JP2016058361A - プラズマ処理装置、及び光を検出する方法 - Google Patents

プラズマ処理装置、及び光を検出する方法 Download PDF

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直樹 松本
祐介 吉田
Yusuke Yoshida
祐介 吉田
一平 清水
Ippei Shimizu
一平 清水
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Abstract

【課題】ガス導入部近傍で発生する光を精度良く検出するプラズマ処理装置、及び光を検出する方法を提供する。
【解決手段】プラズマ処理装置は、処理容器、ガス導入部、配管56、窓部材58、及び、受光器60を備えている。処理容器は、被処理体に対するプラズマ処理を行うための空間を提供する。ガス導入部には、処理容器内にガスを吐出するガス吐出孔54hが形成されている。配管56は、ガス導入部にガスソースからのガスを導く。窓部材58は、光学的に透明な部材であり、配管56内の流路を介してガス導入部に対向する配管56の壁面に設けられている。受光器60は、窓部材58と光学的に結合されている。受光器60は、配管56の外側に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、プラズマ処理装置、及び光を検出する方法に関するものである。
半導体デバイスといった電子デバイスの製造においては、一般的に、被処理体に対するプラズマ処理が行われる。プラズマ処理に用いられるプラズマ処理装置の一種として、特許文献1に記載されたプラズマ処理装置が知られている。特許文献1に記載されたプラズマ処理装置は、マイクロ波によってガスのプラズマを生成し、当該プラズマによって被処理体を処理するものである。
具体的に、特許文献1に記載されたプラズマ処理装置は、処理容器、載置台、誘電体窓、アンテナ、同軸導波管、マイクロ波発生器、配管、及びインジェクタを有している。載置台は、被処理体を支持するための機構であり、処理容器内に設けられている。誘電体窓は、載置台に対向するよう、当該載置台の上方に設けられている。アンテナは、所謂ラジアルラインスロットアンテナであり、誘電体窓上に設けられている。アンテナには同軸導波管が接続されている。同軸導波管は鉛直方向に延在しており、当該同軸導波管にはマイクロ波発生器からのマイクロ波が供給される。誘電体窓には、同軸導波管の中心軸線に沿って孔が形成されており、当該孔の中には、インジェクタが設けられている。インジェクタには鉛直方向に延びる多数のガス吐出孔が形成されている。このインジェクタには、配管が接続されている。配管は、同軸導波管の内側導体の内部において鉛直方向に延在している。
このプラズマ処理装置では、配管を介してインジェクタに供給されたガスが、当該インジェクタから処理容器内に吐出される。また、マイクロ波発生器からのマイクロ波が、同軸導波管を、アンテナ、及び誘電体窓を介して処理容器内に導入される。これにより、処理容器内においてガスのプラズマが生成される。
特開2008−251674号公報 特開昭63−16249号公報
特許文献1に記載されたプラズマ処理装置のインジェクタのようなガス導入部では、放電が生じることがあり、ガス導入部近傍での放電を検出することに対する要求が存在する。放電は発光を伴うので、光の検出によって当該放電を検出することが可能である。一般的に、プラズマ処理装置内の光を検出するためには、処理容器の側壁に窓部材を設け、窓部材を介して光を受光する受光器を処理容器の外部に設ける構成が採用される。しかしながら、処理容器内ではプラズマが生成され、ガス導入部で発生した放電に基づく光はプラズマの発光に基づく光と合成され、合成された光が受光器に到達するので、このような構成では、放電を精度良く検出することは困難である。したがって、ガス導入部近傍で発生する光を精度良く検出することが必要である。
一態様では、プラズマによって被処理体を処理するプラズマ処理装置が提供される。このプラズマ処理装置は、処理容器、ガス導入部、配管、窓部材、及び、受光器を備えている。処理容器は、被処理体に対するプラズマ処理を行うための空間を提供する。ガス導入部には、処理容器内にガスを吐出するガス吐出孔が形成されている。配管は、ガス導入部にガスソースからのガスを導く。窓部材は、光学的に透明な部材であり、配管内の流路を介してガス導入部に対向する当該配管の壁面に設けられている。受光器は、窓部材と光学的に結合されている。受光器は、配管の外側に設けられている。
一態様に係るプラズマ処理装置では、ガス導入部近傍からの光が配管内の流路を伝搬して、光学窓を介して受光器によって受光される。したがって、このプラズマ処理装置によれば、ガス導入部近傍の光を、処理容器内の空間を介することなく受光器によって受光して、当該光を検出することが可能である。したがって、ガス導入部近傍で発生する光を精度良く検出することが必要である。
