JP2016058771A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】領域によって異なる特性を持つ撮像素子を用いても、画質劣化のない撮影画像データを得る。【解決手段】分割露光処理によって製造されたイメージセンサを備えたデジタルカメラにおいて、初期設定時に遮光撮影を行い、有効画素領域に露光処理の境界ラインに沿って規定される複数の分割領域の暗電流の特性を検出し、隣接エリア間での差分値を暗電流データとして記憶する。そして撮影時には、遮光撮影時の条件と撮影時の条件とを比較して定められる補正係数を差分値に乗じ、撮影画像データから補正した差分値を減算または加算処理する。【選択図】図3

Description

本発明は、撮像素子を用いて画像データを取得する撮像装置に関し、特に、撮像素子の暗電流に関する補正処理に関する。
一眼レフ型カメラ等では、高解像度の画像を得るため、より大型サイズの撮像素子が使用されている。CCDやCMOSなどの撮像素子は、一般的に投影露光装置(ステッパーなど)を用いて製造されており、半導体製造工程においてシリコン基板上に集積回路を形成する。
投影露光装置では、回路パターンを形成したフォトマスク(原版)に光を透過させて基板上にパターンを形成するが、フォトマスクのサイズには限界がある。大型サイズの撮像素子を製造する場合、一括露光で撮像素子の集積回路パターンを形成することができず、複数回に分けて分割露光(つなぎ露光)が行われる。
そのため、撮像素子の分割領域ごとに感度特性などが相違することとなり、隣り合う分割領域の境界付近では、暗電流の値に差が生じ、境界付近で信号レベルに段差が生じてしまう(特に、高感度撮影、長時間露光の場合、それが顕著になる)。その結果、各領域の信号レベルのばらつきによって画質が劣化する。
このような分割領域ごとの特性の違いに起因する画質低下を防ぐため、あらかじめ遮光撮影し、分割領域の画素値(暗電流値)の差分値をメモリに記憶する。そして実際の撮影時には、分割領域ごとに、その差分値に基づいて各領域の暗電流量を基準となる領域の暗電流量と一致するように画像データを補正する(特許文献1参照)。
特許第5332540号公報
特許文献1では、遮光撮影時と実際の撮影時における条件によって特性が変わることを踏まえ、有効画素領域周辺に設けられたOB領域(Optical Black)の画素値に基づいて差分値を補正する。しかしながら、OB領域は有効画素領域に比べて受光面積が小さく、撮影ごとに画素値のバラツキが生じる。そのため、隣り合う領域間での段差を確実に解消することが難しい。特に、高温時における補正を適切に行うことができない。
また、分割領域の特性は、その領域全体において一様であるとは限らず、領域内の位置によってその特性が異なる場合もある。このような場合、遮光撮影時にその特性に見合った隣接領域間の暗電流の特性の違いを検知しなければならない。
したがって、撮像素子における分割領域ごとの特性を十分把握し、境界付近における暗電流成分の段差を確実に抑えることが求められる。
本発明の撮像装置は、暗電流特性がそれぞれ異なる複数の領域から構成される撮像素子を備える。例えば撮像素子は、分割露光処理によって製造され、分割露光処理の境界に従って複数の領域が規定される。また、有効画素領域に複数の領域(撮像領域)が規定される撮像素子を適用することが可能である。そして撮像装置は、所定条件に基づく撮影(ここでは、暗電流データ取得撮影という)によって複数の領域から読み出される画素信号に基づいて、複数の領域それぞれの暗電流データを記憶する記憶手段を備える。ここでの「暗電流データ」は、領域ごとの暗電流特性や、領域間での暗電流特性の相違などが表されるデータを含むものとする。「暗電流データ取得撮影」は、暗電流データが取得できるような条件での撮影を表し、例えば、遮光撮影することによって暗電流データを記憶することができる。
そして撮像装置は、撮影時、領域間の暗電流特性を合わせるように、記憶された暗電流データに基づいて、撮影画像データを領域ごとに補正する補正手段を備える。例えば補正手段は、複数の領域間での暗電流の差を低減するように補正を行うことが可能である。領域ごとに異なる暗電流成分が所定の領域を基準として補正、調整されることによって、撮像素子全体に対し暗電流特性が統一される。例えば、補正手段は、隣り合う領域間での暗電流特性を合わせるように、撮影画像データを補正する。
