体基板9の下面に形成されているが、導体パターン130は誘電体基板9の上面に形成されている。従って、この第2の実施形態のアンテナ1−2によれば、誘電体基板9の片面に導体パターンを設計することが可能となる。
図16(a)は、本発明に係る薄型アンテナの第3の実施形態を示す俯瞰図である。この第3の実施形態のアンテナ1−3は、図16(b)に示すチップインダクタ112及びチップキャパシタ132を用いている。
チップインダクタ112は、導体パターン111(図5の導体パターン11に対応)の長手方向中間部に介在する形態で設けられている。また、チップキャパシタ132は、導体パターン111とこれに隣接する導体パターン131との間に介在する形態で設けられている。このチップインダクタ112及びチップキャパシタ132は、図6に示す並列インダクタL及び直列キャパシタCをそれぞれ構成する。
図17(a)は、本発明に係る薄型アンテナの第4の実施形態を示す俯瞰図である。この第4の実施形態のアンテナ1−4は、図17(b)に示すように、ユニットセル5を構成する導体パターン11をピン21を介してグランド板7に短絡するようにしている。ピン21はグランド板7に植設されており、その先端に導体パターン11の端部がハンダ等の手段で接続される。
この第4の実施形態のアンテナ1−4によれば、グランド板7に立ち上げ部7a(図1参照)を設けなくてもよいので、製造コストの低減を図ることができる。
なお、短絡手段としての上記ピン21は、図15に示すアンテナ1−2や、図16に示すアンテナ1−3にも適用することができる。
図18(a)は、本発明に係る薄型アンテナの第5の実施形態を示す俯瞰図である。この第5の実施形態のアンテナ1−5は、ユニットセル5を構成する導体パターン11の端がグランド板7の立上げ部7aの手前に位置するように、換言すれば、導体パターン11の端とグランド板7の立上げ部7aとの間に所定の隙間23が形成されるように構成されている。
この構成によれば、ユニットセル5の等価回路モデルが図19のように表される。すなわち、導体パターン11のインダクタLは、上記隙間23によって形成されるキャパシタC’を介してグランド板7に容量結合される。
この第4の実施形態のアンテナ1−4によれば、導体パターン11の端をグランド板7の立上げ部7aにハンダ付けする必要がなくなるため、組立コストの低減を図ることができる。
図20は、本発明に係る薄型アンテナの第6の実施形態を示す俯瞰図である。この第6の実施形態のアンテナ1−6は、アンテナ部3−1〜3−4の給電点P1〜P4を図1に示す給電点P1〜P4とは逆の位置に設けた構成を有する。このように、給電点P1〜P4に位置を変更しても、線路上の電流分布は変わらないため、同等の特性が得られる。
本発明は上記実施形態に限定されず、以下に例示するような更に別の変形態様を含み得るものである。
・図16のアンテナにおけるチップインダクタ112に変えてスパイラルインダクタまたはメアンダラインインダクタを使用することができる。もちろん、これらのインダクタは、誘電体基板9の上面もしくは下面にプリント形成される。
・図15のアンテナ1−2や図16のアンテナ1−3においては、誘電体基板9の下面にグランド板7に相当するグランド導体をプリント形成することが可能になる。この構成によれば、誘電体基板9にグランド板7を併設する必要がなくなるので、一層の薄型化と構成の簡単化を図ることができる。
・無給電素子を付加することができる。この無給電素子は、アンテナ部3−1〜3−4の近傍に設けられ、誘電体基板9にプリント形成することも可能である。
・上記実施形態では、CRLH線路からなる4つのアンテナ部3−1〜3−4を形成しているが、4つ以上のアンテナ部を形成して、その数に対応した給電方法を適用することも可能である。また、アンテナ部3−1〜3−4の位置も上記に限定されず、例えば、これらを縦方向もしくは横方向に配列することも可能である。もちろん、この場合には、その配置位置に対応した給電方法を適用することになる。
1−1〜1−6 薄型アンテナ
3−1〜3−4 アンテナ部
5 ユニットセル
7 グランド板
7a 立上げ部
9 誘電体基板
11 導体パターン
13 導体パターン
15 金属板
17,19 ハイブリッドカプラ
21 ピン
23 隙間
110 導体パターン
110a 櫛歯状突起
112 チップインダクタ
130 導体パターン
130a 櫛歯状突起
132 チップキャパシタ
P1〜P4 給電点
本発明は、上記の目的を達成するため、グランド板と、前記グランド板の上部に配置された誘電体基板と、前記誘電体基板の上面及び下面にプリントされた導体パターンとを用いて構成したCRLH線路(Composite Right / Left Handed)からなる複数のアンテナ部を備え、前記誘電体基板の上面にプリントされた導体パターンの一部と、前記誘電体基板の下面にプリントされた導体パターンの一部とは、前記誘電体基板を挟んで互いに対向しており、複数の偏波に対応するように前記複数のアンテナ部の給電位相を設定するようにしている。
一態様として、前記CRLH線路は、並列インダクタの一端が前記グランド板の立上げ部に短絡される
更に別の態様として、前記CRLH線路は、並列インダクタの一端がピンを介して前記グランド板に短絡される。
また、別の態様として、前記CRLH線路は、並列インダクタの一端が前記グランド板の立上げ部に接近して位置され、前記並列インダクタの一端が該一端と前記グランド板の立上げ部との間の隙間に形成されるキャパシタを介して前記グランド板に接続される
更に別の態様として、前記CRLH線路は、並列インダクタがスパイラルインダクタもしくはメアンダラインインダクタとして形成される
他の態様として、無給電素子を付加してもよい。

Claims (9)

  1. グランド板と、前記グランド板の上部に配置された誘電体基板と、前記誘電体基板にプリントされた導体パターンとを用いて構成したCRLH線路からなる複数のアンテナ部を備え、
    複数の偏波に対応するように前記複数のアンテナ部の給電位相を設定するようにしたことを特徴とする薄型アンテナ。
  2. 前記CRLH線路は、並列インダクタの一端が前記グランド板の立上げ部に短絡されることを特徴とする請求項1に記載の薄型アンテナ。
  3. 前記CRLH線路は、チップキャパシタからなる直列キャパシタ及び/又はチップインダクタからなる並列インダクタを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の薄型アンテナ。
  4. 前記CRLH線路は、並列インダクタの一端がピンを介して前記グランド板に短絡されることを特徴とする請求項1に記載の薄型アンテナ。
  5. 前記CRLH線路は、並列インダクタの一端が前記グランド板の立上げ部に接近して位置され、前記並列インダクタの一端が該一端と前記グランド板の立上げ部との間の隙間に形成されるキャパシタを介して前記グランド板に接続されることを特徴とする請求項1に記載の薄型アンテナ。
  6. 前記CRLH線路は、直列キャパシタがインターデジタルキャパシタとして形成されることを特徴とする請求項1,2,4,5のいずれかに記載の薄型アンテナ。
  7. 前記CRLH線路は、並列インダクタがスパイラルインダクタもしくはメアンダラインインダクタとして形成されることを特徴とする請求項1,2,4,5のいずれかに記載の薄型アンテナ。
  8. 前記CRLH線路は、直列キャパシタ及び並列インダクタが前記誘電体基板の上面に形成され、前記グランド板が前記誘電体基板の下面にプリント形成されていることを特徴とする請求項1に記載の薄型アンテナ。
  9. 無給電素子を付加したことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の薄型アンテナ。
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