一実施形態では、プラズマ処理装置は、載置台、誘電体窓、及びマイクロ波発生器を更に備える。載置台は、処理容器内において被処理体を支持する。誘電体窓は、載置台の上方に設けられている。アンテナは、誘電体窓上に設けられている。マイクロ波発生器は、アンテナに供給するマイクロ波を発生する。ガス導入部は、誘電体窓の鉛直方向に延びる中心軸線に沿って当該誘電体窓に形成された孔の内部に配置されている。一実施形態において、アンテナはラジアルラインスロットアンテナである。
一実施形態において、受光器は光の強度を測定する光検出器であってもよい。光検出器によって光の強度を測定することにより、ガス導入部近傍の放電に基づく光を検出することが可能となる。或いは、ガス導入部及び配管を介して伝搬する光の強度を光検出器によって測定することによって、配管の劣化を検出することが可能となる。例えば、光の強度が所定値以下であることを検出することにより、配管の劣化を検出することが可能となる。
一実施形態において、受光器は分光器であってもよい。分光器によって測定される光のスペクトルを用いることにより、例えば、ガス導入部のクリーニングの終了を検出することが可能となる。
別の一態様では、上述した一態様又は種々の実施形態のプラズマ処理装置において光を検出する方法が提供される。この方法では、配管内の流路及び窓部材を介して伝搬する光が受光器によって受光される。
一実施形態の方法では、ガス導入部における放電を検出するために、受光器によって光の強度が測定される。例えば、光の強度が所定値以上である場合に、放電の発生を検出することができる。
一実施形態の方法では、配管の劣化を検出するために、受光器によって光の強度が測定される。例えば、光の強度が所定値以下である場合に、配管の劣化を検出することができる。
一実施形態の方法では、受光器として分光器が用いられる。この方法では、ガス導入部のクリーニングの完了を検出するために、受光器によって光のスペクトルが測定される。例えば、クリーニングの進行と共に増加する所定波長の光の強度が所定値以上である場合に、クリーニングの完了を検出することができる。これに加えて、或いは、これに代えて、クリーニングの進行と共に減少する別の所定波長の光の強度が所定値以下である場合に、クリーニングの完了を検出することができる。或いは、所定波長の光の強度の変動が一定の範囲内にある場合に、及び/又は、別の所定波長の光の強度の変動が一定の範囲内にある場合に、クリーニングの完了を検出することができる。
以上説明したように、ガス導入部近傍で発生する光を精度良く検出することが可能となる。
一実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。 アンテナの一例を示す平面図である。 図1に示すプラズマ処理装置の中央供給部を示す図である。 光を検出する方法の一実施形態を示す流れ図である。 光を検出する方法の別の実施形態を示す流れ図である。 光を検出する方法の更に別の実施形態を示す流れ図である。
以下、図面を参照して種々の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、一実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す図である。図1には、プラズマ処理装置10の縦断面が示されている。プラズマ処理装置10は、マイクロ波によってプラズマを生成する装置である。プラズマ処理装置10は、処理容器12を備えている。処理容器12は、ウエハWを収容するための処理空間Sを提供している。処理容器12は、側壁12a、底部12b、及び、天部12cを含み得る。
側壁12aは、鉛直方向に延在する略円筒形状を有している。側壁12aの中心軸線は軸線Zと略一致している。底部12bは、側壁12aの下端側に設けられている。側壁12aの上端部は開口している。側壁12aの上端部開口は、誘電体窓18によって閉じられている。誘電体窓18は、側壁12aの上端部と天部12cとの間に挟持されている。この誘電体窓18と側壁12aの上端部との間には封止部材SL1が介在していてもよい。封止部材SL1は、例えばOリングであり、処理容器12の密閉に寄与する。
プラズマ処理装置10は、載置台20を更に備えている。載置台20は、処理容器12内に設けられている。この載置台20の上方には、上述の誘電体窓18が配置されている。載置台20は、プレート22、及び、静電チャック24を含んでいる。