例えば、記憶手段は、領域の境界付近における画素データに基づく暗電流データを記憶することが可能である。また、撮像素子に設けられる有効画素領域周辺のOB(Optical Black)領域OB画素値に基づいて暗電流成分を除去するため、補正手段は、撮影時にOB領域から読み出されるOBオフセット量および暗電流データに基づいて、撮影画像データ全体に対し暗電流除去処理を施すことができる。
補正手段は、暗電流が撮像素子全体において一様でない場合を考慮し、領域間での垂直方向および水平方向の少なくともいずれか一方に沿った、傾きを加味した暗電流量が等しくなるように、領域ごとに撮像データを補正することが可能である。例えば、記憶手段は、所定の領域の暗電流の傾きを基準としたとき、異なる領域の暗電流の傾きを基準傾きに合わせるように暗電流データの補正を施し、補正された暗電流データを記憶する。
補正手段は、遮光撮影時と実際の撮影時の条件が異なることを考慮し、暗電流データ取得撮影時と通常撮影時における温度、露光時間、利得のうち少なくともいずれか1つの比較に基づいて、暗電流データを補正し、補正した暗電流データに基づいて撮影画像データを補正することができる。
本発明の撮像方法は、暗電流特性がそれぞれ異なる複数の領域から構成される撮像素子を提供し、所定条件に基づく撮影によって複数の領域から読み出される画素信号に基づいて、複数の領域それぞれの暗電流データを記憶し、撮影時、領域間の暗電流特性を合わせるように、記憶された暗電流データに基づいて、撮影画像データを領域ごとに補正する。
本発明の他の態様におけるプログラムは、暗電流特性がそれぞれ異なる複数の領域から構成される撮像素子を備えた撮像装置を、所定の撮影条件に基づく撮影が可能であるかを判断する手段と、撮影可能な場合、撮影によって複数の領域から読み出される画素信号に基づいて、複数の領域それぞれの暗電流データを記憶する記憶手段として機能させる。
また、本発明の他の態様におけるプログラムは、撮像装置を、ユーザによる撮影操作が行われると、撮影条件を検出する手段と、領域間の暗電流特性を合わせるように、記憶された暗電流データに基づいて、撮影画像データを領域ごとに補正する補正手段として機能させる。
このように本発明によれば、領域によって異なる特性を持つ撮像素子を用いても、画質劣化のない撮影画像データを得ることができる。
本実施形態であるデジタルカメラのブロック図である。 イメージセンサの有効画素領域を示した図である。 初期設定時に行われる遮光撮影による暗電流データ記憶処理のフローである。 ユーザ撮影時の暗電流量の補正処理を示したフローである。 第2の実施形態におけるイメージセンサを示した図である。 第2の実施形態において初期設定時に行われる暗電流データ記憶処理のフローである。 第2の実施形態において撮影時に行われる暗電流データ量補正処理のフローである。 第3の実施形態における有効画素領域を示した図である。 領域ごとの暗電流の垂直方向に沿った傾きを示したグラフである。 第4の実施形態における有効画素領域を示した図である。 垂直方向の境界ラインに沿ってそれぞれ異なる暗電流の傾きを示したグラフである。 第5の実施形態におけるイメージセンサを示した図である。 撮影時の暗電流成分除去処理のフローを示した図である。
以下では、図面を参照して本実施形態について説明する。
図1は、本実施形態であるデジタルカメラのブロック図である。
デジタルカメラ10は、撮影光学系22、絞り23を収納する鏡筒11が本体20に対して着脱自在に装着可能な一眼レフ型カメラであり、モードダイヤル、設定ボタン(いずれも図示せず)に対する操作によって、撮影モード、再生モードなどが設定可能である。
電源ON状態となって撮影モードが設定されると、被写体からの光が、撮影光学系22を通過し、その一部がミラー(可動ミラー)24によって光学ファインダ15の方向へ導かれる。また、撮影光学系22を通った光の一部は、ミラー24を透過し、ミラー26によってAFセンサモジュール32へ導かれる。
光学ファインダ15に導かれた被写体光は、ペンタプリズム(ペンタゴナルダハプリズム)15Aを経由して接眼レンズ15Dから射出する。これにより、ユーザは接眼レンズ15Dを通じて被写体像を確認することができる。ペンタプリズム15Aに入射した被写体光の一部は、接眼レンズ15Dの傍に配置された測光部34へ導かれる。