プレート22は、略円盤状の金属製の部材であり、例えば、アルミニウムから構成されている。プレート22は、筒状の支持部SP1によって支持されている。支持部SP1は、底部12bから垂直上方に延びている。プレート22は、高周波電極を兼ねている。プレート22は、マッチングユニットMU及び給電棒PFRを介して、高周波バイアス電力を発生する高周波電源RFGに電気的に接続されている。高周波電源RFGは、ウエハWに引き込むイオンのエネルギーを制御するのに適した一定の周波数、例えば、13.56MHzの高周波バイアス電力を出力する。マッチングユニットMUは、高周波電源RFG側のインピーダンスと、主に電極、プラズマ、処理容器12といった負荷側のインピーダンスとの間で整合をとるための整合器を収容している。この整合器の中には、自己バイアス生成用のブロッキングコンデンサが含まれている。
プレート22の上面には、静電チャック24が設けられている。静電チャック24は、ベースプレート24a及びチャック部24bを含んでいる。ベースプレート24aは、略円盤状の金属製の部材であり、例えば、アルミニウムから構成されている。ベースプレート24aは、プレート22上に設けられている。ベースプレート24aの上面にはチャック部24bが設けられている。
チャック部24bの上面は、ウエハWを載置するための載置領域MRとして構成されている。この載置領域MRの中心は、軸線Z上に位置している。チャック部24bは、ウエハWを静電吸着力で保持する。チャック部24bは、誘電体膜の間に挟まれた電極膜を含んでいる。チャック部24bの電極膜には、直流電源DSCがスイッチSW及び被覆線CLを介して電気的に接続されている。チャック部24bは、直流電源DSCから印加される直流電圧により発生するクーロン力によって、その上面にウエハWを吸着保持することができる。このチャック部24bの径方向外側には、ウエハWのエッジを囲むフォーカスリングFRが設けられている。
また、プラズマ処理装置10は、温度制御機構を備え得る。温度制御機構の一部として、ベースプレート24aの内部には、冷媒室24gが設けられている。冷媒室24gには、チラーユニットから配管PP1を介して冷媒が供給される。冷媒室24gに供給された冷媒は、配管PP3を介してチラーユニットに戻されるようになっている。さらに、伝熱ガス供給部からの伝熱ガス、例えば、Heガスが、供給管PP2を介してチャック部24bの上面とウエハWの裏面との間に供給されるようになっている。
また、プラズマ処理装置10は、温度制御機構の一部として、ヒータHT、HS、HC、及び、HEを更に備え得る。ヒータHTは、天部12c内に設けられている。また、ヒータHSは、側壁12a内に設けられている。ヒータHCは、ベースプレート24a内に設けられている。ヒータHCは、ベースプレート24a内において、上述した載置領域MRの中央部分の下方、即ち軸線Zに交差する領域に設けられている。また、ヒータHEは、ベースプレート24a内に設けられており、ヒータHCを囲むように環状に延在している。ヒータHEは、上述した載置領域MRの外縁部分の下方に設けられている。
また、載置台20の周囲、即ち、載置台20と処理容器12の側壁12aとの間には、環状の排気路VLが設けられている。排気路VLの軸線Z方向における中間には、複数の貫通孔が形成された環状のバッフル板26が設けられている。排気路VLは、排気口28hを提供する排気管28に接続している。排気管28は、処理容器12の底部12bに取り付けられている。排気管28には、排気装置30が接続されている。排気装置30は、圧力調整器、及びターボ分子ポンプなどの真空ポンプを有している。この排気装置30により、処理容器12内の処理空間Sを所望の真空度まで減圧することができる。また、排気装置30を動作させることにより、載置台20の外周から排気路VLを介してガスを排気することができる。
一実施形態では、プラズマ処理装置10は、アンテナ44、及び、マイクロ波発生器32を更に備えている。また、プラズマ処理装置10は、同軸導波管16、チューナ34、導波管36、モード変換器38、誘電体板42、及び冷却ジャケット40を更に備え得る。
マイクロ波発生器32は、アンテナ44に供給されるマイクロ波、例えば2.45GHzの周波数のマイクロ波を発生する。マイクロ波発生器32は、チューナ34、導波管36、及びモード変換器38を介して、同軸導波管16の上部に接続されている。同軸導波管16は、鉛直方向に延在しており、その中心軸線は軸線Zに略一致している。
同軸導波管16は、外側導体16a及び内側導体16bを含んでいる。外側導体16a及び内側導体16bは、軸線Zを中心軸線として共有する円筒形状を有している。外側導体16aの下端は、導電性の表面を有する冷却ジャケット40の上部に電気的に接続され得る。内側導体16bは、外側導体16aの内側において、当該外側導体16aと同軸に設けられている。内側導体16bの下端は、アンテナ44に接続している。
一実施形態においては、アンテナ44は、ラジアルラインスロットアンテナである。アンテナ44は、天部12cに形成された開口内に配置されており、誘電体窓18の上面の上に設けられている。
アンテナ44上には、誘電体板42が設けられている。誘電体板42は、マイクロ波の波長を短縮させるものであり、略円盤形状を有している。誘電体板42は、例えば、石英又はアルミナから構成される。誘電体板42は、アンテナ44と冷却ジャケット40の下面の間に挟持されている。
図2は、アンテナの一例を示す平面図である。アンテナ44は、薄板状であって、円盤状である。アンテナ44の中心CSは、軸線Z上に位置している。アンテナ44には、複数のスロット対44pが設けられている。複数のスロット対44pの各々は、板厚方向に貫通する二つのスロット孔44a,44bを含んでいる。スロット孔44a,44bそれぞれの平面形状は、長孔形状である。各スロット対44pにおいて、スロット孔44aの長軸が延びる方向と、スロット孔44bの長軸が延びる方向は、互いに交差又は直交している。図2に示す例では、複数のスロット対44pは、軸線Zを中心とする仮想円VCの内側に設けられた内側スロット対群ISPと仮想円VCの外側に設けられた外側スロット対群OSPとに大別されている。
再び図1を参照する。プラズマ処理装置10では、マイクロ波発生器32からのTEモードのマイクロ波が導波管36を介してモード変換器38に伝搬する。モード変換器38はマイクロ波のモードをTEモードからTEMモードに変換する。TEMモードのマイクロ波は、同軸導波管16及び誘電体板42を経由して、スロット孔44a及び44bから誘電体窓18に供給される。
このプラズマ処理装置10は、中央供給部50及び周辺供給部52を更に備えている。中央供給部50は、軸線Zに沿って誘電体窓18に形成された孔から処理容器12内にガスを導入する。この中央供給部50は、主として、ウエハWの中心領域に向けたガスの流れを形成する。
周辺供給部52は、複数の周辺導入口52iを提供している。複数の周辺導入口52iは、主としてウエハWのエッジ領域にガスを供給する。複数の周辺導入口52iは、ウエハWのエッジ領域、又は、載置領域MRの縁部に向けて開口している。複数の周辺導入口52iは、中央供給部50よりも下方、且つ、載置台20の上方において周方向に沿って配列されている。即ち、複数の周辺導入口52iは、誘電体窓18の直下よりも電子温度の低い領域(プラズマ拡散領域)において軸線Zを中心として環状に配列されている。この周辺供給部52は、電子温度の低い領域からウエハWに向けてガスを供給する。したがって、周辺供給部52から処理空間Sに導入されるガスの解離度は、中央供給部50から処理空間Sに供給されるガスの解離度よりも抑制される。
一実施形態では、周辺供給部52は、環状の管52pを有している。この管52pには、複数の周辺導入口52iが形成されている。環状の管52pは、例えば、石英から構成され得る。一実施形態では、環状の管52pは、側壁12aの内壁面に沿って設けられている。
中央供給部50には、第1の流量制御ユニット群FCG1を介して第1のガスソース群GSG1が接続されている。また、周辺供給部52には、第2の流量制御ユニット群FCG2を介して第2のガスソース群GSG2が接続されている。
第1のガスソース群GSG1は、複数のガスソースを有している。第1の流量制御ユニット群FCG1は、複数の流量制御ユニットを有している。各流量制御ユニットは、例えば、二つのバルブと、当該二つのバルブ間に設けられた流量制御器を含んでいる。流量制御器は、例えば、マスフローコントローラである。第1のガスソース群GSG1の複数のガスソースはそれぞれ、第1の流量制御ユニット群FCG1の複数の流量制御ユニットのうち対応の流量制御ユニットを介して中央供給部50に接続されている。
また、第2のガスソース群GSG2は、複数のガスソースを有している。第2の流量制御ユニット群FCG2は、複数の流量制御ユニットを有している。各流量制御ユニットは、例えば、二つのバルブと、当該二つのバルブ間に設けられた流量制御器を含んでいる。流量制御器は、例えば、マスフローコントローラである。第2のガスソース群GSG2の複数のガスソースはそれぞれ、第2の流量制御ユニット群FCG2の複数の流量制御ユニットのうち対応の流量制御ユニットを介して周辺供給部52に接続されている。
また、プラズマ処理装置10は、制御部Cntを更に備えている。制御部Cntは、プログラム可能なコンピュータ装置といった制御器であり得る。制御部Cntは、レシピに基づくプログラムに従ってプラズマ処理装置10の各部を制御し得る。