レリーズボタン19が半押しされると、AF処理、測光、露出演算処理が実行され、露出関連の値が演算される。そして、レリーズボタン19が全押しされると、ミラー24のアップ動作、絞り23の駆動、シャッタ27の開閉動作等が実行され、被写体光がイメージセンサ30の受光面に結像される。
CCD、CMOSなどで構成されるイメージセンサ30は、複数のカラーエレメントを配列させたカラーフィルタアレイを有し、ここではR、G、Bをベイヤー配列させたカラーフィルタアレイが用いられる。イメージセンサ駆動部28は、イメージセンサ30を駆動して画素信号を読み出す。
画像信号処理回路42は、イメージセンサ30から出力される1フレーム分の画素信号に対してホワイトバランス調整、色変換処理などの画像信号処理を施し、R、G、Bの静止画像データを生成する。このとき、暗電流成分を除去する画像データの補正が行われる。生成された静止画像データは、一時的に内部メモリ(図示せず)へ格納された後、圧縮または非圧縮状態でメモリカードなどの外部メモリ46に記録される。再生モードが設定された場合、本体20の背面側に設置されたLCD48に記録画像を再生表示する。
システムコントロール回路40は、ボタンスイッチ45によって検出されるユーザの撮影/記録操作に基づき、カメラ動作を制御する。システムコントロール回路40は、イメージセンサ駆動部28、露出制御部50などへ制御信号を出力し、遮光撮影などを行うように露出条件を設定し、また、イメージセンサ駆動部28から読み出される画素信号の読み出し方式を調整することが可能である。カメラ動作制御のプログラムは、不揮発性メモリ44にあらかじめ記憶されている。イメージセンサ30付近に設けられた温度センサ(図示せず)は、イメージセンサ30の温度を検出する。
本実施形態では、分割露光処理、いわゆるつなぎ露光によって製造されたイメージセンサ30の特性を踏まえ、カメラ初期設定時に遮光撮影を行って領域ごとの暗電流の特性(暗電流データ)を記憶する。そして実際の撮影時において、分割された領域ごとに暗電流量を調整、補正する。以下、イメージセンサ30の特性および暗電流量の補正について説明する。
図2は、イメージセンサの有効画素領域を示した図である。
イメージセンサ30は、例えばフィルムサイズ相当の大きさをもつ比較的大型の撮像素子であり、露光装置の使用、性能などの関係から、一括露光処理によって製造できない。そのため、複数回(ここでは2回)の露光処理(つなぎ露光)によって撮像素子を形成している。なお、図2では、説明を簡単にするため、有効画素領域以外は示していない。また、遮光領域であるOB(Optical Black)領域についても、オフセット量の補正には関係ないため、説明を省略する。
1フレーム分の撮影画像が形成される有効画素領域EIは、第1領域IM1と第2領域IM2を別々に露光することによって形成された領域であり、露光時の境界となる境界ラインRは、有効画素領域EIを垂直方向(カラム方向、y方向)に二分する位置に定められている。
第1領域IM1と第2領域IM2は、分割露光処理に起因して感度特性が異なり、暗電流の特性も異なる。そのため、境界ラインRを挟んで出力レベルに差が生じる。この段差による画質劣化を防ぐため、遮光状態で撮影し、各領域の暗電流の特性を検知する。そして、段差が生じないように暗電流量の補正を行う。
領域ごとの暗電流の特性の検出について、ここでは、分割領域IM1、IM2それぞれの遮光状態での画素値すべてを検出する代わりに、一部エリアの画素値を検出する。具体的には、分割領域IM1、IM2に対し、境界ラインRを挟んで隣接するエリアBA1、BA2の画素平均値を暗電流値として取得する。これは、有効画素領域EIにおけるシェーディング特性などを考慮し、境界ラインR付近で段差が目立つのを防ぐためである。
隣接エリアBA1、BA2の水平方向(x方向)幅は、イメージセンサ30のサイズなどに応じて調整される、幅が狭すぎるとノイズ等の影響を受けやすく、幅が広すぎるとシェーディング時の画面ムラの影響を受ける。ここでは、水平方向全体画素数の2%程度にエリア幅が定められる。