このプラズマ処理装置10では、中央供給部50及び周辺供給部52から処理容器12内にガスが供給される。また、上述したように誘電体窓18に供給されたマイクロ波が処理容器12内に導入される。これにより、ガスのプラズマが生成される。このように生成されたガスのプラズマによってウエハWが処理されるようになっている。また、中央供給部50及び周辺供給部52からは、処理容器12内にクリーニング用のガスを供給することも可能である。クリーニング用のガスは、限定されるものではないが、例えば、酸素ガスを含み得る。プラズマ処理装置10では、クリーニングガスのプラズマが生成されることにより、処理容器12の内壁面や処理容器12内の空間に露出する各種部品のクリーニングが行われる。
以下、中央供給部50について詳細に説明する。図3は、図1に示すプラズマ処理装置の中央供給部を示す図である。図3に示すように、誘電体窓18には、軸線Zに沿って当該誘電体窓18を貫通する孔18hが形成されている。孔18hの上側部分は後述するインジェクタ54が収容される空間18sである。また、孔18hの下側部分は空間18sに連続しており、当該空間18sよりも幅の狭い連通孔18iとなっている。
中央供給部50は、インジェクタ54及び配管56を含んでいる。インジェクタ54は、一実施形態に係るガス導入部を構成している。インジェクタ54は、上面54aと下面54bとを有するブロック状の部材であり、空間18s内に配置されている。インジェクタ54には、上面54aから下面54bまで延びて当該インジェクタ54を貫通する複数のガス吐出孔54hが形成されている。これらガス吐出孔54hは、処理容器12内にガスを吐出するための孔である。
配管56は、ガスソース群GSG1からのガスをインジェクタ54に導くための配管である。配管56は、端部56aを有している。端部56aは、略円盤形状を有している。端部56aは、空間18s内に収容されており、インジェクタ54の上方に配置されている。配管56は、端部56aから、同軸導波管16の内側導体16bの内孔を通って軸線Zに沿って延在し、その中間から軸線Zに交差する方向に延びている。配管56の端部56aと反対側の端部には、ガスソース群GSG1からのガスが供給される。
配管56には、開口が形成されている。この開口は、配管56の壁部のうち、インジェクタ54に対向する領域に形成されている。この開口は、光学的に透明な窓部材58によって閉じられている。窓部材58は、例えば、石英ガラスから構成され得る。
図1及び図3に示すように、プラズマ処理装置10は、受光器60を更に備えている。受光器60は、配管56の外側に設けられており、窓部材58と光学的に結合されている。即ち、受光器60は、配管56内の流路を伝搬して窓部材58から出力される光を受光する。したがって、受光器60は、ガス導入部であるインジェクタ54近傍で発生した光を処理容器12内の空間を介することなく、受光することが可能である。故に、プラズマ処理装置10によれば、ガス導入部であるインジェクタ54近傍で発生した光を精度良く検出することが可能である。
一実施形態では、受光器60は、光の強度を測定する光検出器である。この実施形態では、受光器60は、窓部材58から出力された光の強度を測定する。この光の強度に基づき、インジェクタ54近傍における放電を検出することが可能である。或いは、この光の強度に基づき、配管56の劣化を検出することが可能である。また、別の実施形態では、受光器60は、分光器である。この実施形態では、受光器60は、窓部材58から出力された光のスペクトルを測定する。このスペクトルに基づき、インジェクタ54のクリーニングの完了を検出することが可能である。
以下、プラズマ処理装置10において光を検出する方法の種々の実施形態について説明する。図4は、光を検出する方法の一実施形態を示す流れ図である。図4に示す方法MT1は、放電を検出するために実行される。MT1の実行の際には、プラズマ処理装置の処理容器内でプラズマが生成される。そして、工程S11〜工程S14が実行される。
工程S11では、受光器60によって光が受光される。方法MT1の実行に用いられる受光器60は、光の強度を検出する光検出器であり得る。続く工程S12では、受光器60によって受光された光の強度が測定される。具体的に、工程S12では、受光器60によって、光の強度に対応する信号が出力される。続く工程S13では、放電の有無が検出される。インジェクタ54の近傍で放電が発生している際には、受光器60によって測定された光の強度が、所定値以上となる。したがって、工程S13では、受光器60によって受光された光の強度が所定値以上である場合に、放電を検出したものと判定することができる。なお、工程S13における判定は、制御部Cntによって行うことができる。この場合に、受光器60は、光の強度に対応する信号を制御部Cntに与えるよう構成される。
続く、工程S14では、放電検出のための工程S11〜工程S13までの処理を終了するか否かが判定される。工程S14において、工程S11〜工程S13までの処理を終了しないと判定される場合には、工程S11からの処理が継続される。一方、工程S14において、工程S11〜工程S13までの処理を終了すると判定される場合には、方法MT1が終了する。なお、例えば、工程S14では、プラズマ処理装置におけるプラズマ処理を終了するか否かが判定され、プラズマ処理を終了しないと判定される場合には、工程S11からの処理が継続される。一方、工程S14において、プラズマ処理を終了する判定される場合には、方法MT1は終了する。
この方法MT1によれば、ガス導入部であるインジェクタ54の近傍で発生した光が、処理容器12内の空間を介することなく、受光器60によって受光される。したがって、プラズマ処理装置10によれば、ガス導入部であるインジェクタ54の近傍で発生した光を精度良く検出することが可能である。故に、ガス導入部であるインジェクタ54の近傍で発生した放電を精度良く検出することが可能となる。
図5は、光を検出する方法の別の実施形態を示す流れ図である。図5に示す方法MT2は、配管56の劣化を検出するために実行される。方法MT2の実行の際には、配管56内において光を伝搬させるために、プラズマ処理装置の処理容器内でプラズマが生成されていてもよい。或いは、インジェクタ54の下方に光源を配置して、インジェクタ54を介して配管56内に光を伝搬させてもよい。そして、方法MT2では、工程S21〜工程S23が実行される。
工程S21、工程S22はそれぞれ、工程S11、工程S12と同様の工程である。工程S23では、工程S22において測定された光の強度に基づき、配管56の劣化の有無が検出される。配管56の内壁が腐食等によって劣化していると、配管56を伝搬する光は、配管56の内壁が劣化していない場合に比べて、配管56の内壁によって大きく散乱され、或いは、大きく吸収される。したがって、配管56の内壁が劣化している場合には、受光器60によって受光される光の強度は、配管56の内壁が劣化していない場合に比べて小さくなる。したがって、工程S23では、受光器60によって受光された光の強度が所定値以下である場合に、配管56の劣化を検出したものと判定することができる。なお、工程S23における判定は、制御部Cntによって行うことができる。この場合に、受光器60は、光の強度に対応する信号を制御部Cntに与えるよう構成される。
かかる方法MT2によれば、配管56の劣化を、処理容器12内の空間を伝搬することなく配管56を伝搬する光に基づいて検出することができる。したがって、方法MT2によれば、配管56の劣化を精度良く検出することが可能である。
図6は、光を検出する方法の更に別の実施形態を示す流れ図である。図6に示す方法MT3は、ガス導入部であるインジェクタ54のクリーニングの終了を検出するために実行される。方法MT3は、工程S31で開始する。工程S31では、インジェクタ54のクリーニングが開始される。具体的に、工程S31では、中央供給部50からクリーニングガスが供給される。クリーニングガスは、インジェクタ54に付着する堆積物を除去し得るガスであり、限定されるものではないが、例えば、酸素ガスを含み得る。また、クリーニングガスは、酸素ガスに加えて希ガスを含み得る。工程S31では、更に、クリーニングガスのプラズマが生成される。なお、工程S31では、周辺供給部52からもクリーニングガスが供給されてもよい。
続く工程S32では、受光器60によって光が受光される。方法MT3では、受光器60は分光器である。したがって、続く工程S33では、受光器60によって受光された光に基づいて、当該受光器60によってスペクトル強度が測定される。続く工程S34では、クリーニングが完了したか否かが判定される。
インジェクタ54のクリーニングが進行するに伴い、所定波長の光の強度は増加し、クリーニングが完了すると、当該所定波長の光の強度の変動が小さくなる。例えば、クリーニングガスに含まれる活性種は、クリーニングの完了が近付くにつれて消費されなくなり、当該活性種に基づく所定波長の光の強度は増加し、クリーニングが完了すると、当該所定波長の光の強度の変動が小さくなる。また、インジェクタ54のクリーニングが進行するに伴い、別の所定波長の光の強度は減少し、クリーニングが完了すると、当該別の所定波長の光の強度の変動が小さくなる。例えば、クリーニングによって除去される物質は、クリーニングの進行につれて減少し、当該物質に基づく別の所定波長の光の強度は減少し、クリーニングが完了すると、当該別の所定波長の光の強度の変動が小さくなる。