イメージセンサ30がCMOSなどのX−Yアドレス型タイプの場合、通常は画素信号を線順次方式でラインごとに読み出す。この場合、最初に読み出されるラインの画素信号と最後の読み出されるラインの画素信号とでは露光時間が異なるため、後述するように暗電流値が垂直方向(y方向)に沿って線形増加し、領域ごとに異なる傾きが生じる場合がある。
しかしながら、ここではその傾きがわずかであり、ゲイン処理しても視認できるレベルにないものとし、暗電流値の垂直方向に沿った傾きを考慮しない。隣接エリアBA1、BA2の遮光状態での画素平均値Pa1、Pa2を、各エリアの画素加算平均することで算出し、その差分値ΔPを求める。差分値ΔPは、第1領域IM1を基準領域としたときの第2領域IM2の暗電流値の差に相当する。
差分値ΔPは、第1領域IM1、第2領域IM2の特性を表す暗電流データとして記憶される。それとともに、遮光撮影時の温度、露光時間(シャッタースピード)も合わせて記憶される。そして実際の撮影時には、第2領域IM2で得られた画素値に対し差分値ΔPによる加算あるいは減算処理を施し、第2領域IM2の暗電流量を第1領域IM1の暗電流量と等しくする。これにより、撮影画像データの分割露光境界付近の段差が抑制される。
図3は、初期設定時に行われる遮光撮影による暗電流データ記憶処理のフローである。この処理は、例えばカメラ製造時、販売時などに行われる。
ステップS101では、遮光撮影を行うための条件が設定される。イメージセンサ30の温度が低く、露光時間が短い条件で遮光撮影すると、求められる差分値ΔPのレベルが低く、オフセット量補正の精度が低下してしまう。そのため、ここでは一定温度以上、所定期間以上の露光時間で遮光撮影を行うことを条件とし、その条件値が設定される。条件となる温度、露光時間はあらかじめ不揮発性メモリ44に記憶されている。
ステップS102では、測定される温度があらかじめ定められた所定温度以上であるか否かが判断される。閾値となる所定温度より低い場合、温度を上げる動作、例えばイメージセンサ30を駆動し続ける動作を行い、所定温度に到達させる(S103)。このような遮光撮影の条件判断を行うことにより、適切な暗電流データを記憶することができる。
所定温度以上になると、遮光撮影が実行される。すなわち、シャッタ27を閉じた状態でイメージセンサ30に電荷を蓄積させ、定められた露光時間が経過すると電荷を読み出すように露出制御する。そして、イメージセンサ30から読み出される画素信号に基づき、第1領域IM1、第2領域IM2それぞれの撮影画像データ(画素データ)を画像信号処理回路42において形成する(S104〜S106)。なお、境界ラインRの情報は、あらかじめ不揮発性メモリ44に記憶されている。
領域ごとの撮影画像データを取得すると、隣接エリアBA1、BA2の画素平均値を算出し、その差分値ΔPを求め、不揮発性メモリ44に保存する(S108、S109)。また、差分値ΔPのデータとともに、遮光撮影時の温度、露光時間、画素信号がイメージセンサ30から読み出されるときの利得(ゲイン値)が保存される。
図4は、ユーザ撮影時の暗電流量の補正処理を示したフローである。
ユーザが撮影のためレリーズボタン19を操作すると、操作時の温度が検出されるとともに、露出演算によって求められた露光時間、画素信号をイメージセンサ30から読み出すときの利得(ゲイン値)が検出される(S201)。そして、一連の撮影シーケンス動作によって領域ごとに撮影画像データが生成される(S202、S203)。
ステップS204では、遮光撮影時の温度、露光時間、利得と、実際の撮影時の温度、露光時間、利得のそれぞれの比から、補正係数を算出する。これは、暗電流値が、温度、露光時間に依存して増減し、また利得にも影響されるため、撮影条件に合わせて暗電流データを補正する必要があるからである。例えば、初期設定時よりも高温で、露光時間が長い場合、暗電流が増加するため、比較的大きな補正係数が設定される。
補正係数は、遮光撮影時の温度、露光時間、利得と、撮影時の温度、露光時間の値を変えながら暗電流値がどのように変化するか調べることによって定められており、様々な温度、露光時間、利得の比とそれに対応する補正係数との関係が、ルックアップテーブルに表されている。なお、温度、露光時間、利得の少なくともいずれか1つだけに基づいて補正係数を設定してもよい。
撮影条件から補正係数を決定すると、初期設定時に記憶された差分値ΔPに補正係数を乗じる(S205)。そして、第2領域IM2の撮影画像データに対し、補正された差分値ΔP’を各画素値から減算または各画素値に加算する暗電流量補正処理が実行される(S206)。ただし、暗電流量補正処理は、R、G、B各色の画素信号に対して行われる。そして、他の画像処理が撮影画像データに対して行われ、撮影動作シーケンス終了とともに静止画像データが記録される(S207〜S209)。
例えば、初期設定時の遮光撮影によって記憶された隣接エリアBA1、BA2の画素平均値(評価値)が、それぞれ100、150であり、温度、露光時間、利得に関する遮光撮影時の条件と撮影時の条件の比から補正係数K=3が設定されるものとする。この場合、第1領域IM1、第2領域IM2の差分値ΔP=50に対して補正係数K=3を乗じる。そして、第2領域IM2の各画素の画素値に対し、差分値ΔP’=150によって減算処理を行う。
なお、オフセット量補正処理の演算方法については、加算処理、減算処理だけでなく、乗算、除算処理で行ってもよく、また、ルックアップテーブルに基づいて処理を行ってもよい。また、初期設定時に記憶される暗電流データは、境界付近の隣接エリアの画素値に基づいたデータでなくてもよく、領域全体の画素データを記憶し、あるいはその平均値を記憶するなど、段差を解消するのに適した形式で暗電流データを記憶すればよい。
次に、図5〜7を用いて第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、イメージセンサの有効画素領域に4つの領域が定められている。
図5は、第2の実施形態におけるイメージセンサを示した図である。
イメージセンサ30’は、4回の分割露光処理によって1つの有効画素領域EIが形成されたイメージセンサであり、例えば第1の実施形態よりも大きなサイズを有する。図5に示すように、有効画素領域EIは、有効画素領域EIを垂直方向、水平方向に沿って均等に二分して区画される第1〜第4領域IM1〜IM4から構成され、暗電流の特性は領域ごとに異なる。
第1の実施形態同様、境界ラインRX、RYを挟んで隣接するエリアが規定されている。ここでは、垂直方向、水平方向ともに隣接エリアが存在し、垂直方向に関しては、第1領域IM1、第2領域IM2に対して隣接エリアBA1、BA2、第3領域IM3、第4領域IM4に対し隣接エリアBA3、BA4が規定される。さらに水平方向には、第1領域IM1、第3領域IM3に対して隣接エリアBA5、BA6が規定され、第2領域IM2、第4領域IM4に対して隣接エリアBA7、BA8が規定されている。
初期設定時の遮光撮影では、第1領域IM1を基準として、第2領域IM2、第3領域IM3、第4領域IM4の差分値ΔP1-2、ΔP1-3、ΔP1-4を算出する。差分値ΔP1-2、P1-3については、第1の実施形態同様、隣接エリアBA1、BA2、BA5、BA6の間で画素平均値を算出し、その差分値を求める。
一方、第4領域IM4は、第1領域IM1と接していないため、ここでは第4領域IM4と第2領域IM2との差分値ΔP2-4、第4領域IM4と第3領域IM3との差分値ΔP3-4を求め、(ΔP1-2+ΔP2-4)と(ΔP1-3+ΔP3-4)の平均値を差分値ΔP1-4として求める。ただし、他の算出方法で差分値ΔP1-4を求めてもよい。
図6は、第2の実施形態において初期設定時に行われる暗電流データ記憶処理のフローである。図7は、第2の実施形態において撮影時に行われる暗電流量補正処理のフローである。
ステップS301〜S309においては、第1の実施形態と同様、遮光撮影時の温度条件が整うと、隣接エリアBA1〜BA8それぞれの画素平均値が算出され、第1領域IM1を基準とした差分値ΔP1-2、ΔP1-3、ΔP1-4が算出され、温度、露光時間、利得とともに記憶される(S310)。
また、図7のステップS401〜S409においても、第1の実施形態と同様、撮影時の温度、露光時間、利得と遮光撮影時の温度、露光時間、利得の比から補正係数を決定し、差分値ΔP1-2、ΔP1-3、ΔP1-4に補正係数を乗じる。そして、第2〜第4領域IM2〜IM4それぞれの領域において、画素値から補正係数を乗じた差分値を減算又は加算処理する。