したがって、工程S34では、測定されたスペクトルにおける所定波長の光の強度が所定値以上となっている場合に、クリーニングが完了していると判定することができる。これに加えて、或いは、これに代えて、工程S34では、測定されたスペクトルにおける別の所定波長の光の強度が所定値以下となっている場合に、クリーニングが完了していると判定することができる。或いは、測定されたスペクトルにおける所定波長の光の強度の変動が一定の範囲内にある場合に、及び/又は、別の所定波長の光の強度の変動が一定の範囲内にある場合に、クリーニングが完了していると判定することができる。このような判定基準に基づき、クリーニングが完了していないと判定される場合には、工程S32からの処理が続行される。一方、クリーンニングが完了していると判定される場合には、方法MT3が終了する。方法MT3が終了するときには、工程S31のクリーニングも終了される。なお、工程S34における判定は、制御部Cntによって行うことができる。この場合に、受光器60は、スペクトルに対応する信号を制御部Cntに与えるよう構成される。
かかる方法MT3によれば、インジェクタ54のクリーニングの完了を、処理容器12内の空間を伝搬することなく配管56を伝搬する光に基づいて検出することができる。したがって、方法MT3によれば、インジェクタ54のクリーニングが完了する時点を精度良く検出することが可能である。
以上、種々の実施形態について説明してきたが、上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を構成可能である。上述した実施形態のプラズマ処理装置は、マイクロ波を用いてプラズマを生成するプラズマ処理装置であるが、ガス導入部近傍の発光を検出するための上述した構成は、処理容器内にガスを導入するガス導入部を有し、当該ガス導入部に接続された配管を有するものであれば、誘導結合型のプラズマ処理装置といった任意のプラズマ処理装置に適用され得る。
10…プラズマ処理装置、12…処理容器、16…同軸導波管、18…誘電体窓、32…マイクロ波発生器、44…アンテナ、50…中央供給部、54…インジェクタ、54h…ガス吐出孔、56…配管、58…窓部材、60…受光器、Cnt…制御部。

Claims (11)

  1. プラズマによって被処理体を処理するプラズマ処理装置であって、
    処理容器と、
    前記処理容器内にガスを吐出するガス吐出孔が形成されたガス導入部と、
    前記ガス導入部にガスソースからのガスを導く配管と、
    前記配管内の流路を介して前記ガス導入部に対向する該配管の壁面に設けられた光学的に透明な窓部材と、
    前記窓部材に光学的に結合された受光器であり、前記配管の外側に設けられた該受光器と、
    を備えるプラズマ処理装置。
  2. 前記プラズマ処理装置は、
    前記処理容器内において被処理体を支持する載置台と、
    前記載置台の上方に設けられた誘電体窓と、
    前記誘電体窓上に設けれたアンテナと、
    前記アンテナに供給されるマイクロ波を発生するマイクロ波発生器と、
    を更に備え、
    前記ガス導入部は、前記誘電体窓の鉛直方向に延びる中心軸線に沿って該誘電体窓に形成された孔の内部に配置されている、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記アンテナは、ラジアルラインスロットアンテナである、請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記受光器は光の強度を測定する光検出器である、請求項1〜3の何れか一項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記受光器は分光器である、請求項1〜3の何れか一項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載されたプラズマ処理装置において光を検出する方法であって、
    前記配管内の流路及び前記窓部材を介して伝搬する光を前記受光器によって受光する、
    方法。
  7. 前記ガス導入部における放電を検出するために、前記受光器によって光の強度を測定する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記光の強度が所定値以上である場合に、放電の発生を検出する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記配管の劣化を検出するために、前記受光器によって光の強度を測定する、請求項6に記載の方法。
  10. 前記光の強度が所定値以下である場合に、配管の劣化を検出する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記プラズマ処理装置は請求項5に記載されたプラズマ処理装置であり、前記ガス導入部のクリーニングの完了を検出するために、前記受光器によって光のスペクトルを測定する、請求項6に記載の方法。
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