このように、有効画素領域が水平方向、垂直方向に分割されて4つの領域の特性が異なる場合においても、第1領域IM1を基準として暗電流量補正をおこなうことによって、領域の境界(分割露光の境界)付近で段差が生じない。
次に、図8〜図9を用いて、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、隣接する分割領域の暗電流値の差が垂直方向に沿って一定ではなく無視できない傾きが生じており、かつ、分割領域ごとにその傾きが異なるイメージセンサに対し、暗電流量補正を行う。
図8は、第3の実施形態における有効画素領域を示した図である。図9は、領域ごとの暗電流の垂直方向に沿った傾きを示したグラフである。
イメージセンサ300の有効画素領域EIには、第1の実施形態と同様、境界ラインRに従って第1領域IM1、第2領域IM2が規定されており、領域ごとに特性が異なる。特に、垂直方向(y方向)に沿って暗電流が増加し、傾きが生じている。
例えば、イメージセンサ300がCMOSタイプの撮像素子である場合、通常線順次方式によって最上位の行のラインから最下位の行のラインに向かって順番にラインごとに画素信号が読み出される。そのため、遮光撮影時の画素値(暗電流値)は垂直方向(y方向)に沿って一定にならず、無視できない傾きが生じることがある。
図9には、第1領域IM1(隣接エリアBA1)の暗電流の傾きを示すラインD1と、第2領域IM2(隣接エリアBA2)の暗電流の傾きを示すラインD2が示されている。ラインD1の傾き角度θ1とラインD2の傾き角度θ2は一致しない。ただし、図9では傾きの違いを誇張して描いており、傾きも領域の特性によって変わる。
この場合、第1の実施形態のように垂直方向に沿って隣接エリアBA1、BA2の画素平均値を取得しても、傾きが生じている暗電流の特性を検出することができず、暗電流量補正を行っても、境界ラインR付近での段差を解消することができない。
そこで本実施形態では、遮光撮影時、水平方向(行方向、x方向)に沿ってラインごとに隣接エリア内で画素平均値を算出し、垂直方向に沿った暗電流値の傾きを求める。傾きを正確に検出するため、第1の実施形態と比べて隣接エリアの水平方向幅を広く設定してもよい。
そして、第1領域IM1の暗電流の傾きに合わせるように第2領域IM2の暗電流の傾きを補正する。例えば、傾きD1、D2の比に基づいて水平ラインごとに補正係数を算出することによって傾き補正が行われる。水平ラインごとに算出された差分値は、不揮発性メモリ44に記憶される。その結果、第2領域IM2の傾きが第1領域IM1の傾きと等しくなる。
実際の撮影動作が行われると、水平ラインごとに記憶された差分値に基づいて、第2領域IM2の撮影画像データに対し水平ラインごとに補正する。これによって、暗電流量が第1、第2領域IM1、IM2全体に渡って等しくなる。
なお、ここでは暗電流の傾きが線形(1次関数)であるが、イメージセンサによっては2次関数、あるいはさらに複雑な増加を示す場合もある。この場合、第1、第2領域IM1、IM2を水平方向に複数分割し、サブの分割領域を設ければよい。サブの分割領域ごとに暗電流の傾きを一次関数と捉えることにより、傾き補正および暗電流量補正を行うことができる。
次に、図10、11を用いて第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、第2の実施形態のように4つの分割領域が規定されており、境界ラインそれぞれに異なる暗電流の傾きが生じている。
図10は、第4の実施形態における有効画素領域を示した図である。図11は、垂直方向の境界ラインに沿ってそれぞれ異なる暗電流の傾きを示したグラフである。
イメージセンサ300’の有効画素領域EIでは、第1領域〜第4領域IM1〜IM4ごとに特性が異なり、水平方向、垂直方向に沿った暗電流の傾きは、各領域によって異なる。図11では、垂直方向に沿った境界ラインRYについて、第1領域IM1〜IM4のそれぞれ異なる暗電流の傾きDA1〜DA4を示している。水平方向に沿った境界ラインRXについても、同様に異なる傾きが生じている。
そのため本実施形態では、水平方向だけでなく垂直方向についても暗電流の傾き補正を行う。具体的には、第1領域IM1と第2領域IM2(隣接エリアBA1、BA2)に対し、水平方向に沿ったラインごとに画素平均値を求めて傾き補正を行い、各ラインの差分値を記憶する。また、第1領域IM1と第3領域IM3(隣接エリアBA5、BA6)に対し、垂直方向に沿った列方向ラインごとに画素平均値を求めて傾き補正を行い、差分値を列方向ラインごとに記憶する。
一方、第4領域IM4は第1領域IM1と隣接していない。そのため、第2領域IM2と第4領域IM4に対して水平方向の傾き補正を行って差分値を取得し、第3領域IM3と第4領域IM4に対して垂直方向の傾き補正を行って差分値を取得し、それらの平均値を第1領域IM1に対する第4領域IM4の差分値とする。
次に、図12、13を用いて第5の実施形態について説明する。第5の実施形態では、イメージセンサに設けられたOB領域で得られるOB画素値に基づいて、撮影画像データに含まれる暗電流成分を除去する。これは、第1〜第4の実施形態いずれにも行うことが可能である。ただし、ここでは第1の実施形態と同様に2つの領域が規定されているものとする。
図12は、第5の実施形態におけるイメージセンサを示した図である。図13は、撮影時の暗電流成分除去処理のフローを示した図である。
図12に示すように、イメージセンサ30の有効画素領域EIの周囲には、行方向に沿ったOB領域OB1と列方向に沿ったOB領域OB2が設けられている。遮光領域であるOB領域OB1、OB2から得られる画素値を、撮影画像データの対応する行、列の画素値から減算することにより、撮影画像データから暗電流成分が除去される。
第1の実施形態と同様、ここでは第1領域IM1、第2領域IM2との間には暗電流量の差分値ΔPが存在する。そのため、領域ごとにOB画素値を減算するとともに、初期設定時に記憶された差分値ΔPを加味して暗電流成分除去処理(OB減算処理)を行う。このとき、OB領域OB1、OB2の撮影画像データを別々に生成し、各撮影画像データの列方向、行方向に関して暗電流の除去演算処理を行う。
図13に示すように、撮影条件を検知してから撮影動作シーケンスが開始されると(S501〜S503)、OB画素値を保持し(S504)、OB領域OB1を利用してOB検波を行う(S505)。そして差分値ΔPに対して撮影条件等から補正係数を乗じた後(S506)、第1領域IM1、第2領域IM2に対し別々にOB減算処理を行う(S507)。差分値ΔPは、第2領域IM2に対するOB減算処理のときに利用され、OB減算量に加算される。そして、暗電流成分を除去した1フレーム分の撮影画像データが生成される(S508〜S510)。
このように第1〜第5の実施形態によれば、分割露光処理によって製造されたイメージセンサを備えたデジタルカメラにおいて、初期設定時に遮光撮影を行い、有効画素領域に露光処理の境界ラインに沿って規定される複数の分割領域の暗電流の特性を検出し、隣接エリア間での差分値を暗電流データとして記憶する。そして撮影時には、遮光撮影時の条件と撮影時の条件とを比較して定められる補正係数を差分値に乗じ、撮影画像データから補正した差分値を減算または加算処理する。
暗電流データの特性を検出するとき、OB領域の画素データを使用せず、有効画素領域の画素データのみ利用する。これにより、領域間での暗電流の差を正確に検出することができる。さらに、暗電流の傾きがある場合には傾き補正を行うことにより、領域内の場所(画素位置)によって暗電流値が相違する場合にも適切に段差を解消することができる。
また、撮影時の画像データに基づいて暗電流に関する値を計算せず、遮光撮影、実際の撮影時の条件(温度、露光時間、利得)に基づいて暗電流データの差分を補正しているため、カメラの使用状況、撮影環境などの違いによらず、暗電流データの差分を適切に補正することができる。なお、第1〜第5の実施形態ではデジタルカメラを適用しているが、それ以外の撮像装置に適用してもよい。
第1〜第5の実施形態では、遮光撮影によって暗電流データを取得し、記憶しているが、遮光撮影以外の撮影によっても条件が満たされる撮影であれば、暗電流データを記憶するようにしてもよい。また、領域間で暗電流量の差を低減することに関しては、を隣り合う領域間だけでなく、隣り合っていない離れた領域間を対象として、暗電流量の差を低減させるようにしてもよい。さらに、複数の領域が有効画素領域に規定されている撮像素子だけでなく、有効画素領域以外の領域も含めて複数の領域が規定される撮像素子に対し、暗電流量データに基づく撮影画像データの補正を行うことが可能である。
10 一眼レフ型デジタルカメラ
30 イメージセンサ(撮像素子)
40 システムコントロール回路(記憶手段、補正手段)
42 画像信号処理回路(補正手段)
44 不揮発性メモリ
EI 有効画素領域
IM1 第1領域
IM2 第2領域

Claims (11)

  1. 暗電流特性がそれぞれ異なる複数の領域から構成される撮像素子と、
    所定条件に基づく暗電流データ取得撮影によって前記複数の領域から読み出される画素信号に基づいて、前記複数の領域それぞれの暗電流データを記憶する記憶手段と、
    撮影時、領域間の暗電流特性を合わせるように、記憶された暗電流データに基づいて、撮影画像データを領域ごとに補正する補正手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記補正手段が、前記複数の領域間での暗電流の差を低減するように補正することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記補正手段が、領域間での垂直方向および水平方向の少なくともいずれか一方に沿った、傾きを加味した暗電流量が等しくなるように、領域ごとに撮影画像データを補正することを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の撮像装置。
  4. 前記記憶手段が、所定の領域の暗電流の傾きを基準としたときに異なる領域の暗電流の傾きを基準傾きに合わせる暗電流データの補正を施し、補正された暗電流データを記憶することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記補正手段が、暗電流データ取得撮影時と通常撮影時における温度、露光時間、利得のうち少なくともいずれか1つの比較に基づいて、暗電流データを補正し、補正した暗電流データに基づいて撮影画像データを補正することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記記憶手段が、隣り合う領域の境界付近における画素データに基づく暗電流データを記憶することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記撮像素子が、前記撮像素子の有効画素領域周辺にOB(Optical Black)領域を有し、
    前記補正手段が、撮影時に前記OB領域から読み出されるOBオフセット量および暗電流データに基づいて、撮影画像データ全体に対し暗電流除去処理を施すことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記撮像素子が、分割露光処理によって製造され、分割露光処理の境界に従って前記複数の領域が規定されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 暗電流特性がそれぞれ異なる複数の領域から構成される撮像素子を提供し、
    所定条件に基づく暗電流データ取得撮影によって前記複数の領域から読み出される画素信号に基づいて、前記複数の領域それぞれの暗電流データを記憶し、
    撮影時、領域間の暗電流特性を合わせるように、記憶された暗電流データに基づいて、撮影画像データを領域ごとに補正することを特徴とする撮像方法。
  10. 暗電流特性がそれぞれ異なる複数の領域から構成される撮像素子を備えた撮像装置を、
    所定の撮影条件に基づく撮影が可能であるかを判断する手段と、
    撮影可能な場合、撮影によって前記複数の領域から読み出される画素信号に基づいて、前記複数の領域それぞれの暗電流データを記憶する記憶手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 撮像装置を、
    ユーザによる撮影操作が行われると、撮影条件を検出する手段と、
    領域間の暗電流特性を合わせるように、請求項10に記載された暗電流データに基づいて、撮影画像データを領域ごとに補正する補正手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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